JPH04302198A - シールド部品及びその製造方法 - Google Patents
シールド部品及びその製造方法Info
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- JPH04302198A JPH04302198A JP9120791A JP9120791A JPH04302198A JP H04302198 A JPH04302198 A JP H04302198A JP 9120791 A JP9120791 A JP 9120791A JP 9120791 A JP9120791 A JP 9120791A JP H04302198 A JPH04302198 A JP H04302198A
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波で動作する回路基
板を収納したシールド部品及びその製造方法に関するも
のである。
板を収納したシールド部品及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路技術、実装技術の発達に
より、OA機器、通信機器に使用される電子回路装置は
高密度小型化と成っている。これらに使用される機器は
、機器外部の電磁ノイズを受けないように、また外部に
電磁ノイズを出さないようにシールドする必要がある。 現在、シールドされた小型部品を、如何に構造的に、製
造工程的に、容易に組立られる技術を確立することが重
要である。
より、OA機器、通信機器に使用される電子回路装置は
高密度小型化と成っている。これらに使用される機器は
、機器外部の電磁ノイズを受けないように、また外部に
電磁ノイズを出さないようにシールドする必要がある。 現在、シールドされた小型部品を、如何に構造的に、製
造工程的に、容易に組立られる技術を確立することが重
要である。
【0003】従来、多用されているシールド部品の構造
は、図12、図13に示すように、回路基板61を、金
属製下ケース62と金属製上ケース63とで収納してい
た。
は、図12、図13に示すように、回路基板61を、金
属製下ケース62と金属製上ケース63とで収納してい
た。
【0004】図12では、金属製下ケース62を筺体状
に形成し、その空間aの底面に所定回路基板61を接合
して、配置した後、該金属製下ケース62の側壁64・
・・に、筺体状の金属製上ケース63を覆っていた。こ
の構造で、金属製下ケース62と金属製上ケース63と
を密着させるために、金属製上ケース63の側壁65・
・・にバネ性をもたせ、金属製下ケース62の側壁64
・・・とを圧着状態にして半田接合を行っていた。
に形成し、その空間aの底面に所定回路基板61を接合
して、配置した後、該金属製下ケース62の側壁64・
・・に、筺体状の金属製上ケース63を覆っていた。こ
の構造で、金属製下ケース62と金属製上ケース63と
を密着させるために、金属製上ケース63の側壁65・
・・にバネ性をもたせ、金属製下ケース62の側壁64
・・・とを圧着状態にして半田接合を行っていた。
【0005】図13では、金属製下ケース62を板状に
形成し、該板状の金属製下ケース62の各辺から上方に
垂直に延びる折り曲げ片66・・・を設け、該金属製下
ケース62に所定回路基板61を接合して、配置した後
、該金属製下ケース62の折り曲げ片66・・・に、筺
体状の金属製上ケース63を覆っていた。この構造で、
金属製下ケース62と金属製上ケース63とを密着させ
るために、金属製上ケース63の側壁67・・・に半田
接合用穴68・・・を設け、該半田接合用穴68・・・
から露出する折り曲げ片66・・・で半田接合を行って
いた。
形成し、該板状の金属製下ケース62の各辺から上方に
垂直に延びる折り曲げ片66・・・を設け、該金属製下
ケース62に所定回路基板61を接合して、配置した後
、該金属製下ケース62の折り曲げ片66・・・に、筺
体状の金属製上ケース63を覆っていた。この構造で、
金属製下ケース62と金属製上ケース63とを密着させ
るために、金属製上ケース63の側壁67・・・に半田
接合用穴68・・・を設け、該半田接合用穴68・・・
から露出する折り曲げ片66・・・で半田接合を行って
いた。
【0006】
【従来技術の問題点】しかしながら、従来のシールド部
品においては、いずれも個々の所定回路基板61を金属
製下ケース62に接合していたため、益々小型化する部
品においては、回路基板61と金属製下ケース62との
接合が極めて困難な作業となっていた。特に、シールド
特性を向上させるためには、回路基板61と金属製下ケ
ース62との接合を広範囲で且つ均一に接合させる必要
があるが、個々のシールド部品においてバラツキが生じ
ることがあった。
品においては、いずれも個々の所定回路基板61を金属
製下ケース62に接合していたため、益々小型化する部
品においては、回路基板61と金属製下ケース62との
接合が極めて困難な作業となっていた。特に、シールド
特性を向上させるためには、回路基板61と金属製下ケ
ース62との接合を広範囲で且つ均一に接合させる必要
があるが、個々のシールド部品においてバラツキが生じ
ることがあった。
【0007】また、金属製下ケース62から垂直に延び
る側壁64・・・や折り曲げ片66・・・と、金属製上
