JPH04312440A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents
内視鏡洗浄消毒装置Info
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- JPH04312440A JPH04312440A JP3080164A JP8016491A JPH04312440A JP H04312440 A JPH04312440 A JP H04312440A JP 3080164 A JP3080164 A JP 3080164A JP 8016491 A JP8016491 A JP 8016491A JP H04312440 A JPH04312440 A JP H04312440A
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- cleaning
- endoscope
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- 230000000249 desinfective effect Effects 0.000 title claims abstract description 47
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡を洗浄消毒する
内視鏡洗浄消毒装置に関する。
内視鏡洗浄消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡を殺菌消毒する手段として
、過酸化水素ガス(VPHP)、エチレンオキサイドガ
ス(ETO)等の消毒ガスを利用した内視鏡洗浄消毒装
置が提案されている。この種の洗浄消毒装置は洗浄消毒
槽に収容された内視鏡を洗浄水で洗浄した後、洗浄消毒
槽に消毒ガスを導入し、洗浄後の内視鏡を消毒ガスで殺
菌消毒するように構成されている。
、過酸化水素ガス(VPHP)、エチレンオキサイドガ
ス(ETO)等の消毒ガスを利用した内視鏡洗浄消毒装
置が提案されている。この種の洗浄消毒装置は洗浄消毒
槽に収容された内視鏡を洗浄水で洗浄した後、洗浄消毒
槽に消毒ガスを導入し、洗浄後の内視鏡を消毒ガスで殺
菌消毒するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
内視鏡洗浄装置では、洗浄工程で内視鏡に付着した水滴
が消毒工程で残っていると、消毒ガスが水分に分解吸収
されてしまい、十分な消毒効果を得ることができなくな
る。特に、内視鏡のチャンネル内に消毒ガスを導入する
管路は、洗浄時の洗浄水管路と兼用される場合が多いた
め、管路内に水分が残留していると、消毒ガスが管路内
に残留した水分と接触し、分解吸収されてしまう。そこ
で、このような不具合を防止するために、消毒ガスが流
通する管路に温風を消毒工程前に流通させて管路を乾燥
させることが考えられるが、管路内の水分を完全に除去
するには時間がかかる。また、管路内に残留した水分を
見込んで消毒ガスの濃度を高めに設定することも考えら
れるが、消毒ガスの無駄が多くなるという問題があった
。
内視鏡洗浄装置では、洗浄工程で内視鏡に付着した水滴
が消毒工程で残っていると、消毒ガスが水分に分解吸収
されてしまい、十分な消毒効果を得ることができなくな
る。特に、内視鏡のチャンネル内に消毒ガスを導入する
管路は、洗浄時の洗浄水管路と兼用される場合が多いた
め、管路内に水分が残留していると、消毒ガスが管路内
に残留した水分と接触し、分解吸収されてしまう。そこ
で、このような不具合を防止するために、消毒ガスが流
通する管路に温風を消毒工程前に流通させて管路を乾燥
させることが考えられるが、管路内の水分を完全に除去
するには時間がかかる。また、管路内に残留した水分を
見込んで消毒ガスの濃度を高めに設定することも考えら
れるが、消毒ガスの無駄が多くなるという問題があった
。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は消毒ガスが管路内の水滴に
分解吸収されるようなことがなく、しかも内視鏡の洗浄
から消毒に至る時間を長びかせることなく内視鏡の洗浄
消毒を効果的に行なうことのできる内視鏡洗浄消毒装置
を提供しようとするものである。
れたものであり、その目的は消毒ガスが管路内の水滴に
分解吸収されるようなことがなく、しかも内視鏡の洗浄
から消毒に至る時間を長びかせることなく内視鏡の洗浄
消毒を効果的に行なうことのできる内視鏡洗浄消毒装置
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、内視鏡を洗浄消毒するための洗浄消毒槽と
