JPH05229403A - ワイパ制御装置 - Google Patents

ワイパ制御装置

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Publication number
JPH05229403A
JPH05229403A JP4035153A JP3515392A JPH05229403A JP H05229403 A JPH05229403 A JP H05229403A JP 4035153 A JP4035153 A JP 4035153A JP 3515392 A JP3515392 A JP 3515392A JP H05229403 A JPH05229403 A JP H05229403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raindrop
pulse
wiper
frequency
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4035153A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kajioka
英樹 梶岡
Tetsuya Nomura
徹也 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP4035153A priority Critical patent/JPH05229403A/ja
Publication of JPH05229403A publication Critical patent/JPH05229403A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパ制御装置に関し、雨滴の大きさと頻度
の情報を併せもつセンサ信号とは別に、雨滴の頻度(個
数)のみを示す信号をも利用することによって、霧雨時
のワイパ動作を改善することを目的とする。 【構成】 雨滴の大きさと頻度の情報を含む雨滴パルス
のパルス幅を積算する(ステップ1)とともに、雨滴の
頻度のみに対応するパルスの個数をもカウントし(ステ
ップ3〜4)、上記積算値又はパルス個数のカウント値
が所定値以上となったときにワイパを作動させる(ステ
ップ2、5、6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパ制御装置に関し、
特に霧雨時等におけるワイパの動作フィーリングを改善
したワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりワイパ作動を制御するにあたっ
ては、雨滴の大きさとその頻度の情報を併せもつセンサ
信号を一定のしきい値と比較して生成される雨滴パルス
(図3に示されるコンパレータ出力)が利用されてい
る。すなわちこの種のワイパ制御に利用されるレインセ
ンサにおいては、通常発光素子から検知ビームが放射さ
れ、この検知ビーム中を雨滴が通過すると、ビームの一
部が遮られて雨滴の大きさと個数に応じて、受光部側の
受光素子での受光量に変化を生じさせ、このようにして
生じた受光量変化に応じてその振幅が変化した雨滴パル
ス信号(雨滴生パルス)が検波回路(図1中に符号1で
示す)から出力される(なお上記雨滴パルス信号の振幅
変化が上記図1中に△Vp として示される)。
【0003】次いで該検波出力である雨滴パルス信号を
車両に生ずるパルス性ノイズと識別するため、通常該雨
滴パルス信号を上記図1に示されるパルスアンプ2およ
びピークホールド回路3により、該雨滴パルス信号の振
幅値△Vp の情報だけを保持して波形形成し、上記△V
p に比例する振幅値Vp を有する低周波の雨滴信号と
し、該雨滴信号がセンサ出力としてコントローラ側に入
力される。次いで該コントローラ側において上記雨滴信
号(センサ出力)は、上述したよう所定のしきい値を有
するコンパレータによりパルス化され、上記雨滴信号の
振幅値Vp がパルス幅の情報に変換される。そしてこの
パルス幅の情報(雨滴径と個数に対応する)を該コント
ローラ内におけるマイコンのソフトカウンタで読込み、
該読込み回数の積算値によって降雨の度合いが判定さ
れ、それに応じてワイパの作動が制御される。
【0004】しかしこのような構成のレインセンサを用
いた場合には、図3に示されるように、実際には例えば
4個の雨滴が検出されても(図3のセンサ出力参照)、
これを所定のしきい値を有するコンパレータでパルス化
した場合、該コンパレータ出力では該図3に示されるよ
うに例えば2個のパルスとされる(すなわち図3の左端
部に示される大きい雨滴の信号はそのまま該雨滴の大き
さに応じたパルス幅のパルスとされるが、他の3個の小
さい雨滴の信号は、上記図3の例の場合、該コンパレー
タのしきい値に応じて決定される所定のパルス幅を有す
る単一のパルスとされる)。そして上述したようにかか
るパルスのパルス幅情報を読込む回数の積算値によって
ワイパ作動が制御されることになるが、実際には1個の
大きい雨滴がフロントガラスについた場合と3個の小さ
い雨滴がフロントガラスについた場合とを比較すると、
むしろ後者の方が(すなわち霧雨状の雨滴が多数ついた
場合の方が)視界が悪くなり、上記ワイパ作動と適切に
対応しない。
【0005】このように従来のレインセンサによって霧
雨等の小径の雨滴を検出する場合、雨滴1個当たりのセ
ンサ出力が小さいため、上述したようにしてパルス化さ
れたセンサ出力を積算してワイパ制御した場合、該パル
ス幅が小さいためにワイパ動作が遅くなるという問題点
があった。またかかる霧雨等の場合には該センサの出力
レベルが低いため、該レベルの大きさによっては、該セ
ンサでは検出できていても、従来のコンパレータのしき
い値では、コンパレートできず(すなわちコンパレータ
の出力パルスとしてパルス化できず)、所望のワイパ動
作をなしえないなどの問題点もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる課題を
解決するためになされたもので、上述した従来のレイン
センサによりえられる雨滴の大きさと頻度の情報を併せ
もつセンサ信号とは別に、雨滴の頻度(個数)のみに対
応した信号を利用することによって、特に霧雨時等のワ
イパ動作の改善をはかったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明によれば、雨滴の大きさと頻度の情報を含む
雨滴パルスのパルス幅を積算する手段と、雨滴の頻度の
みに対応したパルスの個数をカウントする手段とをそな
え、上記雨滴パルス幅の積算値又はパルス個数のカウン
ト値が所定値以上となったときに、ワイパを作動させる
ことを特徴とするワイパ制御装置が提供される。
【0008】
【作用】上記構成によれば、雨滴の大きさと頻度の情報
を併せもつ雨滴パルスのパルス幅の積算値のほかに、雨
滴の頻度(個数)のみに対応したパルスの個数のカウン
ト値によってもワイパ作動が制御されるため、通常の降
雨時のほか霧雨時等に対するワイパ作動のフィーリング