ケース63の側壁67・・・とを確実に接合させるため
に、金属製下ケース62及び金属製上ケース63の寸法
を厳密に設計する必要があり、また、垂直同士の折り曲
げ片66・・・(側壁64・・・)と金属製上ケース6
3の側壁67・・・とを半田接合することは困難であっ
た。
る側壁64・・・や折り曲げ片66・・・と、金属製上
ケース63の側壁67・・・とを確実に接合させるため
に、金属製下ケース62及び金属製上ケース63の寸法
を厳密に設計する必要があり、また、垂直同士の折り曲
げ片66・・・(側壁64・・・)と金属製上ケース6
3の側壁67・・・とを半田接合することは困難であっ
た。
【0008】いずれにしても、安定したシールド効果を
得るための製造組立は、極めて困難であった。
得るための製造組立は、極めて困難であった。
【0009】
【本発明の目的】本発明は上述の問題点に鑑みて案出さ
れたものであり、第1の発明の目的は、金属製下ケース
及び金属製上ケースとの接合が容易な構造を提供するも
のである。
れたものであり、第1の発明の目的は、金属製下ケース
及び金属製上ケースとの接合が容易な構造を提供するも
のである。
【0010】また、第2の目的は、製造が極めて簡略化
でき、安定して金属製下ケースと回路基板とを接合でき
、小型な部品に適したシールド部品の製造方法を提供す
ることにある。
でき、安定して金属製下ケースと回路基板とを接合でき
、小型な部品に適したシールド部品の製造方法を提供す
ることにある。
【0011】
【目的を達成するための具体的な手段】第1の本発明に
よれば、回路基板を金属製下ケースと金属製上ケースと
から成る金属ケースに収納したシールド部品であって、
前記金属製下ケースは、その端部に上方に屈曲し且つ係
止穴を形成した折り曲げ片を有し、前記金属製上ケース
は、その側面に係止突片を形成した傾斜部を有しており
、金属製下ケースと金属製上ケースとは前記折り曲げ片
の係止穴に係止突片を係合させるとともに、半田接合さ
れていることを特徴とするシールド部品である。
よれば、回路基板を金属製下ケースと金属製上ケースと
から成る金属ケースに収納したシールド部品であって、
前記金属製下ケースは、その端部に上方に屈曲し且つ係
止穴を形成した折り曲げ片を有し、前記金属製上ケース
は、その側面に係止突片を形成した傾斜部を有しており
、金属製下ケースと金属製上ケースとは前記折り曲げ片
の係止穴に係止突片を係合させるとともに、半田接合さ
れていることを特徴とするシールド部品である。
【0012】また、第2の発明によれば、回路基板を金
属製下ケースと金属製上ケースとから成る金属ケースに
収納したシールド部品であって、前記金属製下ケースは
、その端部に上方に屈曲し且つ突起を形成した折り曲げ
片を有し、前記金属製上ケースは、その側面に係止穴を
形成した傾斜部を有しており、金属製下ケースと金属製
上ケースとは前記係止穴に折り曲げ片の係起を係合させ
るとともに、半田接合されていることを特徴とするシー
ルド部品である。
属製下ケースと金属製上ケースとから成る金属ケースに
収納したシールド部品であって、前記金属製下ケースは
、その端部に上方に屈曲し且つ突起を形成した折り曲げ
片を有し、前記金属製上ケースは、その側面に係止穴を
形成した傾斜部を有しており、金属製下ケースと金属製
上ケースとは前記係止穴に折り曲げ片の係起を係合させ
るとともに、半田接合されていることを特徴とするシー
ルド部品である。
【0013】また、第3の発明によれば、回路基板を金
属製下ケースと金属製上ケースとから成る金属製ケース
に収納したシールド部品において、大型基板に多数の回
路基板を分離するための分割用溝及び分割用溝に跨がる
切り欠け穴を形成するとともに、表面に所定回路パター
ン及び裏面にアースパターンを準備する工程と、該大型
基板の表面の所定回路パターン上に高温半田を介して電
子部品を搭載する工程と、該大型基板の裏面のアースパ
ターン上に半田を塗布する工程と、前記金属製下ケース
の上方に屈曲した折り曲げ片を、該基板切り欠け穴に貫
通し、大型基板の裏面と金属製下ケースとをリフロー炉
でもって半田接合する工程と、前記分割用溝に沿って、
大型基板を個々の回路基板に分割する工程と、前記金属
製下ケースの屈曲した折り曲げ片に金属製上ケースを固
定して、回路基板を金属製上ケースで覆う工程とから成
るシールド部品の製造方法である。
属製下ケースと金属製上ケースとから成る金属製ケース
に収納したシールド部品において、大型基板に多数の回
路基板を分離するための分割用溝及び分割用溝に跨がる
切り欠け穴を形成するとともに、表面に所定回路パター
ン及び裏面にアースパターンを準備する工程と、該大型
基板の表面の所定回路パターン上に高温半田を介して電
子部品を搭載する工程と、該大型基板の裏面のアースパ
ターン上に半田を塗布する工程と、前記金属製下ケース
の上方に屈曲した折り曲げ片を、該基板切り欠け穴に貫
通し、大型基板の裏面と金属製下ケースとをリフロー炉
でもって半田接合する工程と、前記分割用溝に沿って、
大型基板を個々の回路基板に分割する工程と、前記金属
製下ケースの屈曲した折り曲げ片に金属製上ケースを固
定して、回路基板を金属製上ケースで覆う工程とから成
るシールド部品の製造方法である。
【0014】
【作用】以上の第1及び第2発明によれば、金属製下ケ
