JPH03243063A - 階調画像の二値化方法 - Google Patents
階調画像の二値化方法Info
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- JPH03243063A JPH03243063A JP2040621A JP4062190A JPH03243063A JP H03243063 A JPH03243063 A JP H03243063A JP 2040621 A JP2040621 A JP 2040621A JP 4062190 A JP4062190 A JP 4062190A JP H03243063 A JPH03243063 A JP H03243063A
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- Japan
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- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000872 buffer Substances 0.000 abstract description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012464 large buffer Substances 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、連続した階調を含んだ画像を二値化する方法
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
従来、画像処理において、画像の明暗をOと1に二値化
するデータ処理が行なわれている。
するデータ処理が行なわれている。
第3図は、画像処理装置の一例の概略を説明するための
ブロック図である。図中、31は画像人力装置、32は
色変換補正装置、33は鮮鋭度補正装置、34は画像二
値化装置、35はプリンタインターフェースである。
ブロック図である。図中、31は画像人力装置、32は
色変換補正装置、33は鮮鋭度補正装置、34は画像二
値化装置、35はプリンタインターフェースである。
画像人力装置31からの入力階調画像データは、色変換
補正装置32によって補色変換2色補正が行なわれ、鮮
鋭度補正装置33によって必要な鮮鋭度補正が施された
後、画像二値化装置34によって明度に応じた二値化デ
ータに変換される。変換されたデータは、例えば、プリ
ンタインターフェース35によりカラープリンタで印字
される。
補正装置32によって補色変換2色補正が行なわれ、鮮
鋭度補正装置33によって必要な鮮鋭度補正が施された
後、画像二値化装置34によって明度に応じた二値化デ
ータに変換される。変換されたデータは、例えば、プリ
ンタインターフェース35によりカラープリンタで印字
される。
このように画像処理において、階調を有する画像におけ
る画素の二値化は、それぞれの画素をOと1の間の所望
の明度をもつと仮定し、画像を行ごとに走査して、各画
素を明と暗に対応した1とOの値に二値化するものであ
る。この場合、所望の明度が、0.5以下である画素を
0.それ以外の明度を1とすると、所望の明度が0また
は1である画素は、正確に0または1に二値化されるが
、0と1との間の画素は、切り捨てられ、あるいは、切
り上げられて、0または1の明度に変換されるから、中
間の明度は、実際の明度よりも明るすぎたり、あるいは
、暗すぎる値として二値化されてしまう。したがって、
所望の明度がOまたは1でない中間の明度の画素は、誤
差を画像中に発生させる。
る画素の二値化は、それぞれの画素をOと1の間の所望
の明度をもつと仮定し、画像を行ごとに走査して、各画
素を明と暗に対応した1とOの値に二値化するものであ
る。この場合、所望の明度が、0.5以下である画素を
0.それ以外の明度を1とすると、所望の明度が0また
は1である画素は、正確に0または1に二値化されるが
、0と1との間の画素は、切り捨てられ、あるいは、切
り上げられて、0または1の明度に変換されるから、中
間の明度は、実際の明度よりも明るすぎたり、あるいは
、暗すぎる値として二値化されてしまう。したがって、
所望の明度がOまたは1でない中間の明度の画素は、誤
差を画像中に発生させる。
フロイド(Floyd)のアルゴリズム(R。
Fioyd&L、Steinberg:”AnAdap
tive Algorithm forSpati
al greyscale”、SID Symp、
、Digest of Papers、p、36
(1975))として知られる誤差拡散法による二値化
では、その画素で発生した誤差をまだ走査されていない
周辺のいくつかの画素に振り分けてその明度を修正する
ものである。
tive Algorithm forSpati
al greyscale”、SID Symp、
、Digest of Papers、p、36
