JPH05300857A - 床面清掃車 - Google Patents
床面清掃車Info
- Publication number
- JPH05300857A JPH05300857A JP4108008A JP10800892A JPH05300857A JP H05300857 A JPH05300857 A JP H05300857A JP 4108008 A JP4108008 A JP 4108008A JP 10800892 A JP10800892 A JP 10800892A JP H05300857 A JPH05300857 A JP H05300857A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- dust box
- filter
- opening
- closing
- Prior art date
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダストボックスに設けられたフィルタやシェ
ーカモータのメンテナンス時に、負圧室を構成するカバ
ーの開閉を簡単に行うことができ、メンテナンス作業中
のカバーの置き場の確保を不要とする。 【構成】 ダストボックス2の前面を覆うカバー10が
ダストボックス2に回動可能に支持されている。カバー
10の内側にカバー10が閉成位置に配置されたときに
ブロア8に連通するホース連結部7の開口端とフィルタ
6とを囲んで負圧室を形成する隔壁12が形成され、そ
の先端にシール部14が設けられている。カバー10と
ダストボックス2との間にカバー10を開放位置に保持
するシリンダ16が配設されている。カバー10の下端
にはカバー10を閉成位置に保持するねじ19が挿通さ
れる挿通孔が形成された支持片17が突設されている。
ーカモータのメンテナンス時に、負圧室を構成するカバ
ーの開閉を簡単に行うことができ、メンテナンス作業中
のカバーの置き場の確保を不要とする。 【構成】 ダストボックス2の前面を覆うカバー10が
ダストボックス2に回動可能に支持されている。カバー
10の内側にカバー10が閉成位置に配置されたときに
ブロア8に連通するホース連結部7の開口端とフィルタ
6とを囲んで負圧室を形成する隔壁12が形成され、そ
の先端にシール部14が設けられている。カバー10と
ダストボックス2との間にカバー10を開放位置に保持
するシリンダ16が配設されている。カバー10の下端
にはカバー10を閉成位置に保持するねじ19が挿通さ
れる挿通孔が形成された支持片17が突設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床面、路面等(以下、単
に床面という)を清掃する床面清掃車に係り、詳しくは
ダストボックスに負圧を作用させる負圧室の構造に特徴
を有する床面清掃車に関するものである。
に床面という)を清掃する床面清掃車に係り、詳しくは
ダストボックスに負圧を作用させる負圧室の構造に特徴
を有する床面清掃車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の床面清掃車は図7に示すよう
に、車両50の前側にダストボックス51が設けられ、
車両50の底部中央に設けられたメインブラシ室52に
メインブラシ53が収容されている。ダストボックス5
1は側面ほぼL字状に形成されるとともに、その上部に
おいて軸54に回動可能に支持されている。そして、シ
リンダ55の作用により図7に示す清掃作業位置と、図
の状態から時計方向にほぼ90度回動されたゴミ排出位
置とに移動配置されるようになっている。
に、車両50の前側にダストボックス51が設けられ、
車両50の底部中央に設けられたメインブラシ室52に
メインブラシ53が収容されている。ダストボックス5
1は側面ほぼL字状に形成されるとともに、その上部に
おいて軸54に回動可能に支持されている。そして、シ
リンダ55の作用により図7に示す清掃作業位置と、図
の状態から時計方向にほぼ90度回動されたゴミ排出位
置とに移動配置されるようになっている。
【0003】ダストボックス51の上部には開口部51
aが形成され、開口部51aにはシェーカモータ56を
備えたフィルタ57が配設されている。ダストボックス
51の外側にはフィルタ57と対応する位置に負圧室5
8を形成する箱状のカバー59が配設されている。カバ
ー59はシェーカモータ56及びフィルタ57のメンテ
ナンス時に取り外し可能とするため、ボルト60により
着脱可能に固定されている。負圧室58には図示しない
