JP2001068724A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2001068724A
JP2001068724A JP23846999A JP23846999A JP2001068724A JP 2001068724 A JP2001068724 A JP 2001068724A JP 23846999 A JP23846999 A JP 23846999A JP 23846999 A JP23846999 A JP 23846999A JP 2001068724 A JP2001068724 A JP 2001068724A
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position detector
semiconductor
semiconductor position
conductive layer
incident light
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JP23846999A
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English (en)
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Tatsuo Takeshita
辰夫 竹下
Masayuki Sakakibara
正之 榊原
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置分解能を向上可能な測距装置を提供す
る。 【解決手段】 本装置においては、PSDと2分割PD
とを同一半導体基板内に組み込むが、実際にはPDは1
つしかない。すなわち、PSD自体が遠距離にある対象
物を測定する時に一方のPDとして機能する。本装置で
は、PSDの2つの出力電流和I1+I2に加えてPD
の出力電流I3を距離演算に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体位置検出素子(PSD)を用いた
測距装置は撮像機器等に搭載されている。PSDは光ス
ポットの入射位置に対応した連続出力を得ることができ
るが、遠距離測定等の信号光量が低下する場合には、極
端にS/N比が低下する。このため、PSDを用いた測
距装置では、遠距離側での測距精度を向上させることが
できない。これに対し、2分割フォトダイオード(P
D)などの多分割フォトダイオードでは、PSDのよう
に入射位置に対応した連続出力を得ることはできない
が、信号光量が低下してもS/N比はほとんど低下せ
ず、検出感度を向上させることができる。これらのPS
Dと2分割PDを同一半導体基板内に形成したものが、
特開平4−313279号公報に記載されている。
【0003】図10は、従来の半導体位置検出器の平面
図(図10(a))、これを入射光と共に示す半導体位
置検出器の平面図(図10(b))、入射光ILの入射
位置と信号出力との関係を示すグラフ(図10(c))
である。
【0004】この半導体位置検出器は、半導体基板21
1上に設けられた基幹導電層215、分枝導電層216
及び一対の信号取出電極217A,217BからなるP
SDと、分枝導電層216間のデッドスペースを埋める
ように配置された導電層213A,213B、それぞれ
の導電層213A,213Bをその出力部214A,2
14Bに導く接続部212A、212Bからなる2分割
PDとを備えている。
【0005】なお、図10(c)におけるIPSD1、
IPSD2、IPD1、IPD2、I0は、それぞれ、
信号取出電極217A,217B、出力部214A,2
14Bからの出力電流、入射光が全て受光部領域(半導
体基板内)に入射した場合に発生する仮想的全電流を示
す。
【0006】図11は、図10の半導体位置検出器の演
算回路のブロック図である。4つの出力電流IPSD
1、IPSD2、IPD1、IPD2をI1〜I4とす
ると、これらはI−V変換回路によって電圧V1〜V4
に電流電圧変換された後、V1及びV2はPSD側にお
いて演算Aを実行する演算器A(PSD)に、V2及び
V3はPD側において演算Bを実行する演算器B(P
D)に入力され、双方の出力のいずれか一方が選択手段
によって選択され、位置情報として出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記文献の半導体位置
検出器によれば、チップ面積を小さくすることが可能で
あるが、分枝導電層216間にPDを配置するためのデ
ッドスペースを意図的に形成するため、分枝導電層21
6の間隔が広くなり、位置分解能が低下する。このよう
に、PSDと2分割PDとは物理的には独立に配置され
たものであるため、上記測距装置の演算回路には、PS
Dからの2つの出力信号と2分割PDからの2つの出力
信号、計4つの出力信号が入力され、このような構成の
場合には、付加的な2分割PDをPSD内に配置するス
ペースを確保しなければならないため、上述のように位
置分解能が低下する。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、従来に比して位置分解能を向上可能な測距
