JPS6117136Y2 - - Google Patents

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JPS6117136Y2
JPS6117136Y2 JP2407480U JP2407480U JPS6117136Y2 JP S6117136 Y2 JPS6117136 Y2 JP S6117136Y2 JP 2407480 U JP2407480 U JP 2407480U JP 2407480 U JP2407480 U JP 2407480U JP S6117136 Y2 JPS6117136 Y2 JP S6117136Y2
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JP
Japan
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roof
main body
plate material
eaves
roof main
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JP2407480U
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JPS56139752U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は寒冷地用軒先修め装置に関するもので
ある。
従来、寒冷地用特に積雪量の多い地域における
屋根は、第4図示のように屋根aに雪bが降る
と、軒先cにある雪は冷気により凍り、いわゆる
「つらら」dや氷堤ができ「すがもり」現象がお
きる。例えば、折版構造などの大型屋根になる
と、1個の「つらら」が100Kgをこすものもあ
る。
従つて、軒先cに取付けた雨樋は、主に「つら
ら」のために破損したり、変形したりする原因と
なる。このため北海道のような積雪寒冷地帯で
は、原則として雨樋を取付けない建物が多い。
このように積雪寒冷地帯にあつては、冬期は雨
樋を取付けない方が雨樋の破損などはおきないの
で、経済的であり、しかも日常不便さを感ずるこ
とがない。
しかし、冬期以外の季期にあつては、逆に雨樋
がないと、軒先cから雨水が直接流落ちる欠点が
ある。
本考案はこのような観点に鑑み、特に屋根の軒
先の保護と雪止めを目的とした既設の屋根にも、
簡易に取付けることができる取扱いが簡易な寒冷
地用軒先修め装置を提供せんとするものである。
以下、本考案の詳細を一実施例をもつて説明す
る。
1は屋根本体で、頂部1a、傾斜部1b,1
b、底部1cを有するV型、W型など任意形状の
周知構造の屋根であり、新設屋根は勿論のこと、
既設の古い屋根であつてもよく、またその屋根材
は任意であり、その材質は問わないものである。
2は前記屋根本体1の軒先部3の上面に、例え
ば緊定金物4,4…を解して設置した下向きの折
曲片5を先端部に形成してなる板材で、この板材
2により軒先部3は二重構造の屋根に構成してあ
る。
この板材2は頂部2a、傾斜部2b,2b、底
部2cを有する断面形状をV型、W型など金属製
の任意形状の屋根型であり、前記屋根本体1とは
同形でも、異形の屋根型でもよい。
つまり、屋根本体1の頂部1a,1a,…に、
板材2の底部2c,2c,…を載置し、緊定金物
4,4,…を介して屋根本体1の上面に板材2を
固定してある。
この場合、屋根本体1の底部1cに、板材2の
底部2cが当接しないため、屋根主体1の底部1
cの上方には、板材2の頂部2aと傾斜部2b,
2bで囲まれる間隔11が形成され、屋根本体1
上を雪水や雨水が流れるように構成される。
なお、この実施例にあつては、屋根本体1は、
図示のように波形屋根で構成されている。
6は外壁で、空所7を構成し、この空所7には
雨樋8を取付けてあり、この雨樋8の適位置に
は、外壁6の内側(室内側)に沿う竪樋9を取付
けてある。
本考案は以上の構成であれば、屋根主体1の軒
先部3上に設置した板材2は、先端部を下方向き
の折曲片5に構成してあるから、この折曲片5部
分において、板材2に積もつている雪は自然に落
下し、上記従来の軒先部における積雪を解決で
き、「つらら」や「すがもり」現象などを生ずる
ことがなく、凍害を主たる原因とする軒先部3の
損傷を防ぐことができる。
しかも、板材2は先端部の折曲片5を除いて、
軒先部3の屋根主体1上に突出状態に載置してあ
るから、この板材2の基端部側の端縁部におい
て、屋根主体1上に積る雪を受け止めることがで
きる。
従つて、従来のような特別構成の雪止め装置を
必要とせずに、本考案の装置により、雪止め効果
を充分期待できる。
なお、板材2の折曲片5と外壁6の先端部とで
構成される空所7に雨樋8を取付けた場合、この
雨樋8に直接雪が積もらないので、雨樋8を保護
でき、雨樋8の破損などを防止できるし、屋根主
体1と板材2との間隔11より融雪水が雨樋8に
流れる。
この場合、折曲片5が太陽熱を受けることによ
り、雨樋8の内部は温められるから、樋8内の融
雪水は凍ることがなくなり、いわゆる氷堤現象を
防ぐことができ、「すがもり」を完全に防止でき
る。
また、本考案は屋根主体1の軒先部3に緊定金
物4,4,…などを介して板材2を取り付けるこ
とができる構成であるから、新設の屋根は勿論の
こと、既設の古い屋根にも設置できると共に、こ
の屋根主体1と同形あるいは異形の板材2を簡易
に取り付けることができる効果がある。
さらに、本考案は第3図示のように竪樋9の部
分の板材2の頂部2a,2aを左右に隣接する板
材2,2の頂部2a,2aに重ね合わせる構成に
すると、積雪時以外の季期に雨樋にゴミや木の葉
などが溜つた場合、この板材2のみを取外すこと
により、雨樋のゴミなどを簡易に除去できる効果
にも期待できるものである。
しかも、折曲片5の先端部と外壁6の先端部と
に化粧板10を取付け、空所7を外気と遮断し、
雨樋8と竪樋9とも外気から保護する構成にする
と、樋内の凍結を完全に防止でき、「すがもり」
を防ぐことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し第1図は一部切欠
側面図、第2図は概略説明用の側面図、第3図は
概略説明用の正面図、第4図及び第5図は従来の
屋根の概略説明図である。 1……屋根主体、2……板材、3……軒先、5
……折曲片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 任意形状の屋根主体1の軒先部3上面に、この
    屋根主体1と同形或いは異形の断面形状を有し、
    且つ先端部に下向ききの折曲片5を形成した板材
    2を、この板材2の底部2c,2c,…を前記主
    体1の頂部2a,2a,…に載置固定し、屋根主
    体1と板材2との間に間隔11と、折曲片5の建
    物の外壁6の上端部に雨樋8用の空所7とを構成
    してなる寒冷地用軒先修め装置。
JP2407480U 1980-02-26 1980-02-26 Expired JPS6117136Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2407480U JPS6117136Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

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JP2407480U JPS6117136Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56139752U JPS56139752U (ja) 1981-10-22
JPS6117136Y2 true JPS6117136Y2 (ja) 1986-05-26

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ID=29620166

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JP2407480U Expired JPS6117136Y2 (ja) 1980-02-26 1980-02-26

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JP (1) JPS6117136Y2 (ja)

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JPS56139752U (ja) 1981-10-22

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