(1975))として知られる誤差拡散法による二値化
では、その画素で発生した誤差をまだ走査されていない
周辺のいくつかの画素に振り分けてその明度を修正する
ものである。
第5図は、その−例の説明図である。(A)図において
、各正方形は1つの画素である。クロスハツチングを施
した画素53は、処理中の画素であり、ハツチングを施
した画素54は、二値化処理済みの画素である。その他
のハツチングのない画素55は、未処理の画素である。
、各正方形は1つの画素である。クロスハツチングを施
した画素53は、処理中の画素であり、ハツチングを施
した画素54は、二値化処理済みの画素である。その他
のハツチングのない画素55は、未処理の画素である。
主走査の方向である各走査線における画素の処理の方向
は、矢印51に示すように、すべての走査線において、
左から右へ順に行なわれる。処理中の画素53における
二値化データとの差である誤差は、例えば、同図(B)
に示すようにA−Dの重み係数に応じて4つの画素に分
配される。分配先は、同図(A)に図示したように、次
に処理される画素Aに誤差の7/16を、次の走査線に
おける前後に位置する画素B〜Dに、それぞれ1/16
.5/16゜3/16を分配する。なお、Kとして図示
した位置は、K点と呼ばれる方向へのテクスチャーシフ
トを示すものである。
は、矢印51に示すように、すべての走査線において、
左から右へ順に行なわれる。処理中の画素53における
二値化データとの差である誤差は、例えば、同図(B)
に示すようにA−Dの重み係数に応じて4つの画素に分
配される。分配先は、同図(A)に図示したように、次
に処理される画素Aに誤差の7/16を、次の走査線に
おける前後に位置する画素B〜Dに、それぞれ1/16
.5/16゜3/16を分配する。なお、Kとして図示
した位置は、K点と呼ばれる方向へのテクスチャーシフ
トを示すものである。
第2図は、上述した誤差拡散法を具体化する一例の概略
構成図である。図中、1は画像人力、2は大力バッファ
メモリ、3は加算器、4は閾値設定回路、5は比較器、
6は出力バッファメモリ、7は誤差バッファメモリ、8
は二値化出力、9は加重加算器、10は同期制御回路で
ある。
構成図である。図中、1は画像人力、2は大力バッファ
メモリ、3は加算器、4は閾値設定回路、5は比較器、
6は出力バッファメモリ、7は誤差バッファメモリ、8
は二値化出力、9は加重加算器、10は同期制御回路で
ある。
画像人力1は、大力バッファメモリ2に記憶され、1画
素づつ読み出される。加算器3を経て、比較器5におい
て閾値設定回路4からの閾値、例えば、明度の相当値で
ある0、5と比較され、その大小に応じて、0または1
に二値化され、出力バッファメモリ6に蓄えられる。ま
た、比較器5において入力されたデータと閾値との差は
、誤差バッファメモリ7に記憶される。誤差バッファメ
モリ7に記憶された誤差データは、未処理の画素に対し
て記憶されているから、加算器3に導入される画素に対
応して分配される誤差データが、加重加算器9において
重み係数を付加されて、加算器3において累計される。
素づつ読み出される。加算器3を経て、比較器5におい
て閾値設定回路4からの閾値、例えば、明度の相当値で
ある0、5と比較され、その大小に応じて、0または1
に二値化され、出力バッファメモリ6に蓄えられる。ま
た、比較器5において入力されたデータと閾値との差は
、誤差バッファメモリ7に記憶される。誤差バッファメ
モリ7に記憶された誤差データは、未処理の画素に対し
て記憶されているから、加算器3に導入される画素に対
応して分配される誤差データが、加重加算器9において
重み係数を付加されて、加算器3において累計される。
したがって、二値化出力8には、分配された誤差データ
を加味した値に基づく二値化データが記憶される。なお
、同期制御回路10は、処理中の画素と、誤差バッファ
メモリにおける誤差データの読み出しの同期をとるもの
であるが、この誤差バッファメモリと人出力バッファの
アドレッシングは、常に指定された方向に処理が行なわ
れるものである。
を加味した値に基づく二値化データが記憶される。なお
、同期制御回路10は、処理中の画素と、誤差バッファ
メモリにおける誤差データの読み出しの同期をとるもの
であるが、この誤差バッファメモリと人出力バッファの
アドレッシングは、常に指定された方向に処理が行なわ
れるものである。
このアルゴリズムの問題点は、K点と呼ばれる方向への
テクスチャーシフトやヒストリー効果と呼ばれる現象に
よる線状のノイズが発生し、このノイズのために、全体
的な二値化の性能としては最も良いものとされていなが
ら、応用される例が少なかったのである。
テクスチャーシフトやヒストリー効果と呼ばれる現象に
よる線状のノイズが発生し、このノイズのために、全体
的な二値化の性能としては最も良いものとされていなが
ら、応用される例が少なかったのである。
このテクスチャーの問題を解決するために、いくつかの
