JPH04313278A - 二次元光入射位置検出素子 - Google Patents
二次元光入射位置検出素子Info
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
子に関する。
二次元半導体光入射位置検出素子(二次元PSD)や、
4分割ホトダイオードなどが知られている。二次元PS
Dには表面(片面)分割型と両面分割型があり、前者で
はシリコン基板の表面に、イオン注入で面状の高抵抗層
が形成される。また、後者ではシリコン基板の両面に、
線状の抵抗層が形成される。一方、4分割ホトダイオー
ドでは中心に対して点対称に、4つの受光面が形成され
る。
Dでは、抵抗層を高抵抗すなわち低濃度イオン注入にし
なければならないので、特性良品率を上げるのが難しい
。両面分割型PSDでは、基板の両面に対する加工が必
要となるため高価になる。一方、4分割ホトダイオード
では光スポットが中心から外れると、その入射位置を検
出できない。
広い範囲で二次元的に検出することができ、しかも構造
が簡単で低コストな二次元光入射位置検出素子を提供す
ることを目的とする。
射位置検出素子は、半導体基板に半導体入射位置検出素
子とホトダイオードが形成され、半導体光入射位置検出
素子は、半導体基板に形成された線状の半導体抵抗層と
、この半導体抵抗層の両端に接続された一対の位置信号
電極を含んで構成され、ホトダイオードは、上記半導体
抵抗層と同一導電型の複数の半導体層をアノードもしく
はカソードとして構成され、上記半導体層は、上記半導
体抵抗層に所定間隔で接続されて、この半導体抵抗層の
長手方向と実効的に直交する方向に延設され、かつ半導
体層の面積がその延設方向に向って一様に増加または減
少していることを特徴とする。
射位置検出素子(PSD)用の半導体抵抗層に接続され
ることにより、PSDのキャリア収集部として働く。ま
た、一定方向に面積が一様に増加または減少して形成さ
れることで、上記の半導体層は光入射位置に応じて出力
光電流が異なるホトダイオードのアノードまたはカソー
ドとして動く。
説明する。
素子の平面図、図2(a),(b)はそれぞれ図1のA
1 −A2 線、A3 −A4 線断面図である。n型
半導体基板10の裏面の全面にはn+ 型裏面層11が
形成される。PSDは互いに平行に配設された低不純物
濃度の第1のp型抵抗層21と第2のp型抵抗層22を
含み、これらの両端に各一対の信号取出電極31〜34
が接続される。第1のp型抵抗層21と第2のp型抵抗
層22の間のn型半導体基板10には、それぞれクサビ
型をなして互いに入り込む高不純物濃度の第1のp+
型半導体層41と第2のp+ 型半導体層42が複数ず
つ形成され、これらは低ドープのp型半導体層5によっ
て、それぞれ所定間隔で第1のp型抵抗層21と第2の
p型抵抗層22に接続されている。なお、第1のp+
型半導体層41と第2のp+ 型半導体層42の間には
、アイソレーション用のn+型層13が形成されている
。
1は第1のp+ 型半導体層41によって収集された光
生成キャリアを抵抗分割する役割を有し、第2のp型抵
抗層22は第2のp+ 型半導体層42によって収集さ
れた光生成キャリアを抵抗分割することになる。これに
より、X方向の入射位置演算は {(I1 +I3 )−(I2 +I4 )}/(
I1 +I2 +I3 +I4 )に従って行なえばよ
い。
イオードが第1のp+ 型半導体層41をアノードとし
て構成され、第2のホトダイオードが第2のp+ 型半
導体層42をアノードとして構成され、かつ各々のホト
ダイオードのアノードの面積はY方向に一様に増加また
は減少傾向となっているので、この2分割ホトダイオー
ドの光電流出力比により、光スポットのY方向入射位置
が検出できる。すなわち、Y方向の入射位置演算を、下
記の式 {(I1 +I2 )−(I3 +I4 )}/(
I1 +I2 +I3 +I4 )に従って行なえばよ
い。
のp型抵抗層22の長さをLとし、座標の原点を受光面
の中心にとった場合には、X方向については、既知の一
次元PSDの動作原理より上記関係式の演算は、スポッ
ト光入射位置をxとしたとき、2x/Lとなり、Y方向
については、スポット光入射位置をyとしたとき、2y
/Lとなる。
ては、図3〜図5に示すように、種々の変形が可能であ
る。
で構成し、p型層22はPSDとして用いないようにし
た二次元光入射位置検出素子の平面図である。それ以外
の構成については、図1と基本的に同一である。この場
合には、電極35の光電流をI5 とし、信号取出電極
31,32の光電流をI1 ,I2 としたときには、
X方向の位置演算の式は (I1 −I2 )/(I1 +I2 )となり、Y方
向の位置演算の式は {(I1 +I2 )−I5 }/(I1 +I2 +
I5 )となる。
のp+型半導体層42を個々にクサビ型とすることなく
、その長さを調整することにより、第1のp+ 型半導
体層41と第2のp+ 型半導体層42の全体の面積を
