JPH1075360A - マルチレベル階調画素値のレベル数減少方法及びシステム - Google Patents
マルチレベル階調画素値のレベル数減少方法及びシステムInfo
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- JPH1075360A JPH1075360A JP9144963A JP14496397A JPH1075360A JP H1075360 A JPH1075360 A JP H1075360A JP 9144963 A JP9144963 A JP 9144963A JP 14496397 A JP14496397 A JP 14496397A JP H1075360 A JPH1075360 A JP H1075360A
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Abstract
ァクトを大幅に低減する、背景誤差拡散方法及びシステ
ムを提供する。 【解決手段】 画素を表すマルチレベル階調画素値のレ
ベル数を減少させる方法である。この方法は、第一分解
能のマルチレベル階調画素値に画像分類を割当て、マル
チレベル階調画素の画像分類に基づいてマルチレベル階
調画素値を修正し、画素が誤差拡散画素に分類される場
合に先に処理された隣の画素から生成された誤差を修正
画素値に加算し、及び画素が非誤差拡散画素に分類され
る場合は修正画素値に誤差が加算されず、割り当てられ
た画像分類に基づいて修正されたマルチレベル階調画素
値を処理してマルチレベル階調画素値のグレイレベル数
を減少し、修正されたマルチレベル階調画素値の処理に
基づいて誤差を生成し、この誤差の一部を高速走査方向
の隣の画素に拡散し、及びこの誤差の残りの部分を低速
走査方向に拡散する。
Description
調画素値から減少されたレベル数の画素値への画像変換
に関する。更に詳細には、本発明は、拡張動的スクリー
ン処理及び誤差拡散を組み合わせた技術を使用した、マ
ルチレベルの階調画素値から減少されたレベル数の画素
値への画像変換に関する。
なくとも多数のレベル、例えば白黒であれば256レベ
ル、カラーであれば1600万(2563 )以上のレベ
ルを含むグレイレベルフォーマットで走査することによ
って一般に得られる。このマルチレベルフォーマット
は、標準のプリンタでは通常印刷不可能である。
の両方のアプリケーションのための上記のようなデータ
を表すために使用される。標準のプリンタは、2値画像
の場合はスポット若しくは非スポットのような限られた
レベル数で、又は例えば4値画像の場合はスポットに関
連する限られたレベル数で、プリントを行う。グレイレ
ベルの画像データは非常に大きな値によって表されるこ
とができるので、グレイレベルの画像データはプリント
できるように限られたレベル数に減少される必要があ
る。走査によって得られるグレイレベル画像情報の他
に、コンピュータ生成等のある処理技術は、このような
変換を要するグレイレベルの画素値を生成する。
このプロセスはセグメント画像に使用されるときに問題
がある。更に詳細には、セグメント文書において、異な
る画像処理再現、例えばスクリーン処理又は閾値処理等
が望まれる数々の非誤差拡散領域がある。これらの”非
誤差拡散”領域において、誤差拡散演算は、通常生成さ
れない。しかし、このような状況は、誤差拡散領域の境
界域に入るときに平滑な移行を再現しようとする場合
は、導入不可能である。なぜなら、使用されるべき誤差
は、この領域を囲む画像コンテクストに基づくからであ
る。換言すると、画素に送られた誤差は、誤差を算出す
るときの包囲ビデオ情報に常に依存しなければならな
い。一般に、この状況に対面するときに、誤差拡散領域
に入るときに使用されるべき誤差情報は、純粋なOFF
ページ”ホワイト背景”に基づくと推定されるが、この
推定は、非誤差拡散領域及び誤差拡散領域の境界領域に
望ましくないアーチファクトを再現する。
領域内の誤差が算出及び格納されることによって、これ
らの2つの画像処理技術をミックスしたセグメント文書
の画像品質を向上させる方法を、提案する。
画素を表すマルチレベル階調画素値のレベル数を減少さ
せる方法である。この方法は、第一分解能のマルチレベ
ル階調画素値に画像分類を割当て、マルチレベル階調画
素の画像分類に基づいてマルチレベル階調画素値を修正
