JPH04303016A - 車両用蒸発式加湿器 - Google Patents

車両用蒸発式加湿器

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JPH04303016A
JPH04303016A JP6667591A JP6667591A JPH04303016A JP H04303016 A JPH04303016 A JP H04303016A JP 6667591 A JP6667591 A JP 6667591A JP 6667591 A JP6667591 A JP 6667591A JP H04303016 A JPH04303016 A JP H04303016A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内の加湿、とくに
車両乗員の顔部に加湿空気を送る車両用蒸発式加湿器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用蒸発式加湿器は、例え
ば特開昭56−147115号公報等に開示されている
ように、水を加熱して水蒸気を発生する水蒸気発生部が
エンジンルーム内に取り付けられている。このため、そ
の水蒸気発生部の取り付け位置と一番加湿の必要な車両
乗員の顔部との距離が大きく離れることとなる。
【0003】この結果、水蒸気発生部で発生した水蒸気
が車両乗員の顔部に到達する前に拡散してしまうために
、車両乗員の顔部に効率的な加湿を行うことができなか
った。そこで、従来の車両用蒸発式加湿器においては、
有効な加湿を得るために、水蒸気発生部への電力の供給
量を増大させて加湿量を増加させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、車室内の加湿量が増加するためウィンドガラスが曇
ったり、水蒸気発生部への電力の供給量を増大するため
水蒸気発生部における消費電力が増大するという課題が
あった。
【0005】また、水蒸気発生部の代わりに水タンク内
に超音波を照射して霧を発生させる超音波式加湿器を用
いることも考えられる。ところが、車室内は水の保存条
件が悪く、水タンク内の水の中に不純物が含まれていた
り、細菌が発生していたりすることが多い。このため、
超音波式加湿器は、水と共に不純物や細菌を車室内に飛
ばしてしまう可能性が大きく、車室内の衛生上好ましく
ないという課題があった。
【0006】本発明は、車両乗員の顔部に効率的な加湿
が行え、且つ車室内の衛生を保てる車両用蒸発式加湿器
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に水が流
入する蒸発部、およびこの蒸発部内に流入した水を加熱
して水蒸気を発生する加熱手段を有する水蒸気発生手段
と、車室内の天井部に取り付けられ、内部に前記水蒸気
発生手段を収納するとともに、前記蒸発部内の水蒸気を
前記車室内に向かって吹き出す吹出口を有するハウジン
グとを備えた技術手段を採用した。
【0008】
【作用】本発明は、蒸発部内に流入した水を加熱手段に
よって加熱して蒸発させることにより水蒸気を発生させ
る。なお、この水蒸気は、蒸発部内に流入した水に含ま
れる不純物が蒸発部内に残留し、且つ蒸発部内に流入し
た水内に発生した細菌は繁殖が抑えられるため、清浄な
加湿空気となる。
【0009】そして、その清浄な加湿空気は、車室内の
天井部に取り付けられたハウジングの吹出口から車室内
に向かって吹き出される。なお、蒸発部が車室内の天井
部付近に設けられることによって蒸発部と車両乗員の顔
部との間の距離が短くなり、加湿空気が車両乗員の顔部
まで届く間の拡散を抑える。
【0010】
【実施例】本発明の車両用蒸発式加湿器を図1ないし図
18に示す実施例に基づき説明する。図1ないし図7は
本発明の第1実施例で、図1は車室内の天井部への乗用
車用蒸発式加湿器の装着状態を示した図で、図2は乗用
車用蒸発式加湿器の概略を示した図で、図3および図4
は乗用車用蒸発式加湿器を示した図である。
【0011】乗用車用蒸発式加湿器1は、車室内2の後
部座席3に着座している1人の車両乗員の顔部に加湿空
気を供給するものである。この乗用車用蒸発式加湿器1
は、車室内2の天井部4に固定された薄型のハウジング
5と、このハウジング5内に収納された電動ファン6と
