JPH1070660A - 誤差拡散方法及び誤差拡散システム - Google Patents

誤差拡散方法及び誤差拡散システム

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JPH1070660A
JPH1070660A JP9140429A JP14042997A JPH1070660A JP H1070660 A JPH1070660 A JP H1070660A JP 9140429 A JP9140429 A JP 9140429A JP 14042997 A JP14042997 A JP 14042997A JP H1070660 A JPH1070660 A JP H1070660A
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JP
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error
screen
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Withdrawn
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JP9140429A
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English (en)
Inventor
David J Metcalfe
ジェイ.メトカルフェ デイビッド
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size
    • H04N1/4052Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions
    • H04N1/4053Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size by error diffusion, i.e. transferring the binarising error to neighbouring dot decisions with threshold modulated relative to input image data or vice versa

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントに使用できるグレイレベルを維持し
ながらハイブリッド画像処理操作のフルダイナミックレ
ンジを使用するための方法及び装置を提供する。 【解決手段】 画素を表すマルチレベル階調画素値のレ
ベル数を減少させ、レベル数の減少によって生じた誤差
を拡散する方法である。この方法は、第一解像度を有す
る画素を表すマルチレベルの階調画素値を受け取り、受
け取った画素の位置に基づいてスクリーン値を生成し、
受け取ったマルチレベル階調画素値の大きさに基づいて
緩衝スクリーンの重みを生成し、生成された緩衝スクリ
ーンの重みに基づいてスクリーン値を修正し、及び修正
されたスクリーン値を用いてスクリーン処理されたマル
チレベル階調画素値を生成する。スクリーン処理された
マルチレベル階調画素値のレベル数は減少され、これに
よって生成された誤差値は隣接する画素のマルチレベル
階調画素値に拡散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチレベルの階
調画素値から減少されたレベル数の画素値への画像変換
に関する。更に詳細には、本発明は、拡張動的スクリー
ン処理及び誤差拡散を組み合わせた技術を使用した、マ
ルチレベルの階調画素値から減少されたレベル数の画素
値への画像変換に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報(カラー又は白黒)は、まず少
なくとも多数のレベル、例えば白黒であれば256レベ
ル、カラーであれば1600万(2563 )以上のレベ
ルを含むグレイレベルフォーマットで走査することによ
って一般に得られる。このマルチレベルフォーマット
は、標準のプリンタでは通常印刷不可能である。
【0003】用語”グレイレベル”は、白黒及びカラー
の両方のアプリケーションのための上記のようなデータ
を表すために使用される。標準のプリンタは、2値画像
の場合はスポット若しくは非スポットのような限られた
レベル数で、又は例えば4値画像の場合はスポットに関
連する限られたレベル数で、プリントを行う。グレイレ
ベルの画像データは非常に大きな値によって表されるこ
とができるので、グレイレベルの画像データはプリント
できるように限られたレベル数に減少される必要があ
る。走査によって得られるグレイレベル画像情報の他
に、コンピュータ生成等のある処理技術は、このような
変換を要するグレイレベルの画素値を生成する。
【0004】グレイレベルの画像データを2値レベルの
画素画像データに変換する一般的な方法の1つは、スク
リーン処理、ディザリング、又は中間調化を使用する方
法である。このような配置において、所与の領域にわた
り、この領域内の各グレイレベルの画素は、事前に選択
された異なる閾値のセットの内の1つと比較される。こ
の閾値のセットは閾値又は中間調セルのマトリックスか
らなる。
【0005】図30は一般的なスクリーン処理回路のブ
ロック図を表す。この回路において、修正されていない
画像又はビデオ信号が、中間調スクリーンマトリックス
からのスクリーン値とともに変調回路1内に供給され、
修正信号を生成する。この修正信号は次に、2値化(バ
イナリ化)回路3によって閾値処理されて2値出力を生
成する。この2値出力は、処理された画素のON又はO
FFのどちらかの特性を表す。システムが閾値処理の前
にスクリーン値を加える必要のないように、画素ごとに
閾値が変わってスクリーンが形成されることができるこ
とに注意されたい。これらは同じシステムである。
【0006】画素ビデオ信号Vからスクリーン変調信号
s ' への変換は、図32に表されている。固定ビデオ
信号Vの場合、スクリーン変調ビデオ信号Vs ' は、ス
クリーン値Sが255から0の間で変化するときに、レ
ベルAからレベルBまでの間で変化する値を有する。従
って、2値化プロセス又は演算で使用される有効ホワイ
ト値及びブラック値は、例えばホワイト値、0、及びブ
ラック値、255である。
【0007】上記のプロセスにおいて、サンプルされた
イメージ画像要素は1つの閾値と比較されて、ブラック
/ホワイトの決定がなされる。しかし、閾値関係は、画
像データをスクリーンデータに変調することによって修
正される。このスクリーンデータは、中間調セルの閾値
のセットとして画定された2次元マトリックスから順次
選択される。スクリーン値のセット及びその中の配置に
よって、階調の範囲、周波数、角度、及び中間調の絵画
像の他の特性が決められる。
【0008】このような配置の効果は、画像がグレイで
ある領域では、マトリックス内の閾値の幾つかは超過さ
れるが、他の閾値は超過されないことである。2値ケー
スの場合、システムの仕様(ホワイト書込み(write wh
ite )システム又はブラック書込み(write black )シ
ステム)によって、閾値を超過するマトリックスの部分
又はセル要素はホワイトでプリントされる一方残りの要
素はブラックのままとなるか、又はその逆となる。例え
ば、あるシステム(ライトホワイト)では255はホワ
イトを表すが、他のシステム(ライトブラック)ではブ
ラックを表す。セルにブラック及びホワイトを分配する
と、人間の目から見て全体的にグレーに見える。
【0009】しかし、典型的なスクリーン処理には、各
中間調セル内部の決まった数の要素のみが決まった数の
グレイレベルの再生を可能にするので、オリジナル画像
内のグレイの量が全領域に渡って正確に維持されないと
いう点で、問題がある。特定のセルにおける閾値と実際
のグレイレベル値との間の差異から生じる誤差は、通常
切り捨てられる。これは画像情報の欠如をもたらし、平
滑な画像領域に見られ得る縞模様(banding )又は不正
確(false )な輪郭等の、重大な画像アーチファクトを
生じさせる。縞模様では、画像入力グレイレベルは領域
全体で平滑に変化するが、中間調画像は1つの中間調ド
ット(グレイレベル)から他の中間調ドットへの変わり
目を作る。この移行は平滑な画像部分を通る縞又は輪郭
として明確に見られる。
【0010】グレイ画像のスクリーン処理に関連する他
の問題は、スクリーン周波数と有効なグレイレベルの数
との間のトレードオフである。高周波スクリーンを使用
することが望ましいが、有効なグレイレベルの数はスク
