JPH1030832A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH1030832A
JPH1030832A JP18575796A JP18575796A JPH1030832A JP H1030832 A JPH1030832 A JP H1030832A JP 18575796 A JP18575796 A JP 18575796A JP 18575796 A JP18575796 A JP 18575796A JP H1030832 A JPH1030832 A JP H1030832A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
exhaust
passage
circulation
supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP18575796A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Mizuno
整治 水野
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換素子のメンテナンスの向上、本体の小
型化、換気効率の向上を図ることのできる空気調和装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 室内側に循環用吸気口1と排気用吸気口
2を設け、室内側に給気管4と排気管5を設け箱状の本
体6を形成し、循環用吸気口1に空気清浄フィルター1
8を設け、熱交換素子19を排気流と給気流間に配設
し、空気清浄フィルター18を介し循環する循環用通気
路7に循環用送風機14を設け、熱交換素子19を通し
て排気する排気用通気路8に排気用送風機17を設け、
循環用送風機14に給気管4より外気を給気し熱交換素
子19で熱交換して室内に給気する構成としたことによ
り、機器構成が簡単で小型化が図れるとともに、換気効
率が悪化するのが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気を清浄
するとともに室外空気と室内空気を熱交換して吹き出し
および排出する形式の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高気密・高断熱住宅が増える中、
空気清浄機や熱交換式同時給排換気扇が必要となってき
ている。従来、たばこの煙や花粉・ハウスダストを除去
する空気清浄機では、CO2等のガス成分は、除去する
ことができなかった。
【0003】また、熱交換式同時給排換気扇は、粉塵や
ガス成分の両方を浄化することができるものの、その処
理風量を、空気清浄機なみにすると、機器が大型になり
一般家庭には、受入れられ難いものであった。そこで室
内空気を、イオン化して浄化せしめる空気清浄機に換気
機能をもたせたものが考案されているが、単に空気清浄
機と換気扇とを組み合わせたものにすぎず、機器構成が
複雑かつ大型となり、高価なものになるので、図4およ
び図5に示すような空気調和装置が開発されていた。
【0004】以下、従来の空気調和装置の構成について
図4および図5を参照しながら説明する。
【0005】図に示すように箱体101およびモーター
で駆動される羽根車102と共にファン通路103を形
成し、排気通路の開口部である室外排気口104を配設
したファンケーシング105を内蔵する。また、箱体1
01は通常部屋の壁に取り付けられ、その吸込口106
には、除塵フィルター107と触媒浄化フィルター10
8とが積層する形で配置され、給気通路109により、
外気が導入され、除塵フィルター110と触媒浄化フィ
ルター111を近接させ、室外に位置する外気吸込口1
12の近くに配設しており、箱体101とファンケーシ
ング105との空間に外気給気口113が位置するよう
に構成されている。また、排気通路114は、ファンケ
ーシング105に設けた室外排気口104と室外吐出口
115と連通され、温湿度交換部材もしくは伝熱性材料
の薄板である仕切板116で給気通路109と同心円的
に構成されている。これにより、給気通路109の外気
吸込口112からの外気は、仕切板116を介して、排
気通路114の室外排気口104からの室内空気と温度
もしくは温湿度交換して、室外排気口104での空気状
態に近い状態となって羽根車102に吸引される。この
とき室内空気は、吸込口106より吸引され、除塵フィ
ルター107と触媒浄化フィルター108で浄化され、
室外より吸引された空気と通路内で混合され、吐出口1
15Aより室内へ出される。また室外への排気は、ファ
ンケーシング105の壁体に開口した室外排気口104
より、ファン吐出通路の圧力に応じて排気通路114を
流れ、仕切板116を通じて給気通路109の空気へ温
度もしくは温湿度交換して室外吐出口115より室外へ
放出されるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、伝熱性材料の薄板である仕切板116が箱体10
1の室外排気口104と室外吐出口115との間にある
ため、すなわち壁に埋め込んであるためメンテナンスが
困難であるとともに、単一の羽根車だけで、空気清浄の
室内循環と、換気の給気、排気を行うため、ケーシング