、Y方向に第1のp型抵抗層21および第2のp型抵抗
層22から離れるにつれて、実質的に減少させた変形例
である。
トダイオードをなす第1のp+ 型半導体層41と第2
のp+ 型半導体層42のそれぞれの全体の面積は、個
々の第1のp+ 型半導体層41と第2のp+ 型半導
体層42をクサビ型にしたのと同様に、中心に向って一
様に減少している。このため、Y方向の位置検出が2分
割ホトダイオードの機能として実現できる。また、第1
のp+ 型半導体層41および第2のp+ 型半導体層
42は第1のp型抵抗層21および第2のp型抵抗層2
2に対して完全には直交していないが、実効的には直交
する関係にあり、従って第1のp型抵抗層21および第
2のp型抵抗層22で抵抗分割されるキャリアを収集す
る役割を果すことになる。
要はなく、例えば図3の例で第2のp+ 型半導体層4
2を省略し、第1のp+ 型半導体層41のみをアノー
ドとするホトダイオードとしてもよい。但し、この場合
に光スポットのY方向入射位置を検出するためには、光
スポットの光量が一定であることが条件となる。
複数の半導体層がPSD用の半導体抵抗層に接続される
ことにより、PSDのキャリア収集部として働く。また
、一定方向に面積が一様に増加または減少して形成され
ることで、光入射位置に応じて出力光電流が異なるホト
ダイオードのアノードまたはカソードとして動く。この
ため、光スポットの入射位置を広い範囲で二次元的に検
出することができ、しかも構造が簡単で低コストな二次
元光入射位置検出素子を提供できる。
子の平面図である。
である。
図である。
平面図である。
素子の平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板に半導体光入射位置検出素子と
ホトダイオードが形成され、前記半導体光入射位置検出
素子は、前記半導体基板に形成された線状の半導体抵抗
層と、この半導体抵抗層の両端に接続された一対の位置
信号電極を含んで構成され、前記ホトダイオードは、前
記半導体抵抗層と同一導電型の複数の半導体層をアノー
ドもしくはカソードとして構成され、前記半導体層は、
前記半導体抵抗層に所定間隔で接続されて、当該半導体
抵抗層の長手方向と実効的に直交する方向に延設され、
かつ前記半導体層の面積がその延設方向に向って一様に
増加または減少していることを特徴とする二次元光入射
位置検出素子。 - 【請求項2】 前記ホトダイオードは第1および第2
のホトダイオードからなる2分割ホトダイオードであっ
て、第1のホトダイオードは前記複数の半導体層であり
、第2のホトダイオードは前記複数の半導体層の間にそ
れぞれ形成された別の複数の半導体層をアノードもしく
はカソードとして構成され、かつその面積が前記延設方
向に向って一様に減少または増加している請求項1記載
の二次元光入射位置検出素子。 - 【請求項3】 前記半導体基板は単一の基板からなり
、前記ホトダイオードは、前記半導体抵抗層と同一導電
型であって前記半導体基板に形成された複数の半導体層
をアノードもしくはカソードとして構成されている請求
項1記載の二次元光入射位置検出素子。 - 【請求項4】 前記ホトダイオードは第1および第2
のホトダイオードからなる2分割ホトダイオードであっ
て、前記第1のホトダイオードは前記複数の半導体層を
含み、前記第2のホトダイオードは前記複数の半導体層
の間にそれぞれ形成された別の複数の半導体層をアノー
ドもしくはカソードとして構成され、かつ前記別の複数
の半導体層の面積が前記延設方向に向って一様に減少ま
たは増加している請求項1記載の二次元光入射位置検出
素子。
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---|---|---|---|
JP7930391A JP3107585B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 二次元光入射位置検出素子 |
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Publications (2)
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Family
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---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-04-11 JP JP7930391A patent/JP3107585B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111133282B (zh) * | 2017-09-20 | 2021-10-19 | 浜松光子学株式会社 | 位置检测传感器 |
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