し、画素が誤差拡散画素に分類される場合に先に処理さ
れた隣の画素から生成された誤差を修正画素値に加算
し、及び画素が非誤差拡散画素に分類される場合は修正
画素値に誤差が加算されず、割り当てられた画像分類に
基づいて修正されたマルチレベル階調画素値を処理して
マルチレベル階調画素値のグレイレベル数を減少し、修
正されたマルチレベル階調画素値の処理に基づいて誤差
を生成し、この誤差の一部を高速走査方向の隣の画素に
拡散し、及びこの誤差の残りの部分を低速走査方向に拡
散する。
レベル階調画素値のレベル数を減少させるためのシステ
ムである。このシステムは、第一分解能のマルチレベル
階調画素値に画像分類を割当てるためのセグメント手段
を含み、先に処理された画素によって生成された誤差及
びマルチレベル階調の画像分類に基づいてマルチレベル
階調画素値を修正するための修正手段を含み、割り当て
られた画像分類に基づいて修正されたマルチレベル階調
画素値を処理してマルチレベル階調画素値のグレイレベ
ル数を減少する画像処理手段を含み、修正されたマルチ
レベル階調画素値の処理に基づいて誤差を生成する誤差
手段を含み、及びこの誤差の一部を高速走査方向の隣の
画素に拡散し、及びこの誤差の残りの部分を低速走査方
向に拡散する拡散手段を含む。修正手段は、画素が誤差
拡散画素として処理されるものと分類される場合に、先
に処理された隣の画素によって生成された誤差を画素に
加算し、画素が非誤差拡散画素として処理されるものと
分類される場合には誤差を画素に加算しない。
面について詳細に説明する。各図面は、本発明を説明す
るためのものであり、従って、例示目的のためのみに提
示されたものであって、本発明の範囲を限定するもので
はない。
セスは、高アドレス可能度誤差拡散プロセスであり、従
って、スクリーン処理/高アドレス可能度誤差拡散プロ
セスは、以下により詳細に述べられる。先ず、高アドレ
ス可能度誤差拡散プロセスについて簡単に述べる。
スを高アドレス可能度環境に拡張するために、2値化
(閾値処理)がより高い空間的分解能で実行されるが、
誤差の演算及び送信は、元の低い空間的分解能で行われ
る。プロセスをこのように分割することによって、孤立
したサブピクセルの数を削除又は減少させて、高画像品
質を維持する。本発明のこの高分解能/低分解能方法
は、以下に更に詳細に述べられる。
するにあたって、画素位置i及び画素位置i+1の入力
グレイレベルはVi 及びVi+1 でそれぞれ表され、
Vi ’=(GL −Vi )+(Si −Th)、及び
Vi+1 ’=(GL −Vi+1 )+(Si+1−Th)であ
る。上流画素から下流画素位置まで通過した、より低い
分解能で得られた誤差は、ei で示される。
間、即ちサブピクセルの生成を含むことに注意された
い。この補間は高アドレス可能度誤差拡散プロセスに影
響を与える。更に詳細には、補間がなされる方法に基づ
いて、2つの異なる出力が本発明の高アドレス可能度誤
差拡散プロセスを使用して得られる。これらの異なる出
力の1つ1つが以下に記載される。
のプリント又は再現を決定するためのステップは次のよ
うなものである。
i 及びPli =Vi+1 +ei+1 が演算され、Vi ’=
(GL −Vi )+(Si −Th)、及びVi+1 ’=(G
L −V i+1 )+(Si+1 −Th)である。サブピクセル
は0〜N−1で示され、高アドレス可能度指数部はNで
ある。高アドレス可能度指数部は、画像処理システムの
情報処理量の帯域幅に比べてプリンタが生成することの
できるサブピクセルの数である。換言すると、高アドレ
ス可能度指数部は、画像出力端末が画像データの1つの
画素から再現できるサブピクセルの数として画定され
る。
で且つ高分解能で画像データを処理できる場合に重要と
なる。このような場合、本発明は低分解能画像のために
設計された処理システム(低分解能は高速且つ低コスト
で処理されることができる)、及びレーザーパルス乗算
を介して高分解能で印刷できるプリント装置を利用する
ことができる。例えば、本発明の高アドレス可能度プロ
セスを使用して、画像は600x600x8で処理され
て2400x600x1で印刷されることができる。上
記の例において、高アドレス可能度指数部は4である。
画像が600x600x8で処理されて1200x60
0x1で処理されれば、高アドレス可能度指数部は2で
ある。
1−P0)/Nで算出される(n=0〜N−1)。補間