ブロアモータの駆動時に負圧が作用するパイプ(図示せ
ず)が接続され、ブロアモータの駆動時にダストボック
ス51の入口51bからダストボックス51内に向かう
吸引気流が発生するようになっている。そして、メイン
ブラシ53の回転に伴って床面の塵埃がダストボックス
51へ向かって掃き上げられるとともに、前記吸引気流
の作用によりダストボックス51内に収集される。
aが形成され、開口部51aにはシェーカモータ56を
備えたフィルタ57が配設されている。ダストボックス
51の外側にはフィルタ57と対応する位置に負圧室5
8を形成する箱状のカバー59が配設されている。カバ
ー59はシェーカモータ56及びフィルタ57のメンテ
ナンス時に取り外し可能とするため、ボルト60により
着脱可能に固定されている。負圧室58には図示しない
ブロアモータの駆動時に負圧が作用するパイプ(図示せ
ず)が接続され、ブロアモータの駆動時にダストボック
ス51の入口51bからダストボックス51内に向かう
吸引気流が発生するようになっている。そして、メイン
ブラシ53の回転に伴って床面の塵埃がダストボックス
51へ向かって掃き上げられるとともに、前記吸引気流
の作用によりダストボックス51内に収集される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
構成では負圧室58を構成するカバー59は、ボルト6
0によりダストボックス51に固定されている。従っ
て、シェーカモータ56及びフィルタ57のメンテナン
ス時に、カバー59をダストボックス51から取り外し
た場合、カバー59を置く場所を確保する必要がある。
又、カバー59とダストボックス51とのシール性を確
保するため、ボルト60の数も多数必要となり、取り外
し及び取り付けが面倒であるという問題があった。
構成では負圧室58を構成するカバー59は、ボルト6
0によりダストボックス51に固定されている。従っ
て、シェーカモータ56及びフィルタ57のメンテナン
ス時に、カバー59をダストボックス51から取り外し
た場合、カバー59を置く場所を確保する必要がある。
又、カバー59とダストボックス51とのシール性を確
保するため、ボルト60の数も多数必要となり、取り外
し及び取り付けが面倒であるという問題があった。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はダストボックスに設けられたフ
ィルタやシェーカモータのメンテナンス時に、負圧室を
構成するカバーの開閉を簡単に行うことができ、メンテ
ナンス作業中のカバーの置き場を確保する必要のない床
面清掃車を提供することにある。
のであって、その目的はダストボックスに設けられたフ
ィルタやシェーカモータのメンテナンス時に、負圧室を
構成するカバーの開閉を簡単に行うことができ、メンテ
ナンス作業中のカバーの置き場を確保する必要のない床
面清掃車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明では、車両の底部にて回転し、床面の塵埃を車
両の前側に装備されたダストボックス内に掃き上げるメ
インブラシを備えた床面清掃車において、ダストボック
スの前面を覆うカバーをダストボックスに回動可能に支
持し、カバーの内側にカバーが閉成位置に配置されたと
きに吸気源に連通する通路の開口端とフィルタ部とを囲
んで負圧室を形成する隔壁と、前記カバーを開放位置に
保持する開放保持手段と、カバーを閉成位置に保持する
閉成保持手段とを設けた。
め本発明では、車両の底部にて回転し、床面の塵埃を車
両の前側に装備されたダストボックス内に掃き上げるメ
インブラシを備えた床面清掃車において、ダストボック
スの前面を覆うカバーをダストボックスに回動可能に支
持し、カバーの内側にカバーが閉成位置に配置されたと
きに吸気源に連通する通路の開口端とフィルタ部とを囲
んで負圧室を形成する隔壁と、前記カバーを開放位置に
保持する開放保持手段と、カバーを閉成位置に保持する
閉成保持手段とを設けた。
【0007】
【作用】カバーが閉成位置に配置されると、隔壁が吸気
源に連通する通路の開口端とフィルタ部とを囲む状態と
なり負圧室が形成され、走行時等の振動が加わっても閉
成保持手段の作用によりカバーは当該位置に保持され
る。そして、隔壁の先端に設けられたシール部がダスト
ボックスに圧接され、隔壁とダストボックス間の気密が
保たれた状態となる。そして、吸気源に連通する通路の
開口端から吸気源の負圧がカバーの内側に作用し、その
負圧がフィルタ部を介してダストボックスの内部に作用