リーン周波数が増大するとともに減少する。スクリーン
周波数が増大するとともにグレイレベルの数を増大させ
るために提案された1つの方法は、エッシュバッハ等に
与えられた米国特許第5,317,653号に記載され
ている。米国特許第5,317,653号の開示内容は
全て本明細書中に援用されて、本発明の一部とする。
【0011】この方法で、グレイ画像は先ず少数のグレ
イレベルに減少されて誤差を拡散し、次に少数のグレイ
レベル及び高周波ラインスクリーンが使用される。スク
リーン処理プロセスから生じたあらゆる誤差は切り捨て
られる。この2つのステップによって画像を2値化す
る。
【0012】図22は、従来の誤差拡散技術を表す。こ
のプロセスのステップS1において、画素Xのビデオ信
号は以前の閾値処理プロセスからこの画素に拡散された
蓄積された誤差を含むように修正される。この修正ビデ
オ信号値Xは、ステップS2で値128と比較される
(ビデオ範囲は0〜255とする)。ステップS2で修
正ビデオ信号値Xが128以上であると決定した場合、
プロセスはS4に進み、こここで画素XをONにするこ
とを示す値が出力される。このプロセスは、次に進んで
ステップS6で閾値処理プロセスに関連する誤差を算出
し、ここでこの誤差Yは、X−255として演算され
る。
【0013】一方、ステップS2で修正ビデオ信号値X
が128未満であると決定した場合、S3で画素XがO
FFにされるべきであることを示す信号が出力される。
このプロセスは次にステップS5に進み、ここで誤差Y
は値Xに等しいものとして演算される。
【0014】ステップS5又はS6で演算された誤差
は、ステップS7で重み付け係数で乗算され、下流の画
素に分配される。従って、閾値処理プロセスから生じた
誤差は、隣接する画素に拡散される。誤差を隣接する下
流の画素に拡散するのに通常使用される係数は、図23
に図示されている。
【0015】図23において、Xは閾値処理されている
現在の画素を表す。この閾値処理プロセスより生じた重
み付け誤差は、事前に選択された係数に従って隣接する
下流画素に拡散される。例えば、同じ走査線中の次の画
素の重み付け係数は通常7/16であるが、現在処理さ
れている画素から高速走査方向に1つ先で且つ低速走査
方向に1つ下の画素の係数は、1/16である。
【0016】誤差拡散プロセスについて述べるに当たっ
て、ビデオ値は0から255の範囲であるとする。しか
し、ビデオ信号の範囲はいかなる範囲を使用することも
できる。上記のように、従来の誤差拡散方法において、
画素の2値化又はそのグレイレベルの低減は、修正され
た入力を閾値と比較することによって決定される。この
修正された入力ビデオ信号は、(入力ビデオ信号V)+
(先の画素の処理より決定された蓄積された誤差項
i )である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法を実施するためには、プリントエンジン若しくはシス
テムはマルチレベル誤差拡散プロセス及びこれに続くス
クリーン閾値処理を要する。更に、スクリーン処理プロ
セスから生じた誤差は拡散されず、従って、縞模様及び
他の上記のアーチファクトはなお形成され得る。また、
全てのスクリーン処理プロセスは画像処理システムのフ
ルダイナミックレンジを活用しなければならない。従っ
て、プリントシステムの一般的な画像処理構造から逸脱
することなく、画像アーチファクトを大幅に低減してフ
ルダイナミックレンジを活用するスクリーン処理を提供
することが望ましい。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様は、
画素を表すマルチレベル階調画素値のレベル数を減少さ
せ、レベル数の減少によって生じた誤差を拡散する方法
である。この方法は、第一解像度を有する画素を表すマ
ルチレベルの階調画素値を受け取り、受け取った画素の
位置に基づいてスクリーン値を生成し、受け取ったマル
チレベル階調画素値の大きさに基づいて緩衝スクリーン
の重みを生成し、生成された緩衝スクリーンの重みに基
づいてスクリーン値を修正し、及び修正されたスクリー
ン値を用いてスクリーン処理されたマルチレベル階調画
素値を生成する。スクリーン処理されたマルチレベル階
調画素値のレベル数は減少され、これによって生成され
た誤差値は隣接する画素のマルチレベル階調画素値に拡
散される。
【0019】本発明の第二の態様は、画素を表すマルチ
レベル階調画素値のレベル数を減少させ、レベル数の減
少によって生じた誤差を拡散するためのシステムであ
る。このシステムは、第一分解能を有する画素を表すマ
ルチレベルの階調画素値を受け取る手段と、受け取った
画素の位置に基づいてスクリーン値を生成する手段と、
及び受け取ったマルチレベル階調画素値の大きさに基づ
いて緩衝スクリーンの重みを生成する緩衝手段とを含
む。修正手段は生成された緩衝スクリーン重みに基づい
てスクリーン値を修正し、及びスクリーン処理手段は修
正されたスクリーン値に基づいてスクリーン処理された
マルチレベル階調画素値を生成する。減少手段は、スク
リーン処理されたマルチレベル階調画素値のレベル数を
減少させ、誤差手段は前記減少手段による減少プロセス
の解として誤差値を生成し、及び、拡散手段は誤差値を
隣接する画素のマルチレベル階調画素値に拡散する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明において示された図
面について詳細に説明する。各図面は、本発明を説明す
るためのものであり、従って、例示目的のためのみに提
示されたものであって、本発明の範囲を限定するもので
はない。
【0021】一般に、プリントシステムの画像処理構造
は、スクリーン処理関数、閾値処理関数、又は誤差拡散
関数を使用する。閾値処理される画素のために、画素ビ
デオ信号Vから修正されたビデオ信号VT ’が算出され
る。修正されたビデオ信号V T ’は、256のグレイレ
ベルを有するシステムにおいてVT ’=(T+255−
V)/2として定義される。この定義において、Tは所
望の閾値レベルである。T及びVが0から255の間で
ある場合、算出されたV’もまた0〜255の範囲内で
あることに注意されたい。
【0022】スクリーン処理される画素のために、その
画素位置における画素ビデオ信号V及びスクリーン値S
より同様の修正ビデオ信号VS ’が算出される。スクリ
ーン処理プロセスのための修正されたビデオ信号VS
は、256のグレイレベルを有するシステムにおいてV
S ’=(T+255−V)/2として定義される。スク
リーン値Sは画素位置及び使用される中間調スクリーン
処理パターンにも依存する。ラインスクリーン又はドッ
トスクリーンのどちらでも使用することができることに
注意されたい。
【0023】誤差拡散によって再現されるべき画素で
は、修正されたビデオ信号は単なる反転されたビデオ信
号である。更に詳細には、256のグレイレベルを有す
るシステムにおいて、修正されたビデオ信号はVED’=
255−Vとして定義される。
【0024】2値化の最終ステップにおいて、修正され
た全てのビデオ信号VT ’、VS ’、及びVED’は、1
28と比較されて画素のON又はOFFの特性を決め
る。即ち、修正ビデオ信号が128以上であれば画素は
OFF(ブラック)であり、そうでなければON(ホワ
イト)である。これにより、ビデオV自体を閾値T又は
スクリーン値Sと比較するようなより一般的なアプロー
チと同じ結果が得られることに注意されたい。誤差拡散
の場合、先の画素から送られた適切な誤差が128と比
較する前にV’に加えられなければならず、下流の画素
に送られるべき誤差もまた後に算出されなければならな
い。
【0025】しかし、先に述べたように、高周波数でビ
デオ信号をスクリーン処理しながらグレイレベルの有効
数を維持することが望ましい。このため、誤差拡散プロ
セスの前にスクリーン処理プロセスを行う画像処理シス
テムを使用することが提唱されてきた。さらに詳細に
は、このハイブリット誤差拡散プロセスは、256個の
グレイレベルを有するシステムにおいて先ず上記のスク
リーン処理方法を使用して修正ビデオ信号VS ’を算出
する。この演算は、小さな1次元スクリーンセルからの
スクリーン値を使用する。修正ビデオ信号VS ’を算出
した後、スクリーン処理された変調ビデオ信号V’は誤
差拡散プロセスによって処理される。ハイブリット誤差
拡散システムの好適な実施の形態において、この誤差拡
散プロセスは高アドレス可能度誤差拡散プロセスであ
る。
【0026】このハイブリッドアプローチは走査された
画像の上質な再生を行うが、それでもまだハイブリッド
アプローチには幾つかの問題がある。例えば、上記のス
クリーン処理等式を使用したハイブリッドプロセスで生
