JP3292546B2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents

電子式キャッシュレジスタ

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JP3292546B2 JP15378293A JP15378293A JP3292546B2 JP 3292546 B2 JP3292546 B2 JP 3292546B2 JP 15378293 A JP15378293 A JP 15378293A JP 15378293 A JP15378293 A JP 15378293A JP 3292546 B2 JP3292546 B2 JP 3292546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単体で若しくはPOS
(販売時点情報管理)システムの端末として利用される
電子式キャッシュレジスタに関わり、特に広告文等のメ
ッセージ情報を顧客用表示器にスクロール表示するよう
にした電子式キャッシュレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子式キャッシュレジスタは、
キャッシャ用表示器と顧客用表示器とを備えており、こ
れらの表示器にキーボード,バーコードスキャナ等の操
作入力によって販売登録された商品の品名,値段等の情
報や、登録締めキーの操作入力により登録終了が宣言さ
れた1取引の合計金額,釣り銭額等の情報を表示させる
ようになっている。
【0003】これにより、電子式キャッシュレジスタを
操作する店員いわゆるキャッシャはキャッシャ用表示器
の表示によって、また買上商品の代金を支払う顧客は顧
客用表示器の表示によって、それぞれ商品登録の内容や
合計情報等を確認することができる。
【0004】一方、最近では顧客用表示器の表示画面を
拡張してその画面の一部をメッセージ表示エリアとし、
このエリアに予め設定されたメッセージを表示させるよ
うにして、顧客に宣伝情報等を伝達できるようにした電
子式キャッシュレジスタが実用化されている。
【0005】そして、このメッセージ表示機能を備えた
電子式キャッシュレジスタにおいて、メッセージをスク
ロール表示することにより顧客への印象を強くし、メッ
セージの伝達効果を高めたものが開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メッセージのスクロール表示が可能な電子式キャッシュ
レジスタにおいても、次の点で不十分であった。
【0007】すなわち、メッセージをスクロール表示さ
せるためには、キーボード等からの情報入力有無を監視
し、情報入力有りのとき該当する情報処理を実行する通
常の制御とは別に、メッセージの表示,消去,表示位置
の移動を周期的に繰り返すスクロール表示制御を実行す
る必要があり、これらの制御を1つの制御ユニットで並
行して処理するか、または別々の制御ユニットで処理す
ることになる。
【0008】ところが、1つの制御ユニットで並行して
処理する場合には、スクロール表示制御を通常の制御よ
りも優先させると、表示制御期間中はキーボード等から
の入力が無視されるので、高速の入力操作に対応できな
くなり、操作性が低下するおそれがある。逆に、通常の
制御をスクロール表示制御よりも優先させると、キーボ
ード等からの情報入力がある毎にメッセージの移動が停
止されるので、メッセージの動きが滑らかでなくなり、
印象が悪くなる。
【0009】一方、別々の制御ユニットで処理する場合
にはメッセージを常に滑らかにスクロール表示できる
が、スクロール表示制御のための専用の制御ユニットが
必要となるため高価なものとなる。
【0010】そこで本発明は、専用の制御ユニットを設
けずに、入力操作の速度に影響を及ぼすことなく常に滑
らかな動きでメッセージをスクロール表示させることが
でき、低価格で操作性に優れかつメッセージによる伝達
効果が優れた電子式キャッシュレジスタを提供しようと
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品情報を入
力する入力部と、この入力部から商品情報が入力された
商品の登録情報を所定のメッセージ情報とともに表示す
る表示部とを備えてなる電子式キャッシュレジスタにお