提案がなされている。それらは大きく2つに分類できる
。その1は、誤差を分配・伝搬する範囲を拡大し、その
重み係数を工夫するものである。その2は、配分の重み
係数や二値化の閾値をダイナミックに変動させるもので
、−様乱数による二値化との組合せや、画素数のカウン
ト結果から係数を算出するなどするものである。これら
の手法によれば、ノイズの低減はある程度達成できたと
しても、誤差拡散法のもうひとつの問題点である、計算
量の多さ、という点に加えて、さらに計算量を増加させ
ることになり、効果的な解決とはなり得ていない。
提案がなされている。それらは大きく2つに分類できる
。その1は、誤差を分配・伝搬する範囲を拡大し、その
重み係数を工夫するものである。その2は、配分の重み
係数や二値化の閾値をダイナミックに変動させるもので
、−様乱数による二値化との組合せや、画素数のカウン
ト結果から係数を算出するなどするものである。これら
の手法によれば、ノイズの低減はある程度達成できたと
しても、誤差拡散法のもうひとつの問題点である、計算
量の多さ、という点に加えて、さらに計算量を増加させ
ることになり、効果的な解決とはなり得ていない。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
ので、誤差拡散法による二値化に伴って発生する特有の
縞模様状の画像ノイズを低減するとともに、処理回路の
規模を小さくして、しかも、高品位な再現画像を与える
二値化装置を提供することを目的とするものである。
ので、誤差拡散法による二値化に伴って発生する特有の
縞模様状の画像ノイズを低減するとともに、処理回路の
規模を小さくして、しかも、高品位な再現画像を与える
二値化装置を提供することを目的とするものである。
特に、カラープリンタの場合は、単色での画像ノイズを
低減することによって、重ね刷り時の再現色の濁りやモ
アレ状ノイズのないカラー画像を与える二値化方法を提
供することを目的とする。
低減することによって、重ね刷り時の再現色の濁りやモ
アレ状ノイズのないカラー画像を与える二値化方法を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、階調画像の二値化方法において、階調を持つ
画像情報の画素データを二値化し、その画素データの二
値化に伴って発生する誤差成分を予め設定された配分比
率により隣接する未処理の2画素データへ分配保存し、
その分配された誤差の累計を加算して画素データの二値
化を行なうようにするとともに、二値化処理、および、
誤差の配分処理の主走査方向の向きを、所定の周期、ま
たは、ランダムな周期に基づいて反転することを特徴と
するものである。
画像情報の画素データを二値化し、その画素データの二
値化に伴って発生する誤差成分を予め設定された配分比
率により隣接する未処理の2画素データへ分配保存し、
その分配された誤差の累計を加算して画素データの二値
化を行なうようにするとともに、二値化処理、および、
誤差の配分処理の主走査方向の向きを、所定の周期、ま
たは、ランダムな周期に基づいて反転することを特徴と
するものである。
(作 用)
本発明は、階調画像の二値化方法において、階調を持つ
画像情報の画素データを二値化し、その画素データの二
値化に伴って発生する誤差成分を予め設定された配分比
率により隣接する未処理の2画素データへ分配保存し、
その分配された誤差の累計を加算して画素データの二値
化を行なうようにすることにより、誤差分配の演算処理
をきわめて簡単なものとするとともに、二値化処理、お
よび、誤差の配分処理の主走査方向の向きを、所定の周
期、または、ランダムな周期に基づいて反転することに
よって、誤差の配分により不規則性を与えて、簡単な分
配処理であるにもかかわらず、縞模様状の画像ノイズを
さらに軽減すること力τできるものである。
画像情報の画素データを二値化し、その画素データの二
値化に伴って発生する誤差成分を予め設定された配分比
率により隣接する未処理の2画素データへ分配保存し、
その分配された誤差の累計を加算して画素データの二値
化を行なうようにすることにより、誤差分配の演算処理
をきわめて簡単なものとするとともに、二値化処理、お
よび、誤差の配分処理の主走査方向の向きを、所定の周
期、または、ランダムな周期に基づいて反転することに
よって、誤差の配分により不規則性を与えて、簡単な分
配処理であるにもかかわらず、縞模様状の画像ノイズを
さらに軽減すること力τできるものである。
(実施例)
第4図は、本発明の二値化方法における誤差成分処理の
一実施例のアルゴリズムを示す説明図である。第5図で
説明したと同様に、各正方形は1つの画素であり、ハツ
チングを施した画素44は、二値化処理済みの画素、ク
ロスハツチングを施した画素43は、処理中の画素、そ
の他のハツチングのない画素45は、未処理の画素であ
る。主走査の方向である各走査線における画素の処理の
方向は、(A)図においては、矢印41に示すように、
左から右へ順に行なわれ、(B)図においては、矢印4