サブピクセル値は次に(大抵の場合128である)閾値
と比較され、ビデオ値の範囲は0〜255であると仮定
する(GL は255に等しい)。Bn が128以上であ
れば、サブピクセルはONになり、そうでなければサブ
ピクセルはOFFになる。下流に送られる誤差は、所望
の出力(P0+P1)/2−(実出力、即ちy* 255
/N))で演算され、ここでyはONになったサブピク
セルの数である。誤差は次に重み付け係数のセットによ
って乗算され、第一バージョンと同様に下流の画素に分
配される。
修正ビデオ信号はN個のサブピクセルユニットに分割さ
れる。P0及びP1値は上記のように演算される。演算
されたサブピクセル値は閾値、即ち128と比較され
る。サブピクセル値が閾値以上であれば、サブピクセル
値はONの状態にセットされる。しかし、サブピクセル
値が128未満であれば、サブピクセル値はOFFの状
態にセットされる。
のサブピクセル数が算出される。更に、閾値プロセスか
らの誤差が算出され、この値は元の低空間的分解能を表
す。誤差を算出した後、この誤差は重み付け係数で乗算
されて、下流の画素に分配される。
拡散プロセスの例について簡単に述べる。この例におい
て、P0i 値及びP0i 値は先に述べたように演算され
る。次に、P0i とP1i を結ぶラインと閾値を表すラ
インとの交点のX座標は、128とP0の差に値Nを乗
じ、この積をP1とP0の差で割って決定及び正規化さ
れる。この整数値Xは値0と比較される。Xが0以下で
あれば、プロセスは値P1を値128と比較する。値P
1が128以上であれば、全てのサブピクセルはONの
状態にセットされる。しかし、P1が128未満であれ
ば、全てのサブピクセルはOFFの状態にセットされ
る。
Xの整数値が決定され、この整数値をYに等しくする。
この整数値Yは値0及びNと比較される。値Yが0〜N
の間であれば、このプロセスは値P1が128以下であ
るかどうか決定する。値P1が128以下であれば、プ
ロセスはサブピクセル0〜YをONの状態にセットし、
サブピクセルY+1〜NをOFFの状態にセットする。
しかし、値P1が128より大きいと決定されれれば、
プロセスはサブピクセル0〜YをOFFの状態に、及び
サブピクセルY+1〜NをONの状態にする。
28以上であるかどうかが決定される。値P1が128
以上であれば、プロセスは全てのサブピクセルをONの
状態にセットする。しかし、P1が128未満であると
決定されれば、プロセスはすべてのサブピクセルをOF
Fの状態にセットする。
と、下流の画素に送られる誤差が算出される。つまり、
誤差は元の低空間的分解能を表すように算出される。こ
の誤差を算出すると、この誤差は重み付け係数で乗じら
れ、この重み付けされた誤差項は下流画素に分配され
る。
実施に関する第二補間方法を下記に記す。
素値P0i =Vi +ei 及びP1i=Vi+1 +ei が演
算される。ここでVi =(GL −Vi )+(Si −T
h)及びVi+1 =(GL −Vi+1 )+(Si+1 −Th)
である。この例において、P0及びP1値は、上記の様
に比較される。次に、値Y及びZは0に等しくセットさ
れ、ここでYはONにセットされるべきサブピクセルの
数を示し、Zはセブピクセルカウンタである。次に、Z
はNと比較されて、修正ビデオ信号内の全てのサブピク
セルが閾値化されたがどうかを決定する。サブピクセル
が閾値化されたままであると決定されれば、次のサブピ
クセルが算出される。次にプロセスは算出されたサブピ
クセル値を閾値、即ち128と比較する。このサブピク
セル値が閾値以上であれば、プロセスはこのサブピクセ
ル値をONの状態にセットし、値Yはインクリメントさ
れて、ONにセットされるサブピクセルの数を表す。し
かし、サブピクセル値が128未満であれば、サブピク
セル値はOFFにセットされる。
ンタZをインクリメントする。このサブルーチンは、修
正ビデオ信号内の全てのサブピクセル値が閾値と比較さ
れるまで、繰り返される。全てのサブピクセル値の比較
が完了すると、ONのサブピクセルの数がYとして与え
られる。次に、閾値化プロセスより生じた誤差は、その
値が元の低空間的分解能を表すように、演算される。誤
差を算出すると、プロセスはこの誤差を重み付け係数で
乗じて、この誤差を下流画素に送る。
した高アドレス可能度誤差拡散を行うために必要な演算
