JPH04310814A - 工作物の測定方法及び装置 - Google Patents

工作物の測定方法及び装置

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JPH04310814A
JPH04310814A JP4007641A JP764192A JPH04310814A JP H04310814 A JPH04310814 A JP H04310814A JP 4007641 A JP4007641 A JP 4007641A JP 764192 A JP764192 A JP 764192A JP H04310814 A JPH04310814 A JP H04310814A
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JP
Japan
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workpiece
gripping
measuring
tightening
lifting device
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JP4007641A
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English (en)
Inventor
Karl-Wilhelm Stell
カール・ヴィルヘルム シュテル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/117Retention by friction only, e.g. using springs, resilient sleeves, tapers
    • B23B31/1173Retention by friction only, e.g. using springs, resilient sleeves, tapers using springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/40Expansion mandrels
    • B23B31/4006Gripping the work or tool by a split sleeve
    • B23B31/4033Gripping the work or tool by a split sleeve using mechanical transmission through the spindle
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/0002Arrangements for supporting, fixing or guiding the measuring instrument or the object to be measured

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作物を測定する方法
及びこの方法を実施する際に使用される把持・昇降装置
に関するものである。工作物は例えば穴またはピンを有
し、或いは軸等として構成され、搬送面内を移動する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車産業または飛行機産業で使
用される精密工作物にたいしては100%の品質保証が
要求される。科学産業は種々の補助方法を開発し、例え
ば統計学的なプロセスコントロール方法が開発された。 これにより、加工産業では、例えば生産工程でゆっくり
摩耗する工具が統計的にコントロールされる。この方法
は多くの点で有用であるが、主要な問題を解決すること
はできない。
【0003】材料、エネルギー、労働力を節約するため
に、熱間または冷間成形される成形部品、または鋳造さ
れる成形部品がますます使用される。これらの成形部品
は通常切削などの後処理を施され、別々にチャックで締
め付けねばならない。切削加工で生じる削り屑や塵は加
工室内を飛翔するため、或いは他のなんらかの偶然的な
理由から、工作物の締め付けに何度もミスが生じ、その
結果統計学的には予測できないような亀裂が生じる。製
造技術的にはこのような亀裂を除去することができない
ので、実際には工作物を100%チェックし、その際締
め付けミスによって生じた工作物の不良品を特別にチェ
ックするしか方法がない。例えば a)異なる直径の同心性の不備をチャックする。 b)平面にたいする工作物の軸線の非垂直性をチェック
する。 c)工作物の平面の平面非平行性をチェックする。 従来使用されている測定機械は、静力学的な測定にたい
しては、測定テーブルと測定三脚とを用いた工作物の手
動測定方法をある程度利用しており、その都度測定され
る工作物にたいして異なる搬送装置、設置装置、保持装
置を有している。この場合保持装置が測定の邪魔になる
