JPH04298751A - 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法 - Google Patents

感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法

Info

Publication number
JPH04298751A
JPH04298751A JP3064654A JP6465491A JPH04298751A JP H04298751 A JPH04298751 A JP H04298751A JP 3064654 A JP3064654 A JP 3064654A JP 6465491 A JP6465491 A JP 6465491A JP H04298751 A JPH04298751 A JP H04298751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
resist
resin composition
alkali
photosensitive resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3064654A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kato
幸治 加藤
Mamoru Sasaki
守 佐々木
Masataka Nunomura
昌隆 布村
▲コイ▼渕 滋
Shigeru Koibuchi
Michiaki Hashimoto
橋本 通晰
Asao Isobe
磯部 麻郎
Kei Kasuya
圭 粕谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP3064654A priority Critical patent/JPH04298751A/ja
Publication of JPH04298751A publication Critical patent/JPH04298751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性樹脂組成物および
レジスト像の製造法に関し、更に詳しくは高集積回路を
作製するための高解像度、高感度、高耐熱性のポジ型レ
ジストとなる感光性樹脂組成物およびこれを用いたレジ
スト像の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、ポジ型レジス
トは汎用的に用いられる。近年、集積回路の高集積化に
ともない、高解像度、高感度、高耐熱性、高ドライエッ
チング耐性のポジ型レジストが望まれている。従来より
、ポジ型レジストの高解像度化のためにポジ型レジスト
に使用するアルカリ可溶性ノボラック樹脂の改良が試み
られている。例えば、アルカリ可溶性ノボラック樹脂と
して、米国特許第4,529,682号明細書には、o
−クレゾール、m−クレゾール及びp−クレゾールから
なる混合物をホルムアルデヒドと縮合させて得たノボラ
ック樹脂が提案されている。特開昭60−158440
号公報には、m−クレゾール、p−クレゾール及び2,
5−キシレノールから成る混合物をホルムアルデヒドと
縮合させて得たノボラック樹脂が提案されている。 特開昭63−234249号公報には、m−クレゾール
、p−クレゾール及び3,5−キシレノールから成る混
合物をホルムアルデヒドと縮合させて得たノボラック樹
脂が提案されている。
【0003】一方、ポジ型レジストの耐熱性向上のため
にもアルカリ可溶性ノボラック樹脂の改良が試みられて
いる。例えば、特開昭64−14229号公報および特
開平2−60915号公報には、ノボラック樹脂の低分
子量成分を除去して耐熱性を向上させることが提案され
ている。しかし、ノボラック樹脂の低分子量成分の除去
はプロセス上複雑となり工業上、簡便な方法ではない。 また、従来提案されてきたポジ型レジストの高解像度化
のための公知の手法ではアルカリ可溶性ノボラック樹脂
の改良では耐熱性の向上はできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を除去して、高解像度、高感度、高耐熱性のポ
ジ型レジストとなる感光性樹脂組成物およびこれを用い
たレジスト像の製造法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意検討した結果、以下の手段により
高解像度、高感度、高耐熱性のポジ型レジストとなる感
光性樹脂組成物を得るに至った。すなわち、本発明は、
アルカリ可溶性ノボラック樹脂およびキノンジアジド化
合物を含有する感光性樹脂組成物において、該アルカリ
可溶性ノボラック樹脂が下記構造式(I)で表わされる
フェノール類の少なくとも一種(A)と下記構造式(I
I)で表わされる2個のフェノール性水酸基をもつフェ
ノール類の少なくとも一種(B)をアルデヒド類を用い
て重縮合した樹脂であり、かつ(A)と(B)の仕込の
モル数の比率を0.01≦(B)/(A)+(B)≦0
.3の範囲とした感光性樹脂組成物およびこれを用いた
レジスト像の製造法に関する。
【化3】 (R1は水素、アルキル基、アラルキル基、またはアル
コキシ基を表し、n1は1〜4の整数を表す。)
【化4
】 (R2は水素、アルキル基、アラルキル基、またはアル
コキシ基を表し、n2は1〜4の整数を表す。)
【00
06】本発明においては、アルカリ可溶性ノボラック樹
脂の合成原料に2個のフェノール性水酸基を持つフェノ
