JPH04305768A - 金融機関の窓口端末の入力制御方法 - Google Patents

金融機関の窓口端末の入力制御方法

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JPH04305768A
JPH04305768A JP3096430A JP9643091A JPH04305768A JP H04305768 A JPH04305768 A JP H04305768A JP 3096430 A JP3096430 A JP 3096430A JP 9643091 A JP9643091 A JP 9643091A JP H04305768 A JPH04305768 A JP H04305768A
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Makoto Nakada
誠 中田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融端末の入力制御方
法に関し、主として取引の打溜時に入力内容のチェック
を行う入力制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金融端末においては、取引情報を
打溜し、一括してホストに後送する場合、打溜する取引
の入力内容チェックはホスト側にて行っていた。ここで
、打溜(タンキング)とは、取引内容をホストあるいは
端末制御装置に送ることなく、端末側の補助記憶媒体に
記録することであり、後送(リエンタ)とは、この補助
記憶媒体に記録された取引を一括してホストあるいは端
末制御装置に送ることである。
【0003】即ち、端末側では打溜時に入力内容のチェ
ックは殆ど行わず、入力したままの状態のデータをホス
トに送出していた。また、端末側でチェックを行う場合
もあるが、この場合は取引画面の入力フィールドの属性
によるチェックのみであった。この入力フィールドの属
性によるチェックとは次のような方法である。例えば入
力フィールドの属性が数値フィールドであれば数値以外
のかな文字等の入力を不可とする。また、必須項目か否
か、入力桁数が最大入力しなければならない項目か否か
、即ち、例えば、10桁入力しなければならない項目に
対し、6桁しか入力されていない場合はエラーとする等
のチェックである。従って、入力した内容そのものが正
しいデータであるか否かのチェックは端末では行うこと
ができず、ホストへの送信後、ホスト側でのチェックに
頼っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、オペレータ
が顧客の口座番号を誤って入力した取引等、入力内容が
エラーとなった取引がある場合、オペレータの入力時に
は発見されず、後送時に該当取引がエラー即ち無効にな
っていた。例えば、口座番号のような数値型のフィール
ドである場合、その口座番号が実際に存在するか否かの
範囲チェックも行っていなかったため、桁数が正しけれ
ば端末側ではその正否のチェックは行えなかった。
【0005】このように、ホストへ後送時に該当取引が
無効となると、補助記憶媒体に記録された入力データも
結局無効となる。従って、このような事態が発生すると
、オペレータはエラーの取引を判断し、そのデータを再
度入力する必要があると共に、ホストへの送信も再度行
わなくてはならず、ホストまでの正しいデータ送信処理
に二重、三重の処理時間を有するという問題点を有して
いた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、ホストへのデータ後送時のエラー
を減少させ、業務の省力化および迅速化を図ることので
きる金融端末の入力制御方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の金融端末の入力
制御方法は、金融の取引データを打溜し、この打溜した
データをホストに後送する金融端末の入力制御方法にお
いて、前記金融端末に、データ打溜時の入力内容の正否
チェックを行うチェックファイルを設け、前記チェック
ファイルにより、各取引毎に入力データのチェックを行
うことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の金融端末の入力制御方法は、金融端末
に、データ打溜時の入力内容が正しいかどうかのチェッ
クを行うチェックファイルを設ける。データの打溜を行
う場合は、先ずこのチェックファイルを用いて入力内容
のチェックを行い、その後に入力データを記憶する。従
って、金融端末からホストへのデータ送信時のエラーが
