JP3384688B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JP3384688B2
JP3384688B2 JP18336096A JP18336096A JP3384688B2 JP 3384688 B2 JP3384688 B2 JP 3384688B2 JP 18336096 A JP18336096 A JP 18336096A JP 18336096 A JP18336096 A JP 18336096A JP 3384688 B2 JP3384688 B2 JP 3384688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ処理装置
に係り、詳しくは、誤差拡散法を用いて多値データを二
値データに変換する画像データ処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ,コピー,OCR
等に用いられる画像データ処理装置は、CCDや密着セ
ンサ等のラインセンサ(センサ系)から入力されたアナ
ログ画像信号を二値画像データに変換する。そして、フ
ァクシミリは変換された二値画像データをモデムを介し
て相手先へ送信する。コピーは、変換された二値画像デ
ータをプリンタに出力し原稿を作成する。また、OCR
は、変換された二値画像データをパソコン等のコンピュ
ータに出力する。
【0003】ところで、ラインセンサ等のセンサ系の画
素密度と、プリンタ等の印字系の画素密度が一致しない
場合がある。例えば、ラインセンサにより得られた画像
データは300dpiに対して、プリンタは400dp
iで印字する。この場合、画像データをそのままプリン
タに出力すると、表示される画像が縮小されてしまう。
そのため、画像データ処理装置は、データの画素密度
を、印字系の画素密度に合わせて変換する。例えば、コ
ピーの場合、画像データ処理装置は画像データを拡大す
る、即ち、入力した各画素のデータを2回ずつ出力する
ことによって画素数を2倍にして画素密度を高くする。
【0004】また、近年、自然で高品位な画像表示に対
する要望の高まりに伴い、多階調画像を二値表示系(二
値しか印字できないプリンタ等の印字系)に表示するた
めに、誤差拡散法が用いられてきている。誤差拡散法
は、高性能な擬似階調処理技術として知られ、誤差拡散
法を用いることにより、巨視的には解像度が犠牲になる
ものの、二値表示系を用いて、視覚的に多階調画像を得
ることができる。この誤差拡散法による画像データ処理
では、予め設定された表示や印字のオン/オフ(白/
黒)を決定するしきい値と、表示すべき画素の多値デー
タとのズレ(誤差)を、読み込んだ1ライン分の各画素
毎に一旦記憶させる。そして、その誤差を、次に読み込
んだ1ライン分の画素の多値データに対して、表示すべ
き画素の位置に対応した画素の多値データ及びその画素
の周辺の画素の多値データを加算した後にしきい値との
比較を行うことで、階調を表現する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画素密度変
換は、誤差拡散の処理に先立って行われる。そして、誤
差拡散処理においては、画素密度変換によって生成され
た各画素毎にそれらの画素に対する誤差がそれぞれ記憶
される。そのため、画素密度変換において画素の密度を
高くした場合、密度を変換しない場合に比べて、多くの
誤差データを記憶しなければならないので、大容量のメ
モリが必要となり、装置が大型化するという問題があ
る。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、メモリ容量を増やすこ
となく画素密度変換と誤差拡散処理とを行うことができ
る画像データ処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、1ライン単位で連続し、1画面を構成する画像デー
タから1画素毎の量子化によって得られる多値データを
取り込み、順次二値データに変換して出力する画像デー
タ処理装置であって、ライン方向に隣接する2画素の多
値データの平均値を演算し、その演算結果の多値データ
と、演算前の多値データとを、所定パターンの選択クロ
ックに応答して選択的に出力することで、1ライン毎の
画素数を所望の個数に変換する画素密度変換回路(4)
と、前記画素密度変換回路(4)で画素密度変換された
多値データが順次入力され、各多値データを予め設定さ
れたしきい値に基づいて二値データに変換して出力する
際、各画素毎に二値化誤差を演算すると共に、ライン方
向に隣接する2画素毎にそれらの二値化誤差の平均
演算し、前記画素密度変換回路(4)の変換比率が1以
下のとき、平均化前の二値化誤差を出力し、前記変換比
率が1を越えるとき、平均化後の二値化誤差を出力する
