JPS6051153B2 - 磁気カ−ド読取装置 - Google Patents
磁気カ−ド読取装置Info
- Publication number
- JPS6051153B2 JPS6051153B2 JP53097981A JP9798178A JPS6051153B2 JP S6051153 B2 JPS6051153 B2 JP S6051153B2 JP 53097981 A JP53097981 A JP 53097981A JP 9798178 A JP9798178 A JP 9798178A JP S6051153 B2 JPS6051153 B2 JP S6051153B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic field
- magnetic card
- card reading
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、横および縦の２方向の信号磁界が所定の
配列に従つて発生するように着磁されてなる磁気カード
のコード信号を、強磁性金属膜磁気抵抗素子からなる磁
界方向検出素子により前述の信号磁界の方向を検出する
ことにより読取るようにし、構成を簡略化するようにし
た静止読取り方式の磁気カード読取装置に関する。
配列に従つて発生するように着磁されてなる磁気カード
のコード信号を、強磁性金属膜磁気抵抗素子からなる磁
界方向検出素子により前述の信号磁界の方向を検出する
ことにより読取るようにし、構成を簡略化するようにし
た静止読取り方式の磁気カード読取装置に関する。
通常、硬質塩化ビニール樹脂にバリウムフェライト等
を混入したゴムフェライトシートを磁気カ ードとして
用いたクレジットカードの磁気カードシステムは、消磁
しにくくかつ汚損に影響されない等の利点があり、悪環
境で使用する磁気カードシステムに極めて有効であるこ
とがよく知られている。
を混入したゴムフェライトシートを磁気カ ードとして
用いたクレジットカードの磁気カードシステムは、消磁
しにくくかつ汚損に影響されない等の利点があり、悪環
境で使用する磁気カードシステムに極めて有効であるこ
とがよく知られている。
このような磁気カードに着磁されている磁気コード信号
を検出する方法として、過飽和コイルを用いたり、高移
動度半導体１ｎＳｂからなる磁気抵抗素子を用いた読取
装置等が提案されている。しかし、いずれの装置も磁気
カードの厚み方向に記録された磁気コード信号を、検出
読取部の磁気抵抗素子の面に垂直に印加して検出する方
式であり、したがつて、検出読取部の厚みを薄くかつ小
さくすることができず、装置が大型化すると云う不都合
があり、適用範囲が限定される欠点がある。 この発明
は、前記のような問題点に留意し、磁気カードのシート
面に対し平行に信号磁界を発生させるとともに、強磁性
金属膜磁気抵抗素子により構成した磁界方向検出素子に
より信号磁界の方向を検出するようにしたものであり、
つぎにこの発明を、その１実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。
を検出する方法として、過飽和コイルを用いたり、高移
動度半導体１ｎＳｂからなる磁気抵抗素子を用いた読取
装置等が提案されている。しかし、いずれの装置も磁気
カードの厚み方向に記録された磁気コード信号を、検出
読取部の磁気抵抗素子の面に垂直に印加して検出する方
式であり、したがつて、検出読取部の厚みを薄くかつ小
さくすることができず、装置が大型化すると云う不都合
があり、適用範囲が限定される欠点がある。 この発明
は、前記のような問題点に留意し、磁気カードのシート
面に対し平行に信号磁界を発生させるとともに、強磁性
金属膜磁気抵抗素子により構成した磁界方向検出素子に
より信号磁界の方向を検出するようにしたものであり、
つぎにこの発明を、その１実施例を示した図面とともに
詳細に説明する。
まず、第１図ないし第３図において、磁気カード読出
し板の構成要素である磁界方向検出素子について説明す
る。
し板の構成要素である磁界方向検出素子について説明す
る。
第１図に示すように、Ｎｉ−Ｃｏ合金等の金属膜により
同一抵抗値を有する２個の素子部１、２を縦方向および
横方向に配列するとともに、両素子部１，２を電気的に
接続した構成にして強磁性金属膜磁気抵抗素子３を形成
する。したがつて、この磁気抵抗素子３の両端にＶＯな
