JPH04312583A - グリセルアルデヒド−3−ペンタニドおよびその製造方法 - Google Patents

グリセルアルデヒド−3−ペンタニドおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH04312583A
JPH04312583A JP4039289A JP3928992A JPH04312583A JP H04312583 A JPH04312583 A JP H04312583A JP 4039289 A JP4039289 A JP 4039289A JP 3928992 A JP3928992 A JP 3928992A JP H04312583 A JPH04312583 A JP H04312583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glyceraldehyde
pentanide
reaction
solution
cleavage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4039289A
Other languages
English (en)
Inventor
Christopher Randall Schmid
クリストファー・ランドール・シュミット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPH04312583A publication Critical patent/JPH04312583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D317/26Radicals substituted by doubly bound oxygen or sulfur atoms or by two such atoms singly bound to the same carbon atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D407/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00
    • C07D407/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00 containing two hetero rings
    • C07D407/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D405/00 containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D317/18Radicals substituted by singly bound oxygen or sulfur atoms
    • C07D317/20Free hydroxyl or mercaptan

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な薬学上および農芸
化学上の中間体に関するものであり、さらに具体的には
新規なグリセルアルデヒド基質およびある種の新規なジ
ケタール化された化合物から該基質を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】グリセルアルデヒドアセトニドの(R)
−および(S)−立体異性体は、数多くの薬物、農芸化
学物質および天然物質を合成する際の出発物質として有
用である。例えば、米国特許番号4,526,988は
、(R)−グリセルアルデヒドアセトニドが、抗ウイル
ス活性を有する2’−デオキシ−2’,2’−ジフルオ
ロヌクレオシドの製造に好ましい基質であることを開示
している。欧州特許出願184,365は、同じジフル
オロヌクレオシドが腫瘍崩壊活性をも有していることを
教示している。最後に、米国特許番号4,567,28
2は、(S)−グリセルアルデヒドアセトニドを用いて
抗癲癇、抗高血圧薬物である(R)−(−)−γ−アミ
ノ−β−ヒドロキシ酪酸ならびに種々の抗生物質を合成
しうることを開示している。
【0003】グリセルアルデヒドアセトニドを用いて製
造スケールで上述の化合物を製造する際にはいくつかの
不利な点が存在する。第一に、グリセルアルデヒドアセ
トニドの立体異性体を製造するための既知の方法は、製
造スケールで用いた場合には一般に低収率で該立体異性
体を与える。さらに、グリセルアルデヒドアセトニドは
、この化合物がポリマー化する傾向を有しているために
モノマーとしての安定性が低い。ポリマー化は、水にア
セトニドを溶解することにより防止することができる。 しかし、所望の薬物、農芸化学物質もしくは天然物質の
合成における次の反応工程が水性の反応条件を用いるこ
とができない場合には、そのような水溶液からグリセル
アルデヒドアセトニドを回収するのは極めて困難である
。このように、このポリマー化が純粋なグリセルアルデ
