JPH0429608A - 杆状体接合部の緩み止め方法 - Google Patents

杆状体接合部の緩み止め方法

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Publication number
JPH0429608A
JPH0429608A JP13361990A JP13361990A JPH0429608A JP H0429608 A JPH0429608 A JP H0429608A JP 13361990 A JP13361990 A JP 13361990A JP 13361990 A JP13361990 A JP 13361990A JP H0429608 A JPH0429608 A JP H0429608A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixing bolt
bolt
elastic ring
fixed
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP13361990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kohama
小濱 正和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuclear Fuel Industries Ltd
Original Assignee
Nuclear Fuel Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nuclear Fuel Industries Ltd filed Critical Nuclear Fuel Industries Ltd
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Publication of JPH0429608A publication Critical patent/JPH0429608A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は円筒状あるいは円柱状構造物(明細書中におい
て杆状体と略記する)の接合部の改善に係り、特に原子
燃料集合体の取扱工具のような長尺杆状体の接合部に多
用されるねじ込み等を実施した後の固定ボルト等の緩み
止めに好適な接合部の緩み止め方法に関するものである
(従来の技術) 例えば原子燃料集合体の取扱工具の如き長尺の杆状体は
、その長さが4m以上にも及ぶことから幾つかの杆状体
を互いに螺合接合することによって形成されており、こ
の場合、ねじ込み等を実施した後、ボルトにより固定す
ることが行われている。
しかし、このようにして固定したボルトはその後の使用
と共に次第に緩みを生じ、ボルトの脱落を起こす傾向が
ある。
そこで、このような固定後のボルトの緩み、脱落を防止
することが求められる。
ところで、杆状体の接合方法としては、通常、第3図に
示すように杆状体αD、αυの対向端部にフランジを曲
、(ロ)を取付け、該フランジ同士をボルトαjや袋ナ
ツトで固定する方法が一般的に用いられており、この場
合には固定後のボルト等の緩み。
脱落を防止するためフランジ表面とボルト頭部の端部を
溶接したり、図示のようにボルト頭部に孔をあけ、ワイ
ヤー(2)を通して固縛したり、またかしめなどを行っ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、溶接やかしめを一部ボルト等に行った場
合、取外しの際に当該部分を削り取る必要があり、これ
では繰り返し使用には適さず品質面でも好ましいとはい
えない。
また、ワイヤーで固縛した場合は繰り返し使用はできる
が、その都度ワイヤーを交換する必要があり、しかも、
使用中にワイヤーが切断した場合は、該ワイヤーが原子
炉冷却水中で異物となり燃料棒等を傷つける恐れもある
本発明は畝上の如き実情に対処し、杆状体の接合部に一
部を切欠いたリングを用い、押さえることを見出すこと
により、繰り返し使用に適し、異物も出さず、簡単に組
立9分解のできる杆状体接合部の緩み止め方法を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記目的に適合する本発明杆状体接合部の緩み止
め方法は、互いに嵌合し螺合接合する杆状体の接合部に
おいて、外筒円周上に凹溝を周設し、該凹溝内適宜個所
にボルト孔を径方向に貫設して固定ボルトを挿入固定す
ると共に、一部を切欠き、かつ内周面に固定ボルト頭部
を嵌合させる凹部を形成した弾性リングを前記凹溝に回
動自在に嵌着せしめることにある。
(作用) 上記の如き本発明杆状体の接合方法は、互いに嵌合する
杆状体接合部を螺合させて一体化すると共に、固定ボル
トをボルト孔を貫通するよう締着し、上記接合部の、外
筒内に嵌合している部分を固定する。
そして、その後、一部を切欠した弾性リングを凹溝内に
嵌着し、その切欠部を固定ボルトの位置に合致させれば
工具によりボルトを回転させることができ、更に固定ボ
ルトを締着した後は弾性リングを回動させて固定ボルト
頭部を弾性リングの凹部に嵌合させると、固定ボルトは
この凹部の嵌合と弾性リングの弾力とにより固定される
ので緩むことがなく、また弾性リング自体もボルト頭部
との嵌合により回動することがない。
なお、上記手順を逆に行うことにより、杆状体の分離も
簡単になすことができる。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照して、本発明緩み止め方法の
実施態様を説明する。
第1図は本発明方法を実施する1例として円筒状構造物
であるパイプの接合部を示し、図において(1) 、 
(1)’は互いに対向し接合する各パイプで、一方のパ
イプ(1)には端部材として雄ねじ部材(2)が、また
他方のパイプ(1)′には端部材として雌ねじ部材(3
)が夫々取り付けられ、双方のねじ部材(2)、 (3
1を結合することによって両パイプ(1) 、 (1)
’は螺合接合されている。
そして、上記の接合状態において雌ねじ部材(3)の雌
ねじを有する外筒部(4)にはその外周に円周方向に凹
溝(7)が周設されており、その凹溝(7)内で1個所
