JPH04302091A - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

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JPH04302091A
JPH04302091A JP6579491A JP6579491A JPH04302091A JP H04302091 A JPH04302091 A JP H04302091A JP 6579491 A JP6579491 A JP 6579491A JP 6579491 A JP6579491 A JP 6579491A JP H04302091 A JPH04302091 A JP H04302091A
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Masahiko Sugimoto
雅彦 杉本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置単体で、または、
POSシステムの端末機等として用いられる電子式キャ
ッシュレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デパート、スーパーマーケット
等において用いられている従来の電子式キャッシュレジ
スタは、販売データを入力するためのキーボードやバー
コードスキャナ、データ処理内容を表示する表示器、デ
ータ処理結果をレシート、または、ジャーナルとして印
字するためのプリンタ等よりなるものである。
【0003】このような電子式キャッシュレジスタにお
いて、プリンタの印字ヘッド等の消耗部品は定期的に交
換する必要があるものであり、例えば、印字ヘッドの場
合、レシート等の印字結果の印字品質の悪化度合に基づ
いてキャッシャーによりその交換時期が判断されている
【0004】また、このような消耗部品の交換作業は専
門知識を必要とするものであり、メーカーのサービスマ
ン等によりその交換作業が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような電子式キャ
ッシュレジスタの場合、消耗部品の交換作業はユーザに
より行なうことが出来ないものであるにも関わらず、そ
の状態が悪化しないと交換時期を知ることが出来ない。 このため、キャッシャーは、メンテナンス部門に消耗部
品の交換を依頼してからサービスマンが来るまで、動作
状態が悪化したまま業務を継続しなければならない。さ
らに、消耗部品の悪化状態が致命的なものである場合、
または、プリンタのカッタ不良に基づくジャム等、消耗
部品の悪化に基づく重度二次障害の発生時等においては
、業務を中断しなければならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力手段からの入力データに基づき販売データの登録処
理を行なう販売データ登録手段と、消耗部品に対応する
所定の耐用消耗度数データを予め記憶した耐用消耗度数
記憶手段と、前記消耗部品が交換時期である旨の警告メ
ッセージデータを予め記憶した警告メッセージ記憶手段
と、累計消耗度数記憶手段と、前記消耗部品の使用後に
その使用状態に応じた消耗度数データを前記累計消耗度
数記憶手段に累計記憶させる消耗度数累計手段と、前記
累計消耗度数記憶手段に記憶された累計消耗度数データ
値が前記耐用消耗度数記憶手段に記憶された耐用消耗度
数データ値より大きいか否かを判定する耐用消耗度数判
定手段と、この耐用消耗度数判定手段により前記累計消
耗度数データ値が前記耐用消耗度数データ値より大きい
と判定されたとき前記販売データ登録手段による登録処
理の実行内容に基づき登録待機状態であるか否かを判定
する登録待機状態判定手段と、この登録待機状態判定手
段により登録待機状態であると判定されたとき前記警告
メッセージ記憶手段に記憶された警告メッセージデータ
を表示器へ出力して警告メッセージを表示させる警告メ
ッセージ出力手段とより構成した。
【0007】請求項2記載の発明は、計時手段を設け、
この計時手段による所定時間の計時毎に耐用消耗度数判
定手段による判定処理へ処理を移行するように構成した
【0008】請求項3記載の発明は、保守担当部門等の
電話番号を含む連絡先メッセージデータを予め記憶する
連絡先メッセージ記憶手段を設け、この連絡先メッセー
ジ記憶手段に記憶された連絡先メッセージデータを警告
メッセージデータと共に警告メッセージ出力手段により
表示器へ出力して警告メッセージと共に連絡先メッセー