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る測距装置は、受光面内に形成されたフ
ォトダイオードと受光面上の入射光位置に応じて半導体
導電層の両端部からそれぞれ出力される電流値が可変す
るPSDとを備えた半導体位置検出器、及び半導体位置
検出器の出力から測定対象物までの距離に対応する半導
体位置検出器上の入射光位置を演算する演算回路を備え
た測距装置において、演算回路はPSD両端部及びフォ
トダイオードからの3つの出力電流のみに基づいて入射
光位置を演算する演算手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】すなわち、本測距装置においては、PSD
の2つの出力電流とフォトダイオード(PD)からの1
つの出力電流、計3つの出力電流に基づいて入射光位置
を演算する。すなわち、PSDが2分割PDの一方を兼
ねることによって、上記従来技術のように位置分解能を
劣化させることなく、これらを配置させることができ、
また、後段の電流電圧変換回路の数を4つから3つに減
少させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係る測距装置
について説明する。同一要素又は同一機能を有する要素
には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略す
る。
【0012】本測距装置は、受光面内に形成されたフォ
トダイオード(PD)と受光面上の入射光位置に応じて
半導体導電層の両端部からそれぞれ出力される電流値が
可変する半導体位置検出素子(PSD)とを同一半導体
基板内に備えた半導体位置検出器、及び半導体位置検出
器の出力から測定対象物までの距離に対応する半導体位
置検出器上の入射光位置を演算する演算回路を備える。
まず、本測距装置に適用される半導体位置検出器につい
て説明し、続いて演算回路について説明する。
【0013】(第1の半導体位置検出器)図1(a)は
第1の半導体位置検出器の平面図、図1(b)は図1
(a)に示した半導体位置検出器のA−A’矢印断面
図、図1(c)は図1(a)に示した半導体位置検出器
のB−B’矢印断面図、図1(d)は図1(a)に示し
た半導体位置検出器のC−C’矢印断面図、図1(e)
は半導体位置検出器を入射光ILと共に示す半導体位置
検出器の平面図、図1(f)は入射光ILの入射位置
(重心位置)Xと信号出力との関係を示すグラフであ
る。なお、説明に用いる半導体位置検出器の断面図は、
その端面を示す。
【0014】本半導体位置検出器は、裏面側に裏面電極
3の形成された第1導電型半導体基板1を備えている。
半導体基板1の表面形状は長方形である。以下の説明で
は、裏面電極3から半導体基板1へ向かう方向を上方向
とし、半導体基板1の長方形表面の長辺の伸延方向を長
さ方向(長手方向:位置検出方向)X、短辺の伸延方向
を幅方向Y、長さ方向X及び幅方向Y双方に垂直な方向
を深さ方向(厚さ方向)Zとする。
【0015】本半導体位置検出器は、半導体基板1の裏
面と裏面電極3との間に介在する第1導電型高濃度半導
体層2、基板表面側に形成された第2導電型基幹導電層
6,60、基幹導電層6,60の両端部に設けられた一
対の第2導電型信号取出用半導体層5A、5B上にそれ
ぞれ形成された一対の信号取出電極4A,4B、基幹導
電層の主基幹導電層領域6から受光面に沿って位置検出
方向に垂直なY方向(幅)に延びた複数の第2導電型分
枝導電層7を備えている。複数の分枝導電層7は一定の
間隔で並んでいる。なお、本半導体位置検出器は、半導
体基板1の長方形表面を覆うパッシベーション膜(絶縁
膜)11を備えている。なお、図1(a)及び以下の半
導体位置検出器の平面図においてはパッシベーション膜
11の記載を省略する。
【0016】上記構造の半導体位置検出器は、所謂櫛形
のPSDであり、入射光ILの入射によって発生したキ
ャリアは、基幹導電層6,60の両端までの抵抗値に反
比例するように抵抗分割されて各信号電極4A,4Bか
ら取出される。本半導体位置検出器においては、基幹導
電層6,60の抵抗率が同一であり、基幹導電層6,6
0の両端部と各信号取出電極4A,4Bの内側端部のX
方向位置は一致しているため、前記キャリアの分割は入
射位置から各信号取出電極4A,4Bまでの距離に反比
例されるのと同じであり、各信号取出電極4A,4Bか
らの出力電流に基づいて光の入射位置を求めることがで
きる。
【0017】すなわち、所謂三角測量の原理に基づく測
距に本半導体位置検出器を用いる場合、図面右側の信号
取出電極4B内側端上に受光レンズ(図示せず)を、そ
の右隣側に光源を配置するのが好ましい。前記配置とす
ることで、遠距離側にある測定対象物からの反射光は受
光レンズより、つまり、フォトダイオード10側に入射
させることができる。
【0018】なお、所謂三角測量の原理に基づく測距に
おいては、基線長(投受光レンズ間距離)をB、受光レ
ンズから半導体位置検出器の距離をf、投受光レンズか
ら測定対象物までの距離をL、半導体位置検出器の入射
光位置(受光レンズ中心から)をxとした場合、L=B
・f/xの関係が成立し、半導体位置検出器の入射光位
置から測定対象物までの距離を求めることができる。な
お、光入射のための光学系は種々の変更が可能である。
【0019】本半導体位置検出器は、この遠距離側にフ
