JPH0430925A - ピン状部材の組付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

に産業上の利用分野】 本発明はピン状部材の組付は装置に係り、とくにワーク
にピン状部材を植設固定するようにした組付は装置に関
する。 Ｋ発明の概要】 圧入ヘッドを兼用するマウントヘッドとかしめヘッドを
有し、このようなヘッドユニットを部品の自動供給ユニ
ットおよびワークの搬入と排出とを行なうトランスファ
ユニットとを組合わせるようにしたものであって、部品
の供給、シャーシ（ワーク）の搬入量の機能を備え、ピ
ンを自動的にシャーシ上に圧入またはかしめして固定す
るようにしたものである。

【従来の技術】

例えばＶＴＲのカセットデツキのシャーシにピンをかし
めまたは圧入によって植設固定する場合には、かしめ専
用機や圧入専用機を用いるようにしている。すなわちシ
ャーシへピンを圧入したつかしめたりする場合は、それ
ぞれの目的に応じた専用機を用いるようにしていた。同
一のシャーシにピンをかしめたり圧入したりする必要が
ある場合には、かしめ機と圧入機とをそれぞれ設置し、
順々に生産していく方法をとっている。またかしめ機の
場合は、ピン状部材やシャーシの自動供給については、
オプションとしても用意されていない。圧入機の場合も
同様にこのような装置は用意されていない。 Ｋ発明が解決しようとする問題点】 このようなかしめ機や圧入機を数台並べてシリーズとし
て生産する場合には、それぞれの専用機の間にコンベア
やビックアンドプレース機構を必要とする。このような
付加機構によってシステムが全体として高価になる。ま
た専用機自体の大巾な改造を行なうことによって、付加
機との連結を図らなければならない。コンベアと専用機
とを結合する方法では、レイアウトを容易に変更するこ
とができない欠点がある。また従来の専用機では、シス
テムを構成する場合に周辺機器の方が高価なものになる
ために、専用機単独で使用することが多く、人手を要す
る欠点がある。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、例えばカセットデツキのシャーシへピンをかしめと
圧入とによってそれぞれ植設固定することができるよう
にしたピン状部材の組付は装置を提供することを目的と
するものである。 Ｋ問題点を解決するための手段】 第１の発明は、ワークにピン状部材を植設固定するよう
にした′＠置において、 ワークの所定の位置にピン状部材をマウントするマウン
トヘッドと、 マウントされた前記ピン状部材を前記ワークにかしめて
固定するかしめヘッドとをそれぞれ具備するようにした
ものである。 また第２の発明は、前記マウントヘッドが前記ピン状部
材を前記ワークに圧入する圧入ヘッドを兼用するように
したものである。 また第３の発明は、前記ワークをＸ方向およびＹ方向に
それぞれ位置決めするＸ−Ｙテーブルを具備し、該テー
ブル上に前記ワークが載！！されて位置決めされるよう
にしたものである。 また第４の発明は、組込まれるピン状部材を予め保持す
るパレットが前記Ｘ−Ｙテーブル上に保持され、該Ｘ−
Ｙテーブルによって前記パレットを位置決めすることに
より、前記パレット上の所定の位置の前記ピン状部材を
前記マウントヘッドで取出すようにしたものである。 また第５の発明は、前記ワークを搬送するトランスファ
機構を有し、供給ポジションから前記ワークを取出して
組込みポジションに前記ワークを搬送し、前記ピン状部
材を組込んだ前記ワークを前記組込みポジションから排
出ポジションに搬送するようにしたものである。 １作用】 第１の発明によれば、マウントヘッドによってピン状部
材をワークの所定の位置にマウントするとともに、マウ
ントされたピン状部材をかしめヘッドによってかしめて
固定することが可能になる。 また第２の発明によれば、マウントヘッドが圧入ヘッド
を兼用するために、このヘッドを利用してピン状部材を
ワークに直接圧入することが可能になる。 また第３の発明によれば、ワークがＸ−Ｙテーブル上で
Ｘ方向およびＹ方向にそれぞれ移動可能になっているた
めに、ワーク上の所定の位置にピン状部材を植設固定で