じた分配誤差(スクリーン処理及び誤差拡散)は、スト
レートな誤差拡散プロセスと比較できない。これは、ホ
ワイトのリファレンスポイント及びブラックのリファレ
ンスポイントが両プロセスにおいて同じでないためであ
る。
【0027】図31は、8ビットの画像値でスクリーン
処理/誤差拡散プロセスを行う回路を図示しており、こ
の回路によってストレートなハイブリッドプロセスに関
する問題が低減される。図31は、修正されていないビ
デオ若しくは画像信号がモジュレータ1によってスクリ
ーン処理され、好適な等式VS ’=(GL −Vi )+
(Si −Th)を使用して修正信号VS ’を生成する。
ここでSi は中間調スクリーンパターンより得られたス
クリーン値と等しく、Vi はグレイ入力ビデオであり、
L はそのシステムにおける画素の最大グレイレベル値
であり、Thは2値化プロセスで使用される閾値であ
る。
【0028】修正された信号VS ’は加算器5に供給さ
れ、そこでこの信号は上流の処理画素位置から送られた
誤差値を加えられて更に修正され、VS ”を生成する
(VS”=VS ’+ei )。加算器5によって使用され
た誤差成分(eFIFO+eFB)は、送られた誤差を格納す
る誤差バッファ7(eFIFO)及び2値化回路9(eFB
より受け取られる。
【0029】この更に修正された信号VS ”は2値化回
路9に供給され、この回路9によってマルチレベル修正
信号VS ”は誤差拡散/閾値処理プロセスを使用して2
値出力に変換される。このプロセスより生じた誤差(e
FB)の幾つかは、次に処理される画素に直接フィードバ
ックされるが、残り(eFIFO)は次の走査線で画素を処
理するために誤差バッファ7内に格納される。誤差は重
み付け係数に基づいて分配される。任意のセットの係数
が使用されることができる。本発明の好適な実施の形態
において、重み付け係数は米国特許第5,353,12
7号に記載された係数である。米国特許第5,353,
127号の開示内容は全て本明細書中に援用されて、本
発明の一部とする
【0030】この2値化プロセスにおいて、生じた誤差
は所望の出力と、マルチレベル画像データ値と、及び実
出力値との間の差異を表し、この実出力は画像データの
マルチレベルが8ビットで表されるならば255又は0
である。この誤差が拡散されることによって、可能な限
り多くのグレイレベル情報が維持される。
【0031】図31の回路を使用して、本発明は全8ビ
ット階調システムをフルに活用したハイブリッドビデオ
変換を行うことができる。このハイブリッドビデオ変換
は255のブラックリファレンスライン値及び0のホワ
イトリファレンスライン値を実現し、これによってハイ
ブリッド画像処理システムのダイナミックレンジを拡張
することができる。
【0032】先に述べたように、好適な実施の形態にお
いて、誤差拡散プロセスは高アドレス可能度誤差拡散プ
ロセスであり、従ってスクリーン処理/高アドレス可能
度誤差拡散プロセスが以下により詳細に説明される。ま
ず、高アドレス可能度誤差拡散プロセスについて簡単に
述べる。
【0033】先に述べたように、従来の誤差拡散プロセ
スを高アドレス可能度環境に拡張するために、2値化
(閾値処理)がより高い空間的分解能で実行されるが、
誤差の演算及び送信は、元の低い空間的分解能で行われ
る。プロセスをこのように分割することによって、孤立
したサブピクセルの数を削除又は減少させて、高画像品
質を維持する。本発明のこの高分解能/低分解能方法
は、以下に更に詳細に述べられる。
【0034】高アドレス可能度誤差拡散プロセスを説明
するにあたって、画素位置i及び画素位置i+1の入力
グレイレベルはVi 及びVi+1 でそれぞれ表され、
i ’=(GL −Vi )+(Si −Th)、及び
i+1 ’=(GL −Vi+1 )+(Si+1−Th)であ
る。上流画素から下流画素位置まで通過した、より低い
分解能で得られた誤差は、ei で示される。
【0035】高アドレス可能度の特徴は、画素間の補
間、即ちサブピクセルの生成を含むことに注意された
い。この補間は高アドレス可能度誤差拡散プロセスに影
響を与える。更に詳細には、補間がなされる方法に基づ
いて、2つの異なる出力が本発明の高アドレス可能度誤
差拡散プロセスを使用して得られる。これらの異なる出
力の1つ1つが以下に記載される。
【0036】第一補間スキームに関して、サブピクセル
のプリント又は再現を決定するためのステップは次のよ
うなものである。
【0037】先ず、修正された画素値P0i =Vi +e
i 及びPli =Vi+1 +ei が演算され、Vi ’=(G
L −Vi )+(Si −Th)、及びVi+1 ’=(GL
i+ 1 )+(Si+1 −Th)である。サブピクセルは0
〜N−0で示され、高アドレス可能度指数部はNであ
る。高アドレス可能度指数部は、画像処理システムの情
報処理量の帯域幅に比べてプリンタが生成することので
きるサブピクセルの数である。換言すると、高アドレス
可能度指数部は、画像出力端末が画像データの1つの画
素から再現できるサブピクセルの数として画定される。
【0038】高アドレス可能度は、装置が1回の分解能
で且つ高分解能で画像データを処理できる場合に重要と
なる。このような場合、本発明は低分解能画像のために
設計された処理システム(低分解能は高速且つ低コスト
で処理されることができる)、及びレーザーパルス乗算
を介して高分解能で印刷できるプリント装置を利用する
ことができる。例えば、本発明の高アドレス可能度プロ
セスを使用して、画像は600x600x8で処理され
て2400x600x1で印刷されることができる。上
記の例において、高アドレス可能度指数部は4である。
画像が600x600x8で処理されて1200x60
0x1で処理されれば、高アドレス可能度指数部は2で
ある。
【0039】補間サブピクセル値はBn =P0+n(P
1−P0)/Nで算出される(n=0〜N−1)。補間
サブピクセル値は次に(大抵の場合128である)閾値
と比較され、ビデオ値の範囲は0〜255であると仮定
する(GL は255に等しい)。Bn が128以上であ
れば、サブピクセルはONになり、そうでなければサブ
ピクセルはOFFになる。下流に送られる誤差は、所望
の出力(P0+P1)/2−(実出力、即ちy* 255
/N))で演算され、ここでyはONになったサブピク
セルの数である。誤差は次に重み付け係数のセットによ
って乗算され、第一バージョンと同様に下流の画素に分
配される。
【0040】更に詳細には、スクリーン処理された入力
修正ビデオ信号はN個のサブピクセルユニットに分割さ
れる。P0及びP1値は上記のように演算される。演算
されたサブピクセル値は閾値、即ち128と比較され
る。サブピクセル値が閾値以上であれば、サブピクセル
値はONの状態にセットされる。しかし、サブピクセル
値が128未満であれば、サブピクセル値はOFFの状
態にセットされる。
【0041】サブピクセル値の比較が完了すると、ON
のサブピクセル数が算出される。更に、閾値プロセスか
らの誤差が算出され、この値は元の低空間的分解能を表
す。誤差を算出した後、この誤差は重み付け係数で乗算
されて、下流の画素に分配される。
【0042】先に記したように、修正された画素値P0
i =Vi-1 +ei-1 =P1i-1 及びP1i =Vi +ei
が、入力分解能に対応する2つの位置で算出される。こ
こでVi =(GL −Vi )+(Si −Th)であり、V
i-1 =(GL −Vi-1 )+(Si-1 −Th)である。こ
の例は図24に図示されており、サブピクセルは0〜N
−1で示されている。図24において、高アドレス可能
度指数部Nは4に等しい。
【0043】図24に図示されたように、P0値とP1
値を結ぶラインが引かれている。(iの下付き文字は簡
潔化のために省略されている。)更に、閾値128を表
すために破線が引かれている。(ここでも、0〜255
がビデオ信号の範囲であるが、いかなる範囲及びいかな
る閾値が使用されてもよいことに注意されたい。)P0
値とP1値とを結ぶラインと、閾値128を表す破線と
の交点は、どのサブピクセルが再現される若しくは印刷
されるかを決める。交点の位置のX座標は、等式X=N
(128−P0)/(P1−P0)によって決定され、
Nに正規化される。
【0044】次に、どのサブピクセルがONにされるか
決定される。Xが0以下であって、且つP1が128以
上であれば、全てのサブピクセルはONになる。そうで
なければ、サブピクセルはOFFになる。この決定は、
画素の完全な再現又は非再現を表す。全画素の部分的な
再現を決定するために、サブピクセルが解析されなけれ
ばならない。この場合、X値は個々のサブピクセル値と
比較されなければならない。
【0045】図24に図示されたように、Xの値は全部