ヒドアセトニドを製造してそれを必要時まで保存すると
いう可能性を妨げ、また、グリセルアルデヒドアセトニ
ドから所望の最終産物への変換が産物合成の次の工程に
おいて非水性の反応条件を必要とする場合には、グリセ
ルアルデヒドアセトニドの水溶液からこれを回収するこ
との困難性がこの化合物を水溶液として製造し、保存す
るという可能性を望ましくないものにしている。このよ
うなポリマー化および水からの回収性の悪さが、製造の
融通性の制限に関係している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規な化合
物、即ちグリセルアルデヒド−3−ペンタニドを提供す
るものである。この化合物を用いて、米国特許番号4,
526,988および4,567,282に記載の薬物
、農芸化学物質および天然物質を合成することができる
。 即ち、本発明の1つの目的は薬学的および農芸的に活性
な化合物へのグリセルアルデヒド基質であって、水溶液
または有機溶液中で優れた安定性を示し、水溶液から容
易に回収することができ、そして工業的に実施可能な技
術を用いて製造スケールにおいて高収率で製造しうる基
質を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の式:

化7】 で示される新規なグリセルアルデヒド−3−ペンタニド
を提供するものである。上に記した構造は、本発明の化
合物または中間体の立体化学を示していない。本化合物
は、立体化学的には、上記式中において星印を付した炭
素原子で示される不斉炭素原子を有している。このよう
に、グリセルアルデヒド−3−ペンタニドは2種類の光
学活性な異性体、即ちR−およびS−立体異性体からな
る。この立体化学を以下に示す:
【化8】 本発明は、グリセルアルデヒド−3−ペンタニドのラセ
ミ化合物ならびにR−およびS−立体異性体の両方を包
含するものである。
【0006】本発明の別の目的はグリセルアルデヒド−
3−ペンタニドの製造方法であって、製造スケールに適
合させるのが容易な方法を用いて高収率で該グリセルア
ルデヒドを製造する方法を提供することである。グリセ
ルアルデヒド−3−ペンタニドは、当業者に周知の化合
物およびいくつかの場合には市販品から入手可能な化合
物から2工程の方法を用いて製造することができる。こ
の2工程の方法を以下の反応式1に示す:
【化9】
【0007】反応式1の方法の第1工程において、3,
3−ジメトキシペンタンを用い、触媒量のショウノウス
ルホン酸によってD−またはL−マンニトールをケター
ル化して1,2:5,6−ジケタール化された生成物を
得る。この反応のために選択する溶媒は、反応物質が所
望の反応を行なうに十分な可溶性を有し、使用する反応
条件に対して溶媒が不活性であれば、限定されるもので
はない。好ましい溶媒はジメチルホルムアミドである。
【0008】不活性溶媒中でのジメトキシペンタンおよ
びマンニトールの濃縮は必須ではない。通常は、生成物
の単離の間に起こりうる生成物の損失を最少にするため
、できるだけ濃縮された溶液を用いるのが望ましい。 しかし、十分量の溶媒を用いて反応中の溶液に反応物質
が実質的に残っていることを確実にすべきである。
【0009】使用するマンニトールとジメトキシペンタ
ンの相対量も限定されるものではない。通常、マンニト
ール試薬の完全な反応が得られることを確実なものにす
るため、マンニトール試薬に対して少なくとも2モルの
ジメトキシペンタン試薬またはそのわずかに過剰量を用
いる。過剰量のジメトキシペンタンは普通は避けるべき
であるが、これはこのような量を使用すると望ましくな
い1,2:3,4;5,6トリケタール化された生成物
が得られる結果になるためである。理想的には、マンニ
トール試薬に対して約2.0〜2.5モル当量の3,3
−ジメトキシペンタンを用いるが、2.1モル当量が最
も好ましい。
【0010】通常、このケタール化反応は、およそ室温
から反応混合物の還流温度までの温度で行なう。この反
応は、上記範囲の温度で行なったときには、通常は約1
時間〜約72時間後に実質的に完了する。望ましくない
副産物の生成が最も抑制されるので、約40℃の反応温
度が最も好ましい。
【0011】反応式1の方法の第1工程で製造されたジ
ケタール化生成物は、所望なら常法によって単離するこ
とができる。単離した場合には、この化合物を種々の溶
媒のいずれかからの再結晶によって精製することができ
る。しかし、精製は溶媒と労力を必要とするので、粗製
の単離化合物を反応式1の方法の第2工程に直接用いて
もよい。
【0012】反応式1の第1工程は、D−またはL−マ
ンニトールを用いて1,2:5,6−ジケタール化産物
を製造することを示している。このマンニトール試薬の
代わりに用いることができる別の基質は、D−またはL
−グロノ−1,4−ラクトンである。このような別の基
質を上記の反応条件に従って反応させると、式:
【化1
0】 で示されるモノケタール化された生成物が得られるであ
ろう。このモノケタール化された産物を、反応式1の方
