JPS621766Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS621766Y2
JPS621766Y2 JP1981185860U JP18586081U JPS621766Y2 JP S621766 Y2 JPS621766 Y2 JP S621766Y2 JP 1981185860 U JP1981185860 U JP 1981185860U JP 18586081 U JP18586081 U JP 18586081U JP S621766 Y2 JPS621766 Y2 JP S621766Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
air
guard
grille
grill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981185860U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5889415U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981185860U priority Critical patent/JPS5889415U/ja
Publication of JPS5889415U publication Critical patent/JPS5889415U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS621766Y2 publication Critical patent/JPS621766Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気調和装置に関し、特に送風機
フアンの空気吸込口部分の改良を図つたものであ
る。
一般に空気調和装置においては、送風機を収納
するケースに空気吸込口が形成され、この空気吸
込口を介して送風機フアンの回転によりケース内
に空気が吸込まれるので、安全上の見地から前記
空気吸込口をガードグリルで囲つており、その空
気吸込口部分の具体例が第1図に示されている。
第1図において、送風機を収納するケース1
は、上ケース1aと下ケース1bとが互の分割面
2で接合されて成り、その分割面2を挾んで溝
7,7が対向して形成され、この溝7,7により
空気吸込口6が構成されている。この空気吸込口
6は、例えば縦横方向の多数の格子9から成るガ
ードグリル8に囲まれており、このガードグリル
8は、その格子9の端部がケース1に嵌込まれて
固定されている。
しかしながら、ガードグリル8の格子9の間隙
が安全上の見地から所定以下に狭く制限されてい
るので、上記のように平面的に構成されたガード
グリル8にあつては、吸込空気の抵抗が大きいと
いう欠点があつた。また、ケース1は、一般的に
合成樹脂から上ケース1aと下ケース1bとを射
出成形することで成形されるが、ガードグリル8
が平面的であるためにアンダーカツトを生じ、ガ
ードグリル8を一体に成形することが困難である
からガードグリル8のみ別体に成形せざるを得
ず、上記のようにケース1に嵌込んだり、又はス
ライドして固定しているので、高価格になるとい
う欠点もあつた。
この考案は、上記のようにガードグリルが平面
的であることに起因する吸込空気抵抗の増大と成
形困難性とを同時に解消し、吸込空気抵抗の減少
を図ると共に、ケースと一体に成形できるように
することを課題としている。しかして、本考案の
要旨とするところは、分割面で接合されたケース
を有し、このケースに少なくとも送風機の羽根車
が収納され、この送風機の羽根車の回転により空
気を吸込むための空気吸入口が前記ケースに形成
され、この空気吸入口は前記ケースの分割面を挾
んで対向して形成の溝が合わせられて構成され、
さらに該空気吸入口を囲むガードグリルが設けら
れた空気調和装置において、前記ガードグリルを
ケースから外側へ突出する曲面をなすように曲げ
ると共に、2分割してこのガードグリルの分割面
が前記ケースの分割面に続くようにした空気調和
装置にある。したがつて、ガードグリルの格子間
隙が空間的に広げられるので、吸込空気抵抗が少
なくなり、しかもガードグリルが2分割されてそ
の分割面がケースの分割面に続くようになされて
いるので、ケースと一体に分割成形ができるよう
になり、上記課題を達成することができるもので
ある。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図、第3図において、この考案の一実施例
として自動車用のクーリングユニツトが示され、
このクーリングユニツトのケース1は、例えば合
成樹脂から成り、上ケース1aと下ケース1bと
に2分割されて互の分割面2で接合されていると
共に、ほぼ円筒状の羽根車収納部1cとほぼ方形
状のエバポレータ収納部1dとが前後に連結され
て構成されている。羽根車収納部1cには下記す
る送風機3の羽根車3aが、エバポレータ収納部
1dにはエバポレータ4がそれぞれ収納され、さ
らに該ケース1の先端には空気吹出口5が形成さ
れている。
送風機3は、例えばシロツコ型の羽根車3aを
有し、この羽根車3aが回転軸3bを介してモー
タ3cに連結されて、該モータ3cの駆動により
回転するように構成されている。尚、前記ケース
1は少なくとも該送風機3の羽根車3aを収納し
ていれば足り、送風機3のモータ3cは勿論のこ
と、エバポレータ収納部1dが別体に設けられた
形式のものであつてもよい。
空気吸込口6は、送風機3の羽根車3aの回転
により空気を吸込むためのもので、前記羽根車3
aに対応してケース1の羽根車収納部1cの側面
に開口し、ケース1の分割面2を挾んで上ケース
1aと下ケース1bとに対向して形成された半円
形の溝7,7が合わせられて構成されており、こ
の空気吸込口6が下記するガードグリル8に囲ま
れている。
ガードグリル8は、ケース1に両端が固定され
た例えば半円形の格子9が多数縦横に接合され
て、ケース1から外側へ突出する半球面をなすよ
うに曲げられている。したがつて、ケース1面に
投影したときの格子9は方形状をなすので、前述
した従来の平面的なものと比較して投影時の間隙
面積に差はないけれども、実際の格子9の間隙面
積はガードグリル8が曲げられている分だけ空間
的に広がつている。また、このガードグリル8
は、その中央横方向の格子9において、上グリル
8aと下グリル8bとに2分割されており、その
分割面10が前記ケース1の分割面2に続いてい
る。したがつて、該ガードグリル8の上グリル8