する。閉成保持手段の作用を解除してカバーを開放する
と、開放保持手段の作用によりカバーは開放位置に保持
され、フィルタ部が開放状態となる。
源に連通する通路の開口端とフィルタ部とを囲む状態と
なり負圧室が形成され、走行時等の振動が加わっても閉
成保持手段の作用によりカバーは当該位置に保持され
る。そして、隔壁の先端に設けられたシール部がダスト
ボックスに圧接され、隔壁とダストボックス間の気密が
保たれた状態となる。そして、吸気源に連通する通路の
開口端から吸気源の負圧がカバーの内側に作用し、その
負圧がフィルタ部を介してダストボックスの内部に作用
する。閉成保持手段の作用を解除してカバーを開放する
と、開放保持手段の作用によりカバーは開放位置に保持
され、フィルタ部が開放状態となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に従って説明する。図1に示すように、床面清掃車
の車両1の前面にダストボックス2が設けられ、車両1
の底部中央に設けられたメインブラシ室3にメインブラ
シ4が収容されている。ダストボックス2は側面ほぼL
字状に形成されるとともに、その上部において軸5によ
り回動可能に支持されている。そして、図示しないシリ
ンダの作用により図1に示す清掃作業位置と、図1の状
態から時計方向にほぼ90度回動されたゴミ排出位置と
に移動配置されるようになっている。
図6に従って説明する。図1に示すように、床面清掃車
の車両1の前面にダストボックス2が設けられ、車両1
の底部中央に設けられたメインブラシ室3にメインブラ
シ4が収容されている。ダストボックス2は側面ほぼL
字状に形成されるとともに、その上部において軸5によ
り回動可能に支持されている。そして、図示しないシリ
ンダの作用により図1に示す清掃作業位置と、図1の状
態から時計方向にほぼ90度回動されたゴミ排出位置と
に移動配置されるようになっている。
【0009】ダストボックス2の上部前面には四角形状
の開口部2aが形成され、開口部2aにはフィルタ6が
配設されている。フィルタ6上にはフィルタ6に振動を
与えるシェーカモータ6aが設けられている。フィルタ
6及びシェーカモータ6aによりフィルタ部が構成され
ている。ダストボックス2には図2に示すように、開口
部2aを外れた位置にホース連結部7が形成されてい
る。ホース連結部7は環状の壁面によりダストボックス
2の内部との連通が遮断された通路となっている。吸気
源としてのブロア8(図1に図示)はダストボックス2
と一体回動不能に固定され、吸気源に連通する通路を構
成するホース(図示せず)の一端がブロア8に連結され
ている。ホースの他端はダストボックス2が清掃作業位
置に配置されたときにホース連結部7に連結され、清掃
作業位置からゴミ排出位置へ回動されるときにはホース
連結部7との連結が解除されるようになっている。な
お、ダストボックス2の入口2bの下部には幅方向に沿
ってリップ9が設けられ、その先端が床面に対して摺接
するようになっている。
の開口部2aが形成され、開口部2aにはフィルタ6が
配設されている。フィルタ6上にはフィルタ6に振動を
与えるシェーカモータ6aが設けられている。フィルタ
6及びシェーカモータ6aによりフィルタ部が構成され
ている。ダストボックス2には図2に示すように、開口
部2aを外れた位置にホース連結部7が形成されてい
る。ホース連結部7は環状の壁面によりダストボックス
2の内部との連通が遮断された通路となっている。吸気
源としてのブロア8(図1に図示)はダストボックス2
と一体回動不能に固定され、吸気源に連通する通路を構
成するホース(図示せず)の一端がブロア8に連結され
ている。ホースの他端はダストボックス2が清掃作業位
置に配置されたときにホース連結部7に連結され、清掃
作業位置からゴミ排出位置へ回動されるときにはホース
連結部7との連結が解除されるようになっている。な
お、ダストボックス2の入口2bの下部には幅方向に沿
ってリップ9が設けられ、その先端が床面に対して摺接
するようになっている。
【0010】ダストボックス2にはその上部を覆うカバ
ー10がその上部に形成された支持部10aにおい
て、、ダストボックス2の上部に支軸11を介して回動
可能に支持されている。カバー10の内側にはカバー1
0が閉成位置に配置されたときに、前記ホース連結部7
の開口端とフィルタ6とを囲む状態で隔壁12が突設さ
れている。隔壁12の周囲には図6に示すように外形が
台形状に形成された鍔部13が形成され、鍔部13の下