、この電動ファン6に隣設された加湿器本体7と、この
加湿器本体7に水を供給する水供給機構8と、乗用車用
蒸発式加湿器1を制御する制御回路9とを備える。
【0012】ハウジング5は、車室内2の天井部4に取
り付けられた基板部10、およびこの基板部10の一端
部に回動自在に取り付けられた碗状の蓋板部11から構
成されている(図6参照)。
【0013】基板部10には、車室内2とくに車両乗員
の顔部に向かって空気を送るための送風ダクト12およ
び電動ファン6がねじ等により取り付けられている。基
板部10の他端部には、蓋板部11の被係止部13を係
止するための係止部14が形成されている。
【0014】蓋板部11の側面には、車室内2の空気を
吸入する吸入口16が形成され、車室内2とくに車両乗
員の顔部に向かって空気を吹き出すダクト用吹出ノズル
17が配設されている。このダクト用吹出ノズル17の
内側にダクト用蒸気吹出ノズル18があり、ダクト用蒸
気吹出ノズル18の内周には、図5にも示したように、
ダクト用蒸気吹出ノズル18への結露を防ぐためにダク
ト用蒸気吹出ノズル18を加熱する電熱線19が巻回さ
れている。ダクト用吹出ノズル17とダクト用蒸気吹出
ノズル18とは、同軸ノズル構造で、ダクト用吹出ノズ
ル17より吐出される空気の層がダクト用蒸気吹出ノズ
ル18より吐出する加湿空気を包むことで加湿空気の拡
散を防いでいる。
【0015】電動ファン6は、通電されるとハウジング
5の吸入口16から車室内2の空気を送風ダクト12内
に吸引して、車室内2に向かう空気流を発生する。
【0016】加湿器本体7は、本発明の水蒸気発生手段
であって、ハウジング5の基板部10にねじ等により固
定されている。この加湿器本体7は、内部に蒸発室20
が形成されている。この蒸発室20は、本発明の蒸発部
であって、底部に通電されると蒸発室20内の水を加熱
して水蒸気を発生させるPTCヒータ21が取り付けら
れている。蒸発室20内で発生した水蒸気は、誘導管2
2を通って吐出口23から送風ダクト12内に吐出され
る。
【0017】PTCヒータ21は、本発明の加熱手段で
あって、チタン酸バリウムを主成分とする導電性セラミ
ック製の正特性サーミスタ素子板24を一方の電極とさ
れた加湿器本体7の底部と他方の電極とされた導電板2
5との間に挟み込んだもので、導電性セラミックに各種
の添加物を加えて所定のキューリ点から急激に電気抵抗
値が増大するように構成されている。
【0018】水供給機構8は、ハウジング5の基板部1
0にねじ等により固定された電磁弁26、ハウジング5
の蓋板部11にばね等により固定された薄型の樹脂製水
タンク27、および水タンク27から加湿器本体7の蒸
発室20内に水を供給する水供給管28から構成されて
いる。
【0019】電磁弁26は、通電されると開弁して水供
給管28を開き、通電が停止されると閉弁して水供給管
28を閉じる。水タンク27は、内部に水を溜めるもの
である。また、水タンク27への水の補給作業は、図6
に示したように、ハウジング5の蓋板部11を図示一点
鎖線位置に移動させて端部に設けた補給口から水タンク
27を抜くことによりなされる。
【0020】なお、前述の電動ファン6、蒸発室20、
電磁弁26および水タンク27はほぼ平面上に位置する
ようにハウジング5内に収納され、且つ水タンク27、
電磁弁26、蒸発室20の順に低くなる位置(地方向)
となるように配置されている。
【0021】制御回路9は、乗用車に搭載されたバッテ
リ30からメインスイッチ31を介して作動電圧が供給
されている。この制御回路9は、メインスイッチ31が
閉じられると、電動ファン6、電熱線19およびPTC
ヒータ21を通電する。
【0022】また、制御回路9は、PTCヒータ21の
電流値を測定し、PTCヒータ21の電流値が設定電流
値以下に低下したとき電磁弁26を通電して開弁させ、
PTCヒータ21の電流値が設定電流値より上昇したと
き電磁弁26への通電を停止して閉弁させる(図7のタ
イムチャート参照)。
【0023】なお、制御回路として、加湿器本体7の温
度を検出するサーミスタ等の温度センサと、この温度セ
ンサにより検出した蒸発室20内の温度が設定温度以上
に上昇したときにのみ電磁弁26を通電するものを用い
ても良い。
【0024】この乗用車用蒸発式加湿器1の作用を図1