いて、入力部からの情報入力の有無を常時監視して情報
入力有りのとき該当する情報処理の起動を指令する入力
有無監視手段と、一定の制御休止時間を介在して周期的
に起動し、メッセージ情報を表示部にスクロール表示さ
せるメッセージ表示制御手段と、入力有無監視手段によ
り情報処理の起動が指令されるとメッセージ表示制御手
段における制御休止時間中に該当する情報処理を実行す
る情報処理制御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】このような構成の本発明であれば、入力有無監
視手段は入力部からの情報入力の有無を常時監視して情
報入力有りのとき該当する情報処理の起動を指令する。
メッセージ表示制御手段は入力有無監視手段により情報
入力の無しが確認されているとき一定の制御休止時間を
介在して周期的に起動し、メッセージ情報を表示部にス
クロール表示させる。情報処理制御手段は入力有無監視
手段により情報処理の起動が指令されると、メッセージ
表示制御手段における制御休止時間中に該当する情報処
理を実行する。
【0013】このように、メッセージ表示制御手段は入
力有無監視手段により情報入力の無しが確認されている
とき起動し、情報処理制御手段はメッセージ表示制御手
段における制御休止時間中に起動するので、入力有無監
視手段を含めて1つの制御ユニットで対応できる。
【0014】そして、入力部からの情報入力の有無は入
力有無監視手段によって常時監視されているので、入力
部からの情報入力が無視されることはない。また、情報
処理の実行はメッセージ表示制御手段における制御休止
時間中に行われるので、メッセージのスクロール表示に
影響を及ぼさない。よって、動きの滑らかなスクロール
表示でメッセージが表示される。
【0015】
【実施例】以下、本発明をPOS端末として使用される
電子式キャッシュレジスタに適用した一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は電子式キャッシュレジスタ1の外観
を示す斜視図である。この電子式キャッシュレジスタ1
は、筐体正面にキーボード2を設け、筐体上面に表示装
置3を設けている。
【0017】前記キーボード2は、置数キー2a,PL
U(プライス・ルック・アップ)キー2b,小計キー2
c,登録締めキー2dの他、クリアキー,取消キー,値
引キー,乗算キー,責任者キー等の各種キーを配設した
ものである。
【0018】前記表示装置3は、正面側にキャッシャ用
表示器3aを設け、背面側に顧客用表示器3bを設けた
もので、各表示器3a,3bとしてはCRTディスプレ
イや液晶ディスプレイ等の画面表示器が使用される。
【0019】また、この電子式キャッシュレジスタ1
は、レシート・ジャーナル印字用のプリンタ4、バーコ
ードを光学的に読取るバーコードスキャナ5、現金等を
収容するためのドロワ6を備えている。
【0020】さらに、この電子式キャッシュレジスタ1
は、「登録」,「点検」,「精算」,「設定」等の各種
業務モードを選択するためのモードスイッチ7を備えて
いる。因みに、「登録」とはキーボード2及びバーコー
ドスキャナ5の操作入力により販売登録された商品の販
売データを記憶部に売上登録処理し、かつキーボード2
の登録締めキー2dが操作入力されて1取引の登録終了
が宣言されると、その取引で売上登録処理された商品販
売データ及びその合計データが印字されたレシートを発
行する業務、「点検」とは「登録」によって売上登録処
理された記憶部の内容をレポート出力する業務、「精
算」は「点検」と同様にレポート出力した後、記憶部の
内容をクリアする業務、「設定」は「登録」等の各種業
務を実行する上で必要なデータを予め前記記憶部に設定
する業務である。
【0021】図2(a)及び(b)は前記顧客用表示器
3bの「登録」モード選択時における画面表示例を示す
平面図である。図示するように、顧客用表示器3bは、
「登録」モード選択時、全画面の下方一部をメッセージ
表示エリア8とし、残りを登録情報表示エリア9として
いる。
【0022】そして、メッセージ表示エリア8には、予
め設定されたメッセージ(この場合「**明日より1週
間バーゲンを開催いたします**」)を常時スクロール
表示させる。また、登録情報表示エリア9には、キーボ
