JPH04186Y2 - - Google Patents
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- JPH04186Y2 JPH04186Y2 JP19073086U JP19073086U JPH04186Y2 JP H04186 Y2 JPH04186 Y2 JP H04186Y2 JP 19073086 U JP19073086 U JP 19073086U JP 19073086 U JP19073086 U JP 19073086U JP H04186 Y2 JPH04186 Y2 JP H04186Y2
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- main body
- upper plate
- snow
- plate
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- Expired
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、屋根軒先の氷結防止器の構造に関す
る。
る。
多雪地域にあつて冬期屋根上に積る雪は、日中
気温の上昇と室内の暖気のため屋根上で融雪し軒
先部分に滑下して来る。そして夜気温が低下し寒
風が吹くと凍結し、また降雪があり、これを繰返
すことによつて軒先の凍結雪はその量を増し軒の
先端に巻き込み、あるいはツララとなつて樋を破
損したり、また屋根上の融雪水が溜り屋根裏に水
が廻り「スガモレ」という雨漏りの原因となるば
かりか、春先にはこの凍結雪が落下して思わぬ事
故を引き起す原因となつている。
気温の上昇と室内の暖気のため屋根上で融雪し軒
先部分に滑下して来る。そして夜気温が低下し寒
風が吹くと凍結し、また降雪があり、これを繰返
すことによつて軒先の凍結雪はその量を増し軒の
先端に巻き込み、あるいはツララとなつて樋を破
損したり、また屋根上の融雪水が溜り屋根裏に水
が廻り「スガモレ」という雨漏りの原因となるば
かりか、春先にはこの凍結雪が落下して思わぬ事
故を引き起す原因となつている。
このため、この種の屋根軒先消雪にはパネルヒ
ーターを使用して積極的に消雪を促すものや、軒
先に雪止め器を取付けるもの等種々の考案がなさ
れているが、装置が大がかりになるばかりか消雪
の効果も期待しうるものではなかつた。
ーターを使用して積極的に消雪を促すものや、軒
先に雪止め器を取付けるもの等種々の考案がなさ
れているが、装置が大がかりになるばかりか消雪
の効果も期待しうるものではなかつた。
本考案は、このような樋の破損や凍結雪の落下
事故、あるいは雨漏りを防ぐために考案されたも
のであつて、寒風が直接軒先に当らないように軒
先と雨樋を被覆し、さらに室内の暖気と太陽の輻
射熱により氷結防止器本体内部に暖気層をつくり
軒先の氷結と雨樋の破損を防ぎ軒先廻りの消雪を
促進させることを目的とするものである。
事故、あるいは雨漏りを防ぐために考案されたも
のであつて、寒風が直接軒先に当らないように軒
先と雨樋を被覆し、さらに室内の暖気と太陽の輻
射熱により氷結防止器本体内部に暖気層をつくり
軒先の氷結と雨樋の破損を防ぎ軒先廻りの消雪を
促進させることを目的とするものである。
添付図面により本考案の屋根軒先氷結防止器を
説明すると、第１図は本考案の氷結防止器本体Ａ
の断面図を示し、第２図はこの本体の軒先に装着
した実施例図を示すものであつて、本器は少なく
とも北側に面した屋根軒先全長に亘つて装着する
ため当然のことながら横長に構成されている。
説明すると、第１図は本考案の氷結防止器本体Ａ
の断面図を示し、第２図はこの本体の軒先に装着
した実施例図を示すものであつて、本器は少なく
とも北側に面した屋根軒先全長に亘つて装着する
ため当然のことながら横長に構成されている。
図において本体Ａは弾性を有する板体を使用
し、折点Ｓによつて折曲げて上板１と下板２に成
形されている。この本体Ａの材料としては弾性を
要するため合成樹脂であればポリカーボネート樹
脂、硬質塩化ビニル樹脂等が適当であり、また金
属板であれば薄型の鋼板が適当であるが、金属板
の場合は霜付きを防止するため樹脂塗装をする必
要がある。この本体Ａの上板１には適所に多数の
水抜き孔１０を穿設すると共に、上板１の軒先端
附近に止水溝１２を形成し、この止水溝１２の底
に水抜き孔１１を穿設し、上板１の最先端に断面
Ｌ型の雨樋覆い３を装着する。また下板２は本体
支持枠４に台座５を介して螺着固定し、本体支持
枠４の上端にはフツク７を形成する。また図中の
符号６は下板２と本体支持枠４を固定する固定ビ
スである。
し、折点Ｓによつて折曲げて上板１と下板２に成
形されている。この本体Ａの材料としては弾性を
要するため合成樹脂であればポリカーボネート樹
脂、硬質塩化ビニル樹脂等が適当であり、また金
属板であれば薄型の鋼板が適当であるが、金属板
の場合は霜付きを防止するため樹脂塗装をする必
要がある。この本体Ａの上板１には適所に多数の
水抜き孔１０を穿設すると共に、上板１の軒先端
附近に止水溝１２を形成し、この止水溝１２の底
に水抜き孔１１を穿設し、上板１の最先端に断面
Ｌ型の雨樋覆い３を装着する。また下板２は本体
支持枠４に台座５を介して螺着固定し、本体支持
枠４の上端にはフツク７を形成する。また図中の
符号６は下板２と本体支持枠４を固定する固定ビ
スである。
本体Ａの先端に装着する断面Ｌ型の雨樋覆い３
は、太陽の輻射熱を吸収し易いようにするため本
体Ａの材質のものと異り、黒色に塗装着色した方
が効果的であるがその選択は任意である。またこ
の雨樋覆い３の装着に当つては雨樋Ｔの位置によ
り調整ビス１３で軒先の出入を加減する。そして
このように本体Ａは、全体として弾性材料で成形
されているために風に煽られて自由に揺動するよ
う構成されている。
は、太陽の輻射熱を吸収し易いようにするため本
体Ａの材質のものと異り、黒色に塗装着色した方
が効果的であるがその選択は任意である。またこ