る電圧を印加すると、各素子部１，２を流れる電流はそ
れぞれ縦方向および横方向となる。そして、磁気抵抗素
子３は、外部磁界により、電流の流れる方向に対し平行
に磁化された時に抵抗値が大きくなり、かつ電流の流れ
る方向に対し直角に磁化された時には抵抗値がほとんど
変化しない性質を有している。そのため、磁気抵抗素子
３の両素子部１，２の接続点から出力端子４を導出する
と、外部磁界の方向を出力電圧の変化により検出するこ
とがてき、磁界方向検出素子５が形成される。いま、縦
方向の素子部１の電流方向に平行な外部磁界Ｍの方向θ
を００とし、かつ横方向の素子部２の電流方向に平行な
外部磁界Ｍの方向θを９０２とすれば、出力電圧■は、
■θ＝登一の式で示される。なお、前式において、ＶＯ
は印加電圧を示し、また（ＲＯ）および（ΔＲ）は、素
子部１，２が電流方向に対しそれぞれ平行に磁化された
時の抵抗値を（Ｒｐ）、素子部１，２が電流方向に対し
それぞれ直角に磁化された時の抵抗値を（Ｒｖ）とすれ
ば、の関係式で表わされる抵抗値である。
同一抵抗値を有する２個の素子部１、２を縦方向および
横方向に配列するとともに、両素子部１，２を電気的に
接続した構成にして強磁性金属膜磁気抵抗素子３を形成
する。したがつて、この磁気抵抗素子３の両端にＶＯな
る電圧を印加すると、各素子部１，２を流れる電流はそ
れぞれ縦方向および横方向となる。そして、磁気抵抗素
子３は、外部磁界により、電流の流れる方向に対し平行
に磁化された時に抵抗値が大きくなり、かつ電流の流れ
る方向に対し直角に磁化された時には抵抗値がほとんど
変化しない性質を有している。そのため、磁気抵抗素子
３の両素子部１，２の接続点から出力端子４を導出する
と、外部磁界の方向を出力電圧の変化により検出するこ
とがてき、磁界方向検出素子５が形成される。いま、縦
方向の素子部１の電流方向に平行な外部磁界Ｍの方向θ
を００とし、かつ横方向の素子部２の電流方向に平行な
外部磁界Ｍの方向θを９０２とすれば、出力電圧■は、
■θ＝登一の式で示される。なお、前式において、ＶＯ
は印加電圧を示し、また（ＲＯ）および（ΔＲ）は、素
子部１，２が電流方向に対しそれぞれ平行に磁化された
時の抵抗値を（Ｒｐ）、素子部１，２が電流方向に対し
それぞれ直角に磁化された時の抵抗値を（Ｒｖ）とすれ
ば、の関係式で表わされる抵抗値である。
そして、外部磁界Ｍの方向θが００および９０。の時の
出力電．圧ををそれぞれ（■−）および（■＋）とすれ
ば、の２つの極値として出力端子４に導出され、外部磁
界Ｍの方向を検出できる。
出力電．圧ををそれぞれ（■−）および（■＋）とすれ
ば、の２つの極値として出力端子４に導出され、外部磁
界Ｍの方向を検出できる。
また、第２図は磁界方向検出素子５の回路構成を示し、
第３図は磁界方向検出素子５のパターンを示す。つぎに
、第４図により磁気カード６の構成について説明する。
第３図は磁界方向検出素子５のパターンを示す。つぎに
、第４図により磁気カード６の構成について説明する。
ゴムフェライトシート等の硬質磁性体７に硬質磁性体７
のシート面にそれぞれ平行で磁界成分が縦方向の第１の
磁界発生部８と磁界成分が横方向の第２の磁界発生部９
とを、コード信号に従つて行および列にスポット着磁す
ることにより、磁気カード６が形成される。そして、磁
気カード６のコード信号を読取る磁気カード読出し板は
、第５図に示すように、ガラスまたはセラミック等の同
一の基板１０に前述の磁界方向検出素子５を磁気カード
６の磁界発生部８，９に対応するよう行および列に配設
することにより形成される。
のシート面にそれぞれ平行で磁界成分が縦方向の第１の
磁界発生部８と磁界成分が横方向の第２の磁界発生部９
とを、コード信号に従つて行および列にスポット着磁す
ることにより、磁気カード６が形成される。そして、磁
気カード６のコード信号を読取る磁気カード読出し板は
、第５図に示すように、ガラスまたはセラミック等の同
一の基板１０に前述の磁界方向検出素子５を磁気カード
６の磁界発生部８，９に対応するよう行および列に配設
することにより形成される。
この形成方法としては、金属ノ膜の基板１０への簡単な
蒸着とホトリソグラフィーの技術により、容易にかつ高
密度に磁界方向検出素子５を形成することができ、磁気
カード読出し板１１が得られる。したがつて、第６図に
示すように、固定されて・いる磁気カード読出し板１１
に磁気カード６を重合すれば、各磁界方向検出素子５に
各磁界発生部８，９がそれぞれ対応して近接し、各磁界