ォトダイオード10を備えている。基幹導電層6,60
の分枝導電層7が形成されていない領域を補助抵抗領域
60とすると、フォトダイオード10は分枝導電層7に
対して平行に延びた複数のフォトダイオード用導電層1
9の一群からなり、フォトダイオード10は補助抵抗領
域60及び図面最右端の分枝導電層7の双方の隣に配置
され、フォトダイオード用導電層19は接続領域9によ
って信号取出電極4Cに接続されている。
【0020】フォトダイオード用導電層19を構成する
導電層は分枝導電層7と同じ間隔で並んでいる。なお、
信号取出電極4Cの直下にはPD信号取出用半導体層8
が設けられている。また、信号取出電極4A,4Bと信
号取出用半導体層5A、5B、信号取出電極4CとPD
信号取出用半導体層8、裏面電極3と裏面側高濃度半導
体層2とはそれぞれオーミック接触している。
【0021】主基幹導電層領域6、補助抵抗領域60及
び接続領域9はX方向に延びており、信号取出用半導体
層5A,5B、信号取出電極4A、分枝導電層7、フォ
トダイオード10、信号取出電極4C及びPD信号取出
用半導体層8はY方向に延びている。
【0022】半導体基板1の表面側に形成された各層
6,60,7,5A,5B,9,19,8は、半導体基
板表面から厚さ方向Zに沿って実質的に同一の深さまで
延びており、分枝導電層7及びフォトダイオード10の
幅方向Yに沿った長さは入射光スポット(長方形)IL
のY方向長よりも長い。
【0023】分枝導電層7及びフォトダイオード用導電
層19は、キャリアを収集可能な不純物濃度を有してい
れば良く、接続領域9は信号電流が伝搬可能な濃度を有
していれば良い。信号取出用半導体層5A,5B及びP
D信号取出用半導体層8は、各信号取出電極とオーミッ
ク接続可能な不純物濃度を有していれば良い。本例にお
いては各層6,60,7,5A,5B,9,19,8を
略同一不純物濃度とし、同一工程にて形成することで工
程の簡略化を図っている。
【0024】まず、本半導体位置検出器の動作について
説明する。第2導電型(p型)分枝導電層7及び第1導
電型(n型)半導体基板1から構成されるpn接合ダイ
オードに逆バイアス電圧が印加されるような電圧を、一
対の信号取出電極4A,4Bと裏面電極3との間に与え
る。
【0025】更に、第2導電型(p型)フォトダイオー
ド用導電層19及び第1導電型(n型)半導体基板1か
ら構成されるpn接合ダイオードに逆バイアス電圧が印
加されるような電圧を、信号取出電極4Cと裏面電極3
との間に与える。
【0026】この状態で、分枝導電層7の形成された半
導体基板1の表面領域で規定される受光面の近距離側
(図面左側)に入射光ILがスポット光として入射する
と、この入射光スポットに応じて半導体位置検出器内部
で正孔電子対(電荷)が発生する。この電荷の一方は、
拡散及び半導体位置検出器内部の電界にしたがって分枝
導電層7内に流れ込む。
【0027】詳説すれば、この電荷は分枝導電層7を伝
導して基幹導電層6,60の所定位置に流れ込み、基幹
導電層6,60の長さ方向Xの位置に応じて、基幹導電
層6,60の両端までの抵抗値に反比例するようにその
電荷量が分配され、分配された電荷はそれぞれ基幹導電
層6,60の両端を介し出力電流I1,I2として信号
取出電極4A,4Bから取り出される。
【0028】基幹導電層6,60の抵抗率は略同一で、
それらの端部と各信号取出電極4A,4Bの内側端のX
方向位置は一致しているため、出力電流I1,I2は入
射光位置から各信号取出電極4A,4Bまでの距離に反
比例することになる。
【0029】したがって、それぞれの信号取出電極4
A,4Bから取り出される電流比を演算すれば、入射光
位置を上述のように特定することができる。基幹導電層
6,60の近距離側の端をX方向の基準位置(原点)と
すると、入射位置Xは、2つの出力電流I1,I2を用
いて以下の演算を行うことにより得ることができる。但
し、Laは信号取出電極4A,4B間のX方向長(基幹
導電層6,60のX方向長)である。
【0030】
【数1】
【0031】一方、受光面の遠距離側(図面右側)に入
射光ILがスポット光として入射すると、この入射光ス
ポットに応じて半導体位置検出器内部で正孔電子対(電
荷)が発生する。本例では、入射光ILのX方向位置が
分枝導電層7の領域とフォトダイオード用導電層19の
領域との境界上にあるものとする。この電荷は分枝導電
層7及びフォトダイオード用導電層19の双方に流れ込
む。
【0032】分枝導電層7に流れ込んだ電荷は、上記と
同様に、基幹導電層6,60を介し出力電流I1,I2
として信号取出電極4A,4Bから取り出されるが、こ
れと同時にフォトダイオード用導電層19に流れ込んだ
電荷は、PD信号取出用半導体層8を介し出力電流I3
として信号取出電極4Cから取り出される。入射光が領
域Bに掛かった場合においては、本検出器は、分枝導電
層7及びフォトダイオード10からなる2分割フォトダ
イオードとして機能する。入射位置Xは、3つの出力電
流I1,I2,I3から以下の演算を行うことにより求
めることができる。但し、Lbは入射光スポットILの
X方向長、Lgは原点から分枝導電層7とフォトダイオ
ード用導電層19との境界上の中心位置までのX方向長
である。
【0033】
【数2】
【0034】なお、信号出力I1及びI2は、位置Lb
/2から位置Lg−Lb/2の間(領域A:入射光全て