ール類が用いられる。2個のフェノール性水酸基を持つ
フェノール類を用いることにより、ノボラック樹脂が高
分子量でもアルカリ現像液に対する溶解性を良くするこ
とができる。このことにより、高解像度、高感度で耐熱
性に優れたポジ型レジストとなる感光性樹脂組成物を得
ることができる。
【0007】本発明に用いられる、構造式(I)で表さ
れるフェノール類(A)としては、例えば、フェノール
、o−クレゾール、p−クレゾール、m−クレゾール、
2,3−キシレノール、2,5−キシレノール、3,4
−キシレノール、3,5−キシレノール、2,3,5−
トリメチルフェノール等を挙げることが出来る。また、
構造式(II)で表されるフェノール類(B)としては
、例えば、レゾルシノール、カテコール等を挙げること
が出来る。フェノール類(A)及び(B)は、それぞれ
一種単独で、または二種以上混合して用いることが出来
る。フェノール類(A)及び(B)においてはその溶解
性からアルキル基、アラルキル基及びアルコキシ基は炭
素数1〜5の範囲のものが好ましい。
【0008】本発明に用いられるアルデヒド類としては
、例えば、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド等
を挙げることが出来る。アルデヒド類の使用量は、フェ
ノール類1モルに対して0.5〜1.5モルの範囲が好
ましい。
【0009】重縮合のための触媒としては、高分子量化
させることのできる酸触媒が好ましい。その酸触媒とし
ては、塩酸、硝酸、硫酸などの無機酸、蟻酸、蓚酸、酢
酸などの有機酸を挙げることが出来る。酸触媒の使用量
は、フェノール類1モルに対して1×10−5〜1×1
0−1モルが好ましい。
【0010】重縮合の反応温度は、反応原料の反応性に
応じて適宜調製することができるが、通常、70〜13
0℃である。
【0011】重縮合の方法としては、フェノール類、ア
ルデヒド類および酸触媒を一括して仕込む方法、酸触媒
の存在下にフェノール類およびアルデヒド類を反応の進
行と共に加えていく方法などを挙げることができる。重
縮合終了後は、反応系内に存在する未反応原料、縮合水
、酸性触媒等を除去するために、一般的に、減圧下例え
ば20〜50mmHgで、反応系内の温度を150から
200℃に上昇させて、反応系内から除去し、樹脂を回
収する。
【0012】本発明の組成物に用いられるキノンジアジ
ド化合物としては、例えば1,2−ベンゾキノンジアジ
ド−4−スルホン酸エステル、1,2−ナフトキノンジ
アジド−4−スルホン酸エステル、1,2−ナフトキノ
ンジアジド−5−スルホン酸エステル等が挙げられる。 本発明における1,2−キノンジアジド化合物の配合量
は、アルカリ可溶性ノボラック樹脂100重量部に対し
て、5〜50重量部の範囲が好ましい。
【0013】また、本発明の組成物には、塗布性、例え
ばストリエーションや現像性を良くするための界面活性
剤を配合することができる。更に、本発明の組成物には
、露光時のハレーションの影響を少なくするための染料
や顔料を配合することができる。その他、必要に応じて
保存安定剤、溶解抑止剤なども配合することができる。
【0014】本発明の感光性樹脂組成物の塗膜を露光、
現像してレジスト像が製造される。この樹脂組成物を溶
液にして、半導体製造用基板等上に塗布し、塗膜を得、
これを露光、現像してレジスト像を得ることができる。 露光、現像の条件には制限はない。
【0015】この際に用いられる溶剤としては、例えば
エチレングリコールモノメチルエーテル等のグリコール
エーテル類、エチルセロソルブアセテート等のエチレン
グリコールアルキルエーテルアセテート類、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル等のジエチレングリコー
ル類、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート
等のプロピレングリコールアルキルエーテルアセテート
類、トルエン等の芳香族炭化水素類、シクロヘキサノン
等のケトン類、2−ヒドロキシプロピオンサンメチル等
のエステル類を用いることができる。
【0016】現像液としては、例えば水酸化ナトリウム
等の無機アルカリ類、エチルアミン等の第1級アミン類
、ジエチルアミン等の第2級アミン、トリエチルアミン
等の第3級アミン類、ジメチルエタノールアミン等のア
ルコールアミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド、コリンなどの第4級アンモニウム塩またはピペリ
ジンなどの環状アミン類を溶解させたアルカリ性水溶液
が使用される。露光は、i線、g線等を用いて行うこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。実施
例中、樹脂の特性として、重量平均分子量(Mw)とア
ルカリ現像液に対する溶解時間を挙げた。その特性の評
価は、下記の方法により行った。 Mw;日立化成工業(株)製GPC低分子カラム  ゲ
ルパック(R420+R430+R440)を用いて、
流量1.73ml/min、溶出溶媒テトラヒドロフラ
ン、カラム温度室温の分析条件で単分散ポリスチレンを
標準として、(株)日立製作所製液体クロマトグラム6
35A型HLCで測定した。 アルカリ現像液に対する溶解時間;エチルセロソルブア
セテートに溶解させた樹脂をシリコンウエハーに回転塗
布機で塗布し(塗布膜厚を1μmとする)、これを25
