JPH04306298A - 乾燥仕上剤組成物 - Google Patents

乾燥仕上剤組成物

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Publication number
JPH04306298A
JPH04306298A JP7075291A JP7075291A JPH04306298A JP H04306298 A JPH04306298 A JP H04306298A JP 7075291 A JP7075291 A JP 7075291A JP 7075291 A JP7075291 A JP 7075291A JP H04306298 A JPH04306298 A JP H04306298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fatty acid
ester
finishing agent
glycerin
dry
Prior art date
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Pending
Application number
JP7075291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Itoi
隆 糸井
Junichi Tsutazumi
伝住 順一
Tokuo Nakae
中栄 篤男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH04306298A publication Critical patent/JPH04306298A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動食器洗浄機等におい
て使用するに適した乾燥仕上剤組成物に関する。詳しく
は、毒性がほとんどなく、食器表面上にしみや斑点をほ
とんど残さず、しかも低粘度で貯蔵安定性の優れた乾燥
仕上剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動食
器洗浄機等において、食器が洗浄剤によって洗浄される
場合、汚れが食器から全て除去されれば食器は撥水せず
、水滴が残らないはずである。しかし実際には、わずか
に汚れが残るため、食器上には水滴が残り、水滴の跡は
しみや斑点となる。このようなしみや斑点を残さない様
にするため、自動食器洗浄機においては、洗浄後の乾燥
仕上げに当たって乾燥仕上剤が用いられている。
【0003】従来、かかる乾燥仕上剤には界面活性剤と
してプルロニック型のものが多く用いられてきたが、食
器上に残留し易いため、毒性及び性能面で問題があった
。又、特公昭59−49960号公報には、ソルビタン
、ソルビトール、ソルバイト及びショ糖から選ばれた化
合物と炭素数6〜10の脂肪酸とのエステルを含有する
乾燥仕上剤が示され、特公昭59−12717号公報に
はプロピレングリコール又はグリセリンと炭素数6〜1
0との脂肪酸エステルを含有する乾燥仕上剤が、更に特
開平2−194100号公報には炭素数8〜14の脂肪
酸からなるグリセリン乳酸脂肪酸エステルを含む乾燥仕
上剤が開示されている。
【0004】併しながら、これらの従来提案された乾燥
仕上剤組成物は、毒性面ではほとんど問題がないが、低
温下での製品安定性が劣るとか、製品粘度が高すぎるな
どの問題をはじめ、処理時において、泡立ちすぎること
、微量の仕上剤がガラス表面に残って光沢がなくなった
りする等の問題を抱えている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ショ糖、ソルビタ
ン、プロピレングリコール、ポリグリセリン及びグリセ
リンから選ばれた化合物の炭素数8〜14の脂肪酸部分
エステル又は炭素数18の不飽和脂肪酸部分エステルに
対して、炭素数8〜14の脂肪酸又は炭素数18の不飽
和脂肪酸からなるグリセリンコハク酸脂肪酸エステル、
グリセリン酒石酸脂肪酸エステル又はグリセリンクエン
酸脂肪酸エステルを特定の比率にて配合することにより
、かかる配合成分を含有した組成物が低温下での製品安
定性に優れ、製品粘度が低下し、乾燥仕上剤として使用
した場合、起泡性、食器の光沢等が改善されることを見
出し、本発明を完成するに到った。
【0006】すなわち本発明は、 a)  ショ糖、ソルビタン、プロピレングリコール、
ポリグリセリン及びグリセリンから選ばれた化合物の炭
素数8〜14の脂肪酸部分エステル又は炭素数18の不
飽和脂肪酸部分エステルと、 b)  炭素数8〜14の脂肪酸又は炭素数18の不飽
和脂肪酸からなるグリセリンコハク酸脂肪酸エステル、
グリセリン酒石酸脂肪酸エステル又はグリセリンクエン
酸脂肪酸エステル とを含有し、両者の比率がa/b=97/3〜10/9
0(重量比)であることを特徴とする乾燥仕上剤組成物