法の第2工程の反応物質として使用することもできる。
【0013】R−グリセルアルデヒド−3−ペンタニド
を製造するときには、D−マンニトールが好ましい出発
物質である。しかし、S−グリセルアルデヒド−3−ペ
ンタニドを製造するときには、選択される基質はL−グ
ロノ−1,4−ラクトンである。
【0014】反応式1に示した方法の第2工程は、第1
工程で製造したモノまたはジケタール化された化合物を
切断試薬を用いて切断することからなる。この工程で使
用するのに適した切断試薬には、四酢酸鉛および過ヨウ
素酸塩類(例えば、過ヨウ素酸リチウム、過ヨウ素酸ナ
トリウム、過ヨウ素酸カリウムなど)が含まれる。製造
スケールに容易に適合させうるグリセルアルデヒド−3
−ペンタニドの製造方法を与えるのに特に有用であるの
で、過ヨウ素酸カリウムが好ましい切断試薬である。過
ヨウ素酸カリウムがこのような適合性を与えるのは、比
較的低い水溶性の点でそれが過ヨウ素酸アルカリ金属類
の中で独特であるためである。この低い溶解性は溶液の
pHが5〜6となる結果を与え、これにより特に望まし
いpH範囲を有する溶液が得られる。さらに、過ヨウ素
酸カリウムの水溶性の低さは、比較的容易な反応発熱の
制御を可能にする。
【0015】モノまたはジケタール化された化合物の効
果的な切断に必要とされる切断試薬の量は限定されない
。通常、ジケタール化された原料に対して少なくとも等
モル量の切断試薬またはわずかに過剰の切断試薬を用い
て、ケタール化された基質の完全な反応が得られること
を確実なものにする。グリセルアルデヒド−3−ペンタ
ニドを得るために1以上の結合の切断が必要であるとき
には(モノケタール化された基質が使用される場合など
)、モノケタール化された原料に対して少なくとも2モ
ルの切断試薬またはそのわずかに過剰量を用いるべきで
ある。
【0016】通常、反応式1の切断反応は不活性溶媒中
または不活性溶媒の混合物中で行なう。反応物質が十分
に溶解して所望の反応が進行し、使用される反応条件に
対して溶媒が不活性である限り、反応用の溶媒の選択は
限定されない。四酢酸鉛を切断試薬として使用する場合
には、通常、不活性溶媒は例えばエーテル、ケトンまた
はエステルなどの有機溶媒であるべきである。過ヨウ素
酸塩を切断試薬として使用する場合には、通常、切断反
応は水中で行なうべきである。
【0017】過ヨウ素酸塩を切断試薬とする場合には、
有機共溶媒を用いて反応物質の溶解性を高めるのが望ま
しいであろう。適当な共溶媒には、反応物質の水中での
溶解性を高め、使用する反応条件に対して不活性であり
、そして水に完全にまたは部分的に混和する全ての有機
溶媒が含まれる。適当な共溶媒の代表的な例には、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル類、
アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、および
酢酸メチルなどのエステル類が含まれる。テトラヒドロ
フランとアセトンが好ましい共溶媒である。
【0018】水と共溶媒の比率は限定されない。一般的
には、水に対する反応物質の所望の溶解度が得られるに
十分な量で共溶媒を用いるべきである。過剰量の共溶媒
は避けるべきである。通常の使用してよい水と共溶媒の
比率は、約1:1(v:v)の水/共溶媒から約10:
1(v:v)の水/共溶媒までの範囲である。しかし、
この範囲は例示の目的で挙げたものであって、いかなる
点においても本発明の範囲を限定しようとするものでは
ない。
【0019】不活性溶媒中のジまたはモノケタール化化
合物および切断試薬の濃度は限定されるものではない。 一般的には、生成物の単離中に起こるであろう生成物の
損失を最少にするため、できるだけ濃縮された溶液を用
いるのが望ましい。しかし、切断反応が発熱性であるの
で、十分量の溶媒を用いて反応による発熱を制御可能に
しておくべきである。
【0020】この切断反応は、通常、約0℃〜約50℃
の温度で行なう。この反応は、上記範囲の温度で行なう
と、通常は約15分〜約8時間後に実質的に完了する。 所望により、反応の進行を核磁気共鳴(NMR)などの
通常の分析法によって追跡することができる。
【0021】反応式1の工程2のグリセルアルデヒド−
3−ペンタニド産物のケタール加水分解を最少にするた
め、反応溶液のpHは約5.0〜約9.0に維持すべき
である。ある種の過ヨウ素酸塩、例えば過ヨウ素酸ナト
リウムを切断試薬として使用するときには、このような
試薬を水に溶解したときに4.0以下の反応溶液pHが
得られる。過ヨウ素酸ナトリウムなどの切断試薬を用い
るときのケタールの加水分解を最少にするため、反応溶
液のpHを約5.0〜約9.0に高めるのに十分な量の
塩基を反応混合物に加えることを考えるのが普通であろ
う。しかし、過ヨウ素酸ナトリウムを含む切断反応溶液
に塩基を添加すると、パラ過ヨウ素酸二ナトリウムの沈
澱を引き起こし、従って、反応収率を低下させ、十分量
の塩基を添加したときには切断反応を完全に停止させて
しまう。