ード2及びバーコードスキャナ5の操作入力により販売
登録される商品の品名,点数,金額や登録締めキーの操
作入力により登録終了が宣言された1取引の合計金額,
釣銭額等を操作入力に応じて表示させる。
【0023】図3は前記電子式キャッシュレジスタ1に
おける制御ユニットの概略構成を示すブロック図であっ
て、この電子式キャッシュレジスタ1は、制御部本体と
してCPU(中央処理装置)11を備え、このCPU1
1によって制御される主記憶部としてROM(リード・
オンリ・メモリ)12及びRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)13を備えている。
【0024】また、この電子式キャッシュレジスタ1
は、日時を計時する時計回路14、前記キーボード2か
らのキー信号を取込むキーボードコントローラ15、前
記キャッシャ用表示器3aの画面表示を制御する表示コ
ントローラ16、前記顧客用表示器3bの画面表示を制
御する表示コントローラ17、前記プリンタ4によるレ
シート印字及びジャーナル印字を制御するプリンタコン
トローラ18、前記バーコードスキャナ5からのバーコ
ードデータを取込むスキャナコントローラ19、通信回
線を介して図示しないストアプロセッサに接続される通
信コントローラ20、及び前記モードスイッチ7からの
信号を入力しかつドロワ6を開放動作させるドロワ開放
装置6aに駆動信号を送出するI/Oポート21等を備
えている。
【0025】そして、前記CPU11と、ROM12、
RAM13、時計回路14、I/Oポート21及び各コ
ントローラ15〜20とは、バスライン22で電気的に
接続されている。
【0026】前記RAM13には、図4に示すように商
品販売データを売上登録処理するための商品登録ファイ
ル41、1取引にて買上げられる商品の合計金額を記憶
する取引合計器42、前記顧客用表示器3bのメッセー
ジ表示エリア8に表示させるメッセージデータを記憶す
るメッセージエリア43、レシート及びジャーナルへの
印字データを一時格納する印字バッファ44、キャッシ
ャ用表示器3aへの表示データを一時格納するキャッシ
ャ表示用VRAM(ビデオ・RAM)45、顧客用表示
器3bにおける登録情報表示エリア9への表示データを
一時格納する顧客表示用VRAM46、前記顧客用表示
器3bにおけるメッセージ表示エリア8への表示データ
を一時格納するメッセージ用VRAM47等が形成され
ている。
【0027】また、このRAM13には、前記キーボー
ド2及びバーコードスキャナ5からの情報入力有無を監
視するイベントタスクT1、前記顧客用表示器3bにお
けるメッセージ表示エリア8へのメッセージのスクロー
ル表示を制御するコマーシャルタスクT2、モードスイ
ッチ7によって「登録」業務が選択されている時に実行
される各種の情報処理を制御する登録タスクT3等の各
種タスクを記憶するタスクエリア48が形成されてい
る。
【0028】なお、このタスクエリア48には、ストア
プロセッサからのダウンロード処理によって、各種のタ
スクが設定されるようになっている。
【0029】図5は前記イベントタスクT1の具体的処
理を示す流れ図である。このイベントタスクT1は、先
ずステップ(S)51でキーボード2及びバーコードス
キャナ5からの情報入力の有無を監視する。そして、情
報入力有りが確認されると、S52でモードスイッチ7
によって選択されている業務モードを判断し、S53で
該当する選択業務モードのタスクに入力情報を転送す
る。そして転送後、S51の処理に戻る。
【0030】S51で情報入力無しが確認されると、S
54で所定時間n1秒のタスクスリープを実行して一時
休止状態となり、n1秒が経過すると再起動して、S5
1の処理に戻る。なお、スリープ時間n1はオペレータ
によるキー入力操作に影響を及ぼさない時間(約200
msec〜300msec)に設定する。
【0031】図6は前記登録タスクT3の具体的処理を
示す流れ図である。この登録タスクT3が起動される
と、先ずステップ(S)61で前記イベントタスクT1
から入力情報が転送されているか否かを判断する。そし
て、転送されている場合には、S62で登録業務に必要
な入力情報か否かを判断し、必要な場合には、S63で
入力情報に該当する情報処理を実行する。不必要な場合
には、S64で情報入力のエラー処理を実行する。その
