JPH04311380A - アルコール飲料の製造方法 - Google Patents
アルコール飲料の製造方法Info
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- JPH04311380A JPH04311380A JP3100278A JP10027891A JPH04311380A JP H04311380 A JPH04311380 A JP H04311380A JP 3100278 A JP3100278 A JP 3100278A JP 10027891 A JP10027891 A JP 10027891A JP H04311380 A JPH04311380 A JP H04311380A
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Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鮮やかな赤色を呈す
るとともに、長期間保存しても変色しない飲料の着色方
法に関するものである。
るとともに、長期間保存しても変色しない飲料の着色方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、天然の色付けを施した飲料として
は、例えば酒類において紅麹カビ(Noeraspol
la )を接種した、麹の赤い色素利用する赤い酒(新
潟県産)、エキス分を多くして製造した清酒を木灰で中
和し、微アルカリ性とした赤酒(熊本県産)等が存在す
る。
は、例えば酒類において紅麹カビ(Noeraspol
la )を接種した、麹の赤い色素利用する赤い酒(新
潟県産)、エキス分を多くして製造した清酒を木灰で中
和し、微アルカリ性とした赤酒(熊本県産)等が存在す
る。
【0003】また、適宜の着色料を添加(使用)して、
所望の色を有する飲料を得ることも行なわれている。
所望の色を有する飲料を得ることも行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の色付きの飲
料においては、前者のものはそれぞれの原料麹による制
約があってどのような飲料にも適用できるわけではなく
、また後者の適宜の着色料を添加するものにおいては添
加物の健康への影響が心配され、また自然な感じの色合
を得ることが困難であった。
料においては、前者のものはそれぞれの原料麹による制
約があってどのような飲料にも適用できるわけではなく
、また後者の適宜の着色料を添加するものにおいては添
加物の健康への影響が心配され、また自然な感じの色合
を得ることが困難であった。
【0005】さらに前者の「赤い酒」、「赤酒」等は確
かに赤い色を有してはいるが、紫外線により短時間で色
が褪せてしまうという欠点があった。
かに赤い色を有してはいるが、紫外線により短時間で色
が褪せてしまうという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、着色
剤として天然の富士桜の実の搾汁液を添加することによ
って、前記した欠点を解消した鮮やかな赤色を呈すると
ともに、経時的に変色しない飲料の着色方法を提供する
ことを目的として開発したものである。
剤として天然の富士桜の実の搾汁液を添加することによ
って、前記した欠点を解消した鮮やかな赤色を呈すると
ともに、経時的に変色しない飲料の着色方法を提供する
ことを目的として開発したものである。
【0007】本願発明は次の(1)および(2)の請求
項から構成されている。(1)富士桜の実の破砕物、ま
たは搾汁液を添加することを特徴とする飲料の着色方法
。(2)飲料が清酒またはワインなどの酒類である前記
(1)に記載する飲料の着色方法。
項から構成されている。(1)富士桜の実の破砕物、ま
たは搾汁液を添加することを特徴とする飲料の着色方法
。(2)飲料が清酒またはワインなどの酒類である前記
(1)に記載する飲料の着色方法。
【0008】この発明において実を使用する富士桜は、
豆桜ともいい、本州中部以西の山地に自生する大型の低
木で、分枝性、耐乾性が強く、富士山、浅間山の高原地
帯にも多くみうけられる。花は葉と同時に開き、淡紅色
で小輪ではあるが、趣があるので盆栽用とされることが
多い。変種が多い。
豆桜ともいい、本州中部以西の山地に自生する大型の低
木で、分枝性、耐乾性が強く、富士山、浅間山の高原地
帯にも多くみうけられる。花は葉と同時に開き、淡紅色
で小輪ではあるが、趣があるので盆栽用とされることが
多い。変種が多い。
【0009】上記富士桜の実を採取し、通常の粉砕機な
いし搾汁機で粉砕ないし搾汁する。この破砕物ないし搾
汁液は、酒類の場合はそれぞれ清酒やワインの醸造工程
に添加して使用される。もちろん、清涼飲料や果実飲料
その他の飲料の場合、また酒類の場合でも添加物として
使用することができる。
いし搾汁機で粉砕ないし搾汁する。この破砕物ないし搾
汁液は、酒類の場合はそれぞれ清酒やワインの醸造工程
に添加して使用される。もちろん、清涼飲料や果実飲料
その他の飲料の場合、また酒類の場合でも添加物として
使用することができる。
【0010】
【作用】この発明の富士桜の実の破砕物、または搾汁液
を添加された飲料においては、天然の色素による鮮やか
な赤色を呈する飲料を容易に製造でき、長期間保存して
も変色(褐変)しない飲料を提供することができるとい
う効果を有する。
を添加された飲料においては、天然の色素による鮮やか
な赤色を呈する飲料を容易に製造でき、長期間保存して
も変色(褐変)しない飲料を提供することができるとい
う効果を有する。
【0011】また何ら着色料などを添加しないので、添
加物によって健康が害されるおそれがなく、安心して飲
用に供することができる。
加物によって健康が害されるおそれがなく、安心して飲
用に供することができる。
【0012】
【実施例1】山梨県産の甲州ぶどうの搾汁液100リッ
トルに、富士桜の実の破砕物5kgを添加して、常法に
よりワインを製造した。得られたワインは富士桜の実の
破砕物からアルコールにより抽出された色素により、鮮
やかな赤色を呈していた。
トルに、富士桜の実の破砕物5kgを添加して、常法に
よりワインを製造した。得られたワインは富士桜の実の
破砕物からアルコールにより抽出された色素により、鮮
やかな赤色を呈していた。
【0013】
【実施例2】山梨県産デラウェアの搾汁液から常法によ