【0022】過ヨウ素酸カリウムは水に対する溶解性が
比較的低いので、これを本方法における切断試薬として
使用したときには約5〜6の反応溶液pHが得られる。 このように、過ヨウ素酸カリウムを含む切断反応溶液は
、自然にケタールの加水分解最少にするに十分な反応溶
液pHを有している(即ち、約5.0〜約9.0の反応
溶液pH)。従って、過ヨウ素酸カリウムが本切断反応
の好ましい切断試薬である。
【0023】しかし、過ヨウ素酸カリウムを切断試薬と
して使用したときであっても、切断反応生成物のケター
ル加水分解が一部起こりうる。脱ケタール化された原料
の切断によって切断反応中にギ酸が生成されうる。ギ酸
が生成するにつれて、反応溶液のpHが減少する。過ヨ
ウ素酸カリウムを切断試薬として使用したときであって
も結局は、反応溶液のpHは5.0以下に低下し、ケタ
ールの加水分解が起こることになるであろう。
【0024】過ヨウ素酸カリウムを含む切断反応溶液中
のギ酸誘導のケタール加水分解を防止するために、十分
量の塩基を加えて切断反応中の全ての時点において反応
溶液のpHを約5.0〜約9.0に維持すべきである。 反応の開始時に反応混合物に塩基を添加することにより
、または、反応中の必要な時に塩基を添加することによ
り、塩基の添加を行なって反応溶液のpHを所望のpH
値に維持してよい。ケタールの加水分解を最少にするた
めに使用することができる代表的な塩基には、一塩基性
リン酸カリウム、二塩基性リン酸カリウム、三塩基性リ
ン酸カリウム、炭酸塩類(例えば、炭酸カリウム、炭酸
水素カリウムなど)、アミン類(例えば、トリエチルア
ミンなど)、および水酸化カリウムが含まれる。水酸化
カリウムおよび炭酸水素カリウムが本方法において用い
るに好ましい塩基である。
【0025】過ヨウ素酸ナトリウムを含む切断反応溶液
に塩基を添加するとパラ過ヨウ素酸二ナトリウムの沈澱
を引き起こすが、過ヨウ素酸カリウムを含む切断反応溶
液に塩基を添加するとパラ過ヨウ素酸二カリウムが生成
する。パラ過ヨウ素酸二カリウムは、過ヨウ素酸カリウ
ムよりも水溶性が高い。従って、過ヨウ素酸カリウムを
含む切断反応溶液に塩基を添加すると実際に溶液中に過
ヨウ素酸酸化体の量が増加し、これにより、塩基を含ま
ない溶液を用いたときに得られるであろう切断反応速度
に比べてその速度が増加する。このように、過ヨウ素酸
カリウムを含む切断反応溶液への塩基の添加は、このよ
うな塩基の添加がギ酸誘導のケタール加水分解を防止す
るだけでなく切断反応の速度を増加させるので、本発明
の方法に好ましい。
【0026】反応式1の工程2のグリセルアルデヒド−
3−ペンタニド生成物を通常の単離法によって単離する
ことができる。また、この化合物の精製も所望により常
法を用いて行なうことができる。
【0027】本発明の別の目的はグリセルアルデヒド基
質であって、その保護基が後の工程で遊離したときにケ
トン(このケトンは、低温揮発性であるが故に後の反応
混合物から容易に除去される)を与えるグリセルアルデ
ヒド基質を提供することである。本発明は、以下の式:
【化11】 [式中、Rは
【化12】 である]で示される新規な中間体を提供するものである
【0028】R−グリセルアルデヒド−3−ペンタニド
は、反応式1で示した方法を用いてD−マンニトールま
たはD−グロノ−1,4−ラクトンから製造することが
できる。このような基質の使用によって、以下の式:

化13】 [式中、Rは
【化14】 である]で示される中間体が得られる。
【0029】同様に、S−グリセルアルデヒド−3−ペ
ンタニドは、反応式1で示した方法を用いてL−マンニ
トールまたはL−グロノ−1,4−ラクトンから製造す
ることができる。このような基質の使用によって、以下
の式:
【化15】 [式中、Rは
【化16】 である]で示される中間体が得られる。これらの中間体
を用い、切断反応によって本発明の新規化合物を製造す
る。
【0030】先に記したように、本発明はグリセルアル
デヒド−3−ペンタニドのラセミ化合物ならびにR−お
よびS−立体異性体の両方を包含するものである。ラセ
ミ性のグリセルアルデヒド−3−ペンタニドは、この化
合物のR−またはS−立体異性体のどちらかから、立体
異性体の水溶液のpHを10.0以上に高めることによ
って製造することができる。次いで、この水溶液の抽出
とそれに続く有機抽出液の蒸留によってラセミ性のグリ
セルアルデヒド−3−ペンタニドが得られるであろう。
【0031】本発明の化合物は、薬物、農芸化学物質お
よび天然物質の合成に用いることができる。この合成は
、米国特許番号4,526,988および4,567,
282に記載の合成法を用い、これら特許において使用
されているアセトニド化合物に代えて本発明のペンタニ
ド化合物を用いることによって行なう。
【0032】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。これらの実施例はいかなる意味においても
本発明の範囲を限定しようとするものではなく、また、
そのように解すべきではない。