後、S61の処理に戻る。
【0032】S61で入力情報の転送無しを確認する
と、S65で所定時間n3秒のタスクスリープを実行し
て一時休止状態となり、n3秒が経過すると再起動し
て、S61の処理に戻る。なお、スリープ時間n3もオ
ペレータによるキー入力操作に影響を及ぼさない時間
(約200msec〜300msec)に設定する。
【0033】図7は前記コマーシャルタスクT2の具体
的処理を示す流れ図である。このコマーシャルタスクが
起動されると、先ずステップ(S)71でメッセージエ
リア43に格納されているメッセージデータを読出し、
S72で表示開始位置ポインタPを“1”に初期設定し
た後、S73でメッセージ用VRAM47の表示開始位
置ポインタPよりメッセージデータを書込んで、該当す
るメッセージをメッセージ表示エリア8に表示させる。
【0034】その後、S74で所定時間n2秒のタスク
スリープを実行して一時休止状態となり、n2秒が経過
すると再起動して、S75でメッセージ表示をクリアす
る。次いで、S76で表示開始位置ポインタPを+1だ
け更新した後、S73の処理に戻る。なお、スリープ時
間n2はメッセージのスクロール表示が見辛くならない
時間(約500msec)に設定する。
【0035】こうして、ST73乃至ST76の各処理
を繰り返し実行する。これによって、メッセージエリア
43から読出されたメッセージがメッセージ表示エリア
8にスクロール表示される。
【0036】そして、ST77にて表示開始位置ポイン
タPが最終ポインタNを越えたならば、S71の処理に
戻る。これによって、同一メッセージのスクロール表示
が繰り返される。
【0037】しかして、前記CPU11は、これらのタ
スクT1,T2,T3,…を優先順位(タスクレベル)
の高い順に実行し、上位タスクが休止状態になると下位
のタスクを起動する、いわゆるマルチタスク処理機能を
有している。
【0038】ここで、前記各タスクT1〜T3の優先順
位(タスクレベル)は、イベントタスクT1が最も高
く、以下、コマーシャルタスクT2、登録タスクT3の
順に設定されている。
【0039】従って、先ずイベントタスクT1が実行さ
れ、情報入力有りが確認されると、「登録」業務が選択
されている場合には登録タスクT3に入力情報が転送さ
れる。情報入力無しの場合には所定時間n1だけコマー
シャルタスクT2に制御が移る。そして、ポインタPが
示す位置へのメッセージ表示が制御される。その後、所
定時間n2だけ登録タスクT3に制御が移り、入力情報
に基づく情報処理が実行される。
【0040】ここに、タスクエリア48に格納されたイ
ベントタスクT1とこのイベントタスクT1を実行する
CPU11とによって入力有無監視手段が構成される。
また、コマーシャルタスクT2とこのコマーシャルタス
クT2を実行するCPU11とによってメッセージ表示
制御手段が構成される。さらに、登録タスクT3とこの
登録タスクT3を実行するCPU11とによって情報処
理制御手段が構成される。
【0041】このように構成された本実施例において
は、キーボード2及びバーコードスキャナ5からの情報
入力の有無が常時監視されており、情報入力有りのとき
にはモードスイッチ7によって選択されている業務モー
ドに該当する情報処理用タスクの起動が指令される。
【0042】一方、情報入力無しのときにはメッセージ
エリア43に設定されているメッセージが顧客表示器3
bのメッセージ表示エリア8にスクロール表示される。
このスクロール表示は、メッセージ表示,コマーシャル
タスクT2の一時休止,メッセージ表示クリア,メッセ
ージ表示位置移動の制御が順に繰り返される。そして、
「登録」モードにおいて情報入力が発生している場合に
は、上記コマーシャルタスクT2の一時休止期間中に、
登録タスクT3が実行されて、該当する情報処理が行わ
れる。
【0043】このように、本実施例によれば、イベント
タスクT1,コマーシャルタスクT2及び登録タスクT
3のマルチタスク処理が可能なCPU11によって、図
2(a),(b)に示すように商品登録中も顧客用表示
器3bのメッセージ表示エリア8にメッセージをスクロ
ール表示できるので、スクロール表示専用の制御ユニッ
トが不要であり、安価に実現できる。また、スクロール
表示専用の制御ユニットを設ける場合に比べて小型化も