ことがある。
【0004】ドイツ特許公開第3417741号公報か
らは、工作物を測定し、該工作物を準備位置から回転機
械または加工センターの加工位置へ選択的にもたらすた
めの方法が知られている。工作物の測定は、測定テーブ
ルの上に設置されている工作物に接近する測定スキャナ
ーによって行われる。この場合測定スキャナーの代わり
に、工作物を準備位置から加工位置へもたらす把持装置
を設けることもできる。
【0005】ドイツ特許公開第3738165号公報か
らは、工作物を移し変えるための方法が知られている。 この方法では、下部工作物担持体上の工作物が、第2の
工作物担持体によって担持されている把持要素によって
把持され、上部工作物担持体に固定され、また工作物は
上部工作物担持体によって下部工作物担持体から空間の
中へ持ち上げられる。しかしながらこの方法は測定方法
ではない。
【0006】平面上での工作物の軸線の同心性及び垂直
性を検査し、平面の平面平行性を測定するためにも用い
られる動力学的測定は、機械的な調心装置や、連行され
る保持装置を備えた皿ばねのような付加的な機械的な構
成を必要とする。
【0007】従って従来の機械的装置はすべてコスト高
であり、測定されるべき工作物にたいして別個に適合す
るように構成されねばならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、極め
てコスト安であり、異なる工作物に迅速に対応すること
ができるような工作物測定方法及びこの方法を実施する
際に使用するための把持・昇降装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、方法においては、a)回転可能な昇降装置
によって担持されている把持装置により工作物を搬送面
内で把持し、一義的に決定されている、把持装置にたい
する相対位置へもたらし、昇降装置にたいして回動しな
いように配置し、この場合昇降装置が次のように構成さ
れていること、即ち把持装置によって把持される工作物
を昇降させ、且つ工作物を昇降装置とともに昇降軸の周
りに回転させることができるように構成されていること
、b)工作物を昇降装置により、搬送面から、空間内の
所定の自由な位置へもたらすこと、c)1個または複数
個の測定器を工作物に接近させ、接近させた測定器を介
して工作物を外側及び/または内側から高さ及び直径に
関して測定すること、d)次に、工作物を搬送面内へ戻
すことを特徴とし、装置においては、昇降軸の周りを回
転可能な昇降装置であって、制御される駆動装置に連結
されている昇降装置によって担持されている把持装置が
設けられていること、把持装置が、締め付けスリーブと
締め付け円錐体と締め付け心棒引張り軸とを有する締め
付け心棒として構成されていること、締め付けスリーブ
が締め付け心棒引張り軸に相対回転不能に連結され、且
つ締め付け心棒引張り軸が昇降軸に相対回転不能に連結
されていることを特徴とするものである。
【0010】ドイツ特許第3613027号公報からは
、工作物を取り出し元へ戻すための工程を実施する装置
が知られているが、この装置は、本発明による方法を実
施する際に使用するための把持・昇降装置とは異なる。
【0011】換言すれば、測定されるべき工作物が測定
テーブル上に設置され、そこで締め付け要素によって保
持され、接近した測定器を用いて測定される連続的な測
定方法の工程(この方法は測定機械内で工作物を連続的
に自動的に測定する作業工程にたいしても原理的には利
用される)は採用されず、本発明による測定方法に有利
であるように完全に別の操作が適用される。
【0012】本発明による方法によれば、まず回転可能
な昇降装置を用いて測定面の高さが可変であり、即ち一
般的には、種々の平面内と角度位置に関して可変である
。これらの平面と角度位置とは数値制御プログラムに設
定されているか、または測定方法を実施する際には相互
に検出される。
【0013】このことは、例えば一つの工作物において
その寸法が中心から増大している場合に必要である。特
に参照面と直径適合寸法とを高さを低くして(1mm以
下)測定する場合には、正確な測定参照面を測定過程に
おいて自動的に検出することは非常に重要である。
【0014】測定面と角度位置とに関してこのように決
定された被測定工作物は、(把持・昇降装置自身がX軸
と連結されている場合には)、固定配置されている測定
器に接近せしめられるか、或いは被測定工作物を、その
高さと角度位置とに関して、X方向にだけ走行可能な測
定器に対向させることができる。工作物は、測定過程の
間高さ位置と角度位置とを交互に異ならせてもよい。
【0015】さらに、工作物を自動的に測定するために
必要な作業工程を実施するためには、従来の方法に比べ
て測定面を“逆立ちさせる”のが有利であり、即ち測定
参照面を工作物の上面に配置するのが有利である。なぜ
なら、(測定過程終了後工作物を搬出させて分類または
