JPH0430111B2 - - Google Patents
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- JPH0430111B2 JPH0430111B2 JP58040370A JP4037083A JPH0430111B2 JP H0430111 B2 JPH0430111 B2 JP H0430111B2 JP 58040370 A JP58040370 A JP 58040370A JP 4037083 A JP4037083 A JP 4037083A JP H0430111 B2 JPH0430111 B2 JP H0430111B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/10—Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
- G11B5/553—Details
- G11B5/5547—"Seek" control and circuits therefor
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は記録媒体に対して高速移動されるヘツ
ドの位置決めを簡易にして高精度に行い得る実用
性の高いヘツドの位置決め方式に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来、磁気デイスク装置等では、デイスク板の
一面に書込まれたサーボ情報を読取つてデータ面
におけるヘツドの位置決めを行うサーボ面サーボ
方式が広く採用されている。しかし、この方式で
は、装置内に生じる温度勾配によつてサーボ面と
データ面との間の熱的オフトラツクが生じ易く、
本質的にトラツク密度を高めることができないと
云う問題を有している。そこで最近では、デイス
ク板のデータ面に例えば領域を定めてサーボ情報
を書込んでおくデータ面サーボ方式が注目される
ようになつている。その一つに、データセクタを
検出する為のインデツクスセクタに位置決め用の
サーボ情報を予め埋込み形成した所謂埋込み形サ
ーボ方式がある。この方式によれば、従来の記録
媒体やヘツドをそのまま用い、僅かの電気回路を
追加するだけで熱的オフトラツクのない位置決め
を行い得ることから、種々研究が進められてい
る。 ところが、この埋込み形サーボ方式では、位置
情報を示すサーボ情報がサーボセクタにおいてし
か得られない為に、ヘツドを高速で移動させたと
きに上記サーボ情報が得られなくなり、ヘツドを
その目標トラツクに正確に位置決めすることが困
難になると云う不具合を有している。これを解消
する為には、サーボ情報の量を増加させればよい
が、これを単純に行うと、デイスク板のサーボセ
クタが占める割合が増加し、この結果データの記
録容量が著しく低下すると云う問題を招いた。 そこで従来、精密位置決め用のサーボ情報の他
にトラツク番号をコード化して記録しておき、こ
れによつてヘツドの粗位置決めを行う方式が提唱
されている。(特開昭51−131607号公報)然し乍
ら、この方式では、更にヘツドを高速移動させよ
うとするときや、デイスク板に小さな欠陥がある
等すると上記トラツク番号が読取れなくなる虞れ
があり、ヘツドを正確に速度制御して位置決めす
ることが非常に難しい。また別の方式として、ヘ
ツドの高速移動時にはサーボ信号トラツク群信号
によつてトラツク数を計測してヘツドの粗位置決
めを行つたのち、低速移動に切換えて個々のサー
ボ信号に基づいてヘツドの精密な位置合せを行う
ものが提唱されている。(特開昭54−80719号公
報)しかし、この方式ではヘツドの移動速度を速
くしようとすると、例えば8トラツクを周期とす
るトラツク群信号を用いたとき、上記移動速度を
8トラツク毎にしか検出することができず、速度
制御が極めて不正確である。しかも目的とする1
トラツク未満の位置へヘツドを移動させるまでの
間、正確なサーボ情報が得られない為に、結局ヘ
ツドのシーク時間が長くなると云う欠点がある。 更にまた別の方式としてサーボ情報を多相化し
ていくことが考えられているが、この多相化によ
つてサーボ情報量が増えるに従つて、サーボセク
タを検出する為の消去部も広い領域を必要とする
ようになる。この為にデータ記録面積が著しく低
下してしまう。その上、上記した各相のサーボパ
ターンをデコードする為の電気回路も複雑化し、
その処理時間も長くなるので、ヘツドの移動速度
の高速化の為に単純にサーボ相を増加させること
は実用上好ましくない。 〔発明の目的〕 本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、サーボセクタ領
域をさほど大きくすることなしに、しかも簡単な
電気処理回路の構成によつて、ヘツドの高速移動
と正確な位置決めを可能とする実用性の高いヘツ
ドの位置決め方式を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明は4トラツクを周期とする2位相の第1
のサーボパターンと、2K+1トラツク(Kは3以上
の整数)を周期とし、且つ2K-1トラツクのずれを
持つ2つのパターンからなる第2のサーボパター
ンと、2K-k+3トラツク(kは3以上K以下の全て
の整数)を周期とし且つ上記第(k−1)のサー
ボパターンの一方と2K-k+1トラツクのずれを持つ
第kのサーボパターンとからなるK種類のサーボ
パターンを記録媒体上にそれぞれ埋込み形成し、
この記録媒体の上記第1乃至第Kのサーボパター
ンからそれぞれ得られる信号に従つてヘツドの前
記記録媒体に対する位置決め制御を行うようにし
たものである。 〔発明の効果〕 かくして本発明によれば、第1乃至第Kのサー
ボパターンが上記の如く定められるので、これら
のサーボパターンを記録媒体上の少ない領域をサ
ーボ領域としてそれぞれ埋込み形成することがで
きる。しかも、これらのサーボパターンによつ
て、ヘツドの高速移動時であつても、記録媒体に
対するヘツドの位置を高精度に検出することがで
き、高速シークを安定に行うことができる。つま
り、記録媒体に対するヘツドの位置を精度良く検
出し乍らヘツドを高速に移動させて、上記ヘツド
を短時間に精度良く目標トラツク位置にシークし
てその位置決めを行い得る等の実用上多大なる効
果が奏せられる。更には上述したように記録媒体
上のサーボセクタを小領域化することができるの
で、その大容量化・高密度化を図り得る等の効果
も奏せられる。 〔発明の実施例〕 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき
説明する。 第1図は実施例方式における記録媒体上でのサ
ーボセクタとデータセクタとの関係を示すもので
あり、1はサーボセクタ、2はデータセクタであ
る。このサーボセクタ1には、セクタ検出の為の
イレーズ部3が設けられている。このイレーズ部
3は、例えば記録媒体としての磁気デイスクの1
トラツクにおいて最大の消去時間を持つように定
められている。このイレーズ部3に続いて、
AGC信号を得るAGC部4、ガードゾーンとデー
タゾーンとを区別するゾーン部5、およびヘツド
の記録媒体半径方向の位置を検出する為のポジシ
ヨン部6が設けられている。これらの各部3,
4,5,6を備えたサーボセクタ1は、データセ
クタ2の各トラツクに対して半トラツクのずれを