が分枝導電層7の形成された領域のみに位置する領域)
において、入射位置に対して線形に変化する。信号出力
合計I1+I2及びI3は、位置Lg−Lb/2からL
g+Lb/2の間(領域B:入射光の少なくとも一部が
フォトダイオード10に掛かる領域)において、入射位
置に対して線形に変化する。本検出器においては、領域
Aにおいて(式1)を用い、領域Bにおいて(式2)を
用いることにより入射位置を求めることができる。
【0035】また、出力電流I3を検出し、これが零
(所定値以下)であれば入射光が領域Bには位置してお
らず、零より大きい場合(所定値より大きい場合)であ
れば入射光が領域Bに位置しているものと判別すること
ができる。
【0036】以上、説明したように、上記半導体位置検
出器は、受光面上の入射光位置Xに応じて半導体導電層
6,60の両端部からそれぞれ出力される電流値が可変
する半導体位置検出器において、受光面内にフォトダイ
オード10を形成し、前記両端部及びフォトダイオード
10からの出力電流値I1,I2及びI3の双方に基づ
いて所定範囲(遠距離側)の入射光位置Xを演算可能な
ようにフォトダイオード10を配置してある。
【0037】この半導体位置検出器によれば、前記両端
部及びフォトダイオード10の出力電流の双方に基づい
て所定範囲の入射光位置Xが演算可能なようにフォトダ
イオード10を配置したので、全出力電流を位置検出に
利用でき、検出感度が向上する。
【0038】本例においては、半導体導電層6,60
が、位置検出方向Xに沿って直線的に延びる基幹導電層
であり、基幹導電層は複数の分枝導電層7が延びた主基
幹導電層領域6と分枝導電層7が延びていない補助抵抗
領域60とを備え、フォトダイオード10は少なくとも
1つの分枝導電層7及び補助抵抗領域60の隣に配置さ
れている。補助抵抗領域60は、領域A,領域Bの境界
付近で信号取出電極4Bの信号出力I2が極度に低下す
るのを抑制する。補助抵抗領域60がないものと比較す
ると、遠距離側のS/N比が改善され、位置検出精度の
向上を図ることができる。
【0039】本例においては、補助抵抗領域60は基幹
導電層の端部に位置し、この端部は遠距離側である。ま
た、上記フォトダイオード用導電層19,9は櫛歯形状
を有する。
【0040】また、分枝導電層7の検出精度への影響を
低減させるために、その不純物濃度を高くし、抵抗率を
低下させることが望ましいが、本例においては、分枝導
電層7と半導体導電層6,60の抵抗率は、略同一であ
ることとし、これらを同一工程において形成して、工程
の簡略化を図ることとした。
【0041】(第2の半導体位置検出器)図2(a)は
第2の半導体位置検出器の平面図、図2(b)は図2
(a)に示した半導体位置検出器のA−A’矢印断面
図、図2(c)は図2(a)に示した半導体位置検出器
のB−B’矢印断面図,図2(d)は図2(a)に示し
た半導体位置検出器のC−C’矢印断面図、図2(e)
は半導体位置検出器を入射光ILと共に示す半導体位置
検出器の平面図、図2(f)は入射光ILの入射位置と
信号出力との関係を示すグラフである。
【0042】本形態の半導体位置検出器は第1の半導体
位置検出器と比較して、第1の半導体位置検出器の主基
幹導電層領域6及び分枝導電層7に代えて矩形波形状の
導電層(蛇行導電層)61を設け、フォトダイオード用
導電層19及び接続領域9に代えて矩形波形状のフォト
ダイオード用導電層(蛇行フォトダイオード)91を設
けた点のみが異なり、他の構成は同一である。また、こ
れらの要素の不純物濃度は置換前の要素と同一である。
【0043】なお、矩形波形状の導電層61及びフォト
ダイオード(用導電層)91は、それぞれY方向に沿っ
て平行に延びた複数の導電層の一端及び他端を位置検出
方向(X)に沿って交互に接続してなる形状である。本
形態の半導体位置検出器は上記第1の半導体位置検出器
と比較して、光入射により発生したキャリアが導電層6
1,91により直接収集される点のみが異なるが、同様
の機能を有している。本形態の半導体位置検出器による
演算時のLa(式1)は、導電層61左端から前記補助
抵抗領域60を前記導電層61に引き続いて同じ形状に
配置した場合の仮想先端のX方向位置までの距離であ
る。なお、導電層61,91の形状としては方形波に限
らず、三角波形状、鋸波形状等、種々のものを採用する
ことができる。
【0044】(第3の半導体位置検出器)図3(a)は
第3の半導体位置検出器の平面図、図3(b)は図3
(a)に示した半導体位置検出器のA−A’矢印断面
図、図3(c)は図3(a)に示した半導体位置検出器
のB−B’矢印断面図,図3(d)は図3(a)に示し
た半導体位置検出器のC−C’矢印断面図、図3(e)
は半導体位置検出器を入射光ILと共に示す半導体位置
検出器の平面図、図3(f)は入射光ILの入射位置と
信号出力との関係を示すグラフである。
【0045】本形態の半導体位置検出器は第1の半導体
位置検出器と比較して、第1の半導体位置検出器のフォ
トダイオード用導電層19の櫛歯の少なくとも1つの長
さを異ならせ、補助抵抗領域60のX方向長を短くする
と同時に、フォトダイオード用導電層19の短くなった
櫛歯のY方向延長線上に導電層5B及び電極4Bを配置
した点のみが異なり、他の構成は同一である。また、こ
れらの要素の不純物濃度は第1の半導体位置検出器の要
素と同一である。本形態の半導体位置検出器は上記第1
