JPH04301214A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH04301214A JPH04301214A JP8958891A JP8958891A JPH04301214A JP H04301214 A JPH04301214 A JP H04301214A JP 8958891 A JP8958891 A JP 8958891A JP 8958891 A JP8958891 A JP 8958891A JP H04301214 A JPH04301214 A JP H04301214A
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Landscapes
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープや磁気ディス
ク等の磁気記録媒体に関する。
ク等の磁気記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気テープや磁気ディスク等の磁気記録
媒体は、有機溶剤中に針状の磁性粉、バインダ及び添加
剤を混合した塗布液をベースフィルム表面に均一に塗り
、この後磁性粒子を記録方向に配向するオリエンテーシ
ョン、表面を平滑にするカレンダ工程等を経て製造され
る。
媒体は、有機溶剤中に針状の磁性粉、バインダ及び添加
剤を混合した塗布液をベースフィルム表面に均一に塗り
、この後磁性粒子を記録方向に配向するオリエンテーシ
ョン、表面を平滑にするカレンダ工程等を経て製造され
る。
【０００３】また前記バインダは磁性粉の分散性の良い
もの、具体的にはニトロセルロース、塩化ビニル系共重
合体、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等を従来から使
用しているが、これらは帯電しやすく帯電するとノイズ
等の発生原因となるので、従来からバインダ中にカーボ
ンブラックや金属粉等の帯電防止剤を添加することが行
われている。
もの、具体的にはニトロセルロース、塩化ビニル系共重
合体、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等を従来から使
用しているが、これらは帯電しやすく帯電するとノイズ
等の発生原因となるので、従来からバインダ中にカーボ
ンブラックや金属粉等の帯電防止剤を添加することが行
われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のバインダ及び帯
電防止剤はいずれも非磁性体であり、この非磁性体の割
合が多くなればそれだけ磁気エネルギの低下つまり再生
出力の低下を来すこととなる。即ち、できるだけ少量の
バインダにより磁性粉と帯電防止剤の分散を行え、でき
るだけ少量の帯電防止剤により電気抵抗値を所定値まで
下げることが要求されるが、従来開示されている内容で
は不十分である。
電防止剤はいずれも非磁性体であり、この非磁性体の割
合が多くなればそれだけ磁気エネルギの低下つまり再生
出力の低下を来すこととなる。即ち、できるだけ少量の
バインダにより磁性粉と帯電防止剤の分散を行え、でき
るだけ少量の帯電防止剤により電気抵抗値を所定値まで
下げることが要求されるが、従来開示されている内容で
は不十分である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、非磁性支持体表面に塗布する磁性塗料中に、分
子内にスルホベタイン基を有する樹脂と帯電防止剤とを
含ませ、更にこの帯電防止剤の添加割合を０．５乃至５
．０重量％とした。
発明は、非磁性支持体表面に塗布する磁性塗料中に、分
子内にスルホベタイン基を有する樹脂と帯電防止剤とを
含ませ、更にこの帯電防止剤の添加割合を０．５乃至５
．０重量％とした。
【０００６】
【作用】スルホベタイン基を有する樹脂と帯電防止剤と
を組み合わせることで、相乗効果によって双方の添加割
合を少なくできる。
を組み合わせることで、相乗効果によって双方の添加割
合を少なくできる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を具体的な組成を挙げ
て説明する。尚、磁性塗料を構成する樹脂の分子内に導
入されるスルホベタイン基は以下の化学式で表わされる
ものとし、式中のｎは１以上の自然数である。
て説明する。尚、磁性塗料を構成する樹脂の分子内に導
入されるスルホベタイン基は以下の化学式で表わされる
ものとし、式中のｎは１以上の自然数である。
【０００８】
【０００９】（実施例１）
［組成］
Ｃｏ−γ−Ｆｅ２ Ｏ３
１００重量部 塩化ビニル−アクリル共重合体
１５重量部 ポリウレタン樹脂（スルホベタイ
ン基０．０５重量％含む） １５重量部 粒状
Ａｌ２ Ｏ３
３重量部 カーボンブラック（コロンビアカー
ボン社製Ｒ４５０Ｂ） ５重量部 ミ
リスチン酸
１
．５重量部 トルエン
１００重量部 メチルエチルケト
ン
１００重量部 メチル
イソブチルケトン
１００重量部上記
の組成物を混合分散後、イソシアネート系硬化剤を１５
重量部加え、更に分散後、ポリエステル等の非磁性支持
体上に塗布し、配向、カレンダ工程を経て硬化せしめた
、更に所定の工程を経て磁気記録媒体を得た。
１００重量部 塩化ビニル−アクリル共重合体
１５重量部 ポリウレタン樹脂（スルホベタイ
ン基０．０５重量％含む） １５重量部 粒状
Ａｌ２ Ｏ３
３重量部 カーボンブラック（コロンビアカー
ボン社製Ｒ４５０Ｂ） ５重量部 ミ
リスチン酸
１
．５重量部 トルエン
１００重量部 メチルエチルケト
ン
１００重量部 メチル
イソブチルケトン
１００重量部上記
の組成物を混合分散後、イソシアネート系硬化剤を１５
重量部加え、更に分散後、ポリエステル等の非磁性支持
体上に塗布し、配向、カレンダ工程を経て硬化せしめた
、更に所定の工程を経て磁気記録媒体を得た。
【００１０】（実施例２）実施例１におけるスルホベタ
イン基の含有量を０．０５重量％から０．５重量％に変
更し、他の条件は実施例１と同様にした。