持つて各データパターンをそれぞれ埋込み形成し
ている。尚、このサーボパターンについては、ヘ
ツドによる信号書込みは禁止される。 さて、上記ポジシヨン部6にはKを3として設
定される第1のサーボパターン7、第2のサーボ
パターン8および第3のサーボパターン9がそれ
ぞれ埋込み形成される。上記第1のサーボパター
ン7は4トラツクを周期とした2位相のダイビツ
トパターンからなり、第2のサーボパターン8は
16トラツクを周期とし、且つ4トラツクのずれを
持つ2つのダイビツトパターン8a,8bからな
る。また第3のサーボパターン9は8トラツクを
同期とし、上記第2のサーボパターン8の一方、
つまりダイビツトパターン8bと2トラツクのず
れを持つダイビツトパターンからなる。そして、
上記第2のサーボパターン8は第1のサーボパタ
ーン7の一方の側に、また第3のサーボパターン
9は上記第1のサーボパターン8の他方の側にそ
れぞれ配置されて埋込み形成されている。尚、上
記第2のサーボパターン8を第1のサーボパター
ン7の両側に分割配置、つまりダイビツトパター
ン8bを第1のサーボパターン7と第3のサーボ
パターン9との間に配置するようにしてもよい。
このようなポジシヨン部6の第1乃至第3のサー
ボパターン7,8,9によつて前記サーボセクタ
1におけるイレーズ部3の領域の最小化が図られ
ている。そして、このようなサーボセクタ1に対
して、読出し・書込み用のヘツド10が隣接する
2トラツクにまたがつてトレースされる。 しかして今、ヘツド10が記録媒体上の第12番
目のトラツク位置にあるとすると、これによつて
ヘツド10を介して読出される信号は例えば第2
図に示すようになる。つまり、イレーズ部3では
無信号、AGC部4からゾーン部5にかけては所
定の基準信号、そしてポジシヨン部6では第2の
サーボパターン位置P,Q、第1のサーボパター
ン位置A,B,C,D、更に第3のサーボパター
ン位置Rで、各サーボパターンに応じた信号を得
る。このとき、ヘツド10はサーボセクタ1にお
いて2つのトラツクに半分ずつまたがつてトレー
スすることから、片方にのみ信号が存在する場
合、その両側に信号が存在するときの約1/2のレ
ベルとなる。この例では位置Pで振幅O、位置
Q,A,Bで振幅1/2、位置Cでは再び振幅O、
位置Dでは振幅1そして位置Rでは振幅Oとなる
位置信号を得る。この位置信号は、ヘツド10の
記録媒体上のトラツク位置によつて変わることは
云うまでもない。 本方式では、このようにして第1乃至第3のサ
ーボパターン7,8,9から得られる信号に従つ
てヘツド10の記録媒体に対するトラツク位置を
次のようにして高精度に検出し、これに従つて所
望トラツクへの高速シークによるヘツド位置決め
が行われる。 次にこの位置決め制御について説明する。 第2図に示されるサーボ信号において、A,
B,C,Dで示される信号は第1のサーボパター
ン7の位置を示す情報であり、これらの信号の和
または差である。 X=A−B Y=C−D なる信号X,Yがヘツドの記録媒体に対する位置
信号として求められる。尚、このような信号X,
Yを得る為には上記A,B,C,Dにおける各信
号をピークホールド回路を介してサンプリング
し、これを1セクタ間保持した状態で、各信号間
で減算処理を行うようにすればよい。このような
処理を行う回路は通常サーボデコード回路と称さ
れる。そしてまた、この際第2のサーボパターン
8より得られる信号P,Qおよび第3のサーボパ
ターン9から得られる信号Rについては、例えば
ピークホールド回路を通して検出したのち用いる
か、あるいは予め設定されたレベルにて弁別して
そのパルスの有無を検出しておくようにすればよ
い。 しかして、上記の如く検出される信号X,Yに
基づく位置検出は、上記位置信号X,Yの和と差
をとつて求められる第4の信号群 U=X+Y V=X−Y を用いて行われる。このようにして求められる各
信号X,Y,U,V,P,Q,Rの関係は第3図
に示す通りであり、ヘツド位置によつて定まる規
則的な関係となる。但し、この第3図に示される
波形は、ヘツドを記録媒体の内周側から外周側に
かけて低速移動させたときの理想的な状態を示し
ている。また第3図に示されるL0,L1,L2,L3
は第1のサーボパターン2から求められる信号
X,Y,U,Vによつて識別することのできるヘ
ツドのトラツク存在区間をそれぞれ示している。
但し、4Nトラツクは上記区間L0に、(4N+1)
トラツクは区間L1に、(4N+2)トラツクは区間
L2に、そして(4N+3)トラツクは区間L3にそ
れぞれ含まれるものとする。 かくして今、ヘツドが4Nトラツクにオントラ
ツクしており、4トラツク未満の範囲で移動した
ものとすると、そのときのヘツド位置は上記信号
X,Yを用いて、第4図に示す処理フローに従つ
てその区間検出を行つたのち、信号U,Vを用
い、第5図に示す処理フローに従つて上記求めら
れた区間内における位置を高精度に求めることが
できる。即ち、第4図に示すように位置信号X,
Yを読込み、その極性を判定することによつて第
3図に示す信号極性から明らかなようにヘツドが
存在するトラツク区間L0,L1,L2,L3が識別さ
れることになる。しかるのち、この判定された区
間において信号Uあるいは信号Vを用いて上記区
間内におけるヘツド位置を求める。例えば区間が
L3と判定された場合には、第5図に示すように
信号X,Yから、その差信号である信号Uを求め
たのち、この信号Uの値から1トラツクの幅をa
として t3=U/a−0.5 なる区間内におけるヘツド位置を求める。しかる
のち、前記ヘツドの移動前の区間LBがどの区間
に該当したものであつたかを判定し、その判定結
果に応じて移動前のトラツク基準位置(デイスク
板上のトラツク絶対位置)INT(PB)にトラツ
ク間移動量および前記ヘツド位置t3を加えて現在
のヘツド位置が求められることになる。そして、
このようにして求められたヘツド位置PPの情報
が、確定されたヘツド位置情報としてセツトされ
ることになる。 このようにヘツドの移動速度が4トラツク未満
であれば、記録媒体上のヘツドの現在位置を正確
に求めることができる。ところがヘツドが4トラ
ツク以上16トラツク未満の速度で移動した場合、
上述した2位相のサーボパターンからなる第1の
サーボ信号だけからはヘツドの現在位置を確定す
ることができなくなる。つまり、第1のサーボパ
ターンからだけでは、4つのトラツク区間L0,
L1〜L3を識別できるだけである。これに対して、
本方式に係る記録媒体からは、上記区間L0,L1,
L2,L4が4回も繰返えされる16トラツク分に相
当した区間a0,a1,a2〜a15を識別することが必
要となる。この区間a0,a1,a2〜a15の識別に前
述した第2および第3のサーボパターン8,9が
用いられる。 即ち、第2のサーボパターン8から得られるサ
ーボ信号P,Qは第3図に示されるように16トラ
ツクを周期とし、そのうちの4トラツクが相互に
重なつたものとなる。ここでトラツク(16N)〜
(16N+3)を区間M0、トラツク(16N+4)〜
(16N+7)を区間M1、トラツク(16N+8)〜
(16N+11)を区間M2、トラツク(16N+12)〜
(16N+15)を区間M3とすると、上記サーボ信号
P,Qは区間M0〜M3を含む周期の信号となる。
従つて今、上記信号P,Qが理想的な信号波形で