をも改善することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の1実施例としてのワイパ制御
装置におけるセンサ部の構成を示すもので、上記検波回
路1から出力される雨滴パルス信号(雨滴生パルス)を
利用して、該図1の下半部に示される回路を付加するこ
とによって、上記センサ出力のほかに雨滴の個数信号を
出力させ、該個数信号(パルス出力)が上記センサ出力
とともに上記コントローラ側に入力される。
【0010】すなわち上記検波回路1の検波出力である
上記雨滴生パルスは、パルスアンプ4で増幅されコンパ
レータCOMP5で一定のしきい値と比較されることに
よりパルス化される。このようにして生成される該コン
パレータ5の出力パルスの時間幅は、そのときの車速に
応じて例えば50μs から2ms程度の範囲で変化するた
め、該コンパレータ5の出力パルスを各パルス毎にワン
ショットマルチバイブレータ6によりエッジ検出して、
これら各パルスを一定の( 例えば3ms程度の)パルス時
間幅を有するパルスに変換して、該個数信号(すなわち
雨滴の大きさ(霧雨等を含む)には関係なく、雨滴の個
数のみに対応した個数の上記一定パルス幅のパルス信
号)として、該コントローラ側に入力させる。この場合
該個数信号としての各パルスのパルス時間幅は上述した
ように、例えば3ms(3ミリ秒)のような一定値とされ
ているので、該センサ出力側とコントローラとの間の信
号線などで生ずるおそれのある3ms以下のパルスはノイ
ズと判定され、該ノイズと該個数信号とを正しく識別す
ることが可能となる。
【0011】なお上記個数信号生成回路には、専用のコ
ンパレータ5およびパルスアンプ4が設けられているの
で、特にこの回路で霧雨を検知できるように該コンパレ
ータ5のしきい値又はパルスアンプ4のゲインを調整し
て、該個数信号を出力するセンサの感度を適切に設定す
ることができる。また該図1に点線で示されるように、
上記パルスアンプ4を設ける代わりに上記パルスアンプ
2で兼用させて、その出力側から上記コンパレータ5側
に分岐入力させるような回路構成にしてもよい。
【0012】図2は上記図1に示されるセンサを用いて
上記コントローラ側でワイパ作動制御を行う場合の処理
手順を例示するもので、ステップ1で上記パルス化され
たセンサ出力のパルス幅情報の読込み回数が積算され、
ステップ2で該積算値が所定の制御しきい値THR以上
となったか否かが判別され、イエスであれば直ちにステ
ップ6に進んでワイパが1回作動される。
【0013】一方、該ステップ2の判定がノウであれ
ば、ステップ3に進んで上記個数信号として入力された
パルスのパルスの時間幅が上記した3ms(3ミリ秒)以
上であるか否かが判別され、イエスの場合(すなわち3
ms以上のパルス幅を有する場合)には、ステップ4でそ
のパルス個数が順次カウントされ、ステップ5で該カウ
ント個数が所定値N以上となったか否かが判別され、イ
エスであればこの場合にもステップ6で該ワイパが1回
作動される。そして該ワイパ作動後にステップ7に進ん
で、上記ステップ2での積算値およびステップ5での個
数カウント値がクリヤされてステップ1に戻る。すなわ
ち上記ステップ1乃至2が従来のセンサ出力にもとづく
雨滴パルス幅の積算値の判定処理に対応し、また上記ス
テップ3乃至5が本発明で付加された雨滴個数カウント
値の判定処理に対応するものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、雨滴の頻度(個数)の
みに対応する信号をもセンサ側から出力させることによ
って、この個数信号によってもワイパ作動を制御するこ
とができ、これによって通常の降雨時のみでなく、霧雨
時等の場合にもワイパの作動フィーリングを向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例としてのワイパ制御装置にお
けるセンサ部の構成を示す図である。
【図2】図1に示されるセンサを用いたワイパ作動制御
の処理手順を例示する図である。
【図3】従来のレインセンサ出力がコンパレータでパル
ス化される状況を示す図である。
【符号の説明】
1…検波回路 2,4…パルスアンプ 3…ピークホールド回路 5…コンパレータ 6…ワンショットマルチバイブレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨滴の大きさと頻度の情報を含む雨滴パ
    ルスのパルス幅を積算する手段と、雨滴の頻度のみに対
    応したパルスの個数をカウントする手段とをそなえ、上
    記雨滴パルス幅の積算値又はパルス個数のカウント値が
    所定値以上となったときに、ワイパを作動させることを
    特徴とするワイパ制御装置。
JP4035153A 1992-02-21 1992-02-21 ワイパ制御装置 Pending JPH05229403A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4035153A JPH05229403A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ワイパ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4035153A JPH05229403A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ワイパ制御装置

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JPH05229403A true JPH05229403A (ja) 1993-09-07

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ID=12433951

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JP4035153A Pending JPH05229403A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ワイパ制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004101334A1 (ja) * 2003-05-15 2004-11-25 Niles Co.,Ltd. ワイパー制御方法、およびワイパー制御装置

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JPH0238167A (ja) * 1988-07-29 1990-02-07 Stanley Electric Co Ltd 雨滴検出装置
JPH02114037A (ja) * 1988-10-21 1990-04-26 Nippon Denso Co Ltd 雨滴感応式オートワイパ制御装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970701