ジを表示させるように構成した。
【0009】請求項4記載の発明は、累計消耗度数記憶
手段に記憶された消耗度数データと耐用消耗度数記憶手
段に記憶された耐用消耗度数データとに基づき超過消耗
度数データを算出する超過消耗度数算出手段を設け、こ
の超過消耗度数算出手段により算出された前記超過消耗
度数データを警告メッセージと共に警告メッセージ出力
手段により表示器へ出力して警告メッセージと共に超過
消耗度数を表示させるように構成した。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明は、入力手段からの入力デ
ータに基づき販売データの登録処理を販売データ登録手
段により行ない、消耗部品に対応する所定の耐用消耗度
数データを予め耐用消耗度数記憶手段により記憶し、消
耗部品が交換時期である旨の警告メッセージデータを予
め警告メッセージ記憶手段により記憶し、消耗部品の使
用後にその使用状態に応じた消耗度数データを消耗度数
累計手段により累計消耗度数記憶手段に累計記憶させ、
この累計消耗度数記憶手段に記憶された累計消耗度数デ
ータ値が耐用消耗度数記憶手段に記憶された耐用消耗度
数データ値より大きいか否かを耐用消耗度数判定手段に
より判定し、これにより累計消耗度数データ値が耐用消
耗度数データ値より大きいと判定されたとき、販売デー
タ登録手段による登録処理の実行内容に基づき、登録待
機状態であるか否かを登録待機状態判定手段により判定
し、これにより登録待機状態であると判定された時、警
告メッセージ記憶手段に記憶された警告メッセージデー
タを警告メッセージ出力手段により表示器へ出力して警
告メッセージを表示させる。
【0011】請求項2記載の発明は、計時手段による所
定時間の計時毎に耐用消耗度数判定手段による判定処理
へ処理を移行する。即ち、累計消耗度数データ値が耐用
消耗度数データ値以上であるか否かの判定処理以降の処
理を所定時間毎に実行する。
【0012】請求項3記載の発明は、保守担当部門等の
電話番号を含む連絡先メッセージデータを予め連絡先メ
ッセージ記憶手段により記憶し、その連絡先メッセージ
データを警告メッセージデータと共に警告メッセージ出
力手段により表示器へ出力して警告メッセージと共に連
絡先メッセージを表示させる。即ち、消耗部品が寿命に
達したとき、または、消耗部品が寿命に達してから所定
時間毎に、警告メッセージと連絡先メッセージとが表示
器に表示される。
【0013】請求項4記載の発明は、累計消耗度数記憶
手段に記憶された消耗度数データと耐用消耗度数記憶手
段に記憶された耐用消耗度数データとに基づき、超過消
耗度数算出手段により超過消耗度数データを算出し、こ
の算出結果を警告メッセージと共に警告メッセージ出力
手段により表示器へ出力して警告メッセージと共に超過
消耗度数を表示させる。即ち、消耗部品が寿命に達して
から所定時間毎に警告メッセージと超過消耗度数とが表
示器に表示される。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図9に基づい
て説明する。この電子式キャッシュレジスタ1は、図2
に示すように、ドロワ部2とその上部に配設されたレジ
スタ部3とよりなるものである。
【0015】前記レジスタ部3は、その上面に、登録、
点検、精算、設定等の各種業務モードを選択するための
モードキースイッチ3aと、このモードキースイッチ3
aにより選択された業務モードにおいてデータ入力に用
いられるキーボード3bと、このキーボード3bによる
入力データ等に基づいて商品の名称、金額等の取引内容
、及び、操作ガイダンス等の表示を行なうキャッシャー
用表示器3cと、前記キーボード3bによる入力データ
等に基づいて実行された各種業務の処理結果を印字する
プリンタ3dと、商品に表示されたバーコードデータの
読み取りを行なうバーコードリーダ3eとが配設された
ものである。
【0016】但し、入力手段は、前記キーボード3bと
前記バーコードリーダ3eとよりなるものであり、また
、前記キャッシャー用表示器3cの背面側には、前記キ
ーボード3bによる入力データ等に基づいて商品の名称
、金額等の取引内容の表示を行なう顧客用表示器(図示
せず)が配設されている。
【0017】さらに、前記ドロワ部2は、出入自在なド
ロワ2aを有するものであり、その内部に配設された貨
幣収納皿(図示せず)に売上金、釣銭等の貨幣を収納す
るものである。
【0018】一方、この電子式キャッシュレジスタ1は
、図3に示すようなハードウェア構成を有するものであ