【0033】実施例1  1,2:5,6−ジ−O−(
3−ペンチリデン)−D−マンニトール ジメチルホルムアミド(62.5ml)中のD−マンニ
トール(25.0g;0.137モル)とショウノウス
ルホン酸(0.96g)のスラリー(40℃)に、3,
3−ジメトキシペンタン(38.0g;0.288モル
)を加えた(15分間で滴下)。3,3−ジメトキシペ
ンタンの添加の終了から25分以内に均質な溶液が得ら
れ、次いでこの反応溶液を40℃で3時間撹拌した。ト
リエチルアミン(0.7g)を加え、加熱によって揮発
分を除去し、残留ジメチルホルムアミドを含む粗製の油
状物を得た。この油状物を酢酸エチル(200ml)で
希釈し、50%の飽和塩化ナトリウム溶液(135ml
づつ、2回)で洗浄し、次いで硫酸マグネシウムで乾燥
した。もう一度加熱して揮発分を除去し、白色固体を得
た。これを60℃の真空オーブン中で一晩乾燥して43
.95gの化合物を得た。この化合物は、NMRにより
75%(重量%)純度の標記化合物であることが示され
た。
【0034】実施例2  R−グリセルアルデヒド−3
−ペンタニド 水(50ml)中の過ヨウ素酸カリウム(7.95g;
34.6mモル)と炭酸水素カリウム(0.32g;3
.2mモル)のスラリー(室温)に、テトラヒドロフラ
ン(20ml)中の上記実施例1で調製した1,2:5
,6−ジ−O−(3−ペンチリデン)−D−マンニトー
ル[72重量%の原料を13.8g;(3−ペンチリデ
ン)−D−マンニトール化合物を31.4mモル]の溶
液を、反応混合物の温度を26℃以下に保つ速度で滴下
した。得られたスラリーを室温で3時間、激しく撹拌し
、次いで5℃まで冷却し、濾過した。この濾過ケーキを
酢酸エチル(20ml)で洗浄し、洗浄液を濾液に加え
た。得られた2相の溶液を室温まで暖め、塩化ナトリウ
ムで飽和させ、次にもう一度濾過した。この2相溶液の
有機層および水層を分け、水層を酢酸エチル(20ml
)で抽出した。この有機層と酢酸エチル抽出液を合わせ
、次に硫酸マグネシウムで乾燥した。次いで、揮発性成
分を減圧下に除去して粘稠性のシロップを得た。このシ
ロップを小さな蒸留容器に移し、加熱しながら高真空下
(0.3mmHg)に置いた。物質が蒸留ヘッドに現れ
始めたときに、コンデンサーに冷却液(5℃)を循環さ
せ、受容器を氷水浴に浸漬した。この蒸留によって、7
.55g(76%収率)の標記化合物を透明な油状物と
して得た。 沸点:43−44℃(0.3mmHg)。 [α]D:+80.1°(C=0.166,トルエン)
。 1H NMR:δ 9.57(d,1H)、4.46(
m,1H)、3.97(t,1H)、3.97(dd,
1H)。
【0035】実施例3  R−グリセルアルデヒド−3
−ペンタニド 水(50ml)中の過ヨウ素酸カリウム(3.7g;1
7.27mモル)と炭酸水素カリウム(0.3g;3.
14mモル)のスラリー(室温)に、テトラヒドロフラ
ン(50ml)中の1,2:5,6−ジ−O−(3−ペ
ンチリデン)−D−マンニトール(5.0g;5.7m
モル)(上記実施例1で調製)の溶液を、反応混合物の
温度を27℃以下に保つ速度で滴下した。得られたスラ
リーを室温で2.5時間、激しく撹拌し、次いで濾過し
た。この濾液に酢酸エチル(25ml)を加えた。得ら
れた2相の溶液を塩化ナトリウムで飽和させ、次にもう
一度濾過した。この2相溶液の有機層および水層を分け
、水層を酢酸エチル(25ml)で抽出した。この有機
層と酢酸エチル抽出液を合わせ、次に硫酸マグネシウム
で乾燥した。次いで、揮発性成分を減圧下に除去して油
状物を得た。この油状物を小さな蒸留容器に移し、加熱
しながら高真空下(0.3mmHg)に置いた。 物質が蒸留ヘッドに現れ始めたときに、コンデンサーに
冷却液(5℃)を循環させ、受容器を氷水浴に浸漬した
。 この蒸留によって、3.88g(78%収率)の標記化
合物を得た。 [α]D:+72.8°(C=0.221,トルエン)
。 1H NMR:δ 9.57(d,1H)、4.46(
m,1H)、3.97(t,1H)、3.97(dd,
1H)。
【0036】実施例4  R−グリセルアルデヒド−3
−ペンタニド 水(2ml)中の過ヨウ素酸カリウム(0.86g;4
.0mモル)と炭酸水素カリウム(0.062g;0.
62mモル)のスラリー(室温)に、アセトン(1ml
)中の1,2:5,6−ジ−O−(3−ペンチリデン)
−D−マンニトール(1.0g;3.14mモル)(上
記実施例1で調製)の溶液を加えた。得られたスラリー
の温度はアセトン溶液の添加によって初めは38℃まで
発熱したが、水浴を用いて室温まで冷却した。このスラ
リーを1時間、激しく撹拌した。 次いで、NMR分析によって標記化合物への実質的に完
全な反応が起こっていることを確認した。
【0037】実施例5  R−グリセルアルデヒド−3
−ペンタニド 水(5ml)中の過ヨウ素酸カリウム(0.7338g
;3.43mモル)のスラリー(室温)に、テトラヒド
ロフラン(1ml)中の1,2:5,6−ジ−O−(3
−ペンチリデン)−D−マンニトール(1.0g;3.
