JP3026368B2 - 車速検出装置及び該検出装置をそなえたワイパ制御装置 - Google Patents
車速検出装置及び該検出装置をそなえたワイパ制御装置Info
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- JP3026368B2 JP3026368B2 JP3075154A JP7515491A JP3026368B2 JP 3026368 B2 JP3026368 B2 JP 3026368B2 JP 3075154 A JP3075154 A JP 3075154A JP 7515491 A JP7515491 A JP 7515491A JP 3026368 B2 JP3026368 B2 JP 3026368B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレインセンサにより検出
された雨滴パルスによる車速判定装置及び該判定装置を
そなえたワイパ制御装置に関する。
された雨滴パルスによる車速判定装置及び該判定装置を
そなえたワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にレインセンサ、例えば光学式のレ
インセンサは雨滴による受光量変化に応じて振幅変調さ
れた信号により雨滴パルスを検出している。そしてこの
ようにして検出される雨滴パルスの大きさおよび個数に
応じてワイパ動作の間欠時間を制御するようにした所謂
オートワイパシステムが考えられている。
インセンサは雨滴による受光量変化に応じて振幅変調さ
れた信号により雨滴パルスを検出している。そしてこの
ようにして検出される雨滴パルスの大きさおよび個数に
応じてワイパ動作の間欠時間を制御するようにした所謂
オートワイパシステムが考えられている。
【0003】かかるレインセンサは降雨量が一定であっ
ても車速が増加すれば単位時間当りに検出される雨滴個
数が増加し、したがってこのようなレインセンサを用い
たオートワイパシステムにおいては、かかる検出雨滴個
数の増加に応じてワイパ動作の間欠時間が短かくなるよ
うに制御されるため、上記オートワイパシステムは一応
車速感応型のシステムであるということができる。
ても車速が増加すれば単位時間当りに検出される雨滴個
数が増加し、したがってこのようなレインセンサを用い
たオートワイパシステムにおいては、かかる検出雨滴個
数の増加に応じてワイパ動作の間欠時間が短かくなるよ
うに制御されるため、上記オートワイパシステムは一応
車速感応型のシステムであるということができる。
【0004】しかし動作フィーリングの点からみると、
例えば60km/時程度の中低速状態での動作フィーリング
を良好にした場合、低速時の払き残しや高速時の払き過
ぎの問題が残り、すべての車速状態で運転者のフィーリ
ングにマッチしたワイパ動作を行わせるには、更に車速
によるワイパ動作時間の補正を行うことが好ましい。そ
して従来はかかる車速補正を行うために、車両から車速
信号をとり込んでいるため、そのためのハーネス配線を
要し、取付性が悪化するなどの問題点があった。
例えば60km/時程度の中低速状態での動作フィーリング
を良好にした場合、低速時の払き残しや高速時の払き過
ぎの問題が残り、すべての車速状態で運転者のフィーリ
ングにマッチしたワイパ動作を行わせるには、更に車速
によるワイパ動作時間の補正を行うことが好ましい。そ
して従来はかかる車速補正を行うために、車両から車速
信号をとり込んでいるため、そのためのハーネス配線を
要し、取付性が悪化するなどの問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる技術的
背景のもとになされたもので、上記レインセンサで検出
される雨滴パルスを利用することにより、上記車両から
の車速信号をとり込むことなく、降雨時における車速を
判定することができるようにしたものである。更にこの
ようにして判定された車速によって、ワイパ動作の間欠
時間を運転者のフィーリングにマッチするように補正す
ることができるようにしたものである。
背景のもとになされたもので、上記レインセンサで検出
される雨滴パルスを利用することにより、上記車両から
の車速信号をとり込むことなく、降雨時における車速を
判定することができるようにしたものである。更にこの
ようにして判定された車速によって、ワイパ動作の間欠
時間を運転者のフィーリングにマッチするように補正す
ることができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の一形態によれば、雨滴がレインセンサを通
