JPH0798786A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH0798786A
JPH0798786A JP24322793A JP24322793A JPH0798786A JP H0798786 A JPH0798786 A JP H0798786A JP 24322793 A JP24322793 A JP 24322793A JP 24322793 A JP24322793 A JP 24322793A JP H0798786 A JPH0798786 A JP H0798786A
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JP
Japan
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product
printing
key
data
attribute information
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JP24322793A
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English (en)
Inventor
Motosuke Kubota
基資 久保田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字プログラムを変更することなく、各商品
のうち特定の商品が販売登録された際の商品名称等を任
意に文字修飾して記録紙に印字可能とする。 【構成】 商品データファイルに印字文字の修飾内容を
示す印字属性情報を各商品の商品コードに対応して記憶
するエリアを設け、商品コードの入力により商品が販売
登録される毎にその商品コードに対応する印字属性情報
を商品データファイルから読出して、プリンタにより記
録紙に該当する商品名称を印字する際の文字をその読出
した印字属性情報に従い修飾して印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レシート用紙及びジャ
ーナル用紙等の記録紙にデータ印字するためのプリンタ
を搭載してなる電子式キャッシュレジスタ,POS(販
売時点情報管理端末)等の商品販売データ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の商品販売データ処理装置
において、レシート用紙やジャーナル用紙等に印字され
る商品名称,キー名称,金額等の文字は、サイズや形態
が予めプログラムによって固定化されていた。
【0003】このため、商品名称やキー名称は全角文字
で印字し、商品の販売金額や値引額等の数値データは半
角文字で印字し、釣銭金額や合計金額等は倍角文字で印
字するという具合に、1枚のレシートに印字される文字
のサイズをデータによって変える機種は既に実用化され
ているが、その機種で例えば特別なキー名称のみを倍角
印字させたい場合には印字プログラムの変更が必要であ
り、時間を要する上、経費がかかりすぎ、容易に対応で
きないのが実情であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の商品販売データ処理装置を使用するユーザ(小売業者
等)としては、特定の商品(例えば高価なもの)の名称
をジャーナル用紙に拡大若しくは強調して印字すること
で特定商品の販売登録があった取引の内容確認を容易に
したいとか、値引のキー名称及び値引額をレシート用紙
に拡大若しくは強調して印字することで顧客に値引があ
ったことを強調したい等の要望があり、これらの要望を
簡単に満足できる装置が望まれていた。
【0005】そこで本発明は、印字プログラムの変更を
要することなく、各商品のうち特定の商品が販売登録さ
れたときの商品名称等の印字を任意に文字修飾して行う
ことができ、ユーザの要望にあったレシート印字及びジ
ャーナル印字を簡単にしかも低コストで実現できる商品
販売データ処理装置を提供しようとするものである。
【0006】また本発明は、印字プログラムの変更を要
することなく、キーボードに配設された各種ファンクシ
ョンキーのうち特定のファンクションキーが操作入力さ
れたときのキー名称等の印字を任意に文字修飾して行う
ことができ、ユーザの要望にあったレシート印字及びジ
ャーナル印字を簡単にしかも低コストで実現できる商品
販売データ処理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1対応の発明
は、記録紙にデータ印字するためのプリンタを搭載する
