JPH04314756A - ポリアミドとスルホンアミド構造単位含有ポリマーとのポリマーブレンド - Google Patents

ポリアミドとスルホンアミド構造単位含有ポリマーとのポリマーブレンド

Info

Publication number
JPH04314756A
JPH04314756A JP3350937A JP35093791A JPH04314756A JP H04314756 A JPH04314756 A JP H04314756A JP 3350937 A JP3350937 A JP 3350937A JP 35093791 A JP35093791 A JP 35093791A JP H04314756 A JPH04314756 A JP H04314756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfonamide
hydrocarbon group
polyamide
monomer
aromatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3350937A
Other languages
English (en)
Inventor
Georg Heger
ゲオルク・ヘガー
Holger Luetjens
ホルガー・リユーエンス
Gerd Fengler
ゲルト・フエングラー
Christian Lindner
クリスチヤン・リンドナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH04314756A publication Critical patent/JPH04314756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L33/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L33/24Homopolymers or copolymers of amides or imides
    • C08L33/26Homopolymers or copolymers of acrylamide or methacrylamide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L41/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a bond to sulfur or by a heterocyclic ring containing sulfur; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はポリアミド及びスルホンアミド構
造単位を含むビニル重合体の改良された重合体ブレンド
に関する。減ぜられた吸水性及び改良された寸法安定性
を良好な機械的安定性例えば衝撃強度及び剛性、最小の
変色性、高耐熱性及び耐移動性と共に兼ね備えたポリア
ミド成形化合物が斯くして製造される。
【0002】ポリアミドは、その好ましい機械的及び物
理的性質のために、重要な構造材料として工業的に確立
された立場にある。ポリアミドの特徴はその比較的高い
吸水性である。
【0003】この吸水性はカルボン酸アミド基に帰せら
れる。この高極性のために、それは水に対して特別な親
和性を示す。水の吸収(これはポリアミド成形物を水に
浸した時ばかりでなく、湿度のある空気に曝した時にも
起こる)は重合体分子中のカルボン酸アミド基の数に直
接関係する。工業的熱可塑性物例えばポリアミド−6、
ポリアミド−46及びポリアミド−66は特に影響され
る。
【0004】ポリアミドの非晶性領域に侵入する水は、
それ自体重合体中の水素橋を弛め、カルボン酸アミド基
間に水素橋を形成する。従ってすべての機械的及び物理
性(材料の可塑性)が影響される。
【0005】重要な性能例えば靭性、破断伸張、誘電率
及び弾性率は大程度に吸収性に影響される。ある種のポ
リアミドの性質は水の吸収によって改善され、一方他の
性質は悪影響を受ける。すなわち新しく成形した部品と
比べて衝撃強度は改善されるが、剛性と誘電率は減少す
る。
【0006】吸水の他の結果は、成形物の不適当な寸法
安定性である。水との短期間の接触によって生ずる寸法
変化だけは乾燥によって元に戻るが、長期間の湿気への
露呈は成形物の不可塑的な寸法変化をもたらす。
【0007】成形物の貧弱な寸法安定性は水での調整に
よって明らかに改善されるが、機械的性質は上述の如く
加工に悪影響を及ぼす。