の半導体位置検出器と同様に機能する。本形態において
は、補助抵抗領域60の長さを可変することにより、出
力電流I1,I2の光入射位置に対する変化率を可変す
ることができ、領域Aと領域Bの境界付近での出力電流
I1,I2の比を自由に設定することが可能となる。
【0046】(第4の半導体位置検出器)図4(a)は
第4の半導体位置検出器の平面図、図4(b)は図4
(a)に示した半導体位置検出器のA−A’矢印断面
図、図4(c)は図4(a)に示した半導体位置検出器
のB−B’矢印断面図,図4(d)は図4(a)に示し
た半導体位置検出器のC−C’矢印断面図、図4(e)
は半導体位置検出器を入射光ILと共に示す半導体位置
検出器の平面図、図4(f)は入射光ILの入射位置と
信号出力との関係を示すグラフである。
【0047】本形態の半導体位置検出器は第1の半導体
位置検出器と比較して、第1の半導体位置検出器の補助
抵抗領域60のY方向幅を広くした点のみが異なり、他
の構成は同一である。また、これらの要素の不純物濃度
は第1の半導体位置検出器の要素と同一である。換言す
れば、補助抵抗領域60は主基幹導電層領域6よりも位
置検出方向Xに垂直な幅方向長Yが長い。本形態の半導
体位置検出器は上記第1の半導体位置検出器のものと同
様に機能する。
【0048】本形態における演算において、La(式
1)は、補助抵抗領域60のX方向単位長当たりの抵抗
値が、主基幹導電層領域6のX方向単位長当たりの抵抗
値と同一であると仮定した場合の当該仮想補助抵抗領域
60及び主基幹導電層領域6からなる導電層両端のX方
向の距離を示す。
【0049】本形態においては、補助抵抗領域60の幅
を可変したので、出力電流I1,I2の光入射位置に対
する変化率を可変することができる。
【0050】(第5の半導体位置検出器)図5(a)は
第5の半導体位置検出器に係る半導体位置検出器の平面
図、図5(b)は図5(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図5(c)は図5(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図5(d)
は図5(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図5(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図5(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【0051】本形態の半導体位置検出器は第1の半導体
位置検出器と比較して、補助抵抗領域60が位置検出方
向Xに沿って図面右側に延びており、その端部で逆方向
に向かって折り返し、その終点に信号取出用導電層5A
及び信号取出用電極5Bが設けられた点のみが異なり、
他の構成は同一である。また、これらの要素の不純物濃
度は第1の半導体位置検出器の要素と同一である。本形
態における演算時のLa(式1)は、補助抵抗領域60
を主基幹導電層領域6に引き続いてX方向に延ばした際
の主基幹導電層領域6と仮想補助抵抗領域60の両端の
X方向の距離である。本形態の半導体位置検出器は上記
第1の半導体位置検出器と同様に機能する。
【0052】(第6の半導体位置検出器)図6(a)は
第6の半導体位置検出器の平面図、図6(b)は図6
(a)に示した半導体位置検出器のA−A’矢印断面
図、図6(c)は図6(a)に示した半導体位置検出器
のB−B’矢印断面図,図6(d)は図6(a)に示し
た半導体位置検出器のC−C’矢印断面図、図6(e)
は半導体位置検出器を入射光ILと共に示す半導体位置
検出器の平面図、図6(f)は入射光ILの入射位置と
信号出力との関係を示すグラフである。
【0053】本形態の半導体位置検出器は第1の半導体
位置検出器と比較して、補助抵抗領域60をブリッジ又
は被覆型の補助抵抗領域60Rとし、この補助抵抗領域
60Rを半導体基板1上に形成されたパッシベーション
膜(絶縁膜)11上に設けることとした点のみが異な
り、他の構成は同一である。なお、主基幹導電層領域6
は半導体基板内に設けられている。また、これらの要素
の不純物濃度は第1の半導体位置検出器の要素と同一と
してもよいが、補助抵抗領域60Rはポリシリコンやア
ルミニウム等の金属で作製してもよい。本形態の半導体
位置検出器は上記第1の半導体位置検出器と同様に機能
する。
【0054】(第7の半導体位置検出器)図7(a)
は、第7の半導体位置検出器の平面図、図7(b)は図
7(a)に示した半導体位置検出器のA−A’矢印断面
図、図7(c)は図7(a)に示した半導体位置検出器
のB−B’矢印断面図,図7(d)は図7(a)に示し
た半導体位置検出器のC−C’矢印断面図、図7(e)
は半導体位置検出器を入射光ILと共に示す半導体位置
検出器の平面図、図7(f)は入射光ILの入射位置と
信号出力との関係を示すグラフである。
【0055】本半導体位置検出器は第1の半導体位置検
出器と比較して、基幹導電層領域6と補助抵抗領域60
をそれぞれ複数(これらを6A,6B,6Cと60A,
60Bとする)とし、フォトダイオード用導電層19を
複数(それぞれを19A,19Bとする)とし、X方向
に沿ってこれら基幹導電層領域6A,6B,6C及びフ
ォトダイオー用導電層19A,19Bを交互に配置した