2に示すように、右から左へ順に行なわれる。処理中の
画素43における二値化データとの差である誤差を未処
理周辺画素へ分配・伝搬する際の分配先は、隣接する2
画素である。分配の重み係数は、この実施例においては
、1/2づつである。
一実施例のアルゴリズムを示す説明図である。第5図で
説明したと同様に、各正方形は1つの画素であり、ハツ
チングを施した画素44は、二値化処理済みの画素、ク
ロスハツチングを施した画素43は、処理中の画素、そ
の他のハツチングのない画素45は、未処理の画素であ
る。主走査の方向である各走査線における画素の処理の
方向は、(A)図においては、矢印41に示すように、
左から右へ順に行なわれ、(B)図においては、矢印4
2に示すように、右から左へ順に行なわれる。処理中の
画素43における二値化データとの差である誤差を未処
理周辺画素へ分配・伝搬する際の分配先は、隣接する2
画素である。分配の重み係数は、この実施例においては
、1/2づつである。
第1図は、上述した本発明の誤差拡散法の一実施例を具
体化する概略構成図である。第2図と同様な部分は、同
じ符号を付して説明を省略する。
体化する概略構成図である。第2図と同様な部分は、同
じ符号を付して説明を省略する。
第2図と相違する点は、誤差の分配の画素の位置が、走
査線における画素の処理の方向に応じて異なること、す
なわち、第4図(A)または(B)のように処理全体の
向きを反転したアルゴリズムをも実現するように構成さ
れている点である。
査線における画素の処理の方向に応じて異なること、す
なわち、第4図(A)または(B)のように処理全体の
向きを反転したアルゴリズムをも実現するように構成さ
れている点である。
具体的には、第2図に示す同期制御回路10によって制
御されている一定方向への処理を、第1図の乱数発生装
置11によって外部より制御することで、処理の方向を
反転させるものである。乱数発生装置11によって制御
される同期制御回路10は、ラインバッファに対する画
素カウンタを制御するごとく構成され、主走査の方向を
反転する。
御されている一定方向への処理を、第1図の乱数発生装
置11によって外部より制御することで、処理の方向を
反転させるものである。乱数発生装置11によって制御
される同期制御回路10は、ラインバッファに対する画
素カウンタを制御するごとく構成され、主走査の方向を
反転する。
反転の周期を規則的としてもよく、結果として得られる
空間周波数を最も高くすることを考えると、1走査線毎
に反転させることが好ましいが、この場合は、処理に強
い周期性が発生するため、結果として得られる画像の最
小構成単位のピッチによっては、かえって目につくノイ
ズとなるため、2走査線ごとに反転させるのが好ましい
。
空間周波数を最も高くすることを考えると、1走査線毎
に反転させることが好ましいが、この場合は、処理に強
い周期性が発生するため、結果として得られる画像の最
小構成単位のピッチによっては、かえって目につくノイ
ズとなるため、2走査線ごとに反転させるのが好ましい
。
それでも適当でない場合には、反転周期を調整するか、
あるいは、上述したように、ランダム化することにより
、ノイズの発生をより回避することができる。
あるいは、上述したように、ランダム化することにより
、ノイズの発生をより回避することができる。
誤差バッファメモリおよび加算器の構成は、簡単である
。発生した誤差は、そのまま誤差バッファに加算し保存
する。重み係数は2つしがないため、加重加算器も簡単
であり、カウンタなどの制御も最も簡単となる。誤差が
加算される可能性も2画素からのものだけであるから、
必要最低限のビット数ですませられる。
。発生した誤差は、そのまま誤差バッファに加算し保存
する。重み係数は2つしがないため、加重加算器も簡単
であり、カウンタなどの制御も最も簡単となる。誤差が
加算される可能性も2画素からのものだけであるから、
必要最低限のビット数ですませられる。
重み係数を1/2とした場合は、さらに簡単となる。誤
差バッファにおいては、重みが1/2の誤差をそのまま
2回加算したのであるがら、合計の値を1/2にすれば
よく、1ビツトのLSB向きのシフトになり、最も単純
な回路構成が実現できる。
差バッファにおいては、重みが1/2の誤差をそのまま
2回加算したのであるがら、合計の値を1/2にすれば
よく、1ビツトのLSB向きのシフトになり、最も単純
な回路構成が実現できる。
なお、誤差拡散の重み係数は、必ずしも1/2づつに限
られる必要はない。
られる必要はない。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、誤差
拡散法そのものに起因するテクスチャー状画像ノイズの
空間周波数成分を高周波域に分散できるため、より目に
つきにくくでき、見た目のノイズの少ない高品位な二値
化画像を提供できる。
拡散法そのものに起因するテクスチャー状画像ノイズの
空間周波数成分を高周波域に分散できるため、より目に