ステップを図示している。まず、図1に図示されたよう
に、画素値Vi 及びVi+1 が得られ、ここでVi =(G
L −Vi )+(Si −Th)及びVi-1 =(GL −V
i-1 )+(Si-1 −Th)である。実画素値は図1にグ
ラフで表されており、画素値Vi はサブピクセル位置0
における画素値を表し、画素値Vi+1 はN−1サブピク
セルにおける画素値を表す。図1において、処理される
べき画像データのマルチレベルグレイ値を表す通常の8
ビットのデータワードを使用した場合、画素値は0〜2
55の範囲である。画像データのグレイレベル値を表す
ために任意の範囲、例えば0〜511、0〜127等の
範囲を使用することが可能である。
散された誤差成分ei (先の画素の2値化プロセスから
蓄積された誤差)が画素値Vi 及びVi+1 に加算され
る。誤差成分ei は2つの構成要素eFIFO及びeFBから
成ることに注意されたい。ここでeFIFOはラインバッフ
ァに格納された合計の誤差成分であり、及びeFBはフィ
ードバック誤差成分である。誤差成分ei の加算は、図
2にグラフで表されている。
ブピクセル値が図3に図示されたように算出される。例
えば、補間サブピクセル値はBn =P0i +n(P1i
−P0i )/Nであり(n=1〜N−1)、Nは選択さ
れた高アドレス可能度指数部である。P0i はVi +e
i に等しく、P1i はVi+1 +ei に等しいことに注意
されたい。
サブピクセル値は閾値レベルと比較される。図4に表さ
れた例において、閾値は128である。この閾値は、所
望の結果によって、画像データの範囲内のいかなる値で
もよい。この例において、128以上の値を有するの各
サブピクセルはONにセットされる。
が算出される。所望の出力のこの演算は、図5にグラフ
で表されている。所望の出力を算出した後、実出力が算
出される。この例において、実出力はn* 255/Nに
等しく、nは図10に図示された比較の結果ONにされ
たサブピクセルの数である。算出された実出力をグラフ
で表したものが図6に図示されている。いったん所望の
出力及び実出力が算出されると、誤差拡散方法は誤差を
算出し、この誤差は下流に送られる。この誤差は(所望
の出力)−(実出力)で算出される。この演算をグラフ
で表したものが図7に図示されている。
(P0i +P1i )/2−(n* 255/N)として算
出される。この場合、誤差ei+1 は本発明の2値化プロ
セスより生じた誤差を表す。全ての従来の誤差拡散プロ
セスと同じように、2値化プロセスより生じた誤差は下
流の画素に分配される。下流画素への誤差ei+1 の分配
は、図8に表されている。この例において、誤差の分配
は誤差拡散係数のセットを使用し、これによって簡単な
ビットシフトによる高速処理が可能になる。図8は各画
素位置に関する係数を表す。
ビデオ信号は分割され、ラッチ101内にラッチされ
て、スクリーン処理された画素値V0i 及びV1i を生
成する。V0i は上記のラッチされたスクリーン入力ビ
デオ信号V1i を表し、V0iは同じ走査線内のスクリ
ーン処理された画素値V1i の直前のスクリーン処理さ
れた画素値を表す。スクリーン処理された画素値V0i
は誤差成分ei と共に加算器103に供給される。更
に、誤差成分ei はスクリーン処理された入力信号V1
i と共に加算器105に供給される。加算器103は出
力信号P0i を生成し、この出力信号P0i は2の補数
回路107に供給されて負のP0i が生成される。負の
P0i はPl i 値と共に加算器109に供給されて、P
l i −P0iの値を生成する。負のP0i は加算器11
1にも供給されて閾値と合計される。この例では、閾値
は128である。
に供給され、(128−P0i )値が高アドレス可能度
指数部値Nで乗算される。この積は、次に除算回路11
7によって加算器109からの合計で除算される。この
商はデコーダ119に供給される。デコーダ119の実
際の関数は図10にグラフで表されている。
デコーダ119はP0i /P1i ラインと値128との
交点を決定する。この交点の決定から、デコーダ119
はONにされるサブピクセルの数nを決定する。デコー
ダ119からの解は2値化された出力としてプリンタエ
ンジン及び乗算器121に供給される。乗算器121は
デコーダ119からの出力に(−225/N)値を掛け
る。乗算器121の積は加算器123内で加算器113
