JP2579554Y2 - 車間距離測定装置 - Google Patents

車間距離測定装置

Info

Publication number
JP2579554Y2
JP2579554Y2 JP1991021859U JP2185991U JP2579554Y2 JP 2579554 Y2 JP2579554 Y2 JP 2579554Y2 JP 1991021859 U JP1991021859 U JP 1991021859U JP 2185991 U JP2185991 U JP 2185991U JP 2579554 Y2 JP2579554 Y2 JP 2579554Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle distance
inter
raindrops
distance measuring
raindrop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991021859U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04110996U (ja
Inventor
秀夫 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP1991021859U priority Critical patent/JP2579554Y2/ja
Publication of JPH04110996U publication Critical patent/JPH04110996U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579554Y2 publication Critical patent/JP2579554Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車間距離測定装置に関
し、より詳細には近赤外のLDを用いて車間距離を測定
する車間距離測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】図5は
従来の車間距離測定装置の一例を概略的に示した構成図
であり、図中11は主に発光回路より構成される送信部
である。送信部11がオンされると近赤外のLD12は
レーザ光を出力し、出力されたレーザ光はレンズ13を
介し前方へ向けて照射される。前方に車14が存在する
場合、照射されたレーザ光は車14によって反射され、
その後レンズ15で集光され、ホトダイオード16で光
電変換される。そして光電変換された信号は受信部17
を介してアンプ18に送られ、そこで増幅された後、コ
ンパレータ19に出力される。
【0003】一方、送信部11がオンされた時点で送信
部11からは所定のレベルの信号が出力される。出力さ
れた信号は、それぞれSTC(Sensitivity Time Contr
ol)回路21及びフリップフロップ(F.F)回路20
に送られ、STC回路21は所定のしきい値電圧の信号
をコンパレータ19に出力する。またF.F回路20
は、セット状態となって所定の波形信号を距離演算部2
2に出力する。そしてコンパレータ19はSTC回路2
1からのしきい値電圧と、アンプ18を介して受信部1
7から入力された信号の電圧とを比較し、受信部17か
らの信号がしきい値電圧より大きい場合は所定のパルス
信号をF.F回路20に出力する。つまり受信された信
号がしきい値電圧より小さい場合、コンパレータ19は
受信された信号が車間距離測定装置の後述する保護板等
の汚れや降雨、降雪での反射によるものであるとみなし
てパルス信号を出力せず、受信された信号がしきい値電
圧より大きい場合は、前方の車14からの反射によるも
のであるとしてパルス信号をF.F回路20に出力す
る。このことによって保護板等の汚れや降雨、降雪での
反射による誤探知が防止される。
【0004】またコンパレータ19からパルス信号が入
力されると、既にセット状態となっているF.F回路2
0はリセット状態となり、セット状態の出力波形と反対
の波形信号を距離演算部22に出力する。距離演算部2
2はF.F回路20からの出力波形の変化に基づいて、
レーザ光の送信から受信までの時間を求め、求められた
時間から前方の車14までの車間距離を演算する。そし
て演算結果は、距離演算部22よりECU(図示せず)
に送られ、ECUは演算結果に基づいて車間距離を制御
したり表示したりする。
【0005】ところで、上記した車間距離測定装置は略
直方体形状の枠体内に配設されており、枠体の前面には
レーザ光が透過できる透明な保護板が嵌込まれている。
しかしながらこの保護板は、雨が降ったりすると雨滴が
付着したりくもったりするため、雨滴やくもりにレーザ
光が乱反射して測定感度が悪くなり、測定距離が短くな
るという課題があった。また、雨滴やくもりによる反射
を前方の車14からのものとして受信してしまう場合が
あり、正確な車間距離が測定できないという課題があっ
た。
【0006】本考案はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、保護板に付着した雨滴やくもり等による誤探
知及び感度の低下を防止することができる車間距離測定
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係る車間距離測定装置は、近赤外のLDを用
いて車間距離を測定する車間距離測定装置において、該
装置の保護板に熱線が添設されると共に、雨滴センサや
ワイパースイッチの始動等に基づいて雨滴を検出する雨
滴検止手段を備え、該雨滴検出手段により雨滴が検出さ
れた場合、前記熱線が自動的にオンすると共に、前記雨
滴検出手段により雨滴が検出されなくなってから、所定
時間が経過するまで前記熱線をオン状態としておくよう
に構成されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、装置の保護板に熱線が添設
され、雨滴センサやワイパースイッチの始動等により雨
滴が検出された場合、前記熱線が自動的にオンするよう
に構成されているので、前記保護板がくもったり、雨滴
が付着したりしても前記熱線により雨滴やくもりは即座
