JPH04309846A - 降雪判定装置及び該判定装置をそなえたワイパ制御装置 - Google Patents

降雪判定装置及び該判定装置をそなえたワイパ制御装置

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JPH04309846A
JPH04309846A JP3075153A JP7515391A JPH04309846A JP H04309846 A JPH04309846 A JP H04309846A JP 3075153 A JP3075153 A JP 3075153A JP 7515391 A JP7515391 A JP 7515391A JP H04309846 A JPH04309846 A JP H04309846A
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JP
Japan
Prior art keywords
snow
pulse
wiper
fall
raindrop
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3075153A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kajioka
梶岡 英樹
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレインセンサにより検出
された雨滴パルスによる降雪判定装置及び該判定装置を
そなえたワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にレインセンサ、例えば光学式のレ
インセンサは雨滴による受光量変化に応じて振幅変調さ
れた信号により雨滴パルスを検出している。そしてこの
ようにして検出される雨滴パルスの大きさ及び個数に応
じてワイパ動作の間欠時間を制御するようにした所謂オ
ートワイパシステムが考えられている。
【0003】上述したように光学式レインセンサは発光
素子と受光素子との間の検知ビームを通過した雨滴(又
は雪)による受光量変化を検出している。この場合、雪
は雨滴に比べて十分に径が大きいため雨滴に比べて受光
量変化が大きく、また雪は車の窓に付きにくい(一旦付
いてもそのまま吹き飛ぶ)ことから、このようなレイン
センサを用いたオートワイパシステムにおいては、かか
る降雪時にワイパの払き過ぎが発生する。そこで雪と判
定された時は降雨時よりもワイパの動作回数が少くなる
ように補正することが好ましい。そして従来はかかる降
雪判定を行うために、温度センサや湿度センサ等の他の
センサを付加して温度や湿度を検出していたため、シス
テムが複雑になり、コストアップの原因となるなどの問
題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる課題を
解決するためになされたもので、上記レインセンサで検
出される雨滴パルスを利用することにより、上記温度セ
ンサや湿度センサ等の他のセンサを付加することなく、
降雪を判定することができるようにしたものである。更
にこのようにして降雪と判定された場合には、ワイパの
過剰作動を低減し、降雪時におけるワイパの払き過ぎを
補正することができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の一形態によれば、レインセンサにより検出
された雨滴パルスの波高値及びパルス幅がそれぞれ所定
値以上であることを検知することによって降雪を判定す
ることを特徴とする降雪判定装置が提供される。
【0006】また本発明の他の形態によれば、上述した
ような構成の降雪判定装置をそなえ、該降雪が判定され
た場合にはワイパ動作の回数を低減するように補正する
ことを特徴とするワイパ制御装置が提供される。
【0007】
【作用】上記構成によれば、雪は雨滴に比べて十分に径
が大きいためレインセンサの受光量変化が大きく、かつ
該センサの検知ビームを通過する速度が遅いため、該レ
インセンサにより検知された雨滴パルス信号の波高値が
所定値以上であり、かつそのパルス幅も所定値以上の場
合には、雪と判定することが可能となり、したがって温
度センサ等の他のセンサを用いる必要がなくなる。また
このようにして雪と判定された場合には、ワイパ動作の
回数を低減する(間引く)ように補正することによって
、降雪時の払き過ぎをなくし、運転者のフィーリングに
マッチしたワイパ動作を行わせることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の1実施例としての降雪判定装