によって生成された合計に加算される。加算器113は
値P0i とP1i を加算して値P1i +P0i を生成す
る。
し、この誤差成分ei+1 は簡単なビットシフト回路12
5に供給されて様々な誤差値を生成し、この誤差値は分
配プロセスで使用される。ビットシフト回路125によ
って生成された誤差値は誤差分配回路127に供給さ
れ、ここで半分の誤差ErrB は同じ走査線内の次の画素
に分配され、及び、誤差の残り半分ErrA は誤差分配回
路127内に設定された重み付け係数に従って次の走査
線内の様々な画素に分配される。
算を表す。更に詳細には、図11はスクリーン処理され
た画素値Vi 及びVi+1 が、一つのサブピクセルのため
の所望の出力演算の開始と平行して得られるところが表
されており、所望の出力は拡散された誤差成分eFIFO又
はeFBを含まないで算出される。
好適な実施の形態は、図3と同じように補間サブピクセ
ル値を算出する。しかし、補間サブピクセル値のこの演
算に平行して、所望の出力が誤差成分eFIFOを加算する
ことによって算出され続ける。これは図12にグラフで
表されている。
ように、スクリーン処理された画素値Vi 、Vi+1 及び
補間サブピクセルに加算される。同時に(これと平行し
て)全ての可能な実サブピクセル出力が、拡散された誤
差成分eFBを含まないで所望の出力信号から減算され
る。換言すると、N個の可能な実際のサブピクセル出力
は、図12で算出された所望の出力から減算されて、N
個の可能な誤差出力epを生成する(所望の出力−実出
力=誤差ep )。図13に図示された演算は、図14に
図示された演算と平行して行われる。
値Vi 、Vi+1 及び図15に表されたような様々な補間
サブピクセル値に加算される。フィードバック誤差成分
eFBが図15で加算されると同時に、誤差成分eFBは図
16に図示されたように全ての可能なサブピクセルの所
望の出力に加算される。換言すると、誤差成分eFBは図
14に図示された演算より生じたN個全ての誤差解(e
p )に個々に加算される。
ップは図17、図18及び図19に図示された演算を含
む。前記次のステップにおいて、各補間サブピクセル値
は閾値128と比較され、閾値以上の値を有するサブピ
クセルはONにされる。このプロセスは図17及び図1
8にグラフで表されており、図17は補間サブピクセル
値と閾値との比較を表し、図18は閾値以上の値を有す
るサブピクセルをONにしたところを表す。
可能な誤差値が同時に使用可能になるので、下流に送ら
れるべき誤差はこれで即選択可能(即ち、ONにされる
サブピクセルの数に基づいてマルチプレクサを介して)
になる。換言すると、図19は、図16に表された演算
によって生成された、同時に使用可能な様々な誤差値か
ら適切に選択された誤差値を表している。この選択され
た誤差値は次に、従来の誤差拡散技術を使用して下流の
画素に分配される。本発明の好適な実施の形態では、誤
差は上記の誤差拡散係数を使用して下流の画素に分配さ
れる。
った、平行パイプライン高アドレス可能度誤差拡散回路
の機能的なブロック図を表す。図20において、入力ス
クリーンビデオ信号は誤差演算回路1及びビデオ修正回
路3に供給される。誤差成分eFIFO(ErrB )及びeFB
(ErrA )もまた誤差演算回路1に供給される。誤差演
算回路は、現在起こっている2値化プロセスより生じ得
る様々な可能な誤差値全てを演算する。誤差演算回路1
によって出力されるべき適切な誤差の選択は受け取った
誤差選択信号に基づいてなされ、これは以下更に詳細に
述べることとする。
数マトリックス回路5に供給され、この回路5は重み付
け係数のセットに基づいて誤差値を分配する。係数マト
リックス回路5は誤差値を2つの成分eFIFO(ErrB )
及びeFB(ErrA )に分割する。先に述べたように、フ
ィードバック誤差ErrA は係数マトリックス回路5から
ビデオ修正回路3及び誤差演算回路1にフィードバック
される。ビデオ修正回路3はまた、バッファ9からErr
B も受け取る。
閾値と共に2値化回路7に供給される高アドレス可能度
誤差拡散方法のための補間サブピクセル値を生成する。
本発明の好適な実施の形態において、閾値は128であ
る。しかし、この閾値はいかなる値でもよいことに注意
されたい。
2値化して、画像再現装置で使用するために2値化画像