面には隔壁12の周囲に沿って例えば発泡ウレタン樹脂
製のシール部材が固着されてシール部14が形成されて
いる。シール部14はカバー10が閉成位置に配置され
た状態では、ダストボックス2の前面に圧接されるよう
になっている。
ー10がその上部に形成された支持部10aにおい
て、、ダストボックス2の上部に支軸11を介して回動
可能に支持されている。カバー10の内側にはカバー1
0が閉成位置に配置されたときに、前記ホース連結部7
の開口端とフィルタ6とを囲む状態で隔壁12が突設さ
れている。隔壁12の周囲には図6に示すように外形が
台形状に形成された鍔部13が形成され、鍔部13の下
面には隔壁12の周囲に沿って例えば発泡ウレタン樹脂
製のシール部材が固着されてシール部14が形成されて
いる。シール部14はカバー10が閉成位置に配置され
た状態では、ダストボックス2の前面に圧接されるよう
になっている。
【0011】又、鍔部13には左右両側にブラケット1
5が突設され、ブラケット15には開放保持手段として
のシリンダ16のピストンロッド16aがピン連結され
ている。シリンダ16はその基端がダストボックス2の
上部に設けられたブラケットにピン(いずれも図示せ
ず)を介して回動可能に支持されている。シリンダ16
はピストンロッド16aをシリンダ16内に押し込むこ
とにより突出力が発生する構成となっている。そして、
シリンダ16はカバー10が閉成位置から所定角度開放
側へ回動された状態から、シリンダ16の突出力がカバ
ー10を開放側へ付勢する状態に配設されている。
5が突設され、ブラケット15には開放保持手段として
のシリンダ16のピストンロッド16aがピン連結され
ている。シリンダ16はその基端がダストボックス2の
上部に設けられたブラケットにピン(いずれも図示せ
ず)を介して回動可能に支持されている。シリンダ16
はピストンロッド16aをシリンダ16内に押し込むこ
とにより突出力が発生する構成となっている。そして、
シリンダ16はカバー10が閉成位置から所定角度開放
側へ回動された状態から、シリンダ16の突出力がカバ
ー10を開放側へ付勢する状態に配設されている。
【0012】図1〜図3に示すようにカバー10の下端
には左右一対の支持片17が突設され、支持片17には
透孔(図示せず)が形成されている。又、ダストボック
ス2にはカバー10が閉成位置に配置された状態で前記
透孔17aと対向する位置にねじ穴18(図2に図示)
が形成されている。そして、つまみ部が付いたねじ19
が前記透孔を貫通した状態でねじ穴18に螺入されるよ
うになっている。ねじ穴18及びねじ19によりカバー
10を閉成位置に保持する閉成保持手段が構成されてい
る。
には左右一対の支持片17が突設され、支持片17には
透孔(図示せず)が形成されている。又、ダストボック
ス2にはカバー10が閉成位置に配置された状態で前記
透孔17aと対向する位置にねじ穴18(図2に図示)
が形成されている。そして、つまみ部が付いたねじ19
が前記透孔を貫通した状態でねじ穴18に螺入されるよ
うになっている。ねじ穴18及びねじ19によりカバー
10を閉成位置に保持する閉成保持手段が構成されてい
る。
【0013】次に、上記のように構成された床面清掃車
の作用について説明する。清掃作業時にはカバー10が
閉成位置に配置され、ねじ19がねじ穴18に螺入され
てカバー10が閉成位置に保持される。この状態ではシ
ール部14がダストボックス2に圧接されてシール部1
4とダストボックス2間の気密が保たれ、フィルタ6及
びホース連結部7の開口端7aを覆う負圧室20がカバ
ー10、隔壁12及びシール部14により構成される。
そして、ブロア8が駆動され、ホース及びホース連結部
7を介して負圧室20に負圧が作用し、フィルタ6を介
してダストボックス2内に負圧が作用する状態となる。
カバー10に走行時等の振動が加わっても、ねじ19の
作用によりカバー10は閉成位置に保持される。
の作用について説明する。清掃作業時にはカバー10が
閉成位置に配置され、ねじ19がねじ穴18に螺入され
てカバー10が閉成位置に保持される。この状態ではシ
ール部14がダストボックス2に圧接されてシール部1
4とダストボックス2間の気密が保たれ、フィルタ6及
びホース連結部7の開口端7aを覆う負圧室20がカバ
ー10、隔壁12及びシール部14により構成される。
そして、ブロア8が駆動され、ホース及びホース連結部
7を介して負圧室20に負圧が作用し、フィルタ6を介
してダストボックス2内に負圧が作用する状態となる。
カバー10に走行時等の振動が加わっても、ねじ19の