、この洗浄消毒槽に収容された内視鏡のチャンネル内に
洗浄水を導入する洗浄水導入管路と、この洗浄水導入管
路を通じて前記内視鏡のチャンネル内に乾燥用空気を送
気する送気手段と、前記洗浄水導入管路に切換弁を介し
て接続され前記内視鏡の内外表面を消毒用ガスで消毒す
る消毒手段とを具備した内視鏡において、前記洗浄水導
入管路に水滴捕集手段を設けたものである。
に本発明は、内視鏡を洗浄消毒するための洗浄消毒槽と
、この洗浄消毒槽に収容された内視鏡のチャンネル内に
洗浄水を導入する洗浄水導入管路と、この洗浄水導入管
路を通じて前記内視鏡のチャンネル内に乾燥用空気を送
気する送気手段と、前記洗浄水導入管路に切換弁を介し
て接続され前記内視鏡の内外表面を消毒用ガスで消毒す
る消毒手段とを具備した内視鏡において、前記洗浄水導
入管路に水滴捕集手段を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明では洗浄水導入管路に水滴捕集手段を設
けることにより、洗浄水導入管路内の水滴を水滴捕集手
段で除去することができる。したがって、消毒時にVP
HP等の消毒ガスが管路内の水滴に分解吸収されるよう
なことがなく、内視鏡の洗浄消毒を効果的に行なうこと
ができる。
けることにより、洗浄水導入管路内の水滴を水滴捕集手
段で除去することができる。したがって、消毒時にVP
HP等の消毒ガスが管路内の水滴に分解吸収されるよう
なことがなく、内視鏡の洗浄消毒を効果的に行なうこと
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0008】図1は本発明の第1実施例に係る内視鏡洗
浄消毒装置の概略構成を示す図である。同図において、
1は洗浄消毒槽であり、この洗浄消毒槽1の底部には循
環ポンプ2を介して循環管路3の一端が接続されている
。この循環管路3は、給水管6により洗浄消毒槽1内に
給水された洗浄水を循環させるものであり、循環管路3
の他端にはコネクタ4を介して洗浄チューブ5が接続さ
れている。この洗浄チューブ5は、被洗浄消毒物である
内視鏡Aのチャンネル内に洗浄水を導入するものであり
、内視鏡Aの鉗子挿入口(図示せず)に接続されている
。なお、給水管6は給水弁7を介して循環管路3に接続
されている。
浄消毒装置の概略構成を示す図である。同図において、
1は洗浄消毒槽であり、この洗浄消毒槽1の底部には循
環ポンプ2を介して循環管路3の一端が接続されている
。この循環管路3は、給水管6により洗浄消毒槽1内に
給水された洗浄水を循環させるものであり、循環管路3
の他端にはコネクタ4を介して洗浄チューブ5が接続さ
れている。この洗浄チューブ5は、被洗浄消毒物である
内視鏡Aのチャンネル内に洗浄水を導入するものであり
、内視鏡Aの鉗子挿入口(図示せず)に接続されている
。なお、給水管6は給水弁7を介して循環管路3に接続
されている。
【0009】また、循環管路3の途中には分岐ブロック
8を介して洗浄ノズル9が接続されている。この洗浄ノ
ズル9は、内視鏡Aに洗浄水を噴出して内視鏡Aに付着
した汚れを洗浄除去するものであり、洗浄消毒槽1内の
上部に設けられている。
8を介して洗浄ノズル9が接続されている。この洗浄ノ
ズル9は、内視鏡Aに洗浄水を噴出して内視鏡Aに付着
した汚れを洗浄除去するものであり、洗浄消毒槽1内の
上部に設けられている。
【0010】また、循環管路3の途中には切換弁10を
介して送気管11の一端が接続されている。この送気管
11は内視鏡Aのチャンネル内にエアーを送気するもの
であり、送気管11の他端には空気供給源であるエアー
ポンプ12が接続されている。
介して送気管11の一端が接続されている。この送気管
11は内視鏡Aのチャンネル内にエアーを送気するもの
であり、送気管11の他端には空気供給源であるエアー
ポンプ12が接続されている。
【0011】一方、洗浄消毒槽1の側壁部にはガス導入
管13の一端が接続されている。このガス導入管13は
洗浄消毒槽1内に消毒ガスである過酸化水素ガスを導入
するものであり、ガス導入管13の他端には過酸化水素
ガス供給ユニット(以下、VPHP供給ユニットと略称
する。)14が接続されている。
管13の一端が接続されている。このガス導入管13は
洗浄消毒槽1内に消毒ガスである過酸化水素ガスを導入
するものであり、ガス導入管13の他端には過酸化水素
ガス供給ユニット(以下、VPHP供給ユニットと略称
する。)14が接続されている。
【0012】また、前記切換弁10とコネクタ4との間
の管路(循環管路3の一部)には、切換弁15を介して
ガス吸引管16の一端が接続されている。このガス吸引
管16は洗浄消毒槽1内に導入された過酸化水素ガスを
