JPH04311861A - テープガイド装置 - Google Patents

テープガイド装置

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JPH04311861A
JPH04311861A JP3078016A JP7801691A JPH04311861A JP H04311861 A JPH04311861 A JP H04311861A JP 3078016 A JP3078016 A JP 3078016A JP 7801691 A JP7801691 A JP 7801691A JP H04311861 A JPH04311861 A JP H04311861A
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JP
Japan
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tape
guide member
guiding member
length
ultrasonic vibrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3078016A
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English (en)
Inventor
Etsuro Saito
悦朗 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04311861A publication Critical patent/JPH04311861A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ・テープ
・レコーダ等に適用して好適なテープガイド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオ・テープ・レコーダ等に使用され
るテープガイド装置は、大別すると回転型と固定型とが
挙げられる。回転型には、テープに与える走行抵抗が少
ないといった特徴がある。しかしながら、例えば、使用
するベアリングの回転ムラがテープの走行ムラとなって
表れることや、回転ローラーの回転方向に対しテープの
走行方向が直角になっていないと、テープがローラーか
ら幅方向の力を受けること等の欠点があった。特に後者
の欠点においては、更に、テープが幅方向に移動して、
テープのエッジを損傷することもあった。従って、回転
型のテープガイド装置を使用する場合には、部品精度や
組立精度が頗る高くなるようにしなければならなく、製
造が困難であった。一方、固定型はテープの走行が安定
したものとなるが、テープの走行抵抗が大きいといった
欠点があった。このような理由により、固定型でしかも
テープの走行抵抗の小さいテープガイド装置が要望され
ており、一例として、エアーガイドが挙げられる。この
エアーガイドは、ガイド体の表面に設けた小孔よりエア
ーを噴出し、テープを浮上させてテープの走行抵抗を減
じる方式である。しかしながら、このエアーガイドを以
てしても、エアー源としてコンプレッサーが必要となる
等新たな問題が生ずる。このような欠点や問題を解消す
べく、本出願人は先に超音波を用いた超音波加振テープ
ガイド装置(特願平02−103627号)を提案して
いる。この超音波加振テープガイド装置では、固定型の
テープ走行の安定性を有しながら、テープの走行抵抗を
減じることができるようになされている。また、この超
音波加振テープガイド装置は高さ調節が可能とされてい
る。以下、図4を参照して、この超音波加振テープガイ
ド装置について説明する。
【0003】この図4において、5は基台18に植立さ
れた主軸である。超音波加振子3が固着されたガイド部
材2は、支持突起7bを有する円筒状の振鍮製の支持軸
7により支持されている。下及び上フランジ9及び10
は支持軸7の上下端部に当接するように配置され、ガイ
ド部材2に巻き付けられるテープのエッジ部をガイドす
る役目を果たすようにされる。主軸5は下及び上フラン
ジ9及び10並びに支持軸7を挿通するように構成され
る。6は支持軸7の上端部の内周に嵌合されると共に主
軸5の端部に形成されたねじ23に螺合される高さ調整
ねじである。8は取り付け部材で、この取り付け部材8
の上部に上フランジ10が取り付けねじ15により固定
され、この取り付け部材8の下部に下フランジ9が固定
ピン22及び24にて固定されている。図5に示すよう
に、取り付け部材8の素子収容部8aは両側に側壁8b
を残した直方体の孔を形成することにより構成され、そ
の両側壁8bにはストッパ嵌合孔8cが形成されている
【0004】このストッパ嵌合孔8cには、ゴムからな
る円盤状のストッパ39の係止突起39aが嵌合され、
このストッパ39にて超音波加振子3が挟持されること
によって、ガイド部材2の回転が阻止されている。取り
付け部材8は、下及び上フランジ9及び10を平行に保
ち、その間隔をガイド部材2の長さより0.1mm程大
きく保つ役目を果たしている。図4に示すように、下フ
ランジ9及びベース18間の主軸5の外周に配設された
