JPH04300594A - 衣類乾燥機の運転制御装置 - Google Patents

衣類乾燥機の運転制御装置

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Publication number
JPH04300594A
JPH04300594A JP3066009A JP6600991A JPH04300594A JP H04300594 A JPH04300594 A JP H04300594A JP 3066009 A JP3066009 A JP 3066009A JP 6600991 A JP6600991 A JP 6600991A JP H04300594 A JPH04300594 A JP H04300594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
amount
drying
quality
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP3066009A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Tada
健一 多田
Takashi Tomita
隆士 富田
Tsunetoshi Komatsu
常利 小松
Kazuyuki Sagawa
佐川 一之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3066009A priority Critical patent/JPH04300594A/ja
Publication of JPH04300594A publication Critical patent/JPH04300594A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機の稼動方法
に係り、特に乾燥性能向上を目的とする衣類乾燥機の制
御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衣類乾燥機は、メカ式タイマーで
制御するものとマイクロコンピュータと各種(湿度,温
度,布抵抗)センサーを組合せて制御するものとがある
。メカ式タイマー制御の場合は、使用者が布の量,布質
,脱水度の状態を勘にたよって判断して乾燥時間を設定
するようになっている。またマイクロコンピュータと各
種センサーを組合せて制御するものの場合は、乾燥室で
あるドラム内に設置した電極センサーと布との抵抗変化
や、該ドラムの排気側の湿り空気の状態変化(湿度や温
度)を捕えて自動的に乾燥した状態で停止させる自動乾
燥停止制御方式であるが、布質の状態は見分けられない
ため、図4に示すように、使用者が、あつ物,うす物,
仕上げまたは、念入り,アイロン,仕上げ等の布質を判
断し、布質に、見合った運転制御コースの選択ボタンを
設定するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、メカ
式タイマーで制御するものにおいては、使用者に乾燥時
間を設定させるようにしているため、丁度よい乾燥度合
で停止させることができず、乾燥しすぎによる布傷みや
未乾燥による再運転等、非常に使いづらいものである。 また、マイクロコンピュータと各種センサーの組合せで
制御するものにおいては、布質を見分けられず、使用者
が該布質の状態を判断し、運転制御コースを設定するよ
うになっているため、布質を見誤まって誤定されると過
乾燥となったり、未乾燥で停止するなどの問題点があっ
た。
【0004】そこで、上記課題を解決するために、布量
検知運転および布質検知運転を行い、検知された布量,
布質よりヒータの発熱量および、乾燥運転時間を制御す
る事が考えられた。この時、布質の検知は、図8のAか
らCの如く、R1 からR2 に達する時間により検知
する方法が取られていた。
【0005】しかしながら、衣類の布量が少量の場合に
は、図8のDの如くR1 の検知レベルに至らない場合
があるので、このような検知方法では、布質が検知出来
ず丁度良い乾燥性能で運転が出来なかった。
【0006】本発明の目的は、前記問題点を解決するこ
とを目的としており、布の量が少量であっても乾燥の仕
上り状態を一定にする衣類乾燥機を提供することにある
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、布量検知手
段より求めた布量を複数のランクに分け、それぞれのラ
ンク毎に布質検知手段の検知レベルを設定し、布質検知
手段により求めた布質と、別途布量検知手段により求め
た布量により、布質および布量に見合った最適のヒータ
の発熱量の強弱および乾燥運転時間の長短をマイクロコ
ンピュータに設定した布量ランク別のデータベースを用
いて求め、該ヒータの発熱量および、乾燥運転時間によ
り運転制御を行うことにより達成される。
【0008】
【作用】布量が少量の場合においても、布量のランク毎
に布質検知手段の検知レベルを設定することによって、
定格の場合と同様な布量,布質検知を行え、前述の布量
のランクにあったデータベースによりヒータの発熱量の
強弱および乾燥運転時間の長短を制御出来るので、いか
なる布質,布量の場合にも最適の状態で乾燥運転を行う