14mモル)(上記実施例1で調製)の溶液を加えた。 得られたスラリーのpHは約4.0であったので、その
pHを6.0まで高めるために1N水酸化ナトリウム溶
液(40μl)を加えた。次いで、このスラリーを5時
間、激しく撹拌すると、その時点でpHは3.0まで減
少していた。このスラリーのpHを高めるために1N水
酸化ナトリウム(70μl)を加えた。次に、このスラ
リーをさらに3時間、激しく撹拌した。次いで、NMR
分析によって標記化合物への実質的に完全な反応が起こ
っていることを確認した。
【0038】実施例6  R−グリセルアルデヒド−3
−ペンタニド 水(90.9ml)中のメタ過ヨウ素酸ナトリウム(1
1.09g;51.8mモル)の冷溶液(0℃)に、テ
トラヒドロフラン(23ml)中の1,2:5,6−ジ
−O−(3−ペンチリデン)−D−マンニトール(15
.0g;47.1mモル)(上記実施例1で調製)の溶
液を15分間で加えた。得られたスラリーを0℃で1時
間撹拌し、次いで濾過した。 この濾液を塩化ナトリウムで飽和し、次いで酢酸エチル
(90ml)を加えた。得られた2相溶液のpHを、1
N水酸化ナトリウム溶液(12.6ml)の添加によっ
てpH7.0まで高めた。この2相溶液の有機層および
水層を分け、水層を酢酸エチル(45mlづつ、3回)
で抽出した。 この有機層と酢酸エチル抽出液を合わせ、次に硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。次いで、揮発性成分を減圧下で除
去して油状物を得た。この油状物を酢酸エチルに溶解し
、得られた溶液中の揮発分を蒸留によってもう一度除去
して14.71gの無色透明の油状物を得た。この油状
物の一部(7.29g)を蒸留容器に移し、次いで加熱
しながら6〜10mmHgの真空下に置いた。この蒸留
によって5.28gの油状物が得られ、これはNMRに
より標記化合物であることが示された。
【0039】実施例7  5,6−O−(3−ペンチリ
デン)−L−グロノ−1,4−ラクトン ジメチルホルムアミド(125ml)中のL−グロノ−
1,4−ラクトン(25.0g;140.0mモル)と
ショウノウスルホン酸(0.5g)のスラリー(室温)
に、3,3−ジメトキシペンタン(33.3g;253
.0mモル)を加えた。 得られた溶液を48時間撹拌した。トリエチルアミン(
1ml)を加え、加熱して揮発分を除去し、粗製の油状
物を得た。この熱い油状物にトルエン(375ml)を
加えると、ほぼ直後に沈澱が生成し始めた。この油状物
/トルエンの混合物を0℃まで冷却し、濾過した。この
濾過ケーキを冷トルエン(0℃)で洗浄した後、60℃
で3時間、真空下で乾燥して25.93gの標記化合物
を白色固体として得た。
【0040】実施例8  S−グリセルアルデヒド−3
−ペンタニド 水(50ml)中の過ヨウ素酸カリウム(19.65g
;85.2mモル)と炭酸水素カリウム(8.54g;
85.4mモル)のスラリー(室温)に、テトラヒドロ
フラン(50ml)中の実施例7の化合物(10.0g
;40.4mモル)の溶液を、反応混合物の温度を27
℃以下に保つ速度で滴下した。 得られたスラリーを室温で3時間、激しく撹拌し、次い
で約0℃まで冷却し、濾過した。この濾液に酢酸エチル
(25ml)を加えた。得られた2相の溶液を室温まで
暖め、塩化ナトリウムで飽和させ、次にもう一度濾過し
た。この2相溶液の有機層および水層を分け、水層を酢
酸エチル(25ml)で抽出した。この有機層と酢酸エ
チル抽出液を合わせ、次に硫酸マグネシウムで乾燥した
。次いで、揮発性成分を減圧下に除去して油状物を得た
。この油状物を蒸留容器に移し、加熱しながら高真空下
(0.3mmHg)に置いた。物質が蒸留ヘッドに現れ
始めたときに、コンデンサーに冷却液(5℃)を循環さ
せ、一方で受容器を氷水浴に浸漬した。この蒸留によっ
て、4.42g(69%収率)の標記化合物を透明な油
状物として得た。 沸点:43−44℃(0.3mmHg)。 [α]D:−79.4°(C=1.18,トルエン)。 1H NMR:δ 9.57(d,1H)、4.46(
m,1H)、3.97(t,1H)、3.97(dd,
1H)。
【0041】グリセルアルデヒドアセトニドと同様、グ
リセルアルデヒド−3−ペンタニドは放置するとポリマ
ー化する。また、アセトニドと同様、グリセルアルデヒ
ド−3−ペンタニドはその水溶液を調製することによっ
て安定化することができる。しかし、アセトニドとは異
なり、グリセルアルデヒド−3−ペンタニドは水溶液か
ら容易に回収することができ、これによりこの化合物の
安定かつ容易に利用しうる形態を得ることができる。こ
のような安定性および回収の容易さは、ペンタニドを合
成し、必要時まで水溶液として保存し、そして後に水溶
液から容易に回収することができるので、有機溶媒反応
条件を用いる合成においてグリセルアルデヒド−3−ペ
ンタニドを活性な最終産物に変換しようとする場合に、
製造の融通性が増すという点で利点を与える。
【0042】さらに、酢酸エチルなどの通常の有機溶媒
を用いてグリセルアルデヒド−3−ペンタニドの溶液を
調製することによって該ペンタニドを安定化することも
できる。事実、グリセルアルデヒド−3−ペンタニドの
酢酸エチル溶液は、対応するグリセルアルデヒド−3−
ペンタニドの水溶液よりも高い安定性を示すことすらあ
るようである。従って、グリセルアルデヒド−3−ペン
タニドの有機溶媒溶液、特に酢酸エチル溶液は、安定か
つ容易に利用しうる形態のペンタニドを得るために特に
好ましいものである。
【0043】グリセルアルデヒド−3−ペンタニドは、
水溶液中では、以下の式:
【化17】 で示される水和物と平衡状態にあるアルデヒド型のグリ
セルアルデヒド−3−ペンタニドの混合物として主に存
在する。また、この水和物は、上記の式中において星印
を付した炭素原子で示される不斉炭素原子を有している
。従って、グリセルアルデヒド−3−ペンタニドの水和