中間調回路(7)と、前記中間調回路(7)から出力さ
れる誤差データを格納する誤差メモリ(8)とを備えた
ことを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像データ処理装置において、前記中間調回路(7)
は、注目画素の多値データに、誤差メモリに記憶された
ラインの誤差データを加算演算し、その演算結果の多
値データを出力する第1の加算器(21)と、前記第1
の加算器(21)から出力される多値データに、1つ前
の画素の多値データを二値データに変換する際に生じた
誤差データを加算する第2の加算器(22)と、画素の
多値データの入力周期に一致するクロック信号を入力
し、そのクロック信号に基づいて、前記第2の加算器
(22)から出力される誤差データが加算された多値デ
ータを次の画素の多値データが入力されるまでの1クロ
ック期間保持する第1のレジスタ(24)と、前記第1
のレジスタ(24)に保持された多値データを予め設定
されたしきい値に基づいて二値データに変換して出力す
るとともに、その二値データに変換する際に生じる誤差
を、所定の比で次の画素及び次ラインの画素へそれぞれ
分配する誤差データを生成し出力する二値化回路(2
6)と、前記二値化回路(26)で生成された誤差デー
タを1クロック期間保持し、その保持した演算結果と、
次に入力される誤差データとの平均を演算し、その演
算結果を出力する平均化回路(27)と、を含むことを
要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の画像データ処理装置において、前記中間調回路は、前
記クロック信号を入力し、そのクロック信号に基づい
て、前記二値化回路から出力される誤差データを1クロ
ック期間保持する第2のレジスタと、前記二値化回路か
ら出力される誤差データと、前記第2のレジスタに保持
された誤差データとを加算演算し、その演算結果の多値
データを出力する第3の加算器と、を更に含むことをこ
とを要旨とする。
【0010】従って、請求項1に記載の発明によれば、
画素密度変換回路には、1ライン単位で連続し、1画面
を構成する画像データから1画素毎の量子化によって得
られる多値データが入力され、ライン方向に隣接する2
画素の多値データの平均値が演算され、その演算結果の
多値データと演算前の多値データとが、所定パターンの
選択クロックに応答して選択的に出力されることで、1
ライン毎の画素数が所望の個数に変換される。中間調回
路には、画素密度変換された多値データが順次入力さ
れ、各多値データが予め設定されたしきい値に基づいて
二値データに変換されて出力される際、各画素毎に二値
化誤差が演算されると共に、ライン方向に隣接する2画
毎にそれらの二値化誤差の平均が演算される。そし
て、画素密度変換回路の変換比率が1以下のとき、平均
化前の二値化誤差が出力され、前記変換比率が1を越え
るとき、平均化後の二値化誤差が出力され、誤差メモリ
に格納される。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、中間調回
路には、第1,第2の加算器と第1のレジスタと二値化
回路と平均化回路とが含まれる。第1の加算器では、注
目画素の多値データに対して、誤差メモリに記憶された
前行の誤差データが加算演算され、その演算結果の多値
データが出力される。第2の加算器では、第1の加算器
から出力される多値データに対して、1つ前の画素の多
値データが二値データに変換される際に生じた誤差デー
タが加算される。第1のレジスタでは、画素の多値デー
タの入力周期に一致するクロック信号が入力され、その
クロック信号に基づいて、第2の加算器から出力される
誤差データが加算された多値データが次の画素の多値デ
ータが入力されるまでの1クロック期間保持される。二
値化回路では、第1のレジスタに保持された多値データ
を二値データに変換して出力するとともに、その二値デ
ータに変換する際に生じる誤差から、所定の比で次の画
素及び次行の画素へそれぞれ分配する誤差データが生成
され出力される。平均化回路では、二値化回路で生成さ
れた誤差データが1クロック期間保持され、その保持さ
れた演算結果と、次に入力される誤差データとの平均が
演算され、その演算結果が出力される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、中間調回
路には、更に第2のレジスタと第3の加算器とが含まれ
る。第2のレジスタには、クロック信号が入力され、そ
のクロック信号に基づいて、二値化回路から出力される
誤差データが1クロック期間保持される。第3の加算器
には、二値化回路から出力される誤差データと、第2の
レジスタに保持された誤差データとが入力されて加算演