あるとすれば、信号P,Qのレベル判定によつて
ヘツド10の存在区間M0,M1〜M3を効果的に
識別することができる。然し乍ら実際には、ヘツ
ド10によつて読出される信号波形は、その応答
特性等によつて歪を招来し、第3図に示すように
傾斜部分を伴う。しかもそのS/Nは有限である
から、実際に上記信号P,Qを用いて正確な区間
判定を行い得るのは上記傾斜部を除いた区間とな
る。 この傾斜部区間における判定に用いられるのが
前記第3のサーボパターン9である。即ち、この
第3のサーボパターン9から得られる信号Rは8
トラツクを周期とし、上記信号Pと2トラツクに
おいて重なりを有したものとなつている。この
為、上記信号Rは前記第2のサーボパターン8か
ら得られる信号P,Qの傾斜部において必ず
“L”レベルか“H”レベルとなる。ちなみに、
第3のサーボパターンとして、更に上記信号Rと
同じ周期で且つ2トラツクのずれを持つ信号Sを
得るサーボパターンをも埋込み形成したとすれ
ば、更に確実に区間判定を行い得るが、いたずら
に余分なサーボパターンを必要とするだけで得策
でない。つまり、上記の信号レベル関係に着目す
ることによつて、信号P,R,Rから次のように
して区間a0,a1,a2〜a15を確実に識別すること
ができる。次表は区間M0〜M3,L0〜L3,a0〜
a15に対する信号P,Q,Rの関係を示したもの
である。
ドの位置決めを簡易にして高精度に行い得る実用
性の高いヘツドの位置決め方式に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来、磁気デイスク装置等では、デイスク板の
一面に書込まれたサーボ情報を読取つてデータ面
におけるヘツドの位置決めを行うサーボ面サーボ
方式が広く採用されている。しかし、この方式で
は、装置内に生じる温度勾配によつてサーボ面と
データ面との間の熱的オフトラツクが生じ易く、
本質的にトラツク密度を高めることができないと
云う問題を有している。そこで最近では、デイス
ク板のデータ面に例えば領域を定めてサーボ情報
を書込んでおくデータ面サーボ方式が注目される
ようになつている。その一つに、データセクタを
検出する為のインデツクスセクタに位置決め用の
サーボ情報を予め埋込み形成した所謂埋込み形サ
ーボ方式がある。この方式によれば、従来の記録
媒体やヘツドをそのまま用い、僅かの電気回路を
追加するだけで熱的オフトラツクのない位置決め
を行い得ることから、種々研究が進められてい
る。 ところが、この埋込み形サーボ方式では、位置
情報を示すサーボ情報がサーボセクタにおいてし
か得られない為に、ヘツドを高速で移動させたと
きに上記サーボ情報が得られなくなり、ヘツドを
その目標トラツクに正確に位置決めすることが困
難になると云う不具合を有している。これを解消
する為には、サーボ情報の量を増加させればよい
が、これを単純に行うと、デイスク板のサーボセ
クタが占める割合が増加し、この結果データの記
録容量が著しく低下すると云う問題を招いた。 そこで従来、精密位置決め用のサーボ情報の他
にトラツク番号をコード化して記録しておき、こ
れによつてヘツドの粗位置決めを行う方式が提唱
されている。(特開昭51−131607号公報)然し乍
ら、この方式では、更にヘツドを高速移動させよ
うとするときや、デイスク板に小さな欠陥がある
等すると上記トラツク番号が読取れなくなる虞れ
があり、ヘツドを正確に速度制御して位置決めす
ることが非常に難しい。また別の方式として、ヘ
ツドの高速移動時にはサーボ信号トラツク群信号
によつてトラツク数を計測してヘツドの粗位置決
めを行つたのち、低速移動に切換えて個々のサー
ボ信号に基づいてヘツドの精密な位置合せを行う
ものが提唱されている。(特開昭54−80719号公
報)しかし、この方式ではヘツドの移動速度を速
くしようとすると、例えば8トラツクを周期とす
るトラツク群信号を用いたとき、上記移動速度を
8トラツク毎にしか検出することができず、速度
制御が極めて不正確である。しかも目的とする1
トラツク未満の位置へヘツドを移動させるまでの
間、正確なサーボ情報が得られない為に、結局ヘ
ツドのシーク時間が長くなると云う欠点がある。 更にまた別の方式としてサーボ情報を多相化し
ていくことが考えられているが、この多相化によ
つてサーボ情報量が増えるに従つて、サーボセク
タを検出する為の消去部も広い領域を必要とする
ようになる。この為にデータ記録面積が著しく低
下してしまう。その上、上記した各相のサーボパ
ターンをデコードする為の電気回路も複雑化し、
その処理時間も長くなるので、ヘツドの移動速度
の高速化の為に単純にサーボ相を増加させること
は実用上好ましくない。 〔発明の目的〕 本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、サーボセクタ領
域をさほど大きくすることなしに、しかも簡単な
電気処理回路の構成によつて、ヘツドの高速移動
と正確な位置決めを可能とする実用性の高いヘツ
ドの位置決め方式を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明は4トラツクを周期とする2位相の第1
のサーボパターンと、2K+1トラツク(Kは3以上
の整数)を周期とし、且つ2K-1トラツクのずれを
持つ2つのパターンからなる第2のサーボパター
ンと、2K-k+3トラツク(kは3以上K以下の全て
の整数)を周期とし且つ上記第(k−1)のサー
ボパターンの一方と2K-k+1トラツクのずれを持つ
第kのサーボパターンとからなるK種類のサーボ
パターンを記録媒体上にそれぞれ埋込み形成し、
この記録媒体の上記第1乃至第Kのサーボパター
ンからそれぞれ得られる信号に従つてヘツドの前
記記録媒体に対する位置決め制御を行うようにし
たものである。 〔発明の効果〕 かくして本発明によれば、第1乃至第Kのサー
ボパターンが上記の如く定められるので、これら
のサーボパターンを記録媒体上の少ない領域をサ
ーボ領域としてそれぞれ埋込み形成することがで
きる。しかも、これらのサーボパターンによつ
て、ヘツドの高速移動時であつても、記録媒体に
対するヘツドの位置を高精度に検出することがで
き、高速シークを安定に行うことができる。つま
り、記録媒体に対するヘツドの位置を精度良く検
出し乍らヘツドを高速に移動させて、上記ヘツド
を短時間に精度良く目標トラツク位置にシークし
てその位置決めを行い得る等の実用上多大なる効
果が奏せられる。更には上述したように記録媒体
上のサーボセクタを小領域化することができるの
で、その大容量化・高密度化を図り得る等の効果
も奏せられる。 〔発明の実施例〕 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき
説明する。 第1図は実施例方式における記録媒体上でのサ
ーボセクタとデータセクタとの関係を示すもので
あり、1はサーボセクタ、2はデータセクタであ
る。このサーボセクタ1には、セクタ検出の為の
イレーズ部3が設けられている。このイレーズ部
3は、例えば記録媒体としての磁気デイスクの1
トラツクにおいて最大の消去時間を持つように定
められている。このイレーズ部3に続いて、
AGC信号を得るAGC部4、ガードゾーンとデー
タゾーンとを区別するゾーン部5、およびヘツド
の記録媒体半径方向の位置を検出する為のポジシ
ヨン部6が設けられている。これらの各部3,