る。すなわち、CPU4にROM5とRAM6とが接続
されてマイクロコンピュータが形成され、さらに、プリ
ンタ駆動回路7aを介して前記プリンタ3dに接続され
たプリンタバッファメモリ7と、表示器駆動回路8aを
介して前記キャッシャー用表示器3cと前記顧客用表示
器とよりなる表示器8bに接続された表示バッファメモ
リ8と、前記バーコードリーダ3eに接続されたバーコ
ードリーダ駆動回路9と、前記キーボード3bに接続さ
れたキーボード駆動回路10と、計時手段としての時計
回路11等が前記CPU4に接続されたものである。
【0019】但し、前記プリンタバッファメモリ7と前
記表示バッファメモリ8とは、いずれもデータセレクタ
12を介して前記CPU4に接続されている。
【0020】また、前記ROM5は、登録、点検、精算
、設定等の各種処理を行なうためのプログラム等の固定
的なデータが予め記憶されたものである。
【0021】さらに、前記RAM6は、図4に示すよう
に、商品の名称と単価と販売点数と販売金額とよりなる
販売データを商品コード別に記憶する従来と同様の販売
データテーブル6aの他に、図5に示すように、この電
子式キャッシュレジスタ1に対して予め設定された耐用
通電時間データを記憶する耐用通電時間エリア6bと、
前記プリンタ3dに配設された印字ヘッド(図示せず)
に対して予め設定された耐用印字行数データを記憶する
耐用印字行数エリア6cと、この電子式キャッシュレジ
スタ1の通電時間データを累計記憶する累計通電時間エ
リア6dと、前記印字ヘッドの印字行数データを累計記
憶する累計印字行数エリア6eと、累計通電時間の算出
時に用いられる基準時刻データを記憶する基準時刻エリ
ア6fと、現在時刻データを記憶する現在時刻エリア6
gと、登録中フラグを記憶する登録中フラグエリア6h
と、消耗部品が交換時期である旨の警告メッセージデー
タと保守担当部門の電話番号を含む連絡先メッセージデ
ータとよりなるメッセージデータを予め記憶したメッセ
ージエリア6i等の各種データエリアが形成されたもの
である。
【0022】但し、前記耐用通電時間データ、及び、前
記耐用印字行数データは、耐用消耗度数データとしての
ものであり、耐用消耗度数記憶手段は、前記耐用通電時
間エリア6bと前記耐用印字行数エリア6cとよりなる
ものである。
【0023】また、前記通電時間データ、及び、前記印
字行数データは、消耗度数データとしてのものであり、
累計消耗度数記憶手段は、前記累計通電時間エリア6d
と前記累計印字行数エリア6eとよりなるものである。
【0024】さらに、警告メッセージ記憶手段、及び、
連絡先メッセージ記憶手段は、前記メッセージエリア6
iにより兼用されたものである。
【0025】なお、前記耐用通電時間エリア6bと、前
記耐用印字行数エリア6cと、前記累計通電時間エリア
6dと、前記累計印字行数エリア6eと、前記メッセー
ジエリア6iとは、装置の電源切断時であってもそれぞ
れの記憶内容がクリアされないようにバックアップされ
るデータエリアである。
【0026】また、この電子式キャッシュレジスタ1は
、前記モードキースイッチ3aによる設定モード選択時
に消耗部品の名称をメニュー表示するものであり、それ
らのいずれか一方が選択された後にその選択内容に対応
する耐用消耗度数データが入力されたとき、それを該当
する耐用消耗度数記憶手段に記憶させるものである。
【0027】このような構成において、電源の投入時に
は、図6に示すように、現在の時刻データを時計回路1
1より読み出し、これをRAM6の基準時刻エリア6f
に記憶させた後、従来と同様の初期処理(メモリが破壊
されていないか、I/O部が正常であるか等のチェック
処理)を実行する。この初期処理が終了したとき、キー
入力待機状態となり、キー入力が行なわれた場合には、
その入力データに基づき、そのとき選択されている業務
モード(登録モード、精算モード、設定モード等)にお
ける該当処理を実行した後、再び上述のキー入力待機状
態に戻る。
【0028】そして、上述のキー入力時に登録モードが
選択されていた場合には、販売データ登録手段が、図7
に示すように販売データの登録処理を実行する。すなわ
ち、まず、その入力データが商品コードであるか否かを
判定する。
【0029】入力データが商品コードであると判定され
た場合には、登録中フラグエリア6hに登録中フラグを
セットした後、その商品コードが記憶されている販売デ
ータテーブル6aにおける該当商品レコードへの販売デ
ータ(販売金額と販売点数)の累計記憶処理等の登録処
