JPH0429615Y2 - - Google Patents

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JPH0429615Y2
JPH0429615Y2 JP1988033514U JP3351488U JPH0429615Y2 JP H0429615 Y2 JPH0429615 Y2 JP H0429615Y2 JP 1988033514 U JP1988033514 U JP 1988033514U JP 3351488 U JP3351488 U JP 3351488U JP H0429615 Y2 JPH0429615 Y2 JP H0429615Y2
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JP
Japan
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vibrating body
seat
body unit
trapezoidal
diaphragm
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシートの振動体取付構造に関し、更に
詳細に説明すると、シートのパツド材に振動体ユ
ニツトが設けられ、着座者に振動を伝達するよう
になされたシートの振動体取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、車両等のシートまたは座椅子等のシ
ートは着座者の長時間の着座姿勢に基づく疲労感
を軽減するためにマツサージ器や音響用振動体等
からなる振動体を取付け、この振動体の振動によ
りマツサージ効果を得、またはボデイソニツクと
して着座者の身体に音響用振動を与えて眠りの誘
発を防止するようになされている。これらの振動
体の取付構造としては、実開昭57−166770号公
報、実開昭−48189号公報、実開昭61−191691号
公報等が存在する。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来振動体取付構造においては、振
動体が着座者の背中に当り感等の異物感を与えた
り、振動体をパツド材の裏面側に取付けた場合に
は振動作用が十分に着座者に与えられない欠点を
有し、また振動体の振動によりシート構造部品、
例えばパネル部材やシートスプリング、及びこれ
らの連結金具等が共振により異音等を発生させる
虞れを有するものであつた。
本考案の目的は、振動体の振動作用を着座者に
強力に伝達することが出来、然も着座者に振動体
による異物感を与える虞れがなく、異音等を発生
させる虞れのない構成が簡易で経済性に優れたシ
ートの振動体取付構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述せる課題に鑑みてなされたもの
で、シートのパツド材に振動体ユニツトが設けら
れ、着座者に振動を伝達するようになされたシー
トの振動体取付構造において、前記振動体ユニツ
トは断面略台形状の形成された合成樹脂材からな
る振動板に取付けられ、該振動板は平面状の頂部
と、波形状または階段状の側部と、該側部の下端
部に一体形成された取付部とからなる中空状の台
形状部を有し、前記台形状部の頂部に振動体ユニ
ツトが取付けられ、前記台形状部の取付部がシー
トのパツド材の裏面側に配設されたパネル部材に
固着されていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案に依れば、振動板に中空状の台形状部を
形成し、台形状部の側部を波形状または階段状に
形成し、台形状部の頂部に振動体ユニツトを取付
け、台形状部の取付部をシートのパツド部材に固
着したので、振動体ユニツトの振動が断面略台形
状の振動板を振動させ、振動体ユニツトの振動が
波形状または階段状の側部を有する中空状の台形
状部により増幅されて着座者に与えられ、また振
動体ユニツトを小型化出来るので着座者に異物感
を与える虞れがなく、更にシートスプリング等に
連結されていないので異音等を発生させる虞れが
ないものである。
〔実施例〕
以下本考案に係るシートの振動体取付構造を図
面を参照して詳述する。
第1図乃至第4図には、本考案の一実施例の概
略が夫々示されており、このシートの振動体取付
構造は本実施例ではシート11のシートバツク1
2に適用した場合が示されているが、これに限定
されるものではなくシートクツシヨン13に適用
することも出来、またベンチ型のシートにも同様
に適用し得るものである。
第1図に示す如く、シート11のシートバツク
12はシートバツクフレームとしてのパネル、ま
たはシートバツクフレームに取付けられたパネル
等のパネル部材14と、このパネル部材14の前
面側に配設されたパツド材15、及びパツド材1
5を被覆する表皮材16とを備えている。前記表
皮材16は表面側の表皮16aと、該表皮16a
の裏面側に接合されたワデイング16bとを備え
ている。
前記パネル部材14の前面側には振動板31が
固着されている。この振動板31は合成樹脂材よ
り断面略台形状に形成されている。前記振動板3
1は本実施例では左右一対の台形状部32,32
を有しているが、この台形状部32は1個であつ
てもよく、また上下方向に一対設けるものであつ
てもよい。
前記振動板31の台形状部32は平面状の頂部
32aと、この頂部32aの外周縁より末広がり