ースの端部の折り曲げ片の係止穴又は突起が、金属製上
ケースの側壁の傾斜部に形成した係止突片又は係止穴に
係合され、金属製上ケースの外部に折り曲げ片の一部が
露出することになる。このため、金属製下ケースの折り
曲げ片と金属製上ケースとの半田接合が簡単且つ確実に
行える。また、折り曲げ片のバネ性によって傾斜部と強
固に接合できるので、機械的な接合及び電気的な接続が
確実に行え、シールド効果の高いシールド部品が達成で
きる。また、金属製上ケースの開口が回路基板よりも大
きく設定されているので、回路基板の位置ずれを吸収で
き、製造が工程が簡単となる。
ースの端部の折り曲げ片の係止穴又は突起が、金属製上
ケースの側壁の傾斜部に形成した係止突片又は係止穴に
係合され、金属製上ケースの外部に折り曲げ片の一部が
露出することになる。このため、金属製下ケースの折り
曲げ片と金属製上ケースとの半田接合が簡単且つ確実に
行える。また、折り曲げ片のバネ性によって傾斜部と強
固に接合できるので、機械的な接合及び電気的な接続が
確実に行え、シールド効果の高いシールド部品が達成で
きる。また、金属製上ケースの開口が回路基板よりも大
きく設定されているので、回路基板の位置ずれを吸収で
き、製造が工程が簡単となる。
【0015】また、第3の発明によれば、回路基板と金
属製下ケースとの接合が、回路基板を個々に分割する以
前の大型基板でおこなうので、小型化された個々の回路
基板を夫々、金属製下ケースに接合するという複雑な製
造工程を行う必要がなく、複数の回路基板に対して一括
的に、均一な接合が可能となる。
属製下ケースとの接合が、回路基板を個々に分割する以
前の大型基板でおこなうので、小型化された個々の回路
基板を夫々、金属製下ケースに接合するという複雑な製
造工程を行う必要がなく、複数の回路基板に対して一括
的に、均一な接合が可能となる。
【0016】これにより、回路基板が小型化されたシー
ルド部品の製造において、効率よく、さらに製造歩留を
向上して、安定なシールド効果をもつシールド部品が製
造される。
ルド部品の製造において、効率よく、さらに製造歩留を
向上して、安定なシールド効果をもつシールド部品が製
造される。
【0017】
【実施例】以下、本発明のシールド部品を図面に基いて
詳説する。
詳説する。
【0018】図1、図2は、本発明のシールド部品の断
面構造及び外観斜視を示す。
面構造及び外観斜視を示す。
【0019】本発明のシールド部品は、回路基板1と金
属製下ケース2と金属製上ケース3とから構成されてい
る。
属製下ケース2と金属製上ケース3とから構成されてい
る。
【0020】回路基板1は、セラミック、ガラス−エポ
キシ基板などからなり、基板1表面には、所定回路パタ
ーン11が、さらに該所定回路パターン11に半田53
を介して電子部品12が接合されている。
キシ基板などからなり、基板1表面には、所定回路パタ
ーン11が、さらに該所定回路パターン11に半田53
を介して電子部品12が接合されている。
【0021】また、回路基板1は、裏面には大面積のア
ースパターン13が形成されている。上述の所定回路パ
ターン11及びアースパターン13は、銅ペーストによ
る印刷・焼成により焼きつけたり、また銅エッチングパ
ターンより形成する。
ースパターン13が形成されている。上述の所定回路パ
ターン11及びアースパターン13は、銅ペーストによ
る印刷・焼成により焼きつけたり、また銅エッチングパ
ターンより形成する。
【0022】また、回路基板1の外周部には、基板切り
欠け部14、15、16、17が形成されている。この
基板切り欠け部14、15、16、17の寸法は、金属
製下ケース2から延びる折り曲げ片が貫通・通過可能な
形状となっている。
欠け部14、15、16、17が形成されている。この
基板切り欠け部14、15、16、17の寸法は、金属
製下ケース2から延びる折り曲げ片が貫通・通過可能な
形状となっている。
【0023】さらに、回路基板1の端面または裏面から
は、基板1の下方に向けて端子ピン18が設けられ、所
定回路パターン11と接続している。回路基板1の端面
に端子ピン18を設ける時には、回路基板1の端部に切
り欠け部19を形成しておき、その切り欠け部19の回
路基板1の端面に、L字状に屈曲したクリップ型端子ピ
ンを用いて、回路基板1に端部の回路パターン11やア
ースパターン13に電気的に接続されるように半田接合
する。
は、基板1の下方に向けて端子ピン18が設けられ、所
定回路パターン11と接続している。回路基板1の端面
に端子ピン18を設ける時には、回路基板1の端部に切
り欠け部19を形成しておき、その切り欠け部19の回
路基板1の端面に、L字状に屈曲したクリップ型端子ピ
ンを用いて、回路基板1に端部の回路パターン11やア
ースパターン13に電気的に接続されるように半田接合
する。
【0024】また、回路基板1の裏面に端子ピン18を
形成する時には、回路基板1に端子ピン18が貫通する
穴を形成し、回路パターン11やアースパターン13に
電気的に接続されるように、端子ピン18を貫通して、
また回路パターン11やアースパターン13を回路基板
1の裏面にまで引き出して、端子ピン18を半田付けな
どによって立設する。
形成する時には、回路基板1に端子ピン18が貫通する