等級分けを行うために)、普遍的に使用可能な簡潔な搬
送装置により工作物を測定位置の下まで案内することが
可能になるからである。例えば、継続的に作動せしめら
れる簡単な搬送ベルトは、種々の大きさの自由に載置さ
れる工作物を測定位置の下まで搬送させることができる
。この場合工作物は例えば一般的なじゃま板を用いて自
動的に搬送面(XY面)内で位置決めされる。
【0016】この場合、XY測定参照面を使用する場合
には、工作物の締め付けが必要である。締め付け過程の
間、X方向での半径方向における締め付けと同時に、工
作物をZ方向へストッパー(測定参照面)の方へ移動さ
せて、工作物をこの測定参照面に対して確実に接触させ
る。これは、傾斜面またはベルクランクの原理に基づい
て作動する把持装置を用いて行なう。従って本発明によ
る回転可能な保持装置は、特殊締め付け心棒、特殊締め
付けやっとこ、締め付けプリズムチャック、または皿ば
ね状の締め付け体を備えた把持装置と共に作動する。一
方締め付けスリーブ面を測定参照面として用いることも
できる。このことは、本発明による測定方法を実施する
際に、測定プロセスにおいて測定面を高精度に測定する
ことが必要である場合に特に有利である。
【0017】本発明における測定面の可変性は、例えば
回転可能な昇降装置を降下させることによって測定面を
工作物の下方へ配置する場合にも達成できることは言う
までもない。この場合、本発明による測定方法の利点は
すべて維持されるが、測定されるべき工作物を、構成が
簡潔で普遍性のある搬送手段を用いて直接に測定位置の
下方へ移動させることはできない。
【0018】
【実施例】次に、本発明の最も好ましい実施例を添付の
図面を用いて説明する。この実施例においては、回転可
能な保持装置は、数値制御される回転軸と、数値制御さ
れZ方向に作用を及ぼす線形化ユニットと、把持装置と
しての特殊締め付け心棒によって作動する。
【0019】図1に図示した把持・昇降装置は、締め付
けスリーブ1を備えた締め付け心棒と、締め付け円錐体
2と、締め付け心棒引張り軸3とを有している。締め付
け心棒引張り軸3は、回動阻止部7を介して締め付けス
リーブ1に固定されている。さらに締め付け心棒引張り
軸3は別の回動阻止部22により、即ち空気圧式の締め
付けユニット9に連結されている回動阻止部22により
昇降軸4に配置されている。従って、締め付け心棒引張
り軸3と締め付けユニット9とを用いて把持・昇降装置
を締め付けると、締め付けスリーブ1は締め付け円錐体
2上を軸方向に移動することができる。
【0020】把持・昇降装置全体は、歯車8を介して、
図面には図示していない数値制御される駆動装置により
任意の角度位置に回転することができ、且つ昇降ケーシ
ング17を介して数値制御される線形ユニット18に連
結されているので、高さ方向の任意の測定面へもたらす
ことができる。
【0021】この把持・昇降装置を用いて工作物19を
静力学的に測定するため、一方動力学的にも測定するこ
とができるように、把持・昇降装置はさらに以下のよう
な構成を備えている。
【0022】図1に図示した、締め付けスリーブ1と締
め付け円錐体2とを有する把持・昇降装置は、昇降軸4
と、昇降ケーシング17内に設けられ予め緊張せしめら
れている軸受10とを介して、仮想の回転軸線にたいし
て同心に組み立てられている。しかしながら、これによ
って得られる同心性はμm範囲の測定精度にたいしては
不正確なものであり、利用できるものではない。回転阻
止部7を介して締め付けスリーブ1をロックすることに
より、締め付けスリーブ1を軸方向にて緊張させた状態
で該締め付けスリーブ1上で精密研削を行えるばかりで
なく、機械的電子的な高精度の修正をも行うことができ
る。この高精度の修正の場合には、それぞれの角度位置
にたいして偏差値を検出し、この偏差値を参照値及び基
礎値として記録する。このとき、回転軸を数値制御し、
誘導的な測定機器を使用し、コンピュータの線形化プロ
グラムを使用することにより、把持・昇降装置を機械的
電子的に非常に正確にリセット(nullen)するこ
とができる。このことは、この把持・昇降装置上で調心
され締め付け固定される工作物にたいしても言える。そ
れ故、実際にいわゆる高精度の“調整マイスター(Ei
nstellmeister)”を電子的にリセットす
ることができる。
【0023】その結果、工作物を100%コントロール
するためには、例えば工作物の軸線の平面にたいする垂
直性とか、平面の平行性とか、把持・昇降装置の回転に
よる直径の同心性のような非常に重要な動力学的測定を
非常に簡単に且つ自在に適用可能であり、実施すること
ができる。
【0024】さらに、締め付けスリーブ1と締め付け円
錐体2と締め付け心棒軸3から構成されている締め付け
心棒を、既に述べた工作物把持機能、測定基準面にたい
する工作物19の調心及び位置決め機能に利用できるば
かりでなく、これに加えて穴を間接的に測定するための
測定器としても利用することができる。このことは、ほ