点のみが異なり、他の構成は同一である。換言すれば、
補助抵抗領域60A,60Bは、基幹導電層の両端間の
途中に位置する。
【0056】これらの変更に伴って分枝導電層7は、3
つの群7A,7B,7Cとして互いに隔離される。な
お、これらの要素の不純物濃度は第1の半導体位置検出
器の要素と同一である。本半導体位置検出器は上記第1
の半導体位置検出器と同様に機能する。また、上記要素
は分枝導電層7が3つの群7A,7B,7Cに隔離され
るように複数としたが、これは分枝導電層7が4つ以上
の群に隔離されるように設定してもよい。
【0057】次に、第1乃至第6の半導体位置検出器に
適用可能な演算回路について説明する。
【0058】図8は、この演算回路のブロック図であ
る。上記半導体位置検出器から得られる出力電流I1,
I2,I3は、それぞれ電流電圧変換器(回路)10
1,102,103に入力され、電圧V1,V2,V3
として出力される。本半導体位置検出器は、電流電圧変
換器101,102,103の数が3つのみであるの
で、その構成が簡素であり、これを安価に製造すること
ができる。
【0059】この回路は、電圧V1(∝I1)及びV2
(∝I2)に基づいて演算A(式1の演算)を行う演算
器104と、電圧V1(∝I1)、V2(∝I2)及び
V3(∝I3)に基づいて演算B(式2の演算)を行う
演算器105と、演算器104,105の出力を電圧V
3(∝I3)に基づいて選択する選択手段(回路)10
6とを備えている。
【0060】それぞれの演算器104,105から出力
される入射光(重心)位置情報をX A(式1の演算結
果)、XB(式2の演算結果)とする。
【0061】選択手段106は、入射光スポットILの
重心位置が、図1(f)〜図6(f)に示した領域Aに
ある場合は位置情報XAを選択して出力し、領域Bにあ
る場合は位置情報XBを選択して出力する。すなわち、
領域Aは、受光面の近距離側端部から入射光スポットI
L外縁がフォトダイオード用導電層19に掛かる手前ま
での領域(I3(V3)=0又は≦所定値)であり、領
域Aの演算は近〜中距離の範囲の測距に用いられる。領
域Bは入射光スポットIL外縁がフォトダイオード用導
電層19に掛かる場合(I3(V3)≠0又は>所定
値)の演算であり、領域Bの演算は遠距離範囲の測距に
用いられる。
【0062】なお、V3(I3)とV1+V2(I1+
I2)とは相補的な関係にあるため、上記入射領域判定
において、I1+I2が基準値より大きい場合に入射光
重心が領域Aにあるものと判定して演算Aを行い、基準
値以下の場合に入射光重心が領域Bにあるものと判定し
て演算Bを行う、或いはこれらの演算結果を選択手段1
06によって選択して出力することとしてもよい。
【0063】次に、第7の半導体位置検出器に適用可能
な演算回路について説明する。図9は、この演算回路の
ブロック図である。この回路と前記回路との違いは、演
算器104,105の出力XA、XB及び電圧V3に加え
て選択手段106に電圧V1,V2が入力され、選択手
段106は電圧V1,V2,V3に基づいて入射領域判
定と演算結果の選択を行っている点である。
【0064】図7(f)に示した領域A〜Gに入射光ス
ポットILの重心位置がある場合には、選択手段106
は以下の位置情報を出力する。但し、Lg1は原点から
分枝導電層7Aとフォトダイオード用導電層19Aとの
境界上の中心位置までの距離、Lg2はフォトダイオー
ド用導電層19Aと分枝導電層7Bとの境界上の中心位
置までの距離、Lg3は次の分枝導電層7Bとフォトダ
イオード用導電層19Bとの境界上の中心位置までの距
離、Lg4は次のフォトダイオード用導電層19Bと分
枝導電層7Cとの境界上の中心位置までの距離である。
【0065】
【表1】
【0066】領域A、D、Gは、それぞれ近距離、中距
離、長距離のPSD測距に用いられる。領域B,C及び
E、Fは、それぞれ近中距離間、中長距離間の2分割P
D測距に用いられる。領域A〜Gについて詳説すれば以
下の通りである。
【0067】領域Aは受光面の近距離側端部から入射光
スポットIL外縁がフォトダイオード用導電層19Aに
掛かる手前までのスポット重心位置で規定される領域で
ある。領域Bは入射光スポットIL外縁がフォトダイオ
ード用導電層19Aに掛かる場合における近距離側のス
ポット重心位置で規定される領域、領域Cは入射光スポ
ットIL外縁がフォトダイオード用導電層19Aに掛か
る場合における遠距離側のスポット重心位置で規定され
る領域である。
【0068】領域Dは受光面の中距離測定用の分枝導電
層7Bのみが形成された領域に入射光スポットILが照
射される場合のスポット重心位置で規定される領域であ
る。領域Eは入射光スポットIL外縁がフォトダイオー
ド用導電層19Bに掛かる場合における近距離側のスポ
ット重心位置で規定される領域、領域Fは入射光スポッ
トIL外縁がフォトダイオード用導電層19Bに掛かる
場合における遠距離側のスポット重心位置で規定される
領域である。領域Gは受光面の長距離測定用の分枝導電
層7Cのみが形成された領域に入射光スポットILが照
射される場合のスポット重心位置で規定される領域であ
る。
【0069】選択手段106は、入射光スポットILの
重心がいずれの領域に位置するかどうかを以下の判別基
準にしたがって判定し、各領域に応じて上記位置情報を
出力する。