の数若しくはサブピクセルまで必ずしも演算する必要は
なく、従ってすべての解析は断片的な構成要素を含むこ
とに注意されたい。これを避けるために、Xは全部の数
若しくはサブピクセル値に変換される。この変換のため
に、nはXの切捨て整数値と等しくされる。次にこの値
n及びXは、どのサブピクセルがONにされて、どのサ
ブピクセルがOFFにされるかを決定するために使用さ
れることができる。更に詳細には、Xが0より大きくて
nより小さけく、且つP1が128より小さければ、0
〜nまでのサブピクセルのみがONとなり、残りのサブ
ピクセルはOFFになる。或いは、0〜nまでのサブピ
クセルのみがOFFとなり、残りのサブピクセルはON
になる。Xがn以上で且つP0が128以上であれば、
全てのサブピクセルはONとなり、或いは全てのサブピ
クセルはOFFになる。
【0046】この閾値処理プロセスによって誤差が生
じ、この誤差は下流の画素に送られる必要がある。更
に、先に記したように、この誤差は元の低分解能入力で
ある必要がある。元の分解能への変換は、所望の出力、
(P0+P1)/2、及び実出力、即ちb* 255/n
との間の差異を決定することによってなされ、ここでb
はONにされたサブピクセルの数である。変換された誤
差は次に重み付け係数で乗算され、下流の画素に分配さ
れる。
【0047】図26は、上記の補間及び誤差分配プロセ
スを実施するのに使用される実際の方法を表している。
図26において、ステップS10では、修正されたスク
リーンビデオ入力信号はN個のサブピクセル値に分割さ
れる。ステップS20で、P0i 及びP1i 値は先に述
べたように算出される。次に、ステップS30で交点の
X座標は、128とP0の差を値Nで乗算して決定さ
れ、この積をP1及びP0の差で割って正規化される。
S40で、正規化された値Xは値0と比較される。Xが
0以下であれば、ステップS50は値P1を値128と
比較する。値P1が128以上であれば、全てのサブピ
クセルはS60でONの状態にセットされる。しかし、
P1が128未満であれば、ステップS70は全てのサ
ブピクセルをOFFの状態にセットする。
【0048】一方、ステップS40でXが0より大きい
と決定すれば、ステップS90はXの整数値を決定し、
この整数値をYと等しくセットする。ステップS100
で、整数値Yは値0及びNと比較される。値Yが0とN
との間であれば、ステップS110はP1値が128以
下であるがどうか決定する。P1値が128以下であれ
ば、ステップS120はサブピクセル0〜YをONの状
態にセットし、セブピクセルY+1〜NをOFF状態に
セットする。しかし、ステップS110でP1値が12
8より大きいと決定すれば、ステップS130はサブピ
クセル0〜YをOFFの状態に、及びサブピクセルY+
1〜NをONの状態にセットする。
【0049】ステップS100が、値Yは値0〜Nの間
でないと決定すれば、ステップS140はP1値が12
8以上であるかどうかを決定する。P1値が128以上
であれば、ステップS160は全てのサブピクセルをO
Nの状態にする。しかし、ステップS140で、P1値
が128未満であると決定すれば。ステップS150は
全てのサブピクセルをOFFの状態にセットする。
【0050】ステップS60、S70、S120、S1
30、S150、又はS160のどれかでの処理が完了
すると、本発明の誤差拡散方法は、ステップS170に
進む。ステップS170で、ONのサブピクセルの数が
算出され、Zに等しくセットされる。次に、ステップS
180でこの誤差は下流の画素に送られ、演算される。
即ち、誤差は元の低空間的分解能を表すように演算され
る。ステップS180で誤差の演算をすると、ステップ
S190はこの誤差を重み付け係数で乗算し、この重み
付けされた誤差項を下流の画素に分配する。
【0051】以下に、本発明の高アドレス可能度誤差拡
散方法の実施に関する第二の補間方法を述べる。
【0052】第一の補間方法と同様に、修正された画素
値P0i =Vi +ei 及びP1i =Vi+1 +ei が演算
され、ここでVi =(GL −Vi )+(Si −Th)及
びV i-1 =(GL −Vi-1 )+(Si-1 −Th)であ
る。図25は、本発明の高アドレス可能度誤差拡散方法
の第二バージョンのためのP0及びP1値を表す。
【0053】図27は、本発明の高アドレス可能度誤差
拡散方法の第二補間バージョンで使用されるプロセスを
表す。図26においてと同様、入力修正ビデオ信号は、
ステップS10でN個のサブピクセルユニットに分割さ
れる。ステップS200で、P0及びP1値は先に述べ
たように算出される。ステップS210で、Y及びZ値
は0と等しくセットされ、ここでYはONにされるサブ
ピクセルの数を表し、Zは高アドレス可能度係数を表
す。ステップS220でZはNと比較され、修正ビデオ
信号内の全てのサブピクセルが閾値処理されたかどうか
決定する。サブピクセルが閾値処理されたままであると
決定すれば、プロセスはステップS230に進み、ここ
で次のサブピクセル値が算出される。ステップS240
は次にこの算出されたサブピクセル値を閾値、即ち12
8と比較する。このサブピクセル値がこの閾値以上であ
れば、ステップS260はこのサブピクセル値をONの
状態にセットし、ステップS270はONにされたサブ
ピクセルの数を表すY値をインクリメントする。しか
し、サブピクセル値が128未満であれば、ステップS
250はサブピクセル値をOFFにセットする。
【0054】ステップS250又はステップS270の
どちらかでの処理が完了すると、プロセスはステップS
280に進み、高アドレス可能度値Zがインクリメント
される。このサブルーチンは、修正ビデオ信号内の全て
のサブピクセル値が閾値と比較されるまで、繰り返され
る。全てのサブピクセル値の比較が完了すると、プロセ
スはステップS290に進み、ここでONのサブピクセ
ルの数が算出される。ステップS300で、閾値処理プ
ロセスより生じた誤差が算出され、この値は元の低空間
的分解能を表す。誤差を算出すると、ステップS310
はこの誤差を重み付け係数で乗算し、この誤差を下流の
画素に分配する。
【0055】図28は、高アドレス可能度誤差拡散方法
の第一補間バージョンを用いて、隣接する画素間の高ア
ドレス可能度関係を表す。更に詳細には、この画素のP
1値は、次の画素のP0値として使用されることに注意
されたい。
【0056】一方、図29は、高アドレス可能度誤差拡
散方法の第二補間バージョンを用いて、画素間の高アド
レス可能度関係を表す。この場合、先の画素のP1値と
現在の画素のP0値の間に連続性はない。従って、これ
らの2つの図から、高アドレス可能度誤差拡散方法の2
つのバージョンからの誤差出力は、異なることが分か
る。
【0057】スクリーン処理プロセスに関連して使用さ
れる高アドレス可能度誤差拡散プロセスは、図33に関
連して更に詳しく説明される。この説明において、ei
値は先の画素から現在のi番目の画素に送られた再現誤
差を表す。i番目の画素の位置で、サブピクセル値はP
0=Vs ' i +ei =Vs i 及びP1=Vs ' i+1
i =Vs i+1 とし、ここでVs ' i =(GL
i )+(Si −Th)及びVs i+1 =(GL −V
i-1 )+(Si-1 −Th)である。これらの値は図33
に表されたように、B0 からBN-1 の補間値を得るため
に使用される。図33に図示された高アドレス可能度標
数はN=4であることに注意されたい。
【0058】これらの補間値は次に128と比較され、
サブピクセルのON又はOFF特性を決定する。ブラッ
クで再現されたサブピクセルの数がnで表されるとすれ
ば、現在の再現誤差は、(所望の出力)−(実出力)、
即ちe’i =((P0+P1)/2)−(n(255)
/N)で表される。換言すると、実出力=(所望の出力
(P0+P0)/2)−(ONのサブピクセルの数×ブ
ラック及びホワイトのリファレンス値との間の差異/高
アドレス可能度指数部)で、画定される。この新しい誤
差は次に重み付け係数のセットで乗算されて、下流の画
素に送られる。
【0059】ON又はOFF特性を決定するために、サ
ブピクセル値は幾つかの比較ステップによって処理され
る。高アドレス可能度誤差拡散プロセスを実施するため
に使用される回路の実際の構造の例を次に記載する。
【0060】図1〜図7は、特定の補間スキームを使用
した高アドレス可能度誤差拡散を行うために必要な演算
ステップを図示している。まず、図1に図示されたよう
に、画素値Vi 及びVi+1 が得られ、ここでVi =(G
L −Vi )+(Si −Th)及びVi-1 =(GL −V
i-1 )+(Si-1 −Th)である。実画素値は図1にグ