過することにより得られる雨滴パルスのパルス幅に基づ
いて車速を検出することを特徴とする車速検出装置が提
供される。
めに本発明の一形態によれば、雨滴がレインセンサを通
過することにより得られる雨滴パルスのパルス幅に基づ
いて車速を検出することを特徴とする車速検出装置が提
供される。
【0007】また本発明の他の形態によれば、上述した
ような構成の車速検出装置をそなえ、該検出された車速
に応じてワイパ動作の間欠時間を補正することを特徴と
するワイパ制御装置が提供される。
ような構成の車速検出装置をそなえ、該検出された車速
に応じてワイパ動作の間欠時間を補正することを特徴と
するワイパ制御装置が提供される。
【0008】
【作用】上記構成によれば該レインセンサにより検出さ
れた雨滴パルスのパルス幅は車速が高くなるほど小さく
なるため、該パルス幅の変化によって降雨時における車
速の変化を判定することができる。またこのようにして
判定された車速に応じてワイパ動作の間欠時間を補正す
ることによって、特に車両から車速信号をとり込むこと
なく、車速によるワイパ動作のフィーリング補正が可能
となる。
れた雨滴パルスのパルス幅は車速が高くなるほど小さく
なるため、該パルス幅の変化によって降雨時における車
速の変化を判定することができる。またこのようにして
判定された車速に応じてワイパ動作の間欠時間を補正す
ることによって、特に車両から車速信号をとり込むこと
なく、車速によるワイパ動作のフィーリング補正が可能
となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の1実施例としての車速判定装
置をそなえたワイパ制御装置の構成を示すもので、LE
Dドライバ1により発光素子2がパルス点灯され、該発
光素子2と受光素子3との間の検知ビームBを通過した
雨滴によって受光素子3の受光量が変化する。
置をそなえたワイパ制御装置の構成を示すもので、LE
Dドライバ1により発光素子2がパルス点灯され、該発
光素子2と受光素子3との間の検知ビームBを通過した
雨滴によって受光素子3の受光量が変化する。
【0010】これにより該受光素子3の出力側に接続さ
れたプリアンプ4からは、図1(a)に示すように該雨
滴の大きさに応じて振幅変調された信号が出力され、次
いで検波器5により該振幅変調された信号が検波され
て、図1(b)に示されるような雨滴パルス信号が抽出
される。なおこの雨滴パルス信号は該検知ビームBを通
過する雨滴の数に応じて連続的に形成される。次いでか
かる雨滴パルス信号はパルスアンプ6により反転増巾さ
れ、図1(c)に示されるようにその波高値(雨滴の径
に比例する)が例えばHとされる。
れたプリアンプ4からは、図1(a)に示すように該雨
滴の大きさに応じて振幅変調された信号が出力され、次
いで検波器5により該振幅変調された信号が検波され
て、図1(b)に示されるような雨滴パルス信号が抽出
される。なおこの雨滴パルス信号は該検知ビームBを通
過する雨滴の数に応じて連続的に形成される。次いでか
かる雨滴パルス信号はパルスアンプ6により反転増巾さ
れ、図1(c)に示されるようにその波高値(雨滴の径
に比例する)が例えばHとされる。
【0011】このようにして上記レインセンサから出力
される雨滴パルス信号(上記図1(c)に示される)の
パルス幅は比較的狹く(通常 500ヘルツ乃至20キロヘル
ツの高周波成分からなる)、車から発生するノイズとの
識別ができない場合が生ずる。そのため該雨滴パルス信
号は次いでパルス伸長回路7に入力され、該パルス伸長
回路(充放電回路を含む)をにおいて図1(d)に示さ
れるように、上記波高値Hの変化がパルス幅Wの変化に
対応するような低周波のパルス信号に伸長され、これに
より上述したようなノイズが重畳されても該ノイズとの
識別が容易となる。なお上記雨滴の径が大きく上記波高
値Hが増加した場合には、上記パルス伸長回路の出力波
形が図1(d)の点線に示されるようになり、該波高値
Hの増加に対応して該パルス幅Wが増加するようにな
る。
される雨滴パルス信号(上記図1(c)に示される)の
パルス幅は比較的狹く(通常 500ヘルツ乃至20キロヘル
ツの高周波成分からなる)、車から発生するノイズとの
識別ができない場合が生ずる。そのため該雨滴パルス信
号は次いでパルス伸長回路7に入力され、該パルス伸長
回路(充放電回路を含む)をにおいて図1(d)に示さ
れるように、上記波高値Hの変化がパルス幅Wの変化に
対応するような低周波のパルス信号に伸長され、これに
より上述したようなノイズが重畳されても該ノイズとの
識別が容易となる。なお上記雨滴の径が大きく上記波高