穴を形成し、回路パターン11やアースパターン13に
電気的に接続されるように、端子ピン18を貫通して、
また回路パターン11やアースパターン13を回路基板
1の裏面にまで引き出して、端子ピン18を半田付けな
どによって立設する。
【0025】金属製下ケース2は、りん青銅、鉄などか
らなり、その金属製下ケース2の底面21から上方に垂
直に延びる折り曲げ片22、23、24、25が形成さ
れている。さらに、折り曲げ片22、23、24、25
の先端部には、金属製上ケース3と係合しあう係止穴2
2a、23a、24a、25aが形成されている。金属
製下ケース2の底面21には、回路基板1の回路パター
ン11から延出される端子ピン18との短絡を防止する
切り欠け部26が形成されている。
らなり、その金属製下ケース2の底面21から上方に垂
直に延びる折り曲げ片22、23、24、25が形成さ
れている。さらに、折り曲げ片22、23、24、25
の先端部には、金属製上ケース3と係合しあう係止穴2
2a、23a、24a、25aが形成されている。金属
製下ケース2の底面21には、回路基板1の回路パター
ン11から延出される端子ピン18との短絡を防止する
切り欠け部26が形成されている。
【0026】この金属製下ケース2と回路基板1との接
合は、回路基板1の裏面側アースパターン13上にクリ
ーム半田54を塗布し、回路基板1の切り欠け部14、
15、16、17に折り曲げ片22、23、24、25
が配置されるように金属製下ケース2に回路基板1を載
置し、さらにリフロー炉でもって半田接合する。
合は、回路基板1の裏面側アースパターン13上にクリ
ーム半田54を塗布し、回路基板1の切り欠け部14、
15、16、17に折り曲げ片22、23、24、25
が配置されるように金属製下ケース2に回路基板1を載
置し、さらにリフロー炉でもって半田接合する。
【0027】金属製上ケース3は、りん青銅、鉄などか
らなり、筺体状をなしている。特に、金属製上ケース3
の4側面31、32、33、34には傾斜部31a、3
2a、33a、34aが形成されている。
らなり、筺体状をなしている。特に、金属製上ケース3
の4側面31、32、33、34には傾斜部31a、3
2a、33a、34aが形成されている。
【0028】また、傾斜部31a、32a、33a、3
4aには、折り曲げ片22、23、24、25の係止穴
22a、23a、24a、25aと係合する係止突片3
1b、32b、33b、34bが内部側に折り曲げて形
成されている。これにより、傾斜部31a、32a、3
3a、34aには、係止突片31b、32b、33b、
34bの折り曲げ部分には、窓部31c、32c、33
c、34cが形成されることになり、この窓部31c、
32c、33c、34cから、折り曲げ片22、23、
24、25の一部が露出することになる。尚、金属製上
ケース3の傾斜部31a、32a、33a、34aの係
止突片31b、32b、33b、34bと折り曲げ片2
2、23、24、25の係止穴22a、23a、24a
、25aとで固定される構造であるため、金属製上ケー
ス3の開口面積は、回路基板1の寸法よりも大きく形成
される。
4aには、折り曲げ片22、23、24、25の係止穴
22a、23a、24a、25aと係合する係止突片3
1b、32b、33b、34bが内部側に折り曲げて形
成されている。これにより、傾斜部31a、32a、3
3a、34aには、係止突片31b、32b、33b、
34bの折り曲げ部分には、窓部31c、32c、33
c、34cが形成されることになり、この窓部31c、
32c、33c、34cから、折り曲げ片22、23、
24、25の一部が露出することになる。尚、金属製上
ケース3の傾斜部31a、32a、33a、34aの係
止突片31b、32b、33b、34bと折り曲げ片2
2、23、24、25の係止穴22a、23a、24a
、25aとで固定される構造であるため、金属製上ケー
ス3の開口面積は、回路基板1の寸法よりも大きく形成
される。
【0029】この金属製上ケース3の取着は、回路基板
1と金属製下ケース2との一体化部材の上部側から覆う
ように配置される。この時、金属製上ケース3の開口面
積が回路基板1よりも大きいため、配置作業が極めて簡
単に行える。
1と金属製下ケース2との一体化部材の上部側から覆う
ように配置される。この時、金属製上ケース3の開口面
積が回路基板1よりも大きいため、配置作業が極めて簡
単に行える。
【0030】次に、金属製下ケース2から延びる折り曲
げ片22、23、24、25の係止穴22a、23a、
24a、25aと係止突片31b、32b、33b、3
4bとを係合させる。これにより、金属製上ケース3と
金属製下ケース2とが仮保持されることになる。この状
態では、前記窓部31c、32c、33c、34cから
係止突片31b、32b、33b、34bが露出するこ
とになり、この窓部31c、32c、33c、34cに
半田4を充填することにより、金属製下ケース2と金属
製上ケース3とを強固に接合する。
げ片22、23、24、25の係止穴22a、23a、
24a、25aと係止突片31b、32b、33b、3
4bとを係合させる。これにより、金属製上ケース3と
金属製下ケース2とが仮保持されることになる。この状
態では、前記窓部31c、32c、33c、34cから