ラフで表されており、画素値Vi はサブピクセル位置0
における画素値を表し、画素値Vi+1 はN−1サブピク
セルにおける画素値を表す。図1において、処理される
べき画像データのマルチレベルグレイ値を表す通常の8
ビットのデータワードを使用した場合、画素値は0〜2
55の範囲である。画像データのグレイレベル値を表す
ために任意の範囲、例えば0〜511、0〜127等の
範囲を使用することが可能である。
【0061】最初の画素値Vi 及びVi+1 を得た後、拡
散された誤差成分ei (先の画素の2値化プロセスから
蓄積された誤差)が画素値Vi 及びVi+1 に加算され
る。誤差成分ei は2つの構成要素eFIFO及びeFBから
成ることに注意されたい。ここでeFIFOはラインバッフ
ァに格納された合計の誤差成分であり、及びeFBはフィ
ードバック誤差成分である。誤差成分ei の加算は、図
2にグラフで表されている。
【0062】拡散された誤差成分を加算した後、補間サ
ブピクセル値が図3に図示されたように算出される。例
えば、補間サブピクセル値はBn =P0i +n(P1i
−P0i )/Nであり(n=1〜N−1)、Nは選択さ
れた高アドレス可能度指数部である。P0i はVi +e
i に等しく、P1i はVi+1 +ei に等しいことに注意
されたい。
【0063】補間サブピクセル値を算出した後、各補間
サブピクセル値は閾値レベルと比較される。図4に表さ
れた例において、閾値は128である。この閾値は、所
望の結果によって、画像データの範囲内のいかなる値で
もよい。この例において、128以上の値を有する各サ
ブピクセルはONにセットされる。
【0064】次に、所望の出力(P0i +P1i )/2
が算出される。所望の出力のこの演算は、図5にグラフ
で表されている。所望の出力を算出した後、実出力が算
出される。この例において、実出力はn* 255/Nに
等しく、nは図10に図示された比較の結果ONにされ
たサブピクセルの数である。算出された実出力をグラフ
で表したものが図6に図示されている。いったん所望の
出力及び実出力が算出されると、誤差拡散方法は誤差を
算出し、この誤差は下流に送られる。この誤差は(所望
の出力)−(実出力)で算出される。この演算をグラフ
で表したものが図7に図示されている。
【0065】図7に図示されたように、誤差はei+1
(P0i +P1i )/2−(n* 255/N)として算
出される。この場合、誤差ei+1 は本発明の2値化プロ
セスより生じた誤差を表す。全ての従来の誤差拡散プロ
セスと同じように、2値化プロセスより生じた誤差は下
流の画素に分配される。下流画素への誤差ei+1 の分配
は、図8に表されている。この例において、誤差の分配
は誤差拡散係数のセットを使用し、これによって簡単な
ビットシフトによる高速処理が可能になる。図8は各画
素位置に関する係数を表す。
【0066】図9において、スクリーン処理された入力
ビデオ信号は分割され、ラッチ101内にラッチされ
て、スクリーン処理された画素値V0i 及びV1i を生
成する。V0i は上記のラッチされたスクリーン入力ビ
デオ信号V1i を表し、V0iは同じ走査線内のスクリ
ーン処理された画素値V1i の直前のスクリーン処理さ
れた画素値を表す。スクリーン処理された画素値V0i
は誤差成分ei と共に加算器103に供給される。更
に、誤差成分ei はスクリーン処理された入力信号V1
i と共に加算器105に供給される。加算器103は出
力信号P0i を生成し、この出力信号P0i は2の補数
回路107に供給されて負のP0i が生成される。負の
P0i はPl i 値と共に加算器109に供給されて、P
l i −P0iの値を生成する。負のP0i は加算器11
1にも供給されて閾値と合計される。この例では、閾値
は128である。
【0067】加算器111からこの合計は乗算器115
に供給され、(128−P0i )値が高アドレス可能度
指数部値Nで乗算される。この積は、次に除算回路11
7によって加算器109からの合計で除算される。この
商はデコーダ119に供給される。デコーダ119の実
際の関数は図10にグラフで表されている。
【0068】更に詳細には、図10に表されたように、
デコーダ119はP0i /P1i ラインと値128との
交点を決定する。この交点の決定から、デコーダ119
はONにされるサブピクセルの数nを決定する。デコー
ダ119からの解は2値化された出力としてプリンタエ
ンジン及び乗算器121に供給される。乗算器121は
デコーダ119からの出力に(−225/N)値を掛け
る。乗算器121の積は加算器123内で加算器113
によって生成された合計に加算される。加算器113は
値P0i とP1i を加算して値P1i +P0i を生成す
る。
【0069】加算器123の解は誤差成分ei+1 を表
し、この誤差成分ei+1 は簡単なビットシフト回路12
5に供給されて様々な誤差値を生成し、この誤差値は分
配プロセスで使用される。ビットシフト回路125によ
って生成された誤差値は誤差分配回路127に供給さ
れ、ここで半分の誤差ErrB は同じ走査線内の次の画素
に分配され、及び、誤差の残り半分ErrA は誤差分配回
路127内に設定された重み付け係数に従って次の走査
線内の様々な画素に分配される。
【0070】図11は本発明で実施される2つの並列演
算を表す。更に詳細には、図11はスクリーン処理され
た画素値Vi 及びVi+1 が、一つのサブピクセルのため
の所望の出力演算の開始と平行して得られるところが表
されており、所望の出力は拡散された誤差成分eFIFO
はeFBを含まないで算出される。
【0071】これらの並列演算が完了した後、本発明の
好適な実施の形態は、図3と同じように補間サブピクセ
ル値を算出する。しかし、補間サブピクセル値のこの演
算に平行して、所望の出力が誤差成分eFIFOを加算する
ことによって算出され続ける。これは図12にグラフで
表されている。
【0072】次に、誤差成分eFIFOは図13に表された
ように、スクリーン処理された画素値Vi 、Vi+1 及び
補間サブピクセルに加算される。同時に(これと平行し
て)全ての可能な実サブピクセル出力が、拡散された誤
差成分eFBを含まないで所望の出力信号から減算され
る。換言すると、N個の可能な実際のサブピクセル出力
は、図12で算出された所望の出力から減算されて、N
個の可能な誤差出力epを生成する(所望の出力−実出
力=誤差ep )。図13に図示された演算は、図14に
図示された演算と平行して行われる。
【0073】誤差成分eFBはスクリーン処理された画素
値Vi 、Vi+1 及び図15に表されたような様々な補間
サブピクセル値に加算される。フィードバック誤差成分
FBが図15で加算されると同時に、誤差成分eFBは図
16に図示されたように全ての可能なサブピクセルの所
望の出力に加算される。換言すると、誤差成分eFBは図
14に図示された演算より生じたN個全ての誤差解(e
p )に個々に加算される。
【0074】これらの並列演算を完了した後、次のステ
ップは図17、図18及び図19に図示された演算を含
む。前記次のステップにおいて、各補間サブピクセル値
は閾値128と比較され、閾値以上の値を有するサブピ
クセルはONにされる。このプロセスは図17及び図1
8にグラフで表されており、図17は補間サブピクセル
値と閾値との比較を表し、図18は閾値以上の値を有す
るサブピクセルをONにしたところを表す。
【0075】図16に表された演算の結果として全ての
可能な誤差値が同時に使用可能になるので、下流に送ら
れるべき誤差はこれで即選択可能(即ち、ONにされる
サブピクセルの数に基づいてマルチプレクサを介して)
になる。換言すると、図19は、図16に表された演算
によって生成された、同時に使用可能な様々な誤差値か
ら適切に選択された誤差値を表している。この選択され
た誤差値は次に、従来の誤差拡散技術を使用して下流の
画素に分配される。本発明の好適な実施の形態では、誤
差は上記の誤差拡散係数を使用して下流の画素に分配さ
れる。
【0076】図20は、本発明の好適な実施の形態に従
った、平行パイプライン高アドレス可能度誤差拡散回路
の機能的なブロック図を表す。図20において、入力ス
クリーンビデオ信号は誤差演算回路1及びビデオ修正回
路3に供給される。誤差成分eFIFO(ErrB )及びeFB
(ErrA )もまた誤差演算回路1に供給される。誤差演
算回路は、現在起こっている2値化プロセスより生じ得
る様々な可能な誤差値全てを演算する。誤差演算回路1
によって出力されるべき適切な誤差の選択は受け取った
誤差選択信号に基づいてなされ、これは以下更に詳細に
述べることとする。
【0077】誤差演算回路1から選択された誤差値は係
