JPH04307304A - リニアスケール - Google Patents
リニアスケールInfo
- Publication number
- JPH04307304A JPH04307304A JP3131735A JP13173591A JPH04307304A JP H04307304 A JPH04307304 A JP H04307304A JP 3131735 A JP3131735 A JP 3131735A JP 13173591 A JP13173591 A JP 13173591A JP H04307304 A JPH04307304 A JP H04307304A
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- JP
- Japan
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- scale
- group
- magnetoresistive element
- linear
- element group
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- Pending
Links
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Landscapes
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアスケールに関し
、特に強磁性体薄膜を応用したリニアスケールに関する
。
、特に強磁性体薄膜を応用したリニアスケールに関する
。
【0002】
【従来の技術】強磁性体薄膜を応用した位置検出素子は
、磁気信号に対して感度が優れているため、回転検出、
微小長さの測定、微小角度の測定を高い精度で行うため
の素子として、ロータリーエンコーダ、リニアエンコー
ダ等に応用されている。
、磁気信号に対して感度が優れているため、回転検出、
微小長さの測定、微小角度の測定を高い精度で行うため
の素子として、ロータリーエンコーダ、リニアエンコー
ダ等に応用されている。
【0003】一層の高感度化の要求に対応するために、
強磁性体薄膜によって構成される抵抗ストライプに短冊
状シールドを並置した構造の磁気抵抗素子が特開昭56
−34134号公報、特開昭57−75416号公報等
で開示されている。
強磁性体薄膜によって構成される抵抗ストライプに短冊
状シールドを並置した構造の磁気抵抗素子が特開昭56
−34134号公報、特開昭57−75416号公報等
で開示されている。
【0004】また例えば、特公昭54−41335号公
報のように繰り返し磁気信号を発生する磁気記録媒体か
ら有限の距離を隔てた位置に磁気抵抗素子を直列に接続
し、接続部より出力を得るものがある。
報のように繰り返し磁気信号を発生する磁気記録媒体か
ら有限の距離を隔てた位置に磁気抵抗素子を直列に接続
し、接続部より出力を得るものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の磁気抵
抗素子は、いずれも強磁性体薄膜を用いているため図4
に示すように数10ガウス〜100ガウス程度の外部磁
場において飽和し、かつ磁場零の状態から飽和状態に至
る出力特性は曲線的に変化するため外部磁界強度、ある
いはマグネットの移動量等に対してリニアな出力を得る
ことが困難であるという問題点を有していた。
抗素子は、いずれも強磁性体薄膜を用いているため図4
に示すように数10ガウス〜100ガウス程度の外部磁
場において飽和し、かつ磁場零の状態から飽和状態に至
る出力特性は曲線的に変化するため外部磁界強度、ある
いはマグネットの移動量等に対してリニアな出力を得る
ことが困難であるという問題点を有していた。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決するリ
ニアスケールを提供することにある。
ニアスケールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリニアスケール
は強磁性体薄膜により形式される、第1の磁気抵抗素子
群、すなわち各素子が同長、および同ギャップにて連続
的に折り返された構造を有する磁気抵抗素子群、および
単位素子長さを少なくとも20%以上の一定の割合で減
少させ、かつ導体薄膜などで接続し、直列接続の構造を
呈し、前記第1の磁気抵抗素子群と直列に接続された第
2の磁気抵抗素子群を有する固定スケールと、第2の磁
気抵抗素子群中の各素子間隔に等しいピッチで周期的に
記録された目盛り、および、第1の磁気抵抗素子群上に
は至ることの出来ない位置に第2の磁気抵抗素子群中の
最長のパターン長以上の長手方向距離を有し、かつ第2
の磁気抵抗素子群中の素子配置間隔以下の幅を有し、幅
方向にN−S着磁を施された磁気記録媒体を有する移動
スケールを具備する手段によって成る。
は強磁性体薄膜により形式される、第1の磁気抵抗素子
群、すなわち各素子が同長、および同ギャップにて連続
的に折り返された構造を有する磁気抵抗素子群、および
単位素子長さを少なくとも20%以上の一定の割合で減