算され、その演算結果の多値データが出力される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図7に従って説明する。図1は、画像デ
ータ処理装置の概略ブロック回路図である。画像データ
処理装置1は、ファクシミリ等の様々な用途に用いるこ
とができるようになっている。画像データ処理装置1
は、CCDや密着センサ等のアナログ画像信号を擬似的
に階調を表現する高品位な二値画像データに変換する。
【0014】画像データ処理装置1は、アナログ部2、
歪み補正部3、画素密度変換回路としての画素密度変換
部4、ガンマ補正部5、フィルタ部6、中間調回路とし
ての中間調部7、誤差メモリ8、二値化部9、制御回路
10、及び、レジスタ11よりなり、1チップ上に集積
化されている。
【0015】ラインセンサは、送信原稿を主走査方向に
複数の画素に分割し、各画素の濃淡を読み取り、その濃
淡に応じた電圧の画像信号を出力する。ラインセンサか
ら入力された画像信号は、アナログ部2に入力される。
画像信号はアナログ値であって、例えば画素が黒色の場
合には高い電圧、白色の場合には低い電圧、灰色の場合
にはその中間の電圧を示す。アナログ部2は所定のビッ
ト数(例えば8ビット)のA/Dコンバータよりなり、
画像信号を量子化して複数の階調(256階調)の多値
データに変換する。その変換された多値データは、各画
素の濃淡に応じた値となる。そして、変換された多値デ
ータは、歪み補正部3に出力される。
【0016】歪み補正部3は、図示しないメモリに予め
格納された歪み補正データを読み出し、入力した1ライ
ン分の多値データに対してその歪み補正データに基づい
て階調補正を行い、その補正結果の多値データを画素密
度変換部4に出力する。歪み補正データ(シェーディン
グデータ)は、光学系で生じた歪みを数値的に補正する
ためのデータである。
【0017】画素密度変換部4は、歪み補正部3から入
力されたデータに対して、各ラインの画素密度を変換す
る密度変換処理を多値データにて行うために設けられて
いる。尚、本実施の形態では、画素密度変換部4は、画
素密度を「1/1倍」「1/2倍」「2/3倍」「3/
2倍」「2/1倍」に変換するように設定されている。
【0018】図3に示すように、主走査方向に読み取ら
れた1ライン分の画像データL1は、複数の画素Gから
構成されている。画素密度変換部4は、主走査方向(図
3の矢印方向)に隣接する画素Gの平均を演算し、その
演算結果と入力された画素Gの多値データを変換する密
度に応じて出力することで、画素を増減するようになっ
ている。尚、演算結果と入力された画素Gの多値データ
とを区別するために、入力された画素を「入力画素G
1」、演算結果の多値データによる画素を「擬似画素G
2」、とする。
【0019】例えば、図4(b)に示すように、画素密
度変換部4は、隣接する2つの入力画素G1毎に平均を
演算し、その演算結果の擬似画素G2の多値データのみ
を出力する。即ち、2画素の多値データに基づいて1画
素の多値データを出力することで、画素密度を「1/2
倍」に変換する。
【0020】また、図4(c)に示すように、画素密度
変換部4は、1画素おきに隣接する2つの入力画素G1
の平均を演算し、演算しなかった1つの入力画素G1の
多値データと、演算結果の擬似画素G2の多値データと
を交互に出力する。即ち、3画素の多値データに基づい
て2画素の多値データを出力することで、画素密度を
「2/3倍」に変換する。
【0021】また、図4(d)に示すように、画素密度
変換部4は、隣接する2つの入力画素G1毎に平均を演
算し、元の2つの入力画素G1の多値データと、演算結
果の擬似画素G2の多値データとを出力する。この時、
画素密度変換部4は、演算結果の多値データを、元の2
画素の多値データの間に出力する。即ち、2画素の多値
データに基づいて、3画素の多値データを出力すること
で、画素密度を「3/2倍」に変換する。
【0022】更に、図4(e)に示すように、画素密度
変換部4は、隣接する2つの入力画素G1の平均を演算
し、入力画素G1の多値データと、演算結果の擬似画素
G2の多値データとを交互に出力する。即ち、隣接する
2つの入力画素G1の間に、その2つの入力画素G1の
平均である擬似画素G2を挿入することで、画素密度を
「2/1倍」に変換する。尚、図4(a)は、無変換の
場合、即ち、画素密度を「1/1」に変換する場合を示
しており、画素密度変換部4は、入力画素G1をそのま
ま出力する。
【0023】画素密度変換部4は、後述するレジスタ1
1に外部から書き込まれる制御データに基づいて、変換
する画素密度を切り換えるようになっている。そして、
画素密度変換部4から出力される入力画素G1,擬似画
素G2の多値データは、ガンマ補正部5に出力される。