数マトリックス回路5に供給され、この回路5は重み付
け係数のセットに基づいて誤差値を分配する。係数マト
リックス回路5は誤差値を2つの成分eFIFO(ErrB
及びeFB(ErrA )に分割する。先に述べたように、フ
ィードバック誤差ErrA は係数マトリックス回路5から
ビデオ修正回路3及び誤差演算回路1にフィードバック
される。ビデオ修正回路3はまた、バッファ9からErr
B も受け取る。
【0078】ビデオ修正回路3は、補間サブピクセルが
閾値と共に2値化回路7に供給される高アドレス可能度
誤差拡散方法のための補間サブピクセル値を生成する。
本発明の好適な実施の形態において、閾値は128であ
る。しかし、この閾値はいかなる値でもよいことに注意
されたい。
【0079】2値化回路7は入力されたビデオデータを
2値化して、画像再現装置で使用するために2値化画像
データを出力する。2値化回路7はまた誤差選択信号を
生成し、この信号は誤差演算回路1によって係数マトリ
ックス回路5に供給されるべき正しい誤差値を選択する
ために使用される。この誤差選択信号は、2値化プロセ
スの間にONにされる補間サブピクセルの数を表す。従
って、誤差演算回路1はこの選択を行うために乗算器を
含んでもよい。
【0080】図20に図示されたように、誤差演算回路
1はビデオ修正回路及び2値化回路に平行である。更
に、本発明の高アドレス可能度誤差拡散構造はASIC
上に実施され、これによって画像データが高速画像再現
装置の時間的制約及び情報処理量の仕様内で2値化され
るようにハードウェアを実施することが可能となる。
【0081】図21は本発明の好適な実施の形態の回路
の詳細なブロック図を表している。図21に表されたよ
うに、図11〜図19に関して先に述べたような演算の
多くは、平行して行われる。
【0082】スクリーン処理された画素値Vi 及びV
i+1 は、2つの隣接する高速走査画素が処理可能である
ように、スクリーン処理されたビデオ信号をラッチする
ラッチ205を使用することによって得られる。このス
クリーン処理された画素値Vi及びVi+1 は加算器20
6内で合計され、この合計は除算器207によって半分
に分割される。除算器207で演算された解は、誤差項
FIFOと共に加算器208に供給される。この合計はプ
リンタへの所望の出力を表す。
【0083】上記のプロセスに平行して、実出力生成回
路200は高アドレス可能度指数部に基づいてプリンタ
への可能な出力全てを生成する。これらの値は、減算操
作のために加算器が使用されるため、負であることに注
意されたい。高アドレス可能度指数部がNであれば、N
個の可能な実出力が生成される。また、上記のプロセス
に平行して、サブピクセル回路はスクリーン処理された
画素値Vi 及びVi+1に基づいて、全ての補間サブピク
セルを生成する。
【0084】次に、誤差成分eFIFOは加算器210によ
って各補間サブピクセルに加算される。これと同時に
(これと平行して)、可能な実出力(負の値)のそれぞ
れが、加算器201によって所望の出力に個々に加算さ
れる。換言すると、N個の可能な実際のサブピクセル出
力が所望の出力から減算されて、N個の可能な誤差出力
が生成される。
【0085】加算装置211及び202では、フィード
バック誤差項eFBが加算装置210及び201からの各
合計にそれぞれ加算される。これらの演算は平行して行
われる。これらの並列演算の完了後、加算装置211か
らの各補間サブピクセルは閾値回路212内で閾値と比
較される。閾値以上の値を有するサブピクセルはONに
される。閾値回路はONにされたサブピクセルの数を表
す数を出力する。この情報はデコード論理回路内に供給
され、該回路はこの情報から2値データを生成してこの
データがプリンタに送られる。
【0086】更に、加算装置202からの誤差項はマル
チプレクサ203に供給され、このマルチプレクサ20
3はどの誤差項を下流の画素に波及させるかを選択す
る。誤差項はデコード論理回路213から受け取った制
御信号に基づいて選択される。選択された誤差項は分配
回路204に供給され、この回路204は次のフィード
バック誤差を生成し、この誤差はバッファ内に格納され
て次の走査線の処理に使用される。
【0087】本発明のスクリーン処理及び高アドレス可
能度誤差拡散再現を組み合わせたものは、図34に表さ
れたシンプルな垂直ラインスクリーンパターンを用いて
利用されることができる。更に、本発明は図35に表さ
れたような45°のラインスクリーンを用いて使用され
ることが可能である。本発明は、ドットスクリーン又は
一定画面を用いて使用されることもできる。本発明の好
適な実施の形態において、ドットスクリーンが連続的な
トーン領域で使用され、及び一定画面がテキスト領域に
使用されることによって、単純な誤差拡散プロセスをエ
ミュレートする。これによって、バッファ内に格納され
た誤差が連続的トーン及びテキスト領域の両方で同じ範
囲内になるため、ウィンドウからウィンドウへの、又は
エフェクトからエフェクトへのより平滑な移行を生み出
す。
【0088】上記の例において、画像はフル変調で処理
されると仮定された。ハイブリッド処理でのフル変調を
使用した画像の再現が境界アーチファクトである場合、
1つの問題がある。境界アチファクトは、入力−グレイ
ビデオ移行が突然起こる領域、例えばブラックからホワ
イト若しくはホワイトからブラックのテキスト又はライ
ンの境界領域等に見受けられる。フル変調を使用するこ
とによって起こる他の混乱は、背景サブピクセル現象と
呼ばれる。背景サブピクセル現象は、背景領域にサブピ
クセルが点在している領域に見受けられる。これらのア
ーチファクトは、100%のハイブリット変調を使用し
て画像が生成されるときに通常起こる。
【0089】これらのアーチファクトをより詳しく説明
するために、ホワイト背景及びその中心にべたブラック
ボックスを有する画像が例として使用される。このよう
な画像が100%のハイブリッド変調を使用して生成さ
れる場合、ハワホワイト背景にブラックのサブピクセル
がランダムに配置されて点在する。ホワイト背景内での
ブラックのサブピクセルのランダムな拡散は、背景サブ
ピクセル現象によって起こる。更に、ホワイト領域のエ
ッジは、ホワイトからブラックへの若しくはブラックか
らホワイトへの移行によって生じたブラックサブピクセ
ルの均一パターンを有する。このブラックサブピクセル
の均一パターンは、境界アーチファクトを生じる。最後
に、ホワイト背景領域内のべたブラックボックス領域に
関して、ブラックボックス画像には背景サブピクセル現
象の結果、ホワイトサブピクセルがランダムに点在す
る。更に、ホワイト領域と同様、ブラックボックスのエ
ッジは境界アーチファクトを形成するホワイトサブピク
セルの均一パターンを含む。従って、これらのアーチフ
ァクトの存在は、画像の全体的な品質を低下させる。
【0090】これらのアーチファクトを取り除く1つの
方法は、スクリーン振幅を100%未満の変調に低減さ
せることである。しかし、スクリーン変調は(例えばコ
ントーン(contone )としてラベル付けされた画素を再
現するとき)100%であることが望ましい。なぜなら
フルハイブリッドダイナミックレンジが使用されるため
に、更に正確な誤差が生成されて下流の画素に送られる
からである。更に、画像品質に関する100%のスクリ
ーン変調の利点は公知である通り、100%のスクリー
ン変調は特に強調領域においてより平滑な領域を生成す
る。
【0091】様々な強度の変調の例が、図36、図3
7、及び図38に表されている。更に詳細には、図36
はスクリーン値及び0%変調の状態へのハイブリッドビ
デオ変換を表している。図36に表されたスクリーン値
を0%変調のハイブリッドビデオ変換と共に使用するこ
とによって、ハイブリッド処理システムは、背景のサブ
ピクセルアーチファクトにおける境界を実質的に取り除
く。しかし、先の述べたように、絵画像又はコントーン
を再現するために0%変調を使用することは望ましくな
い。
【0092】図37は、50%変調を使用する状況のた
めのハイブリッドビデオ変換におけるスクリーン値を表
している。上記のブラックボックス画像が図37に表さ
れた50%変調ハイブリッドプロセスを使用して再現さ
れれば、背景のサブピクセルアーチファクトにおける境
界は、実質的に減少される。しかし、これらのアーチフ
ァクトが実質的に低減されたとしても、アーチファクト
はテキスト画像又はラインアート画像の画像品質に重大
なインパクトを与えるであろう。
【0093】最後に、図38は、100%変調を使用し
た場合のハイブリッドビデオ変換におけるスクリーン値
を表す。上記のブラックボックス画像が図38に表され
た100%変調ハイブリッドプロセスを使用して再現さ
れれば、背景のサブピクセルアーチファクトにおける境