に除去される。従って雨滴等によるレーザ光の乱反射が
防止され、測定感度の低下が抑制される。また雨滴やく
もりによる反射を受信することがなく、車間距離が正確
に測定される。さらに、前記雨滴検出手段により雨滴が
検出されなくなってから、所定時間が経過するまで前記
熱線をオン状態としておくように構成されているので、
雨が上がった等の理由で前記雨滴検出手段により雨滴が
検出されなくなったときに、前記保護板に雨滴等が付着
していたとしても、前記保護板に付着している雨滴等を
完全に除去することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案に係る車間距離測定装置の実施
例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一機能
を有する構成部品には同一符号を付すこととする。図1
は本考案に係る車間距離測定装置の一実施例を概略的に
示した斜視図であり、図中31は略直方体形状の枠体を
示している。枠体31内には図5で示したような車間距
離測定装置のシステムが配設されており、枠体31内の
前面側には送信部11、受信部17が左右に分かれて配
設されている。枠体31の前面にはレーザ光が透過でき
る透明な保護板32が嵌込まれており、保護板32に
は、熱線33が添設されている。
【0010】また図2は本考案に係る車間距離測定装置
の別の実施例を概略的に示した斜視図であり、枠体31
内の前面側の略中心箇所には送信部11が配設され、送
信部11の周りには送信部11と略同軸に受信部17が
配設された場合を示している。そして、枠体31の前面
には図1と同様に熱線33が添設された保護板32が嵌
込まれている。
【0011】図3は保護板32に添設された熱線33の
駆動システムであり、この駆動システムは、主に雨滴検
出手段34、ECU35、熱線駆動回路36及び熱線3
3で構成されている。雨滴検出手段34は雨滴センサや
ワイパースイッチのオン、オフを検出する検出装置から
なり、雨滴検出手段34からの信号はECU35に出力
される。そしてECU35は、雨滴検出手段34からの
信号により図4に示したフローチャートに従って熱線駆
動回路36を制御し、熱線33をオンあるいはオフす
る。
【0012】すなわち図4に示したように、ECU35
は雨滴検出手段34から雨滴信号が入力されたかどうか
を常に判断しており(ステップ1)、ECU35に雨滴
信号が入力されると、ECU35は熱線駆動回路36に
駆動信号を出力して熱線33をオンさせる(ステップ
2)。そしてフラグを1にし(ステップ3)、再びステ
ップ1の判断を行なう。またステップ1で雨滴信号の入
力がなかったとECU35が判断した場合、ECU35
は次いでフラグが1であるか否かを判断し(ステップ
4)、つまり現在熱線33がオンの状態であるかどうか
を判断し、フラグが1である場合は時間TをT+1とし
てカウントする。次にECU35は、雨滴信号が入力さ
れなくなったときから熱線33が一定時間駆動されたか
否かを判断し(ステップ6)、一定時間駆動されたとE
CU35が判断した場合は熱線駆動回路36に信号を出
力し、熱線33をオフにする(ステップ7)。そしてフ
ラグを0にし(ステップ8)、再びステップ1の判断へ
戻る。またステップ6で一定時間駆動されていないとE
CU35が判断した場合も、再びステップ1の判断へ戻
り上記と同様の動作を行なう。さらにステップ4でフラ
グが1でないと判断された場合は、ステップ7へ飛び、
そのまま熱線33をオフ状態にする。
【0013】このように保護板32に添設された熱線3
3は、雨滴センサやワイパースイッチの始動等により雨
滴やくもりが検出されたときに作動するようになってい
るので、保護板32にくもりや雨滴が付着しても、これ
らは熱線33により即座に除去されることとなる。また
雨が上がっても、熱線33は一定時間オンするように制
御されるので、雨が上がった状態でまだ保護板32に雨
滴等が付着していても、熱線33により完全に除去され
ることとなる。従って本実施例に係る車間距離測定装置
においては、雨滴等によるレーザ光の乱反射を防止する
ことができ、測定感度の低下を抑制することができる。
さらに雨滴やくもりによる反射を受信することがなくな
るため、車間距離を正確に測定することができる。
【0014】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案に係る車間
距離測定装置にあっては、近赤外のLDを用いて車間距
離を測定する車間距離測定装置において、該装置の保護
板に熱線が添設されると共に、雨滴センサやワイパース
イッチの始動等に基づいて雨滴を検出する雨滴検出手段
を備え、該雨滴検出手段により雨滴が検出された場合、
前記熱線が自動的にオンすると共に、前記雨滴検出手段
により雨滴が検出されなくなってから、所定時間が経過
するまで前記熱線をオン状態としておくように構成され
ているので、前記熱線により雨滴やくもりを即座に除去
することができる。従って、雨滴等によるレーザ光の乱
反射を防止することができ、測定感度の低下を抑制する
ことができる。また雨滴やくもりによる反射を受信する
ことがなくなるため、車間距離を正確に測定することが
できる。さらに、前記雨滴検出手段により雨滴が検出さ
れなくなってから、所定時間が経過するまで前記熱線を
オン状態としておくように構成されているので、雨が上
がった等の理由で前記雨滴検出手段により雨滴が検出さ
れなくなったときに、前記保護板に雨滴等が付着してい
たとしても、前記保護板に付着している雨滴等を完全に
除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車間距離測定装置の一実施例を概
略的に示した斜視図である。
【図2】本考案に係る車間距離測定装置の別の実施例を
概略的に示した斜視図である。
【図3】保護板に添設された熱線の駆動システムを概略
的に示したブロック図である。
【図4】ECUの熱線駆動制御時の動作を示したフロー
チャートである。
【図5】従来の車間距離測定装置の一例を概略的に示し
た構成図である。
【符号の説明】
12 LD 32 保護板 33 熱線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 17/93 H05B 3/84 - 3/86