【0024】ガンマ補正部5は、図示しないメモリに予
め格納されたガンマ補正データを読みだし、そのガンマ
補正データに基づいて、画素密度変換部4から入力され
た多値データに対してガンマ補正を行う。ガンマ補正デ
ータは、ラインセンサの光電変換特性と、人が実際に視
覚上感じる光の強度変化とのずれを補正するためのデー
タである。ガンマ補正部5は、その補正結果の多値デー
タをフィルタ部6に出力する。また、ガンマ補正部5
は、補正結果の多値データを直接外部に出力する。
【0025】フィルタ部6は、図示しないメモリに格納
された2ライン分の多値データと、ガンマ補正部5から
入力された1ライン分の画素の多値データとに基づいて
3×3のマトリックスよりなる二次元の空間フィルタを
構成し、フィルタ処理を施したデータを中間調部7又は
二値化部9に出力する。この空間フィルタは、各画素の
多値データに対してエッジ強調等のフィルタ処理を行う
ものである。
【0026】中間調部7は、入力された各画素の多値デ
ータに対して誤差拡散処理を施し、疑似的に中間調を表
すようにした二値データを作成する。誤差拡散処理は、
多値データを二値データにて表現するために、任意の画
素の多値データを二値化する際に生じる誤差をその画素
の周辺の画素の多値データに加算するようにしたもので
ある。
【0027】図5に示すように、現ラインLaの任意の
画素を画素Ga、その画素Gaの次に入力される画素を
次の画素Gbとする。更に、現ラインLaの次に入力さ
れるラインを次ラインLb、その次ラインLbの各画素
において、画素Ga,Gbの位置に対応する位置の画素
を画素Gc,Gdとする。この場合、任意の画素Gaに
生じる誤差は、現ラインLaの次の画素Gbと、画素G
a,Gbの位置に対応した次ラインLbの画素Gc,G
dに対して分配される。その各画素Gb,Gc,Gdに
分配する割合は、合計を「1」とする所定の比で予め設
定されている。例えば、誤差の1/2が画素Gbに、誤
差の1/4が次ラインLbの画素Gc及び画素Gdへ分
配される。尚、図5には、各誤差データEA,EB,E
Cは、それぞれ画素Gb,Gc,Gdに対する矢印によ
って示している。
【0028】中間調部7は、画素密度変換部4での変換
比率に応じて演算処理の手順が切換えられる。例えば、
中間調部7は、画素密度変換部4での変換比率が「1」
以下の場合、各画素毎に誤差データを演算し、その演算
結果を誤差メモリ8に格納し、変換比率が「1」を超え
る場合、各画素毎に誤差データを演算すると同時に、隣
接画素の誤差データの平均値を演算し、その平均データ
を誤差メモリ8に格納する。
【0029】特定のライン(他のラインと区別するため
に現ラインという)の画像データLaは、図4(a)〜
(e)に示すように、画素密度変換部4の変換比率に応
じて入力画素G1又は擬似画素G2により構成される。
ここで、変換比率が「1」以下のときの一例として「1
/2変換」の場合を考えると、図4(b)に示すよう
に、現ラインは擬似画素G2のみから構成される。
【0030】このとき、中間調部7は、現ラインを構成
する各擬似画素G2の誤差データをそれぞれ演算し、そ
の演算結果を誤差メモリ8に格納する。例えば、図6に
示すように、現ラインLaの任意の画素(他の画素と区
別するために、画素Gnとする)に着目した場合、中間
調部7は、その画素Gnの多値データと予め設定された
しきい値とのズレ(誤差)を演算する。この時、中間調
部7は、着目した画素Gnに、その画素Gnの1画素前
に入力された画素Gn−1の誤差データEAを加算す
る。そして、中間調部7は、その演算結果に基づいて、
画素Gnの各誤差データEA,EB,ECを演算する。
【0031】また、画素Gnの位置に対応する次ライン
の画素には、画素Gnの誤差データEB及び画素Gnの
1画素前の画素Gn−1の誤差データECが分配され
る。従って、中間調部は、画素Gnの誤差データEB
と、1つ前の画素Gn−1の誤差データECとを加算演
算し、その演算結果を次ラインに対する誤差データEM
として誤差メモリ8に格納する。
【0032】同様に、画素Gn+1の誤差データを演算
する場合、中間調部7は、画素Gn+1の多値データに
対して画素Gnの誤差データEAを加算し、その演算結
果に基づいて、画素Gn+1の誤差データEA〜ECを
演算する。そして、中間調部7は、その演算結果の誤差
データEBと、画素Gnの誤差データECとを加算演算
し、その演算結果を画素Gn+1の次ラインに対する誤
差データEMとして誤差メモリ8に格納する。
【0033】尚、任意の画素Gnが1ライン分の先頭の
画素の場合、その先頭の画素の前の画素は存在しない。
そのため、中間調部7は、その先頭の画素としきい値と
に基づいて演算した誤差データEBを次のラインに対す
る誤差データEMとして誤差メモリ8に格納する。