【0070】
【表2】
【0071】なお、上記の表中において、V3=0はV
3が所定値以下である場合でもよく、V3≠0はV3が
所定値より大きい場合でもよい。V3(I3)とV1+
V2(I1+I2)とは相補的な関係にあるため、この
V3の大小判定において、V1+V2が基準値より大き
い場合はV3が所定値以下である場合であり、基準値以
下の場合にはV3が所定値より大きい場合である。
【0072】また、V1とV2の大小関係は大きさの違
いに閾値を設けて示す。すなわち、|V1−V2|≦α
の場合には符号<又は>を用いてこれらの大小関係を示
し、|V1−V2|>αの場合には符号≪又は≫を用い
てこれらの大小関係を示す。αは定数である。
【0073】V1及びV2の大小関係は、V1,V2の
相対値、つまりV1/V1+V2とV2/V1+V2の
比較にて判定しても良く、この場合、入射光量変動によ
る影響(出力絶対値の変動)を排除できる。また、V
1,V2の比R=(V1/V2)を演算することによっ
て判定することもできる。すなわち、R≫(又は>)1
ならばV1≫(又は>)V2であり、R≪1ならばV1
≪(又は<)V2である。なお、V1,V2,V3はI
1,I2,I3にそれぞれ比例しているので、判定条件
としてこれらの出力電流をV1,V2,V3の代わりに
用いてもよい。
【0074】以上、説明したように、上記半導体位置検
出器は、受光面上の入射光位置Xに応じて半導体導電層
6A,6B,6C,60A,60Bの両端部からそれぞ
れ出力される電流値が可変する半導体位置検出器におい
て、受光面内にフォトダイオード用導電層19A,19
Bを形成し、上記両端部及びフォトダイオード用導電層
19A,19Bからの電流値I1,I2及びI3の双方
に基づいて所定範囲の入射光位置Xを演算可能なように
フォトダイオード用導電層19A,19Bを配置したの
で、位置演算に使用可能な出力電流の絶対値を増加さ
せ、検出感度を向上させることができる。
【0075】また、フォトダイオード用導電層19A,
19Bを任意の位置に配置することで、PSD及びフォ
トダイオードの領域を自由に設定可能である。
【0076】なお、上記いずれの半導体位置検出器にお
いても、分枝導電層7,7A,7B,7C間及び導電層
61間をX方向に横切る電流を抑制するため、これと反
対の導電型のアイソレーション層をそれらの間に設けて
もよい。
【0077】また、上記いずれの半導体位置検出器にお
いても、基幹導電層6,60、分枝導電層7、フォトダ
イオード10信号取出用導電層5A,5B,8が内側に
配置されるように、半導体基板1の外周部に第1導電型
(n型)の高濃度半導体層及び外枠電極を設けてもよ
い。なお、外枠電極はパッシベーション膜11に形成さ
れた開口部にて前記高濃度半導体層とオーミック接続さ
れ、外枠電極と信号取出電極4A,4B,4Cとの間に
所定電圧を印加することによって半導体位置検出素子を
動作させることも可能となる。この外枠電極は半導体基
板外周部に入射する外乱光を遮光する機能も有してい
る。
【0078】以上、説明したように、上記測距装置は、
受光面内に形成されたフォトダイオード10と受光面上
の入射光位置Xに応じて半導体導電層6,61,6A,
6B,6C,60,60A,60Bの両端部からそれぞ
れ出力される電流値が可変するPSDとを備えた半導体
位置検出器、及び半導体位置検出器の出力I1,I2,
I3から測定対象物までの距離に対応する半導体位置検
出器上の入射光位置Xを演算する演算回路を備えた測距
装置において、演算回路はPSD両端部及びフォトダイ
オードからの3つの出力電流I1,I2,I3が入力さ
れる電流電圧変換回路101,102,103と、電流
電圧変換回路101,102,103からの3つの出力
電圧V1,V2,V3のみに基づいて入射光位置Xを演
算する演算手段104,105とを備えている、上記装
置においては、PSD自体が遠距離にある対象物を測定
する時に2分割PDのうちの一方のPDとして機能す
る。本装置においてはPSDの2つの出力電流和I1+
I2(電圧:V1+V2)に加えて、PDの出力電流I
3(電圧:V3)を距離演算に用いることにより位置分
解能を向上可能とすることができる。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の測距装
置によれば、位置分解能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は第1の半導体位置検出器の平面
図、図1(b)は図1(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図1(c)は図1(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図1(d)
は図1(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図1(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図1(f)は入射
光ILの入射位置(重心位置)Xと信号出力との関係を
示すグラフである。
【図2】図2(a)は第2の半導体位置検出器の平面