イン基の含有量を０．０５重量％から０．５重量％に変
更し、他の条件は実施例１と同様にした。
【００１１】（実施例３）実施例１におけるスルホベタ
イン基の含有量を０．０５重量％から０．０１重量％に
変更し、他の条件は実施例１と同様にした。
イン基の含有量を０．０５重量％から０．０１重量％に
変更し、他の条件は実施例１と同様にした。
【００１２】（実施例４）実施例１におけるカーボンブ
ラックの含有量を５重量部から１重量部に変更し、他の
条件は実施例１と同様にした。
ラックの含有量を５重量部から１重量部に変更し、他の
条件は実施例１と同様にした。
【００１３】（実施例５）実施例１におけるカーボンブ
ラックの含有量を５重量部から０．５重量部に変更し、
他の条件は実施例１と同様にした。
ラックの含有量を５重量部から０．５重量部に変更し、
他の条件は実施例１と同様にした。
【００１４】（比較例１）実施例１におけるスルホベタ
イン基を分子内に導入したポリウレタン樹脂の代りに−
ＳＯ３Ｎａ基を０．６重量％含有したポリウレタン樹脂
を用い、他の条件は実施例１と同様にした。
イン基を分子内に導入したポリウレタン樹脂の代りに−
ＳＯ３Ｎａ基を０．６重量％含有したポリウレタン樹脂
を用い、他の条件は実施例１と同様にした。
【００１５】（比較例２）実施例１におけるカーボンブ
ラックを用いず、他の条件は実施例１と同様にした。
ラックを用いず、他の条件は実施例１と同様にした。
【００１６】（比較例３）実施例１におけるカーボンブ
ラックの添加量を５重量部から８重量部に変え、他の条
件は実施例１と同様にした。
ラックの添加量を５重量部から８重量部に変え、他の条
件は実施例１と同様にした。
【００１７】（比較例４）実施例１におけるスルホベタ
イン基を分子内に導入したポリウレタン樹脂の代りに−
ＣＯＯＨ基を０．６重量％含有したポリウレタン樹脂を
用い、他の条件は実施例１と同様にした。
イン基を分子内に導入したポリウレタン樹脂の代りに−
ＣＯＯＨ基を０．６重量％含有したポリウレタン樹脂を
用い、他の条件は実施例１と同様にした。
【００１８】
【発明の効果】（表１）は以上に述べた実施例１〜５及
び比較例１〜４の残留磁束密度、ビデオ出力及び電気抵
抗をまとめたものであり、図１は帯電防止剤の添加量と
表面電気抵抗及びビデオ出力との関係を示すグラフであ
る。
び比較例１〜４の残留磁束密度、ビデオ出力及び電気抵
抗をまとめたものであり、図１は帯電防止剤の添加量と
表面電気抵抗及びビデオ出力との関係を示すグラフであ
る。
【００１９】
【表１】
【００２０】（表１）からは分子内にスルホベタイン基
を有する樹脂と帯電防止剤を含む磁性塗料を用いた場合
には、磁気特性が向上することが分る。例えば比較例２
にあっては残留磁束密度及びビデオ出力に優れているが
電気抵抗が大き過ぎ、比較例３にあっては電気抵抗は小
さいが残留磁束密度及びビデオ出力が劣っている。
を有する樹脂と帯電防止剤を含む磁性塗料を用いた場合
には、磁気特性が向上することが分る。例えば比較例２
にあっては残留磁束密度及びビデオ出力に優れているが
電気抵抗が大き過ぎ、比較例３にあっては電気抵抗は小
さいが残留磁束密度及びビデオ出力が劣っている。
【００２１】また図１からは帯電防止剤の添加量を０．
５重量％乃至５．０重量％とすべきことが分る。即ち、
０．５重量％未満では表面電気抵抗が急激に上昇し、ま
た５．０重量％を超えるとビデオ再生出力が急激に低下
するため、上記の範囲とするのが適当である。
５重量％乃至５．０重量％とすべきことが分る。即ち、
０．５重量％未満では表面電気抵抗が急激に上昇し、ま
た５．０重量％を超えるとビデオ再生出力が急激に低下
するため、上記の範囲とするのが適当である。
【００２２】以上のように本発明によれば、非磁性支持
体表面に塗布する磁性塗料中に添加する樹脂として、ス
ルホベタイン基を有する樹脂を用いたので分散性が向上
し、またスルホベタイン基による親水性の付与と帯電防
止剤による効果との相乗効果により電気抵抗を下げ且つ
再生出力の向上が図れる。
体表面に塗布する磁性塗料中に添加する樹脂として、ス
ルホベタイン基を有する樹脂を用いたので分散性が向上
し、またスルホベタイン基による親水性の付与と帯電防
止剤による効果との相乗効果により電気抵抗を下げ且つ
再生出力の向上が図れる。
【図１】帯電防止剤の添加量と表面電気抵抗及びビデオ
出力との関係を示すグラフ
出力との関係を示すグラフ
Claims (1)
- 【請求項１】 非磁性支持体表面に磁性塗料を塗布し
て成る磁気記録媒体において、前記磁性塗料は磁性粉の
他に、分子内にスルホベタイン基を有する樹脂と帯電防
止剤を含み、更にこの帯電防止剤の添加割合を０．５重
量％乃至５．０重量％としたことを特徴とする磁気記録
媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8958891A JPH04301214A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8958891A JPH04301214A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04301214A true JPH04301214A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13974942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8958891A Pending JPH04301214A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04301214A (ja) |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP8958891A patent/JPH04301214A/ja active Pending
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