ないし図7に基づき説明する。メインスイッチ31が閉
じられると、PTCヒータ21が通電されるため、蒸発
室20内の水が加熱されて水蒸気が発生する。このとき
、蒸発室20内の水に含まれる不純物はその水が蒸発す
ることによって蒸発室20の底部に堆積する。
【0025】また、蒸発室20内の水に発生した細菌は
熱が加わることによって繁殖が抑えられる。この結果、
蒸発室20内に発生した水蒸気は清浄な加湿空気となり
、誘導管22を通って送風ダクト12内に吐出される。
【0026】一方、電動ファン6も作動を開始するので
、誘導管22から吐出された加湿空気が吸入口16から
吸引された車室内2の空気とともに、車室内2とくに後
部座席3に着座している車両乗員の顔部に供給される。 なお、水蒸気の発生する蒸発室20が車室内2の天井部
4に取り付けられるハウジング5内に設けられている。
【0027】よって、蒸発室20と車両乗員の顔部との
間の距離が従来技術と比較して著しく短くなっている。 この結果、加湿空気が車両乗員の顔部まで届く間の拡散
が抑えられるので、車両乗員の顔部に効率的でスポット
性の良い加湿を行える。
【0028】そして、蒸発室20内の水を全て蒸発させ
てしまうと、PTCヒータ21によって蒸発室20その
ものが加熱されることとなる。本実施例では、PTCヒ
ータ21を流れる電流値を制御回路9によって測定し、
図7のタイムチャートに示したように、電流値が設定電
流値以下に低下したとき、すなわち、蒸発室20内の水
が無くなって蒸発室20内の温度が設定温度以上に上昇
したときのみ電磁弁26を開弁するようにしている。
【0029】このため、水タンク27から水供給管28
を通って蒸発室20内に供給され、蒸発室20内の水が
無くなることによる蒸発室20の異常加熱を防止できる
。また、水供給機構8は、PTCヒータ21を流れる電
流値が設定電流値より上昇したら制御回路9により電磁
弁26が閉弁されて水タンク27から蒸発室20への水
の供給が止まるようになっている。
【0030】すなわち、蒸発室20の温度変化に応じて
蒸発室20内への水を供給量を制御することによって、
蒸発室20内には少量の水しか供給されない。このため
、PTCヒータ21によって少量の水を蒸発させること
となるので、水蒸気を発生する際に出る蒸発音を低減で
きる。さらに、少ない電力でも水蒸気が速やかに発生す
るため、省電力化を図ることができる。
【0031】また、車室内2の天井部4にハウジング5
が取り付けられており、ハウジング5のダクト用蒸気吹
出ノズル18が下方に向かって開口しているので、仮に
ダクト用蒸気吹出ノズル18内で結露が生じた場合には
、車室内2に水滴が落下する可能性がある。このため、
本実施例では、図5に示したように、ダクト用蒸気吹出
ノズル18の内周に電熱線19を巻回してダクト用蒸気
吹出ノズル18を加熱しているので、結露を防ぐことが
できる。
【0032】なお、車室内2の後部座席3に着座する車
両乗員の視界を妨げる可能性があるが、電動ファン6、
蒸発室20、電磁弁26および水タンク27はほぼ平面
上に位置するようにハウジング5内に収納し、且つ水タ
ンク27、電磁弁26、蒸発室20の順に低くなる位置
(地方向)となるように配置している。このため、乗用
車用蒸発式加湿器1が薄型構造となり、車室内2の後部
座席3に着座する車両乗員の視界を妨げることはない。
【0033】図8は第2実施例で、ダクト用吹出ノズル
を示した図である。この実施例では、第1実施例に用い
たダクト用吹出ノズル17のダクト用蒸気吹出ノズル1
8自身を電気抵抗体により構成して、バッテリ30から
電力を供給してダクト用吹出ノズル17のダクト用蒸気
吹出ノズル18自身を加熱することにより、結露を防止
するものである。
【0034】図9ないし図11は第3実施例で、図9は
乗用車用蒸発式加湿器の概略を示した図で、図10はダ
クト用吹出ノズルおよび毛細管部を示した図で、図11
は加湿器本体の誘導管および毛細管部を示した図である
。この実施例では、毛細管現象が生じる材質製の筒状体
41を送風ダクト42のダクト用吹出ノズル43内に嵌
め込んで、筒状体41内に結露した水滴を2本の案内部
46で案内して、内部に加湿空気が通るため高温とされ
た加湿器本体44の誘導管45の周囲に導いて結露を防
ぐものである。なお、47は電動ファンである。