【0034】一方、画素密度の変換比率が「1」を超え
る場合の一例として、「2/1変換」の場合を考える
と、図4(e)に示すように、現ラインは入力画素G1
と擬似画素G2が交互に配置された構成となる。このと
き、中間調部7は、現ラインを構成する入力画素G1と
擬似画素G2の誤差データをそれぞれ演算する。更に、
中間調部7は、隣接する入力画素G1と擬似画素G2の
誤差データの平均を演算する。そして、中間調部7は、
その演算結果の平均値を、入力画素G1と擬似画素G2
の誤差データとして誤差メモリ8に格納する。
【0035】例えば、図7に示すように、現ラインLa
の任意の入力画素G1又は擬似画素G2(図7において
は入力画素G1を任意の画素Gnとする)に着目した場
合、中間調部7は、その画素Gnの多値データと予め設
定されたしきい値とのズレ(誤差)を演算する。この
時、中間調部7は、着目した画素Gnに、その画素Gn
の1画素前に入力された画素Gn−1の誤差データEA
を加算する。そして、中間調部7は、その演算結果に基
づいて、画素Gnの各誤差データEA,EB,ECを演
算する。
【0036】また、画素Gnの位置に対応する次ライン
の画素には、画素Gnの誤差データEB及び画素Gnの
1画素前の画素Gn−1の誤差データECが分配され
る。従って、中間調部は、画素Gnの誤差データEB
と、その画素Gnの1画素前の画素Gn−1の誤差デー
タECとを加算演算して誤差データEDを生成する。ま
た、中間調部7は、次の画素Gn+1の誤差データEB
と、その画素Gn+1の1画素前の画素Gnの誤差デー
タECとを加算演算して誤差データEDを生成する。そ
して、中間調部7は、生成した両画素Gn,Gn+1の
誤差データEDの平均を更に演算し、その演算結果を両
画素Gn,Gn+1の次ラインに対する誤差データEM
として誤差メモリ8に格納する。
【0037】同様に、中間調部7は、画素Gn+2の誤
差データEDと、画素Gn+3の誤差データEDを演算
する。そして、中間調部7は、両画素Gn+2,Gn+
3の誤差データEDの平均を演算し、その演算結果を両
画素Gn+2,Gn+3の次ラインに対する誤差データ
EMとして誤差メモリ8に格納する。
【0038】即ち、中間調部7は、画素密度変換部4の
変換比率が「1」を超える場合、入力される2画素毎に
両画素の誤差データの平均を演算し、その演算結果を両
画素の誤差データとして誤差メモリ8に格納する。従っ
て、誤差メモリ8には、中間調部7に入力される画素数
の1/2の誤差データが格納されるので、誤差メモリ8
の容量は、従来(画素密度変換を行わない場合)と同じ
容量となる。
【0039】また、擬似画素G2は、隣接する入力画素
G1、即ち、中間調部7に入力される擬似画素G2の前
後(図7において、左右)の入力画素G1に基づいて生
成される。従って、入力画素G1(図7において、画素
Gn,Gn+2)の誤差データEDと、擬似画素G2
(図7において、画素Gn+1,Gn+3)の誤差デー
タEDは、ほぼ等しくなる。更に、両画素Gn,Gn+
1(Gn+2,Gn+3)それぞれの誤差データEDの
平均を演算し、その演算結果を両画素Gn,Gn+1
(Gn+2,Gn+3)の誤差データEMとしている。
その結果、誤差データEMは、両画素Gn,Gn+1
(Gn+2,Gn+3)それぞれの誤差データEDにほ
ぼ等しくなる。そのため、誤差データEMを次ラインL
bの対応する画素Gn,Gn+1(Gn+2,Gn+
3)に対して加算処理しても、各画素Gn〜Gn+3の
誤差データEDを加算処理した場合に比べて、見た目上
で変化は感じられない。
【0040】そして、中間調部7は、入力される多値デ
ータの画素密度の変換比率に応じて各画素毎の誤差デー
タと、隣接する画素の平均の誤差データとを選択して出
力する。この構成によって、変換比率が「1」以下の場
合には各画素毎の誤差データを格納することで、高品位
な誤差拡散処理を行うことが可能となり、変換比率が
「1」を超える場合には隣接する画素の平均の誤差デー
タを格納することで、容量の小さな誤差メモリを使用す
ることができる。
【0041】二値化部9は、入力された多値データを予
め設定されたしきい値に基づいて二値データに変換す
る。その二値データは、例えば、多値データがしきい値
よりも大きい場合には「1」、多値データがしきい値よ
りも小さい場合には「0」となる。そして、二値データ
が「0」の場合には出力される原稿は白色になり二値デ
ータが「1」の場合には原稿は黒色になる。
【0042】中間調部7及び二値化部9から出力される
二値データは、スイッチSWを介して外部に出力され
る。そのスイッチSWは、出力される二値データが含ま
れる画像領域に従って後述する制御回路10によって切
り換えられる。その画像領域は、文字等よりなる領域、
写真等よりなる領域等がある。文字の領域は、白データ