データを出力する。2値化回路7はまた誤差選択信号を
生成し、この信号は誤差演算回路1によって係数マトリ
ックス回路5に供給されるべき正しい誤差値を選択する
ために使用される。この誤差選択信号は、2値化プロセ
スの間にONにされる補間サブピクセルの数を表す。従
って、誤差演算回路1はこの選択を行うために乗算器を
含んでもよい。
1はビデオ修正回路及び2値化回路に平行である。更
に、本発明の高アドレス可能度誤差拡散構造はASIC
上に実施され、これによって画像データが高速画像再現
装置の時間的制約及び情報処理量の仕様内で2値化され
るようにハードウェアを実施することが可能となる。
の詳細なブロック図を表している。図21に表されたよ
うに、図11〜図19に関して先に述べたような演算の
多くは、平行して行われる。
i+1 は、2つの隣接する高速走査画素が処理可能である
ように、スクリーン処理されたビデオ信号をラッチする
ラッチ205を使用することによって得られる。このス
クリーン処理された画素値Vi及びVi+1 は加算器20
6内で合計され、この合計は除算器207によって半分
に分割される。除算器207で演算された解は、誤差項
eFIFOと共に加算器208に供給される。この合計はプ
リンタへの所望の出力を表す。
路200は高アドレス可能度指数部に基づいてプリンタ
への可能な出力全てを生成する。これらの値は、減算操
作のために加算器が使用されるため、負であることに注
意されたい。高アドレス可能度指数部がNであれば、N
+1個の可能な実出力が生成される。また、上記のプロ
セスに平行して、サブピクセル回路209はスクリーン
処理された画素値Vi及びVi+1 に基づいて、全ての補
間サブピクセルを生成する。
って各補間サブピクセルに加算される。これと同時に
(これと平行して)、可能な実出力(負の値)のそれぞ
れが、加算器201によって所望の出力に個々に加算さ
れる。換言すると、N個の可能な実際のサブピクセル出
力が所望の出力から減算されて、N+1個の可能な誤差
出力が生成される。
バック誤差項eFBが加算装置210及び201からの各
合計にそれぞれ加算される。これらの演算は平行して行
われる。これらの並列演算の完了後、加算装置211か
らの各補間サブピクセルは閾値回路212内で閾値と比
較される。閾値以上の値を有するサブピクセルはONに
される。閾値回路はONにされたサブピクセルの数を表
す数を出力する。この情報はデコード論理回路内に供給
され、該回路はこの情報から2値データを生成してこの
データがプリンタに送られる。
チプレクサ203に供給され、このマルチプレクサ20
3はどの誤差項を下流の画素に波及させるかを選択す
る。誤差項はデコード論理回路213から受け取った制
御信号に基づいて選択される。選択された誤差項は分配
回路204に供給され、この回路204は次のフィード
バック誤差を生成し、この誤差はバッファ内に格納され
て次の走査線の処理に使用される。
理するとき、異なる画像再現、例えばスクリーン処理又
は閾値化等が望まれるが、誤差は生成されない数々の非
誤差拡散領域が存在し得る。更に詳細には、その領域に
対して実施される画像処理ルーチンのタイプに対応する
領域に画像を区切ることは一般的である。これは、米国
特許番号5,513,282号に記載されたような従来
の画像処理システムを使用して実施することが可能であ
る。米国特許番号5,513,282号の開示内容は全
て本明細書中に援用されて、本発明の一部とする。
ンを使用するとき、画像処理ルーチンにおいて変化が起
こるため、領域の境界に様々なアーチファクトが現れる
ことがある。例えば、誤差拡散を使用して画像を適切に
処理するために、包囲画素の処理より生じた誤差は、望
ましくないアーチファクトを発生させないでこの領域を
処理する必要がある。残される領域が非誤差拡散領域で
あれば、誤差拡散プロセスに誤差は使用されないため、
再現された画像にアーチファクトが起こるであろう。以
下は、このようなアーチファクトの例である。
域との境界に生じる1つのアーチファクトである。更に
詳細には、誤差拡散ウィンドウの第一走査線を処理する
ときに使用される、バッファから通常送られる誤差(低
速走査方向からの誤差)がゼロである場合、ドキュメン
トの誤差拡散セグメント領域と非誤差拡散セグメント領
域との間に非連続性がみられる場合がある。例えば、ス
クリーン処理や閾値処理等の何らかの非誤差拡散処理方