【0008】しかしながら、ポリアミド成形物の剛性及
び寸法安定性を維持し又は改善することは、例えば自動
車及び機械の構成分及び工場及び装置の製造におけるよ
うに耐負荷性又は支持強度の機能を果すことが意図され
ている場合、重要な必要条件である。
【0009】ポリアミドの吸水を減ずる1つの既知の方
法は、公知の低分子量のポリアミド可塑剤例えば特別な
フェノール(独国特許公報第3,248,329号を参
照)又は特別な芳香族アミン(ヨーロッパ特許第166
,321号を参照)を添加することである。これらの添
加剤の欠点は、その耐移動性の欠如、不適当な加工安定
性及び混入中に悪臭を発生しうる高揮発性である。
【0010】今回スルホンアミド構造単位を含むビニル
重合体のポリアミドへの添加は吸水性を減ずるが、良好
な機械的性質例えば靭性及び剛性並びに寸法安定性を与
えるということが発見された。同時にこの新規な成形化
合物は、耐移動性、低含量の揮発性成分、最小の変色、
耐溶媒抽出性、高耐老化性及び高耐熱性が特色である。
【0011】従って本発明は A)ポリアミドA)及び B)ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体及び随時
他のスルホンアミドを含むビニル単量体の単独重合体又
は共重合体B)を含有する重合体ブレンドに関する。
【0012】本発明は熱可塑性成形化合物の製造に対し
て成分A)及びB)の重合体ブレンドを用いることにも
関する。
【0013】本発明による重合体ブレンドのポリアミド
成分A)は、いずれかの部分結晶性ポリアミド、更に特
にポリアミド−6、ポリアミド−66、ポリアミド−4
6から、及びこれらの成分に基づく混合物及び部分結晶
性コポリアミドから選択することができる。他の適当な
部分結晶性ポリアミドは、酸成分が特に完全に又は部分
的に(アジピン酸又はε−カプロラクトンのほかに)テ
レフタル酸及び/又はイソフタル酸及び/又はスベリン
酸及び/又はセバシン酸及び/又はアゼライン酸及び/
又はドデカンジカルボン酸及び/又はアジピン酸及び/
又はシクロヘキサンジカルボン酸からなる及びジアミン
成分が完全に又は部分的に特にm−及び/又はp−キシ
レンジアミン及び/又はテトラメチレンジアミン及び/
又はヘキサメチレンジアミン及び/又は2,2,4−及
び/又は2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミ
ン及び/又はイソフオロンジアミンからなる及び組成が
従来の技術から公知であるものである。
【0014】他の適当な部分的に結晶性のポリアミドは
、随時上述した出発成分の1つ又はそれ以上を用いるこ
とにより、C6〜12ラクタムから完全に又は部分的に
製造されたものである。
【0015】特に好適な部分的に結晶性のポリアミドA
)はポリアミド−6及びポリアミド−6,6、これらの
混合物、或いはこれらの、少%含量にすぎない(約10
重量%までの)共成分とのコポリアミドである。非晶性
ポリアミドはポリアミド成分A)として使用することも
できる。これらはジアミン例えばエチレンジアミン、テ
トラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、デカ
メチレンジアミン、2,2,4−及び/又は2,4,4
−トリメチルヘキサメチレンジアミン、m−及び/又は
p−キシレンジアミン、ビス−(4−アミノシクロヘキ
シル)−メタン、或いは4,4′−又は2,2′−ジア
ミノジシクロヘキシルメタン、2,2−ビス−(4−ア
ミノシクロヘキシル)−メタン、3,3′−ジメチル−
4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、3−アミ
ノエチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルメタ
ン、2,5−及び/又は2,6−ビス−(アミノエチル
)−ノルボルナン及び/又は1,4−ジアミノメチルシ
クロヘキサンの混合物の、ジカルボン酸例えばシュウ酸
、アジピン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸、ヘ
プタデカンジカルボン酸、2,2,4−及び/又は2,
4,4−トリメチルアジピン酸、イソフタル酸又は少量
のテレフタル酸との重縮合によって得られる。またアミ
ノカルボン酸例えばω−アミノカプロン酸、ω−アミノ
ウンデカン酸又はω−アミノラウリン酸或いはこれらの
ラクタムの添加で製造される如きいくつかの単量体の重
縮合によって得られる非晶性共重合体も適当である。