少させ、かつ導体薄膜などで接続し、直列接続の構造を
呈し、前記第1の磁気抵抗素子群と直列に接続された第
2の磁気抵抗素子群を有する固定スケールと、第2の磁
気抵抗素子群中の各素子間隔に等しいピッチで周期的に
記録された目盛り、および、第1の磁気抵抗素子群上に
は至ることの出来ない位置に第2の磁気抵抗素子群中の
最長のパターン長以上の長手方向距離を有し、かつ第2
の磁気抵抗素子群中の素子配置間隔以下の幅を有し、幅
方向にN−S着磁を施された磁気記録媒体を有する移動
スケールを具備する手段によって成る。
【0008】
【実施例】以下、本発明のリニアスケールの一実施例に
ついて図を参照して説明する。図1は、本発明の実施例
に関するリニアスケールを示す斜視図である。図1にお
いて、移動スケール用の基板1は、その材質は、例えば
、ガラス,プラスチック,セラミック,非磁性金属,有
機物などから成り、平滑面を維持できる材料なら何でも
採用することができる。マグネット2は、図1に示すよ
うに、幅方向にN−Sの極性を有するように着磁された
フェライトマグネットやプラスチックマグネット等が用
いられる。基板1上には、刻印、あるいは、印字された
目盛り3が設けられる。そして、基体1,マグネット2
,および目盛り3によって移動スケールが構成される。
ついて図を参照して説明する。図1は、本発明の実施例
に関するリニアスケールを示す斜視図である。図1にお
いて、移動スケール用の基板1は、その材質は、例えば
、ガラス,プラスチック,セラミック,非磁性金属,有
機物などから成り、平滑面を維持できる材料なら何でも
採用することができる。マグネット2は、図1に示すよ
うに、幅方向にN−Sの極性を有するように着磁された
フェライトマグネットやプラスチックマグネット等が用
いられる。基板1上には、刻印、あるいは、印字された
目盛り3が設けられる。そして、基体1,マグネット2
,および目盛り3によって移動スケールが構成される。
【0009】固定スケール用の基板4は、上記移動スケ
ール用の材料と同様で良いが、例えば、上質ガラス、シ
リコンウェハなど平滑な面に加工できるものが望ましい
。
ール用の材料と同様で良いが、例えば、上質ガラス、シ
リコンウェハなど平滑な面に加工できるものが望ましい
。
【0010】磁気抵抗素子群5および7は、Ni−Fe
,Ni−Coなど強磁性体材料を真空蒸着し、フォトリ
ソグラフィやエッチング工程を経て加工されて成る。
,Ni−Coなど強磁性体材料を真空蒸着し、フォトリ
ソグラフィやエッチング工程を経て加工されて成る。
【0011】第1の磁気抵抗素子群7は、長さが1〜2
mmで、幅が10〜20μmの抵抗素子を、等間隔のギ
ャップにて連続的に折り返す構造とする。
mmで、幅が10〜20μmの抵抗素子を、等間隔のギ
ャップにて連続的に折り返す構造とする。
【0012】第2の抵抗素子群5は、材質的には、第1
の抵抗素子群7のものと同等であるが、最長素子の20
%以上の値を公差として変えながら直列に接続され、同
時に、それぞれの素子の配置間隔は、目盛り3と等しく
配置される。そして、配置の間隔は、10μm以上の大
きさに設定される。図1において、導電膜6,Vcc端
子8,out端子9,G端子10が配設される。
の抵抗素子群7のものと同等であるが、最長素子の20
%以上の値を公差として変えながら直列に接続され、同
時に、それぞれの素子の配置間隔は、目盛り3と等しく
配置される。そして、配置の間隔は、10μm以上の大
きさに設定される。図1において、導電膜6,Vcc端
子8,out端子9,G端子10が配設される。
【0013】図2は、本発明のリニアスケールの実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【0014】図3は、図2の実施例のVcc端子8−G
端子10間にDC電圧を印加した状態にて移動スケール
をスライドさせた時のout端子9−G端子10間の電
圧と移動距離との関係を示すグラフである。
端子10間にDC電圧を印加した状態にて移動スケール
をスライドさせた時のout端子9−G端子10間の電
圧と移動距離との関係を示すグラフである。
【0015】図3において、ΔLは、固定スケール上の
第2の磁気抵抗素子群5の配置間隔であり、ΔVは、磁
気抵抗素子単体の飽和時の抵抗変化率Δρ/ρに対して
第2の磁気抵抗素子群5の配置間隔であり、ΔVは、磁
気抵抗素子単体の飽和時の抵抗変化率Δρ/ρに対して
【0016】
【数1】
【0017】の比例関係にある。
【0018】飽和時のΔρ/ρは、ほぼ2.5%の常数
と考えて良い。この時、移動スケール上のマグネットが
、第2の磁気抵抗素子5のうち、最も長いものからn番
目(n;自然数)の素子の上にある時、out端子9の
電圧変化分ΔVは、最も長い素子長をLとした時、
と考えて良い。この時、移動スケール上のマグネットが
、第2の磁気抵抗素子5のうち、最も長いものからn番
目(n;自然数)の素子の上にある時、out端子9の
電圧変化分ΔVは、最も長い素子長をLとした時、
【0
019】
019】
【数2】
【0020】の関係がある。
【0021】図3におけるΔL、すなわち、第2の磁気
抵抗素子群5の配置間隔を小さくすることにより、V−