とともに、各商品の名称,単価等の商品データを各商品
にそれぞれ設定される商品コードに対応して記憶する商
品データファイルを設け、商品コードの入力により販売
登録された商品の商品データを商品データファイルから
読出し、その商品データに基づき商品販売データを売上
登録処理するとともに、販売登録された商品の名称,販
売金額等をプリンタにより記録紙に印字出力する商品販
売データ処理装置において、商品データファイルに、印
字文字の修飾内容を示す印字属性情報を各商品の商品コ
ードに対応して記憶するエリアを設けるとともに、商品
コードの入力により商品が販売登録される毎にその商品
コードに対応する印字属性情報を商品データファイルか
ら読出す手段と、プリンタにより記録紙に該当する商品
名称を印字する際の文字を読出し手段により読出した印
字属性情報に従い修飾して印字する手段とを設けたもの
である。
【0008】本願請求項2対応の発明は、記録紙にデー
タ印字するためのプリンタ及び取消,値引等の業務を指
定するための各種ファンクションキーが配設されたキー
ボードを搭載するとともに、少なくとも一部のファンク
ションキーのキー名称をそのキーに割り付けられたキー
コードに対応して記憶するキー名称ファイルを設け、こ
のキー名称ファイルに設定されたファンクションキーが
操作入力される毎に対応するキー名称を読出してプリン
タにより記録紙に印字出力する商品販売データ処理装置
において、キー名称ファイルに、印字文字の修飾内容を
示す印字属性情報を各ファンクションキーのキーコード
に対応して記憶するエリアを設けるとともに、ファンク
ションキーが操作入力される毎にそのファンクションキ
ーのキーコードに対応する印字属性情報をキー名称ファ
イルから読出す手段と、プリンタにより記録紙に該当す
るキー名称を印字する際の文字を読出し手段により読出
した印字属性情報に従い修飾して印字する手段とを設け
たものである。
【0009】
【作用】本願請求項1対応の発明であれば、商品コード
の入力により商品が販売登録される毎にその商品コード
に対応する印字属性情報が商品データファイルから読出
される。そして、その読出された印字属性情報に従い当
該登録商品の商品名称が文字修飾されてプリンタにより
記録紙に印字される。
【0010】従って、商品データファイルに設けられた
印字属性情報エリアに特定の商品の商品コードに対応し
て例えば倍角印字を示す印字属性情報を設定するだけ
で、その特定商品の名称は倍角文字で記録紙に印字され
ることになる。
【0011】一方、本願請求項2対応の発明であれば、
ファンクションキーが操作入力される毎にそのファンク
ションキーのキーコードに対応する印字属性情報がキー
名称ファイルから読出される。そして、その読出した印
字属性情報に従い当該ファンクションキーのキー名称が
文字修飾されてプリンタにより記録紙に印字される。
【0012】従って、キー名称ファイルに設けられた印
字属性情報エリアに特定のファンクションキーのキーコ
ードに対応して例えば強調印字を示す印字属性情報を設
定するだけで、その特定ファンクションキーの名称は強
調文字で記録紙に印字されることになる。
【0013】
【実施例】以下、本願請求項1対応の発明及び請求項2
対応の発明をPOS端末にそれぞれ適用した一実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0014】図1はこの実施例におけるPOS端末1の
外観を示す斜視図である。このPOS端末1は、筐体上
面の前方側にキーボード11を搭載し、後方側に表示器
12を搭載している。
【0015】キーボード11は、図2に示すように数値
データを置数するための置数キーK1及びこの置数キー
K1によって置数された数値データをクリアするための
クリアキーK2の他、小計データの出力を指令する小計
キーK3、1取引の登録終了を指令する預/現計キーK
4、直前登録した商品の取消を指令する取消キーK5、
商品の値引を指令する値引キーK6、各商品を分類する
部門コードの入力を指令する部門キーK7、金額データ
の入力を指令する金額キーK8等の各種ファンクション
キーを配設したものである。
【0016】表示器12は、正面にオペレータ用の表示
画面12aを、背面に顧客用の表示画面12bをそれぞ
れ備えたもので、液晶ディスプレイ,CRTディスプレ
イ等が使用される。
【0017】また、このPOS端末1は、レシート及び
ジャーナル印字用のプリンタ13を内蔵している。そし
て、このプリンタ13によって印字されたレシート用紙
をレシート発行口13aから発行し、ジャーナル用紙を
内部で巻取るようにしている。また、レシート用紙及び
ジャーナル用紙の有無やジャーナル用紙への印字内容を