係止突片31b、32b、33b、34bが露出するこ
とになり、この窓部31c、32c、33c、34cに
半田4を充填することにより、金属製下ケース2と金属
製上ケース3とを強固に接合する。
【0031】以上のように、金属製上ケース3が台形形
状を成しており、その開口が回路基板1ようりも大きく
形成されているので、回路基板1に寸法ばらつきがあっ
たとしても、簡単に金属製上ケース3を配置することが
できる。
状を成しており、その開口が回路基板1ようりも大きく
形成されているので、回路基板1に寸法ばらつきがあっ
たとしても、簡単に金属製上ケース3を配置することが
できる。
【0032】さらに、金属製下ケース2と金属製上ケー
ス3との半田4接合が、傾斜部31a、32a、33a
、34aの係止突片31b、32b、33b、34bと
、折り曲げ片22、23、24、25の係止穴22a、
23a、24a、25aとが係合しあった仮保持状態で
行なわれるので、その半田4接合の作業が簡単に、確実
に行うことができる。特に折り曲げ片22、23、24
、25は、単板のバネ板をとして作用するので、金属製
上ケース3の内側から外側に向かって所定弾性力で押し
当てることになるため、折り曲げ片22、23、24、
25の係止穴22a、23a、24a、25aと係止突
片31b、32b、33b、34bとの係合した仮保持
状態が強固になる。これにより金属製下ケース2と金属
製上ケース3との機械的な接合の強度は勿論のこと、電
気的な接続も安定するために、シールド効果に優れたシ
ールド部品が達成される。
ス3との半田4接合が、傾斜部31a、32a、33a
、34aの係止突片31b、32b、33b、34bと
、折り曲げ片22、23、24、25の係止穴22a、
23a、24a、25aとが係合しあった仮保持状態で
行なわれるので、その半田4接合の作業が簡単に、確実
に行うことができる。特に折り曲げ片22、23、24
、25は、単板のバネ板をとして作用するので、金属製
上ケース3の内側から外側に向かって所定弾性力で押し
当てることになるため、折り曲げ片22、23、24、
25の係止穴22a、23a、24a、25aと係止突
片31b、32b、33b、34bとの係合した仮保持
状態が強固になる。これにより金属製下ケース2と金属
製上ケース3との機械的な接合の強度は勿論のこと、電
気的な接続も安定するために、シールド効果に優れたシ
ールド部品が達成される。
【0033】次に、第2の発明である製造方法について
説明する。
説明する。
【0034】図3は主要な製造工程を示す工程図であり
、図4乃至図10は主要工程の平面図または側面図であ
る。
、図4乃至図10は主要工程の平面図または側面図であ
る。
【0035】まず、第1の工程41は、図4に示すよう
に、大型基板50に回路パターン11及びアースパター
ン13の形成工程である。
に、大型基板50に回路パターン11及びアースパター
ン13の形成工程である。
【0036】図4の平面図に示すように、先ず、回路基
板1が複数個抽出できる例えば、セラミックの大型基板
50を用意する。この大型基板50には、回路基板1の
形状に応じて縦横に分割用溝51が形成されている。さ
らに大型基板50には、該分割用溝51に跨がるように
して上述の基板切り欠け部14、15、16、17とな
る矩形状の貫通穴52・・・が形成されている。尚、矩
形状の貫通穴55・・・は基板切り欠け部19となり、
端子ピン18が接合される。
板1が複数個抽出できる例えば、セラミックの大型基板
50を用意する。この大型基板50には、回路基板1の
形状に応じて縦横に分割用溝51が形成されている。さ
らに大型基板50には、該分割用溝51に跨がるように
して上述の基板切り欠け部14、15、16、17とな
る矩形状の貫通穴52・・・が形成されている。尚、矩
形状の貫通穴55・・・は基板切り欠け部19となり、
端子ピン18が接合される。
【0037】この大型基板50の表面に、各回路基板1
の領域に所定回路パターン11を銅などの導電ペースト
を印刷、乾燥する。さらに大型基板50の裏面に、各回
路基板1の領域に所定アースパターン13を銅などの導
電ペーストを印刷、乾燥する。アースパターン13は回
路基板1領域の略全面に又はシールドに必要な部分に島
状に形成する。この後、大型基板50を焼成して、回路
パターン11及びアースパターン13を大型基板50に
焼きつける。
の領域に所定回路パターン11を銅などの導電ペースト
を印刷、乾燥する。さらに大型基板50の裏面に、各回
路基板1の領域に所定アースパターン13を銅などの導
電ペーストを印刷、乾燥する。アースパターン13は回
路基板1領域の略全面に又はシールドに必要な部分に島
状に形成する。この後、大型基板50を焼成して、回路
パターン11及びアースパターン13を大型基板50に
焼きつける。
【0038】第2の工程42は、図5に示すように、大
型基板50の回路パターン上に電子部品を搭載する工程
である。
型基板50の回路パターン上に電子部品を搭載する工程
である。
【0039】まず大型基板50の回路パターン11の電
子部品を搭載する部分にクリーム状高温半田53を印刷
する。ここで用いる半田は、例えばSn96.5%、A
g3.5%から成り、その接合温度は約220℃である
。尚、高温半田であれば、上述の組成である必要はない