及び黒データからなる。この場合、スイッチSWを二値
化部9に切り換えることにより、エッジのはっきりした
二値データが得られる。一方、写真の領域の場合、中間
調の多値データからなる。この場合、スイッチSWを中
間調部7に切り換えることにより、誤差拡散された濃淡
を表現することが可能な二値データが得られる。
【0043】制御回路10及びレジスタ11は、各部2
〜9を制御するために設けられている。レジスタ11に
は、ファクシミリ等のシステム全体を制御するためのコ
ントローラから入力される変換比率の各種データが格納
される。制御回路10は、レジスタ11に格納された各
種データに基づいて、各部2〜9に制御信号を出力し、
各部2〜9は、制御信号に基づいて動作するようになっ
ている。
【0044】次に、中間調部7の構成を詳述する。図2
に示すように、中間調部7は、加算器21,22,2
3、レジスタ24,25、二値化回路26、平均化回路
27、及び、選択回路28とから構成されている。
【0045】加算器21の一方の入力端子には、各ライ
ンを構成する入力画素G1,擬似画素G2の多値データ
が入力され、他方の入力端子には、誤差メモリ8に記憶
された前ラインから繰り越された誤差データEMが入力
される。加算器21は、入力画素G1又は擬似画素G2
の多値データと、誤差データEMとを加算演算し、その
演算結果を加算器22に出力する。
【0046】加算器22の一方の入力端子には、加算器
21の演算結果が入力され、他方の入力端子には、後述
する二値化回路26により生成された誤差データEAが
入力される。その誤差データEAは、その時に中間調部
7に入力された入力画素G1又は擬似画素G2の1つ前
の画素により生成されたものである。加算器22は、加
算器21の演算結果と誤差データEAとを加算演算し、
その演算結果をレジスタ24に出力する。
【0047】レジスタ24には、クロック信号CLKが
入力される。そのクロック信号CLKは、変換する画素
の入力タイミングに応じたパルス信号として生成され、
入力される。レジスタ24は、クロック信号CLKに同
期して動作し、加算器22の演算結果を1クロック期間
保持する。
【0048】二値化回路26には、予め所定のしきい値
が設定されている。二値化回路26は、そのしきい値と
レジスタ24から入力された各画素の多値データとを比
較し、その比較結果に基づいて多値データを二値データ
に変換し、二値データDOとして外部に出力する。その
二値データDOは、上記したように、スイッチSWを介
して画像データ処理装置1の外部に出力される。
【0049】また、二値化回路26は、二値データに変
換する際に生じる変換前の各画素の多値データとしきい
値との差を所定の比率で分配した誤差データEA,E
B,ECを生成し出力する。これらの誤差データEA〜
ECの比率は、合計を「1」とする比率として予め設定
されている。現画素(図5において画素Ga)から同一
ラインの次の画素(図5において画素Gb)へ分配する
誤差データEAは加算器22へ供給され、その加算器2
2で、次の画素の多値データに加算される。現画素から
次のラインの同じ位置の画素(図5において画素Gc)
へ分配する誤差データEBは加算器23に供給され、次
のラインの1画素後の画素(図5において画素Gd)へ
分配する誤差データECはレジスタ25に供給される。
【0050】レジスタ25には、クロック信号CLKが
入力される。そのクロック信号CLKは、変換する画素
の入力タイミングに応じたパルス信号として生成され、
入力される。レジスタ25は、クロック信号CLKに同
期して動作し、二値化回路26から入力される誤差デー
タECを1クロック期間保持する。
【0051】加算器23の一方の入力端子には、レジス
タ25により保持された誤差データECが入力され、他
方の入力端子には、二値化回路26から出力される誤差
データEBが入力される。加算器23は、両誤差データ
EB,ECを加算演算し、その演算結果を平均化回路2
7に出力する。即ち、加算器23は、任意の位置の画素
に対応する次ラインの画素に対する誤差データを演算す
る。
【0052】平均化回路27は、レジスタ31、加算器
32、及び、除算器33とから構成されている。レジス
タ31には、加算器23から出力される誤差データが入
力される。また、レジスタ31には、クロック信号CL
Kが入力される。レジスタ31は、クロック信号CLK
に同期して動作し、加算器23から入力される誤差デー
タを1クロック期間保持する。加算器32の一方の入力
端子には、レジスタ31の出力信号が入力され、他方の
入力端子には、加算器23から出力される誤差データが
入力される。加算器32は、加算器23から入力される
誤差データと、レジスタ31により1クロック期間保持
された誤差データとを加算演算する。1クロック期間保
