JPH0437256A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH0437256A JPH0437256A JP2143788A JP14378890A JPH0437256A JP H0437256 A JPH0437256 A JP H0437256A JP 2143788 A JP2143788 A JP 2143788A JP 14378890 A JP14378890 A JP 14378890A JP H0437256 A JPH0437256 A JP H0437256A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 13
- 230000004044 response Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は画像処理装置に関し、特に中間調を含む画像
を2値画像により擬似階調表現するための画像処理装置
に関する。
を2値画像により擬似階調表現するための画像処理装置
に関する。
[従来の技術〕
中間調の画像をたとえば白および黒からなる2値画像に
より階調表現するために誤差拡散法が提案されている。
より階調表現するために誤差拡散法が提案されている。
この誤差拡散法は、たとえば、R9W、Floyd
and L、Steinberg、 “An Ad
aptive Algorithm for 5
patial Greyscale 、Proce
eding of theS、1.D、Vol、1
7/2 5econdQuarter 1976に開
示されている。
and L、Steinberg、 “An Ad
aptive Algorithm for 5
patial Greyscale 、Proce
eding of theS、1.D、Vol、1
7/2 5econdQuarter 1976に開
示されている。
第3図は、集積誤差信号を用いた誤差拡散法を実施する
ための従来の画像処理装置を模式的に示す図である。
ための従来の画像処理装置を模式的に示す図である。
CCDイメージスキャナ等の画像入力装置により原画像
データが原画像メモリ1に順次入力される。各画素に対
応する原画像データは、たとえば0〜255の多値レベ
ルにより表される。2値化処理の際には、走査アドレス
アップカウンタ2がら発生される主走査アドレス信号A
Xおよび副走査アドレス信号AYにより原画像メモリ1
が走査され、原画像データが順次読み出される。原画像
メモリ1は、左から右に1ラインずつ順に走査される。
データが原画像メモリ1に順次入力される。各画素に対
応する原画像データは、たとえば0〜255の多値レベ
ルにより表される。2値化処理の際には、走査アドレス
アップカウンタ2がら発生される主走査アドレス信号A
Xおよび副走査アドレス信号AYにより原画像メモリ1
が走査され、原画像データが順次読み出される。原画像
メモリ1は、左から右に1ラインずつ順に走査される。
ここでは、原画像メモリ1の“*″て示される56mラ
インの第n番目の画素が現在処理の対象となる画素であ
ると仮定する。
インの第n番目の画素が現在処理の対象となる画素であ
ると仮定する。
第mラインの第n番目の画素に対応する原画像データf
fflnが原画像メモリ1から加算器3に与えられる。
fflnが原画像メモリ1から加算器3に与えられる。
加算器3は、原画像データffflnに後述する誤差バ
ッファ7から与えられる集積誤差信号IEを加算し、そ
の加算結果を補正データf□、として比較器4に与える
。比較器4は、補正データfイ。を予め設定されたしき
い値データDthと比較し、その比較結果を2値化デー
タglT11.lとして出力する。補正データfmnが
しきい値データDthよりも大きいときには2値化デー
タgmnは“255”となり、補正データf□、がしき
い値データDthよりも小さいときには2値化データg
mnは“0″となる。“2552は黒の画素に対応し、
“0”は白の画素に対応する。比較器4から出力された
2値化データgmnは順次2値化データ用メモリ8に記
憶される。
ッファ7から与えられる集積誤差信号IEを加算し、そ
の加算結果を補正データf□、として比較器4に与える
。比較器4は、補正データfイ。を予め設定されたしき
い値データDthと比較し、その比較結果を2値化デー
タglT11.lとして出力する。補正データfmnが
しきい値データDthよりも大きいときには2値化デー
タgmnは“255”となり、補正データf□、がしき
い値データDthよりも小さいときには2値化データg
mnは“0″となる。“2552は黒の画素に対応し、
“0”は白の画素に対応する。比較器4から出力された
2値化データgmnは順次2値化データ用メモリ8に記
憶される。
一方、補正データf□。および2値化データglTln
は減算器5に与えられる。減算器5は、補正データfm
nから2値化データginを減算し、その減算結果を2
値化誤差emnとして分配手段6に与える。
は減算器5に与えられる。減算器5は、補正データfm
nから2値化データginを減算し、その減算結果を2
値化誤差emnとして分配手段6に与える。
分配手段6は、2値化誤差e□。に分配係数7/16.