方向検出素子５に、第１の磁界発生部８の信号磁界が０
０の方向でかつ第２の磁界発生部９の信号磁界が゛９０
０の方向でそれぞれ加えられ、各磁界方向検出素子５の
出力端子３から■一およびＶ＋の電圧がそれぞれ出力さ
れ、磁気カード７のコード信号が読取られる。
蒸着とホトリソグラフィーの技術により、容易にかつ高
密度に磁界方向検出素子５を形成することができ、磁気
カード読出し板１１が得られる。したがつて、第６図に
示すように、固定されて・いる磁気カード読出し板１１
に磁気カード６を重合すれば、各磁界方向検出素子５に
各磁界発生部８，９がそれぞれ対応して近接し、各磁界
方向検出素子５に、第１の磁界発生部８の信号磁界が０
０の方向でかつ第２の磁界発生部９の信号磁界が゛９０
０の方向でそれぞれ加えられ、各磁界方向検出素子５の
出力端子３から■一およびＶ＋の電圧がそれぞれ出力さ
れ、磁気カード７のコード信号が読取られる。
ここで、磁界方向検出素子５は磁化の強さに応じた電圧
を出力するが、低磁界（１００〜２００Ｇａｕｓ程度）
で出力が飽和するため、出力端子３の出力電圧（Ｖ−）
、（Ｖ＋）のディジタル信号処理が非常に容易となる。
以上のように、この発明の磁気カード読取装置によると
、硬質磁性体に、、横方向および縦方向にそれぞれ信号
磁界を発生する２種の磁界発生部をコード信号に従つて
所定の位置に多数配設して磁気カードを形成し、Ｎｉ−
ＣＯ合金等の金属膜からなりかつ電流方向がそれぞれ横
方向および縦方向になるように形成された２個の素子部
を有する強磁性金属膜磁気抵抗素子を設けるとともに、
２個の素子部の接続点に出力端子を設けて３端子の磁界
方向検出素子を構成し、同一基板上の所定の位置に磁界
方向検出素子を多数配設して磁気カード読出し板を形成
し、磁気カー下を磁気カード読出し板に重合し、磁気カ
ードの各磁界発生部のそれぞれ信号磁界の方向を、磁気
カード読出し板の各磁界方向検出素子により検出し、磁
気カードのコード信号を読取ることにより、磁気カード
読出し板が、金属膜を基板に蒸着して縦方向および横方
向の信号磁界を検出する磁界方向検出素子を形成される
構成であるから、従来の可飽和コイルまたは半導体磁気
抵抗素子を用いた読取装置に比し構成を格段に簡素化す
ることができる。
を出力するが、低磁界（１００〜２００Ｇａｕｓ程度）
で出力が飽和するため、出力端子３の出力電圧（Ｖ−）
、（Ｖ＋）のディジタル信号処理が非常に容易となる。
以上のように、この発明の磁気カード読取装置によると
、硬質磁性体に、、横方向および縦方向にそれぞれ信号
磁界を発生する２種の磁界発生部をコード信号に従つて
所定の位置に多数配設して磁気カードを形成し、Ｎｉ−
ＣＯ合金等の金属膜からなりかつ電流方向がそれぞれ横
方向および縦方向になるように形成された２個の素子部
を有する強磁性金属膜磁気抵抗素子を設けるとともに、
２個の素子部の接続点に出力端子を設けて３端子の磁界
方向検出素子を構成し、同一基板上の所定の位置に磁界
方向検出素子を多数配設して磁気カード読出し板を形成
し、磁気カー下を磁気カード読出し板に重合し、磁気カ
ードの各磁界発生部のそれぞれ信号磁界の方向を、磁気
カード読出し板の各磁界方向検出素子により検出し、磁
気カードのコード信号を読取ることにより、磁気カード
読出し板が、金属膜を基板に蒸着して縦方向および横方
向の信号磁界を検出する磁界方向検出素子を形成される
構成であるから、従来の可飽和コイルまたは半導体磁気
抵抗素子を用いた読取装置に比し構成を格段に簡素化す
ることができる。
そのため、装置全体を非常に小型化することができ、ク
レジットカード、電子ロック等の広範囲な磁気カードシ
ステムに適用して顕著な効果を得る。図面の簡単な説明
図面はこの発明の磁気カード読取装置の１実施例をを示
し、第１図は磁界方向検出素子の構成図、第２図は第１
図の結線図、第３図は第１図のパターン図、第４図は磁
気カードの一部を示す説明図、第５図は磁気カード読出
し板の一部を示す説明図、第６図は磁気カードを磁気カ
ード読出し板に重合した状態を示す説明図である。
レジットカード、電子ロック等の広範囲な磁気カードシ
ステムに適用して顕著な効果を得る。図面の簡単な説明
図面はこの発明の磁気カード読取装置の１実施例をを示
し、第１図は磁界方向検出素子の構成図、第２図は第１
図の結線図、第３図は第１図のパターン図、第４図は磁
気カードの一部を示す説明図、第５図は磁気カード読出
し板の一部を示す説明図、第６図は磁気カードを磁気カ
