JPH04301971A - 階調画像の二値化方法 - Google Patents

階調画像の二値化方法

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JPH04301971A
JPH04301971A JP3064917A JP6491791A JPH04301971A JP H04301971 A JPH04301971 A JP H04301971A JP 3064917 A JP3064917 A JP 3064917A JP 6491791 A JP6491791 A JP 6491791A JP H04301971 A JPH04301971 A JP H04301971A
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Naoaki Ino
直亮 井野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナ、ディスプレ
イ、プリンタ、ファクシミリ等において、多値階調の画
像データを二値化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、階調画像の二値化方式の一つとし
て、フロイド(Floyd) による誤差拡散法が知ら
れている(R. Floyd & L. Steinb
erg:”An Adaptive Algorith
m for Spatial Grayscale”,
 SID Sym., Digest of Pape
rs, p.36(1975)参照) 。
【0003】図5は、誤差拡散法の一例の説明図である
。図5において、各正方形は一つの画素を示し、クロス
ハッチングを施した画素20は処理中の画素であり、ハ
ッチングを施した画素21は二値化処理済みの画素であ
る。その他のハッチングのない画素22は未処理の画素
である。処理中の画素20は一定の閾値により二値化さ
れる。すなわち、1か0に変換される。そのとき生じた
誤差は、重み係数A〜Dを乗じられ、処理中の画素20
の周囲で且つ未処理の画素に分配される。なお、図中、
A〜Dはその位置の画素における重み係数を示す。 たとえば、係数Aは7/16、係数Bは1/16、係数
Cは5/16、係数Dは3/16である。
【0004】図6は、上述した誤差拡散法を具体化する
一例の概略構成図である。図中、1は画像入力、2は入
力バッファメモリ、3は加算器、4は閾値設定回路、5
は比較器、6は演算器、7は重み付け回路、8は誤差バ
ッファメモリ、9は出力バッファメモリ、10は二値化
出力である。
【0005】画像入力1は、入力バッファメモリ2に一
旦蓄えられ、1画素ずつ読み出される。加算器3で処理
済み画素の誤差データが加算されたのち、比較器5に入
力される。比較器5において閾値設定回路4からの一定
の閾値と比較され、その大小に応じて0又は1に二値化
され、出力バッファメモリ9に蓄えられる。比較器5に
おいて、入力されたデータと出力されたデータは演算器
6で差をとられ、得られた誤差は重み付け回路7におい
て、先に説明した重み係数A〜Dを乗じられ誤差バッフ
ァメモリ8に格納される。誤差バッファメモリ8に格納
された誤差データは、未処理の画素に対して累計値とし
て格納され、加算器3において対応する画像入力に加算
される。
【0006】誤差拡散法は、階調性及び解像度が優れて
いる反面、数ライン分の容量を有する誤差バッファメモ
リ8を持たねばならず、また演算量も多いため、装置が
複雑で高価であるという欠点があった。
【0007】装置を簡単化するためには、図7に示すよ
うに、誤差を主走査方向のみの一次元に拡散する方法が
ある。図8は図7に示す誤差拡散方法を具体化する装置
の概略構成図で、図6との相違は、誤差バッファ8を設
けずに、数画素分の遅延を行う遅延回路11を用いた点
である。
【0008】図7の方法によれば、誤差を主走査方向の
みに分配するため、数画素分のメモリ容量を有する遅延
回路11を使用するだけでよく、装置は簡単化される。 しかし、一般に画像信号では、隣合った走査線間には相
関性があり、隣合った走査線では同じようなドットの配
置となるため、結果として主走査方向と垂直方向に縞模
様が現れやすい。なお、縞の空間周波数を高くして目に
つきにくすることも考えられるが、この場合、主走査方
向の解像度を相当に高くする必要がある。
【0009】これを解決する方法として、主走査方向の
みに誤差を分配し、且つ走査線毎に閾値を変える二値化
方法がある。その動作を構成概要図を示す図9によって
説明する。
【0010】図8に示す構成との第1の相違点は、閾値