作用によりカバー10は閉成位置に保持される。
【0014】この状態でメインブラシ4を回転させて車
両1を走行させると、床面にある塵埃はリップ9の下を
くぐってメインブラシ室3内に誘導される。この塵埃は
メインブラシ4により入口2bからダストボックス2内
に掃き上げられて収集される。又、ブロア8の駆動によ
りダストボックス2内が負圧になり、入口2bからダス
トボックス2内に向かう吸引気流が発生する。そして、
メインブラシ4の回転により発生したほこりがダストボ
ックス2内に吸引され、ダストボックス2内に浮遊して
いるほこりは負圧室20の作用によりフィルタ6に付着
される。そして、シェーカモータ6aが適宜、駆動さ
れ、フィルタ6に付着したほこりが成長した状態でダス
トボックス2内に落下する。
両1を走行させると、床面にある塵埃はリップ9の下を
くぐってメインブラシ室3内に誘導される。この塵埃は
メインブラシ4により入口2bからダストボックス2内
に掃き上げられて収集される。又、ブロア8の駆動によ
りダストボックス2内が負圧になり、入口2bからダス
トボックス2内に向かう吸引気流が発生する。そして、
メインブラシ4の回転により発生したほこりがダストボ
ックス2内に吸引され、ダストボックス2内に浮遊して
いるほこりは負圧室20の作用によりフィルタ6に付着
される。そして、シェーカモータ6aが適宜、駆動さ
れ、フィルタ6に付着したほこりが成長した状態でダス
トボックス2内に落下する。
【0015】フィルタ6及びシェーカモータ6aのメン
テナンス作業を行う場合は、ねじ19を弛めた後、カバ
ー10の下側を持ち上げる。閉成位置からカバー10が
所定位置まで回動されると、その後はシリンダ16の作
用によりカバー10が自動的に図1及び図2に示す開放
位置まで回動されて当該位置に保持される。カバー10
が開放位置に配置されると、フィルタ6及びシェーカモ
ータ6aのメンテナンス作業が可能な状態となる。すな
わち、カバーが多数のボルトにより固定されていた従来
装置と異なり、少ない数(この実施例では2個)のねじ
19を弛めてカバー10を持ち上げるだけで、フィルタ
6及びシェーカモータ6aのメンテナンス作業が可能な
状態となる。又、カバー10はダストボックス2に支持
されているため、メンテナンス作業中におけるカバー1
0の置き場所を確保する必要がない。
テナンス作業を行う場合は、ねじ19を弛めた後、カバ
ー10の下側を持ち上げる。閉成位置からカバー10が
所定位置まで回動されると、その後はシリンダ16の作
用によりカバー10が自動的に図1及び図2に示す開放
位置まで回動されて当該位置に保持される。カバー10
が開放位置に配置されると、フィルタ6及びシェーカモ
ータ6aのメンテナンス作業が可能な状態となる。すな
わち、カバーが多数のボルトにより固定されていた従来
装置と異なり、少ない数(この実施例では2個)のねじ
19を弛めてカバー10を持ち上げるだけで、フィルタ
6及びシェーカモータ6aのメンテナンス作業が可能な
状態となる。又、カバー10はダストボックス2に支持
されているため、メンテナンス作業中におけるカバー1
0の置き場所を確保する必要がない。
【0016】開放状態にあるカバー10を閉成位置に配
置する場合は、シリンダ16の突出力に抗してカバー1
0を押し下げる。カバー10が所定位置まで回動された
後はシリンダ16の突出力はカバー10を押し下げる方
向に作用する。そして、閉成位置まで回動させた後、ね
じ19をねじ穴18に螺入して締めつける。その結果、
カバー10が閉成位置に保持される。
置する場合は、シリンダ16の突出力に抗してカバー1
0を押し下げる。カバー10が所定位置まで回動された
後はシリンダ16の突出力はカバー10を押し下げる方
向に作用する。そして、閉成位置まで回動させた後、ね
じ19をねじ穴18に螺入して締めつける。その結果、
カバー10が閉成位置に保持される。
【0017】この実施例ではカバー10がその上端部に
おいて支軸11に支持されているため、カバー10が閉
成位置に配置された状態ではその自重によってもシール
部14がダストボックス2に圧接される。又、カバー1
0を閉成位置に締め付け固定するためのねじ19の取付
け位置がカバー10の回動中心から遠い位置に設けられ
ているため、弱い締め付け力でもシール部14が確実に
ダストボックス2に圧接される。又、開放保持手段とし
てのシリンダ16は、カバー10が閉成位置に配置され
た状態ではカバー10を閉じる側に付勢するため、閉成
保持手段としての役割をも果たす。従って、ねじ19の
締付け力を強くする必要がない。