物は2種類の光学的に活性な立体異性体からなる。これ
らは、以下の式:
【化18】 で示される立体化学を有するR−およびS−立体異性体
である。本発明は、グリセルアルデヒド−3−ペンタニ
ドの水和物のラセミ化合物ならびにR−およびS−立体
異性体の両方を包含するものである。
【0044】グリセルアルデヒド−3−ペンタニドの水
溶液からの該ペンタニドの回収は、水溶液を有機溶媒で
抽出することによって行なうことができる(この水溶液
を塩化ナトリウムで飽和させた後に)。この抽出によっ
て、主として上記の水和物と平衡状態にあるアルデヒド
型のグリセルアルデヒド−3−ペンタニドの混合物から
なる有機溶媒溶液が得られる。この抽出は、立体化学を
そのままに良好な収率で行なうことができる。無水のグ
リセルアルデヒド−3−ペンタニドが必要とされない反
応(即ち、水和された形態のグリセルアルデヒド−3−
ペンタニドを使用することができる)においては、上記
の有機溶媒溶液を直接用いて有用な薬物、農芸化学物質
および天然物質を合成することができる。しかし、この
ような有用な化合物を合成するのに無水のグリセルアル
デヒド−3−ペンタニドが必要であるときには、有機溶
媒の除去とそれに続く得られた残留物の真空下での蒸留
によって、無水のグリセルアルデヒド−3−ペンタニド
が70〜80%の収率で得られるであろう。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  以下の式で示される化合物:【化1】
  2. 【請求項2】  R−グリセルアルデヒド−3−ペンタ
    ニドである請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】  S−グリセルアルデヒド−3−ペンタ
    ニドである請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】  以下の式で示される化合物:【化2】
  5. 【請求項5】  以下の式で示される化合物:【化3】 [式中、Rは 【化4】 である]。
  6. 【請求項6】  以下の式: 【化5】 [式中、Rは 【化6】 である]で示される化合物を切断試薬と反応させること
    からなる、グリセルアルデヒド−3−ペンタニドの製造
    方法。
  7. 【請求項7】  切断試薬が過ヨウ素酸カリウムである
    請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】  反応混合物に塩基をさらに加える請求
    項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】  R−グリセルアルデヒド−3−ペンタ
    ニドを製造する請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】  S−グリセルアルデヒド−3−ペン
    タニドを製造する請求項6に記載の方法。
JP4039289A 1991-02-28 1992-02-26 グリセルアルデヒド−3−ペンタニドおよびその製造方法 Pending JPH04312583A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US66196491A 1991-02-28 1991-02-28
US661964 1991-02-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04312583A true JPH04312583A (ja) 1992-11-04

Family

ID=24655826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4039289A Pending JPH04312583A (ja) 1991-02-28 1992-02-26 グリセルアルデヒド−3−ペンタニドおよびその製造方法

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0506235B1 (ja)
JP (1) JPH04312583A (ja)
KR (1) KR100219994B1 (ja)
AT (1) ATE179417T1 (ja)
BR (1) BR9200646A (ja)
CA (1) CA2061736A1 (ja)
DE (1) DE69229017T2 (ja)
DK (1) DK0506235T3 (ja)
ES (1) ES2130154T3 (ja)
GR (1) GR3030649T3 (ja)
HU (1) HU214626B (ja)
IE (1) IE920635A1 (ja)
IL (1) IL101052A (ja)
MX (1) MX9200839A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131748A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Kao Corp 抗酸化剤

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3442165B2 (ja) * 1994-11-02 2003-09-02 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料用現像剤、現像液組成物並びにハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法
FR2761991B1 (fr) 1997-04-11 1999-06-25 Ceca Sa 5-6,o alkylidenes gluconolactones-1(4) et derives, procedes de preparation et utilisations