【0035】図12は第4実施例で、ダクト用吹出ノズ
ルを示した図である。この実施例では、毛細管現象が生
じるように複数の凹所51と凸部52とを一定の間隔で
交互に形成したダクト用吹出ノズル53を設けて、ダク
ト用吹出ノズル53内に結露した水滴を第3実施例のよ
うに加湿器本体の誘導管(図示せず)の周囲に導いて結
露を防ぐものである。
【0036】図13ないし図16は第5実施例で、図1
3は乗用車用蒸発式加湿器の加湿空気の吹出方向を示し
た図で、図14は乗用車用蒸発式加湿器の概略を示した
図で、図15は乗用車用蒸発式加湿器の吹出方向切替部
を示した図である。この実施例の乗用車用蒸発式加湿器
60は、車室内61の運転席62、補助席63および後
部座席64に着座する4人の車両乗員の顔部に加湿空気
を供給するタイプである。
【0037】この実施例の送風ダクト65には、4人の
車両乗員の顔部に向かってそれぞれ加湿空気を吹き出す
4つのダクト用吹出ノズル66が設けられている。また
、加湿器本体67の蒸発室68は、一方が吹出方向切替
部69を介して4つの誘導管a〜dに連通し、他方が電
磁弁70を設けた水供給管71を介して水タンク72に
連通している。
【0038】吹出方向切替部69は、内部に連通路73
を有する回転体74を制御回路75により通電制御され
る例えばサーボモータ76等により回転駆動させること
により、加湿空気を4人の車両乗員の顔部に順に吹き出
すように加湿空気の吹出方向を切り替えるものである。
【0039】制御回路75は、図16のタイムチャート
に示したように、温度センサ77により検出された加湿
器本体67の温度を測定して、その加湿器本体67の温
度が設定温度以上に上昇したときに、電磁弁70の開弁
とともにサーボモータ76を通電するなどして回転体7
4を回転させる。このため、各誘導管a〜dと連通路7
3とが順に連通することとなり、加湿空気が4人の車両
乗員の顔部に順に吹き出す。なお、78はPTCヒータ
で、79は電動ファンである。
【0040】図17は第6実施例で、乗用車用蒸発式加
湿器の加湿空気の吹出方向を示した図である。この実施
例では、乗用車用蒸発式加湿器80に2つのダクト用吹
出ノズル81を設けて、加湿空気を第5実施例のように
後部座席82に着座した2人の車両乗員の顔部に順に吹
き出すようにしている。
【0041】図18は第7実施例で、乗用車用蒸発式加
湿器の加湿空気の吹出方向を示した図である。この実施
例では、乗用車用蒸発式加湿器90に1つのダクト用吹
出ノズル(図示せず)に連通するフレキシブル管91を
設けて、このダクト用吹出フレキシブル管91の加湿空
気の吹出方向を任意に変化させることによって、加湿空
気を後部座席92に着座した2人の車両乗員のうちどち
らか一方の車両乗員の顔部に吹き出すようにしている。
【0042】図19は第8実施例で、乗用車用蒸発式加
湿器の概略を示した図である。この実施例では、乗用車
用蒸発式加湿器1を車室内2の天井部4に取り付けるた
めにハウジング5や水タンク27等を薄型形状に形成し
ており、乗用車が坂道を通る際に水タンク27が傾いて
うまく水タンク27から蒸発室20内に水が供給されな
い可能性がある。
【0043】そこで、この実施例では、電動ファン6か
ら吐出される空気の一部を空気供給路15を介して水タ
ンク27内に導いて水タンク27内を加圧することによ
って、水タンク27が傾いても水タンク27から蒸発室
20内に容易に水が供給されるようにしている。
【0044】(変形例)  本実施例では、加熱手段と
して電気ヒータを用いたが、加熱手段として蒸発室内に
2本の電極板を設け、2本の電極板間に電圧を印加して
ジュール熱により蒸発室内の水を蒸発させるものを用い
ても良い。この加熱手段は、蒸発室内に水がなくなると
自動的に通電が止まるという特長があり、一般的に安価
である。
【0045】本実施例では、車両乗員の顔部に向かって
加湿空気が吹き出すように送風ダクトの吹出口を開口さ
せたが、車両乗員の顔部以外の車室内に向かって加湿空
気が吹き出すように送風ダクトの吹出口を開口させても
良い。
【0046】本実施例では、蒸発室内の水が設定水量以
下になったことをPTCヒータを流れる電流値や加湿器
本体の温度によって判定したが、フロートセンサ等によ
り蒸発室内の水の水量を直接検出しても良い。なお、電