ことができるわけである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を各図を参照して説
明する。まず図1,2において、一連の乾燥機構成を説
明する。外枠1の後面に裏フタ2が止着してある。外枠
1の前面に形成した衣類投入口3、この投入口3を開閉
するドア4を外枠1の前面に位置し、外枠1に止着され
た金属製の環状のドラム支持板5と外枠1内の後部に配
置された、後部軸受6に乾燥室となるドラム7が回転自
在に支持されてある。このドラム7の後面に多数の穴か
ら成る熱気出口8を形成している。ドラム支持板5の下
面に形成された熱気入口9へ、ファンケーシング11の
通気口12から連通される循環路10が形成されてある
。熱気入口9に対向して正特性サーミスタから成るハニ
カム状ヒータ13を備え、ドラム支持板5に固着された
L字形ダクト14内に納めてある。ファンケーシング1
1内に熱交換型の両面ファン16は後部軸受6にメタル
を介して回転自在に軸支されている。外枠1内上部にモ
ータ18が配設されてあり、アイドラプーリ23及びベ
ルト24により上記ドラム7を回転させると共に上記両
面ファン16をプーリベルト17により回転させる。 ドラム7の熱気出口8を覆うように内方向から取付られ
たフィルタ19が装着されてある、循環風路内であるフ
ァンケーシング11の熱気出口8に面した所にサーミス
タから成る温度センサ20と湿度センサ22が乾燥空気
の状態変化を検知するために取付けてあり、又、外気温
度を検知するために裏フタ2の冷却風入口20部にサー
ミスタから成る温度センサ21が取付けてある。外枠1
の側面部には、一連の乾燥作業を逐行させる制御装置2
6が配置されている。外枠1のフロント面には操作部2
6が配置されている。操作部26には図3に示すように
本発明にかかわる自動運転コースと、乾燥状態のいかん
にかかわらず90分一定時間のみ運転する定時間運転コ
ースを選択する乾燥コース選択スイッチ29とヒータの
発熱量を設定するヒータ切替設定スイッチ30と循燥終
了後、乾燥布のしわ付きを防止するためドラム7を間欠
運転するよう設定するためのふんわりガード設定スイッ
チ31と運転をスタートするためのスタートスイッチ2
7と、後述する乾燥布量検知運転により求められた乾燥
時間の予測値を表示する表示装置32を有している。
【0010】以下に本実施例の動作を説明する。運転を
行うときはまず、ドア4を開け脱水した衣類をドラム7
に収納して電源スイッチ27を入れる。この状態におい
ては、前述の乾燥コースは自動運転コースに、ヒータは
強に、ふんわりガードは間欠運転するように設定される
状態となる。しかる後スタートスイッチ27を押下する
と布量検知運転および布質検知運転を行う自動運転コー
スを実行する。まず、モータ18およびヒータ13に通
電され、ドラム7が回転し、また、両面ファン16が高
速でそれぞれ回転する。循環路10の空気は、ヒータ1
3により加熱され、高温の乾燥空気として熱気入口9よ
りドラム7内へ吸い込まれる。ドラム7内へ送られた高
温の乾燥空気はドラム7内の衣類と接触し、衣類に含ま
れた水分の蒸発を促し、高温高湿の空気となり、フィル
ター19で布くずが捕集された後、ファンケーシング1
1内の両面ファン16に吸込まれる。両面ファン16に
裏フタ2の冷却風入口2aより吸い込まれた機外空気に
より、露点温度以外に冷却され、両面ファン16の循環
路側に凝縮水を生ずる。生じた凝縮水は循環路10の排
水口15より機外へ排出される、両面ファン16を通過
する際に水分の一部を失った循環空気は除湿空気となり
L字形ダクト14内に設けてあるヒータ13により加熱
された後、高温の乾燥空気として再びドラム7内へ送ら
れ、衣類の乾燥に利用される。次に布量検知運転および
乾燥時間算出法について、図5,図6,図7にて説明を
する。図5は、乾燥過程を示すものである。乾燥過程は
、一般的にIの範囲の予熱乾燥区間、II恒率乾燥区間
、III の減率乾燥区間の3工程区間に分けられる。 この予熱乾燥区間Iにおいて、布量によってドラム出口
温度が異なった曲線を示す。その異なる曲線の特徴は布
量とドラム出口温度が反比例になっていることである。 乾燥時間予測計算の基本は、この布量とドラム出口温度
が反比例であることを利用したものである。図6は、外
気温度の影響を受けないようにドラム出口温度T1 と
外気温度T0 の温度差Xとし、布量Yとの関係を示し
たものである。その関係式はY=AX2+BX+C で
求められる。A,B,Cは定数である。図7は布量Yと
乾燥時間Zの関係を示したものである。その関係式はZ
=DY2+EY+F で求められる。D,E,Fは定数
である。 したがって、予熱乾燥時のドラムの出口であるファンケ
ーシング11に取付けられた温度センサ20の温度T1
 と裏フタ2の冷却風入口20部に取付けられた温度セ
ンサ21の温度T0 を予熱乾燥区間Iにおいて、検知
することで乾燥布量および乾燥時間を予測できる。上記
により、予測された乾燥時間は10分ごと単位に切上げ
て前記表示装置に表示され、乾燥運転中10分ごとにカ
ウントダウンされる。
【0011】次に、布質検知運転について説明する。図
8は乾燥過程における湿度センサー22の電気抵抗の変
化を示したものである。AからCは布量のランクが定格
負荷でAは定格布量で乾燥布がうす物の場合、Bは定格
布量で乾燥布があつ物の場合、Cは定格の半分の布量で
乾燥布がうす物の場合を示している。また、Dは布量の