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK36784A (da) * 1983-02-25 1984-08-26 Hoffmann La Roche Fremgangsmaade til fremstilling af chirale aldehyder
JPS63227599A (ja) * 1987-03-14 1988-09-21 Kirin Brewery Co Ltd アンスラサイクリン化合物およびその用途

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131748A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Kao Corp 抗酸化剤

Also Published As

Publication number Publication date
HU9200645D0 (en) 1992-05-28
CA2061736A1 (en) 1992-08-29
ATE179417T1 (de) 1999-05-15
DE69229017T2 (de) 1999-10-07
DE69229017D1 (de) 1999-06-02
BR9200646A (pt) 1992-11-10
KR920016441A (ko) 1992-09-24
MX9200839A (es) 1992-08-01
GR3030649T3 (en) 1999-10-29
KR100219994B1 (ko) 1999-09-01
DK0506235T3 (da) 1999-10-25
HUT60485A (en) 1992-09-28
IL101052A (en) 1997-03-18
EP0506235A1 (en) 1992-09-30
IL101052A0 (en) 1992-11-15
EP0506235B1 (en) 1999-04-28
IE920635A1 (en) 1992-09-09
ES2130154T3 (es) 1999-07-01
HU214626B (hu) 1998-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61100574A (ja) 2(4‐フルオロフエニル)α‐メチル‐5‐ベンゾオキサゾール酢酸の製造方法
US4443617A (en) Process for the preparation of derivatives of 6,6-dimethyl-4-hydroxy-3-oxabicyclo-[3,1,0]-hexan-2-one
US4385186A (en) Optically active 4-hydroxy-3-methyl-2-(2-propynyl)-2-cyclopentenone
JPH04312583A (ja) グリセルアルデヒド−3−ペンタニドおよびその製造方法
US4851588A (en) Novel process for the preparation of bronopol
CA1282425C (en) Process for preparing hmg-coa reductase inhibitors with a 3,5-dihydroxypentanoate subunit
US4386035A (en) Intermediates for preparation of 3-bromo-4-fluoro-benzyl alcohol
JPH0742269B2 (ja) 4−アルコキシ−3−ピロリン−2−オン−1−イル−酢酸アルキルエステルおよびその製造方法
CN113045416A (zh) 一种(r)-3-羟基丁酰-(r)-3-羟基丁酯的制备方法
JPS5941984B2 (ja) クロロチオ−ル蟻酸エステルの製造方法
KR910000239B1 (ko) 메틸 2-테트라데실글리시데이트의 제조방법
JPH01175956A (ja) 光学的に純粋な3−ヒドロキシ酸類の精製法
JPH026348B2 (ja)
KR20010092864A (ko) 광학활성을 갖는 시아노부탄트리올 유도체 및 그의 제조방법
JP3272340B2 (ja) 1−[(シクロペント−3−エン−1−イル)メチル]−5−エチル−6−(3,5−ジメチルベンゾイル)−2,4−ピリミジンジオンの製造方法
US5164519A (en) Process for the separation of R and S-2,2-R1,R2 -1,3-dioxolane-4-carboxylic acid
JPH0637449B2 (ja) 光学活性アテノロール及びその中間体の製法
JP2974181B2 (ja) シクロブタノールの新規な製造法
KR100412334B1 (ko) 4-치환된-1h-피롤-3-카복실산 에스테르의 새로운 제조방법
US5648524A (en) Method for the preparation of 3-benzylthio-2-alkylpropionic acid and its derivatives
JP3058399B2 (ja) [[4−置換アセチル−o−フェニレン]ジオキシ]ジ酢酸誘導体及びその製造方法
CN116283911A (zh) 一种达比加群酯的制备方法
KR100515922B1 (ko) 디벤조티에핀 유도체의 개선된 제조방법
US20040220417A1 (en) Processes for preparation of n-protected-beta-amino alcohols and n-protected-beta-amino epoxides
JP3013760B2 (ja) 4−ヒドロキシ−2−ピロリドンの製法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001205