界は、顕著に現れるであろう。
【0094】フル変調(100%変調)で背景及び境界
アーチファクトが起こる理由は、図39を使用して定量
的に説明すると最も分かり易い。フル変調(100%変
調)では、変換されたハイブリッドビデオはドキュメン
トのホワイト及びブラック領域において128に近く又
は等しくなることができる。誤差拡散プロセスでは、8
ビットの階調画像処理システムを使用する場合、閾値レ
ベルもまた128に等しい。従って、任意の量の誤差が
このビデオに付加されたとき、合計の画素値はこの閾値
(128)と交差してサブピクセルを生成する。
【0095】この現象をより明確に説明するために、図
39は仮の例を表す。図39に表されたように、画素N
のビデオ値は165((255−0)+(38−12
8)+0)に等しい〔((GL−Vi )+(Si−T
h)+誤差)〕であり、画素N+1は誤差成分(誤差)
128((255−0)+(1−128))を含まない
ビデオ値、〔((GL−Vi )+(Si−Th))〕を
有するとする。しかし、−4の合計拡散誤差成分を画素
N+1のビデオ値に加算することによって、画素N+1
は閾値128未満に落ち、これによってホワイトサブピ
クセルが生成される。このシナリオでは、画素N及び画
素N+1の両方の入力グレイビデオは0(ブラック)に
なり、従って、入力グレイビデオがべたブラック領域を
表すのであれば、ホワイトサブピクセルは生成されない
と推定される。
【0096】しかし、図39に示したように、処理中の
先の画素から受け取った拡散誤差は、時折ビデオ値を閾
値レベル未満に下げ、ホワイトサブピクセルを生成す
る。このホワイトサブピクセルの生成によって、境界ア
ーチファクト又は背景サブピクセルアーチファクトを生
じる。更に、ブラックグレイビデオが受け取られた時の
ホワイトサブピクセルの生成に関する上記の影響はスク
リーンに依存し、より大きな要素スクリーンではよりシ
ビアになり得る。
【0097】境界及び背景サブピクセルアーチファクト
を大幅に低減若しくは排除する為に、本発明は等式V’
=(255−Vi )+(Si −128)* Dmpviで表
されるハイブリッド変換を使用して、ゼロ変調の利点を
100変調の利点と組み合わせる。このハイブリッド変
換において、Vi はグレイ入力ビデオであり、Si はス
クリーン値、Dmpviは緩衝係数であり、V’は変換で
生じたハイブリッドビデオ信号である。この緩衝係数を
含むことによって、変調の量は入力ビデオ値V i に基づ
いて制御されることが可能になる。換言すると、本発明
は中間トーン領域にフル変調を適用することによって、
ホワイト及びブラック領域の付近の変調を緩衝する。こ
の変換の例は図40に表されている。
【0098】図40に表されたように、変調はビデオ値
0と15及び240と255との間に緩衝される。図4
0は、8ビットの階調画像データのための画像処理変換
を表すが、このハイブリッド変換の概念は、画像データ
が処理される階調レベルの任意の大きさに簡単に等しく
することが可能であることに注意されたい。更に、図4
0は、15から240の間の値を有するビデオ信号にフ
ル変調(100%変調)が提供されたところを表してい
る。このようなハイブリッド変換の緩衝を使用して、境
界及び背景のサブピクセルアーチファクトは実質的に取
り除かれる。
【0099】図41は、ハイブリッド緩衝変換の実施の
例である。更に詳細には、ビデオ信号はフリップフロッ
プ21に供給され、この出力信号がルックアップテーブ
ル23に供給されて、入力ビデオ信号値に基づいて緩衝
係数Dmpviを生成する。この緩衝係数は他のフリップ
フロップ25に供給されて、この出力信号が乗算器33
に供給される。このプロセスと平行して、ビデオで表さ
れた画素の位置に関連するスクリーン値が第3フリップ
フロップ27に供給される。このフリップフロップ27
の出力はインバータ29を使用して、((スクリーン
値)−128)値に変換される。この新しい値は次に第
4フリップフロップ31に供給された後、乗算器33に
供給される。
【0100】乗算器33からの積はビットシフトレジス
タ39に供給されて、(Si −128)* Dmpviに等
しい値を生成する。緩衝されたスクリーン値は次に第5
フリップフロップ41に供給された後、加算器43に供
給される。加算器43では、この緩衝されたスクリーン
値は(255−Vi )と等しい値であるビデオ値に加算
され、ハイブリッド変換ビデオ値、(255−Vi )+
(Si −128)* Dmpviを生成する。
【0101】本発明の好適な実施の形態において、緩衝
値はプログラム可能であり、入力ビデオは単にランダム
アクセスメモリのルックアップテーブルをアドレスする
ために使用され、該緩衝値は0.0〜1.0のルックア
ップテーブルの範囲内に格納される。しかし、メモリス
ペースを確保するために、より小さなランダムアクセス
メモリのルックアップテーブル(このルックアップテー
ブルは0〜15及び240〜255の入力グレイレベル
にのみプログラムされる)が使用されることができるこ
とに更に注意されたい。16〜239の入力グレイレベ
ルのための緩衝値は、1.0(非緩衝)のままである。
【0102】更に、本発明の好適な実施の形態におい
て、0〜15及び240〜255までの緩衝値は、0%
〜100%までの1次関数を表す。換言すると、ビデオ
値の各増大は、緩衝値が0〜15までの範囲内であれ
ば、変調において6.25%の増加率に相当し、及び2
40から255までの範囲内では6.25%の減少率に
相当する。
【0103】ハイブリッド画像処理に関する他の問題
は、2つの異なる区切られた(セグメント)領域間の移
行における画像の再現である。通常、これらの移行領域
における問題を解決するために、1つのセグメント領域
からもう1つの異なるセグメント領域へ再現処理を移行
する際、多重画面に切り換える。このようなプロセスを
実施するために、画像処理装置はその移行領域で画像を
処理する必要のある全ての別々のスクリーンを保存する
ために、大きなメモリを要する。これらの様々なスクリ
ーンを使用することは、大きなメモリスペースを要する
だけでなく、スクリーン数が多いために画像処理操作も
遅くなる。これは特に、1つのスクリーンが2,000
個の要素をゆうに超えるセグメント領域を使用したカラ
ー環境において画像を再現するときに、特に重大であ
る。
【0104】このシナリオを避けるために、本発明はあ
る変調レベルを適用し、1つのセグメント領域がもう1
つのセグメント領域に移行する領域において同じスクリ
ーンを使用する。例えば、テキストとしてラベル付けさ
れた領域から中間調として指定された領域へ移行する
間、0%の変調を有するスクリーンがこのテキスト領域
に適用される。その後、中間調領域に交わる前のテキス
ト/中間調境界内にあるとき、本発明は20%の増加率
で変調レベルをゆっくり拡大し、中間調領域で変調レベ
ルは100%に達する。
【0105】先に述べたように、スクリーン処理のため
の変調の量は、境界及びサブピクセルアーチファクトを
両方とも排除するため、及びメモリスペースを減少させ
て情報処理速度を拡大させるために、制御される必要が
ある。スクリーン振幅もまた緩衝係数Dmpviによって
調整されるが、このビデオ依存緩衝係数は、100%変
調を加えたときに存在する境界及び背景サブピクセルア
ーチファクトを排除するために使用される。従って、先
に述べたように、スクリーン振幅は、セグメント領域間
の移行領域を考慮して更に調整されなければならない。
この更なる修正は、ハイブリッド振幅変調を調整する他
の成分を加えることによって実現される。結果的なハイ
ブリッド変換は、等式V’=(255−Vi )+(Si
−128)* Dmpvi * Modeff であり、ここでMo
eff はエフェクトポインタに基づいた変調乗数であ
る。変調乗数は0.0〜1.0の範囲内の値を有する。
【0106】このハイブリッド処理変換を使用して、本
発明は別々のスクリーンを切り換えることなくスクリー
ン処理プロセスを効果的に変調することができる。更に
詳細には、同じスクリーンが移行周期の間ずっと使用さ
れるが、変調乗数は適切な変調を行うために変えられ
る。本発明の好適な実施の形態において、変調乗数によ
って、本発明は0.0625の増加率で最大17個の異
なる変調乗数(0.0〜1.0)を使用することが可能
となる。
【0107】図42は本発明のハイブリッドビデオ変換
プロセスを実施するハードウェアの1つの実施の形態の
ブロック図を表す。図42に示されたように、ビデオ信
号は画像分類回路401に供給される。この画像分類回
路401はいかなる従来の画像セグメンテーション又は
自動セグメンテーション回路であってもよい。画像分類