℃の現像液(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド2
.38重量%水溶液)に入れ、塗膜の無くなる時間を測
定した。レジスト特性の評価は、下記の方法により行っ
た。 感度;(株)日立製作所製LD−5010i縮小投影露
光機で、露光時間を変化させて露光を行い、次いでテト
ラメチルアンモニウムヒドロキシド2.38重量%水溶
液を用い25℃で60秒間現像し水でリンスし乾燥して
ウエハー上にレジストパターンを形成させ、0.7μm
のライン・アンド・スペースを1体1の幅で形成する露
光時間(以下、「最適露光時間」とする)を求めた。 解像度;最適露光時間における最小のレジストパターン
の寸法を求めた。 耐熱性;クリーンオーブン中にレジストパターンを形成
したウエハーを入れて、パターンが変形し始める温度を
測定した。
【0018】合成例1 撹拌機、冷却管及び温度計を装着したセパラブルフラス
コに、 m−クレゾール          218.7gp−
クレゾール          267.3gレゾルシ
ノール            55.0g37重量%
ホルマリン    271.6g蓚酸        
                2.24gを仕込み
、セパラブルフラスコを油浴に浸し、内温を97℃に保
ち撹拌しながら3時間重縮合を行った。その後、内温を
180℃まで上げ、同時に反応容器内の圧力を10〜2
0mmHgまで減圧し、未反応のフェノール類、ホルム
アルデヒド、水及び蓚酸を除去した。次いで、溶融した
樹脂を金属バットにあけ樹脂を回収した(以下、この樹
脂を「樹脂1」とする)。樹脂1のMwを測定したとこ
ろ、25,000であった。また、アルカリ現像液に対
する溶解時間は、10秒/μmであった。
【0019】合成例2 合成例1と同様なセパラブルフラスコに、m−クレゾー
ル          230.9gp−クレゾール 
         282.2gレゾルシノール   
         27.5g37重量%ホルマリン 
   275.7g蓚酸              
          2.24gを仕込み、セパラブル
フラスコを油浴に浸し、内温を97℃に保ち撹拌しなが
ら3時間重縮合を行った。その後、内温を180℃まで
上げ、同時に反応容器内の圧力を10〜20mmHgで
減圧し、未反応のフェノール類、ホルムアルデヒド、水
及び蓚酸を除去した。次いで、溶融した樹脂を金属バッ
トにあけ樹脂を回収した(以下、この樹脂を「樹脂2」
とする)。樹脂2のMwを測定したところ、27,00
0であった。また、アルカリ現像液に対する溶解時間は
、52秒/μmであった。
【0020】合成例3 合成例1と同様なセパラブルフラスコに、p−クレゾー
ル          486.0gレゾルシノール 
           55.0g37重量%ホルマリ
ン    271.6g蓚酸            
            2.24gを仕込み、セパラ
ブルフラスコを油浴に浸し、内温を97℃に保ち撹拌し
ながら3時間重縮合を行った。その後、内温を180℃
まで上げ、同時に反応容器内の圧力を10〜20mmH
gで減圧し、未反応のフェノール類、ホルムアルデヒド
、水及び蓚酸を除去した。次いで、溶融した樹脂を金属
バットにあけ樹脂を回収した(以下、この樹脂を「樹脂
3」とする)。樹脂3のMwを測定したところ、20,
000であった。また、アルカリ現像液に対する溶解時
間は、45秒/μmであった。
【0021】合成例4 合成例1と同様なセパラブルフラスコに、m−クレゾー
ル          243.0gp−クレゾール 
         297.0g37重量%ホルマリン
    275.7g蓚酸             
           2.27gを仕込み、セパラブ
ルフラスコを油浴に浸し、内温を97℃に保ち撹拌しな
がら3時間重縮合を行った。その後、内温を180℃ま
で上げ、同時に反応容器内の圧力を10〜20mmHg
まで減圧し、未反応のフェノール類、ホルムアルデヒド
、水及び蓚酸を除去した。次いで、溶融した樹脂を金属
バットにあけ樹脂を回収した(以下、この樹脂を「樹脂
4」とする)。樹脂4のMwを測定したところ、11,
000であった。また、アルカリ現像液に対する溶解時
間は、65秒/μmであった。
【0022】合成例5 合成例1と同様なセパラブルフラスコに、m−クレゾー
ル          150.0gp−クレゾール 
         300.0g2,5−キシレノール
    168.0g37重量%ホルマリン    3
38.0g蓚酸                  
      2.78gを仕込み、セパラブルフラスコ
を油浴に浸し、内温を97℃に保ち撹拌しながら3時間
重縮合を行った。その後、内温を180℃まで上げ、同
時に反応容器内の圧力を10〜20mmHgまで減圧し
、未反応のフェノール類、ホルムアルデヒド、水及び蓚
酸を除去した。次いで、溶融した樹脂を金属バットにあ
け樹脂を回収した(以下、この樹脂を「樹脂5」とする
)。樹脂5のMwを測定したところ、3,600であっ
た。また、アルカリ現像液に対する溶解時間は、32秒
/μmであった。
【0023】実施例1 樹脂1、100g、2,3,4,4′−テトラヒドロキ
シベンゾフェノン1モルと1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホン酸3.5モルとの縮合物(以下、「1
,2−キノンジアジドI」とする)20gとをエチルセ
ロソルブアセテート400gに溶解させた後、孔径0.