L特性をよりリニアな(線形な)関係に導くことも可能
である。
抵抗素子群5の配置間隔を小さくすることにより、V−
L特性をよりリニアな(線形な)関係に導くことも可能
である。
【0022】出力電圧Vは実効的には、
【0023】
【数3】
【0024】と表現される。(m,nは自然数,rLは
単位長当りの素子抵抗値、r0 は第1の磁気抵抗素子
群の抵抗値を示す。)
単位長当りの素子抵抗値、r0 は第1の磁気抵抗素子
群の抵抗値を示す。)
【0025】また、磁気抵抗素子・薄膜パターン形成は
、フォトリソグラフィ工程により行われるため、素子間
ピッチを自由に設定でき、このことにより、V−L特性
の直線性の改善を行うことも容易である。
、フォトリソグラフィ工程により行われるため、素子間
ピッチを自由に設定でき、このことにより、V−L特性
の直線性の改善を行うことも容易である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、磁気抵抗
素子の外部磁場に対する飽和特性を利用しながら素子長
、およびパターン間距離、磁気記録媒体との相互関係に
特徴付けを行うことによってリニアスケールとして、移
動スケールの移動距離Lと、出力電圧Vとの間にV(L
)≒K×Lという、ほぼ直線的な出力を得ることができ
、アナログ出力を得るリニアスケールを得ることができ
る。
素子の外部磁場に対する飽和特性を利用しながら素子長
、およびパターン間距離、磁気記録媒体との相互関係に
特徴付けを行うことによってリニアスケールとして、移
動スケールの移動距離Lと、出力電圧Vとの間にV(L
)≒K×Lという、ほぼ直線的な出力を得ることができ
、アナログ出力を得るリニアスケールを得ることができ
る。
【図1】本発明のリニアスケールの一実施例に関する斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の実施例に関するリニアスケールの平面
図である。
図である。
【図3】電圧と移動距離との関係を示すグラフである。
【図4】従来の磁気抵抗素子の特性を示すグラフである
。
。
1 移動スケール基板
2 マグネット
3 移動スケール目盛り
4 固定スケール基板
5,7 磁気抵抗素子
Claims (1)
- 【請求項1】強磁性体薄膜により構成される第1および
第2の磁気抵抗素子群を有する固定スケールと、前記第
2の磁気抵抗素子群の素子間隔に等しいピッチで周期的
に記録された目盛り、および第1の磁気抵抗素子群上面
には至ることのできない位置に、第2の磁気抵抗素子群
中の最長のパターン以上の長手方向距離を有し、同時に
、第2の磁気抵抗素子群中の素子ピッチ以下の幅を有し
、幅方向にN−S極性をなす着磁を施される磁気記録媒
体を有する移動スケールを具備することを特徴とするリ
ニアスケール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131735A JPH04307304A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | リニアスケール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131735A JPH04307304A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | リニアスケール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307304A true JPH04307304A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=15064973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3131735A Pending JPH04307304A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | リニアスケール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04307304A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008530541A (ja) * | 2005-02-08 | 2008-08-07 | コンティネンタル オートモーティヴ フランス | 非接触位置センサにおける磁気インピーダンスの利用及び関連するセンサ |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3131735A patent/JPH04307304A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008530541A (ja) * | 2005-02-08 | 2008-08-07 | コンティネンタル オートモーティヴ フランス | 非接触位置センサにおける磁気インピーダンスの利用及び関連するセンサ |
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