。
子部品を搭載する部分にクリーム状高温半田53を印刷
する。ここで用いる半田は、例えばSn96.5%、A
g3.5%から成り、その接合温度は約220℃である
。尚、高温半田であれば、上述の組成である必要はない
。
【0040】次に、クリーム状高温半田53に電子部品
12を載置・加圧して仮保持した状態でリフロー炉に介
して半田接合する。
12を載置・加圧して仮保持した状態でリフロー炉に介
して半田接合する。
【0041】第3の工程43は、図6に示すように、大
型基板50の裏面側に半田印刷する工程である。
型基板50の裏面側に半田印刷する工程である。
【0042】大型基板50の裏面側のクリーム状半田5
4はアースパターン13上に印刷されるものであり、少
なくとも、上述の高温半田よりも接合温度が低い半田、
例えば通常の6−4半田を用いる。
4はアースパターン13上に印刷されるものであり、少
なくとも、上述の高温半田よりも接合温度が低い半田、
例えば通常の6−4半田を用いる。
【0043】この印刷工程において、大型基板50の端
部を保持する枠体治具などを使用すれば、前の工程で表
面側に搭載した電子部品を回避して、大型基板50を安
定よく平面状態で保持できる。
部を保持する枠体治具などを使用すれば、前の工程で表
面側に搭載した電子部品を回避して、大型基板50を安
定よく平面状態で保持できる。
【0044】第4の工程44は、図7に示すように、大
型基板50に金属製下ケース2を接合する工程である。
型基板50に金属製下ケース2を接合する工程である。
【0045】大型基板50を構成する個々の回路基板1
に対応するように、大型基板50の裏面側から複数の金
属製下ケース2を取着する。このとき、金属製下ケース
2の屈曲した折り曲げ片22、23、24、25を大型
基板50の矩形状の貫通穴52・・・に貫通し、金属製
下ケース2の底面と大型基板50の裏面とを当接する。 この状態で、大型基板50及び金属製下ケース2を一括
的に、リフロー炉でもって半田接合する。接合条件は、
前工程で電子部品12を接合した半田53が位置ずれを
起こさないように、半田53の溶融温度以下の温度、例
えば183℃で接合する。
に対応するように、大型基板50の裏面側から複数の金
属製下ケース2を取着する。このとき、金属製下ケース
2の屈曲した折り曲げ片22、23、24、25を大型
基板50の矩形状の貫通穴52・・・に貫通し、金属製
下ケース2の底面と大型基板50の裏面とを当接する。 この状態で、大型基板50及び金属製下ケース2を一括
的に、リフロー炉でもって半田接合する。接合条件は、
前工程で電子部品12を接合した半田53が位置ずれを
起こさないように、半田53の溶融温度以下の温度、例
えば183℃で接合する。
【0046】この工程により、大型基板50には、回路
基板1に相当する数の金属製下ケース2・・・が一体化
されることになる。ここで、回路基板1と金属製下ケー
ス2との当接を完全におこなうために、予め金属製下ケ
ース2の底面の寸法を回路基板1の寸法よりも小さくし
ておく必要がある。具体的には、金属製下ケース2の底
面外周が、回路基板1の外周よりも0.1mm程度内側
に入り込んだ寸法にしておくことが望ましい。これによ
り、大型基板50に複数の金属製下ケース2を接合した
時、隣接する金属製下ケース2どうしが衝突することが
なく、大型基板50と金属製下ケース2との接合が確実
に行うことができる。
基板1に相当する数の金属製下ケース2・・・が一体化
されることになる。ここで、回路基板1と金属製下ケー
ス2との当接を完全におこなうために、予め金属製下ケ
ース2の底面の寸法を回路基板1の寸法よりも小さくし
ておく必要がある。具体的には、金属製下ケース2の底
面外周が、回路基板1の外周よりも0.1mm程度内側
に入り込んだ寸法にしておくことが望ましい。これによ
り、大型基板50に複数の金属製下ケース2を接合した
時、隣接する金属製下ケース2どうしが衝突することが
なく、大型基板50と金属製下ケース2との接合が確実
に行うことができる。
【0047】第5の工程45は、図8に示すように、大
型基板50を分割する工程である。
型基板50を分割する工程である。
【0048】大型基板50に予め形成した分割用溝51
・・・に沿って、大型基板50から個々の回路基板1(
金属製下ケース2と一体化した状態)を分割する。予め
、金属製下ケース2の底面の寸法を回路基板1の寸法よ
りも小さくしているため、大型基板50の表面側から裏
面側に向かってブレイクしても、金属製下ケース2の折
り曲げ片22、23、24、25が、隣接する金属製下
ケース2の折り曲げ片22、23、24、25に影響を
及ぼさず、さらに、金属製下ケース2の底面端部が、隣
接する金属製下ケース2の底面端部と当接せず簡単に分
割することができる。
・・・に沿って、大型基板50から個々の回路基板1(
金属製下ケース2と一体化した状態)を分割する。予め
、金属製下ケース2の底面の寸法を回路基板1の寸法よ
りも小さくしているため、大型基板50の表面側から裏
面側に向かってブレイクしても、金属製下ケース2の折
り曲げ片22、23、24、25が、隣接する金属製下
ケース2の折り曲げ片22、23、24、25に影響を
及ぼさず、さらに、金属製下ケース2の底面端部が、隣