内視鏡Aのチャンネルを介して吸引するものであり、ガ
ス吸引管16の他端には吸引ポンプ17を介してガス戻
し管18が接続されている。このガス戻し管18は吸引
ポンプ17により吸引された過酸化水素ガスをVPHP
供給ユニット14に戻すもので、洗浄消毒槽1内に導入
された過酸化水素ガスは内視鏡Aのチャンネル内を流通
し、さらに洗浄チューブ5、コネクタ4、切換弁15、
ガス吸引管16、吸引ポンプ17、ガス戻し管18を経
てVPHP供給ユニット14に戻るようになっている。
の管路(循環管路3の一部)には、切換弁15を介して
ガス吸引管16の一端が接続されている。このガス吸引
管16は洗浄消毒槽1内に導入された過酸化水素ガスを
内視鏡Aのチャンネルを介して吸引するものであり、ガ
ス吸引管16の他端には吸引ポンプ17を介してガス戻
し管18が接続されている。このガス戻し管18は吸引
ポンプ17により吸引された過酸化水素ガスをVPHP
供給ユニット14に戻すもので、洗浄消毒槽1内に導入
された過酸化水素ガスは内視鏡Aのチャンネル内を流通
し、さらに洗浄チューブ5、コネクタ4、切換弁15、
ガス吸引管16、吸引ポンプ17、ガス戻し管18を経
てVPHP供給ユニット14に戻るようになっている。
【0013】また、前記切換弁15とコネクタ4との間
の管路つまり洗浄時には洗浄水が流通し、消毒時には消
毒ガスが流通する管路3aには、水滴捕集手段19が設
けられている。この水滴捕集手段19は管路内に残留し
た水滴を捕集除去するものであり、管路3aの内径より
も大きい内径拡大部20と、この拡大部20の下方に設
けられた捕集部21とから構成されている。
の管路つまり洗浄時には洗浄水が流通し、消毒時には消
毒ガスが流通する管路3aには、水滴捕集手段19が設
けられている。この水滴捕集手段19は管路内に残留し
た水滴を捕集除去するものであり、管路3aの内径より
も大きい内径拡大部20と、この拡大部20の下方に設
けられた捕集部21とから構成されている。
【0014】なお、洗浄消毒槽1内には、洗浄後の内視
鏡Aを乾燥させるためのヒータ22が設けられていると
ともに、内視鏡Aを置くための置き台23が設けられて
いる。また、洗浄消毒槽1の側壁部には、洗浄消毒槽1
内に洗剤を供給する洗剤供給ユニット24が洗剤供給管
25を介して接続されている。
鏡Aを乾燥させるためのヒータ22が設けられていると
ともに、内視鏡Aを置くための置き台23が設けられて
いる。また、洗浄消毒槽1の側壁部には、洗浄消毒槽1
内に洗剤を供給する洗剤供給ユニット24が洗剤供給管
25を介して接続されている。
【0015】さらに、循環ポンプ2と給水弁7との間の
管路(循環管路3の一部)には排水管26の一端が接続
され、この排水管26の他端には排液弁27を介して排
液ポンプ28が接続されている。そして、排液ポンプ2
8には洗浄水を外部排水設備へ送水する送水管29が接
続されている。また、上述した管路において液体が残留
し易い部分には、ドレン弁30を介してドレン管31が
接続されている。
管路(循環管路3の一部)には排水管26の一端が接続
され、この排水管26の他端には排液弁27を介して排
液ポンプ28が接続されている。そして、排液ポンプ2
8には洗浄水を外部排水設備へ送水する送水管29が接
続されている。また、上述した管路において液体が残留
し易い部分には、ドレン弁30を介してドレン管31が
接続されている。
【0016】図2は上記のように構成される内視鏡洗浄
消毒装置の洗浄工程から消毒工程に至る各機器の動作状
態を示すタイミング図である。同図に示すように、洗浄
工程では始めに給水弁7が開き、給水管6から洗浄水が
循環管路3を経由して洗浄消毒槽1内に給水される。そ
して、洗浄消毒槽1内に所定量の洗浄水が給水されると
、給水弁7が閉じ、さらに循環ポンプ2が駆動される。 これにより洗浄消毒槽1内に給水された洗浄水は循環管
路3を流通し、洗浄ノズル9から内視鏡Aの外表面に向
けて噴出するとともに、洗浄チューブ5から内視鏡Aの
チャンネル内に導入される。そして、洗浄ノズル9から
噴出した洗浄水は洗浄チューブ5から内視鏡Aのチャン
ネル内に導入された洗浄水と共に洗浄消毒槽1の下部に
溜まり、再び上述した流路を循環する。なお、洗浄工程
の前半では洗剤供給ユニット24から洗浄消毒槽1内に
洗剤が供給され、洗浄効果を高めている。
消毒装置の洗浄工程から消毒工程に至る各機器の動作状
態を示すタイミング図である。同図に示すように、洗浄
工程では始めに給水弁7が開き、給水管6から洗浄水が
循環管路3を経由して洗浄消毒槽1内に給水される。そ
して、洗浄消毒槽1内に所定量の洗浄水が給水されると
