JPH0431125Y2 - - Google Patents

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JPH0431125Y2
JPH0431125Y2 JP1986065305U JP6530586U JPH0431125Y2 JP H0431125 Y2 JPH0431125 Y2 JP H0431125Y2 JP 1986065305 U JP1986065305 U JP 1986065305U JP 6530586 U JP6530586 U JP 6530586U JP H0431125 Y2 JPH0431125 Y2 JP H0431125Y2
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JP
Japan
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bell mouth
case
communication hole
air introduction
fan storage
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JP1986065305U
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JPS62176006U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として自動車用空調装置に用い
られる送風機ユニツトに関する。
(従来の技術) 従来、この種のユニツトとしては、先に本出願
人が提案した実開昭57−172198号公報等に示され
ているものが知られている。これは、送風機ユニ
ツトに空気導入部と、この空気導入部に通じ送風
機のフアンを収納するフアン収納部とが設けら
れ、当然ながら、これはプラスチツク等の樹脂に
よる加工製品である。このために、縦方向に2分
割され左右の型を別々に形成していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、送風機ユニツトには、空気導入
部からフアン収納部に導かれる空気の流れを整え
るために、該空気導入部とフアン収納部との間の
連通孔に通常ベルマウスが取付けられる。このよ
うなベルマウスは金属等で別体に形成されて、上
述のケース部材にねじ等により組み付けられるも
のが多く、送風機ユニツトの部品点数や組付けに
伴う作業工程を多くするという欠点を有してい
た。
このような欠点は、ベルマウスをケース部材に
一体に形成すればよいところ、ベルマウスはその
内周縁をフアン収納部の側に曲折するような形状
となつており、2分割されたケース部材では、プ
ラスチツクスの射出成形金型の製作ができなかつ
たので、ベルマウスは後付するという方法を採つ
ていた。
そこで、この考案においては、ベルマウスのケ
ース部材に一体に形成できる送風機ユニツトを提
供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) しかして、この考案の要旨とするところは、ユ
ニツトケース2に空気導入部3と、この空気導入
部に通じるフアン収納部4とを有し、前記空気導
入部3に通じるフアン収納部4との間の連通孔1
2にベルマウス17を設けた送風機ユニツトにお
いて、前記ユニツトケース2に空気導入部3及び
ベルマウス17を設けた連通孔12を分割する縦
方向の分割面14a,14bと、この分割面14
a,14bに接続され、フアン収納部4でベルマ
ウス17を設けた連通孔12と平行に横方向の分
割面15a,15bとをそれぞれけいせいし、前
記ユニツトケース2を前記空気導入部3及び前記
ベルマウス17を設けた連通孔12の一部をそれ
ぞれ形成した第1及び第2のケース部材2a,2
bとこの第1及び第2のケース部材2a,2bに
嵌合して前記フアン収納部4を形成する第3のケ
ース部材2cとに分けたことにある。
(作用) 従つて、空気導入部3とベルマウス17を持つ
連通孔12を左右に分ける分割面14a,14b
を設けて第1及び第2のケース部材2a,2bを
構成すると共に、ベルマウス17を持つ連通孔1
2と平行にフアン収納部4に分割面15a,15
bを設けて、下方を覆うフアン収納部4の一部を
切り離して第3のケース部材2cを形成したの
で、ベルマウス17の下方の抜き型ができるよう
になりそのため、上記目的を構成することができ
るものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、例えば自動車用空
調装置に用いられる送風機ユニツト1が示されて
いる。送風機ユニツト1のユニツトケース2は、
合成樹脂で、大別して空気導入部3とこれに連な
るフアン収納部4とから成り、空気導入部3は内
部に空間を有し、一面に内気入口5が他面に外気
入口6が形成され、これらの内気入口5及び外気
入口6を選択的に開閉する内外気切換ドア7が設
けられている。この内外気切換ドア7は、頂部に
形成の軸受け孔9,9にその回動軸10a,10
aが挿入されて取付られ、該内外気切換ドア7の
変位で、内気又は外気が選択導入されるものであ
る。
フアン収納部4は、内部空間にフアン11が収
納されて成るもので、前記空気導入部3と分ける
部分に設けられたベルマウス17を持つ連通孔1
2と、他の機器へ空気を吹出す空気出口13とを
有している。このようなユニツトケース2は、前
記空気導入部3を構成する第1及び第2のケース
部材2a,2bと、第1及び第2のケース部材2
a,2bと共に前記フアン収納部4を構成する第
3のケース部材2cとの3つの部材とにより構成
されている。
第1及び第2のケース部材2a,2bは、前記
空気導入部2付近を担うもので、縦方向の分割面
14a,14bと横方向の分割面15a,15b
とを有し、縦方向の分割面14a,14bは、内
気入口5と外気入口6及びベルマウス17を持つ
連通孔12の中央縦方向に通つているし、また、
横方向の分割面15a,15bは、フアン収納部
4の上方部分で連通孔12と平行に横方向に通つ