法によってトップモストハーフ(top most half)が再現
されるグレイ領域を再現するとき、この領域の強調領域
に見られる起動エフェクトは、誤差拡散ウィンドウの立
ち上げで使用可能な低速走査誤差情報がないことによっ
て起こる。この起動エフェクトは、シャープなエッジが
期待される場合に画像の丸みとして現れる。誤差がこれ
らの領域内の安定状態値に達し、最終的に円滑な定期的
出力を再現するには何本もの走査線が必要である。
との間の境界に発生する起動エフェクトを実質的に排除
する、本発明の回路の好適な実施の形態を表す。図22
に表されたように、演算の多くは、図11〜図19に関
して先に述べたように、平行して実施される。
i+1 は、2つの隣接する高速走査画素が処理可能になる
ように、スクリーン処理されたビデオ信号をラッチする
ラッチ205を使用することによって得られる。スクリ
ーン処理の必要がなければ、ビデオ信号に加えられたス
クリーン値は0又は予め決められた他の一定値である。
このスクリーン処理された画素値Vi 及びVi+1 は加算
器206内で合計され、この合計は除算器207によっ
て半分に分割される。除算器207からの解は誤差項e
FIFOと共に加算器208内に供給される。この合計はプ
リンタへの所望の出力を表す。
00は高アドレス可能度特性に基づいてプリンタへの全
ての可能な出力を生成する。除算操作のために加算器が
使用されるため、これらの値は負であることに注意され
たい。高アドレス可能度特性がNであれば、N+1個の
可能な実出力が生成される。また、上記のプロセスに平
行して、サブピクセル回路はスクリーン処理された画素
値Vi 及びVi+1 に基づいて全ての補間サブピクセルを
生成する。
FIFOが補間サブピクセルのそれぞれに加算される。これ
と同時に(これと平行して)、各可能な実出力(負の
値)は加算器201によって所望の出力に個々に加算さ
れる。換言すると、N+1個の可能な実サブピクセル出
力は所望の出力より減算されて、N+1個の可能な誤差
出力を生成する。
0及び201からの各合計にフィードバック誤差項eFB
がそれぞれ加算される。加算器211に関して言えば、
フィードバック誤差項eFBは乗算器217から送られ
る。この乗算器217は実フィードバック誤差及びゼロ
の間を選択する。この選択はウィンドウのビットの値に
基づいて行われる。このウィンドウビットは、画像セグ
メンテーションプロセスより決定されたように画素分類
に適した2値化プロセスに依存する。このウィンドウビ
ットが表明されているとき(誤差拡散及びハイブリッド
誤差拡散処理が所望の処理ルーチンであるとき)、実誤
差フィードバック値が選択される。一方、ウィンドウビ
ットが表明されていないとき(閾値処理、グレイ閾値処
理、スクリーン処理、セルTRC処理、又はバイパスモ
ードが所望の処理ルーチンであるとき)、ゼロの値が選
択される。これらの演算は平行して行われる。
211からの補間サブピクセルのそれぞれは、閾値回路
212内で閾値と比較される。閾値以上の値を有するサ
ブピクセルはONにセットされる。閾値回路は、ONに
されたサブピクセルの数を表す数を出力する。この情報
はデコード論理回路243に供給され、このデコード論
理回路243はこの情報から2値化情報を生成して、プ
リンタに送る。これらの閾値プロセスに平行して、Vi
+EFIFO+EFBは、比較器221によって閾値と比較さ
れる。この比較の結果はデコード論理回路243に供給
される。
203に供給され、この乗算器203はどの誤差項を下
流の画素に送るか選択する。この誤差項はデコード論理
回路243より受け取った制御信号に基づいて選択され
る。選択された誤差項は分配回路204に供給され、こ
の回路204は次のフィードバック誤差を生成し、この
誤差はバッファ内に格納されて、次の走査線の処理に使
用される。
デコード論理回路243からの出力に基づく。ウィンド
ウビット(ウィンドウビットはデコード論理回路243
に供給される)が表明されれば(誤差拡散及びハイブリ
ッド誤差拡散処理)、デコード論理回路は信号を生成
し、この信号によって乗算器はONにされたサブピクセ
ルの数に基づいて適切な誤差を選択できる。一方、ウィ
ンドウが表明されなければ(誤差拡散及びハイブリッド
誤差拡散処理が所望の処理ルーチンでなければ)、デコ
ード論理回路は信号を生成し、この信号によって乗算器