又は複数個所の適宜個所に径方向に向かうボルト孔(5
)が貫設されて固定ボルト(6)が螺入されていると共
に、第2図に示すような一部に切欠部αeを有し、その
対称位置の内周に固定ボルト(6)の頭部を嵌合させる
凹部(9)を形成した弾性リング(8)が回動自在に外
嵌されている。
しかして、本発明方法は上記のようなパイプの接合にお
いて、先ず双方パイプ(1)、(1)’の雄ねじ部材(
2)と雌ねじ部材(3)とを第1図に示す如く螺合させ
て一体化し、次いで、雌ねじ部材(3)外周の凹溝(7
)内のボルト孔(5)に固定ボルト(6)を貫挿させて
雌ねじ部材(3)と雄ねじ部材(2)とを固定する。
そして、更に上記固定ボルト(6)を含む雌ねじ部材(
3)外周の凹溝(7)に一部に切欠部QOIを有する前
記弾性リング(8)を嵌着することによって行われるが
、上記固定ボルト(6)の固定、緩めは上記弾性リング
(8)の切欠部α〔を固定ボルト(6)の位置と一致さ
せることによって容易に行われる。
即ち、弾性リング(8)はそれを嵌合させる凹溝(7)
内で固定されていないため回動が自在であり、切欠部Q
llを固定ボルト(6)の位置に合致させれば、該ボル
ト(6)を適宜、工具等を用いて回転させ、固定したり
、緩めたりすることができる。
また、該ボルト(6)を締着した後は、弾性リング(8
)を回動させてその内周にある凹部(9)がボルト(6
)の頭部を覆うように位置せしめると、固定ボルト(6
)は凹部嵌合と弾性リング(8)の押圧力により緩むこ
とがなくなる。
なお両パイプの接合を解き両者を分離するときは弾性リ
ング(8)を回動し、切欠部α0を固定ボルト(6)頭
部に位置させてボルトを緩め、その後は前記手順を逆に
行えばよく、このようにして杆状体の接合9分離を簡単
に実施することができる。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明杆状体接合部の緩み止め方
法は、互いに嵌合し螺合接合する杆状体の接合部におい
て、外筒円周上に凹溝を周設し、該凹溝内適宜個所にボ
ルト孔を径方向に貫設して固定ボルトを挿入固定すると
共に、一部を切欠き、かつ内周面に固定ボルト頭部を嵌
合させる凹部を形成した弾性リングを前記凹溝に回動自
在に嵌着せしめるものであり、固定ボルトによって嵌合
螺合部を固定すると共に、弾性リングを回動自在に嵌着
せしめているため、該弾性リングを適宜回動せしめ、そ
の切欠部を固定ボルト頭部を一致させることによって工
具等によるボルトの回動を可能とし、ボルトの締結、緩
めを容易に行わしめ、またリング内周の凹部をボルト頭
部と一致させ、嵌合させることによってリングによる押
圧力によって固定ボルトの押さえを確実にし、凹部によ
る安定保持と相俟って固定ボルトの緩みを防止し杆状体
接合部の緩み止めを確実、安定ならしめる顕著な効果を
有する。
また上記方法は弾性リングの回動により分離も容易であ
り、繰り返し使用に適すると共に、従来の固縛ワイヤの
ように異物化する恐れも全くない利点があり、一般杆状
体の接合部は勿論、特に原子燃料集合体の取扱工具の接
合部等に使用してすぐれた効果を奏し、頗る好適である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の1例としてバイブの接合部を示す
断面図、第2図は同実施例の弾性リングの正面図、第3
図は従来の杆状体の接合を示す斜視図である。 (1)′・・・パイプ、(2)・・・雄ねじ部材、・・
・雌ねじ部材、(4)・・・外筒部、・・・ボルト孔、
(6)用固定ボルト、・・・凹溝、(8)・・・弾性リ
ング、・・・凹部、(10)・・・切欠部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、互いに嵌合し螺合接合する杆状体の接合部において
    、外筒円周上に凹溝を周設し、該凹溝内適宜個所にボル
    ト孔を径方向に貫設して固定ボルトを挿入固定すると共
    に、一部を切欠き、かつ内周面に固定ボルト頭部を嵌合
    させる凹部を形成した弾性リングを前記凹溝に回動自在
    に嵌着せしめることを特徴とする杆状体接合部の緩み止
    め方法。
JP13361990A 1990-05-23 1990-05-23 杆状体接合部の緩み止め方法 Pending JPH0429608A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13361990A JPH0429608A (ja) 1990-05-23 1990-05-23 杆状体接合部の緩み止め方法

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JP13361990A JPH0429608A (ja) 1990-05-23 1990-05-23 杆状体接合部の緩み止め方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0429608A true JPH0429608A (ja) 1992-01-31

Family

ID=15109056

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13361990A Pending JPH0429608A (ja) 1990-05-23 1990-05-23 杆状体接合部の緩み止め方法

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JP (1) JPH0429608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0593295A1 (en) * 1992-10-16 1994-04-20 General Electric Company Control rod spacer pad

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0593295A1 (en) * 1992-10-16 1994-04-20 General Electric Company Control rod spacer pad

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