回路401は、ビデオ信号に関連した画素の分類を表す
エフェクトポインタを生成する。このエフェクトポイン
タは、ビデオデータをどのように処理するかについて下
流の画像処理モジュールに指示する情報を含む。
【0108】画像分類回路401より生成されたエフェ
クトポインタ情報は、スクリーン変調係数回路402及
びスクリーン回路403に供給される。このスクリーン
回路403は、エフェクトポインタに基づいて画像に適
用されるべき正確なスクリーンを決定する。このスクリ
ーンは、コントーン画像を生成するための特定のスクリ
ーンであってもよいし、又はテキスト又はラインアート
の画像を再現するための一定画面であってもよい。その
スクリーンから選択された正確なスクリーン値は、ビデ
オストリーム内のビデオ(画素)の位置に基づく。スク
リーン回路403からの出力(Si −128)は乗算器
406に供給される。このプロセスに平行して、スクリ
ーン変調係数回路402は、エフェクトポインタ値に基
づいて変調乗数Meff を決定する。
【0109】このプロセスと平行して、ビデオ緩衝係数
回路408は緩衝値Deff を生成する。この値の生成
は、ビデオ信号の値に依存する。好適な実施の形態にお
いて、この回路は図39に図示されたプロファイルを有
するルックアップテーブルである。
【0110】スクリーン回路403からのスクリーン
値、スクリーン変調係数回路402からの変調乗数M
eff 、及びビデオ緩衝係数回路408からの緩衝値D
eff は、乗算器406に供給されて修正されたスクリー
ン信号(Si +Th)* eff * Modeff を生成し、
このスクリーン信号は次に加算値407に供給されて、
修正されたビデオ信号VS ’=(255−Vi )+(S
i +Th)* eff * effを生成する。この修正スク
リーン信号は高アドレス可能度誤差拡散回路405に供
給されて更に処理される。
【0111】
【発明の効果】上記のハイブリッド方法を使用して、本
発明はプリントシステムによるプリントに使用できる多
数のグレイレベルを維持しながらハイブリッド画像処理
操作のフルダイナミックレンジを使用することができ
る。従って、本発明は制限されたグレイレベルのスクリ
ーン処理に一般的に見られる輪郭アーチファクトを低減
させ、プリントシステムの一般的な画像処理構造に影響
を与えずにこのような特徴を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】境界サブピクセル値の獲得をグラフで表した図
である。
【図2】得られた境界サブピクセル値を誤差成分で修正
するところをグラフで表した図である。
【図3】修正された境界サブピクセル値間の補間サブピ
クセル値をグラフで表した図である。
【図4】補間サブピクセル値を閾値と比較してグラフで
表した図である。
【図5】所望の出力値の演算をグラフで表した図であ
る。
【図6】実出力値の演算をグラフで表した図である。
【図7】下流の画素に送られるべき誤差値の演算をグラ
フで表した図である。
【図8】一般的な誤差分配ルーチンにおける誤差の実際
の配分をグラフで表した図である。
【図9】高アドレス可能度誤差拡散プロセスを実施する
本発明の実施の形態を図示したブロック図である。
【図10】図9に表されたデコードプロセスをグラフで
表した図である。
【図11】所望の出力値の演算と平行した境界サブピク
セル値の獲得をグラフで表した図である。
【図12】所望の出力を誤差成分で修正するのと平行し
て得られた境界サブピクセル値間のサブピクセル値の補
間をグラフで表した図である。
【図13】得られた境界サブピクセル値間のサブピクセ
ルを誤差成分で修正するところをグラフで表した図であ
る。
【図14】複数の部分的な可能誤差値の演算をグラフで
表した図である。
【図15】図11の修正されたサブピクセル値を他の誤
差成分で更に修正するところをグラフで表した図であ
る。
【図16】複数の完全な可能誤差値の演算をグラフで表
した図である。
【図17】更に修正されたサブピクセル値の閾値処理を
グラフで表した図である。
【図18】閾値以上のサブピクセルの数の決定をグラフ
で表した図である。
【図19】複数の可能な完全誤差値のうち1つの選択を
グラフで表した図である。
【図20】図11〜図19に図示されたプロセスの実施
を表すブロック図である。
【図21】図11〜図19に図示されたプロセスの回路
の実施を表すブロック図である。
【図22】典型的な誤差拡散方法を表したフローチャー
トを表す。
【図23】典型的な重み付け係数スキームを表す図であ
る。
【図24】サブピクセルの補間をグラフで表した図であ
る。
【図25】他のサブピクセル補間方法をグラフで表した
図である。
【図26】図24の補間スキームを用いた誤差拡散方法
をフローチャートで表した図である。
【図27】図25の補間スキームを使用した誤差拡散方
法をフローチャートで表した図である。
【図28】図24の補間スキームのためのサブピクセル
関係をグラフで表したものである。
【図29】図25の補間スキームのためのサブピクセル
関係をグラフで表したものである。
【図30】一般的なスクリーン処理回路を表すブロック
図である。
【図31】スクリーン処理/2値化プロセスを表すブロ
ック図である。
【図32】一般的なスクリーン処理プロセスをグラフで
表した図である。
【図33】補間及び2値化プロセスをグラフで表した図
である。
【図34】垂直ラインスクリーンパターンをグラフで表
した図である。
【図35】傾斜ラインスクリーンパターンをグラフで表
した図である。
【図36】0%変調のためのスクリーン及びハイブリッ
ドビデオ変換をグラフで表した図である。
【図37】50%変調のためのスクリーン及びハイブリ
ッドビデオ変換をグラフで表した図である。
【図38】100%変調のためのスクリーン及びハイブ
リッドビデオ変換をグラフで表した図である。
【図39】望ましくないホワイトサブピクセルの生成を
グラフで表した図である。
【図40】好適な緩衝プロファイル及び0.80の変調
乗数を使用したハイブリッドビデオ変換を表す。
【図41】緩衝スクリーン処理ビデオ信号回路を表すブ
ロック図である。
【図42】本発明の好適な実施の形態を表すブロック図
である。
【符号の説明】
1 誤差演算回路 3 ビデオ修正回路 5 係数マトリックス回路 7 2値化回路 9 バッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素を表すマルチレベル階調画素値にお
    けるレベル数を減少させてこのレベル数の減少により生
    じた誤差を拡散させる方法であって、 (a)第一分解能を有する画素を表すマルチレベル階調
    画素値を受け取るステップを含み、 (b)受け取った画素の位置に基づいてスクリーン値を
    生成するステップを含み、 (c)受け取ったマルチレベル階調画素値の強度に基づ
    いて緩衝スクリーンの重みを生成するステップを含み、 (d)生成された緩衝スクリーンの重みに基づいてスク
    リーン値を修正するステップを含み、 (e)修正されたスクリーン値を用いてスクリーン処理
    されたマルチレベル階調画素値を生成するステップを含
    み、 (f)スクリーン処理されたマルチレベル階調画素値に
    おけるレベル数を減少させるステップを含み、 (g)前記ステップ(f)での減少プロセスの解として
    の誤差値を生成するステップを含み、及び、 (h)誤差値を隣接する画素のマルチレベル階調画素値
    に拡散するステップを含む、 誤差拡散方法。
  2. 【請求項2】 画素を表すマルチレベル階調画素値にお
    けるレベル数を減少させてこのレベル数の減少により生
    じた誤差を拡散させるためのシステムであって、 第一分解能を有する画素を表すマルチレベル階調画素値
    を受け取る手段を含み、 受け取った画素値の位置に基づいてスクリーン値を生成
    するスクリーン手段を含み、 受け取ったマルチレベル階調画素値の強度に基づいて緩
    衝スクリーンの重みを生成する緩衝手段を含み、 生成された緩衝スクリーンの重みに基づいてスクリーン
    値を修正する修正手段を含み、 修正されたスクリーン値に基づいてスクリーン処理され
    たマルチレベル階調画素値を生成するスクリーン手段を
    含み、 スクリーン処理されたマルチレベル階調画素値における
    レベル数を減少させる減少手段を含み、 前記減少手段による減少プロセスの解としての誤差値を
    生成する誤差手段を含み、及び、 誤差値を隣接する画素のマルチレベル階調画素値に拡散
    する拡散手段を含む、 誤差拡散システム。
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