つきにくくでき、見た目のノイズの少ない高品位な二値
化画像を提供できる。
さらに、誤差の配分処理は、きわめて簡単となり、重み
係数を172とした場合には、拡散係数を乗じて加算し
たり、累計後に係数の合計によって、除算するかわりに
、単に加算して1/2を乗ずればよく、乗除算器を用い
なくても、シフトレジスタにより構成できるなど、回路
がきわめて簡単化できる効果がある。
係数を172とした場合には、拡散係数を乗じて加算し
たり、累計後に係数の合計によって、除算するかわりに
、単に加算して1/2を乗ずればよく、乗除算器を用い
なくても、シフトレジスタにより構成できるなど、回路
がきわめて簡単化できる効果がある。
第1図は、本発明の二値化方法の一実施例を適用するた
めの二値化装置の概略構成図、第2図は、従来の誤差拡
散法による二値化装置の一例の概略構成図、第3図は、
画像処理装置の一例の概略を説明するためのブロック図
、第4図は、本発明の誤差拡散法のアルゴリズムの説明
図、第5図は、従来の誤差拡散法のアルゴリズムの説明
図である。 1・・・画像入力、2・・・大カパッファメモリ、3・
・・加算器、4・・・閾値設定回路、5・・・比較器、
6・・・出力バッファメモリ、7・・・誤差バッファメ
モリ、8・・・二値化出力、9・・・加重加算器、10
・・・同期制御回路、11・・・乱数発生装置。 第1図
めの二値化装置の概略構成図、第2図は、従来の誤差拡
散法による二値化装置の一例の概略構成図、第3図は、
画像処理装置の一例の概略を説明するためのブロック図
、第4図は、本発明の誤差拡散法のアルゴリズムの説明
図、第5図は、従来の誤差拡散法のアルゴリズムの説明
図である。 1・・・画像入力、2・・・大カパッファメモリ、3・
・・加算器、4・・・閾値設定回路、5・・・比較器、
6・・・出力バッファメモリ、7・・・誤差バッファメ
モリ、8・・・二値化出力、9・・・加重加算器、10
・・・同期制御回路、11・・・乱数発生装置。 第1図
Claims (1)
- 階調を持つ画像情報の画素データを二値化し、その画
素データの二値化に伴って発生する誤差成分を予め設定
された配分比率により隣接する未処理の2画素データへ
分配保存し、その分配された誤差の累計を加算して画素
データの二値化を行なうようにするとともに、二値化処
理、および、誤差の配分処理の主走査方向の向きを、所
定の周期、または、ランダムな周期に基づいて反転する
ことを特徴とする階調画像の二値化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2040621A JPH03243063A (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 階調画像の二値化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2040621A JPH03243063A (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 階調画像の二値化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03243063A true JPH03243063A (ja) | 1991-10-30 |
Family
ID=12585603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2040621A Pending JPH03243063A (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 階調画像の二値化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03243063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437256A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JPH0451773A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 画像処理装置 |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP2040621A patent/JPH03243063A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437256A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JPH0451773A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 画像処理装置 |
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