メモリ12と閾値設定回路4を制御するためのライン同
期制御回路13を設けた点で、閾値は、ライン同期制御
回路13によって走査線毎に閾値メモリ12から読み出
されて設定される。走査線毎に閾値を変えることにより
、ドットの出現位置が走査線毎にずれるため、画像の相
関性に起因する主走査方向に垂直な縞模様を防ぐことが
できる。第2の相違点は、初期化回路14により、数画
素毎に蓄積された誤差を0にクリアする点である。クリ
アする理由は、処理の初期、すなわち、主走査線の初期
の方では問題ないが、処理が進むに従い誤差が蓄積され
ていくと、閾値を変化させた効果が薄れてきて、徐々に
縞模様が生じてくることがあるためで、数画素毎に、誤
差の蓄積されていない初期状態に戻す処理により、より
良い閾値変化の効果が得られる初期状態に保っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
装置による二値化方法では、誤差をクリアする周期に起
因する、主走査方向に垂直なノイズが発生することがあ
る。このノイズは、誤差クリアの周期が小さければ殆ど
判らないが、誤差クリアの周期は階調性に比例するため
、誤差クリアの周期はある程度以下に小さくすることは
できない。
【0012】そこで本発明は、誤差を主走査方向のみに
拡散する誤差拡散法において、階調性を損なうことなく
、主走査方向に垂直な方向の縞模様を防止し、高速且つ
安価に回路を構成できる二値化方法を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の階調画像の二値
化方法は、前記目的を達成するため、主走査方向のみに
誤差拡散処理を行い、主走査線毎に二値化のための閾値
を変化させ、且つ一定の周期をもって誤差の初期化を行
う階調画像の二値化方法において、前記誤差の初期化の
タイミングを主走査線毎に変えることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、誤差の初期化のタイミング
、すなわち、誤差を0にクリアするタイミングが主走査
線毎にずらされる。誤差クリアに同期してノイズが発生
するが、このノイズは各走査線毎に異なる位置に発生す
るので、垂直方向に連続することはなくノイズが目立た
なくなる。すなわち、誤差クリアの周期に起因するノイ
ズが低減され、滑らかな階調表現が可能になる。また、
主走査方向のみ一次元に誤差を拡散するため、遅延素子
で回路を構成でき、高速且つ安価に回路を構成すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0016】図1は本発明の誤差拡散法の一実施例を示
す概略構成図である。なお、図9の従来例と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。
【0017】画像入力1は、入力バッファメモリ2に一
旦蓄えられ、1画素ずつ読み出される。その後、加算器
3で処理済み画素の誤差データを加算されたのち、比較
器5に入力される。閾値はライン同期制御回路13及び
閾値設定回路4によって走査線毎に閾値メモリ12から
読み出されて設定される。図2は、本実施例において閾
値を設定するための閾値関数の具体例である。Tは閾値
関数を表す数列で、数値は相対値であるので、閾値レベ
ルの数、すなわち、本例では7で割った数が、0から1
の規格化された階調レベルに対応する。図2の例では、
1番目の走査線では閾値を「1」とし、2番目の走査線
では閾値を「3」としている。
【0018】この閾値は、比較器5において入力データ
と比較され、その大小に応じて0又は1に二値化された
出力が出力バッファメモリ9に蓄えられる。このとき、
比較器5において、入力されたデータと出力されたデー
タの差が誤差として演算器6により計算される。誤差は
遅延回路11により1画素分遅延されたのち、重み付け
回路7により所定の重み係数を乗じられる。初期化回路
14は、或るタイミングで誤差を0にクリアするもので
、初期化タイミングでなければ重み付け回路7により出
力された誤差を、また、初期化タイミングにおいては0
を、加算器3に出力する。このとき誤差は1画素分遅延
されているので、加算器3で誤差は次の画素に加えられ
ることになる。初期化制御回路15は、何画素毎に初期
化するかを制御するもので、ライン同期制御回路13か
らライン同期信号を受け、走査線毎に異なった初期化の
タイミングを生成する。
【0019】図3は、初期化タイミングの具体例を示す
説明図である。図3(b)中、横方向に配列された数字
は主走査方向の画素番号を示し、縦方向に配列された数
字は走査線番号を示す。また、図3(a)のPは各々の