1/16.5/16.3/16をそれぞれ乗算し、それ
らの4つの乗算結果を誤差バッファ7の4つの領域A、
B、 C,Dの内容にそれぞれ加算する。領域Aは第
mラインの対n+1番目の画素に対応し、領域B、 C
,Dは第m+1ラインの第n+1番目、第n番目および
第n−1番目の画素にそれぞれ対応する。そして、誤差
バッファ7の“*”で示される第mラインの第n番目の
領域の内容が集積誤差信号IEとして加算器3に与えら
れる。この集積誤差信号IEは、すてに行われた4回分
の処理により得られた乗算結果が積算されたものである
。具体的には、第mラインの第n番目の画素の処理に用
いられる集積誤差信号をIEは、第mラインの第n−1
番目、第n番目および第n+1番目の画素の処理により
得られた乗算結果が積算されたものである。次の画素の
処理の際には、第mラインの第n+1番目の領域の内容
が集積誤差信号IEとして加算器3に与えられる。
1/16.5/16.3/16をそれぞれ乗算し、それ
らの4つの乗算結果を誤差バッファ7の4つの領域A、
B、 C,Dの内容にそれぞれ加算する。領域Aは第
mラインの対n+1番目の画素に対応し、領域B、 C
,Dは第m+1ラインの第n+1番目、第n番目および
第n−1番目の画素にそれぞれ対応する。そして、誤差
バッファ7の“*”で示される第mラインの第n番目の
領域の内容が集積誤差信号IEとして加算器3に与えら
れる。この集積誤差信号IEは、すてに行われた4回分
の処理により得られた乗算結果が積算されたものである
。具体的には、第mラインの第n番目の画素の処理に用
いられる集積誤差信号をIEは、第mラインの第n−1
番目、第n番目および第n+1番目の画素の処理により
得られた乗算結果が積算されたものである。次の画素の
処理の際には、第mラインの第n+1番目の領域の内容
が集積誤差信号IEとして加算器3に与えられる。
このように、第3図の画像処理装置においては、現在処
理されるべき原画像データが前の処理で生じた集積誤差
信号により補正される。これにより、2値化処理により
得られた各画素については2値化誤差が生じるが、画像
全体として考えれば、2値化誤差が平均化されることに
なる。
理されるべき原画像データが前の処理で生じた集積誤差
信号により補正される。これにより、2値化処理により
得られた各画素については2値化誤差が生じるが、画像
全体として考えれば、2値化誤差が平均化されることに
なる。
上記の誤差拡散法によると、黒の画素の密度により濃淡
の異なる中間調の画像を擬似階調表現することができる
。黒の画素の割合が白の画素の割合に比べて多い領域は
、濃い(暗い)画像となり、黒の画素の割合が白の画素
の割合に比べて少ない領域は、淡い(明るい)画像とな
る。
の異なる中間調の画像を擬似階調表現することができる
。黒の画素の割合が白の画素の割合に比べて多い領域は
、濃い(暗い)画像となり、黒の画素の割合が白の画素
の割合に比べて少ない領域は、淡い(明るい)画像とな
る。
[発明が解決しようとする課題]
上記の集積誤差信号を用いた従来の誤差拡散法では、逐
次的に2値化処理を行うことから、現在の2値化処理に
より生じた2値化誤差か次に処理される画素に対応する
領域および次に処理されるラインに対応する領域に拡散
される。そのため、2値化処理の進行とともに、2値化
誤差は第3図において斜め右下方向に拡散することにな
る。その結果、濃度変化の少ない画像や計算により生成
された均一な濃度の画像を2値化処理すると、独特の縞
模様(テクスチャ)が現れる。
次的に2値化処理を行うことから、現在の2値化処理に
より生じた2値化誤差か次に処理される画素に対応する
領域および次に処理されるラインに対応する領域に拡散
される。そのため、2値化処理の進行とともに、2値化
誤差は第3図において斜め右下方向に拡散することにな
る。その結果、濃度変化の少ない画像や計算により生成
された均一な濃度の画像を2値化処理すると、独特の縞
模様(テクスチャ)が現れる。
この現象は、上記文献にも示されている。このような縞
模様は、2値化誤差の拡散方向および2値化誤差の分配
割合が現在処理されている画素と一定の相対的関係に保
持されていることに起因している。
模様は、2値化誤差の拡散方向および2値化誤差の分配
割合が現在処理されている画素と一定の相対的関係に保
持されていることに起因している。
この発明の目的は、2値化誤差の拡散により生じる特有
の縞模様を減少させ、高品位の2値化画像を得ることが
できる画像処理装置を提供することである。
の縞模様を減少させ、高品位の2値化画像を得ることが
