JPH04306450A - クリーンルームのファンフイルタユニット - Google Patents

クリーンルームのファンフイルタユニット

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JPH04306450A
JPH04306450A JP3167351A JP16735191A JPH04306450A JP H04306450 A JPH04306450 A JP H04306450A JP 3167351 A JP3167351 A JP 3167351A JP 16735191 A JP16735191 A JP 16735191A JP H04306450 A JPH04306450 A JP H04306450A
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JP
Japan
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filter unit
air
clean room
fan filter
fan
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JP3167351A
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Noriharu Sasaki
佐々木 典令
Tsutomu Onuma
大沼 務
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンルームのファン
フイルタユニットに係り、特に半導体製造工場等に設置
されるクリーンルームのファンフイルタユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、IC、LSI等の半導体製品
の製造環境は無塵環境を必要とする為、その製造はクリ
ーンルームで行われている。図4は従来のクリーンルー
ムの概略構造図が示され、図4に示すようにクリーンル
ーム10は外室12と内室14とで構成される。前記外
室12と内室14との間には循環チャンバ16が形成さ
れ、また内室14の天井面にはファンフイルタユニット
18、18…が配設されている。
【0003】前記ファンフイルタユニット18は図5に
示すように、ケーシング20内に送気ファン22が内設
されており、この送気ファン22の下流側に高性能(H
EPA)フイルタ24が取付けられている。また、供給
口26にダクト28を介して図4に示した空調装置30
が連結されている。従って、空調装置30からの空調エ
アは、ダクト28を通過して供給口26から送気ファン
22に吸気され、そして、前記HEPAフイルタ24を
通過することにより除塵され、内室14に向けてダウン
フローされる。ダウンフローされた清浄エアはグレーチ
ング床面32を通過して床下チャンバ34に吸い込まれ
、そして吸い込まれたエアの一部が排気口36からダク
ト38を介して空調装置30に送気される。そして、再
び空調された後、前述した系路を通過してファンフイル
タユニット18から吹き出される。一方、残りのエアは
、前記循環チャンバ16を通過して図5に示す吸気口4
0から吸気され、ケーシング20内で前記空調エアと混
合された後、ファンフイルタユニット18から吹き出さ
れる。
【0004】ところで、前記ファンフイルタユニット1
8から吹き出された清浄エアは、内室14に設置されて
いる半導体製造装置42、44の発熱によって昇温する
ので、空調装置30によってその一部が冷却されている
。これにより、前記清浄エアを空調装置30に全量戻す
よりも、低圧力損失となり、またこの効果で空調装置3
0を大幅に小型化することができる。更に、前記供給口
26と吸気口40とにそれぞれ取付けられたダンパ46
、48の開度を調節することにより、個々のファンフイ
ルタユニット18の下方の発熱量に応じて温度調節され
た清浄エアを吹き出すことができる。
【0005】しかし、このようなファンフイルタユニッ
ト18では、空調エア中の塵埃はHEPAフイルタ24
で除去することができるが、NOX 、SOX 、HF
等の酸性ガスを除去することができない。そこで、この
ような不具合を解消する手段として、空調装置30の外
気導入口に酸性ガス除去用の活性炭や化学吸着剤等を充
填したケミカルフイルタ50を設置して、外気中の酸性
ガスを除去している。また、クリーンルーム10の内室
16で蒸発した酸や有機薬品等の酸性ガスはドラフトか
ら排気するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ンルーム10の内室16で蒸発した酸や有機薬品等は、
ドラフトを完全にシールすることができなので、内室1
6に拡散して半導体に悪影響を与えるという欠点がある
。例えば、ウエハーのエッチングに使用するHFが内室
16に拡散すると、ファンフイルタユニット18のHE
PAフイルタ24のガラス成分が腐食してBやNaが発
生する。これらの成分がウエハーに付着すると半導体が
異常を起こし、歩留りを悪化させるという欠点がある。 また、他の酸性ガスもクリーンルーム10中の金属を侵
し、前述したと同様に歩留りを悪化させるという欠点が
ある。
【0007】このような不具合を解消する手段として、
ファンフイルタユニット18の送気ファン22の上流側
又は下流側にケミカルフイルタを取付けて、このケミカ
ルフイルタで酸性ガスを除去する方法があるが、この方
法では、送気ファン22の送風量がケミカルフイルタの
圧力損失分だけ減少するので、容量の大きい送気ファン
を使用しなければならず、動力が増大するという欠点が
ある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、酸性ガスを低圧力損失で除去することができる
クリーンルームのファンフイルタユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、クリーンルームの天井面に配設されクリーン
ルーム内に清浄エアを吹き出すファンフイルタユニット
であって、ファンと高性能フイルタとが内設されたケー
シングと、ケーシングに形成され前記ファンの上流側に
開口された空調空気の供給口と、ケーシングに形成され
前記ファンの上流側に開口されたクリーンルームの循環
空気の吸気口と、を有するクリーンルームのファンフイ
ルタユニットに於いて、前記吸気口に、ハニカム状に構
成された酸性ガスを除去するケミカルフイルタを取付け
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、ファンフイルタユニットの循
環空気の吸気口に酸性ガス除去可能なハニカム状のケミ
カルフイルタを取付ける。これにより、ケミカルフイル