おいて支軸11に支持されているため、カバー10が閉
成位置に配置された状態ではその自重によってもシール
部14がダストボックス2に圧接される。又、カバー1
0を閉成位置に締め付け固定するためのねじ19の取付
け位置がカバー10の回動中心から遠い位置に設けられ
ているため、弱い締め付け力でもシール部14が確実に
ダストボックス2に圧接される。又、開放保持手段とし
てのシリンダ16は、カバー10が閉成位置に配置され
た状態ではカバー10を閉じる側に付勢するため、閉成
保持手段としての役割をも果たす。従って、ねじ19の
締付け力を強くする必要がない。
【0018】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、ねじ19を1個にしたり、閉成保
持手段としてカバー10あるいは車両1のいずれか一方
に設けたフック等の掛止部材と、他方に設けた掛止部材
を掛止するためのピン、穴等の被掛止部との組合せを採
用してもよい。又、カバー10及び車両1の対向する位
置に磁石を極性が反対となる状態で固定したり、一方を
磁石に代えて鉄板としてもよい。又、開放保持手段とし
てシリンダ16に代えて開放位置に配置されたカバー1
0を支持する支持ロッドを設けてもよい。又、カバー1
0を上方へ開放する構成に代えてカバー10をその側部
においてダストボックス2に回動可能に支持し、側方に
開放する構成としてもよい。さらには、ブロア8をダス
トボックス2と一体移動可能に固定し、ブロア8に連結
されたホースの他端がホース連結部7に常に連結された
構成としてもよい。
のではなく、例えば、ねじ19を1個にしたり、閉成保
持手段としてカバー10あるいは車両1のいずれか一方
に設けたフック等の掛止部材と、他方に設けた掛止部材
を掛止するためのピン、穴等の被掛止部との組合せを採
用してもよい。又、カバー10及び車両1の対向する位
置に磁石を極性が反対となる状態で固定したり、一方を
磁石に代えて鉄板としてもよい。又、開放保持手段とし
てシリンダ16に代えて開放位置に配置されたカバー1
0を支持する支持ロッドを設けてもよい。又、カバー1
0を上方へ開放する構成に代えてカバー10をその側部
においてダストボックス2に回動可能に支持し、側方に
開放する構成としてもよい。さらには、ブロア8をダス
トボックス2と一体移動可能に固定し、ブロア8に連結
されたホースの他端がホース連結部7に常に連結された
構成としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ダ
ストボックスに設けられたフィルタやシェーカモータの
メンテナンス時に、負圧室を構成するカバーの開閉を簡
単に行うことができ、作業能率が向上する。又、メンテ
ナンス作業中のカバーの置き場を確保する必要がないの
で、任意の位置でカバーの開放が可能となる。
ストボックスに設けられたフィルタやシェーカモータの
メンテナンス時に、負圧室を構成するカバーの開閉を簡
単に行うことができ、作業能率が向上する。又、メンテ
ナンス作業中のカバーの置き場を確保する必要がないの
で、任意の位置でカバーの開放が可能となる。
【図1】本発明を具体化した一実施例の床面清掃車のカ
バーが開放された状態を示す一部破断概略側面図であ
る。
バーが開放された状態を示す一部破断概略側面図であ
る。
【図2】同じく概略正面図である。
【図3】カバーが閉じられた状態を示す正面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】(a)はカバーの側断面図であり、(b)はカ
バーの平面図である。
バーの平面図である。
【図6】カバーを図5(b)の矢印B方向から見た図で
ある。
ある。
【図7】従来例の床面清掃車を示す一部破断概略側面図
である。
である。
1…車両、2…ダストボックス、4…メインブラシ、6
…フィルタ部を構成するフィルタ、6a…同じくシェー
カモータ、7…通路を構成するホース連結部、7a…開
口端、8…吸気源としてのブロア、10…カバー、12
…隔壁、14…シール部、16…開放保持手段としての
シリンダ、18…閉成保持手段を構成するねじ穴、19
…同じくねじ、20…負圧室。
…フィルタ部を構成するフィルタ、6a…同じくシェー
カモータ、7…通路を構成するホース連結部、7a…開
口端、8…吸気源としてのブロア、10…カバー、12
…隔壁、14…シール部、16…開放保持手段としての
シリンダ、18…閉成保持手段を構成するねじ穴、19