減少し、業務の省力化および迅速化を図ることが可能と
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図2は本発明の金融端末の入力制御方法を適
用する金融システムの全体構成図である。図の金融シス
テムは、ホスト1と、ホスト1用のコンソール2と、モ
デム3、4とターミナルコントローラ5と、多数の金融
端末とからなる。ホスト1は、ターミナルコントローラ
5との交信の制御や、各端末機から伝送されてくる取引
データの処理を行う中央処理装置(CPU)10、顧客
のデータを記憶する顧客情報ファイル(CIF)111
 、取引データを預金系にまとめて記憶する預金系ファ
イル112 、融資系にまとめて記憶する融資系ファイ
ル113 、後述する端末側での取引内容チェック用の
チェック用総合ファイル114 、これらファイル11
1 〜114 を格納する磁気テープ(MT)11、タ
ーミナルコントローラ5との交信のための通信制御装置
12、コンソール2との制御を行う入出力制御装置13
とから構成されている。
【0010】コンソール2には、ホスト1との入出力制
御を行う入出力制御装置20、コンソール側での各種処
理を行う中央処理装置(CPU)21、その入力操作等
を表示する表示装置22、入力操作を行うためのキーボ
ード23、ホスト1のファイルをフロッピディスクに吸
い上げるためのフロッピディスク装置24、各種のデー
タを記憶するためのメモリ25を入出力装置として備え
ている。
【0011】ホスト1側に接続されたモデム3と、ター
ミナルコントローラ5側のモデム4とは通信回線を介し
て接続され、これらモデム3、4とターミナルコントロ
ーラ5とによってホスト1と多数の端末との間の交信が
制御されるよう構成されている。
【0012】ここでは、多数の金融端末の一つとして、
漢字窓口装置(KWM)6を示している。この漢字窓口
装置6は、後述する各種入出力機器を制御すると共にホ
スト1との交信を制御して所定の取引を実行する中央処
理装置(CPU)60、取引データ等を記憶するメモリ
61、各種入出力機器として、取引画面出力を行う表示
装置62、操作および取引画面の項目入力を行うキーボ
ード63、各取引毎に取引データを通帳、ジャーナル、
伝票に印字する印字装置64、通帳に記憶されている磁
気ストライプのデータを読取ると共に、所定のデータを
書き込む磁気ストライプリーダ/ライタ65、カード挿
入口に挿入されたカードに記憶されているカードデータ
を読取ると共に、所定のデータを書き込むカードリーダ
/ライタ66、ホスト1のチェック用総合ファイル11
4 と同様のチェック用総合ファイル671と、後述す
る取引画面毎の入力内容をチェックするためのチェック
情報データを記憶したチェック情報ファイル672 と
からなるチェックファイル670を格納する光ディスク
67、フロッピディスクに記録されているデータの読取
りおよび書き込みを行うフロッピディスク装置68、タ
ーミナルコントローラ5と接続するための入出力制御装
置69を備えている。尚、上記ホスト1およびコンソー
ル2中、中央処理装置10、21のプログラムを記憶し
たメモリ等は図示省略している。
【0013】次に、チェックファイル670を説明する
。図3は、ホスト1および漢字窓口装置6に設けられた
チェック用総合ファイル114 、671の内容を示す
図である。即ち、チェック用総合ファイル114 、6
71 には、データがどの様なものかを識別するための
識別コードが設定されており、その識別コード毎に記憶
エリアがある。この識別コードは、後述するチェック情
報ファイル672 の入力フィールドに対応して設定さ
れている。また、識別コード毎の記憶エリアにチェック
用総合データがあり、店別および顧客別、取引科目別の
口座番号や銀行名称、店名称並びに入力項目毎のチェッ
クコード等が記憶されている。
【0014】また、図4は漢字窓口装置6に設けられた
チェック情報ファイル672 を示す図である。チェッ
ク情報ファイル672 には、取引画面単位、即ち、取
引コード毎の入力フィールド番号とそのフィールド番号
に対応したチェック用総合ファイル114 、671 
の識別コードを記憶するエリアが設けられている。この
識別コードによりチェック用総合ファイル671 を参
照し、オペレータの取引実行時、即ち、取引打溜時に入
力内容の正当性チェックを行うものである。
【0015】次に取引打溜時の入力内容チェック方法を
説明する。先ず、取引打溜時の入力内容チェックは、ホ
スト1および漢字窓口装置6のチェック用総合ファイル
114 、671 のデータと、漢字窓口装置6のチェ