に延びる波形状または階段状の側部33と、該側
部33の下端部の取付部34とから一体に中空状
に形成され、そして台形状部32,32の頂部3
2aに振動体ユニツト17が接着性フイルム等の
接着剤35等により夫々取付けられている。
第4図には振動体ユニツト17の一実施例が示
されており、この振動体ユニツト17はケーシン
グ20に取付けられた金属製基板21と、この金
属製基板21に取付けられた略U字形状の板ばね
23と、該板ばね23の自由端23a側に取付け
られた電磁石24とを備えている。前記電磁石2
4の電磁コイル25に周期的に通電することによ
り、電磁石24が金属製基板21に吸着され、継
続的に電磁石24が金属製基板21を叩打し、こ
の際発生する振動がケーシング20より外部に伝
達される。
尚、振動体ユニツト17は上述せるものに限定
されるものではなく、振動を発生し得るものであ
ればどのような構成の振動体ユニツト17であつ
てもよく、更に体感音響振動装置及び圧電性高分
子フイルム等を振動体ユニツト17とすることが
できる。
斯る構成において、振動体ユニツト17を振動
させると、振動体ユニツト17の振動が振動板3
1の中空状の台形状部32,32の波形状または
階段状の側部33により増幅され、この増幅され
た振動がパツド材15及び表皮材16を介して着
座者に与えられる。
〔考案の効果〕
以上が本考案に係るシートの振動体取付構造の
一実施例の構成であるが、斯る構成に依れば、振
動体ユニツトがパネル部材に固着された断面略台
形状に形成された合成樹脂材からなる中空状の台
形状部を有する振動板に取付けられているので、
振動体ユニツトの振動が波形状または階段状の側
部を有する台形状部で増幅され、振動体ユニツト
の振動作用を着座者に強力に伝達することが出
来、振動体ユニツトを小型化出来るので着座者に
当り感等の異物感を与える虞れがなく、組付及び
構成が簡易で異音等を発生させる虞れがなく、経
済性に優れたシートの振動体取付構造を得ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係るシートの振動
体取付構造の一実施例の概略を夫々示すもので、
第1図はシートバツクの一部断面図、第2図はシ
ートバツクのパツド材を透視した状態で振動板を
示したシートの斜視図、第3図は振動体の斜視
図、第4図は振動体ユニツトの断面図である。 図中、11……シート、12……シートバツ
ク、13……シートクツシヨン、14……パネル
部材、15……パツド材、16……表皮材、17
……振動体ユニツト、31……振動板、32……
台形状部、32a……頂部、34……取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートのパツド材に振動体ユニツトが設けら
    れ、着座者に振動を伝達するようになされたシー
    トの振動体取付構造において、前記振動体ユニツ
    トは断面略台形状に形成された合成樹脂材からな
    る振動板に取付けられ、該振動板は平面状の頂部
    と、波形状または階段状の側部と、該側部の下端
    部に一体形成された取付部とからなる中空状の台
    形状部を有し、前記台形状部の頂部に振動体ユニ
    ツトが取付けられ、前記台形状部の取付部がシー
    トのパツド材の裏面側に配設されたパネル部材に
    固着されていることを特徴とするシートの振動体
    取付構造。
JP1988033514U 1988-03-14 1988-03-14 Expired JPH0429615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988033514U JPH0429615Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

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JP1988033514U JPH0429615Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01135931U JPH01135931U (ja) 1989-09-18
JPH0429615Y2 true JPH0429615Y2 (ja) 1992-07-17

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ID=31260198

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JP1988033514U Expired JPH0429615Y2 (ja) 1988-03-14 1988-03-14

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168317U (ja) * 1982-05-08 1983-11-10 ボデイソニツク株式会社 乗物用シ−トへの電気−機械振動変換器取付構造
JPS62137025U (ja) * 1986-02-21 1987-08-28

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JPH01135931U (ja) 1989-09-18

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