JPH0429938Y2 - - Google Patents

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JPH0429938Y2
JPH0429938Y2 JP1985110305U JP11030585U JPH0429938Y2 JP H0429938 Y2 JPH0429938 Y2 JP H0429938Y2 JP 1985110305 U JP1985110305 U JP 1985110305U JP 11030585 U JP11030585 U JP 11030585U JP H0429938 Y2 JPH0429938 Y2 JP H0429938Y2
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JP
Japan
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pallet
work holder
positioning
guide
resilient means
Prior art date
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JP1985110305U
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JPS6219130U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパレツトによる部品搬送装置における
ワークホルダ位置決め機構に関する。
〔従来の技術〕
従来技術の例を第4図に示す。複数個のパレツ
ト51が互いに係合ピン55により回転自在に連
結されてベルトをなしている。前記パレツト51
からなる前記ベルトは間欠機構を持つ動力源53
によつてスプロケツト52を介して間欠移動し、
パレツト上には固定したワークホルダ50を設け
た構成となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のパレツトにワークホルダを固定
した方法で、ワークホルダの停止位置精度が、間
欠送りされたパレツトの停止位置精度によつて決
定される為、パレツト数が多くなつた場合、個個
のパレツトの寸法のバラツキが累積してパレツト
の停止位置精度が悪く、又パレツトにワークホル
ダを固定する際の寸法誤差、さらにパレツトを継
いでいるジヨイント部の摩耗等が影響し、パレツ
トの停止位置、従ってワークホルダの停止位置の
精度良い位置決めが行えないという問題があつ
た。従って本考案の目的は、精度の高いワークホ
ルダの位置決めを行なう技術を提供する事であ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記従来技術の問題点を解決する為
に、間欠送りされるパレツト上に設けられた案内
面に沿つて前記パレツト上に摺動可能に載置され
たワークホルダと、ワークホルダをパレツト上の
ガイドにパレツトの送り方向と平行に押しつける
弾発手段と、間欠送りされたパレツトが停止位置
で止まつた時に、前記弾発手段の押しつけ力に抗
してワークホルダを所定の位置に定めるパレツト
外に設けられた位置決め部材とを備え、前記位置
決め部材はワークホルダの位置決めが完了した際
に、前記ワークホルダを前記弾発手段の押しつけ
力に抗して受ける基準面を有し、この基準面は前
記パレツトの送り方向に対し垂直とした。
〔作用〕
上記構成により次のように作用する。パレツト
は間欠機構を有する動力源により、スプロケツト
を介して間欠送りされ停止位置で止まる。次にパ
レツト外に設けた動力源により移動してきた位置
決め部材が弾発手段に抗して、パレツト上のワー
クホルダを押して所定の位置に定める。位置決め
部材が離れると、ワークホルダは弾発手段に押さ
れ元の位置に戻り、パレツトが送られる。
〔実施例〕
第1図は本考案の1実施例を示す図である。図
において1はロータリ・アクチユエータ1a、歯
車1b,1d、シヤフト1cからなる位置決め部
材の駆動源、2は位置決め部材である位置決めレ
バー、3はピン、4は例えばバネなどの弾発手
段、5は係合ピン、6,7はガイド(案内板)、
8はワークホルダ、9はパレツトである。複数の
パレツト9は係合ピン5で連結されている。パレ
ツト9上には断面が逆L字状のガイド6,7がそ
れぞれ一方に張り出し部6a,7aを上にしてか
つ間隙10を開けて対向させ、パレツト9の進行
方向に並列させて固定されている。前記ガイド
6,7の張り出し部6a,7aとパレツト9の上
面とに囲まれた中空部11には略凸状のワークホ
ルダ8が、前記案内板6,7の間隙10に案内板
6,7の上面から凸部8aの頭部を突出させ、対
向する肩部8bの上面を、前記案内板6,7の張
り出し部6a,7aの天井面に、又前記ガイド
6,7と対向しない一対の面8c,8eをパレツ
ト9に設けた一対の案内面9a,9bに摺接させ
てパレツト9の進行方向に摺動自在に組み込まれ
ている。
前記ワークホルダ8の凸部8aの前記パレツト
9の進行方向の先方に位置するガイド6に対する
側面は、ワークホルダ8をパレツト9の進行方向
の所望の位置に定める時のワークホルダの位置決
め基準面8dである。前記ワークホルダ8の凸部
8aの上面には、部品を固定するピン等の固定部
材3が設けられている。パレツト9の進行方向の
逆の方向に位置するガイド7の張り出し部7aと
パレツト9の上面の間の中空部には、弾発手段と
してのバネ4が設けられ、前記ワークホルダ8を
前記パレツト9の進行方向の先方に位置する前記
ガイド6の方向に強く弾発しており、前記ガイド
6の張り出し部6aの先端の垂直面と該垂直面と
相対するワークホルダ8の位置決め基準面8dは
強く当接している。前記パレツト9の後方に隣接
して、パレツト9の進行方向に軸線が一致した、
前記正逆回転をする駆動源1のシヤフト1cには
略角棒状の位置決めレバー2が、一端をシヤフト
1cに固定されてシヤフトの軸線と直角方向に延
びている。位置決めレバー2のパレツト9進行方
向と逆の側面は、ワークホルダ8をパレツト進行
方向の所望の位置に定める位置決め基準面2bで
あり、レバー2の下面2aと該位置決め基準面2
bとがなす辺部は、前記ワークホルダ8の凸部8
a頭部が前記案内板6,7上面から突出する高さ
より小さい値で面取りがなされた面取り部2cと
なつている。この位置決めレバー2は、前記正逆
転する駆動源1の前記アクチユエータ1aが正方