確認するための記録紙監視窓13bを筐体上面に形成し
ている。
【0018】さらに、このPOS端末1は、バーコード
を光学的に読取るためのバーコードスキャナ14、現金
等を収容するためのドロワ15、モードスイッチ16等
を備えている。
【0019】モードスイッチ16は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種モードを選択するた
めのスイッチで、鍵にて切替操作される。因みに、「登
録」モードとは販売登録された商品の販売データを記憶
部に売上登録処理するとともにその商品の名称,販売金
額等をプリンタ13によりレシート用紙及びジャーナル
用紙に印字してレシートを発行する業務のモード、「点
検」モードとは「登録」モードにおいて記憶部に売上登
録処理された販売商品の売上合計データをプリンタ13
により記録紙(レシート及び及び記録紙の両方若しくは
いずれか一方)に印字出力して点検レポートを発行する
業務のモード、「精算」モードとは「点検」モードと同
様に記憶部に売上登録処理された販売商品の売上合計デ
ータを記録紙に印字出力して精算レポートを発行した
後、記憶部の内容をクリアする業務のモード、「設定」
モードとは「登録」,「点検」,「精算」等の各種モー
ドを実行する上で必要なデータを記憶部に予め設定する
業務のモードである。
【0020】図3は前記POS端末1の制御回路構成を
示すブロック図であって、このPOS端末1は、制御部
本体として中央処理装置(以下、CPUと称する)21
を搭載している。また、このCPU21によって制御さ
れる主記憶部としてプログラムデータ等が予め設定され
たROM(リード・オンリ・メモリ)22と、商品販売
データを登録処理するための記憶部等が形成されるRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)23を搭載してい
る。
【0021】また、このPOS端末1は、日時を計時す
る時計回路24、上位機種であるホストコンピュータと
の間で伝送路を通じて行われるデータ送受信を司るホス
トインタフェース25、前記モードスイッチ16からの
信号が入力されるとともに前記ドロワ15を開放動作さ
せるドロワ開放装置15aに開放指令信号を出力するI
/Oポート26、前記キーボード11からのキー信号を
取込むキーボードコントローラ27、前記表示器12に
表示データを転送して画面表示を制御する表示コントロ
ーラ28、前記プリンタ13に印字データを転送してレ
シート印字及びジャーナル印字を制御するプリンタコン
トローラ29、前記バーコードスキャナ14からのバー
コードデータを取込むスキャナコントローラ30等を搭
載している。
【0022】前記CPU21と、ROM22、RAM2
3、時計回路24、ホストインタフェース25、I/O
ポート26及び各コントローラ27〜30とは、バスラ
イン31で電気的に接続されている。
【0023】そして、このPOS端末1は、特に前記R
AM23に図4に示す商品データファイル41とキー名
称ファイル42とを、例えば毎日の開店前業務において
ホストコンピュータからのダウンロードにより形成する
ものとなっている。
【0024】商品データファイル41は、店で販売する
各商品の名称及び単価を各商品にそれぞれ設定される商
品コードに対応して記憶するファイルであり、レシート
用紙への印字文字の修飾内容を示す印字属性情報を商品
コードに対応して記憶するR属性エリア41aと、ジャ
ーナル用紙への印字文字の修飾内容を示す印字属性情報
を商品コードに対応して記憶するJ属性エリア41bと
を備えている。
【0025】キー名称ファイル42は、各種ファンクシ
ョンキーのうちキー名称の印字を要する一部ファンクシ
ョンキー(小計キーK3,預/現計キーK4,値引キー
K5,取消キーK6等)のキー名称をそのキーに割り付
けられたキーコードに対応して記憶するファイルであ
り、商品データファイル41と同様にR属性エリア42
aとJ属性エリア42bとを備えている。また、各キー
コードに対応して文字修飾を行うか否かの境界となる基
準金額データを記憶する基準金額エリア42cを備えて
いる。
【0026】なお本実施例では、説明の便宜上、印字文
字の修飾として縦倍角印字と強調印字を行うものとす
る。そして、印字属性情報は、「0」を通常印字(全角
印字)とし、「1」を強調印字とし、「2」を縦倍角印
字とする。
【0027】しかして、このPOS端末1は、特に図6
及び図7の流れ図で示される印字業務プログラムをRO
M22またはRAM23に記憶しており、前記CPU2
1は、「登録」モードにおいてこの印字業務プログラム
を実行するように構成されている。