値Hが増加した場合には、上記パルス伸長回路の出力波
形が図1(d)の点線に示されるようになり、該波高値
Hの増加に対応して該パルス幅Wが増加するようにな
る。
【0012】上述したようにしてパルス伸長された雨滴
信号は次いで雨滴信号処理器に入力され、該処理器内に
おいて例えば所定のしきい値を有するコンパレータによ
り所定の(例えばロウレベルの)方形波パルスに成形さ
れ、次いでマイクロコンピュータ等により例えば1ミリ
秒毎に入力レベルの読み込みがなされ、例えば該読み込
まれたレベルがロウレベルであれば雨滴パルスありと判
定され、一方該読み込まれたレベルがハイレベルであれ
ば雨滴パルスなしと判定される。そして該雨滴パルスあ
りと判定される毎に順次カウンタをカウントアップさ
せ、その積算値が所定のしきい値に達する度にワイパを
動作させる。
信号は次いで雨滴信号処理器に入力され、該処理器内に
おいて例えば所定のしきい値を有するコンパレータによ
り所定の(例えばロウレベルの)方形波パルスに成形さ
れ、次いでマイクロコンピュータ等により例えば1ミリ
秒毎に入力レベルの読み込みがなされ、例えば該読み込
まれたレベルがロウレベルであれば雨滴パルスありと判
定され、一方該読み込まれたレベルがハイレベルであれ
ば雨滴パルスなしと判定される。そして該雨滴パルスあ
りと判定される毎に順次カウンタをカウントアップさ
せ、その積算値が所定のしきい値に達する度にワイパを
動作させる。
【0013】また図1中、8は本発明にかかる車速判定
装置であって、該車速判定装置8には上記パルスアンプ
6の出力(すなわち図1(c)に示される雨滴パルス信
号)が入力される。ここで該雨滴は、車の高速時には上
記検知ビームBを通過する速度が速くなるため、上記雨
滴パルス信号のパルス幅は車速に逆比例し、車速が高速
になるほど、該パルス幅が小さくなる。よって本発明に
おいては該パルス幅を検知することによって、降雨時の
車速を判定するようにされている。
装置であって、該車速判定装置8には上記パルスアンプ
6の出力(すなわち図1(c)に示される雨滴パルス信
号)が入力される。ここで該雨滴は、車の高速時には上
記検知ビームBを通過する速度が速くなるため、上記雨
滴パルス信号のパルス幅は車速に逆比例し、車速が高速
になるほど、該パルス幅が小さくなる。よって本発明に
おいては該パルス幅を検知することによって、降雨時の
車速を判定するようにされている。
【0014】そしてこのような上記雨滴パルス信号のパ
ルス幅を検出するために、上記図1に示される車速判定
装置8には、例えばコンパレータ81、周波数てい倍回路
82、およびカウンタ回路83が設けられる。これにより上
記パルスアンプ6から入力された雨滴パルス信号は、先
ず所定のしきい値を有するコンパレータ81により所定レ
ベルの方形波パルスに成形される。ここで車速が例えば
0から 100km/時まで変化すると、上記雨滴パルスのパ
ルス幅は例えば2msecから50μsec まで変化する。そこ
で該コンパレータ81から出力される方形波パルスを例え
ば上記周波数てい倍回路82に通してそのパルス幅を適宜
てい倍し、このようにしててい倍されたパルス幅をカウ
ンタ回路83により計数する。
ルス幅を検出するために、上記図1に示される車速判定
装置8には、例えばコンパレータ81、周波数てい倍回路
82、およびカウンタ回路83が設けられる。これにより上
記パルスアンプ6から入力された雨滴パルス信号は、先
ず所定のしきい値を有するコンパレータ81により所定レ
ベルの方形波パルスに成形される。ここで車速が例えば
0から 100km/時まで変化すると、上記雨滴パルスのパ
ルス幅は例えば2msecから50μsec まで変化する。そこ
で該コンパレータ81から出力される方形波パルスを例え
ば上記周波数てい倍回路82に通してそのパルス幅を適宜
てい倍し、このようにしててい倍されたパルス幅をカウ
ンタ回路83により計数する。
【0015】そしてこのようにして計数した上記パルス
幅に対応する計数値を所定のしきい値(該しきい値とし
て例えば2種のしきい値を設定する)と比較し、これに
より該計数値、したがって該パルス幅が所定のしきい値
より小であれば車速が高速状態と判定され、一方、該計
数値、したがって該パルス幅が所定のしきい値より大で
あれば車速が低速状態と判定される。なお上記ハードと
してのカウンタ回路83を設ける代りに、例えば上述した
雨滴信号処理器に設けられた上記マイクロコンピュータ
によって、上記てい倍されたパルス幅をカウントするこ
ともできる。
幅に対応する計数値を所定のしきい値(該しきい値とし
て例えば2種のしきい値を設定する)と比較し、これに
