JPH04312661A - 屋根防水部材及びこの屋根防水部材を用いた屋根防水工法 - Google Patents

屋根防水部材及びこの屋根防水部材を用いた屋根防水工法

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JPH04312661A
JPH04312661A JP10468991A JP10468991A JPH04312661A JP H04312661 A JPH04312661 A JP H04312661A JP 10468991 A JP10468991 A JP 10468991A JP 10468991 A JP10468991 A JP 10468991A JP H04312661 A JPH04312661 A JP H04312661A
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JP
Japan
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roof
umbrella
roofing
roofing material
contact surfaces
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JP10468991A
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English (en)
Inventor
Junichi Ono
小野 順一
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DAIICHI SHOKO KK
Original Assignee
DAIICHI SHOKO KK
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根防水部材及びこの
屋根防水部材を用いた屋根防水工法に関するものである
【従来の技術】従来における金属板製屋根の一種である
亜鉛鉄板(トタン板)張りの屋根として図7に示すもの
が知られている。同図に示す屋根30は、例えば体育館
、工場建屋、民家等の屋根基材21上に、例えばフェル
ト製の防水用材22を敷設し止め釘25により固定する
と共に、この防水用材22上に亜鉛鉄板製で長尺に形成
された複数の屋根材23を隣接する状態で敷設し、更に
、前記屋根材23同士の端縁部23a,23bを若干間
隔を隔てつつ立ち上げ、両端縁部23a,23bの上端
部分の間にやはり亜鉛鉄板製の接合部材24を配置して
、この接合部材24の端縁部24a,24bと前記屋根
材23の端縁部23a,23bとを各々重ね合わせつつ
カシメ加工等により機械的に折り曲げることで、両屋根
材23間の防水を行いつつ屋根30を構築したものであ
る。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た屋根30の場合、前記端縁部23a,24a間、端縁
部23b,24b間の接合不良や地震等による振動、さ
らには経年変化によりこれらの間から漏水が生じるとい
う問題があった。また、前記端縁部23a,24a間、
端縁部23b,24b間に各々接着剤や屋根用の防水材
を充填する工法もあるが、この場合にも上述した場合と
同様の理由から漏水を防止することができなかった。そ
こで、本発明は、長期間に亘って確実に漏水を防止する
ことが可能な屋根を構築し得る屋根防水部材及びこの屋
根防水部材を用いた屋根防水工法を提供することを目的
とするものである。
【課題を解決するための手段】本発明の屋根防水部材は
、  平坦な底面を有するとともに両側に底部側が傾斜
し上方が平行配置の屋根材用の当接面を対称形状に形成
した長尺の脚部と、この脚部の上端部を覆い、かつ、前
記両当接面の上部側方に沿う配置で一体成形されるとと
もに前記当接面に対面する内面に凹凸部を設けた傘状部
とを具備するものである。前記脚部の底面には、その長
さ方向に沿って脱気部材を配置する構成とすることがで
きる。本発明の屋根防水工法は、平坦な底面を有すると
ともに両側に底部側が傾斜し上方が平行配置の屋根材用
の当接面を対称形状に形成した長尺の脚部と、該脚部の
上端部を覆い、かつ、前記両当接面の上部側方に沿う配
置で一体成形されるとともに前記当接面に対面する内面
に凹凸部を設けた傘状部とを具備する屋根防水部材を、
建造物の屋根基材上における前記屋根材の幅に略対応す
る間隔で列設し、各屋根材の両端縁部を隣り合う屋根防