理を行ない、さらに、その販売データを含む登録結果の
表示処理と印字処理とを行なった後、処理を終了する(
図6におけるキー入力待機状態に戻る)。
【0030】また、上述の判定処理において入力データ
が商品コードでないと判定された場合には、さらに、そ
の入力データが締めキー(図示せず)のキーデータであ
るか否かを判定し、入力データが締めキーのキーデータ
でないと判定された場合には他の該当処理へ移行し、入
力データが締めキーのキーデータであると判定された場
合には、登録中フラグエリア6hに登録中フラグがセッ
トされているか否かを判定し、登録中フラグがセットさ
れていないと判定された場合にはエラー処理へ移行し、
登録中フラグがセットされていると判定された場合には
、釣銭金額の表示処理と印字処理とを行なった後に登録
中フラグエリア6hの登録中フラグをリセットし、処理
を終了する(図6におけるキー入力待機状態に戻る)。
【0031】但し、上述のような印字処理の実行時には
、図8に示すように、プリンタ3dへのデータ出力時に
、その出力対象となるデータに含まれるコマンドに基づ
き、そのデータが印字データであるか否かを判定し、出
力対象となるデータが印字データであると判定された場
合には、累計印字行数エリア6eに1を累計記憶させ(
累計記憶処理1)、この累計記憶処理1の終了時、また
は、上述の判定処理において出力対象となるデータが印
字データでないと判定された場合には、その出力対象と
なるデータをプリンタ3dへ出力し、処理を終了する。
【0032】さらに、この電子式キャッシュレジスタ1
は、時計回路11により、1時間が計時される度に、図
1に示すように、消耗部品の寿命チェック処理を実行す
るようにプログラムされている。
【0033】即ち、まず、時計回路11より現在の時刻
データを読み出し(読出処理1)、これを現在時刻エリ
ア6gに記憶させた後、この時刻データから基準時刻エ
リア6fに記憶された基準時刻データを減算して累計通
電時間データを算出し、この減算結果を累計通電時間エ
リア6dへ累計記憶させた後、現在時刻エリア6gに記
憶されている時刻データを基準時刻エリア6fに記憶さ
せる、といった処理(累計記憶処理2)を行ない、さら
に、累計通電時間エリア6dに記憶されている累計通電
時間データ値が耐用通電時間エリア6bに記憶されてい
る耐用通電時間データ値より大きいか否かを判定する(
判定処理1)。
【0034】前記累計通電時間データ値が前記耐用通電
時間データ値より大きいと判定された場合には、累計印
字行数エリア6eに記憶されている累計印字行数データ
値が耐用印字行数エリア6cに記憶されている耐用印字
行数データ値よりも大きいか否かを判定する(判定処理
2)。
【0035】前記累計印字行数データ値が前記耐用印字
行数データ値よりも大きいと判定された場合には、登録
中フラグエリア6hの登録中フラグがリセットされてい
る(登録待機状態である)か否かを登録待機状態判定手
段により判定する。
【0036】登録中フラグがリセットされていないと判
定された場合には10秒間だけウェイト処理を行なった
後に上述の読出処理1へ戻り、登録中フラグがリセット
されていると判定された場合には、累計通電時間エリア
6dに記憶されている累計通電時間データから耐用通電
時間エリア6bに記憶されている耐用通電時間データを
減算して超過通電時間データを算出し(算出処理1)、
さらに、累計印字行数エリア6eに記憶されている累計
印字行数データから耐用印字行数エリア6cに記憶され
ている耐用印字行数データを減算して超過印字行数デー
タを算出し(算出処理2)、この超過印字行数データと
、前記超過通電時間データと、前記メッセージエリア6
iに記憶されているメッセージデータとをキャッシャー
用表示器3cへ出力し、消耗部品が交換時期である旨の
警告メッセージと、保守担当部門の電話番号を含む連絡
先メッセージと、超過通電時間と、超過印字行数とを表
示させる(表示処理1)。
【0037】また、上述の判定処理2において、累計印
字行数データ値が耐用印字行数データ値よりも大きくな
いと判定された場合には、登録中フラグエリア6hの登
録中フラグがリセットされているか否かを登録待機状態
判定手段により判定する。
【0038】登録中フラグがリセットされていないと判
定された場合には10秒間だけウェイト処理を行なった
後、上述の読出処理1へ戻り、登録中フラグがリセット
されていると判定された場合には、上述と同様にして超
過通電時間データを算出し(算出処理1)、この超過通
電時間データと、前記メッセージエリア6iに記憶され