4,5,6を備えたサーボセクタ1は、データセ
クタ2の各トラツクに対して半トラツクのずれを
持つて各データパターンをそれぞれ埋込み形成し
ている。尚、このサーボパターンについては、ヘ
ツドによる信号書込みは禁止される。 さて、上記ポジシヨン部6にはKを3として設
定される第1のサーボパターン7、第2のサーボ
パターン8および第3のサーボパターン9がそれ
ぞれ埋込み形成される。上記第1のサーボパター
ン7は4トラツクを周期とした2位相のダイビツ
トパターンからなり、第2のサーボパターン8は
16トラツクを周期とし、且つ4トラツクのずれを
持つ2つのダイビツトパターン8a,8bからな
る。また第3のサーボパターン9は8トラツクを
同期とし、上記第2のサーボパターン8の一方、
つまりダイビツトパターン8bと2トラツクのず
れを持つダイビツトパターンからなる。そして、
上記第2のサーボパターン8は第1のサーボパタ
ーン7の一方の側に、また第3のサーボパターン
9は上記第1のサーボパターン8の他方の側にそ
れぞれ配置されて埋込み形成されている。尚、上
記第2のサーボパターン8を第1のサーボパター
ン7の両側に分割配置、つまりダイビツトパター
ン8bを第1のサーボパターン7と第3のサーボ
パターン9との間に配置するようにしてもよい。
このようなポジシヨン部6の第1乃至第3のサー
ボパターン7,8,9によつて前記サーボセクタ
1におけるイレーズ部3の領域の最小化が図られ
ている。そして、このようなサーボセクタ1に対
して、読出し・書込み用のヘツド10が隣接する
2トラツクにまたがつてトレースされる。 しかして今、ヘツド10が記録媒体上の第12番
目のトラツク位置にあるとすると、これによつて
ヘツド10を介して読出される信号は例えば第2
図に示すようになる。つまり、イレーズ部3では
無信号、AGC部4からゾーン部5にかけては所
定の基準信号、そしてポジシヨン部6では第2の
サーボパターン位置P,Q、第1のサーボパター
ン位置A,B,C,D、更に第3のサーボパター
ン位置Rで、各サーボパターンに応じた信号を得
る。このとき、ヘツド10はサーボセクタ1にお
いて2つのトラツクに半分ずつまたがつてトレー
スすることから、片方にのみ信号が存在する場
合、その両側に信号が存在するときの約1/2のレ
ベルとなる。この例では位置Pで振幅O、位置
Q,A,Bで振幅1/2、位置Cでは再び振幅O、
位置Dでは振幅1そして位置Rでは振幅Oとなる
位置信号を得る。この位置信号は、ヘツド10の
記録媒体上のトラツク位置によつて変わることは
云うまでもない。 本方式では、このようにして第1乃至第3のサ
ーボパターン7,8,9から得られる信号に従つ
てヘツド10の記録媒体に対するトラツク位置を
次のようにして高精度に検出し、これに従つて所
望トラツクへの高速シークによるヘツド位置決め
が行われる。 次にこの位置決め制御について説明する。 第2図に示されるサーボ信号において、A,
B,C,Dで示される信号は第1のサーボパター
ン7の位置を示す情報であり、これらの信号の和
または差である。 X=A−B Y=C−D なる信号X,Yがヘツドの記録媒体に対する位置
信号として求められる。尚、このような信号X,
Yを得る為には上記A,B,C,Dにおける各信
号をピークホールド回路を介してサンプリング
し、これを1セクタ間保持した状態で、各信号間
で減算処理を行うようにすればよい。このような
処理を行う回路は通常サーボデコード回路と称さ
れる。そしてまた、この際第2のサーボパターン
8より得られる信号P,Qおよび第3のサーボパ
ターン9から得られる信号Rについては、例えば
ピークホールド回路を通して検出したのち用いる
か、あるいは予め設定されたレベルにて弁別して
そのパルスの有無を検出しておくようにすればよ
い。 しかして、上記の如く検出される信号X,Yに
基づく位置検出は、上記位置信号X,Yの和と差
をとつて求められる第4の信号群 U=X+Y V=X−Y を用いて行われる。このようにして求められる各
信号X,Y,U,V,P,Q,Rの関係は第3図
に示す通りであり、ヘツド位置によつて定まる規
則的な関係となる。但し、この第3図に示される
波形は、ヘツドを記録媒体の内周側から外周側に
かけて低速移動させたときの理想的な状態を示し
ている。また第3図に示されるL0,L1,L2,L3
は第1のサーボパターン2から求められる信号
X,Y,U,Vによつて識別することのできるヘ
ツドのトラツク存在区間をそれぞれ示している。
但し、4Nトラツクは上記区間L0に、(4N+1)
トラツクは区間L1に、(4N+2)トラツクは区間
L2に、そして(4N+3)トラツクは区間L3にそ
れぞれ含まれるものとする。 かくして今、ヘツドが4Nトラツクにオントラ
ツクしており、4トラツク未満の範囲で移動した
ものとすると、そのときのヘツド位置は上記信号
X,Yを用いて、第4図に示す処理フローに従つ
てその区間検出を行つたのち、信号U,Vを用
い、第5図に示す処理フローに従つて上記求めら
れた区間内における位置を高精度に求めることが
できる。即ち、第4図に示すように位置信号X,
Yを読込み、その極性を判定することによつて第
3図に示す信号極性から明らかなようにヘツドが
存在するトラツク区間L0,L1,L2,L3が識別さ
れることになる。しかるのち、この判定された区
間において信号Uあるいは信号Vを用いて上記区
間内におけるヘツド位置を求める。例えば区間が
L3と判定された場合には、第5図に示すように
信号X,Yから、その差信号である信号Uを求め
たのち、この信号Uの値から1トラツクの幅をa
として t3=U/a−0.5 なる区間内におけるヘツド位置を求める。しかる
のち、前記ヘツドの移動前の区間LBがどの区間
に該当したものであつたかを判定し、その判定結
果に応じて移動前のトラツク基準位置(デイスク
板上のトラツク絶対位置)INT(PB)にトラツ
ク間移動量および前記ヘツド位置t3を加えて現在
のヘツド位置が求められることになる。そして、
このようにして求められたヘツド位置PPの情報
が、確定されたヘツド位置情報としてセツトされ
ることになる。 このようにヘツドの移動速度が4トラツク未満
であれば、記録媒体上のヘツドの現在位置を正確
に求めることができる。ところがヘツドが4トラ
ツク以上16トラツク未満の速度で移動した場合、
上述した2位相のサーボパターンからなる第1の
サーボ信号だけからはヘツドの現在位置を確定す
ることができなくなる。つまり、第1のサーボパ
ターンからだけでは、4つのトラツク区間L0,
L1〜L3を識別できるだけである。これに対して、
本方式に係る記録媒体からは、上記区間L0,L1,
L2,L4が4回も繰返えされる16トラツク分に相
当した区間a0,a1,a2〜a15を識別することが必
要となる。この区間a0,a1,a2〜a15の識別に前
述した第2および第3のサーボパターン8,9が
用いられる。 即ち、第2のサーボパターン8から得られるサ
ーボ信号P,Qは第3図に示されるように16トラ
ツクを周期とし、そのうちの4トラツクが相互に
重なつたものとなる。ここでトラツク(16N)〜
(16N+3)を区間M0、トラツク(16N+4)〜
(16N+7)を区間M1、トラツク(16N+8)〜
(16N+11)を区間M2、トラツク(16N+12)〜
(16N+15)を区間M3とすると、上記サーボ信号
P,Qは区間M0〜M3を含む周期の信号となる。