内ですべての空気が混ざり合い、ショートサーキット等
が発生し換気効率が悪いという課題を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、本体
が小型で安価になるとともに、熱交換素子(仕切板)の
メンテナンス性を向上させ、かつ換気効率を向上させる
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置に
おいては、室内側に面して循環用吸気口と排気用吸気口
および吹出口を設け室外側に面して給気管と排気管を設
け箱体状に形成した本体と、この本体内に前記循環用吸
気口と吹出口を連通し形成される循環用通気路と、前記
排気用吸気口と排気管を連通し形成される排気用通気路
と、前記給気管と前記吹出口を外気給気口を介し連通し
形成される給気用通気路と、前記循環用通気路に設けら
れる循環用送風機と、前記排気用通気路に設けられる排
気用送風機と、前記循環用吸気口に設けられる空気清浄
フィルターと、排気流と給気流間で熱交換されるように
配設される熱交換素子とを備え、前記給気用通気路を循
環用送風機に連通する構成としたものである。
【0009】この本発明によれば、本体が小型で安価に
なるとともに、熱交換素子(仕切板)のメンテナンス性
を向上させ、かつ換気効率を向上させる効果が得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室内側に面して循環用吸気口と排気用吸気口および
吹出口を設け室外側に面して給気管と排気管を設け箱体
状に形成した本体と、この本体内に前記循環用吸気口と
吹出口を連通し形成される循環用通気路と、前記排気用
吸気口と排気管を連通し形成される排気用通気路と、前
記給気管と前記吹出口を外気給気口を介し連通し形成さ
れる給気用通気路と、前記循環用通気路に設けられる循
環用送風機と、前記排気用通気路に設けられる排気用送
風機と、前記循環用吸気口に設けられる空気清浄フィル
ターと、排気流と給気流間で熱交換されるように配設さ
れる熱交換素子とを備え、前記給気用通気路を循環用送
風機に連通する構成としたものであり、室外からの給気
と、室内の空気清浄の循環を同時に行うことにより、本
体機器の大型化を防ぎながら、簡単に室内で熱交換素子
のメンテナンスが行え、また換気の給気通路と排気通路
を独立させることにより、給気空気と排気空気が混ざり
合うことがなくなるため、換気効率が良くなるという作
用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1〜図3に示すように、室内側に面
して循環用吸気口1と排気用吸気口2および側面に吹出
口3を設け、室外側に面して給気管4と排気管5を設け
て箱体状の本体6を形成し、本体6内に循環用吸気口1
と吹出口3を連通する循環用通気路7を設け、排気用吸
気口2と排気管5を連通する排気用通気路8を設け、給
気管4と吹出口3を外気給気口9を介し連通する給気用
通気路10を設け、循環用通気路7にはモータ11によ
り駆動される羽根12とファンケーシング13よりなる
循環用送風機14を設け、排気用通気路8にはモータ1
1により駆動される羽根15とファンケーシング16よ
りなる排気用送風機17を設ける。
【0012】そして、循環用吸気口1には集塵および脱
臭を行う空気清浄フィルター18を設け、排気用通気路
8を通る排気流と給気用通気路10を通る給気流との間
で熱交換を行う熱交換素子19を設け、給気用通気路1
0を循環用送風機14と連通させ、外気給気口9は熱交
換素子19を通過した給気流の流れる方向の延長線上に
形成し、排気用吸気口2より本体6内に吸気される排気
空気の一部を循環用送風機14に給気させるようにセン
サー給気口20を設け、センサー給気口20に給気され
る空気中の粉塵を検出するように光電式粉塵センサー2
1を設け、光電式粉塵センサー21および熱交換素子1
9の風上側となる排気用給気口2の近傍の排気用通気路
8には除塵フィルター22を設け構成する。
【0013】上記構成において、空気調和装置を運転す
ると、排気用送風機17と循環用送風機14が運転さ
れ、排気用送風機17によって室内の空気が排気用吸気
口2より除塵フィルター22を通り綿ぼこり等が除去さ
れて本体6内に吸気され、排気用通気路8を通り熱交換
素子19を通して熱交換素子19に排気熱を蓄熱したの
ち、排気管5より室外に排気される。
【0014】一方、循環用送風機14によって室内の空
気が循環用吸気口1より吸気され、空気清浄フィルター
18で清浄および脱臭されたのち、吹出口3より室内に
吹出され室内空気は循環用通気路7を通り循環しながら
浄化される。
【0015】そして、循環用送風機14に連通されてい
る給気用通気路10によって室外の新鮮な空気が給気管
4を通って本体6内に給気され、熱交換素子19を通る
ときに蓄熱された排気熱を回収し熱交換され、熱交換素
子19を通過した給気流は、給気流の流れる方向の延長
線上に形成されている外気給気口9を通り循環用送風機
14によって吹出口3より室内に放散される。
【0016】また、排気用吸気口2より吸気され除塵フ
ィルター22で綿ぼこり等が除去された排気空気の一部
がセンサー給気口20より循環用送風機14に給気さ
れ、センサー給気口20に設けた光電式粉塵センサー2
1により室内空気の汚れ度合いが検出されることとな
る。
【0017】このように本発明の実施の形態1の空気調