きるようになる。 また第４の発明によれば、ピン状部材を保持するパレッ
トがＸ−Ｙテーブル上に保持され、このテーブルによっ
て位置決めされるようになっているために、パレット上
の所定の位置のピン状部材をマウントヘッドで取出すこ
とが可能になる。 また第５の発明によれば、ワークが供給ポジションから
トランスファユニットによって組込みポジションに供給
され、この位置でピン状部材が植設固定されるとともに
、ピン状部材を組込んだワークがこのトランスフ？機構
によって排出ポジションに搬送されるようになる。 Ｋ実施例】 第１図〜第３図は本発明の一実施例に係るピン状部材の
組付は装置を示すものであって、この装置は第２図およ
び第３図に示すように架台１０を備えている。そして架
台１０上には左右一対のコラム１１が取付けられている
。コラム１１上には図外のフレームを介して支持板１２
が固定支持されるとともに、この支持板１２が左右一対
のエアシリンダ１３を支持している。エアシリンダ１３
のロッドの先端側の部分にはマウントヘッド１４がマウ
ントされている。 支持板１２よりも前方であって下方位置には第１図に示
すように、別の支持板１５が固定配置されている。そし
てこの支持板１５によって左右−対のエアシリンダ１６
が支持されるようになっている。エアシリンダ１６の出
力端側にはモータ１７が支持されるとともに、このモー
タ１７の出力軸の先端部にかしめヘッド１８が取付けら
れるようになっている。 上記マウントヘッド１４およびかしめヘッド１８の下方
位置には第３図に示すように、Ｘ−Ｙテーブル２１が配
されている。このテーブル２１上には治具２２が配され
るとともに、治具２２上には多数のピンを保持している
パレット２３が配されるようになっている。ざらに治具
２２によってワーク２４が支持されるようになっている
。 つぎにこの装置の前方に配されているトランスファ機構
について説明すると、トランスファ機構は第１図および
第２図に示すように、左右に長い支持板２７を備えてい
る。支持板２７の前面側にはロッドレスシリンダ２８と
案内レール２９とが取付けられている。そして案内レー
ル２９によってブラケット３０を介して横方向移動板３
１が横方向に移動可能に支持されている。またこの横方
向移動板３１の前面側にはスライドベアリング３２を介
して縦移動板３３が取付けられるようになっている。縦
移動板３３は昇降用エアシリンダ３４の可動子３５と係
止板３６を介して係合されるようになっている。 縦移動板３３の左右両端にはそれぞれ取付は板３８を介
して保持板３９が支持されるとともに、この保持板３９
の下部には吸着パッド４０が取付けられている。吸着パ
ッド４０は上記ワーク２４を吸着するためのものであっ
て、供給ポジション４１のワーク２４を吸着するととも
に、このトランスフ？機構によって組込みポジション４
２に供給し、ピンが組込まれたワークを組込みポジショ
ン４２から排出ポジション４３に排出するようにしてい
る。 つぎにこの装置の動作を説明する。トランスファ機構に
よって供給ポジション４１から組込みポジション４２に
ワーク２４を供給する。このワーク２４は例えばＶＴＲ
のカセットデツキのシャーシであってよい。ロッドレス
シリンダ２８によって横移動板３１を第２図において右
方に移動させ、右側の保持板３９を右端の位置へ移動さ
せる。そしてこの位置で昇降用エアシリンダ３４によっ
て縦移動板３３を下降させる。すると保持板３９の吸着
パッド４０が供給ポジション４１のシャーシ２４を吸着
保持する。そしてこの状態で昇降用工アシリンダ３４に
よって縦移動板３３を上昇させ、ロッドレスシリンダ２
８によって縦移動板３３と横移動板３１とをともに左方
へ移動させ、保持板３９を組込みポジション４２まで移
動させる。 トラ２２フフ機構によって組込みポジション４２に移動
されたシャーシ２４は治具２２上に配される。このとき
にＸ−Ｙテーブル２１によって治具２２をＸ方向および
Ｘ方向にそれぞれ位置決めすることによって、治具２２
上の正しい位置へシャーシ２４を載置することが可能に
なる。なおこの実施例の装置は一対のマウントヘッド１
４と一対のかしめヘッド１８とを備えているために、２