【0016】特に適当な非晶性ポリアミドは、イソフタ
ル酸、ヘキサメチレンジアミン及び他のジアミン例えば
4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、イソフオ
ロンジアミン、2,2,4−及び/又は2,4,4−ト
リメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−及び/又は
2,6−ビス−(アミノメチル)−ノルボルナンから、
或いはイソフタル酸、4,4′−ジアミノジシクロヘキ
シルメタン及びε−カプロラクタムから、或いはイソフ
タル酸、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジシ
クロヘキシルメタン及びラウリンラクタムから、或いは
テレフタル酸及び2,2,4−及び/又は2,4,4−
トリメチルヘキサメチレンジアミンの異性体混合物から
製造されるポリアミドである。
【0017】純粋な4.4′−ジアミノジシクロヘキシ
ルメタンの代りに、 4,4′−ジアミノ異性体  70〜99モル%2,4
′−ジアミノ異性体    0〜30モル%2,2′−
ジアミノ異性体    0〜2モル%からなる位置異性
体ジアミノジシクロヘキシルメタンの混合物及び随時工
業的ジアミノフェニルメタンの水素化によって得られる
対応して更に高度に縮合したジアミンを用いることも可
能である。
【0018】ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体
及び随時他のスルホンアミドを含まないビニル単量体は
本発明による重合体ブレンドの成分B)として適当であ
る。スルホンアミド単量体は式(II)及び(III)
【0019】
【化3】
【0020】[式中、R1=H、メチルX=単結合、C
1〜8アルキレン、2官能性芳香族C6〜25炭化水素
基、R2=C1〜12アルキル、単官能性芳香族C6〜
26炭化水素基]
【0021】
【化4】
【0022】[式中、R1=H、メチルY=単結合、C
1〜8アルキレン、2官能性芳香族C6〜25炭化水素
基、    R3=水素、C1〜12アルキル、1価の
芳香族C6〜25炭化水素基、 C6〜25炭化水素基]に相当するビニル単量体。
【0023】式(II)及び(III)に相当する特に
好適なビニル単量体は、R1=H、CH3X=単結合、
C1〜4アルキレン、2官能性芳香族C6〜15及び更
に特にC6〜9   R2=C1〜8アルキル、更に特にC1〜4アルキ
ル、単官能性芳香族C6〜15及び更に特にC6〜9炭
化水素基Y=単結合、C1〜4アルキレン、2官能性芳
香族C6〜15及び更に特にC6〜9     R3=水素、C1〜8アルキル、更に特にC1
〜4アルキル、単官能性C6〜15及          アルキル、更に特にC1〜4アルキ
ル又は単官能性芳香族C6〜15及び更に特にC6〜9
炭化水素基)、のものである。次のものは式(II)及
び(III)に相当する適当なスルホンアミド単量体の
例である:
【0024】
【化5】
【0025】本発明の関連において、スルホンアミドを
含まないビニル単量体は、 a)ビニル化合物例えばスチレン、α−メチルスチレン
、ハロスチレン、メトキシスチレン、b)ビニルハライ
ド例えば塩化ビニル、弗化ビニル、塩化ビニリデン、 c)ビニルアルキルケトン例えばビニルメチルケトン、
d)有機酸のビニルエステル例えば酢酸ビニル、酪酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、 e)α,β−不飽和カルボン酸例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、マレイン酸、 f)アクリル酸及びメタクリル酸の誘導体例えばアクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸アミド、
メタクリル酸アミド、N−メチロールアクリルアミド、
N−メチロールメタクリルアミド、ジメチルアミノプロ
ピルアミド、 g)C1〜4アルキルアクリレート例えばメチル、エチ
ル、n−、イソ−又はtert−ブチル、オクチル、2
−エチルヘキシルアクリレート、クロルエチルアクリレ
ート、ベンジルアクリレート、フェニルエチルアクリレ
ート、 h)重合しうるオレフィン及びジエン例えばイソブチレ
ン、ブタジエン、イソプレン、プロピレン、クロロプレ
ン、或いは例えば i)ビニルアルキルエーテル。
【0026】単独重合体又は共重合体B)は好ましくは
式(IV)及び/又は(V)