より該計数値、したがって該パルス幅が所定のしきい値
より小であれば車速が高速状態と判定され、一方、該計
数値、したがって該パルス幅が所定のしきい値より大で
あれば車速が低速状態と判定される。なお上記ハードと
してのカウンタ回路83を設ける代りに、例えば上述した
雨滴信号処理器に設けられた上記マイクロコンピュータ
によって、上記てい倍されたパルス幅をカウントするこ
ともできる。
【0016】図2は上記車速判定装置8により判定され
た車速に応じて、上記ワイパ動作の間欠時間を補正する
場合の、上記雨滴信号処理器の動作手順をフローチャー
トで示すもので、まずステップ1では上述したように例
えば1msec毎に雨滴パルスの有無を判別するために、該
1msecが経過したか否かが判別される。そしてイエスで
あればステップ2で雨滴パルスの有無が判別される(例
えば上述したようにその時点で読み込まれたレベルによ
って判別される)。そしてイエスであればステップ3で
カウンタの計数値(積算値)Kを1だけカウントアップ
する。
た車速に応じて、上記ワイパ動作の間欠時間を補正する
場合の、上記雨滴信号処理器の動作手順をフローチャー
トで示すもので、まずステップ1では上述したように例
えば1msec毎に雨滴パルスの有無を判別するために、該
1msecが経過したか否かが判別される。そしてイエスで
あればステップ2で雨滴パルスの有無が判別される(例
えば上述したようにその時点で読み込まれたレベルによ
って判別される)。そしてイエスであればステップ3で
カウンタの計数値(積算値)Kを1だけカウントアップ
する。
【0017】次いでステップ4で上記車速判定装置にお
いて該車速が高速と判定さたか否かが判断される。そし
てイエスであればステップ5に進んで該カウンタの積算
値Kに補正係数X1(ただしX1<1、例えば0.8)を
乗じた積K・X1が所定の制御しきい値Rより大となっ
たか否かが判断され、イエスとなった場合にステップ9
に進んでワイパを1回動作させる。すなわち上記高速の
場合には、該カウンタの積算値に上述したような1より
小さい補正係数X1を乗ずることによって、ワイパ動作
の間欠時間を伸ばし(ワイパの作動回数を間引き)、上
記高速時の払き過ぎを補正する。なお該補正係数X1を
乗ずる代りに、該制御しきい値Rを適宜増大させるよう
にしてもよい。
いて該車速が高速と判定さたか否かが判断される。そし
てイエスであればステップ5に進んで該カウンタの積算
値Kに補正係数X1(ただしX1<1、例えば0.8)を
乗じた積K・X1が所定の制御しきい値Rより大となっ
たか否かが判断され、イエスとなった場合にステップ9
に進んでワイパを1回動作させる。すなわち上記高速の
場合には、該カウンタの積算値に上述したような1より
小さい補正係数X1を乗ずることによって、ワイパ動作
の間欠時間を伸ばし(ワイパの作動回数を間引き)、上
記高速時の払き過ぎを補正する。なお該補正係数X1を
乗ずる代りに、該制御しきい値Rを適宜増大させるよう
にしてもよい。
【0018】また上記ステップ4でノウとされた場合に
は、ステップ6に進んで該車速が低速と判定されたか否
かが判断される。そしてノウとされた場合にはステップ
7に進んで上記カウンタの積算値Kがそのまま上記制御
しきい値Rと比較され、該Kが該Rより大となった場合
にステップ9に進んでワイパを1回作動させる。
は、ステップ6に進んで該車速が低速と判定されたか否
かが判断される。そしてノウとされた場合にはステップ
7に進んで上記カウンタの積算値Kがそのまま上記制御
しきい値Rと比較され、該Kが該Rより大となった場合
にステップ9に進んでワイパを1回作動させる。
【0019】一方、該ステップ6でイエスとされた場合
には、ステップ8に進んで該カウンタの積算値Kに補正
係数X2(ただしX2>1、例えば1.2)を乗じた積K
・X2が所定の制御しきい値Rより大となったか否かが
判断され、イエスとなった場合にはステップ9に進んで
ワイパを1回作動させる。すなわち上記低速の場合に
は、該カウンタの積算値に上述したような1より大きい
補正係数X2を乗ずることによってワイパ動作の間欠時
間を短縮し(ワイパの作動回数を増加させ)、上記低速
時の払き残しを補正する。なおこの場合も該補正係数X
2を乗ずる代りに、該制御しきい値Rを適宜低下させる
ようにしてもよい。そして上記ステップ9でワイパが1
回作動する毎に、ステップ10で上記カウンタの積算値K
をクリヤする。
には、ステップ8に進んで該カウンタの積算値Kに補正
係数X2(ただしX2>1、例えば1.2)を乗じた積K
・X2が所定の制御しきい値Rより大となったか否かが
判断され、イエスとなった場合にはステップ9に進んで