、給水弁7が閉じ、さらに循環ポンプ2が駆動される。 これにより洗浄消毒槽1内に給水された洗浄水は循環管
路3を流通し、洗浄ノズル9から内視鏡Aの外表面に向
けて噴出するとともに、洗浄チューブ5から内視鏡Aの
チャンネル内に導入される。そして、洗浄ノズル9から
噴出した洗浄水は洗浄チューブ5から内視鏡Aのチャン
ネル内に導入された洗浄水と共に洗浄消毒槽1の下部に
溜まり、再び上述した流路を循環する。なお、洗浄工程
の前半では洗剤供給ユニット24から洗浄消毒槽1内に
洗剤が供給され、洗浄効果を高めている。
【0017】ところで、洗浄工程の前半が終了すると、
循環ポンプ2が一旦停止する。そして、排液弁27が開
き、さらに排液ポンプ28が駆動される。これにより洗
浄消毒槽1内の洗浄水(洗剤入り)は循環ポンプ2、循
環管路3、排水管26、排液弁27、排液ポンプ28を
経て外部へ排水される。
循環ポンプ2が一旦停止する。そして、排液弁27が開
き、さらに排液ポンプ28が駆動される。これにより洗
浄消毒槽1内の洗浄水(洗剤入り)は循環ポンプ2、循
環管路3、排水管26、排液弁27、排液ポンプ28を
経て外部へ排水される。
【0018】このようにして浄消毒槽1内の洗浄水が全
て排水されると、排液弁27が閉じ、さらに排液ポンプ
28が停止する。そして、再び給水弁7が再び開き、給
水管6から洗浄水が洗浄消毒槽1内に給水され、洗浄消
毒槽1内に所定量の洗浄水が給水されると、給水弁7が
閉じ、さらに循環ポンプ2が駆動される。これにより洗
浄消毒槽1内に給水された洗浄水は循環管路3を流通し
、洗浄ノズル9から内視鏡Aの外表面に向けて噴出する
とともに、洗浄チューブ5から内視鏡Aのチャンネル内
に導入される。なお、このとき洗剤供給ユニット24か
らは洗剤が供給されないので、循環管路3の内面に付着
した洗剤の泡を洗浄水で濯ぐことができる。
て排水されると、排液弁27が閉じ、さらに排液ポンプ
28が停止する。そして、再び給水弁7が再び開き、給
水管6から洗浄水が洗浄消毒槽1内に給水され、洗浄消
毒槽1内に所定量の洗浄水が給水されると、給水弁7が
閉じ、さらに循環ポンプ2が駆動される。これにより洗
浄消毒槽1内に給水された洗浄水は循環管路3を流通し
、洗浄ノズル9から内視鏡Aの外表面に向けて噴出する
とともに、洗浄チューブ5から内視鏡Aのチャンネル内
に導入される。なお、このとき洗剤供給ユニット24か
らは洗剤が供給されないので、循環管路3の内面に付着
した洗剤の泡を洗浄水で濯ぐことができる。
【0019】次に送気工程では、排液弁27が開き、排
液ポンプ28により洗浄消毒槽1内の洗浄水が外部へ排
出される。また、これとほぼ同時にエアーポンプ12が
駆動され、エアーポンプ12から送気管11、切換弁1
0、管路3a、コネクタ4、洗浄チューブ5を経て内視
鏡Aのチャンネル内に乾燥用エアーが送気される。この
とき、管路3a内に残留している水滴はエアーポンプ1
2からの空気圧によって洗浄チューブ5側に移動し、水
滴捕集手段19により捕集除去される。また、このとき
ヒータ22がONとなり、洗浄消毒槽1内を加熱する。 なお、ヒータ22は乾燥工程でも引き続きONとなり、
内視鏡Aの表面を加熱乾燥する。
液ポンプ28により洗浄消毒槽1内の洗浄水が外部へ排
出される。また、これとほぼ同時にエアーポンプ12が
駆動され、エアーポンプ12から送気管11、切換弁1
0、管路3a、コネクタ4、洗浄チューブ5を経て内視
鏡Aのチャンネル内に乾燥用エアーが送気される。この
とき、管路3a内に残留している水滴はエアーポンプ1
2からの空気圧によって洗浄チューブ5側に移動し、水
滴捕集手段19により捕集除去される。また、このとき
ヒータ22がONとなり、洗浄消毒槽1内を加熱する。 なお、ヒータ22は乾燥工程でも引き続きONとなり、
内視鏡Aの表面を加熱乾燥する。
【0020】次に消毒工程では、VPHP供給ユニット
14が動作し、ガス導入管13から洗浄消毒槽1内に過
酸化水素ガスが供給される。そして、これとほぼ同時に
吸引ポンプ17が駆動される。これにより洗浄消毒槽1
内に供給された過酸化水素ガスは内視鏡Aのチャンネル
口から吸引され、洗浄チューブ5、コネクタ4、管路3
a、切換弁15、ガス吸引管16、吸引ポンプ17、ガ
ス戻し管18を経てVPHP供給ユニット14に戻る。 なお、このとき管路3a内は水滴捕集手段19によって
水分が捕集除去されているので、過酸化水素ガスが水分
に分解吸収されることはない。
14が動作し、ガス導入管13から洗浄消毒槽1内に過
酸化水素ガスが供給される。そして、これとほぼ同時に
吸引ポンプ17が駆動される。これにより洗浄消毒槽1
内に供給された過酸化水素ガスは内視鏡Aのチャンネル
口から吸引され、洗浄チューブ5、コネクタ4、管路3