持された誤差データは、加算器23から入力されるその
時の誤差データの1つ前の画素の誤差データ(図7にお
いて誤差データED)である。従って、加算器32は、
2つの隣接する画素の誤差データをそれぞれ入力し、そ
れらを加算する。
【0053】加算器32の出力信号は、除算器33に入
力される。除算器33は、入力された信号を「2」で除
算演算、即ち、入力信号を1/2にして出力する。その
入力信号は、隣接する2つの画素の誤差データの加算結
果である。従って、除算器33、即ち、平均化回路27
は、隣接する2つの画素の誤差データEDの平均化を行
い、その結果を選択回路28に出力する。
【0054】尚、この平均化回路27では、クロック信
号CLKの1周期毎に、隣接する2つの画素の誤差デー
タEDの平均値が演算され、誤差データEDと同じ数の
平均値が演算される。そこで、誤差メモリ8への書き込
み時点で、平均値の1/2を間引く、具体的には、書き
込みを許可するイネーブル信号をクロック信号CLKに
対して2倍の周期とすることにより、図7に示すよう
に、誤差データEMの数を誤差データEDの数の1/2
となるようにしている。
【0055】 選択回路28には、平均化回路27の演
算結果が入力される。また、選択回路28には、加算器
23の演算結果である誤差データEDが直接入力され
る。更に、選択回路28には、選択信号SELが入力さ
れる。その選択信号SELは、変換される画素の密度に
対応している。即ち、選択回路28は、選択信号SEL
に基づいて、加算器23から入力される誤差データED
と、平均化回路27から入力される信号とを選択し、そ
の選択結果をその時の誤差データEMとして誤差メモリ
8に出力する。
【0056】即ち、画素密度の変換比率によっては、平
均を算出する必要のない場合もあり、その場合には平均
化回路27をスルー、即ち、加算器23の出力信号を直
接誤差データEMとして誤差メモリ8に出力させる。
【0057】従って、誤差メモリ8には、画素密度の変
換比率によって、各画素の誤差データ、又は、隣接する
画素の誤差データの平均が入力され、その誤差メモリ8
に記憶される。そして、誤差メモリ8に記憶された誤差
データは、次のラインの画素に対して誤差拡散処理を行
う場合に読み出され、各画素に誤差が分配される。
【0058】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)中間調部7は、入力される1ライン分の画素の密
度に基づいて、誤差メモリ8に格納する各画素の誤差デ
ータを演算する。そして、中間調部7は、入力される1
ライン分の画素密度の変換比率が「1」以下の場合、各
画素毎に誤差データを演算し、その演算結果を誤差メモ
リ8に格納する。一方、1ライン分の画素密度の変換比
率が「1」を超える場合、中間調部7は、隣接して入力
される2画素毎の誤差の平均を演算し、その演算結果を
誤差メモリ8に格納するようにした。その結果、画素密
度変換において画素の密度を高くした場合、密度を変換
しない場合に比べても、多くの誤差を記憶する必要がな
いので、メモリの容量を増加させることなく画素密度変
換及び誤差拡散処理を行うことができる。更に、大容量
のメモリを必要としないので、ひいては画像データ処理
装置1の大型化を防ぐことができる。
【0059】尚、本発明は上記実施の形態の他、以下の
ように実施してもよい。 (1)上記実施の形態では、任意の画素の誤差を、その
画素の次の画素と、次ラインの2つの画素に分配するよ
うにしたが、例えば、任意の画素の誤差を次の画素と次
ラインの1つの画素に分配する、任意の画素の誤差を現
ラインの次の2つの画素と、次ラインの3つの画素に分
配する、等、誤差を分配する画素の数を適宜変更して実
施してもよい。
【0060】(2)上記実施の形態において、画素の誤
差を分配する比率を適宜変更して実施してもよい。 (3)上記実施の形態では、中間調部7は、画素密度に
応じて、その画素密度の変換比率が「1」を超える場合
に平均の誤差データを出力して誤差メモリ8に格納する
ようにしたが、常に平均の誤差データを出力して誤差メ
モリ8に格納するようにしてもよい。
【0061】以上、本発明の実施の各形態について説明
したが、各形態から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)請求項2に記載の画像データ処理装置において、
前記中間調部には、更に、前記平均化回路から出力され
る演算結果と、前記第3の加算器の演算結果とを入力
し、それらを画素密度に応じて選択して出力する選択回
路を備えた画像データ処理装置。この構成によれば、画
素密度に応じて誤差メモリに格納する誤差データを選択
することで、高品位な誤差拡散処理を行うことが可能と
なる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、メ