水部材の各当接面に各々挿入する状態で前記屋根基材上
に敷設し、前記傘状部を締め付け具を用いて前記脚部側
に圧接するようにしたものである。
【作用】上述した構成の屋根防水部材によれば、平坦な
底面を有し、両側に底部側が傾斜し上方が平行配置の屋
根材用の当接面を対称形状に形成した長尺の脚部を、屋
根基材上に設置し、前記長尺の脚部と一体成形された傘
状部の凹凸部を設けた内面と前記脚部の当接面との間に
各屋根材の端縁部を挿入し、傘状部により屋根材を挟み
込むことで、屋根材の端縁部が傘状部により完全に包囲
された状態となることにより、漏水の無い屋根の構築を
図ることが可能となる。前記脚部の底面に、その長さ方
向に沿って脱気部材を配置することにより、コンクリー
ト製の屋根基材から生じる水蒸気を吸収除去できる。上
述した屋根防水工法は、まず、平坦な底面を有し、両側
に底部側が傾斜し上方が平行配置の屋根材用の当接面を
対称形状に形成した長尺の脚部と、この脚部の上端部を
覆い、かつ、前記両当接面の上部側方に沿う配置で一体
成形されるとともに前記当接面に対面する内面に凹凸部
を設けた傘状部とを具備する屋根防水部材を、建造物の
屋根基材上に前記屋根材の幅に略対応する間隔で列設す
る。次に、各屋根材の両端縁部を、隣り合う屋根防水部
材の各当接面と傘状部の凹凸部を設けた内面との間に各
々挿入する状態で前記屋根基材上に敷設する。次に、前
記傘状部を締め付け具を用いて前記脚部側に圧接する。 以上の工程により、各屋根材の両端縁部は、各々屋根防
水部材の各当接面と傘状部の凹凸部を設けた内面との間
で強固に挟み込まれる状態となり、かつ、各屋根材の平
坦部は屋根基材上を覆う状態となり、各屋根材の継目に
相当する領域における漏水を完全に防止し得る屋根を構
築できる。
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。 図1に示す屋根防水部材1は、耐水性、耐蝕性のある金
属製で、平坦な底面2cを有するとともに、両側に底部
側が傾斜し上方が平行配置の屋根材用の当接面2a,2
bを対称形状に形成した長尺の脚部2と、この脚部2の
上端部を覆い、かつ、前記両当接面2a,2bの上部側
方に沿う配置で一体成形されるとともに前記当接面2a
,2bに対面する内面3a,3bに凹凸部4a,4bを
設けた傘状部5とを具備している。前記脚部2の底面に
は、その中央部長さ方向に沿って例えばスポンジからな
る長尺の脱気部材7を埋め込み状態に配置している。 次に、前記屋根防水部材1を用いた屋根防水工法につい
て、図2乃至図5を参照して説明する。まず、平坦な底
面2cを有し、両側に底部側が傾斜し上方が平行配置の
後記屋根材10用の当接面2a,2bを対称形状に形成
した長尺の脚部2と、この脚部2の上端部を覆い、かつ
、前記両当接面2a,2bの上部側方に沿う配置で一体
成形されるとともに前記当接面2a,2bに対面する内
面に凹凸部4a,4bを設けた傘状部5とを具備する屋
根防水部材1を、図2に示すように建造物の屋根基材1
1上に前記屋根材10の幅に略対応する間隔で列設する
。次に、図3に示すように、防水シートからなる屋根材
10の両端縁部10a及び10bを、隣り合う屋根防水
部材1の各当接面2a,2bと傘状部5の凹凸部4a,
4bを設けた内面との間にパッキング6を介在しつつ各
々挿入する状態で前記屋根基材11上に敷設する。 前記パッキング6としては、前記各屋根材10の両端縁
部10a,10bが各々挿入可能な溝6aを長さ方向沿
って設けた長尺で、前記傘状部5の内面最深部に挿入可
能な形状のシーリング部材、膨脹性ゴム等を用いる。次
に、図4に示すように、前記傘状部5を締め付け具12
を用いて前記脚部2側に圧接する。この締め付け具12
は、把手13を操作することにより、押圧片14a,1
4bが矢印方向に回動し、前記傘状部5の両外側部を前
記脚部2の両当接面2a,2b側に折り曲げるものであ
る。以上の工程により、図5に示すように、それぞれの
屋根材10の両端縁部10a,10bは、各々屋根防水
部材1の各当接面2a,2bと傘状部5の凹凸部4a,
4bを設けた内面との間でパッキング6を介在しつつ挟
み込まれる状態となり、かつ、各屋根材10の平坦部は
屋根基材11上を覆う状態となり、この結果、防水シー
トからなる各屋根材10の継目に相当する領域に配置し
た前記屋根防水部材1によりこの領域の漏水を長期間に
亘って完全に防止し得る屋根15を構築できる。また、
前記屋根防水部材1の底面2cに前記脱気部材7を配置
することにより、屋根基材11がコンクリート製の場合