a、切換弁15、ガス吸引管16、吸引ポンプ17、ガ
ス戻し管18を経てVPHP供給ユニット14に戻る。 なお、このとき管路3a内は水滴捕集手段19によって
水分が捕集除去されているので、過酸化水素ガスが水分
に分解吸収されることはない。
【0021】このように上記実施例では、洗浄時には洗
浄水が流通し、消毒時には過酸化水素ガスが流通する管
路3aに水滴捕集手段19を設けたので、管路内の水滴
を水滴捕集手段19によって捕集除去することができる
。したがって、過酸化水素ガスが管路内の水分と接触し
て分解吸収されてしまうことがなく、しかも管路内に残
留した水分を見込んで過酸化水素ガスの濃度を高めに設
定したり、送気乾燥工程に十分な時間をかけて管路内の
水分を乾燥除去したりする必要がない。よって、内視鏡
の洗浄から消毒に至る時間を長びかせることなく内視鏡
の洗浄消毒を効果的に行なうことができる。なお、上記
実施例では消毒工程中はヒータ22を停止したが、管路
内の水分除去をさらに促進させるために消毒工程中もヒ
ータ22を作動させても良い。
浄水が流通し、消毒時には過酸化水素ガスが流通する管
路3aに水滴捕集手段19を設けたので、管路内の水滴
を水滴捕集手段19によって捕集除去することができる
。したがって、過酸化水素ガスが管路内の水分と接触し
て分解吸収されてしまうことがなく、しかも管路内に残
留した水分を見込んで過酸化水素ガスの濃度を高めに設
定したり、送気乾燥工程に十分な時間をかけて管路内の
水分を乾燥除去したりする必要がない。よって、内視鏡
の洗浄から消毒に至る時間を長びかせることなく内視鏡
の洗浄消毒を効果的に行なうことができる。なお、上記
実施例では消毒工程中はヒータ22を停止したが、管路
内の水分除去をさらに促進させるために消毒工程中もヒ
ータ22を作動させても良い。
【0022】次に本発明の第2実施例を図3を参照して
説明する。なお、図1に示したものと同一部分には同一
符号を付し、第1実施例と異なる部分についてのみ説明
する。
説明する。なお、図1に示したものと同一部分には同一
符号を付し、第1実施例と異なる部分についてのみ説明
する。
【0023】すなわち、前記第1実施例では過酸化水素
ガスを循環させたが、図3に示すように送気方式で内視
鏡Aのチャンネル内に直接送気するようにしてよい。な
お、この場合にはVPHP供給ユニット14からの過酸
化水素ガスを送気ポンプ32で送気する構成となる。
ガスを循環させたが、図3に示すように送気方式で内視
鏡Aのチャンネル内に直接送気するようにしてよい。な
お、この場合にはVPHP供給ユニット14からの過酸
化水素ガスを送気ポンプ32で送気する構成となる。
【0024】また、前記第1実施例では洗浄時には洗浄
水が流通し、消毒時には過酸化水素ガスが流通する管路
3aに1個の水滴捕集手段19を設けたが、図3に示す
ように水滴捕集手段19を複数設けてよい。
水が流通し、消毒時には過酸化水素ガスが流通する管路
3aに1個の水滴捕集手段19を設けたが、図3に示す
ように水滴捕集手段19を複数設けてよい。
【0025】さらに、前記第1実施例では水滴捕集手段
19を内径拡大部20と捕集部21とで構成したが、図
3に示すように内径拡大部20の代わりに撥水部材33
で管路を形成してもよい。
19を内径拡大部20と捕集部21とで構成したが、図
3に示すように内径拡大部20の代わりに撥水部材33
で管路を形成してもよい。
【0026】また、図3に示すように水滴捕集手段19
の下部に逆止弁34を介して吸引ポンプ35を接続し、
管路内の水滴を吸引ポンプ35で積極的に吸引除去する
ようにしてもよい。
の下部に逆止弁34を介して吸引ポンプ35を接続し、
管路内の水滴を吸引ポンプ35で積極的に吸引除去する
ようにしてもよい。
【0027】また、給水管6に接続される外部給水設備
は温水でもよく、さらに図3に示すように給水管6に分
岐ブロック36を設けて温水と常温水の両方を給水でき
るようにしてもよい。また、内視鏡や装置の耐熱性を考
慮して給水管6に温度センサ37を設け、許容温度を越
えた給水に対しては給水弁7を閉じるようにしてよい。 さらに、洗浄消毒槽1内に水用ヒータ38を設け、洗浄
効果を高めるために洗浄水を水用ヒータ38で加温循環
するようにしてもよい。
は温水でもよく、さらに図3に示すように給水管6に分
岐ブロック36を設けて温水と常温水の両方を給水でき
るようにしてもよい。また、内視鏡や装置の耐熱性を考
慮して給水管6に温度センサ37を設け、許容温度を越
えた給水に対しては給水弁7を閉じるようにしてよい。 さらに、洗浄消毒槽1内に水用ヒータ38を設け、洗浄
効果を高めるために洗浄水を水用ヒータ38で加温循環