図、図2(b)は図2(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図2(c)は図2(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図2(d)
は図2(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図2(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図2(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【図3】図3(a)は第3の半導体位置検出器の平面
図、図3(b)は図3(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図3(c)は図3(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図3(d)
は図3(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図3(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図3(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【図4】図4(a)は第4の半導体位置検出器の平面
図、図4(b)は図4(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図4(c)は図4(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図4(d)
は図4(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図4(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図4(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【図5】図5(a)は第5の半導体位置検出器の平面
図、図5(b)は図5(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図5(c)は図5(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図5(d)
は図5(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図5(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図5(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【図6】図6(a)は第6の半導体位置検出器の平面
図、図6(b)は図6(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図6(c)は図6(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図6(d)
は図6(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図6(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図6(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【図7】図7(a)は第7の半導体位置検出器の平面
図、図7(b)は図7(a)に示した半導体位置検出器
のA−A’矢印断面図、図7(c)は図7(a)に示し
た半導体位置検出器のB−B’矢印断面図,図7(d)
は図7(a)に示した半導体位置検出器のC−C’矢印
断面図、図7(e)は半導体位置検出器を入射光ILと
共に示す半導体位置検出器の平面図、図7(f)は入射
光ILの入射位置と信号出力との関係を示すグラフであ
る。
【図8】図8は演算回路のブロック図である。
【図9】図8は別の演算回路のブロック図である。
【図10】図10は、従来の半導体位置検出器の平面図
(図10(a))、これを入射光と共に示す半導体位置
検出器の平面図(図10(b))、入射光ILの入射位
置と信号出力との関係を示すグラフ(図10(c))で
ある。
【図11】図11は図10の半導体位置検出器の演算回
路のブロック図である。
【符号の説明】
6…主基幹導電層領域、60…補助抵抗領域、10…フ
ォトダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光面内に形成されたフォトダイオード
    と前記受光面上の入射光位置に応じて半導体導電層の両
    端部からそれぞれ出力される電流値が可変する半導体位
    置検出素子とを備えた半導体位置検出器、及び前記半導
    体位置検出器の出力から測定対象物までの距離に対応す
    る前記半導体位置検出器上の入射光位置を演算する演算
    回路を備えた測距装置において、前記演算回路は前記半
    導体位置検出素子両端部及びフォトダイオードからの3
    つの出力電流のみに基づいて入射光位置を演算する演算
    手段を備えることを特徴とする。
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