とんどの測定課題にたいして工作物の内径と外径の測定
を一つの測定ステーションで行うことができるので、非
常に重要な利点である。
【0025】さらに、以下の本発明による四つの特徴が
重要である。第1の特徴は、締め付けスリーブ1の上記
のディメンション研削または嵌合研削を次のように行わ
ねばならないこと、即ち測定領域(締め付け領域の1/
10)が締め付けスリーブ1を締め付け円錐体2にたい
して最適に接触させるように行わねばならないことであ
る。このため締め付けスリーブ1は軸方向において予め
正確に緊張せしめられた状態で研削される。
【0026】第2の特徴は、研削面が正確な形状を有し
ていなければならないことである。これに関しては、工
作物19及び測定課題に応じて二つの形状が問題になる
【0027】一つは、図2に図示した筒状の形状である
。この場合、筒状の形状は明確な測定面になる。もう一
つは、図3に図示した輪郭線形状である。この場合、工
作物の調心の輪郭線が用いられ、ストッパーが測定面に
なる。第1の場合(図2)、締め付け心棒上でのZ方向
における工作物19の固定位置決めは行われず、工作物
19の高さが例えば差の量として測定されねばならない
。他方、このような形状研削面の構成により、穴の最小
径を最適に検出することができる。
【0028】第3の特徴は、締め付け心棒引張り軸3が
歯車8の回転軸と昇降軸線4を越えて延長されねばなら
ないことである。
【0029】第4の特徴は、動力学的な測定を行うため
に特殊締め付け心棒が回転運動するので、工作物19を
締め付けるときの締め付け心棒引張り軸3の軸方向の運
動を、内穴にたいする量として、間接的に測定器11に
伝えることができることである。本発明によれば、平衡
測定は、締め付け心棒引張り軸3の端部と測定器11の
間に位置決めされた球体15によって達成される。これ
により測定器11は、測定精度を高めるため、回転軸に
独立に昇降装置に位置決めすることができる。
【0030】この測定方法により工作物19の内側寸法
と外側寸法とを一つの測定ステーションで同時に行うこ
とができるという利点は、この測定の高精度によります
ます効果的になる。このようにして行われる工作物の穴
の間接的な測定は、締め付け心棒の“傾斜した面”を介
して穴の寸法に変換することができるので、工場で生産
され計測されたすべての工作物にたいして、従来実験室
の測定器で知られているにすぎなかったほど高度の測定
再生精度を有している。この場合、このような測定精度
が長期間の作動にたいして極めて耐久性のある測定手段
を用いて得られることは非常に有利である。
【0031】“傾斜した面”に基づいた締め付け心棒(
締め付けやっとこ、締め付けプリズムチャック)を使用
する代わりに、皿ばね状の要素によって形成される把持
装置20を使用することができる。この把持装置20は
、工作物を把持し、測定参照面(図4と5)にたいして
調心し位置決めするため、ベルクランクの原理に基づい
ている。
【0032】この把持装置20は同様に回動が阻止され
、予め緊張せしめられた状態で研削されているが、この
把持装置20によって、工作物19の穴(または外径)
を静力学的に測定することができるばかりでなく、工作
物を動力学的に測定することができ、部分的には締め付
け心棒、締め付けやっとこ、締め付けプリズムチャック
を用いた場合よりも高精度の信用性のある測定値が得ら
れる。これは特殊な測定課題にたいして有効である。
【0033】図4では把持装置20を緊張弛緩状態で、
図5では緊張させた状態で工作物19とともに図示した
。皿ばね状の要素21は同方向に向けられておらず、二
つのブロックで逆方向へ向けられ、分割されている。 この把持装置の大きな利点は、変形した筒状でない穴(
及び平面性の少ない)工作物をも調心締め付けすること
ができることである。
【0034】この把持装置20は、層状に重ねられた皿
ばね状の要素が同方向に向けられているので、締め付け
心棒、締め付けやっとこ、締め付けプリズムチャックの
場合と同様に二つの方向へ移動する。即ち工作物19を
締め付けるために半径方向へX方向に移動し、工作物を
ストッパー(測定面)に接触させるためにZ方向へ移動
する。
【0035】最後に、工作物回転位置決め用の図1に図
示した装置にも重要な意味がある。
【0036】工作物を測定するための回転可能な昇降装
置との関連において、工作物位置決め装置は極めて簡潔
に構成することができる。なぜなら、工作物位置決め装
置は与えられた回転軸を工作物の位置決めに利用するこ
とができるからである。
【0037】工作物位置決め装置は、昇降軸4に固定さ
れているリング体14を有している。リング体14は、
軸方向に付加的な穴を有している。この穴の中には、例
えば位置決めピン6または爪が支持されている。位置決
めピン6は、ばね5によって付勢されているか、或いは
重力によって下方へ落下し、リング体14の下縁を越え
て突出する。