でも、この屋根基材11の上面に生じる水蒸気を吸収除
去できる。図6は、前記屋根材10の代りに、亜鉛鉄板
(トタン板)製の屋根材16を用いた場合の屋根15A
を示すものである。この屋根15Aの施工方法は上述し
た場合と同様であるが、亜鉛鉄板製の屋根材16が気温
により膨脹、収縮を行うことから、前記屋根防水部材1
の両当接面2a,2bに対応する領域に長手方向に沿っ
て波状部16aを予め設けた屋根材16を用いることが
好ましい。このような屋根材16を用いることで、屋根
材16の平坦部分から毛細管現象により上昇しようとす
る水分を遮断でき、漏水防止をより一層図ることが可能
となる。なお、本発明は、上述した実施例の他、その要
旨の範囲で種々の変形実施が可能である。
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る屋根材防水部
材によれば、上述した如く構成の脚部及び傘状部からな
るので、当該傘状部により屋根材の端部領域を完全に覆
うことができ、屋根の漏水防止を図ることができる屋根
防水部材を提供することができる。更に、脚部の底面に
脱気部材を配置することにより、コンクリート製の屋根
基材から生じる水蒸気の吸収除去が可能な屋根防水部材
を提供することができる。また、本発明に係る屋根防水
工法によれば、簡略な工程により、屋根材の継目領域の
漏水を長期間に亘って完全に防止できる屋根防水工法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての屋根防水部材の斜視図
【図2】本発明の実施例工法の施工工程を示す斜視図

図3】本発明の実施例工法の施工工程を示す斜視図
【図
4】本発明の実施例工法の施工工程を示す斜視図
【図5
】本発明の実施例工法により得られる屋根の断面図
【図6】本発明の実施例工法により得られる亜鉛鉄板(
トタン板)からなる屋根防水部材を用いた屋根の断面図
【図7】従来工法による屋根の断面図
【符号の説明】
1  屋根防水部材 2  脚部 2a  当接面 2b  当接面 2c  底面 3a  内面 3b  内面 4a  凹凸部 4b  凹凸部 5  傘状部 6  パッキング 7  脱気部材 10  屋根材 11  屋根基材 12  締め付け具。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平坦な底面を有するとともに両側に底部側
    が傾斜し上方が平行配置の屋根材用の当接面を対称形状
    に形成した長尺の脚部と、この脚部の上端部を覆い、か
    つ、前記両当接面の上部側方に沿う配置で一体成形され
    るとともに前記当接面に対面する内面に凹凸部を設けた
    傘状部とを具備することを特徴とする屋根防水部材。
  2. 【請求項2】前記脚部の底面には、その長さ方向に沿っ
    て脱気部材を配置したものである請求項1記載の屋根防
    水部材。
  3. 【請求項3】平坦な底面を有するとともに両側に底部側
    が傾斜し上方が平行配置の屋根材用の当接面を対称形状
    に形成した長尺の脚部と、該脚部の上端部を覆い、かつ
    、前記両当接面の上部側方に沿う配置で一体成形される
    とともに前記当接面に対面する内面に凹凸部を設けた傘
    状部とを具備する屋根防水部材を、建造物の屋根基材上
    における前記屋根材の幅に略対応する間隔で列設し、各
    屋根材の両端縁部を隣り合う屋根防水部材の各当接面に
    各々挿入する状態で前記屋根基材上に敷設し、前記傘状
    部を締め付け具を用いて前記脚部側に圧接することを特
    徴とする屋根防水工法。
JP10468991A 1991-04-10 1991-04-10 屋根防水部材及びこの屋根防水部材を用いた屋根防水工法 Pending JPH04312661A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100883667B1 (ko) * 2008-01-10 2009-02-12 주식회사 원풍 지붕재 입체감 부여용 고정 골재와 지붕재 시트 및 그의 설치 방법
JP2010063999A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Taiyo Kogyo Geo Techno Service Kk 遮水シートの端部の保護方法及び保護構造

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