向に回転する時は前記案内板6の上面に接近する
方向に、逆方向に回転する時は離れる方向に移動
する構成となつている。
上記構成のワークホルダ位置決め機構の動作方
法を以下に説明する。ワークホルダ8は間欠運動
する動力源53によりスプロケツト54を介して
間欠送りされ、パレツト9上のワークホルダ8の
位置が本来の所望の位置より少し行き過ぎた位置
で停止する。次に位置決めレバー2が駆動源1の
正方向の回転により、パレツト方向に移動を開始
し、面取り部2cがワークホルダ8の凸部8aの
位置決め基準面8dと上面のなす辺に衝き当た
り、更に位置決めレバー2がガイド6方向に移動
するに従って位置決めレバー2が前記面取り部2
cでバネ4の弾発力に抗しながらワークホルダ8
をパレツト移動方向と逆の方向に押し、遂には位
置決めレバー2の位置決め基準面2bとワークホ
ルダ8の位置決め基準面8dとが当接し、更に位
置決めレバー2の下面2aがガイド6の上面に当
接するに至り、位置決めが完了する。しかし、定
位置において作業が完了した後で、位置決めレバ
ー2が駆動源1の逆方向の回転によりワークホル
ダ8及びガイド6から離接し、しかる後でパレツ
ト9が再び間欠送りされる。本考案によれば作業
位置の位置決め精度はワークホルダ8と位置決め
レバー2の接触面から部品を固定する固定部材、
例えばピン3のセンターまでの距離つまりワーク
ホルダ8の加工精度によつてのみ決まる。また、
バネ4によるワークホルダ8への弾発力はパレツ
ト9の送り方向と一致しており、ワークホルダ8
を受ける位置決めレバー2の位置決め基準面2b
はパレツト9の送り方向に対して垂直となつてい
るため、ワークホルダ8の位置決めが完了した際
には、ワークホルダ8を介して働く弾発力をその
力の方向と垂直をなす位置決め基準面2bでのみ
受けることとなるので、位置決め完了後のワーク
ホルダ8の位置は確実に定まり、経時的にも外部
からの振動等によつてもその位置が不用意にずれ
にくくなり、確実な作業位置にワークホルダ8を
位置決めすることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は、間欠送りされるパ
レツト上に設けられた案内面に沿つて前記パレツ
ト上に摺動可能に載置されたワークホルダと、ワ
ークホルダをパレツト上のガイドにパレツトの送
り方向と平行に押しつける弾発手段と、間欠送り
されたパレツトが停止位置で止まつた時に、前記
弾発手段の押しつけ力に抗してワークホルダを所
定の位置に定めるパレツト外に設けられた位置決
め部材とを備え、前記位置決め部材はワークホル
ダの位置決めが完了した際に、前記ワークホルダ
を前記弾発手段の押しつけ力に抗して受ける基準
面を有し、この基準面は前記パレツトの送り方向
に対し垂直であるので、パレツトの寸法のバラツ
キやワークホルダの組み込みの誤差、ジヨイント
部の摩耗等の影響を受けなくなり、さらに、ワー
クホルダの位置決めが完了した際には、弾発手段
によりパレツトの送り方向と平行に押しつけられ
ているワークホルダを押しつけ力の方向と垂直を
なす基準面でのみ受けることとなるため、位置決
め完了後のワークホルダの位置が経時的にも振動
等の外力によつても不用意にずれにくくなり、精
度の良い位置決めを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の1実施例を示す
図であり、第1図は全体の構成を示す斜視図、第
2図は第1図のものの位置決めを行う前の正面
図、第3図は位置決めを行なつた後の正面図であ
る。第4図は従来技術を示す正面図である。 1……位置決めレバーの駆動源、2……位置決
めレバー(位置決め部材)、2b……位置決め基
準面、4……バネ(弾発手段)、6,7……ガイ
ド、8……ワークホルダ、8d……位置決め基準
面、9……パレツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間欠送りされるパレツト上に設けられた案内面
    に沿つて前記パレツト上に摺動可能に載置された
    ワークホルダと、ワークホルダをパレツト上のガ
    イドにパレツトの送り方向と平行に押しつける弾
    発手段と、間欠送りされたパレツトが停止位置で
    止まつた時に、前記弾発手段の押しつけ力に抗し
    てワークホルダを所定の位置に定めるパレツト外
    に設けられた位置決め部材とを備え、前記位置決
    め部材はワークホルダの位置決めが完了した際
    に、前記ワークホルダを前記弾発手段の押しつけ
    力に抗して受ける基準面を有し、この基準面は前
    記パレツトの送り方向に対し垂直であることを特
    徴とするワークホルダ位置決め機構。
JP1985110305U 1985-07-18 1985-07-18 Expired JPH0429938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985110305U JPH0429938Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985110305U JPH0429938Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6219130U JPS6219130U (ja) 1987-02-04
JPH0429938Y2 true JPH0429938Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=30989202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985110305U Expired JPH0429938Y2 (ja) 1985-07-18 1985-07-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429938Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6322034Y2 (ja) * 1984-10-26 1988-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6219130U (ja) 1987-02-04

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