aと下グリル8bとは、接合前にあつてはそれぞ
れ上下方向が開放されているので、ケース1の上
ケース1a又は下ケース1bと一体に射出成形す
ることが容易にできるのである。
上記実施例において、送風機3の羽根車3aを
回転すると、ケース1外の空気がガードグリル8
の格子9の間隙及び空気吸込口6を通つてケース
1内に吸入され、次にエバポレータ4を通過する
ことによつて冷風となり、この冷風が空気吹出口
5から吹出される。上記ガードグリル8の格子9
の間隙を通過する際にはガードグリル8が吸込空
気の抵抗になるが、ガードグリル8の格子9の格
子間隙が空間的に広げられているのでその抵抗は
小さく、しかも側方から見たときの格子9の間隙
面積は従来の平面的なものと比較して差がないの
で十分安全性を確保することができるのである。
第4図において、この考案の他の実施例が示さ
れ、前記実施例と比較してガードグリル8の形状
が異なり、この実施例においてはガードグリル8
は円錐面をなすよう曲げられている。したがつ
て、前記実施例と同様に格子9の間隙面積が空間
的に広げられているので、同様の作用効果を奏す
る。このようにガードグリル8はケース1から外
側に突出する形に曲げられたものであれば足りる
ので、さらに楕円体面等種々の形状をもつことが
できる。
以上に述べたように、この考案によれば、安全
性を確保した上でガードグリルの抵抗を少なくす
ることができると共に、ガードグリルをケースと
一体に成形することが容易となる。また、ガード
グリルの格子間隙が広くなつて抵抗が小さくなる
ので吸込空気量が増大するし、さらに吸込空気量
が多い場合に吸込空気がガードグリルに衝突して
生じる異音発生を防止することができる等の効果
も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空調装置の空気吸込口部分を示
す斜視図、第2図はこの考案の一実施例を示す側
面図、第3図は同上の要部の分解斜視図、第4図
は他の実施例を示す断面図である。 1……ケース、2……ケースの分割面、3……
送風機、3a……羽根車、6……空気吸込口、7
……溝、8……ガードグリル、10……ガードグ
リルの分割面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 分割面で接合されたケースを有し、このケー
    スに少なくとも送風機の羽根車が収納され、こ
    の送風機の羽根車の回転により空気を吸込むた
    めの空気吸込口が前記ケースに形成され、この
    空気吸込口は前記ケースの分割面を挾んで対向
    して形成の溝が合わせられて構成され、さらに
    該空気吸入口を囲むガードグリルが設けられた
    空気調和装置において、前記ガードグリルをケ
    ースの外側へ突出する曲面をなすように曲げる
    と共に、2分割してこのガードグリルの分割面
    が前記ケースの分割面に続くようにしたことを
    特徴とする空気調和装置。 2 ガードグリルは半球面をなすように曲げられ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の空気調和装置。 3 ガードグリルは円錐面をなすように曲げられ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の空気調和装置。
JP1981185860U 1981-12-14 1981-12-14 空気調和装置 Granted JPS5889415U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981185860U JPS5889415U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981185860U JPS5889415U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889415U JPS5889415U (ja) 1983-06-17
JPS621766Y2 true JPS621766Y2 (ja) 1987-01-16

Family

ID=29987293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981185860U Granted JPS5889415U (ja) 1981-12-14 1981-12-14 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5889415U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5889415U (ja) 1983-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02242065A (ja) 冷蔵庫用送風装置
US6276156B1 (en) Air directing assembly for a room air conditioner
JP3750298B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JPS621766Y2 (ja)
JPH0590213U (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH11270493A (ja) 遠心ファン
JP3118543B2 (ja) 空気調和機の化粧パネル
JPH0311622Y2 (ja)
JPH0526933Y2 (ja)
JPS6236011Y2 (ja)
JPH0416095Y2 (ja)
JP3180385B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH0230654Y2 (ja)
JPS6126819Y2 (ja)
JP2604192B2 (ja) 熱交換ユニット
JPS622427Y2 (ja)
JPH0442669Y2 (ja)
KR101140706B1 (ko) 공기조화기의 실내기
JPH0659720U (ja) 空気調和機の室内機
JPS62135036U (ja)
JPS5839340Y2 (ja) 空気調和機の室外ユニツト
JPH10220798A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH0710173Y2 (ja) 天井埋込式空気調和機
JPS5825237Y2 (ja) 空気調和機の室外ユニツト
JPS6132272Y2 (ja)