するようにしてもよい。
【0028】また、洗浄消毒槽1内の下部に水位センサ
39,40を設け、洗浄消毒槽1内の洗浄水水位を水位
センサ39,40で検知し、水位が低い場合には噴射量
の小さいノズル41から洗浄水を噴射し、水位が高い場
合には噴射量の大きいノズル42から洗浄水を噴射する
ようにしてもよい。
39,40を設け、洗浄消毒槽1内の洗浄水水位を水位
センサ39,40で検知し、水位が低い場合には噴射量
の小さいノズル41から洗浄水を噴射し、水位が高い場
合には噴射量の大きいノズル42から洗浄水を噴射する
ようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内視鏡を
洗浄消毒するための洗浄消毒槽と、この洗浄消毒槽に収
容された内視鏡のチャンネル内に洗浄水を導入する洗浄
水導入管路と、この洗浄水導入管路を通じて前記内視鏡
のチャンネル内に乾燥用空気を送気する送気手段と、前
記洗浄水導入管路に切換弁を介して接続され前記内視鏡
の内外表面を消毒用ガスで消毒する消毒手段とを具備し
た内視鏡において、前記洗浄水導入管路に水滴捕集手段
を設けたものである。したがって、消毒ガスが管路内の
水滴に分解吸収されるようなことがなく、しかも内視鏡
の洗浄から消毒に至る時間を長びかせることなく内視鏡
の洗浄消毒を効果的に行なうことができる。
洗浄消毒するための洗浄消毒槽と、この洗浄消毒槽に収
容された内視鏡のチャンネル内に洗浄水を導入する洗浄
水導入管路と、この洗浄水導入管路を通じて前記内視鏡
のチャンネル内に乾燥用空気を送気する送気手段と、前
記洗浄水導入管路に切換弁を介して接続され前記内視鏡
の内外表面を消毒用ガスで消毒する消毒手段とを具備し
た内視鏡において、前記洗浄水導入管路に水滴捕集手段
を設けたものである。したがって、消毒ガスが管路内の
水滴に分解吸収されるようなことがなく、しかも内視鏡
の洗浄から消毒に至る時間を長びかせることなく内視鏡
の洗浄消毒を効果的に行なうことができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る内視鏡洗浄消毒装置
の概略構成図。
の概略構成図。
【図2】同実施例の作用説明図。
【図3】本発明の第2実施例に係る内視鏡洗浄消毒装置
の概略構成図。
の概略構成図。
1…洗浄消毒槽、2…循環ポンプ、3…循環管路、3a
…管路、5…洗浄チューブ、6…給水管、7…給水弁、
9…洗浄ノズル、11…送気管、12…エアーポンプ、
13…ガス導入管、14…VPHP供給ユニット、16
…ガス吸引管、17…吸引ポンプ、19…水滴捕集手段
。
…管路、5…洗浄チューブ、6…給水管、7…給水弁、
9…洗浄ノズル、11…送気管、12…エアーポンプ、
13…ガス導入管、14…VPHP供給ユニット、16
…ガス吸引管、17…吸引ポンプ、19…水滴捕集手段
。
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡を洗浄消毒するための洗浄消毒
槽と、この洗浄消毒槽に収容された内視鏡のチャンネル
内に洗浄水を導入する洗浄水導入管路と、この洗浄水導
入管路を通じて前記内視鏡のチャンネル内に乾燥用空気
を送気する送気手段と、前記洗浄水導入管路に切換弁を
介して接続され前記内視鏡の内外表面を消毒用ガスで消
毒する消毒手段とを具備した内視鏡において、前記洗浄
水導入管路に水滴捕集手段を設けたことを特徴とする内
視鏡洗浄消毒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080164A JP3045560B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 内視鏡洗浄消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3080164A JP3045560B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 内視鏡洗浄消毒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312440A true JPH04312440A (ja) | 1992-11-04 |