ワイパを1回作動させる。すなわち上記低速の場合に
は、該カウンタの積算値に上述したような1より大きい
補正係数X2を乗ずることによってワイパ動作の間欠時
間を短縮し(ワイパの作動回数を増加させ)、上記低速
時の払き残しを補正する。なおこの場合も該補正係数X
2を乗ずる代りに、該制御しきい値Rを適宜低下させる
ようにしてもよい。そして上記ステップ9でワイパが1
回作動する毎に、ステップ10で上記カウンタの積算値K
をクリヤする。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、車両からの車速信号を
とり込むことによる取付性の悪化を招くことなく、降雨
時の車速を判定することができる。またレインセンサか
らの信号線を一本追加するだけで、上記のようにして判
定された車速に応じて、ワイパ動作の間欠時間を運転者
のフィーリングにマッチするように補正することができ
る。
とり込むことによる取付性の悪化を招くことなく、降雨
時の車速を判定することができる。またレインセンサか
らの信号線を一本追加するだけで、上記のようにして判
定された車速に応じて、ワイパ動作の間欠時間を運転者
のフィーリングにマッチするように補正することができ
る。
【図1】本発明装置の1実施例の構成を示すブロック図
と各部の出力波形図である。
と各部の出力波形図である。
【図2】雨滴信号処理器の動作手順をフローチャートで
示す図である。
示す図である。
1…LEDドライバ 2…発光素子 3…受光素子 4…プリアンプ 5…検波回路 6…パルスアンプ 7…パルス伸長回路 8…車速判定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 1/08
Claims (2)
- 【請求項1】 雨滴がレインセンサを通過することによ
り得られる雨滴パルスのパルス幅に基づいて車速を検出
することを特徴とする車速検出装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車速検出装置をそな
え、該検出された車速に応じてワイパ動作の間欠時間を
補正することを特徴とするワイパ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075154A JP3026368B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 車速検出装置及び該検出装置をそなえたワイパ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075154A JP3026368B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 車速検出装置及び該検出装置をそなえたワイパ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04310453A JPH04310453A (ja) | 1992-11-02 |
JP3026368B2 true JP3026368B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=13568006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3075154A Expired - Fee Related JP3026368B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 車速検出装置及び該検出装置をそなえたワイパ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026368B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100981216B1 (ko) * | 2008-08-20 | 2010-09-10 | 한국오므론전장주식회사 | 속도 감응형 레인센서 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3075154A patent/JP3026368B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04310453A (ja) | 1992-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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