ているメッセージデータとをキャッシャー用表示器3c
へ出力し、上述と同様の警告メッセージと、連絡先メッ
セージと、超過通電時間とを表示させる(表示処理2)
【0039】さらに、上述の判定処理1において、累計
通電時間データ値が耐用通電時間データ値より大きくな
いと判定された場合には、累計印字行数エリア6eに記
憶されている累計印字行数データ値が耐用印字行数エリ
ア6cに記憶されている耐用印字行数データ値よりも大
きいか否かを判定する。
【0040】前記累計印字行数データ値が前記耐用印字
行数データ値よりも大きくないと判定された場合には処
理を終了し、前記累計印字行数データ値が前記耐用印字
行数データ値よりも大きいと判定された場合には、登録
中フラグエリア6hの登録中フラグがリセットされてい
るか否かを登録待機状態判定手段により判定する。
【0041】登録中フラグがリセットされていないと判
定された場合には10秒間だけウェイト処理を行なった
後、上述の読出処理1へ戻り、登録中フラグがリセット
されていると判定された場合には、上述と同様にして超
過印字行数データを算出し(算出処理2)、この超過印
字行数データと、前記メッセージエリア6iに記憶され
ているメッセージデータとをキャッシャー用表示器3c
へ出力し、上述と同様の警告メッセージと、連絡先メッ
セージと、超過印字行数とを表示させる(表示処理3)
【0042】さらに、上述の表示処理1ないし表示処理
3が終了したとき、2秒間だけウェイト処理を行なった
後、キャッシャー用表示器3cの表示内容をクリアし、
処理を終了する。
【0043】但し、上述の判定処理1,2はいずれも耐
用消耗度数判定手段により行なわれる処理であり、また
、上述の算出処理1,2はいずれも超過消耗度数算出手
段により行なわれる処理であり、さらに、上述の累計記
憶処理1,2はいずれも消耗度数累計手段により行なわ
れる処理である。
【0044】そして、上述の表示処理1ないし表示処理
3はいずれも警告メッセージ出力手段により実行される
処理であり、これにより、図9に示すように、キャッシ
ャー用表示器3cの表示画面における所定の警告メッセ
ージ表示エリアに、「消耗部品を交換して下さい(n行
/××××株式会社/TEL  ××−××××−××
××)」等の警告メッセージが表示される。
【0045】一方、この電子式キャッシュレジスタ1の
電源切断時における停電処理実行時には、上述の読出処
理1、すなわち、現在の時刻データの読出処理と、その
読出結果の現在時刻エリア6gへの記憶処理と、この時
刻データと基準時刻エリア6fに記憶された基準時刻デ
ータとに基づく累計通電時間データの算出処理と、その
算出結果の累計通電時間エリア6dへの記憶処理とが実
行され、これにより、(消耗部品の寿命チェック処理が
終了し、その一時間後における次回の寿命チェック処理
が実行される直前に電源が切断された場合等であっても
)累計通電時間が常に累計通電時間エリア6dに反映さ
れるようになっている。
【0046】なお、累計印字行数エリア6eの記憶内容
は、消耗部品の交換時にサービスマン等によりクリアさ
れるものである。
【0047】このように、累計消耗度数が所定の耐用消
耗度数以上となったとき、その消耗部品の交換を促すメ
ッセージがキャッシャー用表示器3cによって表示され
るので、消耗部品の動作状態を観察すること無くその交
換時期を知ることが出来る。
【0048】このため、消耗部品が寿命に近づいたこと
を事前に検知し、消耗部品の動作状態が悪化する前にそ
の交換を行なうことが可能となり、その結果として、消
耗部品の老化に基づく障害を回避し、装置を常に最良の
状態で使用することが可能となる。
【0049】また、このようなメッセージは登録待機状
態において表示されるので、キャッシャー用表示器3c
の画面が小さく、メッセージの表示エリアを確保するこ
とが困難な場合であっても、登録業務時のメニューの一
部がメッセージに隠れて登録操作が妨げられるといった
問題が生じることも無い。
【0050】そして、このようなメッセージは、1時間
毎に表示器に表示されるので、消耗部品が寿命に達した
ことを忘れて装置をダウンさせてしまうといったトラブ
ルを防止することが出来る。
【0051】さらに、警告メッセージと共に連絡先メッ
セージが表示器に表示されるので、保守担当部門への連
絡を迅速に行なうことができ、これにより、連絡が遅れ
て装置がダウンするといったトラブルを防止することが
出来る。
【0052】また、消耗部品が寿命に達してから所定時
間毎に警告メッセージと超過消耗度数とが表示器に表示