【0027】
【化6】
【0028】[式中、R1、X、R2、Y及びR3は式
(II)及び(III)に対して定義した通りである]
に相当する構造単位を、1〜100重量%、好ましくは
5〜100重量%の量で含有する。
【0029】単独重合体又は共重合体B)は公知の方法
に従い、式(I)に相当する構造単位を含むラジカル重
合しうるスルホンアミド単量体、好ましくは式(II)
及び(III)に相当するスルホンアミド、及び随時上
述したスルホンアミドを含まないビニル単量体の重合に
よって製造しうる。
【0030】重合は好ましくは溶液、懸濁又は乳化重合
として、好ましくはラジカル開始剤の存在下に行われる
。適当なラジカル開始剤は、例えばアゾ基を含む化合物
例えばアゾイソブチロジニトリル、4,4−アゾ−ビス
−(4−シアノ吉草酸)、有機過酸化物例えばベンゾイ
ルパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパーオキ
サイド、ジベンゾイルパーオキサイド、及び無機過酸化
物塩例えば過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムである
【0031】重合を溶液で行う場合、用いる溶媒は単量
体だけが溶解する溶媒又は単量体及び重合体が溶解する
溶媒であってよい。適当な有機溶媒は例えばブタノール
、メチルエチルケトン、エチルベンゼンである。
【0032】重合を(水性)乳化液で行う場合、単量体
は乳化剤、例えば陰イオン性、陽イオン性又は非イオン
性乳化剤例えば脂肪酸のナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム塩、ラウリル硫酸ナトリウム、C14〜18アル
キルスルホン酸ナトリウム、オレイル又はオクタデシル
アルコールで最良に乳化される。
【0033】重合は昇温度例えば+30〜+90℃、更
に特に+60〜+85℃で有利に行われる。単独重合体
又は共重合体B)の分子量は公知の方法で、即ち重合温
度、単量体濃度、触媒の量及び分子量の調節剤によって
調節しうる。好適な分子量調節剤は有機硫黄化合物例え
ばメルカプタン又はジスルフィド、更に特に長鎖メルカ
プタン例えばn−及びtert−ドデシルメルカプタン
である。これらは普通単量体に溶解する。本発明による
重合体の分子量Mw(重量平均)(光散乱又は沈降法で
決定)は1000〜5,000,000g/モルの範囲
である。
【0034】本発明による重合体ブレンドは成分A)7
0〜99重量%及び成分B)30〜1重量%からなる。
【0035】好適な具体例において、それは成分A)8
5〜97.5重量%及び成分B)15〜2.5重量%か
らなる。
【0036】例えば滑剤及び離型剤、造核剤、可塑剤、
安定剤、難燃剤、充填剤及び強化剤、染料及び熱安定剤
、抗酸化剤及び/又は光安定剤を含む典型的な添加剤も
本発明の混合物中に混入しうる。
【0037】本発明による成形化合物は、成分を標準的
混合装置例えばロール、混練機、単軸又は多軸スクリュ
ー押出し機で混合することによって製造しうる。
【0038】本発明による重合体ブレンドは、熱可塑性
物に対して通常使用されるいずれかの方法例えば押出し
及び射出成形によってすべての種類の成形物を製造する
のに適当である。
【0039】
【実施例】1)使用成分: A)ポリアミド−6、相対粘度3.0(m−クレゾール
中1重量%溶液で25℃下に測定) B)スルホンアミド重合体 B1)式(IIa)
【0040】
【化7】
【0041】に相当する単量体をメチルエチルケトン中
で溶液重合させることによって製造した単独重合体、[
η]DMF=0.45dl/g、但し[η]=ジメチル
ホルムアミド中25℃で測定した固有粘度B2)メタク
リル酸メチル及び式(IIa)に相当する単量体の、重
量比85:15の単量体混合物をメチルエチルケトン中
で溶液重合することによって製造した共重合体、[η]
DMF=0.42dl/gB3)式(IIIa)
【0042】
【化8】
【0043】に相当する単量体をジメチルアセトアミド
中で溶液重合することによって製造した単独重合体B4
)メタクリル酸メチル及び式(IIIa)に相当する単
量体の、重合比85:15の単量体混合物をメチルエチ
ルケトン中で溶液重合することによって製造した共重合
体、[η]DMF=0.36dl/gB5)メタクリル
酸メチル及び式(IIIa)に相当する単量体の、重量
比70:30の単量体混合物をメチルエチルケトン中で
溶液重合することによって製造した共重合体[η]DM
F=0.40dl/g。
【0044】2.成形コンパウンドの製造と試験ポリア