は、比較器が値V i +EFIFO+eFBが閾値未満であると
決定した時に最大誤差値(図22に表されたような回路
202と203との間の可能誤差値のトップチャネル)
を、及び比較器が値Vi +EFIFO+eFBが閾値より大き
いと決定した時に最少誤差値(図22に表されたような
回路202と203との間の可能誤差値のボトムチャネ
ル)を、選択できる。
従来の誤差拡散回路と同じ方法、即ち高アドレス可能度
1で行われる。1より大きい高アドレス可能度を有する
非誤差拡散領域として指定されたセグメント領域におい
て、背景誤差拡散演算は、この回路を使用すると正確さ
に劣る。しかし、これによって非誤差拡散領域内の画素
を含む画像内の全ての画素に、連続的な誤差演算を提供
する。更に、誤差拡散領域において、誤差演算は、選択
された高アドレス可能度ビットの数に等しい。
より、強調領域内のグレイ領域にみられるアーチファク
トは、大幅に低減される。さらに詳細には、背景誤差拡
散を使用すると、ウィンドウのインターフェース領域の
周りの起動エフェクトは、実質的に低減される。従っ
て、本発明は背景誤差拡散を使用する方法を提供し、こ
れによって2つのセグメント領域間のインターフェース
がはるかに円滑になる。
である。
するところをグラフで表した図である。
クセル値をグラフで表した図である。
表した図である。
る。
フで表した図である。
の配分をグラフで表した図である。
本発明の実施の形態を図示したブロック図である。
表した図である。
セル値の獲得をグラフで表した図である。
て得られた境界サブピクセル値間のサブピクセル値の補
間をグラフで表した図である。
ルを誤差成分で修正するところをグラフで表した図であ
る。
表した図である。
差成分で更に修正するところをグラフで表した図であ
る。
した図である。
グラフで表した図である。
で表した図である。
グラフで表した図である。
を表すブロック図である。
の実施を表すブロック図である。
拡散を使用したハイブリッド高アドレス可能度誤差拡散
回路を表すブロック図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 画素を表すマルチレベル階調画素値のレ
ベル数を減少させる方法であって、 (a)画像分類を、第一分解能のマルチレベル階調画素
値に割り当てるステップを含み、 (b)マルチレベル階調画素の画像分類に基づいてマル
チレベル階調画素値を修正するステップを含み、 (c)画素が誤差拡散画素に分類される場合には以前処
理された隣接する画素から生じた誤差を修正された画素
値に加え、画素が非誤差拡散画素に分類される場合には
修正された画素値に誤差を加えない、ステップを含み、 (d)割り当てられた画像分類に基づいて修正されたマ
ルチレベル階調画素値を処理してマルチレベル階調画素
値のグレイレベル数を減少させるステップを含み、 (e)修正されたマルチレベル階調画素値の処理に基づ
いて誤差を生成するステップを含み、 (f)高速走査方向に向かって次の画素に誤差の一部を
拡散するステップを含み、及び、 (g)低速走査方向の画素に誤差の残りの部分を拡散す
るステップを含む、 マルチレベル階調画素値のレベル数減少方法。 - 【請求項2】 画素を表すマルチレベル階調画素値のレ
ベル数を減少させるためのシステムであって、 画像分類を第一分解能のマルチレベル階調画素値を割り
当てるためのセグメンテーション手段を含み、 先に処理された画素によって生成された誤差及びマルチ
レベル階調画素の画像分類に基づいてマルチレベル階調
画素値を修正するための修正手段を含み、 割当てられた画像分類に基づいて修正されたマルチレベ
ル階調画素値を処理してマルチレベル階調画素値のグレ
イレベル数を減少するための画像処理手段を含み、 修正されたマルチレベル階調画素値の処理に基づいて誤
差を生成するための誤差手段を含み、 高速走査方向に向かって次の画素に誤差を一部を拡散
し、低速走査方向の画素に誤差の残りの部分を拡散する
ステップを含み、 前記修正手段が、画素が誤差拡散画素として処理される
ように分類される場合には先に処理された隣接する画素
によって生成された誤差を加え、画素が非誤差拡散画素
として処理されるように分類される場合には画素に誤差
を加えない、 マルチレベル階調画素値のレベル数減少システム。
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