動ファン、空気供給路および電磁弁等は設けられていな
くても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は、車両乗員の顔部に近い車室内
の天井部に車両用蒸発式加湿器を取り付けることによっ
て、車両乗員の顔部に効率的な加湿を行うことができる
。また、加湿空気とともに水中の不純物や細菌が車室内
に飛ばされないので、車室内の衛生状態を最適な状態に
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる車室内の天井部への乗用車
用蒸発式加湿器の装着状態を示した断面図である。
【図2】第1実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の概
略を示した構造図である。
【図3】第1実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器を示
した断面図である。
【図4】第1実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器を示
した他の断面図である。
【図5】第1実施例にかかるダクト用蒸気吹出ノズルを
示した側面図である。
【図6】第1実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器を示
した他の断面図である。
【図7】第1実施例にかかるPTCヒータの電流値およ
び電磁弁の制御状態を示したタイムチャートである。
【図8】第2実施例にかかるダクト用蒸気吹出ノズルを
示した側面図である。
【図9】第3実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の概
略を示した構造図である。
【図10】第3実施例にかかるダクト用吹出ノズルおよ
び毛細管部を示した正面図である。
【図11】第3実施例にかかる加湿器本体の誘導管およ
び毛細管部を示した斜視図である。
【図12】第4実施例にかかるダクト用吹出ノズルを示
した正面図である。
【図13】第5実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の
加湿空気の吹出方向を示した概略図である。
【図14】第5実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の
概略を示した構造図である。
【図15】第5実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の
吹出方向切替部を示した断面図である。
【図16】第5実施例にかかる加湿器本体の温度、電磁
弁の制御状態、吹出方向切替部の切替方向を示したタイ
ムチャートである。
【図17】第6実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の
加湿空気の吹出方向を示した概略図である。
【図18】第7実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の
加湿空気の吹出方向を示した概略図である。
【図19】第8実施例にかかる乗用車用蒸発式加湿器の
概略を示した構造図である。
【符号の説明】
1  乗用車用蒸発式加湿器(車両用蒸発式加湿器)2
  車室内 5  ハウジング 7  加湿器本体(水蒸気発生手段) 20  蒸発室(蒸発部) 21  PTCヒータ(加熱手段) 44  加湿器本体(水蒸気発生手段)60  乗用車
用蒸発式加湿器(車両用蒸発式加湿器)61  車室内 67  加湿器本体(水蒸気発生手段)68  蒸発室
(蒸発部) 78  PTCヒータ(加熱手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)内部に水が流入する蒸発部、お
    よびこの蒸発部内に流入した水を加熱して水蒸気を発生
    する加熱手段を有する水蒸気発生手段と、(b)車室内
    の天井部に取り付けられ、内部に前記水蒸気発生手段を
    収納するとともに、前記蒸発部内の水蒸気を前記車室内
    に向かって吹き出す吹出口を有するハウジングとを備え
    た車両用蒸発式加湿器。
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