【0038】この位置決めピン6は、昇降装置の線形化
ユニットにより把持・昇降装置が下降する際に、即ち工
作物の穴の中に非弛緩状態の締め付けスリーブ1が入っ
ている間に、測定されるべき工作物にぶつかると軸方向
へまず復帰する。次に締め付け心棒引張り軸3が必要な
回転角度(測定されるべき特徴が一つの場合には360
度)だけ回転し、次に測定されるべき特殊形状の中へ移
動または落下する。昇降軸4の回転方向が逆転すると、
位置決めピン6は工作物19をゼロ度位置へ連行させる
。従って工作物19は回転方向にて正確に位置決めされ
、把持の準備が完了する。
【0039】このように位置決めし、把持し、“空間の
中へ自由に設置”した後、工作物の非対称な形状を最適
に測定することができる。
【0040】このように構成され、種々の特徴を備え、
特殊締め付け心棒と、数値制御される回転軸と、数値制
御される線形化ユニット及び工作物位置決め装置とを備
えた、いわゆる回転可能な昇降装置は、普遍的に使用可
能なコンビネーションユニットになる。
【0041】この昇降装置は、例えば一つの穴を備え非
回転対称な工作物を測定するために必要なすべての作業
工程を次のように実施させる; 1.工作物19を搬送ベルト上に自由に載置しておき、
例えばじゃま板及び/またはストッパーによって測定位
置の下方にて予め位置決めし、回転方向に位置正確に位
置決めする。この場合、非緊張状態の締め付け心棒を工
作物19の穴の中にゆるく挿入して、位置決めピン6に
より工作物19に回転運動を与え、それによって工作物
19を回転方向においても正確に位置決めする。
【0042】2.工作物19を締め付け心棒によって把
持し、これと同時に、測定面にたいしてZ方向に相対運
動させながら締め付けスリーブ1の特殊輪郭線により中
心で締め付け固定する。
【0043】3.線形化ユニット18を用いて工作物1
9を所望の測定位置へ持ち上げる。
【0044】4.締め付け心棒引張り軸3と、これに連
結されている測定器11とを介して、工作物19を内側
から測定する。
【0045】5.接近させた他測定器11を介して工作
物19を外側から静力学的に測定し、及び/または、6
.数値制御される回転駆動装置を介して工作物19を例
えば0度、90度、180度、270度の位置へもたら
し、或いは0度から約360度の位置へ連続的に移動さ
せ、その際X方向にだけ接近している測定器を介して工
作物19の高さと直径を外側から動力学的に測定する。
【0046】従って、平面(面ストッパー)にたいする
工作物の軸線の同心性及び垂直性と、面の平面平行性と
が測定される。
【0047】7.次に把持装置の緊張を弛緩させ、工作
物を昇降装置から再び搬送ベルト上へ移し、次に分類ま
たは等級分けを行う。
【0048】次に、本発明の有利な構成を列記しておく
【0049】(1)昇降装置と工作物の回転運動を制御
することを特徴とする方法。
【0050】(2)把持装置によって工作物を一義的に
決定されている位置へもたらすことを特徴とする、上記
第1項に記載の方法。
【0051】(3)昇降装置の把持装置が傾斜面の原理
に基づいており、把持装置を操作したときに工作物を少
なくとも二つの方向へ移動させ、即ち引き寄せを意味す
るX方向と、締め付けを意味するX方向とに移動させる
ことを特徴とする、上記第1項または第2項に記載の方
法。
【0052】(4)昇降装置の把持装置がベルクランク
の原理に基づいており、把持装置を操作したときに工作
物を少なくとも二つの方向へ移動させ、即ち引き寄せを
意味するX方向と、締め付けを意味するX方向とに移動
させることを特徴とする、上記第1項から第3項までに
記載の方法。
【0053】(5)工作物を、工作物の穴のなかに挿入
される締め付け心棒、またはピンを把持するし目付やっ
とこまたは締め付けプリズムチャックを介して把持し、
その際Z方向に行なわれる運動の大きさを、穴またはピ
ンの測定量として用いることを特徴とする、上記第1項
から第4項までのいずれか1つに記載の方法。
【0054】(6)工作物を搬送面内において、例えば
搬送ベルト上にて予め方向に関して位置決めすることを
特徴とする、上記第1項から第7項までのいずれか1つ
に記載の方法。
【0055】(7)締め付けスリーブ(1)が、締め付
け円錐体(2)に対する半径方向の固定位置において、
予め軸方向に緊張させた状態で測定領域に対して正確に
同調するように表面加工によりその大きさが選定されて
いることを特徴とする把持・昇降装置。
【0056】(8)締め付けスリーブ(1)が輪郭線を
有している(図3)ことを特徴とする、上記第7項に記
載の把持・昇降装置。
【0057】(9)締め付けスリーブ(1)が筒状に構
成されている(図2)ことを特徴とする、上記第7項に
記載の把持・昇降装置。
【0058】(10)締め付け心棒引張り軸(3)が、
締め付けスリーブ(1)とは逆の側に測定ヘッド(10
)を有し、該測定ヘッド(10)は、締め付け心棒引張
り軸(3)の縦方向の運動を測定する測定器(11)と