和装置によれば、本体6内に空気清浄フィルター18と
熱交換素子19を設けているのでメンテナンス性が良く
なるとともに、外気給気口9により空気を清浄にする室
内空気の循環と外気給気が循環用送風機14により行う
ことができるので、単に空気清浄機と熱交換式同時給排
換気扇とを組合せた場合と比較して機器構成が簡単で、
小型に形成でき安価となり、排気専用に排気用送風機1
7を用いることにより給気空気と排気空気が本体6内で
混合されることがなくなり、換気効率が悪化されるのが
防止できる。
【0018】また、室外より給気される空気は熱交換素
子19を通過した給気流の流れる方向の延長線上に外気
給気口9を設けているので、通気路抵抗を低減すること
ができ、より多くの外気を給気させることができる。
【0019】また、センサー給気口20により、室内の
空気を強制的に給気して光電式粉塵センサー21で汚れ
度合いを検出できるので、応答速度を上げることができ
る。
【0020】また、除塵フィルター22を熱交換素子1
9と光電式粉塵センサー21の風上側となる共通の排気
用通気路8に設けているので、それぞれに対応して別々
に除塵フィルターを設ける必要がなくなり安価にでき
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体内に
空気清浄フィルターおよび熱交換素子を配設しているの
で、交換やメンテナンス性が悪くなることがなくなると
ともに、外気給気口によって室内空気の循環と外気給気
が同一の循環用送風機でできるので、機器構成が簡単で
小型にでき安価となり、給気空気と排気空気の混合がな
くなり、換気効率が悪くなるのが防止できる空気調和装
置を提供できる。
【0022】また、外気給気口の配設位置により通風路
抵抗を低減することができ、より多くの外気を給気でき
る。
【0023】また、センサー給気口によって光電式粉塵
センサーの応答速度をあげることができる。
【0024】また、熱交換素子と光電式粉塵センサーそ
れぞれに除塵フィルターを設ける必要がなくなり安価に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の空気調和装置の縦断面
【図2】同実施の形態1の空気調和装置の内部構成を示
す平面図
【図3】同実施の形態1の空気調和装置の外気給気口部
分の構成を示す横断面図
【図4】従来の空気調和装置の断面図
【図5】同空気調和装置の構成を示す側断面図
【符号の説明】
1 循環用吸気口 2 排気用吸気口 3 吹出口 4 給気管 5 排気管 6 本体 7 循環用通気路 8 排気用通気路 9 外気給気口 10 給気用通気路 14 循環用送風機 17 排気用送風機 18 空気清浄フィルター 19 熱交換素子 20 センサー給気口 21 光電式粉塵センサー 22 除塵フィルター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側に面して循環用吸気口と排気用吸
    気口および吹出口を設け室外側に面して給気管と排気管
    を設け箱体状に形成した本体と、この本体内に前記循環
    用吸気口と吹出口を連通し形成される循環用通気路と、
    前記排気用吸気口と排気管を連通し形成される排気用通
    気路と、前記給気管と前記吹出口を外気給気口を介し連
    通し形成される給気用通気路と、前記循環用通気路に設
    けられる循環用送風機と、前記排気用通気路に設けられ
    る排気用送風機と、前記循環用吸気口に設けられる空気
    清浄フィルターと、排気流と給気流間で熱交換されるよ
    うに配設される熱交換素子とを備え、前記給気用通気路
    を循環用送風機に連通する構成とした空気調和装置。
  2. 【請求項2】 外気給気口を熱交換素子を通過した給気
    流の流れる方向の延長線上に形成した請求項1記載の空
    気調和装置。
  3. 【請求項3】 排気用吸気口より本体内に吸気される排
    気空気の一部を循環用送風機に給気させるように設けた
    センサー給気口と、このセンサー給気口に給気される空
    気中の粉塵を検出する光電式粉塵センサーとを設けた請
    求項1、または2記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 光電式粉塵センサーおよび熱交換素子の
    風上側となる排気通路に除塵フィルターを設けた請求項
    2、または3記載の空気調和装置。
JP18575796A 1996-07-16 1996-07-16 空気調和装置 Pending JPH1030832A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242997A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Panasonic Corp 熱交換形換気装置
KR102067232B1 (ko) * 2018-11-23 2020-01-16 오충록 벽부형 전열교환기
CN114963391A (zh) * 2022-07-29 2022-08-30 京友科技(深圳)有限公司 空气净化器及包括该空气净化器的空气净化系统

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