2μmのメンブランフィルタで濾過し、ポジ型レジスト
溶液を調製した。得られた溶液をシリコンウエハー上に
、(株)大日本スクリーン製D−SPINを用いて塗布
、90℃で90秒間プリベークし、膜厚1.22μmの
レジスト膜を形成し、レジスト特性の試験を行った。結
果を表1に示す。
【0024】実施例2 実施例1において、1,2−キノンジアジドIの代わり
に2′,4′,7−トリヒドロキシ−2,4,4−トリ
メチルフラバンと1,2−ナフトキノンジアジド−5−
スルホン酸2.0モルとの縮合物(以下、「1,2−キ
ノンジアジドII」とする)を用いた以外は、実施例1
と同様にしてポジ型レジストを調製しレジスト特性の試
験を行った。結果を表1に示す。
【0025】実施例3 実施例1において、1,2−キノンジアジドIの代わり
にジ(4−ヒドロキシフェニル)[4−(1−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1−メチルエチル)フェニル]エ
タンと1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸
3.0モルとの縮合物(以下、「1,2−キノンジアジ
ドIII」とする)を用いた以外は、実施例1と同様に
してポジ型レジストを調製し、レジスト特性の試験を行
った。結果を表1に示す。
【0026】実施例4 実施例1において、樹脂1の代わりに樹脂2を用いた以
外は、実施例1と同様にしてポジ型レジストを調製し、
レジスト特性の試験を行った。結果を表1に示す。
【0027】実施例5 樹脂2、100g、1,2−キノンジアジドIII、2
0gとをエチルセロソルブアセテート400gに溶解さ
せた後、孔径0.2μmのメンブランフィルタで濾過し
、ポジ型レジスト溶液を調製した。得られた溶液をシリ
コンウエハー上に、(株)大日本スクリーン製D−SP
INを用いて塗布、90℃で90秒間プリベークし、膜
厚1.22μmのレジスト膜を形成し、レジスト特性の
試験を行った。結果を表1に示す。
【0028】実施例6 実施例5において、樹脂2の代わりに樹脂3を用いた以
外は、実施例5と同様にしてポジ型レジストを調製し、
レジスト特性の試験を行った。結果を表1に示す。
【0029】実施例7 樹脂3、100g、1,2−キノンジアジドII、20
gとをエチルセロソルブアセテート400gに溶解させ
た後、孔径0.2μmのメンブランフィルタで濾過し、
ポジ型レジスト溶液を調製した。得られた溶液をシリコ
ンウエハー上に、(株)大日本スクリーン製D−SPI
Nを用いて塗布、90℃で90秒間プリベークし、膜厚
1.22μmのレジスト膜を形成し、レジスト特性の試
験を行った。結果を表1に示す。
【0030】比較例1 実施例1において、樹脂1の代わりに樹脂4を用いた以
外は、実施例1と同様にしてポジ型レジストを調製し、
レジスト特性の試験を行った。結果を表1に示す。
【0031】比較例2 樹脂4、100g、1,2−キノンジアジドII、20
gとをエチルセロソルブアセテート400gに溶解させ
た後、孔径0.2μmのメンブランフィルタで濾過し、
ポジ型レジスト溶液を調製した。得られた溶液をシリコ
ンウエハー上に、(株)大日本スクリーン製D−SPI
Nを用いて塗布、90℃で90秒間プリベークし、膜厚
1.22μmのレジスト膜を形成し、レジスト特性の試
験を行った。結果を表1に示す。
【0032】比較例3 比較例2において、樹脂4の代わりに樹脂5を用いた以
外は、比較例2と同様にしてポジ型レジストを調製し、
レジスト特性の試験を行った。結果を表1に示す。
【0033】比較例4 樹脂5、100g、1,2−キノンジアジドIII、2
0gとをエチルセロソルブアセテート400gに溶解さ
せた後、孔径0.2μmのメンブランフィルタで濾過し
、ポジ型レジスト溶液を調製した。得られた溶液をシリ
コンウエハー上に、(株)大日本スクリーン製D−SP
INを用いて塗布、90℃で90秒間プリベークし、膜
厚1.22μmのレジスト膜を形成し、レジスト特性の
試験を行った。結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物は、解像度、
感度、耐熱性に優れ、高集積回路を作成するためのポジ
型レジストに好適であり、これによって好ましい特性の
レジスト像を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アルカリ可溶性ノボラック樹脂および
    キノンジアジド化合物を含有する感光性樹脂組成物にお
    いて、該アルカリ可溶性ノボラック樹脂が下記構造式(
    I)で表わされるフェノール類の少なくとも一種(A)
    と下記構造式(II)で表わされる2個のフェノール性
    水酸基をもつフェノール類の少なくとも一種(B)をア
    ルデヒド類を用いて重縮合した樹脂であり、かつ(A)
    と(B)の仕込のモル数の比率を0.01≦(B)/(
    A)+(B)≦0.3の範囲とした感光性樹脂組成物。 【化1】 (R1は水素、アルキル基、アラルキル基またはアルコ
    キシ基を表し、n1は1〜4の整数を表す。)【化2】 (R2は水素、アルキル基、アラルキル基またはアルコ
    キシ基を表し、n2は1〜4の整数を表す。)【請求項
    2】  請求項1記載の感光性樹脂組成物の塗膜を露光
    、現像するレジスト像の製造法。