走査線の何画素目で初めに初期化するかを表す数値列で
、以後は各走査線とも7画素周期で初期化を行う。図3
に示す例においては、7画素を周期とし、1番目の走査
線では4画素目で初めに初期化し、2番目の走査線では
6画素目で初めに初期化している。なお、この例では初
めに初期化する画素の位置は、1走査線毎に2画素分だ
け順次変化していく。
【0020】図4は、図2に示す閾値関数と図3に示す
初期化タイミングとを適用して二値化を行った場合の中
間調画像出力の一例を示す説明図であり、1番目の走査
線では4画素目で初めに初期化した後に閾値レベル「1
」で二値化を行い、2番目の走査線では6画素目で初め
に初期化した後に閾値レベル「3」で二値化を行ってい
る。なお、図中の丸印は、中間調入力に対してドットが
印字される位置を示している。また、初期化位置Pと閾
値Tとの関係(4−1,6−3,1−5,3−0,・・
)は固定されている。
【0021】このように、誤差クリアのタイミング、す
なわち、初期化タイミングを走査線に異ならせることに
より、誤差クリアに起因するノイズは各走査線毎に異な
る位置に発生するので、垂直方向に連続することはなく
ノイズが目立たなくなる。すなわち、誤差クリアの周期
に起因するノイズが低減される。
【0022】上述の実施例の装置によれば、誤差を主走
査方向のみに分配するため、誤差を数画素分だけ遅延し
て、重み付け回路7により重み係数を乗じたのち付加す
ればよいので、図6に示す従来例のような容量の大きな
誤差バッファメモリ8を設ける必要はなく、小容量で構
成が簡単な遅延回路で構成でき、回路と演算は極めて簡
単なものになる。
【0023】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
誤差クリアのタイミングを走査線毎にずらしているため
、誤差クリアの周期に起因するノイズが低減され、滑ら
かな階調表現が可能になる。また、誤差の配分先を簡単
化し、走査線方向のみとできるので、高価な誤差ライン
バッファの代わりに安価で動作速度が速い遅延回路で二
値化装置を構成できる。したがって、処理の高速化、回
路の単純化が可能となり、特に、中間調画像を劣化させ
ることなく、高速且つ安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の二値化方法の一実施例の概略構成
図である。
【図2】  本発明の二値化方法の一実施例における閾
値関数の具体例である。
【図3】  本発明の二値化方法の一実施例における誤
差クリアのタイミングの具体例である。
【図4】  本発明の二値化方法による中間調画像の出
力例である。
【図5】  従来の誤差拡散法の説明図である。
【図6】  従来の誤差拡散法を具体化した一例の概略
構成図である。
【図7】  従来の別の二値化方法の説明図である。
【図8】  図7に示される二値化方法を具体化した一
例の概略構成図である。
【図9】  更に他の従来の二値化方法を具体化した一
例の概略構成図である。
【符号の説明】
1  画像入力、2  入力バッファメモリ、3  加
算器、4  閾値設定回路、5比較器、6  演算器、
7  重み付け回路、8  誤差バッファメモリ、9 
 出力バッファメモリ、10  二値化出力、11  
遅延回路、12  閾値メモリ、13ライン同期制御回
路、14  初期化回路、15  初期化制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主走査方向のみに誤差拡散処理を行い
    、主走査線毎に二値化のための閾値を変化させ、且つ一
    定の周期をもって誤差の初期化を行う階調画像の二値化
    方法において、前記誤差の初期化のタイミングを主走査
    線毎に変えることを特徴とする階調画像の二値化方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0717391A1 (en) * 1994-11-17 1996-06-19 Fujitsu General Limited Error variance circuit for improving an image signal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0717391A1 (en) * 1994-11-17 1996-06-19 Fujitsu General Limited Error variance circuit for improving an image signal

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