できる画像処理装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る画像処理装置は、画像を構成する各画素
に対応する原画像データを順次2値化データに変換する
画像処理装置であって、走査手段、反転手段、補正手段
および2値化手段を備える。
に対応する原画像データを順次2値化データに変換する
画像処理装置であって、走査手段、反転手段、補正手段
および2値化手段を備える。
走査手段は、画像を走査し、各画素に対応する原画像デ
ータを順次入力する。反転手段は、走査手段の走査方向
を周期的またはランダムに反転させる。補正手段は、走
査手段により得られた原画像データを既に得られた2値
化データの誤差に基づいて補正する。2値化手段は、補
正手段により補正された原画像データを2値化データに
変換する。
ータを順次入力する。反転手段は、走査手段の走査方向
を周期的またはランダムに反転させる。補正手段は、走
査手段により得られた原画像データを既に得られた2値
化データの誤差に基づいて補正する。2値化手段は、補
正手段により補正された原画像データを2値化データに
変換する。
[作用]
この発明に係る画像処理装置においては、画像の走査方
向が周期的またはランダムに反転されるので、2値化処
理により生じた誤差の拡散方向が処理対象となる画素と
一定の相対的な関係を有さない。そのため、濃度変化の
少ない画像や均一な濃度の画像を2値化処理した場合で
も、縞模様の発生が抑制される。
向が周期的またはランダムに反転されるので、2値化処
理により生じた誤差の拡散方向が処理対象となる画素と
一定の相対的な関係を有さない。そのため、濃度変化の
少ない画像や均一な濃度の画像を2値化処理した場合で
も、縞模様の発生が抑制される。
[実施例]
以下、この発明の実施を図面を参照しながら詳細に説明
する。
する。
第1図は、この発明の一実施例による画像処理装置を模
式的に示す図である。
式的に示す図である。
この実施例の画像処理装置が第3図の従来の画像処理装
置と異なるのは第3図の主走査アドレスアップカウンタ
2に代えて主走査アドレスアップダウンカウンタ2aお
よび切換周期発生器2bが設けられる点である。
置と異なるのは第3図の主走査アドレスアップカウンタ
2に代えて主走査アドレスアップダウンカウンタ2aお
よび切換周期発生器2bが設けられる点である。
主走査アドレスアップダウンカウンタ2aは、主走査ク
ロックCKXに応答して主走査アドレス信号AXおよび
副走査アドレス信号AYを発生する。切換周期発生器2
bは、副走査クロックCKYに応答して、ラインごとに
アップダウン切換信号U/Dを反転させる。これにより
、原画像メモリ1の走査方向がラインごとに反転される
。たとえば、第mラインは左から右へ走査され、第m+
1ラインは右から左へ走査される。
ロックCKXに応答して主走査アドレス信号AXおよび
副走査アドレス信号AYを発生する。切換周期発生器2
bは、副走査クロックCKYに応答して、ラインごとに
アップダウン切換信号U/Dを反転させる。これにより
、原画像メモリ1の走査方向がラインごとに反転される
。たとえば、第mラインは左から右へ走査され、第m+
1ラインは右から左へ走査される。
これに伴って、2値化データ用メモリ8に記憶される2
値化データの記憶順序もラインごとに反転される。たと
えば、第mラインの2値化データは左から右へ記憶され
、第m+1ラインの2値化データは右から左へ記憶され
る。
値化データの記憶順序もラインごとに反転される。たと
えば、第mラインの2値化データは左から右へ記憶され
、第m+1ラインの2値化データは右から左へ記憶され
る。
また、減算器5から出力される2値化誤差e。
。の拡散方向もラインごとに反転される。分配手段6は
、2値化誤差eITlrl にそれぞれ分配係数7/1
6.1/16.5/16.3/16を乗算し、それらの
4つの乗算結果を誤差バッファ7の4つの領域A、B、
C,Dの内容にそれぞれ加算する。
、2値化誤差eITlrl にそれぞれ分配係数7/1
6.1/16.5/16.3/16を乗算し、それらの
4つの乗算結果を誤差バッファ7の4つの領域A、B、
C,Dの内容にそれぞれ加算する。
ただし、第mラインの第n番目の画素の処理の際には、
領域Aは第mラインの対n+1番目の画素に対応し、領
域B、C,Dは第m+1ラインの第n+1番目、第n番
目および第n−1番目の画素にそれぞれ対応する。
領域Aは第mラインの対n+1番目の画素に対応し、領
域B、C,Dは第m+1ラインの第n+1番目、第n番
目および第n−1番目の画素にそれぞれ対応する。
第m+lラインの第n番目の画素の処理の際には、領域
Aは第m+1ラインの第n−1番目の画素に対応し、領
域B、C,Dは第m+2ラインの第n−1番目、第n番
目および第n+1番目の画素の処理にそれぞれ対応する
。
Aは第m+1ラインの第n−1番目の画素に対応し、領
域B、C,Dは第m+2ラインの第n−1番目、第n番
目および第n+1番目の画素の処理にそれぞれ対応する
。
したがって、第mラインの処理の際には、2値化誤差e
ITlrlが第1図において右下方向に拡散し、第m+
lラインの処理の際には、2値化誤差e□ヤ、。が第1
図の左下方向に拡散する。このように、走査方向をライ
ンごとに反転させることにより、2値化誤差の拡散方向
および分布割合が平均化される。その結果、縞模様(テ
クスチャ)の発生が抑制される。
ITlrlが第1図において右下方向に拡散し、第m+
lラインの処理の際には、2値化誤差e□ヤ、。が第1
図の左下方向に拡散する。このように、走査方向をライ
ンごとに反転させることにより、2値化誤差の拡散方向
および分布割合が平均化される。その結果、縞模様(テ
クスチャ)の発生が抑制される。
第2図は第1図の画像処理装置の具体的な構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
第2図において、多値原画像記憶手段10が原画像メモ
リ1に対応し、主走査アドレス生成手段21および副走
査アドレス生成手段22が主走査アドレスアップダウン
カウンタ2aに対応する。
リ1に対応し、主走査アドレス生成手段21および副走
査アドレス生成手段22が主走査アドレスアップダウン
カウンタ2aに対応する。
切換信号発生手段23は切換周期発生器2bに対応する
。
。
加算手段30.2値化手段40および減算手段50は加
算器3、比較器4および減算器5にそれぞれ対応する。
算器3、比較器4および減算器5にそれぞれ対応する。
誤差分配手段60は分配手段6に対応し、誤差記憶手段
70は誤差バッファ7に対応する。さらに、画素クロッ
ク生成手段24が設けられている。
70は誤差バッファ7に対応する。さらに、画素クロッ
ク生成手段24が設けられている。
第2図の画像処理装置を構成する各手段は、l\−ドウ
エアのみにより構成されてもよく、また、ハードウェア
とソフトウェアとの組合せにより構成されてもよい。
エアのみにより構成されてもよく、また、ハードウェア
とソフトウェアとの組合せにより構成されてもよい。
画素クロック生成手段24は、主走査クロックCKXお
よび副走査クロックCKYを発生する。
よび副走査クロックCKYを発生する。
主走査アドレス生成手段21は、主走査クロックCKX
に応答して主走査アドレス信号AXを順次カウントアツ
プするかまたはカウントダウンする。
に応答して主走査アドレス信号AXを順次カウントアツ
プするかまたはカウントダウンする。
これにより、多値原画像記憶手段10の1ラインが左か
ら右の方向または右から左の方向へ走査される。
ら右の方向または右から左の方向へ走査される。
切換信号発生手段23は、画素クロック生成手段24か
らの主走査クロックCKYに応答して、切換信号U/D
をラインごとに反転させる。これにより、主走査アドレ
ス生成手段21は、切換信号U/Dに応答して、主走査
アドレス信号AKのアップカウントおよびダウンカウン
トを切換える。
らの主走査クロックCKYに応答して、切換信号U/D
をラインごとに反転させる。これにより、主走査アドレ
ス生成手段21は、切換信号U/Dに応答して、主走査
アドレス信号AKのアップカウントおよびダウンカウン
トを切換える。
主走査アドレス生成手段21は、順方向の主走査の開始
時に多値原画像記憶手段10の左端のアドレスを指定す
るように初期設定され、逆方向の主走査の開始時に右端
のアドレスを指定するように初期設定される。
時に多値原画像記憶手段10の左端のアドレスを指定す
るように初期設定され、逆方向の主走査の開始時に右端
のアドレスを指定するように初期設定される。
副走査アドレス生成手段22は、副走査アドレス信号C
KYに応答して、副走査アドレス信号AYを発生する。
KYに応答して、副走査アドレス信号AYを発生する。
これにより、多値原画像記憶手段10の1ラインの主走
査が終了するごとに次のラインが指定される。
査が終了するごとに次のラインが指定される。
誤差記憶手段70は、第1図の誤差バッファ7に相当す
る働きを行なう。したがって、誤差記憶手段70は2ラ
イン分の記憶容量を有している。
る働きを行なう。したがって、誤差記憶手段70は2ラ
イン分の記憶容量を有している。
ただし、この誤差記憶手段70は、1次元配列のライン
メモリにより構成されてもよい。この誤差記憶手段70
は、主走査アドレス生成手段21から与えられる主走査
アドレス信号AXに応答して走査され、集積誤差信号I
Eが読み出される。また、誤差記憶手段70は、主走査
アドレス信号AXおよび切換信号発生手段23からの切
換信号U/Dに応答して、誤差分配手段60から与えら
れる4つの乗算結果を第1図に示されるような4つの領
域A、B、C,Dの内容に加算する。
メモリにより構成されてもよい。この誤差記憶手段70
は、主走査アドレス生成手段21から与えられる主走査
アドレス信号AXに応答して走査され、集積誤差信号I
Eが読み出される。また、誤差記憶手段70は、主走査
アドレス信号AXおよび切換信号発生手段23からの切
換信号U/Dに応答して、誤差分配手段60から与えら
れる4つの乗算結果を第1図に示されるような4つの領
域A、B、C,Dの内容に加算する。
加算手段30.2値化手段40および減算手段50の動
作は、第1図の加算器3、比較器4および減算器5の動
作と同様である。
作は、第1図の加算器3、比較器4および減算器5の動
作と同様である。
誤差分配手段60および誤差記憶手段70の動作は、順
方向走査の場合も逆方向走査の場合も同様であるが、主
走査アドレス信号AXに基づく位置情報が異なる。これ
により、2値化誤差の拡散方向および分配割合がライン
ごとに入れ換わる。
方向走査の場合も逆方向走査の場合も同様であるが、主
走査アドレス信号AXに基づく位置情報が異なる。これ
により、2値化誤差の拡散方向および分配割合がライン
ごとに入れ換わる。
なお、上記実施例では、多値原画像記憶手段10が2次
元の記憶領域を有するが、多値原画像記憶手段10を1
次元配列のラインメモリにより構成することも可能であ
る。この場合には、原画像のラインごとに2値化処理が
行なわれる。
元の記憶領域を有するが、多値原画像記憶手段10を1
次元配列のラインメモリにより構成することも可能であ
る。この場合には、原画像のラインごとに2値化処理が
行なわれる。
上記の実施例によれば、ラインごとに多値原画像記憶手
段10の走査方向を反転させることにより、2値化誤差
の拡散方向および2値化誤差の分配割合が平均化される
。
段10の走査方向を反転させることにより、2値化誤差
の拡散方向および2値化誤差の分配割合が平均化される
。
上記実施例の画像処理装置は、2値レベルの処理を行う
プリンタ、複写機、ファクシミリ等において中間調の画
像を擬似階調表現する場合に適用される。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等において中間調の画
像を擬似階調表現する場合に適用される。
なお、第1図の画像処理装置により得られた2値化デー
タを表示するためのプリンタ、複写機、ファクシミリ等
の装置において、順方向および逆方向の走査が可能な場
合には、第1図の2値化デタ用メモリ8は特に必要でな
い。しかし、それらの装置において]方向の走査のみが
可能な場合には、第1図の2値化データ用メモリ8を設
け、その2値化データ用メモリ8から1方向の走査によ
り2値化データを読出す必要がある。
タを表示するためのプリンタ、複写機、ファクシミリ等
の装置において、順方向および逆方向の走査が可能な場
合には、第1図の2値化デタ用メモリ8は特に必要でな
い。しかし、それらの装置において]方向の走査のみが
可能な場合には、第1図の2値化データ用メモリ8を設
け、その2値化データ用メモリ8から1方向の走査によ
り2値化データを読出す必要がある。
なお、周辺装置の特性および種々のパラメータを考慮し
て、多値原画像記憶手段10の走査方向を複数ラインご
とまたはランダムに反転させてもよい。
て、多値原画像記憶手段10の走査方向を複数ラインご
とまたはランダムに反転させてもよい。
[発明の効果コ
以上のようにこの発明によれば、画像の走査方向が周期
的またはランダムに反転されるので、濃変度化の少ない
画像や均一な濃度の画像を2値化処理した場合でも、縞
模様の発生が抑制される。
的またはランダムに反転されるので、濃変度化の少ない
画像や均一な濃度の画像を2値化処理した場合でも、縞
模様の発生が抑制される。
したがって、滑らかな高品位の中間調表現が可能となる
。
。
第1図はこの発明の一実施例による画像処理装置を模式
的に示す図である。第2図は第1図の画像処理装置の具
体的な構成を示すブロック図である。第3図は従来の画
像処理装置を模式的に示す図である。 図において、1は画像メモリ、2aは主アドレスアップ
ダウンカウンタ、2bは切換周期発生器、3は加算器、
4は比較器、5は減算器、6は分配手段、7は誤差バッ
ファ、8は2値化データ用メモリを示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 12図 第3閃
的に示す図である。第2図は第1図の画像処理装置の具
体的な構成を示すブロック図である。第3図は従来の画
像処理装置を模式的に示す図である。 図において、1は画像メモリ、2aは主アドレスアップ
ダウンカウンタ、2bは切換周期発生器、3は加算器、
4は比較器、5は減算器、6は分配手段、7は誤差バッ
ファ、8は2値化データ用メモリを示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 12図 第3閃
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 画像を構成する各画素に対応する原画像データを順次2
値化データに変換する画像処理装置であって、 前記画像を走査し、各画素に対応する原画像データを順
次入力する走査手段、 前記走査手段の走査方向を周期的またはランダムに反転
させる反転手段、 前記走査手段により得られた原画像データを既に得られ
た2値化データの誤差に基づいて補正する補正手段、お
よび 前記補正手段により補正された原画像データを2値化デ
ータに変換する2値化手段を備えた、画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143788A JPH0437256A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143788A JPH0437256A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437256A true JPH0437256A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15347010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2143788A Pending JPH0437256A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437256A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0451773A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 画像処理装置 |
EP0690612A2 (en) | 1994-07-01 | 1996-01-03 | Seiko Epson Corporation | Method and apparatus for minimizing artifacts in images produced by error diffusion halftoning |
EP0707412A2 (en) | 1994-10-11 | 1996-04-17 | Seiko Epson Corporation | Method and apparatus for minimizing artifacts in images produced by error diffusion halftoning utilizing ink reduction processing |
JP2008208472A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Tocalo Co Ltd | 抄紙機用ロール及び紙の製造方法 |
Citations (1)
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JPH03243063A (ja) * | 1990-02-21 | 1991-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 階調画像の二値化方法 |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP2143788A patent/JPH0437256A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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