ック情報ファイル672 のデータを基に行う。以下に
、チェック用総合ファイル114 、671 の作成方
法および入力内容チェック方法を説明する。
【0016】■基本的条件 ホスト1の顧客情報ファイル111 、預金系ファイル
112 、融資系ファイル113は、通常の勘定系オン
ライン取引時に磁気テープ11に作成されているものと
する。また、漢字窓口装置6のチェック情報ファイル6
72 は予めそのシステム毎に取引コードと該当の取引
コードの入力フィールド番号に対応した識別コードが設
定され、これが光ディスク67に作成されているものと
する。
【0017】■チェック用総合ファイルの作成方法図5
にチェック用総合ファイル114 、671 の作成方
法を示す。先ず、チェック用総合ファイル114 は、
ホスト1の磁気テープ11に作成される(ステップS5
1)。また、顧客情報等が更新された場合は、旧総合フ
ァイルと新総合ファイルの比較を行い、更新分のみの総
合ファイルとして作成される(ステップS52)。ホス
ト1の磁気テープ11に作成されたチェック用総合ファ
イル114 は、漢字窓口装置6の光ディスク67に複
写される。この複写方法としては次の3つの方法がある
【0018】(1) ホスト1の磁気テープ11に作成
されたチェック用総合ファイル114 を、コンソール
2のフロッピディスクに変換し(ステップS53、54
)、この変換したフロッピディスクを各営業店に送付す
る(ステップS55)。そして、各営業店では、漢字窓
口装置6の光ディスク67に送付されたフロッピディス
クのデータを吸い上げる(ステップS56)。 (2) ホスト1のチェック用総合ファイル114 を
、オンラインにて漢字窓口装置6の光ディスク67に複
写(全複写)する方法、即ち、磁気テープ11のデータ
伝送による方法である(ステップS57、58)。 (3) 上記(2) の場合と同様にオンラインにて漢
字窓口装置6の光ディスク67に複写する方法(ステッ
プS57、58)であるが、通常のオンライン取引にお
いて、ホスト1のファイル照会を用いる方法である。即
ち、上記(2) の場合はデータの全複写であるが、こ
の場合は、ファイルの部分複写となる。
【0019】■チェック方法 図1は、漢字窓口装置6による打溜時の入力内容チェッ
クのフローチャートである。また、図6は漢字窓口装置
6の表示装置62に表示された取引画面を示している。 尚、この図6は、取引画面の一例として普通入金の取引
画面を示している。
【0020】先ず、オペレータは、打溜取引を開始し、
該当取引画面の表示、データの入力、取引の実行操作を
行う(ステップS1)。そして、実行操作により2回目
以降のチェックを迅速に処理させるため、1回目の実行
か否かを判定し(ステップS2)、1回目の実行であれ
ば入力データをセーブし(ステップS3)、チェック情
報ファイル672 より、実行した取引の該当取引コー
ドをサーチする(ステップS4)。その後、サーチした
チェック情報ファイル672の取引コードエリアより入
力フィールド番号を順に処理する。即ち、入力フィール
ド番号に対応した識別コードを取り出し(ステップS5
)、チェック用総合ファイル671 より、取り出した
識別コードに対応するデータをサーチし(ステップS6
)、入力データを、サーチしたチェック用総合データで
チェックする(ステップS7)。
【0021】例えば、図6の取引画面の場合を説明する
と、先ず取引コード(取引画面番号)が〈010〉で、
該当する入力フィールド番号のデータが口座番号のフィ
ールド(例えば02)であるとする。これにより漢字窓
口装置6の中央処理装置60は、チェック情報ファイル
672 を参照し、その取引コード、入力フィールド番
号から識別コードを割り出す。そして、更に中央処理装
置60は、チェック用総合ファイル671 を参照し、
チェック情報ファイル672 で割り出された識別コー
ドから、その識別コードに対応するチェック用総合デー
タを参照する。このチェック用総合データには、例えば
口座番号の場合、口座番号として有り得る開始番号と終
了番号が記憶されており、入力内容チェックは入力デー
タがこの開始番号と終了番号との範囲内にあるか否かを
チェックする。また、口座番号以外のチェック用総合デ
ータでは、例えば入力フィールド番号が店番号の場合等
では、範囲チェックではなく、チェック用総合データに
は全営業店番号が記憶されており、これらの全営業店番
号の中に入力データが存在するか否かのチェックを行う
ものである。
【0022】次に、チェック用総合ファイル671 の
チェック用総合データのチェックで、入力データが正し