【0028】すなわち、ST(ステップ)1として商品
コードの入力により販売登録された商品の名称,販売金
額等の印字であることを確認すると、ST2として商品
データファイル41から入力商品コードに対応するR属
性エリア41aの内容(レシート印字属性情報)及びJ
属性エリア41bの内容(ジャーナル印字属性情報)を
読出す(請求項1対応の発明における読出し手段)。
【0029】次に、ST3として上記レシート印字属性
情報を調べる。そして、当該印字属性情報が「0」なら
ば通常印字が指定されているので、入力商品コードに対
応する商品名称及びその販売金額のレシート印字データ
を通常文字で編集し、「1」ならば強調印字が指定され
ているので上記レシート印字データを強調文字に修飾し
て編集し、「2」ならば縦倍角印字が指定されているの
で上記レシート印字データを縦倍角文字に修飾して編集
する。
【0030】次に、ST4として上記ジャーナル印字属
性情報を調べる。そして、当該印字属性情報が「0」な
らば前記レシート印字データと同様のジャーナル印字デ
ータを通常文字で編集し、「1」ならば上記ジャーナル
印字データを強調文字に修飾して編集し、「2」ならば
上記ジャーナル印字データを縦倍角文字に修飾して編集
する。
【0031】しかる後、こうして編集されたレシート印
字データ及びジャーナル印字データをプリンタコントロ
ーラ29を通じてプリンタ13に送出して、レシート用
紙及びジャーナル用紙へのデータ印字を制御する(請求
項1対応の発明における印字手段)。
【0032】一方、ST1にて商品登録印字ではなく、
ST5としてキー名称テーブル42にキーコード等が設
定されているファンクションキーの操作入力によってキ
ー名称及び処理金額(小計キーK3であれば小計金額、
預/現計キーK4であれば合計金額、取消キーK5であ
れば取消金額、値引キーK6であれば値引金額)の印字
であることを確認すると、ST6としてキー名称テーブ
ル42から入力キーコードに対応する基準金額データエ
リア42c内の基準金額データを読出す。
【0033】そして、ST7としてその基準金額と処理
金額との大小を比較する。ここで、処理金額が基準金額
以上であれば、ST8としてキー名称テーブル42から
入力キーコードに対応するR属性エリア42a内容(レ
シート印字属性情報)及びJ属性エリア42bの内容
(ジャーナル印字属性情報)を読出す(請求項2対応の
発明における読出し手段)。
【0034】これに対し、処理金額が基準金額未満の場
合には、ST9としてレシート印字属性情報及びジャー
ナル印字属性情報を強制的に「0」とする。
【0035】次に、ST3に進み、上記レシート印字属
性情報を調べる。そして、当該印字属性情報が「0」な
らば通常印字が指定されているので、入力キーコードに
対応するキー名称及び処理金額のレシート印字データを
通常文字で編集し、「1」ならば強調印字が指定されて
いるので上記レシート印字データを強調文字に修飾して
編集し、「2」ならば縦倍角印字が指定されているので
上記レシート印字データを縦倍角文字に修飾して編集す
る。
【0036】次に、ST4に進み、上記ジャーナル印字
属性情報を調べる。そして、当該印字属性情報が「0」
ならば前記レシート印字データと同様のジャーナル印字
データを通常文字で編集し、「1」ならば上記ジャーナ
ル印字データを強調文字に修飾して編集し、「2」なら
ば上記ジャーナル印字データを縦倍角文字に修飾して編
集する。
【0037】しかる後、こうして編集されたレシート印
字データ及びジャーナル印字データをプリンタコントロ
ーラ29を通じてプリンタ13に送出して、レシート用
紙及びジャーナル用紙へのデータ印字を制御する(請求
項2対応の発明における印字手段)。
【0038】このように構成された本実施例のPOS端
末1を使用する小売店において、単価が1万円以上の高
価な商品(AAA,DDD)が販売登録された際のジャ
ーナル印字を縦倍角文字で行う場合には、商品データフ
ァイル41の該当商品コードに対応するJ属性エリア4
1bに印字属性情報「2」を設定する。
【0039】また、値引対象の商品(CCC)が販売登
録された際のレシート印字を強調文字で行う場合には、
商品データファイル41の該当商品コードに対応するR
属性エリア41aに印字属性情報「1」を設定する。
【0040】一方、預/現計キーK4のキー操作による
キー名称「現計」及び合計金額のレシート印字を全て縦
倍角文字で行う場合には、キー名称ファイル42におけ
る現計キーK4のキーコードに対応するR属性エリア4
2aに印字属性情報「2」を設定し、かつ基準金額エリ
ア42cに基準金額「0円」を設定する。