ミドA)を連続作動2軸押出し機中で溶融させ、この溶
融物に成分B)を添加し、溶融物を均一にした。 シリンダーの温度は、270〜320℃の溶融温度が維
持できるように選択した。溶融物糸(strand)を
、ノズルを出る前に脱気し、水中に導き、粒状化し、乾
燥した。
【0045】標準的な射出成形機により成形コンパウン
ドから寸法80mm×10mm×4mmの試験試料を作
った。この試験試料を用いて、新しく成形した状態での
及び調整後の曲げ弾性率(DIN  53457)、新
しく成形した状態での及び調整後の刻目入りイゾド衝撃
強度(ISO  180)、及びVICAT軟化温度V
ST/B(DIN  53460)を決定した。吸水性
は、21日間40℃で水中に貯蔵した後及び70℃/相
対湿度62%で貯蔵した後に重量分析で決定した(IS
O  1110)。
【0046】成形化合物の組成を表1に、試験結果を表
2に示す。
【0047】本発明による成形コンパウンドは、減ぜら
れた吸水性及び高寸法安定性、成分B)の耐移行性、及
び明るい自然の色が特色である。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】実施例3〜6の試験試料は、40℃下に暖
水で処理した時耐抽出性であり、そして実施例1と比較
した場合調整後に吸水性の減少、高靭性値及び高曲げ弾
性率を示した。
【0051】本発明の特徴及び態様は以下の通りである
: 1.A)ポリアミド及び B)ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体及び、随
時、他のスルホンアミド不含ビニル単量体の単独重合体
又は共重合体を含有する重合体ブレンド。
【0052】2.A)熱可塑性ポリアミド70〜99重
量%、及び B)ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体及び随時
他のスルホンアミドを含まないビニル単量体の単独重合
体又は共重合体30〜1重量%、を含有する上記1の耐
移行性(migration−resistant)重
合体ブレンド。
【0053】3.スルホンアミド単量体が式(I)
【0
054】
【化9】
【0055】に相当する構造単位を含むビニル単量体で
ある上記1及び2の重合体ブレンド。4.B)における
スルホンアミド単量体が式(II)及び(III)
【0
056】
【化10】
【0057】[式中、R1=H、メチルX=単結合、C
1〜8アルキレン、2官能性芳香族C6〜25炭化水素
基、    R2=C1〜12アルキル、単官能性芳香
族C6〜26炭化水素基]
【0058】
【化11】
【0059】[式中、R1=H、メチルY=単結合、C
1〜8アルキレン、2官能性芳香族C6〜25炭化水素
基、C6〜25炭化水素基]に相当するビニル単量体で
ある上記1〜3の重合体ブレンド。
【0060】5.A)熱可塑性ポリアミド85〜97.
5重量%、及び B)ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体及び随時
他のスルホンアミドを含まないビニル単量体の単独重合
体及び共重合体15〜2.5重量%、を含有する上記2
〜4の成形コンパウンド。
【0061】6.熱可塑性の耐移行性成形コンパウンド
の製造に対して上記1〜5の重合体ブレンドの使用。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  A)熱可塑性ポリアミド70〜99重
    量%、及び B)ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体及び随時
    他のスルホンアミド不含ビニル単量体の単独重合体又は
    共重合体30〜1重量%、を含有する耐移行性重合体ブ
    レンド。
  2. 【請求項2】  B)におけるスルホンアミド単量体が
    式(II)及び(III) 【化1】 [式中、R1=H、メチルX=単結合、C1〜8アルキ
    レン、2官能性芳香族C6〜25炭化水素基、    
    R2=C1〜12アルキル、単官能性芳香族C6〜26
    炭化水素基] 【化2】 [式中、R1=H、メチルY=単結合、C1〜8アルキ
    レン、2官能性芳香族C6〜25炭化水素基、R3=水
    素、C1〜12アルキル、1価の芳香族C6〜25炭化
    水素基、 C6〜25炭化水素基]に相当するビニル単量体である
    請求項1の重合体ブレンド。
  3. 【請求項3】  A)熱可塑性ポリアミド85〜97.