の雨樋覆い３の装着に当つては雨樋Ｔの位置によ
り調整ビス１３で軒先の出入を加減する。そして
このように本体Ａは、全体として弾性材料で成形
されているために風に煽られて自由に揺動するよ
う構成されている。
次に第２図において、本体Ａの軒先取付け手
段、ならびに作用効果の実施例を説明すると、図
において、Ｂは屋根板を示し、Ｒは雪止めアング
ルを示す。先ず本体支持枠４の上端のフツク７を
利用して番線等の支持金物８を介して本体Ａを雪
止めアングルＲに固定する。そして雨樋覆い３を
雨樋Ｔの位置に合せて調整ビス１３で微調整して
取付けが終了する。
段、ならびに作用効果の実施例を説明すると、図
において、Ｂは屋根板を示し、Ｒは雪止めアング
ルを示す。先ず本体支持枠４の上端のフツク７を
利用して番線等の支持金物８を介して本体Ａを雪
止めアングルＲに固定する。そして雨樋覆い３を
雨樋Ｔの位置に合せて調整ビス１３で微調整して
取付けが終了する。
本考案の屋根軒先氷結防止器は上述の構成であ
つて、第２図の実施例に示す如く屋根軒先部に雪
止めアングルＲによつて簡単に取付けることがで
き、積雪の際は本体Ａの上板１は仮想線で示す位
置に下り、したがつて雨樋覆い３も３′の位置に
下つて雨樋Ｔを被覆保護し、しかもこの雨樋覆い
３は断面Ｌ型に形成されて軒端を覆うため寒風の
吹当りを防ぎ、室内からの暖気Ｘと太陽の輻射熱
Ｙによつて本体Ａの空間内には脱気層が形成され
て雪の滑落と融雪を促し、またこれにより融けた
水は水抜き孔１０および止水溝１２によつて軒端
方向への流出を阻止できるため氷結やツララの発
生を防ぎ、また本体Ａは弾性体であるために風の
煽りによつて角α揺動するため軒先に積つた少量
の雪は自然に落下する。
つて、第２図の実施例に示す如く屋根軒先部に雪
止めアングルＲによつて簡単に取付けることがで
き、積雪の際は本体Ａの上板１は仮想線で示す位
置に下り、したがつて雨樋覆い３も３′の位置に
下つて雨樋Ｔを被覆保護し、しかもこの雨樋覆い
３は断面Ｌ型に形成されて軒端を覆うため寒風の
吹当りを防ぎ、室内からの暖気Ｘと太陽の輻射熱
Ｙによつて本体Ａの空間内には脱気層が形成され
て雪の滑落と融雪を促し、またこれにより融けた
水は水抜き孔１０および止水溝１２によつて軒端
方向への流出を阻止できるため氷結やツララの発
生を防ぎ、また本体Ａは弾性体であるために風の
煽りによつて角α揺動するため軒先に積つた少量
の雪は自然に落下する。
本考案の屋根軒先氷結防止器は上記の如く、軒
端への寒風の当りを防ぎ、しかも本体Ａの空間に
暖気層を形成するため、従来からみられるこの種
軒先消雪具に比較して格段に優れた作用効果を奏
し、しかも取付けが簡単であるから多雪地域の屋
根に使用してその実用上の利用効果はきわめて大
きい。
端への寒風の当りを防ぎ、しかも本体Ａの空間に
暖気層を形成するため、従来からみられるこの種
軒先消雪具に比較して格段に優れた作用効果を奏
し、しかも取付けが簡単であるから多雪地域の屋
根に使用してその実用上の利用効果はきわめて大
きい。
第１図は本考案の軒先氷結防止器本体の断面図
であり、第２図は取付けの実施例図を示す。 １……上板、２……下板、３……雨樋覆い、４
……本体支持枠、７……フツク、１０，１１……
水抜き孔、１２……水止め溝、Ａ……本体、Ｂ…
…屋根板、Ｒ……雪止めアングル。
であり、第２図は取付けの実施例図を示す。 １……上板、２……下板、３……雨樋覆い、４
……本体支持枠、７……フツク、１０，１１……
水抜き孔、１２……水止め溝、Ａ……本体、Ｂ…
…屋根板、Ｒ……雪止めアングル。
Claims (1)
- 弾性を有する板体を折点Ｓによつて折曲げて上
板１と下板２よりなる本体Ａを形成し、該本体Ａ
の上板１に多数の水抜き孔１０を設けると共に上
板１の軒先端附近に溝１２を形成し、該溝１２の
底部に水抜き孔１１を穿設し、上板１の最先端に
断面Ｌ型の雨樋覆い３を装着する一方、下板２を
本体支持枠４に台座５を介して螺着し、該本体支
持枠４を上端のフツク７によつて雪止めアングル
材Ｒに固定して屋根軒先上に配したことを特徴と
した屋根軒先氷結防止器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19073086U JPH04186Y2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19073086U JPH04186Y2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6394230U JPS6394230U (ja) | 1988-06-17 |
| JPH04186Y2 true JPH04186Y2 (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=31144223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19073086U Expired JPH04186Y2 (ja) | 1986-12-11 | 1986-12-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04186Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015025342A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 株式会社長谷川工業所 | 落雪防止板及び落雪防止システム |
-
1986
- 1986-12-11 JP JP19073086U patent/JPH04186Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6394230U (ja) | 1988-06-17 |
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