いと判断された場合(ステップS8)、全ての入力フィ
ールドのチェックが終了したかどうか判断し(ステップ
S9)、終了していない場合はこれが終了するまで上述
したステップS5〜S8の処理を繰り返す。また、ステ
ップS8のチェックの結果、入力データが正しくないと
判断された場合は、エラーメッセージを表示し、オペレ
ータの再入力指示を行って(ステップS10)、ステッ
プS1のデータ入力の待機状態に戻る。そして、全ての
入力フィールドのチェックが終了すると、打溜を実行す
る。また、ステップS2において、再入力により実行し
た場合は、先ずセーブしてある前回入力データと今回入
力データの比較を行い(ステップS11)、同時に再々
入力も考慮して入力データをセーブし(ステップS12
)、更に比較チェックの結果、異なる入力フィールド番
号分の処理を行い(ステップS13)、その後上述した
入力データ内容チェック処理を行う。
【0023】このように、上記実施例では、取引の打溜
時にチェック情報ファイル672 を基にオペレータの
入力内容とチェック用総合ファイル671のデータとの
対応関係が検査される。その結果、オペレータの入力時
に入力内容が正しいかどうかを調べることができ、また
、入力内容の誤りを発見した場合はオペレータにその入
力誤りを指摘し再入力を促すことができる。従って、取
引の入力誤りを早期に発見することができると共に、打
溜により作成された補助記憶媒体の入力データが無効と
なることを防止することができる。また、後送時での取
引入力エラーを含んだ送信がないため、ホスト1側から
のエラー通知のためのデータ返信がなく、ホスト1との
通信時間も最小限に抑えることができる。
【0024】尚、上記実施例では、漢字窓口装置6が入
力内容をチェックするチェックファイル670を、チェ
ック用総合ファイル671 とチェック情報ファイル6
72 とにより構成したがこれに限定されるものではな
く、漢字窓口装置6側独自でその入力内容をチェックす
ることができるものであれば、どのような構成であって
もよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金融端末
の入力制御方法によれば、金融端末側で、その打溜時に
チェックファイルを用いて入力内容を入力フィールド毎
にチェックするようにしたので、打溜の時点で正しい内
容のデータを記憶することができ、従って殆どエラーを
含まないデータをホスト側に後送することができる。そ
の結果、打溜・後送業務の省力化と迅速化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金融端末の入力制御方法を示すフロー
チャートである。
【図2】本発明の金融端末の入力制御方法を適用する金
融システムの構成図である。
【図3】チェック用総合ファイルの内容を示す説明図で
ある
【図4】チェック情報ファイルの内容を示す説明図であ
る。
【図5】チェック用総合ファイル作成の説明図である。
【図6】取引画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1  ホスト 6  漢字窓口装置(金融端末) 670   チェックファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金融の取引データを打溜し、この打溜
    したデータをホストに後送する金融端末の入力制御方法
    において、前記金融端末に、データ打溜時の入力内容の
    正否チェックを行うチェックファイルを設け、前記チェ
    ックファイルにより、各取引毎に入力データのチェック
    を行うことを特徴とする金融端末の入力制御方法。
JP9643091A 1991-04-02 1991-04-02 金融機関の窓口端末の入力制御方法 Expired - Fee Related JP2977317B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114609A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Nec Corp オンライン端末装置の画面制御による判別方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114609A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Nec Corp オンライン端末装置の画面制御による判別方式

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