JPH0213174A - 中間調画像２値化処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 イメージリークやファクシミリなどの画像入力装置にお
いて有用な多値表現中間調画像データを２値表現擬似中
間３１に１画像データに変換する中間調画像２値化処理
方式に関し。

写真と線画の混在原稿やＮｊ（１点写真などで画像品質
が低下しない中間調画像２値化処理方式を提供すること
を目ｒ自とし。

加算器をそなえて、入力される画素単位の多値表現中間
調画像データを順次加算してゆき、加算結果がｆめ定め
られた一定値を超えるごとにその損上げを２値表現擬似
中間調画橡データの“１″とし、その他の場合は““０
”として出力し、残りの加算結果は次の画素の力１０γ
に順次繰り越す構成をもつ。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、イメージリークやファクシミリなどの画像入
力装置において有用な多値表現中間調画像データを２値
表現凝似中間調画像データに変換する中間調画像２値化
処理方式に関する。

〔従来の技術〕

ＣＣＤなどにより原稿画像をラスタ走査して得られるビ
デオ（３号は、多値（多階Ｍｌ！、Ｉ　）表現の中間調
画像データである。しかしプリンタなどの画像出力装置
は１２値データを入力源とするため、多値表現の中間調
画像データを２値データ形式に変換する必要がある。

多値表現中間調画像データを２値データに変換する場合
、一般には文字などの２値画像に対しては単一のスライ
スレベルを用いる単純スライス法が適用され、また写真
画像に対してはデイザ法を用いて県債中間９１ｉＪデー
タに変換する方法がとられることが多い。

デイザ法は、４×４や８×８などの大きさのマトリック
ス中に異なる複数のスライスレベルを分散配置してパタ
ーン化したデイザマトリックスを。

入力画面に繰り返し適用してパターンでスライス例回路
を示す。次に簡単な機能を説明する。

第４図におい°ζ １はドントバルスであり、ライン中の各画素（ドツト）
に同期させ°（与えられる。

２はラスタパルスであり、各ラスタに同期させて与えら
れる。

３は多値表現中間調画像データであり、ＣＣＤ出力のビ
デオ信号をＡ／Ｄ変換したものである。

４および５はカウンタであり、それぞれドア１〜パルス
１およびラスタバルス２をカウントして。

デイ１ｙマトリツクスの順次のスライスレベルを読み出
すためのアドレスを発生する。たとえばデイ１ｙマトリ
ツクスの大きさが４×４であれば、カウンタ４，５には
それぞれ２ビ・ノドのカウンタが用いられる。

６は、デイザマトリックスを格納したＲＯＭである。

７は、比較器であり、多値表現中間調画像データ３を、
ＲＯＭ６から読み出された対応画素位置のスライスレベ
ルと比較し、スライスして２値化を行う。

この比較器７から出力される２値データ列が。

２値表現凝似中間２１７１１データとなる。

〔発明が解決しようとする課題〕

デイザ法を用いた従来の中間調画像２値化処理方式では
、異なる複数のスライスレベルがデイ１マトリツクス上
で分散固定されているため、たとえば線図や文字などの
２値画像では線部分の輪郭がぼけて、解像度が低下し、
また画面上に同じデイザマドワックスが繰り返し適用さ
れることから。

各隣り合ったデイザマトリックス内の同じスライスレベ
ルが周期的なパターンとなって、網点写真などでは干渉
による縞模様（モアレ）が出現し。

画像品質を低下させるという問題があった。

本発明は、線画や網点写真などで画像品質が低下しない
中間調画像２値化処理方弐を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、多値表現中間ｊＪｉ、］画像データを画素ご
とに順次累算してゆき２発生した１１テ上げを２値表現
中間調画像データとし°Ｃ出力するものであり。

原画像の濃度分布に良好に追従し、特に線画などの２値
画像の再現性がより、シかもデイザマトリックスを用い
た場合のような干’ＩＩ　ｋＡも発生しない。

第１図は本発明の原理的構成図である。

第１図において。

１１は、入力される画素単位の多値表現中間調画像デー
タである。

１２は、入力された多値表現中間調画像データを保持す
る入力レジスタである。

１３ば、以前の加算結果のデータ（累算値）を保持する
加算結果レジスタである。

１４は、加算器であり、レジスタ１２とレジスタ１３の
データを加算し、最上位からの桁上げを出力する。桁上
げを除く加算結果はレジスタ１３に占き込む。

１５は、加算器１４からの桁上げ出力により形成される
２値表現１疑似中間調画像データである。

〔作用〕

第１図に示された本発明の原理的構成の動作を説明する
。

原画像をラスタ走■して得られた多値表現中間調画像デ
ータは２順次画素単位に入力レジスタ１２へ入力される
。

加算器１４は、入力レジスタ１２と加１γ結果レジスタ
１３の内容を加算し１桁上げが発生ずれば“１”９発生
しなければ“Ｏ”の２値表現擬似中間調画像データ１５
を出力する。また桁上げを除く加算結果（余り）は加算
結果レジスタ１３に書き込み１次の入力画素のデータと
の加算に使用する。