図り得る。
【0044】しかも、コマーシャルタスクT2の優先順
位をイベントタスクT1よりも低く設定しているので、
メッセージのスクロール表示制御のためにキーボード2
及びバーコードスキャナ5からの情報入力が無視される
ようなことはない。従って、入力操作の速度に影響を及
ぼすことはなく、操作性が低下することはない。
【0045】また、コマーシャルタスクT2の優先順位
を登録タスクT3よりも高く設定しているので、登録タ
スクT3による情報処理はコマーシャルタスクT2の休
止時間中に実行される。従って、コマーシャルタスクT
2によるメッセージのスクロール表示制御は登録タスク
T3による情報処理に影響を受けることなく実行される
ので、メッセージは常に滑らかな動きのスクロール表示
でメッセージ表示エリア8に表示される。よって、顧客
へのメッセージの印象度が強く、伝達効果は大である。
【0046】なお、前記実施例では本発明をPOS端末
に適用したが、単体の電子式キャッシュレジスタにも本
発明を適用できるのはいうまでもないことである。ま
た、スクロール表示するメッセージの数は1つに限定さ
れるものではなく、複数のメッセージを順にスクロール
表示するものであってもよい。さらに、各タスクのスリ
ープ時間n1,n2,n3も前記実施例に限定されるも
のではない。
【0047】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、入
力部からの情報入力の有無を常時監視して情報入力有り
のとき該当する情報処理の起動を指令するイベントタス
クと、一定の制御休止時間を介在して周期的に起動し、
メッセージ情報を表示部にスクロール表示させるコマー
シャルタスクと、イベントタスクによって情報処理の起
動が指令されるとコマーシャルタスクにおける制御休止
時間中に登録業務の情報処理を実行する登録タスクとを
設定し、これらのタスクをマルチタスク処理によって順
に実行するようにしたので、専用の制御ユニットを設け
ずに、入力操作の速度に影響を及ぼすことなく常に滑ら
かな動きでメッセージをスクロール表示させることがで
き、低価格で操作性に優れかつメッセージによる伝達効
果が優れた電子式キャッシュレジスタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子式キャッシュレジ
スタの外観を示す斜視図。
【図2】同実施例における顧客用表示器を示す平面図。
【図3】同実施例の制御回路構成を示すブロック図。
【図4】同実施例におけるRAMの主要なメモリエリア
を示す図。
【図5】同実施例におけるイベントタスクの具体的処理
を示す流れ図。
【図6】同実施例における登録タスクの具体的処理を示
す流れ図。
【図7】同実施例におけるコマーシャルタスクの具体的
処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…電子式キャッシュレジスタ 2…キーボード(入力部) 3a…キャッシャ用表示器 3b…顧客用表示器(表示部) 5…バーコードスキャナ(入力部) 7…モードスイッチ 11…CPU 13…RAM T1…イベントタスク T2…コマーシャルタスク T3…登録タスク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品情報を入力する入力部と、この入力
    部から商品情報が入力された商品の登録情報を所定のメ
    ッセージ情報とともに表示する表示部とを備えてなる電
    子式キャッシュレジスタにおいて、 前記入力部からの情報入力の有無を常時監視して情報入
    力有りのとき該当する情報処理の起動を指令する入力有
    無監視手段と、 この監視手段により情報入力の無しが確認されていると
    き一定の制御休止時間を介在して周期的に起動し、前記
    メッセージ情報を前記表示部にスクロール表示させるメ
    ッセージ表示制御手段と、 前記入力有無監視手段により情報処理の起動が指令され
    ると前記メッセージ表示制御手段における制御休止時間
    中に該当する情報処理を実行する情報処理制御手段と、
    を具備したことを特徴とする電子式キャッシュレジス
    タ。
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