モリ容量を増やすことなく画素密度変換と誤差拡散処理
とを行うことが可能な画像データ処理装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の画像データ処理装置のブロッ
ク図。
【図2】 中間調部のブロック図。
【図3】 画素密度変換を行う画素を示す説明図。
【図4】 (a)〜(e)は、画素密度変換を示す説明
図。
【図5】 誤差拡散を行う画素を示す説明図。
【図6】 誤差拡散における画素と誤差メモリを示す説
明図。
【図7】 誤差拡散における画素と誤差メモリを示す説
明図。
【符号の説明】
4 画素密度変換回路としての画素密度変換部 7 中間調回路としての中間調部 8 誤差メモリ 21 第1の加算器 22 第2の加算器 23 第3の加算器 24 第1のレジスタ 25 第2のレジスタ 26 二値化回路 27 平均化回路 CLK クロック信号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/409 G06T 3/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ライン単位で連続し、1画面を構成す
    る画像データから1画素毎の量子化によって得られる多
    値データを取り込み、順次二値データに変換して出力す
    る画像データ処理装置であって、ライン方向に 隣接する2画素の多値データの平均値を演
    算し、その演算結果の多値データと、演算前の多値デー
    タとを、所定パターンの選択クロックに応答して選択的
    に出力することで、1ライン毎の画素数を所望の個数に
    変換する画素密度変換回路(4)と、 前記画素密度変換回路(4)で画素密度変換された多値
    データが順次入力され、各多値データを予め設定された
    しきい値に基づいて二値データに変換して出力する際、
    各画素毎に二値化誤差を演算すると共に、ライン方向に
    隣接する2画素毎にそれらの二値化誤差の平均を演算
    し、前記画素密度変換回路(4)の変換比率が1以下の
    とき、平均化前の二値化誤差を出力し、前記変換比率が
    1を越えるとき、平均化後の二値化誤差を出力する中間
    調回路(7)と、 前記中間調回路(7)から出力される誤差データを格納
    する誤差メモリ(8)とを備えた画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像データ処理装置に
    おいて、 前記中間調回路(7)は、 注目画素の多値データに、誤差メモリに記憶された前
    インの誤差データを加算演算し、その演算結果の多値デ
    ータを出力する第1の加算器(21)と、 前記第1の加算器(21)から出力される多値データ
    に、1つ前の画素の多値データを二値データに変換する
    際に生じた誤差データを加算する第2の加算器(22)
    と、 画素の多値データの入力周期に一致するクロック信号を
    入力し、そのクロック信号に基づいて、前記第2の加算
    器(22)から出力される誤差データが加算された多値
    データを次の画素の多値データが入力されるまでの1ク
    ロック期間保持する第1のレジスタ(24)と、 前記第1のレジスタ(24)に保持された多値データを
    予め設定されたしきい 値に基づいて二値データに変換し
    て出力するとともに、その二値データに変換する際に生
    じる誤差を、所定の比で次の画素及び次ラインの画素へ
    それぞれ分配する誤差データを生成し出力する二値化回
    路(26)と、 前記二値化回路(26)で生成された誤差データを1ク
    ロック期間保持し、その保持した演算結果と、次に入力
    される誤差データとの平均を演算し、その演算結果を
    出力する平均化回路(27)と、 を含むことを特徴とする画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像データ処理装置に
    おいて、 前記中間調回路(7)は、 前記クロック信号(CLK)を入力し、そのクロック信
    号(CLK)に基づいて、前記二値化回路(26)から
    出力される誤差データを1クロック期間保持する第2の
    レジスタ(25)と、 前記二値化回路(26)から出力される誤差データと、
    前記第2のレジスタ(25)に保持された誤差データと
    を加算演算し、その演算結果の多値データを出力する第
    3の加算器(23)と、 を更に含むことを特徴とする画像データ処理装置。
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