このようにして、ラスタ走査の各ラインごとに入力され
る多値表現中間調画像データを連続的に加算してゆき、
２値表現凝似中間調画像データに変換する。

次に第２図の変換処理例により、従来のデイザ第２図の
（ａ＋は、原画像例であり１便宜上６４階調のシステム
において１図中の白地領域の画素が４／６．１　　（１
／１６）階３ｊム１．黒丸内領域のが４８／（ｉ４　（
１２／１（ｉ）階調であったものとする（実際には黒丸
の境界領域の画素は、その中間の種々の灰色し・＼ルを
もっているが、ここでは単純化されている）。

第２図の（ｂ）は、従来のディリ′法を用いて変換した
結果の２値表現１疑似中間調画像データを示す。

デイザマトリックスとしては２図示されている４×４の
ものが段り返し適用されている。

このデイザマトリックスが適用される個々の領域では、
各画素の値がデイザマトリックス内の対応する位置の闇
値と比較され、スライスされる。

第２図の（（］）は１本発明方式による変換例である。

図の例では１各ラインごとに画素の値を左端から加算し
てゆき、加算結果が６４を超えるごとに桁上げを発生し
、残りを次の加算の一方の入力として操り越してゆく。

たとえば第３番目のラインに注目すると、このライン内
の各画素の値の配列は次のようになっている。

（４，４，４，４８，４８，４８，４８，４，４）これ
を左から逐次加算すると次のようになる。

０＋４＝４　　　桁上げ“０” ４＋４＝８　　　桁上げ“Ｏ” ８＋４＝１２　　　桁上げ“０” １２＋／１８＝６０　　　桁上げ′０”６０　＋　４８
　＝　４４　　　桁上げ“１”４．４＋／１８＝２８　
　　桁上げ１”２８　＋　４８　＝　１２　　　桁上げ
１”１２−１−４＝１６　　　桁上げ０” １６＋　４　＝２０　　　桁上げ０” この結果、２値表現擬似中間調画像データとして。

（０，０，０，０，１，１，１，Ｏ，Ｏ）が得られる。

他のラインについても同様な処理を行い、２値表現凝似
中間３１目画像データに変換する。

〔実施例〕

第３図により１本発明の１実施例を説明する。

第３図において、２１はＣＣＤ、２２はＡ／１〕変換器
、２３は階ΔＩｊ、Ｉ特性（トーン）を変えるためのＴ
変換用のｒ？ＯＭ、２４と２５はレジスタ。

２６は加算２）；である。なおこの実施例では、８ビツ
トの多値データが用いられる。

動作において、ＣＣＤ２１から出力されたアナＬ１グ形
式のビデオ信号は、Ａ／Ｄ変換器２２で８ｂｉｔのデジ
タル形式の多値データに変換され、ＲＯＭ２３にアドレ
スＡＯ−Ａ７として与えられる。

ＲＯＭ２３は、たとえば図中にグラフで示されているよ
うなＴ変換特性をもつテーブルを記ｔａシており５　Ｘ
軸の多値データを入力アドレスＡＯ〜Ａ７として、Ｙ軸
のγ変換多値データＤＯ〜Ｄ７を出力する。

ＲＯＭ２３から出力された多値データは、レジスタ２４
に入力される。他方のレジスタ２５には。

以前の加算結果（最初は“０”）が格納されている。

加３７器２６は、レジスタ２４およびレジスタ２５の各
内容を８　ｔＪｉｔ幅で加算し９桁上げを除く８ｂｉｔ
加算結果をレジスタ２５に戻し１桁上げを出力する。そ
して次の画素の多値データがレジスタ２４に格納された
なら再び加算を行う。

このようにして、１ライン分の画素の多値データを２値
化したならば次のラインのデータを処理し、１画面分の
ラインの２値化が終るまで繰り返す。

〔発明の効果〕

本発明方式により得られる２値表現ｌ疑似中間調画像デ
ータは、原画像の）−度分布に比例したドラ１−密度の
画像特性を示す。このため中間調画像の再現性が良好で
あり、しかもデイザ法にくらべて線画や文字などの２値
画像も輪郭線が明瞭であり。

また網点写真において干渉縞が生じることもなく。

自然な再生画像が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成図、第２図は本発明方式に
よる画像データの２値化変換処理例の説明図、第３図は
本発明の１実施例回路の構成図。 第４図はデイリ′法による従来例回路の構成図である。 第１図中。 １１：多値表現中ＩＩＩ　ａ周画像データ１２；入力レ
ジスタ １３：加算結果レジスタ １４；加算器　　Ｖ １５二２値表現擬似中間ｊｌ！ｉ画像データ１、）許出
ＩＱＪＩ人株代会社ビーエフユ代　理　人　弁理士　長
谷用　文廣（外２名）第１ 図 糺換夕ｕ’［イ夕りｑン説明口ｇ３ 第２図 本発明の１夫お例回路−刀ＩＹ図 第３図 データ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像をラスタ走査して画素単位に得られた多値表現中間
   調画像データ（１１）を２値表現擬似中間調画像データ
   （１５）に変換する中間調画像２値化処理方式において
   、 加算器（１４）をそなえて、入力される画素単位の多値
   表現中間調画像データ（１１）を順次加算してゆき、加
   算結果が予め定められた一定値を超えるごとにその桁上
   げを２値表現擬似中間調画像データ（１５）の“１”と
   し、その他の場合は“０”として出力し、残りの加算結
   果は次の画素の加算に順次繰り越すことを特徴とする中
   間調画像２値化処理方式。