    5重量%、及び B)ラジカル重合しうるスルホンアミド単量体及び随時
    他のスルホンアミド不含ビニル単量体の単独重合体及び
    共重合体15〜2.5重量%、を含有する請求項2の成
    形コンパウンド。
JP3350937A 1990-12-14 1991-12-11 ポリアミドとスルホンアミド構造単位含有ポリマーとのポリマーブレンド Pending JPH04314756A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4040025A DE4040025A1 (de) 1990-12-14 1990-12-14 Polymermischungen aus polyamiden und polymerisaten mit sulfonamid-struktureinheiten
DE4040025.5 1990-12-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04314756A true JPH04314756A (ja) 1992-11-05

Family

ID=6420375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3350937A Pending JPH04314756A (ja) 1990-12-14 1991-12-11 ポリアミドとスルホンアミド構造単位含有ポリマーとのポリマーブレンド

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5252672A (ja)
EP (1) EP0493694B1 (ja)
JP (1) JPH04314756A (ja)
DE (2) DE4040025A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100373179B1 (ko) * 1996-12-17 2003-08-19 주식회사 코오롱 압출 튜빙 성형용 폴리아미드 수지 조성물
EP2479217B1 (en) * 2009-09-16 2019-08-28 Toray Industries, Inc. Binder composition, reinforcing-fiber base material, preform, fiber-reinforced composite material, and manufacturing method therefor

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3170004A (en) * 1961-03-10 1965-02-16 Du Pont Dyeable copolymer of propylene containing a substituent from the class consisting of (a) sulfonic acid, (b) phosphonic acid and (c) sulfonamide
DE1570535A1 (de) * 1965-01-23 1970-01-29 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Mischpolymerisaten des AEthylens
GB1223839A (en) * 1967-05-16 1971-03-03 Ici Ltd Polyamides
US4265970A (en) * 1980-06-06 1981-05-05 Monsanto Company Acrylic fiber having improved dyeability

Also Published As

Publication number Publication date
EP0493694A1 (de) 1992-07-08
EP0493694B1 (de) 1994-08-24
DE4040025A1 (de) 1992-06-17
US5252672A (en) 1993-10-12
DE59102636D1 (de) 1994-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6310741B2 (ja)
EP2393878A1 (de) Thermoplastische formmassen auf basis von styrolcopolymeren und polyamiden mit verbesserter witterungsbeständigkeit
JPS6226668B2 (ja)
JPH047392B2 (ja)
EP0360129B1 (de) Formmassen aus Polyamiden und tert.-Butylacrylathaltigen Pfropfpolymerisaten
JP2733326B2 (ja) 熱可塑性インターポリマーとポリアミドとの強化/充填混合物およびその製造方法
US4423186A (en) Impact resistant polyamide moulding compositions
US5010138A (en) Thermoplastic interpolymers and their use in mixtures of polyamide and styrene copolymers and/or graft polymers
US4338409A (en) Elastomeric thermoplastic moulding compositions
JP2693531B2 (ja) ポリアミドを含む軟質の、熱可塑的に加工し得るポリマーアロイ
CS234028B2 (en) Thermoplastic moulding material
JPH04314756A (ja) ポリアミドとスルホンアミド構造単位含有ポリマーとのポリマーブレンド
DE10024935A1 (de) Witterungsstabile Polymerblends
JPH11240995A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2870540B2 (ja) 熱可塑性成形配合物
CN104220515B (zh) 高玻璃纤维含量的热塑性成型化合物的制备方法
JPH0764976B2 (ja) 高衝撃強度、易流動性ポリアミド成形材料
KR0178526B1 (ko) 강화알파-폴리아미드 조성물 및 그의 제조방법
CA1249685A (en) Ageing-resistant polyamide blends
JPH0749522B2 (ja) 耐衝撃性のポリアミド組成物
KR930004289B1 (ko) 내충격성 폴리아미드 수지조성물
JP4079501B2 (ja) コネクター用ポリアミド樹脂組成物およびコネクター
JPH0269547A (ja) ポリアミド及び(メタ)アクリルアミド樹脂共重合体から成る熱可塑性成形用配合物、並びにその製造法及び使用法
JP2000204222A (ja) 熱可塑性樹脂組成物およびその成形品
EP0437693A2 (de) Formmassen aus Polyamiden und tert.-Alkylester-haltigen Pfropfpolymerisaten