JP3064654A 1991-03-28 1991-03-28 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法 Pending JPH04298751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3064654A JPH04298751A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3064654A JPH04298751A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04298751A true JPH04298751A (ja) 1992-10-22

Family

ID=13264434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3064654A Pending JPH04298751A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04298751A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5712022A (en) * 1992-09-14 1998-01-27 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Printed thermoplastic resin products and method for printing such products
JP2012062395A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd ノボラック型フェノール樹脂及びフォトレジスト用樹脂組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5712022A (en) * 1992-09-14 1998-01-27 Yoshino Kogyosho Co., Ltd. Printed thermoplastic resin products and method for printing such products
JP2012062395A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd ノボラック型フェノール樹脂及びフォトレジスト用樹脂組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04122938A (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JPH0148532B2 (ja)
JPH04296754A (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JPH03259149A (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JP2555620B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3784095B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JPH04298751A (ja) 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法
JPH06301203A (ja) ポジ型フオトレジスト組成物
JPH05113663A (ja) 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法
JPH06242599A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH05113662A (ja) 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法
JPH04299349A (ja) 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法
JPH04274242A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH05204143A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH04284454A (ja) ポジ型レジスト組成物
JPH0540336A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2004239947A (ja) ポジ型ホトレジスト組成物
JP2921518B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3063177B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3398162B2 (ja) 集積回路製造用ポジ型感光性組成物
JPH05346664A (ja) 感光性樹脂組成物およびレジスト像の製造法
KR20020061321A (ko) 포지티브 포토레지스트 조성물
JPH0534910A (ja) 感光性樹脂組成物
JPH0756331A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH0659445A (ja) 感光性樹脂組成物