【0041】また、値引キーK6のキー操作によるキー
名称「値引」及び値引金額のレシート印字及びジャーナ
ル印字を値引金額が500円以上の場合に限り強調文字
で印字する場合には、キー名称ファイル42における値
引キーK6のキーコードに対応するR属性エリア42a
及びJ属性エリア42bに印字属性情報「1」をそれぞ
れ設定し、かつ基準金額エリア42cに基準金額「50
0」を設定する。
【0042】さらに、取消キーK5のキー操作によるキ
ー名称「取消」及び取消金額のジャーナル印字を取消金
額が1000円以上の場合に限り強調文字で印字する場
合には、取消キーK5のキーコードに対応するJ属性エ
リア42bに印字属性情報「1」を設定し、かつ基準金
額エリア42cに基準金額「1000」を設定する。
【0043】なお、商品データファイル41及びキー名
称ファイル42におけるその他のR属性エリア41a,
42a及びJ属性エリア41b,42bには、通常文字
の印字属性情報「0」を設定する。
【0044】この状態で、例えば客が商品「AAA」,
「CCC」を買上げるものとし、POS端末1のオペレ
ータが、先ず商品「AAA」の商品コード(バーコー
ド)をバーコードスキャナ14で読取り入力したとする
と、この商品「AAA」の商品コードに対応するレシー
ト印字属性情報が「0」,ジャーナル印字属性情報が
「2」なので、該当する商品名称「AAA」及び販売金
額「¥10,000」の印字データはレシート用紙には
通常文字で印字され、ジャーナル用紙には縦倍角文字で
印字される。
【0045】次に、オペレータが商品「CCC」の商品
コード(バーコード)をバーコードスキャナ14で読取
り入力すると、この商品「CCC」の商品コードに対応
するレシート印字属性情報が「1」,ジャーナル印字属
性情報が「0」なので、該当する商品名称「CCC」及
び販売金額「¥8,000」の印字データはレシート用
紙には強調文字で印字され、ジャーナル用紙には通常文
字で印字される。
【0046】ここで、商品「CCC」は10%の値引対
象商品であるとすると、オペレータは商品「CCC」に
対する値引金額800円を置数キーK1で置数した後、
値引キーK6を操作入力することになる。そうすると、
値引キーK6のキーコードに対応する基準金額が500
円で値引金額800円の方が大きく、かつレシート印字
属性情報及びジャーナル印字属性情報がいずれも「1」
なので、該当するキー名称「値引」及び値引金額「¥8
00」の印字データはレシート用紙及びジャーナル用紙
にそれぞれ強調文字で印字される。
【0047】なお、この場合において、値引金額が50
0円未満の場合にはレシート印字及びジャーナル印字が
ともに通常文字で行われる。
【0048】次に、オペレータが誤って商品「BBB」
の商品コード(バーコード)をバーコードスキャナ14
で読取り入力してしまうと、この商品「BBB」の商品
コードに対応するレシート印字属性情報及びジャーナル
印字属性情報がいずれも「0」なので、該当する商品名
称「BBB」及び販売金額「¥5,000」の印字デー
タはレシート用紙及びジャーナル用紙にそれぞれ通常文
字で印字される。
【0049】ここで、ミスに気付くと、オペレータは取
消キーK5を操作入力して直前に登録した商品「BB
B」の登録を取消操作する。そうすると、取消キーK5
のキーコードに対応する基準金額が1000円で取消金
額5000円の方が大きく、かつレシート印字属性情報
が「0」,ジャーナル印字属性情報が「1」なので、該
当するキー名称「取消」,取消商品名称「BBB」及び
取消金額「¥5.000」の印字データはレシート用紙
には通常文字で印字され、ジャーナル用紙には強調文字
で印字される。
【0050】次に、オペレータが小計キーK3を操作入
力すると、小計キーK3のキーコードに対応する基準金
額が0円で小計金額22000円の方が大きいが、レシ
ート印字属性情報及びジャーナル印字属性情報がいずれ
も「0」なので、該当するキー名称「小計」及び小計金
額「¥22,000」の印字データはレシート用紙及び
ジャーナル用紙にそれぞれ通常文字で印字される。ま
た、この小計金額に対する税額660円の印字データも
レシート用紙及びジャーナル用紙にそれぞれ通常文字で
印字される。
【0051】しかる後、オペレータが預/現計キーK4
を操作入力すると、預/現計キーK4のキーコードに対
応する基準金額が0円で合計金額22660円の方が大
きく、かつレシート印字属性情報が「2」、ジャーナル
印字属性情報が「0」なので、該当するキー名称「現
計」及び合計金額「¥22,660」の印字データはレ
シート用紙には縦倍角文字で印字され、ジャーナル用紙
には通常文字で印字される。
【0052】この場合におけるレシート用紙51への印