従つて今、上記信号P,Qが理想的な信号波形で
あるとすれば、信号P,Qのレベル判定によつて
ヘツド10の存在区間M0,M1〜M3を効果的に
識別することができる。然し乍ら実際には、ヘツ
ド10によつて読出される信号波形は、その応答
特性等によつて歪を招来し、第3図に示すように
傾斜部分を伴う。しかもそのS/Nは有限である
から、実際に上記信号P,Qを用いて正確な区間
判定を行い得るのは上記傾斜部を除いた区間とな
る。 この傾斜部区間における判定に用いられるのが
前記第3のサーボパターン9である。即ち、この
第3のサーボパターン9から得られる信号Rは8
トラツクを周期とし、上記信号Pと2トラツクに
おいて重なりを有したものとなつている。この
為、上記信号Rは前記第2のサーボパターン8か
ら得られる信号P,Qの傾斜部において必ず
“L”レベルか“H”レベルとなる。ちなみに、
第3のサーボパターンとして、更に上記信号Rと
同じ周期で且つ2トラツクのずれを持つ信号Sを
得るサーボパターンをも埋込み形成したとすれ
ば、更に確実に区間判定を行い得るが、いたずら
に余分なサーボパターンを必要とするだけで得策
でない。つまり、上記の信号レベル関係に着目す
ることによつて、信号P,R,Rから次のように
して区間a0,a1,a2〜a15を確実に識別すること
ができる。次表は区間M0〜M3,L0〜L3,a0〜
a15に対する信号P,Q,Rの関係を示したもの
である。
【表】
尚、上記表において示されるnotH,notLなるレ
ベル判定値は、信号P,R,Qをそ振幅の 1/2のレベルを閾値としてレベル判定したとき、
“H”レベルか“L”レベルかを確実に判定でき
ないものであることを示している。この表に示さ
れる信号P,Q,Rの関係から明らかなように信
号P,Qのレベルが明らかな場合、そのレベル関
係から区間M0,M1〜M3を正確に判定すること
ができ、従つてその判定結果と、前記信号X,Y
に従う区間L0,L1〜L3の判定結果とを用いるこ
とによつて区間a1,a2〜a14等を確実に識別でき
る。また信号P,Qの一方の判定レベルが不確実
な場合、そのとき信号Rのレベルが確実に判定さ
れていることから区間M0〜M3の候補が判定され
る。このとき、前記信号X,Yのレベルから区間
L0〜L3を判定すれば、その区間L0〜L3とM0〜M3
とのこの条件下における組合せが一義的に定まつ
ていることから、その区間を確実に検出すること
ができる。従つて、例えば第6図に例示するよう
に各信号P,Q,Rのレベルを順に判定し、区間
L0〜L3の判定情報との組合せを調べることによ
つて、簡易に効率良く、しかも確実にヘツド10
の存在区間a0,a1〜a15を識別することが可能と
なる。 即ち、信号Pが“H”か“L”かを判定すれ
ば、ヘツド10の存在候補区間がそれぞれ10区間
ずつ求められる。また信号Qが“H”か“L”か
を判定すれば同様にヘツド10の存在候補区間が
それぞれ10区間ずつ求められる。従つて、これら
の判定結果からすれば、ヘツド10の存在候補区
間がそれぞれ6区間ずつ4つのブロツクに分けら
れる。これらの各ブロツクにおいて、信号Rが
“H”か“L”かに応じて前記信号X,Yから求
められる区間L0,L1〜L3の情報を参酌すること
によつて、ヘツド10の存在区間a0,a1〜a15が
それぞれ高精度に識別されることになる。尚、こ
こでは、信号レベル判定が不確定な場合、それが
取り得る両レベルについて判定処理をそれぞれ行
つている。 第7図は上記の如くサーボパターンを用いてデ
イスクに対するヘツドの位置決め制御を行うデイ
スク装置の概略構成図である。回転駆動されるデ
イスク11には、前記第1図に示す如きサーボパ
ターンが例えば32ケ所に埋込み形成され、32セク
タが設定されている。アクチユエータ12に支持
されたヘツド13a,13bは上記セクタにおけ
るサーボパターンを検出し乍ら、その位置制御が
行われる。しかして、ヘツド13a,13bによ
つてサーボセクタより検出される信号は、増幅器
14a,14bを介したのち、デイスク11のど
ちらの面をトレースするかにより、アナログスイ
ツチ(AS)15を介して選択される。そして、
選択された信号はAGC増幅器16を介して出力
されると共に、イレーズ検出部17およびAGC
電圧制御部18に導びかれている。上記イレーズ
検出部17はリトリガラルマルチバイブレータか
らなるもので、前記第1図に示すサーボセクタの
イレーズ部3の無信号状態からサーボセクタの存
在を検出するもので、これによつてサンプルパル
ス発生器19が付勢される。このサンプルパルス
発生器19の出力を受けて前記AGC電圧制御部
18は、サーボセクタ上のAGC部の検出信号か
ら前記増幅器16の利得を制御している。これに
よつて、ヘツド13a,13bからの検出信号レ
ベルが所定の条件下に一定化制御されることにな
る。 しかして、一定化制御された増幅器16の出力
である検出サーボ信号は、P信号検出器21、Q
信号検出器22、R信号検出器23にそれぞれ導
びかれると共に、4つのピークホールド回路2
4,25,26,27に導びかれる。前記サンプ
ルパルス発生器19は、前記イレーズ検出タイミ
ングを基準として、後述するCPUの制御の下で、
上記各検出器21,22,23およびピークホー
ルド回路24,25,26,27にそれぞれサン
プル信号を与えている。これによつて検出器2
1,22,23は前述したP信号、Q信号、R信
号の各レベルを検出することになる。そして、こ
れらの各信号の検出情報は/O回路28を介し
てCPU29に与えられ、前述した区間判定処理
に供される。 一方、ピークホールド回路24〜27には、
CPU30によつて制御されるタイミングで、前
記信号A,B,C,Dがそれぞれピークホールド
される。そして、これらのピークホールドされた
各信号は、減算器31,32に入力され、前記し
た信号X,Yが生成されている。尚、ピークホー
ルド回路24〜27にサンプルする信号は、前記
ヘツド13a,13bのデイスク11に対する移
動速度制御を行うか、或いは高精度な位置決め制
御を行うかによつて変更される。そして、ヘツド
13a,13bのトラツク間移動時には、ヘツド
の速やかな移動を行うべく、速度制御が採用され
る。このときには、前記減算器31,32の出力
として、前述した信号X,Yを得るべく、ピーク
ホールド回路24〜27に対するサンプルタイミ
ングが定められる。このようにして求められた信
号X,Yが、アナログスイツチ33からA/D変
換器34を介して前記CPU29に取込まれる。
これらの信号X,Yを入力して、CPU29は前
述したように信号U,Vを生成し、この信号U,
Vと前記信号P,Q,Rの情報とを用いてデイス
ク11上のヘツド13a,13bの位置を検出す
ることになる。 かくしてこのような処理を施せば、隣接する2
つのサーボセクタで検出されるヘツド位置情報
と、デイスク11の回転速度とから、ヘツドの移
動速度の情報を得ることができる。しかして、こ
の移動速度と目標速度(ヘツドを目標トラツクに
最適に位置決めするための速度で、予じめテーブ
ル化して蓄えてあり、目標トラツクまでのトラツ
ク数を与えることにより得ることができる)との
差をとり、その差に応じた電流をD/A変換器3
5からアナログスイツチ36を介して前記アクチ
ユエータ12の制御系に与える。これにより、ヘ
ツド13a,13bは最適速度制御されることに