協働することを特徴とする、上記第7項から第9項まで
のいずれか1つに記載の把持・昇降装置。
【0059】(11)測定器(11)が位置固定されて
おり、即ち把持装置とは独立に取り付けられていること
を特徴とする、上記第10項に記載の把持・昇降装置。
【0060】(12)付加装置して工作物回転位置決め
装置(12)を有し、該工作物回転位置決め装置(12
)が位置決めピン(6)等を有し、工作物回転位置決め
装置(12)は、昇降軸(4)に相対回転不能に支持さ
れているリング体(14)から成っていることを特徴と
する、上記第7項から第11項までのいずれか1つに記
載の把持・昇降装置。
【0061】(13)前記位置決めピン(6)等が締め
付け心棒引張り軸(3)に対して軸方向へ移動可能であ
ることを特徴とする、上記第12項に記載の把持・昇降
装置。
【0062】(14)同じ方向に向くように組み立てら
れる皿ばね状の要素から構成される締め付け体が使用さ
れ、軸方向に行なわれる運動の大きさを測定量として用
いることを特徴とする、上記第7項から第13項までの
いずれか1つに記載の把持・昇降装置。
【0063】(15)皿ばね状の要素から構成される締
め付け体が二つのブロックに分割されており、該ブロッ
クの皿ばね状の要素が互いに逆方向へ傾斜しており、可
変な非筒状の穴または可変な非筒状のピン(軸端も)を
備えた工作物を同軸に整向するために用いる(図4と5
)ことを特徴とする、上記第7項から第14項までのい
ずれか1つに記載の把持・昇降装置。
【0064】
【発明の効果】本発明による工作物測定方法及びこの方
法を実施する際に使用するための把持・昇降装置は極め
てコスト安であり、異なる工作物に迅速に対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転軸と線形化ユニットを介して回転と昇降が
可能な特殊締め付け心棒から成る装置を示す図である。
【図2】筒状に研削された締め付けスリーブと工作物を
示す図であり、締め付けスリーブ面が測定参照面として
用いられ、工作物が同心に締め付けられていることを示
す図である。
【図3】輪郭線を備えた締め付けスリーブによって工作
物を締め付けた状態を示し、工作物が同心に且つストッ
パー(測定面)に対して締め付けられていることを示す
図である。
【図4】皿ばね状の要素から構成され二つのブロックに
分割されている把持装置を示し、皿ばね状の要素が互い
に逆方向の位置を占めている状態で、且つ非締め付け状
態で示した図である。
【図5】図4の把持装置を締め付け状態で、且つ非筒状
の穴を備えた工作物と共に示した図である。
【符号の説明】
1          締め付けスリーブ2     
     締め付け円錐体3          締め
付け心棒引張り軸4          昇降軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送面内を移動する工作物を測定する
    方法において、 a)回転可能な昇降装置によって担持されている把持装
    置により工作物を搬送面内で把持し、一義的に決定され
    ている、把持装置にたいする相対位置へもたらし、昇降
    装置にたいして回動しないように配置し、この場合昇降
    装置が次のように構成されていること、即ち把持装置に
    よって把持される工作物を昇降させ、且つ工作物を昇降
    装置とともに昇降軸の周りに回転させることができるよ
    うに構成されていること、 b)工作物を昇降装置により、搬送面から、空間内の所
    定の自由な位置へもたらすこと、 c)1個または複数個の測定器を工作物に接近させ、接
    近させた測定器を介して工作物を外側及び/または内側
    から高さ及び直径に関して測定すること、d)次に、工
    作物を搬送面内へ戻すこと、を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の方法を実施するため
    の把持・昇降装置において、昇降軸(4)の周りを回転
    可能な昇降装置であって、制御される駆動装置に連結さ
    れている昇降装置によって担持されている把持装置が設
    けられていること、把持装置が、締め付けスリーブ(1
    )と締め付け円錐体(2)と締め付け心棒引張り軸(3
    )とを有する締め付け心棒として構成されていること、
    締め付けスリーブ(1)が締め付け心棒引張り軸(3)
    に相対回転不能に連結され、且つ締め付け心棒引張り軸
    (3)が昇降軸(4)に相対回転不能に連結されている
    こと、を特徴とする把持・昇降装置。
JP4007641A 1991-01-22 1992-01-20 工作物の測定方法及び装置 Pending JPH04310814A (ja)

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