される。このため、消耗部品が寿命に達してからの超過
消耗度数を確認することができ、これにより、業務の繁
忙状態等を考慮し、消耗部品の交換時期を柔軟に決定す
ることが出来る。
【0053】なお、本実施例においては、消耗部品の寿
命チェック処理を一時間に一回実行するものについて説
明したが、これに限られたものではなく、業務モード種
別、表示時間間隔、表示時刻、超過消耗度数等を単独で
、または、重複して設定可能な設定手段と、この設定結
果に基づいてチェック処理を行なうチェック手段とを設
け、消耗部品が寿命に達した後、所定の業務モードにお
いて、所定の時間間隔を置いて、また、所定の時刻毎に
、あるいは、超過消耗度数が所定値に達する毎にメッセ
ージ表示を行なうようにしたもの等も実施可能である。 このような場合には、店舗の休日の前日、または、閉店
直前等、すぐに保守対応を行なうことが出来る場合にの
みメッセージを表示させることが出来る。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、入
力手段からの入力データに基づき販売データの登録処理
を販売データ登録手段により行ない、消耗部品に対応す
る所定の耐用消耗度数データを予め耐用消耗度数記憶手
段により記憶し、消耗部品が交換時期である旨の警告メ
ッセージデータを予め警告メッセージ記憶手段により記
憶し、消耗部品の使用後にその使用状態に応じた消耗度
数データを消耗度数累計手段により累計消耗度数記憶手
段に累計記憶させ、この累計消耗度数記憶手段に記憶さ
れた累計消耗度数データ値が耐用消耗度数記憶手段に記
憶された耐用消耗度数データ値より大きいか否かを耐用
消耗度数判定手段により判定し、これにより累計消耗度
数データ値が耐用消耗度数データ値より大きいと判定さ
れたとき、販売データ登録手段による登録処理の実行内
容に基づき、登録待機状態であるか否かを登録待機状態
判定手段により判定し、これにより登録待機状態である
と判定されたとき、警告メッセージ記憶手段に記憶され
た警告メッセージデータを警告メッセージ出力手段によ
り表示器へ出力して警告メッセージを表示させる。この
ため、消耗部品の動作状態を観察すること無くその交換
時期を知ることが出来る。すなわち、消耗部品が寿命に
近づいたことを事前に検知し、消耗部品の動作状態が悪
化する前にその交換を行なうことが可能となり、その結
果として、消耗部品の老化に基づく障害を回避し、装置
を常に最良の状態で使用することが可能となる。さらに
、警告メッセージは登録待機状態において表示されるの
で、表示器の画面が小さく、警告メッセージの表示エリ
アを確保することが困難な場合であっても、登録業務時
のメニューの一部が警告メッセージに隠れて登録操作が
妨げられるといった問題が生じることが無い。
【0055】請求項2記載の発明は上述のように、計時
手段による所定時間の計時毎に耐用消耗度数判定手段に
よる判定処理へ処理を移行する。即ち、累計消耗度数デ
ータ値が耐用消耗度数データ値以上であるか否かの判定
処理以降の処理を所定時間毎に実行する。このため、消
耗部品の寿命到達時における一回目の警告表示が終了し
た場合であっても、それ以降、所定時間毎に表示器に警
告表示が行なわれ、これにより、消耗部品が寿命に達し
たことを忘れて装置をダウンさせてしまうといったトラ
ブルを防止することが出来る。
【0056】請求項3記載の発明は上述のように、保守
担当部門等の電話番号を含む連絡先メッセージデータを
予め連絡先メッセージ記憶手段により記憶し、その連絡
先メッセージデータを警告メッセージデータと共に警告
メッセージ出力手段により表示器へ出力して警告メッセ
ージと共に連絡先メッセージを表示させる。即ち、消耗
部品が寿命に達したとき、または、消耗部品が寿命に達
してから所定時間毎に警告メッセージと連絡先メッセー
ジとが表示器に表示される。このため、保守担当部門へ
の連絡を迅速に行なうことができ、これにより、連絡が
遅れて装置がダウンするといったトラブルを防止するこ
とが出来る。
【0057】請求項4記載の発明は上述のように、累計
消耗度数記憶手段に記憶された消耗度数データと耐用消
耗度数記憶手段に記憶された耐用消耗度数データとに基
づき超過消耗度数算出手段により超過消耗度数データを
算出し、この算出結果を警告メッセージと共に警告メッ
セージ出力手段により表示器へ出力して警告メッセージ
と共に超過消耗度数を表示させる。即ち、消耗部品が寿
命に達してから所定時間毎に警告メッセージと超過消耗
度数とが表示器に表示される。このため、消耗部品が寿