なる。そして、ヘツド13a,13bの移動に伴
い、サーボセクタをトレースする都度、ヘツドの
現在位置が前述した位置検出情報として求められ
ることになる。 このようにして、ヘツドが目標トラツクに対し
て、例えば0.5トラツク以内に移動した場合、制
御モードを速度制御から位置制御に切換える。こ
のときには、上記目標トラツクに応じて、ピーク
ホールド回路24,25に信号A,Bまたは信号
C,Dをサンプルする。例えば目標トラツクが
(16N)である場合には、減算器31の出力に信
号Xを得るべく、ピークホールド回路24,25
に信号B,Aをサンプルする。また目標トラツク
が(16N+1)の場合には、減算器31の出力に
信号−Yを得、目標トラツクが(16N+2)の場
合には信号−X、目標トラツクが(16N+3)の
場合には信号Yを得るようにする。これを、4ト
ラツクおきに繰返して、信号X,Y,−X,−Yを
択一的に求める。しかして、この情報は、目標ト
ラツクに対して0.5トラツク以内に存在するヘツ
ドの位置情報となるから、この減算器31の出力
信号に、係数器37にて制御関数Gc(s)を乗じ、
これを前記アナログスイツチ36を介してアクチ
ユエータ12の制御系に与える。これによつて、
ヘツドは、目標トラツクに対して高精度に位置決
め制御されることになる。 このように、第1図に示すサーボパターンに従
つてヘツドの位置決め制御を上述した如く行う本
装置によれば、ヘツドを高速に移動させ乍ら、目
標トラツクに対して正確に位置決めできるので、
そのシーク時間を非常に短くすることができる。
しかも、装置構成も簡易であり、実用化が容易で
ある等の効果が奏せられる。 以上のように、本発明によれば、信号P,Q,
Rのレベル関係の組合せと、信号U,Vとからヘ
ツドの存在区間を正確に検出して、その移動制御
と位置決め制御を行うことができる。しかも、簡
易で、狭い領域に形成されたサーボパターンを有
効に用いて、つまり従来の第1のサーボパターン
7に加えて16トラツクを周期とする第2のサーボ
パターン8(8a,8b)と8トラツクを周期と
する第3のサーボパターン9とを記憶媒体に埋込
み形成しておくことによつて、1セクタ当り16ト
ラツク未満で移動するヘツド10の位置を検出す
ることができる。そして、この検出情報に従つ
て、目標トラツクに対してヘツド10の移動速度
を制御し乍ら、その位置決め制御を精度良く、且
つ高速に行い得る。 また上記した第2および第3のサーボパターン
8,9の追加によるサーボセクタ1の領域拡大に
ついては、従来考えられていた第1のサーボパタ
ーンの多位相化に比して十分小さく抑えることが
できる。つまりサーボパターンの多相化に比して
サーボセクタ1の領域の増加割合いを約半分に抑
えることができ、その分だけデータセクタ2の領
域を多く確保することができる。故に、記録媒体
の記憶容量低下をさほど招くことがない等の効果
が奏せられる。更には第3のサーボパターン9か
ら信号Rを得て、第2のサーボパターン8から得
られる信号P,Qとを用いて信号処理するので、
サーボデコード回路を簡易に構成することができ
る。また前述した信号をSをも得るものに比較し
ても、サーボ領域を小さくし、且つサーボデコー
ド回路を簡易に構成することができる等の効果が
奏せられる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば実施例では記録媒体として磁気デイ
スクを考えたが、光デイスクについても同様に適
用することができる。このようにすれば32トラツ
クに亘るヘツドシークが可能となる。また第1乃
至第Kのサーボパターンの配列の仕方も変形でき
る。要するに本発明はその要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することができる。
ベル判定値は、信号P,R,Qをそ振幅の 1/2のレベルを閾値としてレベル判定したとき、
“H”レベルか“L”レベルかを確実に判定でき
ないものであることを示している。この表に示さ
れる信号P,Q,Rの関係から明らかなように信
号P,Qのレベルが明らかな場合、そのレベル関
係から区間M0,M1〜M3を正確に判定すること
ができ、従つてその判定結果と、前記信号X,Y
に従う区間L0,L1〜L3の判定結果とを用いるこ
とによつて区間a1,a2〜a14等を確実に識別でき
る。また信号P,Qの一方の判定レベルが不確実
な場合、そのとき信号Rのレベルが確実に判定さ
れていることから区間M0〜M3の候補が判定され
る。このとき、前記信号X,Yのレベルから区間
L0〜L3を判定すれば、その区間L0〜L3とM0〜M3
とのこの条件下における組合せが一義的に定まつ
ていることから、その区間を確実に検出すること
ができる。従つて、例えば第6図に例示するよう
に各信号P,Q,Rのレベルを順に判定し、区間
L0〜L3の判定情報との組合せを調べることによ
つて、簡易に効率良く、しかも確実にヘツド10
の存在区間a0,a1〜a15を識別することが可能と
なる。 即ち、信号Pが“H”か“L”かを判定すれ
ば、ヘツド10の存在候補区間がそれぞれ10区間
ずつ求められる。また信号Qが“H”か“L”か
を判定すれば同様にヘツド10の存在候補区間が
それぞれ10区間ずつ求められる。従つて、これら
の判定結果からすれば、ヘツド10の存在候補区
間がそれぞれ6区間ずつ4つのブロツクに分けら
れる。これらの各ブロツクにおいて、信号Rが
“H”か“L”かに応じて前記信号X,Yから求
められる区間L0,L1〜L3の情報を参酌すること
によつて、ヘツド10の存在区間a0,a1〜a15が
それぞれ高精度に識別されることになる。尚、こ
こでは、信号レベル判定が不確定な場合、それが
取り得る両レベルについて判定処理をそれぞれ行
つている。 第7図は上記の如くサーボパターンを用いてデ
イスクに対するヘツドの位置決め制御を行うデイ
スク装置の概略構成図である。回転駆動されるデ
イスク11には、前記第1図に示す如きサーボパ
ターンが例えば32ケ所に埋込み形成され、32セク
タが設定されている。アクチユエータ12に支持
されたヘツド13a,13bは上記セクタにおけ
るサーボパターンを検出し乍ら、その位置制御が
行われる。しかして、ヘツド13a,13bによ
つてサーボセクタより検出される信号は、増幅器
14a,14bを介したのち、デイスク11のど
ちらの面をトレースするかにより、アナログスイ
ツチ(AS)15を介して選択される。そして、
選択された信号はAGC増幅器16を介して出力
されると共に、イレーズ検出部17およびAGC
電圧制御部18に導びかれている。上記イレーズ
検出部17はリトリガラルマルチバイブレータか
らなるもので、前記第1図に示すサーボセクタの
イレーズ部3の無信号状態からサーボセクタの存
在を検出するもので、これによつてサンプルパル
ス発生器19が付勢される。このサンプルパルス
発生器19の出力を受けて前記AGC電圧制御部
18は、サーボセクタ上のAGC部の検出信号か
ら前記増幅器16の利得を制御している。これに
よつて、ヘツド13a,13bからの検出信号レ
ベルが所定の条件下に一定化制御されることにな
る。 しかして、一定化制御された増幅器16の出力
である検出サーボ信号は、P信号検出器21、Q
信号検出器22、R信号検出器23にそれぞれ導
びかれると共に、4つのピークホールド回路2
4,25,26,27に導びかれる。前記サンプ