接する金属製下ケース2の底面端部と当接せず簡単に分
割することができる。
【0049】第6の工程46は、図9に示すように、回
路基板1に端子ピン18を接合する工程である。
路基板1に端子ピン18を接合する工程である。
【0050】上述したように、端子ピン18は、金属製
下ケース2の底面寸法と回路基板1の寸法の差によって
生じる回路基板1の端部露出部分に接合される。
下ケース2の底面寸法と回路基板1の寸法の差によって
生じる回路基板1の端部露出部分に接合される。
【0051】第7の工程47は、図10に示すように、
金属製上ケース3を取着する工程である。
金属製上ケース3を取着する工程である。
【0052】上述したように、金属製上ケース3の取着
は、回路基板1と金属製下ケース2との一体化部材の上
部側から覆うように配置し、金属製下ケース2から延び
る折り曲げ片22、23、24、25の係止穴22a、
23a、24a、25aと係止突片31b、32b、3
3b、34bとを係合し仮保持状態とする。さらに、こ
の状態で係止突片31b、32b、33b、34bに半
田4を充填して強固に接合する。
は、回路基板1と金属製下ケース2との一体化部材の上
部側から覆うように配置し、金属製下ケース2から延び
る折り曲げ片22、23、24、25の係止穴22a、
23a、24a、25aと係止突片31b、32b、3
3b、34bとを係合し仮保持状態とする。さらに、こ
の状態で係止突片31b、32b、33b、34bに半
田4を充填して強固に接合する。
【0053】以上の製造工程において、回路基板1を大
型基板50から分割する前に、回路基板1に対応するよ
うに金属製下ケース2を接合しているため、従来のよう
に小さな回路基板1を金属製下ケース2の収納部分に位
置決めをおこない、半田接合するという困難な作業が不
要となる。
型基板50から分割する前に、回路基板1に対応するよ
うに金属製下ケース2を接合しているため、従来のよう
に小さな回路基板1を金属製下ケース2の収納部分に位
置決めをおこない、半田接合するという困難な作業が不
要となる。
【0054】さらに詳細には、回路基板1と金属製下ケ
ース2との位置きめが、折り曲げ片22、23、24、
25が大型基板50の矩形状の貫通穴52・・・に挿入
するだけで完了するため極めて簡略化できる。
ース2との位置きめが、折り曲げ片22、23、24、
25が大型基板50の矩形状の貫通穴52・・・に挿入
するだけで完了するため極めて簡略化できる。
【0055】また、回路基板1と金属製下ケース2との
接合が、回路基板1に印刷したクリーム状半田54で行
うため、アースパターン13と金属製下ケース2とを広
い面積で均一に接合できることになり、安定したシール
ド効果を得ることができる。
接合が、回路基板1に印刷したクリーム状半田54で行
うため、アースパターン13と金属製下ケース2とを広
い面積で均一に接合できることになり、安定したシール
ド効果を得ることができる。
【0056】尚、上述の実施例において、金属製下ケー
ス2と金属製上ケース3との固定が、折り曲げ片22、
23、24、25の係止穴22a、23a、24a、2
5aと金属製上ケース3の傾斜部31a、32a、33
a、34aの係止突片31b、32b、33b、34b
との係合により行ったが、図11に示すように折り曲げ
片22、23、24、25の先端部に係止突起52a、
53a、54a、55aを形成し、また金属製上ケース
3の傾斜部31a、32a、33a、34aに係止突片
51b、52b、53b、54bを形成しても構わない
。尚、符号25、54a、55a、33a、34a、5
3b、54bは図には現れない。
ス2と金属製上ケース3との固定が、折り曲げ片22、
23、24、25の係止穴22a、23a、24a、2
5aと金属製上ケース3の傾斜部31a、32a、33
a、34aの係止突片31b、32b、33b、34b
との係合により行ったが、図11に示すように折り曲げ
片22、23、24、25の先端部に係止突起52a、
53a、54a、55aを形成し、また金属製上ケース
3の傾斜部31a、32a、33a、34aに係止突片
51b、52b、53b、54bを形成しても構わない
。尚、符号25、54a、55a、33a、34a、5
3b、54bは図には現れない。
【0057】また、金属製下ケース2から4本の折り曲
げ片22、23、24、25が延出しているが、基板の
大きさに応じて折り曲げ片の延出数を適宜変更しても構
わない。
げ片22、23、24、25が延出しているが、基板の
大きさに応じて折り曲げ片の延出数を適宜変更しても構
わない。
【0058】
【発明の効果】以上のように、第1及び第2の発明によ
れば、金属製下ケース及び金属製上ケースとの接合が極
めて容易なシールド部品となる。
れば、金属製下ケース及び金属製上ケースとの接合が極
めて容易なシールド部品となる。
【0059】また、第3の発明によれば、製造が極めて
簡略化でき、安定して金属製下ケースと回路基板とを接
合でき、特に小型な回路基板に適したシールド部品の製
造方法となる。
簡略化でき、安定して金属製下ケースと回路基板とを接
合でき、特に小型な回路基板に適したシールド部品の製
造方法となる。
【図1】本発明のシールド部品の断面概念図である。
【図2】本発明のシールド部品の外観斜視図である。