JP3045560B2 JP3045560B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=13710681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3080164A Expired - Fee Related JP3045560B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 内視鏡洗浄消毒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045560B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09503422A (ja) * | 1994-01-28 | 1997-04-08 | ステリス コーポレイション | 抗菌流体用多孔要素を有する微生物除染システム |
JP2005505359A (ja) * | 2001-10-05 | 2005-02-24 | ステリス インコーポレイテッド | プリオンに感染した物質で汚染された表面のガス状の酸化剤を用いた除染 |
JP2007301246A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Koken Ltd | 内視鏡洗滌装置 |
JP2009112343A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡洗浄消毒装置 |
JP2014155593A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Earekkusu:Kk | 除染システム |
WO2016027520A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | オリンパス株式会社 | 内視鏡リプロセッサ |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3080164A patent/JP3045560B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09503422A (ja) * | 1994-01-28 | 1997-04-08 | ステリス コーポレイション | 抗菌流体用多孔要素を有する微生物除染システム |
US5833935A (en) * | 1994-01-28 | 1998-11-10 | Steris Corporation | Microbial decontamination system with components porous to anti-microbial fluids |
JP2005505359A (ja) * | 2001-10-05 | 2005-02-24 | ステリス インコーポレイテッド | プリオンに感染した物質で汚染された表面のガス状の酸化剤を用いた除染 |
US7803315B2 (en) | 2001-10-05 | 2010-09-28 | American Sterilizer Company | Decontamination of surfaces contaminated with prion-infected material with gaseous oxidizing agents |
JP2007301246A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Koken Ltd | 内視鏡洗滌装置 |
JP2009112343A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-28 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡洗浄消毒装置 |
JP2014155593A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Earekkusu:Kk | 除染システム |
WO2016027520A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | オリンパス株式会社 | 内視鏡リプロセッサ |
JP5881917B1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-03-09 | オリンパス株式会社 | 内視鏡リプロセッサ |
US9610008B2 (en) | 2014-08-21 | 2017-04-04 | Olympus Corporation | Endoscope reprocessor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3045560B2 (ja) | 2000-05-29 |
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