タをハニカム状に構成したので、前記吸気口に於ける圧
力損失の増加を防止して循環空気中の酸性ガスを除去す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るクリーン
ルームのファンフイルタユニットの実施例について詳説
する。図1は本発明に係るクリーンルームのファンフイ
ルタユニットが適用されたクリーンルームの実施例が示
され、図4、図5に示した従来例中と同一、若しくは類
似の部材については、同一の符号を付して説明する。
【0012】図1に示すように、クリーンルーム10は
外室12と無塵環境に保たれた内室14とで構成される
。前記外室12と内室14との間には循環チャンバ16
が形成され、また内室14の天井面15には複数台のフ
ァンフイルタユニット18、18…が配置されている。 前記ファンフイルタユニット18は図2に示すように、
ケーシング20内に送気ファン22が内設される。 前記送気ファン22の下流側には、内室14の天井面1
5の開口部15aと同一面上になるように据え付けられ
た高性能(HEPA)フイルタ24が取付けられている
。また、供給口26が前記ケーシング20の送気ファン
22の上流側に形成され、この供給口26にダクト28
を介して図1に示した空調装置30が連結されている。 更に、この供給口26を形成するダクト27内には風量
調節ダンパ29が取付けられている。
【0013】従って、空調装置30からの空調エアは、
ダクト28を通過して供給口26から送気ファン22に
吸気される。そして、吸気された空調エアは前記HEP
Aフイルタ24を通過することにより除塵され、図1に
示した内室14に向けてダウンフローされる。ダウンフ
ローされた清浄エアはグレーチング床面32を通過して
床下チャンバ34に吸い込まれ、そして吸い込まれたエ
アの一部は排気口36からダクト38を介して空調装置
30に送気される。そして、再び空調された後、前述し
た系路を通過してファンフイルタユニット18から吹き
出される。
【0014】一方、排気口36に吸気されない残りのエ
アは、前記循環チャンバ16を通過してファンフイルタ
ユニット18の図2に示す吸気口40から吸気され、ケ
ーシング20内で前記空調エアと混合された後、ファン
フイルタユニット18から吹き出される。前記吸気口4
0を形成するダクト41内にはNOX、SOX 、HF
等の酸性ガスを除去するケミカルフイルタ52が取付け
られている。
【0015】前記ケミカルフイルタ52は図3に示すよ
うに、圧力損失の増加防止を考慮してその表面に多数の
貫通孔54、54…が形成されたハニカム状に構成され
る。次に、前記の如く構成されたクリーンルームのファ
ンフイルタユニットの作用について説明する。クリーン
ルーム10の内室16に設置した半導体製造装置42、
44から酸や有機薬品等が拡散すると、酸や有機薬品等
が含有したエア、即ち酸性ガスはファンフイルタユニッ
ト18から吹き出される空調エアと共に床下チャンバ3
2、循環チャンバ16を通過してファンフイルタユニッ
ト18の吸気口40から吸引され、ケミカルフイルタ5
2を通過する。この時、前記酸性ガスは前記ケミカルフ
イルタ52の多数の貫通孔54、54…を通過する際に
ケミカルフイルタ52中の活性炭に除去される。従って
、ファンフイルタユニット18のケーシング20内に吸
引されたエア中には、酸や有機薬品等が除去されている
ので、ファンフイルタユニット18のHEPAフイルタ
24のガラス成分を腐食させない。これにより、内室1
6中の半導体製品に悪影響を与えるのを防止することが
できる。
【0016】また、前記ケミカルフイルタ52は、前述
したように圧力損失の増大防止を考慮してハニカム状に
構成されているので、酸性ガスを低圧力損失で除去する
ことができる。更に、外気中に含有する前記酸性ガスは
、前記空調装置30内にハニカム状のケミカルフイルタ
31を取付けることにより、外気中の酸性ガスを低圧力
損失で除去することができる。
【0017】また、ファンフイルタユニット18からの
空調エアの温度調節は、ファンフイルタユニット18の
空調空気の供給口26に取付けた風量調節ダンパ29を
操作することにより調節することができる。即ち、風量
調節ダンパ29で前記供給口26を絞れば風量調節ダン
パ29の圧力損失分だけ空調空気量が減少し、その減少
した空気量分、前記ケミカルフイルタ52を通過する循
環空気量が増加する。これにより、ファンフイルタユニ
ット18からの空調エアの温度を上昇させることができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るクリ
ーンルームのファンフイルタユニットによれば、ファン
フイルタユニットの循環空気の吸気口に酸性ガス除去可
能なハニカム状のケミカルフイルタを取付けたので、吸
気口に於ける圧力損失の増加を防止して循環空気中の酸
性ガスを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーンルームのファンフイルタ
ユニットが適用されたクリーンルームの実施例を示す説
明図。
【図2】本発明に係るクリーンルームのファンフイルタ
ユニットの説明図。
【図3】本発明に係るクリーンルームのファンフイルタ
ユニットに取付けられたケミカルフイルタの斜視図。
【図4】従来のクリーンルームのファンフイルタユニッ
トが適用されたクリーンルームの実施例を示す説明図。
【図5】従来のクリーンルームのファンフイルタユニッ
トの説明図。
【符号の説明】
10…クリーンルーム 18…ファンフイルタユニット 26…給気口 29…風量調節ダンパ 40…吸気口 52…ケミカルフイルタ 54…貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クリーンルームの天井面に配設されク
    リーンルーム内に清浄エアを吹き出すファンフイルタユ
    ニットであって、ファンと高性能フイルタとが内設され
    たケーシングと、ケーシングに形成され前記ファンの上
    流側に開口された空調空気の供給口と、ケーシングに形
    成され前記ファンの上流側に開口されたクリーンルーム
    の循環空気の吸気口と、を有するクリーンルームのファ
    ンフイルタユニットに於いて、前記吸気口に、ハニカム
    状に構成された酸性ガスを除去するケミカルフイルタを
    取付けたことを特徴とするクリーンルームのファンフイ
    ルタユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6132309A (en) * 1999-03-10 2000-10-17 Panelli; Paul Giulo Modular clean room plenum
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