置をそなえたワイパ制御装置の構成を示すもので、LE
Dドライバ1により発光素子2がパルス点灯され、該発
光素子2と受光素子3との間の検知ビームBを通過した
雨滴(又は雪)によって受光素子3の受光量が変化する
【0009】これにより該受光素子3の出力側に接続さ
れたプリアンプ4からは、図1(a)に示すように該雨
滴(又は雪)の大きさに応じて振幅変調された信号が出
力され、次いで検波器5により該振幅変調された信号が
検波されて、図1(b)に示されるような雨滴パルス信
号が抽出される。なおこの雨滴パルス信号は該検知ビー
ムBを通過する雨滴の数に応じて連続的に形成される。 次いでかかる雨滴パルス信号はパルスアンプ6により反
転増巾され、図1(c)に示されるようにその波高値(
雨滴又は雪の径に比例する)が例えばHとされる。
【0010】このようにして上記レインセンサから出力
される雨滴パルス信号(上記図1(c)に示される)の
パルス幅は比較的狹く(通常 500ヘルツ乃至20キ
ロヘルツの高周波成分からなる)、車から発生するノイ
ズとの識別ができない場合が生ずる。そのため該雨滴パ
ルス信号は次いでパルス伸長回路7に入力され、該パル
ス伸長回路(充放電回路を含む)において図1(d)に
示されるように、上記波高値Hの変化がパルス幅Wの変
化に対応するような低周波のパルス信号に伸長され、こ
れにより上述したようなノイズが重畳されても該ノイズ
との識別が容易となる。なお上記雨滴(又は雪)の径が
大きく上記波高値Hが増加した場合には、上記パルス伸
長回路の出力波形が図1(d)の点線に示されるように
なり、該波高値Hの増加に対応して該パルス幅Wが増加
するようになる。
【0011】上述したようにしてパルス伸長された雨滴
信号は次いで雨滴信号処理器に入力され、該処理器内に
おいて例えば所定のしきい値を有するコンパレータによ
り所定の(例えばロウレベルの)方形波パルスに成形さ
れ、次いでマイクロコンピュータ等により例えば1ミリ
秒毎に入力レベルの読み込みがなされ、例えば該読み込
まれたレベルがロウレベルであれば雨滴パルスありと判
定され、一方該読み込まれたレベルがハイレベルであれ
ば雨滴パルスなしと判定される。そして該雨滴パルスあ
りと判定される毎に順次カウンタをカウントアップさせ
、その積算値が所定のしきい値に達する度にワイパを動
作させる。
【0012】また図1中、8は本発明にかかる降雪判定
装置であって、該降雪判定装置8には上記パルスアンプ
6の出力(すなわち図1(c)に示される雨滴パルス信
号)が入力される。ここで該雨滴パルス信号が雪によっ
て生ずる場合を考えると、上述したように雪は雨滴に比
べて十分に径が大きいため、雨滴に比べてレインセンサ
での受光量変化が大きいため、図3(A)に示すように
該パルス信号の波高値H′が所定のしきい値TH以上と
なり、更に上記センサの検知ビームを通過する速度が遅
いため、図3(B)に示すように該パルス信号のパルス
幅(したがって後述するコンパレータ81から出力され
る方形波パルスのパルス幅W′)も所定値以上となる。 よって本発明においては、かかる雨滴パルスの波高値と
パルス幅とを検知することによって、該雨滴パルスが雪
によって生じたものと判定するようにされている。
【0013】そしてこのような上記雨滴パルス信号の波
高値とパルス幅を検出するために、上記図1に示される
降雪判定装置8には、例えばコンパレータ81、周波数
てい倍回路82、およびカウンタ回路83が設けられる
。これにより上記パルスアンプ6から入力される雨滴パ
ルス信号は、先ずその波高値H′がコンパレータ81に
おいて所定のしきい値THと比較され、図3(B)に示
すように該しきい値TH以上の波高値(レベル)を有す
る部分のみが方形波パルスとして出力される。したがっ
て該図3に示されるように、通常の雨滴によるパルス信
号によっては、上記コンパレータ81からの出力パルス
を生じない。
【0014】次に該コンパレータ81から出力される方
形波パルスを例えば上記周波数てい倍回路82に通して
そのパルス幅W′を適宜てい倍し(通常雨滴パルスのパ
ルス幅は車速に応じて例えば2msecから50μse
c の範囲で変化するため、そのパルス幅のカウントを
容易にするために適宜てい倍する)、このようにしてて
い倍されたパルス幅をカウンタ回路83により計数する
【0015】そしてこのようにして計数した上記パルス
幅に対応する計数値を所定のしきい値と比較し、これに
より該計数値、したがって該パルス幅が所定のしきい値
以上となっていれば雪によるものと判定される。なお上
記ハードとしてのカウンタ回路83を設ける代りに、例
えば上述した雨滴信号処理器に設けられた上記マイクロ
コンピュータによって、上記てい倍されたパルス幅をカ