枚のシャーシ２４に平行してピンのマウントを行なうよ
うにしているために、組込みポジション４２には通常２
枚のシャーシ２４が載置されている。 組込みポジション４２にシャーシ２４が供給されたなら
ば、Ｘ−Ｙテーブル２１によってパレット２３をＸ方向
およびＸ方向にそれぞれ移動させマウントヘッド１４の
下方にマウントすべきピンを位置決めさせる。このよう
な状態においてエアシリンダ１３のピストンロッドを押
出し、マウントヘッド１４によってピンを保持するとと
もに、エアシリンダ１３によってマウントヘッド１４を
少しだけ上方へ移動する。そしてこの状態において再び
Ｘ−Ｙテーブル２１を移動させ、シャーシ２４のピンを
マウントする位置がマウントヘッド１４の真下になるよ
うに位置決めする。この状態においてエアシリンダ１３
によって静かにマウントヘッド１４を不時させ、このヘ
ッド１４によって保持されているピンをシャーシ２４上
にマウントする。そしてここでマウントされるピンがシ
ャーシ２４に圧入されるピンである場合には、エアシリ
ンダ１３が静かにしかも力強くマウントヘッド１４を下
方へ押圧する。するとマウントされたピンはシャーシ２
４の穴の部分に圧入されることになり、これによってシ
ャーシ２４に固定される。 マウントヘッド１４によってシャーシ２４上にマウント
されたピンが圧入されるものではなく、かしめによって
シャーシ２４に固定される場合には、マウントヘッド１
４によるピンのマウントを終ったならば、エアシリンダ
１３によってマウントｌベツド１４を上方へ退避させる
。そしてＸ−Ｙテーブル２１によってシャーシ２４を移
動し、かしめられるピンがかしめヘッド１８の真下に位
置するように位置決めする。この状態においてエアシリ
ンダ１６によってかしめヘッド１８を不随させるととも
に、モータ１７によってかしめヘッド１８を回転する。 すると先にマウントされたピンがかしめヘッド１８によ
ってシャーシ２４にかしめられて固定されることになる
。 シャーシ２４上へのピンの組込みは、必ずしも１本であ
る必要はない。すなわち予めプログラムされた本数のピ
ンを順次組込むようにしてもよい。 この場合において植設されるピンの種類は必ずしも１種
類である必要がなく、複数の種類のピンであってもよい
。またピンは圧入とかしめの何れかの方法によって固定
されるものである限り、この′ＩＡ置によって順次Ｍ膜
固定されることになる。 必要な本数のピンがシャーシ２４にマウントされたなら
ば、再びトランスファ機構によってこのシャーシ２４が
排出される。この動作は縦移動板３３の左端に取付けら
れている保持板３９が第２図に示すように組込みポジシ
ョン４２の上方へロッドレスシリンダ２８によって移動
されることにより開始される。この位置で昇隣用エアシ
リンダ３４によって縦移動板３３を工時させることによ
って、保持板３９の吸着パッド４０によって治具２２上
のシャーシ２４を持上げることによってこのシャーシ２
４が取出される。この後に０ツドレスシリンダ２８が縦
移動板３３と横移動板３１とをともに左方へ移動し、排
出ポジション４３に保持板３つを移動させる。そしてこ
の位置で再び昇降用エアシリンダ３４が縦移動板３３を
横移動板３１に対して工時させ、吸着パッド４０による
吸着を解除することになる。これによって排出ポジショ
ン４３にシャーシ２４が排出されることになる。 従来は同一のシャーシ２４にかしめのピンと圧入のピン
とをそれぞれ植設する場合には、それぞれの専用機を使
って別々に作業を行なっていた。 すなわちかしめ専用機と圧入専用機とを必要と（でいた
。またこの種の専用機においては、シャーシ２４の供給
や排出、あるいはピンの供給を人Ｊで行なうようにして
いた。ところが本実施例の装置を利用することによって
、同一のシャーシ２１１Ｉにかしめと圧入とを行なうこ
とができる。すなｔちかしめヘッド１８と圧入ヘッド１
４と、ピン０給パレット２３と、そしてトランスファ機
構とｋよって、かしめと圧入の作業を効率よく１台の侠
械で行なうことができる。またシャーシ２４の目動搬入
および排出によって、かしめおよび圧入恰楽の自動化が
達成されることになる。 なおこの装置は、ワーク２４にピンをかしめＣみによっ