ルパルス発生器19は、前記イレーズ検出タイミ
ングを基準として、後述するCPUの制御の下で、
上記各検出器21,22,23およびピークホー
ルド回路24,25,26,27にそれぞれサン
プル信号を与えている。これによつて検出器2
1,22,23は前述したP信号、Q信号、R信
号の各レベルを検出することになる。そして、こ
れらの各信号の検出情報は/O回路28を介し
てCPU29に与えられ、前述した区間判定処理
に供される。 一方、ピークホールド回路24〜27には、
CPU30によつて制御されるタイミングで、前
記信号A,B,C,Dがそれぞれピークホールド
される。そして、これらのピークホールドされた
各信号は、減算器31,32に入力され、前記し
た信号X,Yが生成されている。尚、ピークホー
ルド回路24〜27にサンプルする信号は、前記
ヘツド13a,13bのデイスク11に対する移
動速度制御を行うか、或いは高精度な位置決め制
御を行うかによつて変更される。そして、ヘツド
13a,13bのトラツク間移動時には、ヘツド
の速やかな移動を行うべく、速度制御が採用され
る。このときには、前記減算器31,32の出力
として、前述した信号X,Yを得るべく、ピーク
ホールド回路24〜27に対するサンプルタイミ
ングが定められる。このようにして求められた信
号X,Yが、アナログスイツチ33からA/D変
換器34を介して前記CPU29に取込まれる。
これらの信号X,Yを入力して、CPU29は前
述したように信号U,Vを生成し、この信号U,
Vと前記信号P,Q,Rの情報とを用いてデイス
ク11上のヘツド13a,13bの位置を検出す
ることになる。 かくしてこのような処理を施せば、隣接する2
つのサーボセクタで検出されるヘツド位置情報
と、デイスク11の回転速度とから、ヘツドの移
動速度の情報を得ることができる。しかして、こ
の移動速度と目標速度(ヘツドを目標トラツクに
最適に位置決めするための速度で、予じめテーブ
ル化して蓄えてあり、目標トラツクまでのトラツ
ク数を与えることにより得ることができる)との
差をとり、その差に応じた電流をD/A変換器3
5からアナログスイツチ36を介して前記アクチ
ユエータ12の制御系に与える。これにより、ヘ
ツド13a,13bは最適速度制御されることに
なる。そして、ヘツド13a,13bの移動に伴
い、サーボセクタをトレースする都度、ヘツドの
現在位置が前述した位置検出情報として求められ
ることになる。 このようにして、ヘツドが目標トラツクに対し
て、例えば0.5トラツク以内に移動した場合、制
御モードを速度制御から位置制御に切換える。こ
のときには、上記目標トラツクに応じて、ピーク
ホールド回路24,25に信号A,Bまたは信号
C,Dをサンプルする。例えば目標トラツクが
(16N)である場合には、減算器31の出力に信
号Xを得るべく、ピークホールド回路24,25
に信号B,Aをサンプルする。また目標トラツク
が(16N+1)の場合には、減算器31の出力に
信号−Yを得、目標トラツクが(16N+2)の場
合には信号−X、目標トラツクが(16N+3)の
場合には信号Yを得るようにする。これを、4ト
ラツクおきに繰返して、信号X,Y,−X,−Yを
択一的に求める。しかして、この情報は、目標ト
ラツクに対して0.5トラツク以内に存在するヘツ
ドの位置情報となるから、この減算器31の出力
信号に、係数器37にて制御関数Gc(s)を乗じ、
これを前記アナログスイツチ36を介してアクチ
ユエータ12の制御系に与える。これによつて、
ヘツドは、目標トラツクに対して高精度に位置決
め制御されることになる。 このように、第1図に示すサーボパターンに従
つてヘツドの位置決め制御を上述した如く行う本
装置によれば、ヘツドを高速に移動させ乍ら、目
標トラツクに対して正確に位置決めできるので、
そのシーク時間を非常に短くすることができる。
しかも、装置構成も簡易であり、実用化が容易で
ある等の効果が奏せられる。 以上のように、本発明によれば、信号P,Q,
Rのレベル関係の組合せと、信号U,Vとからヘ
ツドの存在区間を正確に検出して、その移動制御
と位置決め制御を行うことができる。しかも、簡
易で、狭い領域に形成されたサーボパターンを有
効に用いて、つまり従来の第1のサーボパターン
7に加えて16トラツクを周期とする第2のサーボ
パターン8(8a,8b)と8トラツクを周期と
する第3のサーボパターン9とを記憶媒体に埋込
み形成しておくことによつて、1セクタ当り16ト
ラツク未満で移動するヘツド10の位置を検出す
ることができる。そして、この検出情報に従つ
て、目標トラツクに対してヘツド10の移動速度
を制御し乍ら、その位置決め制御を精度良く、且
つ高速に行い得る。 また上記した第2および第3のサーボパターン
8,9の追加によるサーボセクタ1の領域拡大に
ついては、従来考えられていた第1のサーボパタ
ーンの多位相化に比して十分小さく抑えることが
できる。つまりサーボパターンの多相化に比して
サーボセクタ1の領域の増加割合いを約半分に抑
えることができ、その分だけデータセクタ2の領
域を多く確保することができる。故に、記録媒体
の記憶容量低下をさほど招くことがない等の効果
が奏せられる。更には第3のサーボパターン9か
ら信号Rを得て、第2のサーボパターン8から得
られる信号P,Qとを用いて信号処理するので、
サーボデコード回路を簡易に構成することができ
る。また前述した信号をSをも得るものに比較し
ても、サーボ領域を小さくし、且つサーボデコー
ド回路を簡易に構成することができる等の効果が
奏せられる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば実施例では記録媒体として磁気デイ
スクを考えたが、光デイスクについても同様に適
用することができる。このようにすれば32トラツ
クに亘るヘツドシークが可能となる。また第1乃
至第Kのサーボパターンの配列の仕方も変形でき
る。要するに本発明はその要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することができる。
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
サーボセクタにおけるサーボパターンの構成を示
す図、第2図はサーボパターンの読出し信号波形
を示す図、第3図はヘツド位置とサーボ信号との
関係を示す図、第4図は第1のサーボパターンか
ら読出された信号による区間判定処理の流れを示
す図、第5図は位置検出処理の流れを示す図、第
6図は信号P,Q,Rのレベル判定による区間判
定処理の流れを示す図、第7図は本方式を採用し
たデイスク装置の概略構成図である。 1……サーボセクタ、2……データセクタ、3
……イレーズ部、4……AGC部、5……ゾーン
部、6……ポジシヨン部、7……第1のサーボパ
ターン、8……第2のサーボパターン、9……第
3のサーボパターン、10……ヘツド、A,B,
C,D……第1のサーボパターンから得られる第
1の信号、X,Y……第1の信号の和と差から得
られる第4の信号、P,Q……第2のサーボパタ
ーンから得られる第2の信号、R……第3のサー
ボパターンから得られる第3の信号。
サーボセクタにおけるサーボパターンの構成を示
す図、第2図はサーボパターンの読出し信号波形
を示す図、第3図はヘツド位置とサーボ信号との