ランクが少量負荷の場合をあらわしている。Lはそれぞ
れの布量,布質におけるちょうどよい乾燥状態の時の電
気抵抗値のラインを示す。
【0012】湿度センサーの電気抵抗値は、布量が少量
のときはR1 以上で恒率乾燥区間に至り、その後乾燥
するに従って上昇する傾向がある。そこで、本実施例で
はR1 以上のときは、布量のランクを少量負荷、R1
 以下のときは布量のセンクを定格負荷と設定した。
【0013】図から明らかなように、布量のランクが定
格負荷のとき、布質があつ物になる程、電気抵抗値がR
1 からR2 に達する時間が長くなり(ΔT1<ΔT
2)また、布量が多くなる程、R1 からR2 に達す
る時間が長くなる(ΔT3<ΔT1)ことがわかる。従
って、前述した布量検知運転により算出した布量Yと、
湿度センサの電気抵抗値がR1 からR2 まで変化す
る時間ΔTにより、ちょうどよい乾燥状態になるまでの
時間Txが算出される。少量負荷のときは、R1 から
R2 に達する時間が計測出来無いので、R2 からR
3 まで変化する時間をΔT4 とし、定格負荷のとき
と同様にTxを算出する。 本実施例では、布量YとΔTに対応するTxが少量負荷
と定格負荷で、別々のデータベースとしてマイクロコン
ピュータのROM内に記憶されている。データベースと
しては、図10のように、布量をa,b,c(少量負荷
時はa′,b′,c′)と、布質をp,q,r(少量負
荷時はp′,q′,r′)と分けて布質と布量からTx
を求めている。Txの時間中は、ヒータは弱で運転され
Tx経過後、乾燥布を冷やす送風運転を行った後、運転
を停止するようになっている。
【0014】本実施例によれば、布の量が少量負荷のと
きでも、定格負荷時と同様に布量と布質から最適な制御
が出来るので、布量,布質にかかわらず、一定のちょう
どよい乾燥状態で運転を終了することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、布の状態検知装置より
求めた布量を複数のランクに分け、それぞれのランク毎
に布質検知装置の検知レベルを設定した布質検知手段に
より求めた布質と、布量検知手段により求めた布量によ
り、ヒータの発熱量および、乾燥運転時間を制御するこ
とにより、不量,布質にかかわらず、一定のちょうどよ
い乾燥状態で運転を終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す衣類乾燥機の側断面図
【図2】外観図。
【図3】操作部の詳細図。
【図4】従来の衣類乾燥機の操作部詳細図。
【図5】運転開始3,5,10分後のドラム出口温度と
外気温の温度差と布量の関係を示す図。
【図6】温度差と布量の関係を示す図。
【図7】布量と乾燥時間を示す図。
【図8】湿度センサーの電気抵抗値の変化を示す図。
【図9】制御ブロック図。
【図10】布量と布質から丁度良い乾燥状態になるまで
の時間を求めるマイクロコンピューターのROM内に記
憶されているデータベース。
【符号の説明】
13…ヒータ、18…モータ、20,21…温度センサ
ー、22…湿度センサー、25…制御装置、26…操作
部、27…スタートスイッチ、29…乾燥コース選択ス
イッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠内にドラムを回転自在に支承し、該ド
    ラム内に温風を送るためのヒータと送風装置を備え、該
    送風装置およびドラムを駆動するための伝動装置,電動
    機を備えた衣類乾燥機において、布量検知手段より求め
    た布量を複数のランクに分け、それぞれのランク毎に検
    知レベルを設定する布質検知手段により求めた布質と、
    該布量とは別の布量検知手段より求めた布量により、ヒ
    ータの発熱量および、乾燥運転時間を制御することを特
    徴とする衣類乾燥機の運転制御装置。
JP3066009A 1991-03-29 1991-03-29 衣類乾燥機の運転制御装置 Pending JPH04300594A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3066009A JPH04300594A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 衣類乾燥機の運転制御装置

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JP3066009A JPH04300594A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 衣類乾燥機の運転制御装置

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JPH04300594A true JPH04300594A (ja) 1992-10-23

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JP3066009A Pending JPH04300594A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 衣類乾燥機の運転制御装置

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