コイルばね35の偏倚力にて下フランジ9が上方向に押
されるようになされている。ベース18にはピン挿入孔
20が形成され、この挿入孔20には、下フランジ9下
面に植立された固定ピン22が挿入されている。このよ
うな構成において、高さ調整ねじ6が回転されると、コ
イルばね35の偏倚力により、また、この偏倚力に坑し
てガイド部材2の高さが調整できるようになされている
。図6は、超音波加振子3に交流電圧を印加し、ガイド
部材2に発生する定在波振動の状態を線X−Xで切って
展開して表示したものである。この図10に示すように
、点線N−Nは節の部分であり、この線上では振幅がゼ
ロとなっている。ガイド部材2の端面より節の位置まで
の距離をnとすると、支持突起7bの軸方向の位置はガ
イド部材2の端面よりnの距離に設けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガイド部材
2に接合或は接着され、このガイド部材2に定在波を発
生せしめる超音波加振子3のガイド部材2の径方向の長
さは、テープとガイド部材2との接触による摩擦の摩擦
係数μの増減に大きく関与する。従って、超音波加振子
3のガイド部材2の径方向の長さは、テープとガイド部
材2との接触による摩擦の摩擦係数μを最大限に低くで
きるような長さにする必要がある。しかしながら、上述
の図4において説明したテープガイド装置1においては
、超音波加振子3のガイド部材2の径方向の長さ(図4
においてLで示す)が最適な長さとされておらず、テー
プとガイド部材2との接触による摩擦の低摩擦化の効率
を悪化させると共に、これにより、超音波化振子3の温
度を大きく上昇させてしまう不都合があった。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
、超音波加振子の長さを最適な長さにして、テープとガ
イド部材の接触により生じる摩擦の低摩擦化の効率を最
大にすると共に、これにより、超音波加振子の温度上昇
を最大限に抑えることのできるテープガイド装置を提案
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明テープガイド装置
は例えば図1〜図2に示す如く、テープをガイドするパ
イプ状のガイド部材2と、一端が自由端とされ、他端が
ガイド部材に固着されガイド部材2を定在波振動させる
超音波加振子3と、ガイド部材2を支持する支持部材7
とからなるテープガイド装置17において、超音波化振
子3のガイド部材2の径方向の長さLを、ガイド部材2
及びテープ間での摩擦係数が最小値及びこの最小値の2
倍となるように選定したものである。
【0008】
【作用】上述せる本発明によれば、超音波化振子3のガ
イド部材2の径方向の長さLを、ガイド部材2及びテー
プ間での摩擦係数が最小値及びこの最小値の2倍となる
ように選定したので、超音波加振子の長さを最適な長さ
にして、テープとガイド部材の接触により生じる摩擦の
低摩擦化の効率を最大にすると共に、これにより、超音
波加振子の温度上昇を最大限に抑えることができる。
【0009】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明テープガイド
装置の一実施例について詳細に説明する。この図1にお
いて、図4と対応する部分には同一符号を付してその詳
細説明を省略する。本例においては、この図1に示す超
音波加振子3のガイド部材2の径方向の長さLを、テー
プとガイド部材2との接触による摩擦の摩擦係数が最小
となるように最適な長さとする如くする。さて、既に上
述した図6は、この超音波加振子3に交流電圧を供給し
たときに、ガイド部材2に発生する定在波振動の状態を
線X−Xで切って展開して表わしたものである。この図
6において、縦軸は半径方向の変位を示し、この状態は
振動の周期の内、最大振幅位置まで振れた状態を示して
いる。よって1/2周期後には、この図に2点鎖線で示
す位置に変位する。
【0010】点線N−Nは節の部分であり、この線上で
は振幅が「0」となっている。ガイド部材2の端面より
節の位置までの距離をnとすると、図1に示すように、
支持突起7bの軸方向の位置は、ガイド部材2の端面よ
りnの距離に設けられる。振幅の大きさは、入力電圧の
大きさに略比例する。一方、摩擦係数は、振幅の大きさ
に比例して小さくなる。よって、摩擦係数を小さくする
ためには、入力電圧を大きくすれば良い。入力電圧を一
定とした場合に、摩擦係数の大きさに大きく関与する要
素として、図1に示す超音波加振子3のガイド部材2の
径方向の長さLが挙げられる。
【0011】図2に縦軸を摩擦係数μ、横軸を超音波加
振子3のガイド部材2の径方向の長さL(単位はmm)
とし、超音波加振子3に夫々0.4(W)、0.6(W
)及び0.8(W)の電圧を供給した場合のグラフを示
す。この図2により明かなように、入力電圧の値が変わ
っても、超音波加振子3のガイド部材2の径方向の長さ
Lの値が4.5mmのときには常に摩擦係数μが最小と
なる。また、図3に縦軸を超音波加振子3に電圧を加え
ない場合に比べた上昇温度(度)、横軸を超音波加振子
3のガイド部材2の径方向の長さL(単位はmm)とし