関係を示す図、第4図は第1のサーボパターンか
ら読出された信号による区間判定処理の流れを示
す図、第5図は位置検出処理の流れを示す図、第
6図は信号P,Q,Rのレベル判定による区間判
定処理の流れを示す図、第7図は本方式を採用し
たデイスク装置の概略構成図である。 1……サーボセクタ、2……データセクタ、3
……イレーズ部、4……AGC部、5……ゾーン
部、6……ポジシヨン部、7……第1のサーボパ
ターン、8……第2のサーボパターン、9……第
3のサーボパターン、10……ヘツド、A,B,
C,D……第1のサーボパターンから得られる第
1の信号、X,Y……第1の信号の和と差から得
られる第4の信号、P,Q……第2のサーボパタ
ーンから得られる第2の信号、R……第3のサー
ボパターンから得られる第3の信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 4トラツクを周期とする2位相の第1のサー
ボパターンと、2K+1トラツク(Kは3以上の整
数)を周期とし且つ2K-1トラツクのずれを持つ2
つのパターンからなる第2のサーボパターンと、
2K-k+3トラツク(kは3以上K以下の全ての整
数)を周期とし第(k−1)のサーボパターンと
の間で2K-k+1トラツクのずれを持つ第kのサーボ
パターンからなるK種類のサーボパターンを記録
媒体上にそれぞれ埋込み形成し、この記録媒体上
の上記K種類のサーボパターンからそれぞれ得ら
れる信号に従つてヘツドの前記記録媒体に対する
位置決め制御を行うことを特徴とするヘツドの位
置決め方式。 2 2つの第2のサーボパターンは、第1のサー
ボパターンの両側に分割して埋込み形成されたも
のである特許請求の範囲第1項記載のヘツドの位
置決め方式。 3 2つの第2のサーボパターンは第1のサーボ
パターンの片側に埋込み形成されたものであつ
て、第3乃至第Kのサーボパターンは上記第1の
サーボパターンの他方の側に埋込み形成されたも
のである特許請求の範囲第1項記載のヘツドの位
置決め方式。 4 ヘツドの位置決めは、第1のサーボパターン
から得られる第1の信号群、第2乃至第Kのサー
ボパターンからそれぞれ得られる第2乃至第Kの
信号群、および上記第1の信号群間の和と差を求
めて得られる第(K+1)の信号群に従つて記録
媒体上のトラツクに対するヘツドの位置を検出し
て行われるものである特許請求の範囲第1項記載
のヘツドの位置決め方式。 5 第1乃至第Kのサーボパターンは、それぞれ
ダイビツトパターンからなるものである特許請求
の範囲第1項記載のヘツドの位置決め方式。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58040370A JPS59165279A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | ヘツドの位置決め方式 |
US06/586,440 US4631606A (en) | 1983-03-11 | 1984-03-05 | System for detecting the position of a read-write head on a disk recording medium having servo sectors with three or more servo patterns |
EP84102516A EP0121145B1 (en) | 1983-03-11 | 1984-03-08 | System for detecting the position of a read-write head on a disk recording medium having data and servo sectors |
DE8484102516T DE3464428D1 (en) | 1983-03-11 | 1984-03-08 | System for detecting the position of a read-write head on a disk recording medium having data and servo sectors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58040370A JPS59165279A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | ヘツドの位置決め方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165279A JPS59165279A (ja) | 1984-09-18 |
JPH0430111B2 true JPH0430111B2 (ja) | 1992-05-20 |
Family
ID=12578752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58040370A Granted JPS59165279A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | ヘツドの位置決め方式 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4631606A (ja) |
EP (1) | EP0121145B1 (ja) |
JP (1) | JPS59165279A (ja) |
DE (1) | DE3464428D1 (ja) |
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FR2597248B1 (fr) * | 1985-11-27 | 1988-05-13 | Thomson Alcatel Gigadisc | Support d'information a pregravure et son dispositif d'exploration optiques a acces echantillonne |
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1983
- 1983-03-11 JP JP58040370A patent/JPS59165279A/ja active Granted
-
1984
- 1984-03-05 US US06/586,440 patent/US4631606A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-03-08 DE DE8484102516T patent/DE3464428D1/de not_active Expired
- 1984-03-08 EP EP84102516A patent/EP0121145B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0121145A1 (en) | 1984-10-10 |
DE3464428D1 (en) | 1987-07-30 |
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EP0121145B1 (en) | 1987-06-24 |
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