ている。したがつて、内気入口5及び外気入口6
は、それぞれ第1及び第2のケース部材2a,2
bに形成の孔5a,5a及び孔6a,6aとで構
成され、更にベルマウス17を持つ連通孔12は
やはり、第1及び第2のケース部材2a,2bに
あり、下方で横方向に形成され、空気導入部3と
フアン収納部4を分けている部分18に形成の孔
12a,12bとで構成され、該連通孔12には
空気の整流を図り送風機への導入を良好にするベ
ルマウス17が形成されている。このベルマウス
17も当然ながら2つの部分から成つて、第1及
び第2のケース部材2a,2bを接合することで
形成される。このようなベルマウス17は、第4
図に示すように、3方向からの3つの金型で成形
されるものである。
第3のケース部材2cは、前記フアン収納部を
担うもので、横方向の分割面15bを有し、当然
ながらこの分割面15bは前記第1及び第2の横
方向の分割面15aと対応しており、側壁はスク
ロール形状となつており、第1及び第2のケース
部材2a,2bと接合することでフアン収納部4
が構成される。
なお、前記分割面14a,14b及び、15
a,15bには一方が凹部で他方が凸部となつて
いる。
フアン11は、フアン収納部4内にあり、その
フアン11は前記連通孔12に臨まされて収納さ
れている。このフアン11を回転させるモータ2
0は、ブラケツト21を介してユニツトケース2
に取付られている。
冷却ホース22は、ユニツトケース2とモータ
20との間に設けられ、送風空気の一部をモータ
内に流して冷却作用を行わせるものである。
しかして、第1、第2、第3のケース部材2
a,2b,2cを組合せることでユニツトケース
2は構成され、その際に孔5a,5a及び6a,
6bでそれぞれ内気入口5と外気入口6とが形成
されると共に、孔12a,12aとで連通孔12
が形成され、当然ながらベルマウス17も一体化
されて形成される。このベルマウス17もユニツ
トケース2が3つのケース部材2a,2b,2c
に分けられることで、それらケース部材2a,2
b,2cと同じ材料で且つ射出成形加工ができる
ものである。
尚、ベルマウス17を、第5図に示すように、
第1及び第2のケース部材2a,2bの側面23
を内側に窪ませて成形しても良い。このようにす
れば導入空気の整流性が向上する。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、ユニツ
トケースの空気導入部及びベルマウスを設けた連
通孔に分割面を設けると共に、この分割面に接続
しフアン収納部で横方向の分割面を設けたこと
で、ユニツトケースを第1、第2及び第3のケー
ス部材とに分けられたので、ユニツトケース内部
に設けられるベルマウスをそれぞれのブロツクに
分けられて成形加工ができるので、ユニツトケー
ス組立時に一体化できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は、同上におけるA−A線断面図、第3図は同
上における分解斜視図、第4図はベルマウスを有
する連通孔付近の金型を示す説明図、第5図は、
この考案の他の実施例を示すベルマウスを有する
連通孔付近の断面図である。 1……送風機ユニツト、2……ユニツトケー
ス、2a……第1のケース部材、2b……第2の
ケース部材、2c……第3のケース部材、3……
空気導入部、4……フアン収納部、17……ベル
マウス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツトケース2に空気導入部3と、この空気
    導入部3に通じるフアン収納部4とを有し、前記
    空気導入部3に通じるフアン収納部4との間の連
    通孔12にベルマウス17を設けた送風機ユニツ
    トにおいて、前記ユニツトケース2に空気導入部
    3及びベルマウス17を設けた連通孔12を分割
    する縦方向の分割面14a,14bと、この分割
    面14a,14bに接続され、フアン収納部4で
    ベルマウス17を設けた連通孔12と平行に横方
    向の分割面15a,15bとをそれぞれ形成し、
    該ユニツトケース2を前記空気導入部3及び前記
    ベルマウス17を設けた連通孔12の一部をそれ
    ぞれ形成した第1及び第2のケース部材2a,2
    bと、この第1及び第2のケース部材2a,2b
    に嵌合して前記フアン収納部4を形成する第3の
    ケース部材2cとに分けたことを特徴とする送風
    機ユニツト。
JP1986065305U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0431125Y2 (ja)

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JP1986065305U JPH0431125Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62176006U JPS62176006U (ja) 1987-11-09
JPH0431125Y2 true JPH0431125Y2 (ja) 1992-07-27

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035473U (ja) * 1973-07-27 1975-04-15
JPS5928612U (ja) * 1982-08-16 1984-02-22 マツダ株式会社 エンジンの潤滑装置

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118507U (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 松下電器産業株式会社 自動車用ブロア装置

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JPS62176006U (ja) 1987-11-09

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