…同じくねじ、20…負圧室。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】カバーを図5(a)の矢印B方向から見た図で
ある。
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の底部にて回転し、床面の塵埃を車
両の前側に装備されたダストボックス内に掃き上げるメ
インブラシを備えた床面清掃車において、 ダストボックスの前面を覆うカバーをダストボックスに
回動可能に支持し、カバーの内側にカバーが閉成位置に
配置されたときに吸気源に連通する通路の開口端とフィ
ルタ部とを囲んで負圧室を形成する隔壁と、前記カバー
を開放位置に保持する開放保持手段と、カバーを閉成位
置に保持する閉成保持手段とを設けた床面清掃車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04108008A JP3127565B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 床面清掃車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04108008A JP3127565B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 床面清掃車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05300857A true JPH05300857A (ja) | 1993-11-16 |
JP3127565B2 JP3127565B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=14473656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04108008A Expired - Lifetime JP3127565B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 床面清掃車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127565B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102425129A (zh) * | 2011-09-09 | 2012-04-25 | 刘和平 | 多功能城市道路保洁车 |
JP2014523328A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-09-11 | アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | フィルタ清浄用圧力容器を有する電動掃除機 |
CN108677841A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-10-19 | 扬州金威环保科技有限公司 | 一种可保护风机的负压吸尘装置 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP04108008A patent/JP3127565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014523328A (ja) * | 2011-07-22 | 2014-09-11 | アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | フィルタ清浄用圧力容器を有する電動掃除機 |
CN102425129A (zh) * | 2011-09-09 | 2012-04-25 | 刘和平 | 多功能城市道路保洁车 |
CN108677841A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-10-19 | 扬州金威环保科技有限公司 | 一种可保护风机的负压吸尘装置 |
CN108677841B (zh) * | 2018-05-28 | 2024-05-14 | 扬州金威环保科技有限公司 | 一种可保护风机的负压吸尘装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3127565B2 (ja) | 2001-01-29 |
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