を提供するものである。
【0007】本発明においてa)成分又はb)成分とし
て用いられる脂肪酸エステルにおけるC8〜C14 又
はC18F1(炭素数18で不飽和結合1個を有するこ
とを示す)の脂肪酸として好ましいものとしては、カプ
リル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸及びオ
レイン酸等の直鎖の脂肪酸があげられるが、b)成分の
場合は、C8〜C12 の直鎖の飽和脂肪酸がより好ま
しい。a)成分の部分エステルとしては、多価アルコー
ルの水酸基のうち半分以上がエステル化されない状態の
ものが好ましい。かかる部分エステルの例としては、シ
ョ糖モノエステル、ショ糖ジエステル、ショ糖トリエス
テル、ソルビタンモノエステル、ソルビタンジエステル
、プロピレングリコールモノエステル、ヘキサグリセリ
ンモノエステル、オクタグリセリンモノエステル、オク
タグリセリンジエステル、デカグリセリンモノエステル
、デカグリセリンジエステル、グリセリンモノエステル
等があげられる。b)成分のグリセリンエステルとは、
グリセリン1モルに対して脂肪酸1モルと、有機酸(コ
ハク酸、酒石酸、クエン酸)1モルが反応して得られる
エステルを意味する。また、a)成分及びb)成分の比
率a/bは97/3〜10/90が好ましいが、97/
3〜50/50の範囲が特に好ましい。
【0008】本発明の組成物には必須成分である上記a
)成分及びb)成分の他に冬期の濁り防止の目的で水、
エタノール、プロピレングリコール、グリセリン、ソル
ビトール、脂肪酸等を添加することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば上記a)成分に対し、b
)成分として炭素数8〜14の脂肪酸又は炭素数18の
不飽和脂肪酸からなるグリセリンコハク酸脂肪酸エステ
ル、グリセリン酒石酸脂肪酸エステル又はグリセリンク
エン酸脂肪酸エステルを配合することにより、飲食器の
乾燥を速め、水滴の跡を残さず、しかも泡立ちが少なく
、食器の光沢性を高めることが出来る。
【0010】
【実施例】自動食器洗浄機(三洋特機株式会社製DW−
230(L))を使用してガラスコップ(クリスタルグ
ラス)又は陶器皿をアルカリ洗浄剤(ウルトラアクシャ
ル、花王(株))の 0.2%水溶液で洗浄後、下記の
表1に示す組成を有する乾燥仕上剤組成物を界面活性剤
濃度70ppm に溶解せしめた80℃の熱水で乾燥仕
上処理を行い、乾燥仕上の際の食器の乾燥性、食器の光
沢、ウォータースポットの有無を評価した。また、乾燥
仕上剤組成物の製品安定性も評価した。尚、上記の乾燥
仕上剤を溶解せしめた熱水は、水質基準に関する省令(
昭41.5.6 厚令11)に定められた基準に適合す
るものであった。
【0011】製品安定性:40℃、−5℃の各温度で3
0日間静置後の状態を観察した。 泡立ち性:アルカリ洗浄剤市販品ウルトラアクシャル(
花王(株)) 0.2%水溶液に乾燥仕上剤500pp
mを添加して(乾燥仕上剤の累積のため)、試験管に1
0ml加え、30秒振盪後、泡の消えるまでの時間を測
定(10分間)。 食器の乾燥性:食器が完全に乾くまでの時間(秒)食器
の光沢:◎…非常に良好、  ○…良好、  △…やや
良好、  ×…不良 ウォータースポットの有無: ○…スポットが認められない △…スポットが若干認められる ×…スポットが多く認められる
【0012】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)  ショ糖、ソルビタン、プロピレン
    グリコール、ポリグリセリン及びグリセリンから選ばれ
    た化合物の炭素数8〜14の脂肪酸部分エステル又は炭
    素数18の不飽和脂肪酸部分エステルと、 b)  炭素数8〜14の脂肪酸又は炭素数18の不飽
    和脂肪酸からなるグリセリンコハク酸脂肪酸エステル、
    グリセリン酒石酸脂肪酸エステル又はグリセリンクエン
    酸脂肪酸エステル とを含有し、両者の比率がa/b=97/3〜10/9
    0(重量比)であることを特徴とする乾燥仕上剤組成物
JP7075291A 1991-04-03 1991-04-03 乾燥仕上剤組成物 Pending JPH04306298A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334347A (ja) * 1991-05-02 1992-11-20 Taiyo Kagaku Co Ltd 乾燥仕上剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334347A (ja) * 1991-05-02 1992-11-20 Taiyo Kagaku Co Ltd 乾燥仕上剤

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