ード読出し板に重合した状態を示す説明図である。
１，２・・・・・・素子部、３・・・・・・強磁性金属
膜磁気抵抗素子、４・・・・・・出力端子、５・・・・
・・磁界方向検出素子、６・・・・・・磁気カード、７
・・・・・・硬質磁性体、８，９・・・・・・磁界発生
部、１０・・・・・基板、１１・・・・・・磁気カード
読出し板。
膜磁気抵抗素子、４・・・・・・出力端子、５・・・・
・・磁界方向検出素子、６・・・・・・磁気カード、７
・・・・・・硬質磁性体、８，９・・・・・・磁界発生
部、１０・・・・・基板、１１・・・・・・磁気カード
読出し板。
Claims (1)
- １ 硬質磁性体に、横方向および縦方向にそれぞれ信号
磁界を発生する２種の磁界発生部をコード信号に従つて
所定の位置に多数配設して磁気カードを形成し、Ｎｉ−
Ｃｏ合金等の金属膜からなりかつ電流方向がそれぞれ横
方向および縦方向になるよう形成された２個の素子部を
有する強磁性金属膜磁気抵抗素子を設けるとともに、前
記２個の素子部の接続点に出力端子を設けて３端子の磁
界方向検出素子を構成し、同一基板上の前記所定の位置
に前記磁界方向検出素子を多数配設して磁気カード読出
し板を形成し、前記磁気カードを前記磁気カード読出し
板に重合し、前記磁気カードの前記各磁界発生部のそれ
ぞれの信号磁界の方向を、前記磁気カード読出し板の前
記各磁界方向検出素子により検出し、前記磁気カードの
コード信号を読取ることを特徴とする磁気カード読取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53097981A JPS6051153B2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | 磁気カ−ド読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53097981A JPS6051153B2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | 磁気カ−ド読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5525145A JPS5525145A (en) | 1980-02-22 |
| JPS6051153B2 true JPS6051153B2 (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=14206831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53097981A Expired JPS6051153B2 (ja) | 1978-08-10 | 1978-08-10 | 磁気カ−ド読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051153B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4354100A (en) * | 1980-10-06 | 1982-10-12 | International Business Machines Corporation | Scannable readout device |
| JPS6220031Y2 (ja) * | 1980-12-27 | 1987-05-22 | ||
| JP2542418B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1996-10-09 | 共同印刷株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JP4884510B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2012-02-29 | 株式会社メイコー | 電気集塵機及び電気集塵機の安全制御装置並びに電気集塵機の安全制御方法 |
-
1978
- 1978-08-10 JP JP53097981A patent/JPS6051153B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5525145A (en) | 1980-02-22 |
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