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近赤外のレーザダイオード(LD)を用
    いて車間距離を測定する車間距離測定装置において、該
    装置の保護板に熱線が添設されると共に、雨滴センサや
    ワイパースイッチの始動等に基づいて雨滴を検出する雨
    滴検出手段を備え、該雨滴検出手段により雨滴が検出さ
    れた場合、前記熱線が自動的にオンすると共に、前記雨
    滴検出手段により雨滴が検出されなくなってから、所定
    持間が経過するまで前記熱線をオン状態としておくよう
    に構成されていることを特徴とする車間距離測定装置。
JP1991021859U 1991-03-11 1991-03-11 車間距離測定装置 Expired - Fee Related JP2579554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991021859U JP2579554Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 車間距離測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991021859U JP2579554Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 車間距離測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04110996U JPH04110996U (ja) 1992-09-25
JP2579554Y2 true JP2579554Y2 (ja) 1998-08-27

Family

ID=31907516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991021859U Expired - Fee Related JP2579554Y2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 車間距離測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579554Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4704302B2 (ja) * 2006-09-22 2011-06-15 本田技研工業株式会社 車両用物体検知手段の水滴付着抑制装置
DE102011122345A1 (de) * 2011-12-23 2013-06-27 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Optische Messvorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer Abdeckscheibe für ein Gehäuse einer optischen Messvorrichtung
WO2023068187A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27 Agc株式会社 センサ用カバー、及びセンサモジュール

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE453539B (sv) * 1982-11-30 1988-02-18 Asea Ab Anordning for rengoring av fonster till molnhojds- och siktmetare
JPS6076279U (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 矢崎総業株式会社 レ−ザ式車間距離測定装置
FI852343L (fi) * 1984-12-27 1986-06-28 Impulsphysik Gmbh Maetare foer molnhoejd.
JPS62163780U (ja) * 1986-04-09 1987-10-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04110996U (ja) 1992-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4699507A (en) Apparatus and method for measuring the distance to an object
US5160971A (en) Distance measuring equipment for a car
EP0647551B1 (en) Optical detection of water droplets using light refraction
US4931767A (en) Device for visibility measurement for a motor vehicle
JP3244438B2 (ja) 物体情報検知装置
EP2063255B1 (en) Fog detector and method of placing detector in vehicle
JPH10507428A (ja) 視界検出及び雨による曇り検出用センサ
US20200142042A1 (en) Target object detection apparatus
WO1998014974A1 (en) Optical detection of water droplets on vehicle window
US20090271114A1 (en) Curb detection device for motor vehicles
WO1995024635A1 (en) Method and apparatus for detecting impurities on plate surface
JP2579554Y2 (ja) 車間距離測定装置
JP2866197B2 (ja) ウインドスクリーンワイパーを制御する方法および装置
JP2009085920A (ja) 車両用レーザレーダ装置および車両用レーザレーダ装置の汚れ判定方法
JP3622314B2 (ja) 車両用レーザレーダ装置
JPH0330116B2 (ja)
JP3932623B2 (ja) オートフォグランプ装置
JP2903746B2 (ja) 車間距離検出装置
JPH0680436B2 (ja) 浮遊微粒子検出装置
JP3244436B2 (ja) 物体情報検知装置
JPH1096791A (ja) 雨滴検出装置
US20230121398A1 (en) Blockage detection of high-resolution lidar sensor
JP3447324B2 (ja) 透光性パネルの汚れ検出装置
JPH04282485A (ja) 車間距離測定装置
JP2001099948A (ja) レインセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980512

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees