JPH04311568A - スパッタリング蒸発源装置 - Google Patents

スパッタリング蒸発源装置

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JPH04311568A
JPH04311568A JP7629891A JP7629891A JPH04311568A JP H04311568 A JPH04311568 A JP H04311568A JP 7629891 A JP7629891 A JP 7629891A JP 7629891 A JP7629891 A JP 7629891A JP H04311568 A JPH04311568 A JP H04311568A
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JP
Japan
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flange
bolts
attached
evaporation source
backing plate
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JP7629891A
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Hideyuki Odagi
秀幸 小田木
Seisuke Sueshiro
政輔 末代
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Ulvac Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空室に着脱自在に設
ける形式のスパッタリング蒸発源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スパッタリング蒸発源は蒸発材の
補充や保守点検のために真空室から取り外せるように構
成されており、例えば図4に示すように、真空室aの壁
面bに開口部cを形成し、該真空室aの外部から該開口
部cに気密に当接されるフランジdを設け、該フランジ
dの外側にスパッタリング蒸発源eのベースfを絶縁材
gを介してボルトhで着脱自在に取り付け、その内側に
アースシールドiをボルトjで着脱自在に取り付けるよ
うにし、防着板kを該開口部cの側方の内壁にボルトl
で取り付けるように構成されている。該蒸発源eの前面
には蒸発材mをボンディングしたバッキングプレートn
がボルトoで着脱自在に取り付けられ、該バッキングプ
レートnの背後には永久磁石等の磁気発生手段pが設け
られる。qはバッキングプレートnを気密に該蒸発源e
の本体に取り付けるためのOリングである。該アースシ
ールドi及び防着板kを固定するボルトj及びlは数本
であるが、バッキングプレートnを固定するボルトoは
Oリングqを潰す方向に力を加える必要があり、しかも
、その方向は真空力に対して逆方向になるために数十本
と数多く必要になる。尚、該フランジdは例えば扉状に
構成され、レバー等により気密に壁面bに固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスパッタリング
蒸発源をその点検保守等のために取り外す場合、各ボル
トj,l,oを取り外し、アースシールドi、防着板k
、蒸発材m及びバッキングプレートnの保守交換を行な
う。この場合、バッキングプレートnは数十本のボルト
oで固定されているため、ボルトの取り外しと締め付け
に時間が掛り、作業性が悪い欠点があった。また、防着
板kを真空室aの室壁bにボルトlで取り付けているた
めに、蒸発源eの取り外しと同時に該防着板kを取り外
すことができず、保守交換に時間が掛って好ましくない
【0004】本発明は、こうした不都合を解決して容易
にしかも短時間で蒸発源の保守交換を実施できるスパッ
タリング蒸発源装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、真空室を構
成する壁面に開口部を形成し、該開口部に該真空室の外
部からフランジを着脱自在に気密に当接して設け、該フ
ランジには、その外側から蒸発物を取り付けたバッキン
グプレートを前面に有するスパッタリング蒸発源のベー
スをボルトで取り付けると共にその内側からボルトでア
ースシールドを取り付け、更に該本体の前面の前方に環
状の防着板を設けたものに於いて、該バッキングプレー
トの周縁部を該フランジとベースの間に絶縁材を介して
介在させ、該防着板を該フランジの内側にボルトで取り
付けることにより、上記の目的を達成するようにした。
【0006】
【作用】スパッタリング蒸発源を保守交換する場合、真
空室の開口部に当接されたフランジが取り外されるが、
該フランジには防着板を始めとしてアースシールドやバ
ッキングプレート等の蒸発源を構成する部材のすべてが
取り付けられているので、一挙に真空室から蒸発源を取
り外せ、バッキングプレートは該フランジと蒸発源のベ
ースとの間に挟み込まれているので、該ベースをフラン
ジから取り外すと自動的にバッキングプレートが外れ、
蒸発源の分解を簡単に行なえる。またその保守交換の完
了後、該バッキングプレートはベースとフランジの間に
挟むだけで取り付けできるので、組み立てが短時間に行
なえる。該バッキングプレートは真空力に逆らうことな
く組み込まれるため、ベースとフランジを強固に締め付
けする必要がなく、少ない本数のボルトで取り付けでき
る。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明すると、