字例を図5(a)に示し、ジャーナル用紙52への印字
例を図5(b)に示す。このレシート用紙51を受取っ
た顧客は「現計 ¥22660」が縦倍角文字で印字さ
れているので、合計金額が22660円であることを容
易に確認できる。また、「CCC ¥8,000、値引
¥800」が強調文字で印字されているので、商品
「CCC」について800円の値引サービスが行われた
ことを容易に確認できる。
【0053】一方、ジャーナル用紙52を確認した店側
は「AAA ¥10,000」が縦倍角文字で印字され
ているので、高価格商品「AAA」の登録があったこと
を容易に確認できる。また、「CCC ¥8,000、
値引 ¥800」が強調文字で印字されているので、値
引額800円の値引対象商品「CCC」の登録が行われ
たことを容易に確認できる。さらに、「取消 BBB
−5000」が強調文字で印字されているので、商品
「BBB」の登録が取消操作されたことを容易に確認で
きる。
【0054】このように本実施例によれば、各商品の名
称,単価等が商品コードに対応して設定される商品デー
タファイル41に設けられたR属性エリア41a及びJ
属性エリア41bにそれぞれ所望の印字属性情報を設定
するだけで、特定の商品の販売登録に対するレシート印
字及びジャーナル印字をそれぞれ他の商品の印字文字と
は異なる修飾文字(縦倍角文字,強調文字等)で印字さ
せることができる。
【0055】また、取消キーK5,値引キーK6等の特
定のファンクションキーの操作入力に対するレシート印
字及びジャーナル印字も、キー名称ファイル42に設け
られたR属性エリア42a及びJ属性エリア42bにそ
れぞれ所望の印字属性情報を設定するだけで、それぞれ
所望の修飾文字で印字させることができる。
【0056】この場合において、印字プログラムは全く
変更を必要としない。従って、経費が増加することもな
く短時間で自由に文字修飾の内容を変更できるので、ユ
ーザの要望にあったレシート印字及びジャーナル印字を
簡単にしかも低コストで実現できる効果を奏する。
【0057】また、前記実施例ではキー名称テーブル4
2に基準金額エリア42cを設け、ファンクションキー
操作における処理金額が基準金額以上のときにはそれに
対応するR属性エリア42a及びJ属性エリア42bの
印字属性情報に従いデータ印字し、基準金額未満の場合
には通常文字でデータ印字するようにしている。従っ
て、例えば高価格の値引の場合には強調して印字するが
低価格の値引の場合には通常文字で印字するというよう
な運用も容易にとることができ、実用性をより向上させ
ることができる。
【0058】なお、前記実施例では印字属性文字が
「1」のとき強調文字、「2」のとき縦倍角文字とした
が、文字修飾の種類はこれに限定されるものではなく、
斜体文字,白抜き文字等の文字修飾も可能にするべく印
字属性情報を付加してもよい。
【0059】この他、本発明を電子ジャーナル機能を有
することでレシートプリンタのみを搭載したPOS端末
または電子式キャッシュレジスタに適用する等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1対応の
発明であれば、商品データファイルに印字文字の修飾内
容を示す印字属性情報を各商品の商品コードに対応して
記憶するエリアを設け、商品コードの入力により商品が
販売登録される毎にその商品コードに対応する印字属性
情報を商品データファイルから読出して、プリンタによ
り記録紙に該当する商品名称を印字する際の文字をその
読出した印字属性情報に従い修飾して印字するようにし
たので、印字プログラムの変更を要することなく、各商
品のうち特定の商品が販売登録された際の商品名称等の
印字を任意に文字修飾して行うことができ、ユーザの要
望にあったレシート印字及びジャーナル印字を簡単にし
かも低コストで実現できる商品販売データ処理装置を提
供できる。
【0061】また、本願請求項2対応の商品販売データ
処理装置であれば、キー名称ファイルに印字文字の修飾
内容を示す印字属性情報を各ファンクションキーのキー
コードに対応して記憶するエリアを設け、ファンクショ
ンキーが操作入力される毎にそのファンクションキーの
キーコードに対応する印字属性情報をキー名称ファイル
から読出して、プリンタにより記録紙に該当するキー名
称を印字する際の文字をその読出した印字属性情報に従
い修飾して印字するようにしたので、印字プログラムの
変更を要することなく、キーボードに配設された各種フ
ァンクションキーのうち特定のファンクションキーが操
作入力された際のキー名称等の印字を任意に文字修飾し
て行うことができ、ユーザの要望にあった印字を簡単に