【図3】本発明のシールド部品の製造方法における主要
な製造工程を示す工程図である。
な製造工程を示す工程図である。
【図4】本発明のシールド部品の製造方法における主要
工程の平面図である。
工程の平面図である。
【図5】本発明のシールド部品の製造方法における主要
工程の側面概略図である。
工程の側面概略図である。
【図6】本発明のシールド部品の製造方法における主要
工程の側面概略図である。
工程の側面概略図である。
【図7】本発明のシールド部品の製造方法における主要
工程の側面概略図である。
工程の側面概略図である。
【図8】本発明のシールド部品の製造方法における主要
工程の側面概略図である。
工程の側面概略図である。
【図9】本発明のシールド部品の製造方法における主要
工程の側面概略図である。
工程の側面概略図である。
【図10】本発明のシールド部品の製造方法における主
要工程の側面概略図である。
要工程の側面概略図である。
【図11】本発明の他のシールド部品の断面概念図であ
る。
る。
【図12】従来のシールド部品の断面概念図である。
【図13】従来の別のシールド部品の断面概念図である
。
。
1、61・・・・・ 回路基板
Claims (3)
- 【請求項1】 回路基板を金属製下ケースと金属製上
ケースとから成る金属ケースに収納したシールド部品で
あって、前記金属製下ケースは、その端部に上方に屈曲
し且つ係止穴を形成した折り曲げ片を有し、前記金属製
上ケースは、その側面に係止突片を形成した傾斜部を有
しており、金属製下ケースと金属製上ケースとは前記折
り曲げ片の係止穴に係止突片を係合させるとともに、半
田接合されていることを特徴とするシールド部品。 - 【請求項2】 回路基板を金属製下ケースと金属製上
ケースとから成る金属ケースに収納したシールド部品で
あって、前記金属製下ケースは、その端部に上方に屈曲
し且つ突起を形成した折り曲げ片を有し、前記金属製上
ケースは、その側面に係止穴を形成した傾斜部を有して
おり、金属製下ケースと金属製上ケースとは前記係止穴
に折り曲げ片の係起を係合させるとともに、半田接合さ
れていることを特徴とするシールド部品。 - 【請求項3】 回路基板を金属製下ケースと金属製上
ケースとから成る金属製ケースに収納したシールド部品
において大型基板に多数の回路基板を分離するための分
割用溝及び分割用溝に跨がる切り欠け穴を形成するとと
もに、表面に所定回路パターン及び裏面にアースパター
ンを準備する工程と、該大型基板の表面の所定回路パタ
ーン上に高温半田を介して電子部品を搭載する工程と、
該大型基板の裏面のアースパターン上に半田を塗布する
工程と、前記金属製下ケースの上方に屈曲した折り曲げ
片を、該基板切り欠け穴に貫通し、大型基板の裏面と金
属製下ケースとをリフロー炉でもって半田接合する工程
と、前記分割用溝に沿って、大型基板を個々の回路基板
に分割する工程と、前記金属製下ケースの屈曲した折り
曲げ片に金属製上ケースを固定して、回路基板を金属製
上ケースで覆う工程とから成るシールド部品の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120791A JPH04302198A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | シールド部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120791A JPH04302198A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | シールド部品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04302198A true JPH04302198A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14019987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120791A Pending JPH04302198A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | シールド部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04302198A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100286476B1 (ko) * | 1996-08-07 | 2001-05-02 | 가타오카 마사타카 | 고주파기기의시일드케이스 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP9120791A patent/JPH04302198A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100286476B1 (ko) * | 1996-08-07 | 2001-05-02 | 가타오카 마사타카 | 고주파기기의시일드케이스 |
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