図1に於いて符号1は真空室、2は該真空室1の壁面3
に形成した開口部を示し、該開口部2には該真空室1の
外部から例えば扉状に構成されたフランジ4がクランク
レバーやボルトで気密に当接される。該フランジ4の外
側には、スパッタリング蒸発源5のベース6が取り付け
られ、該フランジ4の内側にはアースシールド7がボル
ト8で取り付けられる。該スパッタリング蒸発源5は、
真空室1の内方へ向かう前面に、蒸発材9をボンディン
グ等で取り付けたバッキングプレート10を備えており
、該バッキングプレート10の背後には永久磁石等の磁
気発生手段11が設けられる。12は防着板を示す。
【0008】こうした構成は従来のものと変わりがない
が、本発明に於いては該バッキングプレート10を延長
し、その周縁部14を絶縁材15、15を介してフラン
ジ4とベース6との間に挟み込み、該ベース6をフラン
ジ4にボルト16で取り付けする時に共締めするように
し、更に該フランジ4の内側に防着板12を数本のボル
ト17で取付け、該スパッタリング蒸発源5の保守交換
を簡単に行なえるようにした。18はバッキングプレー
ト10の周縁部14のフランジ4側の面に設けたOリン
グである。
【0009】図示の例では、バッキングプレート10の
周縁部14をカップ状の筒形に形成し、その筒形の中空
部に磁気発生手段11を収容するようにした。また、フ
ランジ4に、図2に見られるような略コ字状のアーム1
9の数個をボルト20で固定し、各アーム19に蝶ボル
ト16でベース6を取付けるようにした。21はOリン
グ、22はバッキングプレート10に形成した位置決め
穴で、該位置決め穴22にはベース6に突設したピン2
3が嵌合する。
【0010】スパッタリング蒸発源5の使用により蒸発
材9が消耗し或いは防着板12が汚れると、該蒸発源5
を真空室1から取外し、蒸発材9の交換や蒸発源5の清
掃等のために分解されるが、その場合、クランクレバー
等を解除して該フランジ4を真空室1からまず取外す。 該フランジ4には分解すべき防着板12と蒸発源5が取
付けられているので、一挙に必要物を真空室1から取り
外せ、ボルト8、16、17を外すと、アースシールド
7、ベース6及び防着板12が図3に示すように分解さ
れる。バッキングプレート9は、フランジ4とベース6
の間に挟まれているだけであるので、該ベース6を外せ
ば自動的に外れ、その交換が簡単に行なえる。保守交換
が済むと、バッキングプレート9の周縁部14を間に挟
んでベース6を取付け、アースシールド7及び防着板1
2を取付けたのち、フランジ4を真空室1に当接固定し
てその作業が終わる。該バッキングプレート9は真空力
で真空室1の方向への力を受け、その力に逆らわない方
向へOリング18を押し潰すようにボルト16で締め付
けるので、バッキングプレート9のみを気密に固定する
必要がなく、作業性が向上する。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スパッタ
リング蒸発源のバッキングプレートの周縁部を真空室へ
の取付けフランジと該蒸発源のベースの間に絶縁材を介
して介在させ、防着板を該フランジの内側にボルトで取
り付けたので、該フランジを真空室に着脱するときは、
蒸発源と防着板を同時に着脱でき、またバッキングプレ
ートの固定にボルトが不要であるので、その保守交換作
業が短時間で簡単に行なえる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の截断側面図
【図2】図1のA−A線部分の側面図
【図3】図1の要部の分解状態の斜視図
【図4】従来例
の截断側面図
【符号の説明】
1  真空室        2  開口部     
   3  壁面4  フランジ        5 
 スパッタリング蒸発源        6  ベース 7  アースシールド        8、16、17
  ボルト9  蒸発材        10  バッ
キングプレート        12  防着板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空室を構成する壁面に開口部を形成
    し、該開口部に該真空室の外部からフランジを着脱自在
    に気密に当接して設け、該フランジには、その外側から
    蒸発物を取り付けたバッキングプレートを前面に有する
    スパッタリング蒸発源のベースをボルトで取り付けると
    共にその内側からボルトでアースシールドを取り付け、
    更に該本体の前面の前方に環状の防着板を設けたものに
    於いて、該バッキングプレートの周縁部を該フランジと
    ベースの間に絶縁材を介して介在させ、該防着板を該フ
    ランジの内側にボルトで取り付けたことを特徴とするス
    パッタリング蒸発源装置。
  2. 【請求項2】  上記フランジとスパッタリング蒸発源
    のベースは、フランジに固定されたアームに蝶ボルトで
    取り付けることを特徴とする請求項1に記載のスパッタ
    リング蒸発源装置。
JP03076298A 1991-04-09 1991-04-09 スパッタリング蒸発源装置 Expired - Lifetime JP3106253B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069291A1 (ja) * 2005-12-12 2007-06-21 Shimadzu Corporation 真空蒸着装置及びそのクリーニング方法
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