JPH0430258Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430258Y2 JPH0430258Y2 JP1987051914U JP5191487U JPH0430258Y2 JP H0430258 Y2 JPH0430258 Y2 JP H0430258Y2 JP 1987051914 U JP1987051914 U JP 1987051914U JP 5191487 U JP5191487 U JP 5191487U JP H0430258 Y2 JPH0430258 Y2 JP H0430258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ash
- eaves
- present
- eaves gutter
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術の属する分野)
本考案は、火山地帯など降灰量の特に多い地方
の家屋に、火山灰対策用として使用する軒樋に関
するものである。
の家屋に、火山灰対策用として使用する軒樋に関
するものである。
(従来技術とその問題点)
従来、火山地帯など降灰量の多い地方では、屋
根に積つた灰が降雨により軒樋に流下しても、従
来の軒樋では、該軒樋に留つた灰は自然降雨のみ
では排除されず、軒樋の機能を喪失し、かつ灰の
堆積重量によつて破損しやすいと云う問題点があ
つた。
根に積つた灰が降雨により軒樋に流下しても、従
来の軒樋では、該軒樋に留つた灰は自然降雨のみ
では排除されず、軒樋の機能を喪失し、かつ灰の
堆積重量によつて破損しやすいと云う問題点があ
つた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記問題点を解決するものであつ
て、その要旨は、断面形状が逆台形で、その開き
角度θが40〜60°であると共に、底部の幅寸法L
が5〜20mmであることを特徴とする軒樋である。
て、その要旨は、断面形状が逆台形で、その開き
角度θが40〜60°であると共に、底部の幅寸法L
が5〜20mmであることを特徴とする軒樋である。
以下、本考案について具体的に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を斜視図で示す。
第2図は、第1図の本考案品を軒先に取付けた
施工態様を示す略図である。
施工態様を示す略図である。
本考案の軒樋は、第1図に示す実施例の如く断
面形状が逆台形で、軒樋の開き角度θが40〜60°
であることを要する。
面形状が逆台形で、軒樋の開き角度θが40〜60°
であることを要する。
θ角度が40°未満であると、水深が増して流れ
は速くなるが、流れと灰との接触面が少なくな
り、灰の排除能力が低下する。またθ角度が60°
を超えると流速が低下したり、水深が不足するの
で所望の排除能力が得られない。
は速くなるが、流れと灰との接触面が少なくな
り、灰の排除能力が低下する。またθ角度が60°
を超えると流速が低下したり、水深が不足するの
で所望の排除能力が得られない。
本考案の軒樋は、上記開き角度θを有する断面
形状が逆台形のものであるが、その底部には幅寸
法Lが5〜20mm範囲の部分を形成してなるもので
ある。上記のように底部に幅寸法Lを形成せず、
鋭角の底部を形成した場合は、灰の滞留現象が生
じ完全に排除されない。
形状が逆台形のものであるが、その底部には幅寸
法Lが5〜20mm範囲の部分を形成してなるもので
ある。上記のように底部に幅寸法Lを形成せず、
鋭角の底部を形成した場合は、灰の滞留現象が生
じ完全に排除されない。
本考案の軒樋の取付け勾配は、特別に降水量が
多くない限り屋根の軒先外観を著しく損わない程
度、即ち3/100〜5/100範囲に設定するとよい。上
記取付け勾配が3/100以下の小さい勾配では、本
考案の軒樋断面形状を有していても灰排除能力は
不十分となり、また逆に5/100以上の大きい勾配
では、軒先の外観を損ない好ましくない。
多くない限り屋根の軒先外観を著しく損わない程
度、即ち3/100〜5/100範囲に設定するとよい。上
記取付け勾配が3/100以下の小さい勾配では、本
考案の軒樋断面形状を有していても灰排除能力は
不十分となり、また逆に5/100以上の大きい勾配
では、軒先の外観を損ない好ましくない。
実施例
第1図に示す形状の軒樋1の開き角度θが50°、
その底部の幅寸法Lが10mm、深さHが120mmのも
のを用い、第2図に施工態様を示す如く、P=
2000mmとし、その中間に上合2を介し竪樋3へ排
出するように取付け、勾配を4/100に設定した。
その底部の幅寸法Lが10mm、深さHが120mmのも
のを用い、第2図に施工態様を示す如く、P=
2000mmとし、その中間に上合2を介し竪樋3へ排
出するように取付け、勾配を4/100に設定した。
上記条件下であれば、火山地帯を想定した降灰
量が特に多い場合であつても、自然降雨量程度で
灰の排除能力は大きく、軒樋中に灰が滞留堆積す
ると云う現象もなかつた。
量が特に多い場合であつても、自然降雨量程度で
灰の排除能力は大きく、軒樋中に灰が滞留堆積す
ると云う現象もなかつた。
(考案の効果)
本考案は、上記構成よりなるので下記効果を奏
する。
する。
即ち、本考案は断面形状が逆台形であつて、そ
の開き角度θを40〜60°とし、その底部に5〜20
mmの幅寸法Lを形成したことにより、軒先の外観
を著しく損うことのない程度の取付け勾配であつ
ても、自然降雨のみで火山灰が軒樋中を円滑に流
れ、効率的な灰の排除が可能となつた。
の開き角度θを40〜60°とし、その底部に5〜20
mmの幅寸法Lを形成したことにより、軒先の外観
を著しく損うことのない程度の取付け勾配であつ
ても、自然降雨のみで火山灰が軒樋中を円滑に流
れ、効率的な灰の排除が可能となつた。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。第2図は、第1図の本考案品を軒先に取付け
た施工態様を示す略図である。 1……軒樋、2……上合、3……竪樋。
る。第2図は、第1図の本考案品を軒先に取付け
た施工態様を示す略図である。 1……軒樋、2……上合、3……竪樋。
Claims (1)
- 断面形状が逆台形で、その開き角度θが40〜
60°であると共に、底部の幅寸法Lが5〜20mmで
あることを特徴とする軒樋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051914U JPH0430258Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051914U JPH0430258Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159023U JPS63159023U (ja) | 1988-10-18 |
JPH0430258Y2 true JPH0430258Y2 (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=30876618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987051914U Expired JPH0430258Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430258Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897217U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-01 | 桜井建材産業株式会社 | 雨樋 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP1987051914U patent/JPH0430258Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159023U (ja) | 1988-10-18 |
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