、超音波加振子3に夫々0.4(W)、0.6(W)及
び0.8(W)の電圧を供給した場合のグラフを示す。 この図3により明かなように、入力電圧の値が変わって
も、超音波加振子3のガイド部材2の径方向の長さLの
値が4.5mmのときには常に超音波加振子3に電圧を
加えない場合に比べた上昇温度が最小となる。
【0012】尚、これら図2及び図3のデータは、ガイ
ド部材2の寸法を、例えば内径5mm、外径7mm、長
さ19.5mmとした場合である。従って、ガイド部材
2の寸法に応じた、摩擦係数μを最小にすることのでき
る超音波加振子3の長さLの最適値があり、この最適値
は、ガイド部材2の(外径+内径)/2.5で求めるこ
とができる。更に、図2及び図3より明かなように、超
音波加振子3の最適な長さLに対して、大略±30%の
範囲の摩擦係数μの値は、実用的に採用し得る範囲内に
ある。さて、超音波加振子3のガイド部材2の径方向の
長さをL、ガイド部材2の外径寸法をD、ガイド部材2
の内径寸法をdとおくと、最適な超音波加振子3のガイ
ド部材2の径方向の長さLは、上述より、(D+d)×
0.2≦L≦(D+d)×0.5と表すことができる。
【0013】上述のように例えばガイド部材2の寸法を
、内径5mm、外径7mm、長さ19.5mmとし、超
音波加振子3のガイド部材2の径方向の長さを4.5m
mとして構成した場合において、例えばビデオ・テープ
・レコーダ本体よりの交流電圧をリード線3a、3bを
介して超音波加振子3に供給すると、ガイド部材2には
定在波が発生する。そして、この状態でテープガイド装
置17によりテープを案内、走行させた場合のテープと
ガイド部材2の接触による摩擦の摩擦係数は、交流電圧
を超音波加振子3に供給しない場合と比較して数分の1
に減少する。そして更に、超音波加振子3のガイド部材
2の径方向の長さをL、ガイド部材2の外径寸法をD、
ガイド部材2の内径寸法をdとした場合の式(D+d)
×0.2≦L≦(D+d)×0.5に基いて、超音波加
振子3のガイド部材2の径方向の長さLを最適な長さと
して構成したので、超音波加振子3の長さを最適な長さ
にして、テープとガイド部材2の接触により生じる摩擦
の低摩擦化の効率を最大にすると共に、これにより、超
音波加振子の温度上昇を最大限に抑えることができる
【0014】尚、本発明は上述の実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
取り得ることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、超音波化振子
のガイド部材の径方向の長さを、ガイド部材及びテープ
間での摩擦係数が最小値及びこの最小値の2倍となるよ
うに選定したので、超音波加振子の長さを最適な長さに
して、テープとガイド部材の接触により生じる摩擦の低
摩擦化の効率を最大にすると共に、これにより、超音波
加振子の温度上昇を最大限に抑えることができる利益が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テープガイド装置の一実施例を示す断面
図である。
【図2】本発明テープガイド装置の一実施例の説明に供
するグラフである。
【図3】本発明テープガイド装置の一実施例の説明に供
するグラフである。
【図4】従来のテープガイド装置の例を示す断面図であ
る。
【図5】従来のテープガイド装置の例を示す平面図であ
る。
【図6】従来及び本発明テープガイド装置の夫々の説明
に供するグラフである。
【符号の説明】
17  テープガイド装置 2  ガイド部材 3  超音波加振子 7  支持軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  テープをガイドするパイプ状のガイド
    部材と、一端が自由端とされ、他端が上記ガイド部材に
    固着され上記ガイド部材を定在波振動させる超音波加振
    子と、上記ガイド部材を支持する支持部材とからなるテ
    ープガイド装置において、上記超音波化振子の上記ガイ
    ド部材の径方向の長さを、上記ガイド部材及びテープ間
    での摩擦係数が最小値及びこの最小値の2倍となるよう
    に選定したことを特徴とするテープガイド装置。
JP3078016A 1991-04-10 1991-04-10 テープガイド装置 Pending JPH04311861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078016A JPH04311861A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 テープガイド装置

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JP3078016A JPH04311861A (ja) 1991-04-10 1991-04-10 テープガイド装置

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ID=13650002

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