命に達してからの超過消耗度数を確認することができ、
これにより、業務の繁忙状態等を考慮し、消耗部品の交
換時期を柔軟に決定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における消耗部品の寿命チェ
ック処理を示すフローチャートである。
【図2】電子式キャッシュレジスタの外観を示す斜視図
である。
【図3】そのハードウェア構成の概要を示すブロック図
である。
【図4】RAMに形成された販売データテーブルを示す
メモリマップである。
【図5】RAMに形成された各種データエリアを示すメ
モリマップである。
【図6】電源投入時に実行されるデータ処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】販売データ登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】印字処理を示すフローチャートである。
【図9】警告メッセージエリアを示す正面図である。
【符号の説明】
1            電子式キャッシュレジスタ
3b,3e    入力手段 6b,6c    耐用消耗度数記憶手段6d,6e 
   累計消耗度数記憶手段6i          
警告メッセージ記憶手段、連絡先メッセージ記憶手段 11          計時手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力手段からの入力データに基づき販
    売データの登録処理を行なう販売データ登録手段と、消
    耗部品に対応する所定の耐用消耗度数データを予め記憶
    した耐用消耗度数記憶手段と、前記消耗部品が交換時期
    である旨の警告メッセージデータを予め記憶した警告メ
    ッセージ記憶手段と、累計消耗度数記憶手段と、前記消
    耗部品の使用後にその使用状態に応じた消耗度数データ
    を前記累計消耗度数記憶手段に累計記憶させる消耗度数
    累計手段と、前記累計消耗度数記憶手段に記憶された累
    計消耗度数データ値が前記耐用消耗度数記憶手段に記憶
    された耐用消耗度数データ値より大きいか否かを判定す
    る耐用消耗度数判定手段と、この耐用消耗度数判定手段
    により前記累計消耗度数データ値が前記耐用消耗度数デ
    ータ値より大きいと判定されたとき前記販売データ登録
    手段による登録処理の実行内容に基づき登録待機状態で
    あるか否かを判定する登録待機状態判定手段と、この登
    録待機状態判定手段により登録待機状態であると判定さ
    れたとき前記警告メッセージ記憶手段に記憶された警告
    メッセージデータを表示器へ出力して警告メッセージを
    表示させる警告メッセージ出力手段とよりなることを特
    徴とする電子式キャッシュレジスタ。
  2. 【請求項2】  計時手段を設け、この計時手段による
    所定時間の計時毎に耐用消耗度数判定手段による判定処
    理へ処理を移行するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の電子式キャッシュレジスタ。
  3. 【請求項3】  保守担当部門等の電話番号を含む連絡
    先メッセージデータを予め記憶する連絡先メッセージ記
    憶手段を設け、この連絡先メッセージ記憶手段に記憶さ
    れた連絡先メッセージデータを警告メッセージデータと
    共に警告メッセージ出力手段により表示器へ出力して警
    告メッセージと共に連絡先メッセージを表示させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1、または、請求項2記
    載の電子式キャッシュレジスタ。
  4. 【請求項4】  累計消耗度数記憶手段に記憶された消
    耗度数データと耐用消耗度数記憶手段に記憶された耐用
    消耗度数データとに基づき超過消耗度数データを算出す
    る超過消耗度数算出手段を設け、この超過消耗度数算出
    手段により算出された前記超過消耗度数データを警告メ
    ッセージと共に警告メッセージ出力手段により表示器へ
    出力して警告メッセージと共に超過消耗度数を表示させ
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の電子式キ
    ャッシュレジスタ。
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