しかも低コストで実現できる商品販売データ処理装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOS端末の外観斜視
図。
【図2】同実施例におけるキーボードの構成を示す平面
図。
【図3】同実施例の制御回路構成を示すブロック図。
【図4】同実施例においてRAMに形成される商品デー
タファイル及びキー名称ファイルの構成図。
【図5】同実施例におけるレシート印字及びジャーナル
印字の一例を示す平面図。
【図6】同実施例においてCPUが実行する印字プログ
ラムの本願請求項1対応の発明に関わる部分を示す流れ
図。
【図7】同実施例においてCPUが実行する印字プログ
ラムの本願請求項2対応の発明に関わる部分を示す流れ
図。
【符号の説明】
1…POS端末 11…キーボード 13…プリンタ 21…CPU(中央処理装置) 22…ROM(リード・オンリ・メモリ) 23…RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 41…商品データファイル 42…キー名称ファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙にデータ印字するためのプリンタ
    を搭載するとともに、各商品の名称,単価等の商品デー
    タを各商品にそれぞれ設定される商品コードに対応して
    記憶する商品データファイルを設け、商品コードの入力
    により販売登録された商品の商品データを前記商品デー
    タファイルから読出し、その商品データに基づき商品販
    売データを売上登録処理するとともに、前記販売登録さ
    れた商品の名称,販売金額等を前記プリンタにより記録
    紙に印字出力する商品販売データ処理装置において、 前記商品データファイルに、印字文字の修飾内容を示す
    印字属性情報を各商品の商品コードに対応して記憶する
    エリアを設けるとともに、前記商品コードの入力により
    商品が販売登録される毎にその商品コードに対応する印
    字属性情報を前記商品データファイルから読出す読出し
    手段と、前記プリンタにより記録紙に該当する商品名称
    を印字する際の文字を前記読出し手段により読出した印
    字属性情報に従い修飾して印字する印字手段とを設けた
    ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 記録紙にデータ印字するためのプリンタ
    及び取消,値引等の業務を指定するための各種ファンク
    ションキーが配設されたキーボードを搭載するととも
    に、少なくとも一部のファンクションキーのキー名称を
    そのキーに割り付けられたキーコードに対応して記憶す
    るキー名称ファイルを設け、このキー名称ファイルに設
    定されたファンクションキーが操作入力される毎に対応
    するキー名称を読出して前記プリンタにより記録紙に印
    字出力する商品販売データ処理装置において、 前記キー名称ファイルに、印字文字の修飾内容を示す印
    字属性情報を各ファンクションキーのキーコードに対応
    して記憶するエリアを設けるとともに、前記ファンクシ
    ョンキーが操作入力される毎にそのファンクションキー
    のキーコードに対応する印字属性情報を前記キー名称フ
    ァイルから読出す読出し手段と、前記プリンタにより記
    録紙に該当するキー名称を印字する際の文字を前記読出
    し手段により読出した印字属性情報に従い修飾して印字
    する印字手段とを設けたことを特徴とする商品販売デー
    タ処理装置。
JP24322793A 1993-09-29 1993-09-29 商品販売データ処理装置 Pending JPH0798786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011242972A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Seiko Epson Corp 変換装置、印刷システム、装着ボード、変換装置の制御方法およびプログラム
JP2019142058A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 株式会社ライト 伝票及び伝票作成装置
JP2022160478A (ja) * 2018-02-19 2022-10-19 株式会社ライト アセンブリ作業方法

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