ウントすることもできる。
【0016】図2は上記降雪判定装置8により判定され
た雪判定信号に応じて、上記ワイパ動作の間欠時間を補
正する場合の、上記雨滴信号処理器の動作手順をフロー
チャートで示すもので、まずステップ1では上述したよ
うに例えば1msec毎に雨滴パルスの有無を判別する
ために、該1msecが経過したか否かが判別される。 そしてイエスであればステップ2で雨滴パルスの有無が
判別される(例えば上述したようにその時点で読み込ま
れたレベルによって判別される)。そしてイエスであれ
ばステップ3でカウンタの計数値(積算値)Kを1だけ
カウントアップする。
【0017】次いでステップ4で上記降雪判定装置にお
いて雪と判定されたか否かが判断される。そしてイエス
であればステップ5に進んで該カウンタの積載値Kに補
正係数X(ただしX<1、例えば1/4)を乗じた積K
・Xが所定の制御しきい値Rより大となったか否かが判
断され、イエスとなった場合にはステップ7に進んでワ
イパを1回作動させる。すなわち上述したようにして雪
と判定された場合には、該カウンタの積算値に上記した
ような1より小さい補正係数Xを乗ずることによって、
ワイパ動作の間欠時間を伸ばし(例えばワイパの作動回
数を1/4程度に間引き)、上記降雪時の払き過ぎを補
正する。なお該補正係数Xを乗ずる代りに、該制御しき
い値Rを適宜増大させるようにしてもよい。
【0018】一方、上記ステップ4でノウとされた場合
(すなわち雨の場合)には、ステップ6に進んで上記カ
ウンタの積算値Kがそのまま上記制御しきい値Rと比較
され、該Kが該Rより大となった場合にステップ7に進
んでワイパを1回作動させる。そして上記ステップ7で
ワイパが1回作動する毎に、ステップ8で上記カウンタ
の積算値Kをクリヤする。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、温度センサ等の他のセ
ンサ類を付加することなく、降雪の判定を行うことがで
きる。またこのようにしてえられた雪判定信号に応じて
降雪時のワイパ過剰動作を低減し、ワイパ動作の間欠時
間を運転者のフィーリングにマッチするように補正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例の構成を示すブロック図
と各部の出力波形図である。
【図2】雨滴信号処理器の動作手順をフローチャートで
示す図である。
【図3】降雨時と降雪時の雨滴パルス信号とそのコンパ
レータ出力の波形を示す図である。
【符号の説明】
1…LEDドライバ 2…発光素子 3…受光素子 4…プリアンプ 5…検波回路 6…パルスアンプ 7…パルス伸長回路 8…降雪判定装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レインセンサにより検出された雨滴パ
    ルスの波高値及びパルス幅がそれぞれ所定値以上である
    ことを検知することによって降雪を判定することを特徴
    とする降雪判定装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の降雪判定装置をそな
    え、該降雪が判定された場合にはワイパ動作の回数を低
    減するように補正することを特徴とするワイパ制御装置
JP3075153A 1991-04-08 1991-04-08 降雪判定装置及び該判定装置をそなえたワイパ制御装置 Withdrawn JPH04309846A (ja)

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ID=13567978

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08179052A (ja) * 1994-12-20 1996-07-12 Nec San-Ei Instr Co Ltd 降雪検知機
JP2008051550A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nissan Motor Co Ltd 物体識別方法と物体識別装置
JP2021060266A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 国立研究開発法人防災科学技術研究所 降水強度算出装置、降水強度算出プログラム及び降水強度算出方法
CN113721306A (zh) * 2021-09-28 2021-11-30 重庆宗申通用动力机械有限公司 天气判断装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711