りワインを製造した。そしてこのワインに、富士桜の実
の搾汁濾過液を2%添加したところ、ロゼ様に着色され
たワインが得られた。このワインは長期間保存しても変
色(褐変)しなかった。
りワインを製造した。そしてこのワインに、富士桜の実
の搾汁濾過液を2%添加したところ、ロゼ様に着色され
たワインが得られた。このワインは長期間保存しても変
色(褐変)しなかった。
【0014】
【実施例3】精白した米から常法により清酒を製造し、
この清酒に、富士桜の実の搾汁濾過液を4%添加して赤
色に着色された清酒を造った。この清酒は長期間保存し
ても変色(褐変)しなかった。
この清酒に、富士桜の実の搾汁濾過液を4%添加して赤
色に着色された清酒を造った。この清酒は長期間保存し
ても変色(褐変)しなかった。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明による飲料の着
色方法によれば、天然の色素による鮮やかな赤色を呈す
る飲料を容易に製造でき、長期間保存しても変色(褐変
)しない飲料を提供することができるという効果を有す
る。
色方法によれば、天然の色素による鮮やかな赤色を呈す
る飲料を容易に製造でき、長期間保存しても変色(褐変
)しない飲料を提供することができるという効果を有す
る。
【0016】また何ら着色料などを添加しないので、添
加物によって健康が害されるおそれがなく、安心して飲
用に供することができる。
加物によって健康が害されるおそれがなく、安心して飲
用に供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 富士桜の実の破砕物、または搾汁液を
添加することを特徴とする飲料の着色方法。 - 【請求項2】 飲料が、清酒またはワインなどの酒類
である請求項1に記載する飲料の着色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027891A JPH0771470B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | アルコール飲料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10027891A JPH0771470B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | アルコール飲料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311380A true JPH04311380A (ja) | 1992-11-04 |
JPH0771470B2 JPH0771470B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=14269738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10027891A Expired - Fee Related JPH0771470B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | アルコール飲料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771470B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105385531A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-03-09 | 宜宾五粮液股份有限公司 | 一种玫瑰蜂蜜酒及其制作方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144770A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-13 | Susumu Fujita | Production of natural color for food |
JPS5831192A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | 日本フエルト株式会社 | 耳カ−ルを防止した合成繊維製抄紙用網 |
JPS6366189A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-03-24 | エフエムシー コーポレイション (ユーケー) リミテッド | ヒドロキシホスホノカルボン酸、その製造方法および該化合物からなるスケール防止剤、腐蝕防止剤ないし汚れ防止剤 |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP10027891A patent/JPH0771470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144770A (en) * | 1975-06-06 | 1976-12-13 | Susumu Fujita | Production of natural color for food |
JPS5831192A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | 日本フエルト株式会社 | 耳カ−ルを防止した合成繊維製抄紙用網 |
JPS6366189A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-03-24 | エフエムシー コーポレイション (ユーケー) リミテッド | ヒドロキシホスホノカルボン酸、その製造方法および該化合物からなるスケール防止剤、腐蝕防止剤ないし汚れ防止剤 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105385531A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-03-09 | 宜宾五粮液股份有限公司 | 一种玫瑰蜂蜜酒及其制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0771470B2 (ja) | 1995-08-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |