JPH089152A - 画像信号2値化処理装置および方法 - Google Patents
画像信号2値化処理装置および方法Info
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- JPH089152A JPH089152A JP6135855A JP13585594A JPH089152A JP H089152 A JPH089152 A JP H089152A JP 6135855 A JP6135855 A JP 6135855A JP 13585594 A JP13585594 A JP 13585594A JP H089152 A JPH089152 A JP H089152A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】誤差拡散法により画像を2値化する際、テクス
チャの発生を抑制するとともに、周期性のない良好な2
値画像を得ることができる画像信号2値化処理装置およ
び方法を提供する。 【構成】多値画像信号I(x,y) を誤差メモリ20からの
誤差信号E(x-k,y-l) および誤差拡散係数メモリ22か
らの誤差拡散係数W(k,l) に基づいて修正し、前記修正
された多値画像信号I’(x,y) を比較器14で閾値信号
THと比較し、得られた2値画像信号P(x,y) と修正前
の多値画像信号I(x,y) とから混在画像信号P’(x,y)
を求める。この場合、前記混在画像信号P’(x,y) は、
多値画像信号I(x,y) がシャドー領域にある場合とハイ
ライト領域にある場合とで0と1との間の多値画像信号
となるように変換される。そして、この混在画像信号
P’(x,y) を2値化回路18において2値化し、2値画
像信号P”(x',y') を生成する。
チャの発生を抑制するとともに、周期性のない良好な2
値画像を得ることができる画像信号2値化処理装置およ
び方法を提供する。 【構成】多値画像信号I(x,y) を誤差メモリ20からの
誤差信号E(x-k,y-l) および誤差拡散係数メモリ22か
らの誤差拡散係数W(k,l) に基づいて修正し、前記修正
された多値画像信号I’(x,y) を比較器14で閾値信号
THと比較し、得られた2値画像信号P(x,y) と修正前
の多値画像信号I(x,y) とから混在画像信号P’(x,y)
を求める。この場合、前記混在画像信号P’(x,y) は、
多値画像信号I(x,y) がシャドー領域にある場合とハイ
ライト領域にある場合とで0と1との間の多値画像信号
となるように変換される。そして、この混在画像信号
P’(x,y) を2値化回路18において2値化し、2値画
像信号P”(x',y') を生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誤差拡散法による周波
数変調と、周波数変調された画像信号のハイライト領
域、シャドー領域での面積変調とを組み合わせて階調画
像を再現するようにした画像信号2値化処理装置および
方法に関する。
数変調と、周波数変調された画像信号のハイライト領
域、シャドー領域での面積変調とを組み合わせて階調画
像を再現するようにした画像信号2値化処理装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2値表示のみ可能な表示装置やプリンタ
装置を用いて階調画像を再現する際、多値画像信号であ
る階調画像信号を“0”および“1”の信号からなる2
値画像信号に変換する処理が行われる。この場合、画像
の中間調は、画素の周波数(または密度)あるいは面積
を多値画像信号に応じて変調することで再現することが
できる。
装置を用いて階調画像を再現する際、多値画像信号であ
る階調画像信号を“0”および“1”の信号からなる2
値画像信号に変換する処理が行われる。この場合、画像
の中間調は、画素の周波数(または密度)あるいは面積
を多値画像信号に応じて変調することで再現することが
できる。
【0003】例えば、画素の周波数を変調するようにし
た2値化処理方法として、再生画像におけるモアレの発
生を抑制することのできる誤差拡散法がある。
た2値化処理方法として、再生画像におけるモアレの発
生を抑制することのできる誤差拡散法がある。
【0004】誤差拡散法は、入力画素の多値画像信号を
閾値信号と比較して2値化する際、2値化により発生し
た誤差を前記入力画素の近傍画素に分配加算し、この加
算された多値画像信号を入力画素の新たな多値画像信号
として逐次的に2値化を行うものである。
閾値信号と比較して2値化する際、2値化により発生し
た誤差を前記入力画素の近傍画素に分配加算し、この加
算された多値画像信号を入力画素の新たな多値画像信号
として逐次的に2値化を行うものである。
【0005】入力画素の多値画像信号をI(x,y) (x は
主走査方向の位置、y は副走査方向の位置とする)、2
値画像信号をP(x,y) とすると、2値化誤差信号E(x,
y) は、 E(x,y) =I(x,y) −P(x,y) ……(1) として求められる。そこで、(1)式の2値化誤差信号
E(x,y) は、 I’(x,y) =I(x,y) +ΔE(x,y) ……(2) として近傍画素に拡散され、多値画像信号I’(x,y) に
置き換えられる。そして、置き換えられた前記多値画像
信号I’(x,y) を所定の閾値信号と比較することによ
り、2値画像信号P(x,y) が得られる。なお、(2)式
において、
主走査方向の位置、y は副走査方向の位置とする)、2
値画像信号をP(x,y) とすると、2値化誤差信号E(x,
y) は、 E(x,y) =I(x,y) −P(x,y) ……(1) として求められる。そこで、(1)式の2値化誤差信号
E(x,y) は、 I’(x,y) =I(x,y) +ΔE(x,y) ……(2) として近傍画素に拡散され、多値画像信号I’(x,y) に
置き換えられる。そして、置き換えられた前記多値画像
信号I’(x,y) を所定の閾値信号と比較することによ
り、2値画像信号P(x,y) が得られる。なお、(2)式
において、
【0006】
【数1】
【0007】であり、W(k,l) は、2値化誤差信号E
(x,y) を所定の割合で拡散するための誤差拡散係数であ
る。
(x,y) を所定の割合で拡散するための誤差拡散係数であ
る。
【0008】以上のようにして多値画像信号を2値画像
信号に変換する誤差拡散法では、網点画像や写真等の中
間調画像が良好に再現され、特にモアレの発生が好適に
抑制される効果がある。
信号に変換する誤差拡散法では、網点画像や写真等の中
間調画像が良好に再現され、特にモアレの発生が好適に
抑制される効果がある。
【0009】一方、画素の面積を変調するようにした2
値化処理方法として、例えば、テクスチャの発生がなく
高速処理が可能な組織的ディザ法がある。この組織的デ
ィザ法は、多値画像信号で構成されるN×Nの画素をN
×Nの閾値信号(ディザマトリックス)と比較すること
で2値画像信号を生成するようにしたものである。
値化処理方法として、例えば、テクスチャの発生がなく
高速処理が可能な組織的ディザ法がある。この組織的デ
ィザ法は、多値画像信号で構成されるN×Nの画素をN
×Nの閾値信号(ディザマトリックス)と比較すること
で2値画像信号を生成するようにしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記誤差拡
散法では、各画素のサイズを一定とし、一定領域内に形
成される画素数を制御することで中間調の濃度を再現し
ているため、特に、ハイライト領域あるいはシャドー領
域の画像を再現する際、例えば、白黒画像で考察した場
合、ハイライト領域では、出現する黒点の周期的分布が
目立ち、また、シャドー領域では、黒の背景上に出現す
る白点の周期的分布が目立つことになり、これらが目障
りなテクスチャとなってしまう不具合がある。
散法では、各画素のサイズを一定とし、一定領域内に形
成される画素数を制御することで中間調の濃度を再現し
ているため、特に、ハイライト領域あるいはシャドー領
域の画像を再現する際、例えば、白黒画像で考察した場
合、ハイライト領域では、出現する黒点の周期的分布が
目立ち、また、シャドー領域では、黒の背景上に出現す
る白点の周期的分布が目立つことになり、これらが目障
りなテクスチャとなってしまう不具合がある。
【0011】一方、前記組織的ディザ法では、各画素の
サイズが画像の濃度に応じて変化するため、前記のよう
な問題が生じない反面、モアレが生じてしまう不具合が
ある。
サイズが画像の濃度に応じて変化するため、前記のよう
な問題が生じない反面、モアレが生じてしまう不具合が
ある。
【0012】そこで、本発明は、前記の不具合を解消
し、多値画像信号から2値画像信号を生成する際、画像
のハイライト領域およびシャドー領域でのテクスチャの
発生を抑制し、且つ、モアレ等の周期性のない良好な画
像を生成することのできる画像信号2値化処理装置およ
び方法を提供することを目的とする。
し、多値画像信号から2値画像信号を生成する際、画像
のハイライト領域およびシャドー領域でのテクスチャの
発生を抑制し、且つ、モアレ等の周期性のない良好な画
像を生成することのできる画像信号2値化処理装置およ
び方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、多値画像信号を所定の閾値信号と比較
し、2値画像信号を生成する第1の2値化手段と、前記
2値画像信号が所定のハイライト領域または所定のシャ
ドー領域における前記多値画像信号から生成される場
合、前記2値画像信号を2値レベルの範囲内で前記多値
画像信号に応じた所定レベルの画像信号に変換し、前記
2値画像信号および前記画像信号の混在する混在画像信
号を生成する混在画像信号生成手段と、前記混在画像信
号をそのレベルに応じた2値画像信号に変換する第2の
2値化手段と、前記多値画像信号と前記混在画像信号と
を用いて誤差信号を求める誤差信号算出手段と、所定の
誤差拡散係数に基づき、前記誤差信号を当該多値画像信
号の周囲の多値画像信号に対して拡散させ、前記多値画
像信号を修正する多値画像信号修正手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
めに、本発明は、多値画像信号を所定の閾値信号と比較
し、2値画像信号を生成する第1の2値化手段と、前記
2値画像信号が所定のハイライト領域または所定のシャ
ドー領域における前記多値画像信号から生成される場
合、前記2値画像信号を2値レベルの範囲内で前記多値
画像信号に応じた所定レベルの画像信号に変換し、前記
2値画像信号および前記画像信号の混在する混在画像信
号を生成する混在画像信号生成手段と、前記混在画像信
号をそのレベルに応じた2値画像信号に変換する第2の
2値化手段と、前記多値画像信号と前記混在画像信号と
を用いて誤差信号を求める誤差信号算出手段と、所定の
誤差拡散係数に基づき、前記誤差信号を当該多値画像信
号の周囲の多値画像信号に対して拡散させ、前記多値画
像信号を修正する多値画像信号修正手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0014】また、本発明は、多値画像信号を所定の閾
値信号と比較し、2値画像信号を生成する第1ステップ
と、前記2値画像信号が所定のハイライト領域または所
定のシャドー領域における前記多値画像信号から生成さ
れる場合、前記2値画像信号を2値レベルの範囲内で前
記多値画像信号に応じた所定レベルの画像信号に変換
し、前記2値画像信号および前記画像信号の混在する混
在画像信号を生成する第2ステップと、前記混在画像信
号をそのレベルに応じた2値画像信号に変換する第3ス
テップと、前記多値画像信号と前記混在画像信号とを用
いて誤差信号を求める第4ステップと、所定の誤差拡散
係数に基づき、前記誤差信号を当該多値画像信号の周囲
の多値画像信号に対して拡散させ、前記多値画像信号を
修正する第5ステップと、からなることを特徴とする。
値信号と比較し、2値画像信号を生成する第1ステップ
と、前記2値画像信号が所定のハイライト領域または所
定のシャドー領域における前記多値画像信号から生成さ
れる場合、前記2値画像信号を2値レベルの範囲内で前
記多値画像信号に応じた所定レベルの画像信号に変換
し、前記2値画像信号および前記画像信号の混在する混
在画像信号を生成する第2ステップと、前記混在画像信
号をそのレベルに応じた2値画像信号に変換する第3ス
テップと、前記多値画像信号と前記混在画像信号とを用
いて誤差信号を求める第4ステップと、所定の誤差拡散
係数に基づき、前記誤差信号を当該多値画像信号の周囲
の多値画像信号に対して拡散させ、前記多値画像信号を
修正する第5ステップと、からなることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の画像信号2値化処理装置および方法で
は、誤差拡散法により多値画像信号から2値画像信号を
生成する際、前記多値画像信号のハイライト領域および
シャドー領域に対応する2値画像信号を、サイズの小さ
い画素を基本単位とする面積変調により表現し、その他
の領域の2値画像信号を、サイズの大きい画素を基本単
位とする周波数変調により表現することで、全濃度領域
でのテクスチャの発生をなくし、モアレ等の周期性のな
い画像を形成することができる。
は、誤差拡散法により多値画像信号から2値画像信号を
生成する際、前記多値画像信号のハイライト領域および
シャドー領域に対応する2値画像信号を、サイズの小さ
い画素を基本単位とする面積変調により表現し、その他
の領域の2値画像信号を、サイズの大きい画素を基本単
位とする周波数変調により表現することで、全濃度領域
でのテクスチャの発生をなくし、モアレ等の周期性のな
い画像を形成することができる。
【0016】
【実施例】図1は、本実施例の画像信号2値化処理装置
である誤差拡散処理回路10の構成を示す。
である誤差拡散処理回路10の構成を示す。
【0017】この誤差拡散処理回路10は、多値画像信
号I(x,y) を記憶する多値画像メモリ12と、修正され
た多値画像信号I’(x,y) と所定の閾値信号THとを比
較し、2値画像信号P(x,y) を生成する比較器14(第
1の2値化手段)と、修正されていない前記多値画像信
号I(x,y) と前記2値画像信号P(x,y) とから前記2値
画像信号P(x,y) の一部を多値画像信号とした2値、多
値の混在した混在画像信号P’(x,y) を生成する混在画
像信号生成回路16(混在画像信号生成手段)と、前記
混在画像信号P’(x,y) から2値画像信号P”(x',y')
を生成する2値化回路18(第2の2値化手段)と、前
記混在画像信号P’(x,y) と前記多値画像信号I’(x,
y) との差を誤差信号E(x,y) として記憶する誤差メモ
リ20と、誤差信号E(x-k,y-l) に累積加算される所定
の誤差拡散係数W(k,l) を記憶する誤差拡散係数メモリ
22とを備える。ここで、x は画像の主走査方向の位
置、yは画像の副走査方向の位置である。なお、誤差信
号E(x,y) は、減算器24(誤差信号算出手段)により
多値画像信号I’(x,y) と混在画像信号P’(x,y) との
差信号として求められ、誤差信号E(x-k,y-l) と誤差拡
散係数W(k,l) とは、累積加算器26(多値画像修正手
段)により累積加算されて加算器28(多値画像修正手
段)に加算される。
号I(x,y) を記憶する多値画像メモリ12と、修正され
た多値画像信号I’(x,y) と所定の閾値信号THとを比
較し、2値画像信号P(x,y) を生成する比較器14(第
1の2値化手段)と、修正されていない前記多値画像信
号I(x,y) と前記2値画像信号P(x,y) とから前記2値
画像信号P(x,y) の一部を多値画像信号とした2値、多
値の混在した混在画像信号P’(x,y) を生成する混在画
像信号生成回路16(混在画像信号生成手段)と、前記
混在画像信号P’(x,y) から2値画像信号P”(x',y')
を生成する2値化回路18(第2の2値化手段)と、前
記混在画像信号P’(x,y) と前記多値画像信号I’(x,
y) との差を誤差信号E(x,y) として記憶する誤差メモ
リ20と、誤差信号E(x-k,y-l) に累積加算される所定
の誤差拡散係数W(k,l) を記憶する誤差拡散係数メモリ
22とを備える。ここで、x は画像の主走査方向の位
置、yは画像の副走査方向の位置である。なお、誤差信
号E(x,y) は、減算器24(誤差信号算出手段)により
多値画像信号I’(x,y) と混在画像信号P’(x,y) との
差信号として求められ、誤差信号E(x-k,y-l) と誤差拡
散係数W(k,l) とは、累積加算器26(多値画像修正手
段)により累積加算されて加算器28(多値画像修正手
段)に加算される。
【0018】次に、前記の構成からなる誤差拡散処理回
路10の動作について説明する。
路10の動作について説明する。
【0019】多値画像信号I(x,y) は、一旦、多値画像
メモリ12に記憶された後、加算器28において後述す
る拡散誤差信号ΔE(x,y) が加算され、多値画像信号
I’(x,y) として比較器14に供給される。比較器14
では、前記多値画像信号I’(x,y) が所定の閾値信号T
Hと比較され、2値画像信号P(x,y) が生成される。な
お、多値画像信号I’(x,y) と2値画像信号P(x,y) と
の関係は、次の(4)式で規定される。
メモリ12に記憶された後、加算器28において後述す
る拡散誤差信号ΔE(x,y) が加算され、多値画像信号
I’(x,y) として比較器14に供給される。比較器14
では、前記多値画像信号I’(x,y) が所定の閾値信号T
Hと比較され、2値画像信号P(x,y) が生成される。な
お、多値画像信号I’(x,y) と2値画像信号P(x,y) と
の関係は、次の(4)式で規定される。
【0020】 P(x,y) =0 (I’(x,y) <TH) 1 (I’(x,y) ≧TH)……(4) 比較器14より出力された前記2値画像信号P(x,y)
は、混在画像信号生成回路16を介して減算器24に供
給される。なお、この混在画像信号生成回路16におけ
る処理の詳細については後述する。
は、混在画像信号生成回路16を介して減算器24に供
給される。なお、この混在画像信号生成回路16におけ
る処理の詳細については後述する。
【0021】減算器24では、前記混在画像信号P’
(x,y) と修正された多値画像信号I’(x,y) とから、 E(x,y) =I’(x,y) −P’(x,y) ……(5) となる誤差信号E(x,y) が求められ、誤差メモリ20に
記憶される。なお、(5)式の演算では、例えば、多値
画像信号I’(x,y) が8ビットデータである場合、混在
画像信号P’(x,y) を、 P’(x,y) =0 (I’(x,y) <TH) 255 (I’(x,y) ≧TH)……(4)’ のように8ビットデータに換算して演算を行うものとす
る。
(x,y) と修正された多値画像信号I’(x,y) とから、 E(x,y) =I’(x,y) −P’(x,y) ……(5) となる誤差信号E(x,y) が求められ、誤差メモリ20に
記憶される。なお、(5)式の演算では、例えば、多値
画像信号I’(x,y) が8ビットデータである場合、混在
画像信号P’(x,y) を、 P’(x,y) =0 (I’(x,y) <TH) 255 (I’(x,y) ≧TH)……(4)’ のように8ビットデータに換算して演算を行うものとす
る。
【0022】次に、誤差メモリ20に記憶された誤差信
号E(x-k,y-l) は、累積加算器26において、誤差拡散
係数メモリ22に記憶された誤差拡散係数W(k,l) と累
積加算され、次の(6)式で示す拡散誤差信号ΔE(x,
y) が得られる。なお、k 、lは、(x,y) で特定される画
素の周囲画素の範囲を表す。
号E(x-k,y-l) は、累積加算器26において、誤差拡散
係数メモリ22に記憶された誤差拡散係数W(k,l) と累
積加算され、次の(6)式で示す拡散誤差信号ΔE(x,
y) が得られる。なお、k 、lは、(x,y) で特定される画
素の周囲画素の範囲を表す。
【0023】
【数2】
【0024】前記のようにして求められた拡散誤差信号
ΔE(x,y) は、加算器28において多値画像信号I(x,
y) と加算され、次の(7)式に示す修正された多値画
像信号I’(x,y) が得られる。
ΔE(x,y) は、加算器28において多値画像信号I(x,
y) と加算され、次の(7)式に示す修正された多値画
像信号I’(x,y) が得られる。
【0025】 I’(x,y) =I(x,y) +ΔE(x,y) ……(7) 修正された前記多値画像信号I’(x,y) は、比較器14
において閾値信号THと比較され、2値画像信号P(x,
y) として出力される。
において閾値信号THと比較され、2値画像信号P(x,
y) として出力される。
【0026】以上のように、2値画像信号P(x,y) の誤
差が拡散誤差信号ΔE(x,y) に基づいて周囲画素に拡散
されることにより、テクスチャのない2値画像信号P
(x,y)が得られることになる。
差が拡散誤差信号ΔE(x,y) に基づいて周囲画素に拡散
されることにより、テクスチャのない2値画像信号P
(x,y)が得られることになる。
【0027】一方、前記2値画像信号P(x,y) は、混在
画像信号生成回路16において混在画像信号P’(x,y)
に変換された後、2値化回路18で主走査方向および副
走査方向に循環するアドレス信号Δx、Δyに従い2値
画像信号P”(x',y') に変換されて出力される。この場
合、前記混在画像信号生成回路16では、修正される前
の多値画像信号I(x,y) がハイライト領域またはシャド
ー領域にある場合には、前記2値画像信号P(x,y) を
“0”と“1”との間の多値画像信号とし、その他の領
域にある場合には、前記2値画像信号P(x,y) のままと
した混在画像信号P’(x,y) に変換する。
画像信号生成回路16において混在画像信号P’(x,y)
に変換された後、2値化回路18で主走査方向および副
走査方向に循環するアドレス信号Δx、Δyに従い2値
画像信号P”(x',y') に変換されて出力される。この場
合、前記混在画像信号生成回路16では、修正される前
の多値画像信号I(x,y) がハイライト領域またはシャド
ー領域にある場合には、前記2値画像信号P(x,y) を
“0”と“1”との間の多値画像信号とし、その他の領
域にある場合には、前記2値画像信号P(x,y) のままと
した混在画像信号P’(x,y) に変換する。
【0028】次に、前記混在画像信号生成回路16での
処理について詳細に説明する。
処理について詳細に説明する。
【0029】この場合、混在画像信号生成回路16は、
次の(8)式に示す関数fOFF (I)およびfON(I)
を用いて、 P’(x,y) =fOFF (I) (P(x,y) =0) fON(I) (P(x,y) =1)……(8) となる混在画像信号P’(x,y) を生成する。ここで、関
数fOFF (I)は、例えば、図2に示すように、修正前
の多値画像信号I(x,y) のシャドー領域に対して、 fOFF (I)=0.0 (I≦95%) 0.25 (95%<I≦97%) 0.5 (97%<I≦100%)……(9) と設定されている。また、関数fON(I)は、例えば、
図3に示すように、修正前の多値画像信号I(x,y) のハ
イライト領域に対して、 fON(I)=1.0 (I≧5%) 0.75 (5%>I≧3%) 0.5 (3%>I≧0%)……(10) と設定されている。
次の(8)式に示す関数fOFF (I)およびfON(I)
を用いて、 P’(x,y) =fOFF (I) (P(x,y) =0) fON(I) (P(x,y) =1)……(8) となる混在画像信号P’(x,y) を生成する。ここで、関
数fOFF (I)は、例えば、図2に示すように、修正前
の多値画像信号I(x,y) のシャドー領域に対して、 fOFF (I)=0.0 (I≦95%) 0.25 (95%<I≦97%) 0.5 (97%<I≦100%)……(9) と設定されている。また、関数fON(I)は、例えば、
図3に示すように、修正前の多値画像信号I(x,y) のハ
イライト領域に対して、 fON(I)=1.0 (I≧5%) 0.75 (5%>I≧3%) 0.5 (3%>I≧0%)……(10) と設定されている。
【0030】従って、例えば、図4に示すような修正前
の多値画像信号I(x,y) のシャドー領域に対応した2値
画像信号P(x,y) は、図5A〜図5Cに示す混在画像信
号P’(x,y) に変換される。また、図6に示すような修
正前の多値画像信号I(x,y)のハイライト領域に対応し
た2値画像信号P(x,y) は、図7A〜図7Cに示す混在
画像信号P’(x,y) に変換される。
の多値画像信号I(x,y) のシャドー領域に対応した2値
画像信号P(x,y) は、図5A〜図5Cに示す混在画像信
号P’(x,y) に変換される。また、図6に示すような修
正前の多値画像信号I(x,y)のハイライト領域に対応し
た2値画像信号P(x,y) は、図7A〜図7Cに示す混在
画像信号P’(x,y) に変換される。
【0031】そこで、2値化回路18では、前記のよう
にして生成された混在画像信号P’(x,y) を夫々4つの
2値画像信号P”(x',y') に変換する。すなわち、図8
A〜図8Eに示すように、混在画像信号P’(x,y) =
0.0は4つの2値画像信号P”(x',y') =0に変換さ
れ、混在画像信号P’(x,y) =0.25は3つの2値画
像信号P”(x',y') =0および1つの2値画像信号P”
(x',y') =1に変換され、混在画像信号P’(x,y) =
0.5は2つの2値画像信号P”(x',y') =0および2
つの2値画像信号P”(x',y') =1に変換され、混在画
像信号P’(x,y) =0.75は1つの2値画像信号P”
(x',y') =0および3つの2値画像信号P”(x',y') =
1に変換され、混在画像信号P’(x,y) =1.0は4つ
の2値画像信号P”(x',y') =1に変換される。このよ
うにして生成された2値画像信号P”(x',y') は、例え
ば、図5A〜図5Cに示すような修正前の多値画像信号
I(x,y) のシャドー領域に対しては、図9A〜図9Cの
ようになる。そして、この2値画像信号P”(x',y') に
基づき再生画像が形成される。なお、座標(x',y') は、
座標(x,y) に対して主走査方向および副走査方向に循環
するアドレス信号Δx、Δyに従って設定される。例え
ば、(x,y) =(1,1) に対しては、(x',y') =(1,1) 、
(2,1) 、(1,2) 、(2,2) に設定される。
にして生成された混在画像信号P’(x,y) を夫々4つの
2値画像信号P”(x',y') に変換する。すなわち、図8
A〜図8Eに示すように、混在画像信号P’(x,y) =
0.0は4つの2値画像信号P”(x',y') =0に変換さ
れ、混在画像信号P’(x,y) =0.25は3つの2値画
像信号P”(x',y') =0および1つの2値画像信号P”
(x',y') =1に変換され、混在画像信号P’(x,y) =
0.5は2つの2値画像信号P”(x',y') =0および2
つの2値画像信号P”(x',y') =1に変換され、混在画
像信号P’(x,y) =0.75は1つの2値画像信号P”
(x',y') =0および3つの2値画像信号P”(x',y') =
1に変換され、混在画像信号P’(x,y) =1.0は4つ
の2値画像信号P”(x',y') =1に変換される。このよ
うにして生成された2値画像信号P”(x',y') は、例え
ば、図5A〜図5Cに示すような修正前の多値画像信号
I(x,y) のシャドー領域に対しては、図9A〜図9Cの
ようになる。そして、この2値画像信号P”(x',y') に
基づき再生画像が形成される。なお、座標(x',y') は、
座標(x,y) に対して主走査方向および副走査方向に循環
するアドレス信号Δx、Δyに従って設定される。例え
ば、(x,y) =(1,1) に対しては、(x',y') =(1,1) 、
(2,1) 、(1,2) 、(2,2) に設定される。
【0032】この場合、前記2値画像信号P”(x',y')
から形成される再生画像は、図9A〜図9Cから諒解さ
れるように、元になる多値画像信号I(x,y) が中間の濃
度である場合には、4つの画素を単位とした1、0の2
値画像信号P”(x',y') に基づき形成されるが、前記多
値画像信号I(x,y) がシャドー領域にある場合には、多
値画像信号I(x,y) に応じて画素単位を3つ、2つ、1
つと可変にしているため、画素の粒状性が目立たない良
好な画像が形成されることになる。なお、ハイライト領
域においても同様にして粒状性の目立たない良好な画像
が形成される。
から形成される再生画像は、図9A〜図9Cから諒解さ
れるように、元になる多値画像信号I(x,y) が中間の濃
度である場合には、4つの画素を単位とした1、0の2
値画像信号P”(x',y') に基づき形成されるが、前記多
値画像信号I(x,y) がシャドー領域にある場合には、多
値画像信号I(x,y) に応じて画素単位を3つ、2つ、1
つと可変にしているため、画素の粒状性が目立たない良
好な画像が形成されることになる。なお、ハイライト領
域においても同様にして粒状性の目立たない良好な画像
が形成される。
【0033】図10は、上述した実施例において、連続
関数で定義した関数fOFF (I)およびfON(I)を混
在画像信号生成回路30に設定し、図11に示す2値化
回路32において、前記混在画像信号生成回路30によ
って生成された連続する混在画像信号P’(x,y) と乱数
発生回路34からの乱数信号RNとを用いて2値画像信
号P”(x',y') を生成するようにした誤差拡散処理回路
36の実施例を示す。
関数で定義した関数fOFF (I)およびfON(I)を混
在画像信号生成回路30に設定し、図11に示す2値化
回路32において、前記混在画像信号生成回路30によ
って生成された連続する混在画像信号P’(x,y) と乱数
発生回路34からの乱数信号RNとを用いて2値画像信
号P”(x',y') を生成するようにした誤差拡散処理回路
36の実施例を示す。
【0034】この場合、2値化回路32を構成する混在
画像信号変換回路37において、連続する混在画像信号
P’(x,y) から、 (1−t)・Pn +t・Pn+1 =P’(x,y) …(11) (0≦t≦1) の関係を満たす出力番号nおよび出力混合比率T(乱数
信号RNのビット数をmとした場合、T=(2m −1)
・t+0.5を求める。ここで、Pn 、Pn+1 は、0.
0と1.0との間の任意の混在画像信号P’(x,y) を表
すための離散的な信号であり、例えば、0.0(n=
0)、0.25(n=1)、0.5(n=2)、0.7
5(n=3)および1.0(n=4)の5種類を表す。
また、出力混合比率Tは、信号Pn 、Pn+1 の混合比率
を表す。従って、例えば、混在画像信号P’(x,y) =
0.125の場合、(11)式に基づき、混在画像信号
変換回路37からn=0(Pn =0.0、Pn+1 =0.
25)、T=8が出力される。
画像信号変換回路37において、連続する混在画像信号
P’(x,y) から、 (1−t)・Pn +t・Pn+1 =P’(x,y) …(11) (0≦t≦1) の関係を満たす出力番号nおよび出力混合比率T(乱数
信号RNのビット数をmとした場合、T=(2m −1)
・t+0.5を求める。ここで、Pn 、Pn+1 は、0.
0と1.0との間の任意の混在画像信号P’(x,y) を表
すための離散的な信号であり、例えば、0.0(n=
0)、0.25(n=1)、0.5(n=2)、0.7
5(n=3)および1.0(n=4)の5種類を表す。
また、出力混合比率Tは、信号Pn 、Pn+1 の混合比率
を表す。従って、例えば、混在画像信号P’(x,y) =
0.125の場合、(11)式に基づき、混在画像信号
変換回路37からn=0(Pn =0.0、Pn+1 =0.
25)、T=8が出力される。
【0035】次に、比較器38では、混在画像信号変換
回路37からの出力混合比率Tと乱数発生回路34から
の乱数信号RNとを比較し、RN≧Tならば0、RN<
Tならば1の確率信号Cを出力する。例えば、乱数信号
RNのビット数がm=4でT=8の場合、RN=8〜1
5に対してC=0、RN=0〜7に対してC=1とな
り、50%の確率で0および1の確率信号Cが出力され
ることになる。
回路37からの出力混合比率Tと乱数発生回路34から
の乱数信号RNとを比較し、RN≧Tならば0、RN<
Tならば1の確率信号Cを出力する。例えば、乱数信号
RNのビット数がm=4でT=8の場合、RN=8〜1
5に対してC=0、RN=0〜7に対してC=1とな
り、50%の確率で0および1の確率信号Cが出力され
ることになる。
【0036】そこで、2値化変換回路40は、混在画像
信号変換回路37からの出力番号nと、比較器38から
の確率信号Cとに基づき、図12に示す組み合わせから
なる2値画像信号P”(x',y') を出力する。例えば、混
在画像信号P’(x,y) =0.125の場合には、出力番
号n=0であるため、この混在画像信号P’(x,y) は
0.0の信号と0.25の信号とによって表すことがで
きる。そして、0.0の信号は、2×2画素の全てが0
である2値画像信号P”(x',y') により表され、0.2
5の信号は、2×2画素の1つの信号が1である2値画
像信号P”(x',y') により表される。そして、これらの
2値画像信号P”(x',y') を確率信号Cにより夫々50
%の確率で出力することで、期待値として0.125と
なる画像を再生することができる。
信号変換回路37からの出力番号nと、比較器38から
の確率信号Cとに基づき、図12に示す組み合わせから
なる2値画像信号P”(x',y') を出力する。例えば、混
在画像信号P’(x,y) =0.125の場合には、出力番
号n=0であるため、この混在画像信号P’(x,y) は
0.0の信号と0.25の信号とによって表すことがで
きる。そして、0.0の信号は、2×2画素の全てが0
である2値画像信号P”(x',y') により表され、0.2
5の信号は、2×2画素の1つの信号が1である2値画
像信号P”(x',y') により表される。そして、これらの
2値画像信号P”(x',y') を確率信号Cにより夫々50
%の確率で出力することで、期待値として0.125と
なる画像を再生することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像信号2値化
処理装置および方法では、誤差拡散法により画像信号を
2値化する際、画像のハイライト領域およびシャドー領
域での画素の大きさを他の領域よりも細分化して表すこ
とができるため、当該領域を含む全濃度領域においてテ
クスチャの発生がなく、且つ、モアレ等の周期性のない
良好な画像を生成することができる。
処理装置および方法では、誤差拡散法により画像信号を
2値化する際、画像のハイライト領域およびシャドー領
域での画素の大きさを他の領域よりも細分化して表すこ
とができるため、当該領域を含む全濃度領域においてテ
クスチャの発生がなく、且つ、モアレ等の周期性のない
良好な画像を生成することができる。
【図1】本発明に係る画像信号2値化処理装置が適用さ
れる誤差拡散処理回路の構成ブロック図である。
れる誤差拡散処理回路の構成ブロック図である。
【図2】図1に示す混在画像信号生成回路において設定
されるシャドー領域での変換関数の説明図である。
されるシャドー領域での変換関数の説明図である。
【図3】図1に示す混在画像信号生成回路において設定
されるハイライト領域での変換関数の説明図である。
されるハイライト領域での変換関数の説明図である。
【図4】シャドー領域の多値画像信号に基づき、図1に
示す比較器から出力される2値画像信号の説明図であ
る。
示す比較器から出力される2値画像信号の説明図であ
る。
【図5】図5A〜図5Cは、図4に示す2値画像信号に
対して、混在画像信号生成回路で生成される混在画像信
号の説明図である。
対して、混在画像信号生成回路で生成される混在画像信
号の説明図である。
【図6】ハイライト領域の多値画像信号に基づき、図1
に示す比較器から出力される2値画像信号の説明図であ
る。
に示す比較器から出力される2値画像信号の説明図であ
る。
【図7】図7A〜図7Cは、図6に示す2値画像信号に
対して、混在画像信号生成回路で生成される混在画像信
号の説明図である。
対して、混在画像信号生成回路で生成される混在画像信
号の説明図である。
【図8】図8A〜図8Eは、図1に示す2値化回路にお
いて、混在画像信号から生成される2値画像信号の説明
図である。
いて、混在画像信号から生成される2値画像信号の説明
図である。
【図9】図9A〜図9Cは、図5A〜図5Cに示す混在
画像信号から生成された2値画像信号の説明図である。
画像信号から生成された2値画像信号の説明図である。
【図10】本発明に係る画像信号2値化処理装置が適用
される誤差拡散処理回路の他の実施例の構成ブロック図
である。
される誤差拡散処理回路の他の実施例の構成ブロック図
である。
【図11】図10に示す誤差拡散処理回路における2値
化回路の構成ブロック図である。
化回路の構成ブロック図である。
【図12】図11に示す2値化変換回路に供給される出
力番号および確率信号と、これらに基づいて出力される
2値画像信号との関係説明図である。
力番号および確率信号と、これらに基づいて出力される
2値画像信号との関係説明図である。
10、36…誤差拡散処理回路 12…多値画像
メモリ 14…比較器 16、30…混
在画像信号生成回路 18、32…2値化回路 20…誤差メモ
リ 22…誤差拡散係数メモリ 34…乱数発生
回路
メモリ 14…比較器 16、30…混
在画像信号生成回路 18、32…2値化回路 20…誤差メモ
リ 22…誤差拡散係数メモリ 34…乱数発生
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 103 A
Claims (2)
- 【請求項1】多値画像信号を所定の閾値信号と比較し、
2値画像信号を生成する第1の2値化手段と、 前記2値画像信号が所定のハイライト領域または所定の
シャドー領域における前記多値画像信号から生成される
場合、前記2値画像信号を2値レベルの範囲内で前記多
値画像信号に応じた所定レベルの画像信号に変換し、前
記2値画像信号および前記画像信号の混在する混在画像
信号を生成する混在画像信号生成手段と、 前記混在画像信号をそのレベルに応じた2値画像信号に
変換する第2の2値化手段と、 前記多値画像信号と前記混在画像信号とを用いて誤差信
号を求める誤差信号算出手段と、 所定の誤差拡散係数に基づき、前記誤差信号を当該多値
画像信号の周囲の多値画像信号に対して拡散させ、前記
多値画像信号を修正する多値画像信号修正手段と、 を備えることを特徴とする画像信号2値化処理装置。 - 【請求項2】多値画像信号を所定の閾値信号と比較し、
2値画像信号を生成する第1ステップと、 前記2値画像信号が所定のハイライト領域または所定の
シャドー領域における前記多値画像信号から生成される
場合、前記2値画像信号を2値レベルの範囲内で前記多
値画像信号に応じた所定レベルの画像信号に変換し、前
記2値画像信号および前記画像信号の混在する混在画像
信号を生成する第2ステップと、 前記混在画像信号をそのレベルに応じた2値画像信号に
変換する第3ステップと、 前記多値画像信号と前記混在画像信号とを用いて誤差信
号を求める第4ステップと、 所定の誤差拡散係数に基づき、前記誤差信号を当該多値
画像信号の周囲の多値画像信号に対して拡散させ、前記
多値画像信号を修正する第5ステップと、 からなることを特徴とする画像信号2値化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135855A JPH089152A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 画像信号2値化処理装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6135855A JPH089152A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 画像信号2値化処理装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089152A true JPH089152A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15161356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6135855A Pending JPH089152A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 画像信号2値化処理装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230023297A (ko) | 2021-08-10 | 2023-02-17 | 주식회사 포스코 | 부착물 제거 장치 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP6135855A patent/JPH089152A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230023297A (ko) | 2021-08-10 | 2023-02-17 | 주식회사 포스코 | 부착물 제거 장치 |
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