て固定する場合や、圧入のみによって活定する場合にも
勿論使用可能である。また本実加剰に係る装置を複数個
組合わせることによって、ワーク２４上に多数種類のピ
ンを植設することができ、あるいはまた多数本のピンを
植設することが可能になる。 Ｋ発明の効果］ 第１の発明によれば、ワークの所定の位置にマウントヘ
ッドによってピン状部材をマウントするとともに、マウ
ントされたピン状部材をかしめヘッドによってかしめて
固定することが可能になり、かしめによるピン状部材の
Ｎ膜固定の自動化を達成できるようになる。 第２の発明によれば、マウントヘッドが圧入ヘッドを兼
用するために、マウントヘッドによってワークの所定の
位置にマウントされたピンをそのまま圧入固定すること
が可能になり、同一の装置よってかしめと圧入とを行な
うことが可能になる。 第３の発明によれば、ワークはＸ方向およびＹ方向にＸ
−Ｙテーブルによって位置決めされるようになっている
ために、ワーク上の正しい位置へピン状部材を植設固定
することが可能になる。また複数本のピン状部材を順次
所定の位置にそれぞれ植設できるようになる。 第４の発明によれば、パレットがＸ−Ｙテーブル上に保
持され、このテーブルによって位置決めされるようにな
っている。従ってパレットを×Ｙテーブル上で位置決め
することによって、パレット上の所定のピン状部材を選
択して取出すことが可能になる。 第５の発明によれば、トランスファユニットによって供
給ポジションからワークを取出して組込みポジションに
搬送するとともに、ピン状部材を組込んだワークを組込
みポジションから排出ポジションに搬送することが可能
になり、これによってワークの自動供給および自動排出
が可能になる３

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るピン状部材の組付は装
置の要部の外観斜視図、第２図は同全体の正面図、第３
図は同全体の側面図である。 また図面中の主要な部分の名称はっぎの通りである。 １３・・・エアシリンダ １４・・・マウントヘッド １６・・・エアシリンダ １７・・・モータ １８・・・かしめヘッド ２１・・・Ｘ−Ｙテーブル ２３・・・パレット ２４・・・ワーク（シャーシ） ２８・・・０ツドレスシリンダ ２９・・・案内レール ３１・・・横移動板 ３３・・・縦移動板 ３４・・・昇降用エアシリンダ ３９・・・保持板 ４０・・・吸着バッド ４１・・・供給ポジション ４２・・・組込みポジション ４３・・・排出ポジション

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ワークにピン状部材を植設固定するようにした装置
   において、 ワークの所定の位置にピン状部材をマウントするマウン
   トヘッドと、 マウントされた前記ピン状部材を前記ワークにかしめて
   固定するかしめヘッドとをそれぞれ具備することを特徴
   とするピン状部材の組付け装置。 ２、前記マウントヘッドが前記ピン状部材を前記ワーク
   に圧入する圧入ヘッドを兼用することを特徴する請求項
   第１項に記載のピン状部材の組付け装置。 ３、前記ワークをＸ方向およびＹ方向にそれぞれ位置決
   めするＸ−Ｙテーブルを具備し、該テーブル上に前記ワ
   ークが載置されて位置決めされるようにしたことを特徴
   とする請求項第１項に記載のピン状部材の組付け装置。 ４、組込まれるピン状部材を予め保持するパレットが前
   記Ｘ−Ｙテーブル上に保持され、該Ｘ−Ｙテーブルによ
   って前記パレットを位置決めすることにより、前記パレ
   ット上の所定の位置の前記ピン状部材を前記マウントヘ
   ッドで取出すようにしたことを特徴とする請求項第１項
   に記載のピン状部材の組付け装置。 ５、前記ワークを搬送するトランスファ機構を有し、供
   給ポジションから前記ワークを取出して組込みポジショ
   ンに前記ワークを搬送し、前記ピン状部材を組込んだ前
   記ワークを前記組込みポジションから排出ポジションに
   搬送するようにしたことを特徴とする請求項第１項に記
   載のピン状部材の組付け装置。