JPH0429368B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0429368B2 JPH0429368B2 JP13239683A JP13239683A JPH0429368B2 JP H0429368 B2 JPH0429368 B2 JP H0429368B2 JP 13239683 A JP13239683 A JP 13239683A JP 13239683 A JP13239683 A JP 13239683A JP H0429368 B2 JPH0429368 B2 JP H0429368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- temperature
- amount
- boiling
- cooked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 58
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 30
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 7
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 7
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 7
- 101100298225 Caenorhabditis elegans pot-2 gene Proteins 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 101100298222 Caenorhabditis elegans pot-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は電気炊飯器の様な電気調理器に関す
る。
る。
(ロ) 従来技術
従来、電気炊飯器の特殊な使用例として水炊
き、湯炊き等がある。これは、鍋に水又は湯を入
れて湯を得る場合或いは湯せんをする場合に用い
られる。
き、湯炊き等がある。これは、鍋に水又は湯を入
れて湯を得る場合或いは湯せんをする場合に用い
られる。
この場合は長時間沸騰状態となるために本体各
部の温度が上昇し溶解したり異常に高温になると
共にこの沸騰中に例えば温度検出器が故障すると
各部が溶解し燃焼する危険があつた。
部の温度が上昇し溶解したり異常に高温になると
共にこの沸騰中に例えば温度検出器が故障すると
各部が溶解し燃焼する危険があつた。
因みに上述の様な危険を防止すべく沸騰開始後
所定時間の後に一定の加熱量まで減少せしめ安全
を確保するようになされた。ところが、前述の加
熱量の値は比較的高い値に設定されているために
加熱量値以下で沸騰状態を維持していた場合例え
ば被調理物量が少なく加熱量が前述の設定値より
低い値で沸騰を維持している場合には逆に所定時
間後に加熱量が増加し危険温度に達するばかりか
被調理物に必要以上の悪影響を与え全く食せなか
つた。
所定時間の後に一定の加熱量まで減少せしめ安全
を確保するようになされた。ところが、前述の加
熱量の値は比較的高い値に設定されているために
加熱量値以下で沸騰状態を維持していた場合例え
ば被調理物量が少なく加熱量が前述の設定値より
低い値で沸騰を維持している場合には逆に所定時
間後に加熱量が増加し危険温度に達するばかりか
被調理物に必要以上の悪影響を与え全く食せなか
つた。
(ハ) 発明の目的
本発明は沸騰開始時より計時し所定時間後に加
熱手段の加熱量を減少する加熱量減少手段を設
け、各部の温度上昇を防止し且、被調理物の仕上
げを良好な状態に保つことを目的とする。
熱手段の加熱量を減少する加熱量減少手段を設
け、各部の温度上昇を防止し且、被調理物の仕上
げを良好な状態に保つことを目的とする。
(ニ) 発明の構成
本発明は、被調理物を加熱する加熱手段と、被
調理物の温度を検出する温度検出手段と、被調理
物が沸騰開始後沸騰状態を維持するように前記加
熱手段の加熱量を減少して制御する加熱量制御手
段と、沸騰開始時より計時し所定時間後に前記加
熱手段の加熱量をさらに減少し、被調理物の温度
を沸騰温度付近に維持する加熱量減少手段とで構
成したものである。
調理物の温度を検出する温度検出手段と、被調理
物が沸騰開始後沸騰状態を維持するように前記加
熱手段の加熱量を減少して制御する加熱量制御手
段と、沸騰開始時より計時し所定時間後に前記加
熱手段の加熱量をさらに減少し、被調理物の温度
を沸騰温度付近に維持する加熱量減少手段とで構
成したものである。
(ホ) 実施例
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は部分断面図を示す。1は筒状のフレーム、
2が該フレーム内に設けた有底筒状の外鍋、Hは
該外鍋の内底部に設けた被調理(炊飯)物を加熱
する加熱手段で、リング状のシーズヒーター3が
用いられている。4は前記フレーム1と外鍋2の
上部周縁を固定するフレームカバー、5は前記外
鍋1内に収脱自在に設けた被調理物を収容する内
鍋、6は前記外鍋2の低面中央部に設けられ常時
上方に突出する如く附勢した感熱体、7は一側を
前記フレーム1に枢着して開閉自在に設けた蓋体
で、上板8と下板9とから構成される。10は前
記外鍋2の外側壁に取付けられ常時内鍋5の外側
壁に弾接すべく附勢されたサーミスター等の温度
検出素子、11はフレーム1の下部に固定した裏
枠、12は押圧操作により炊飯スイツチ13を閉
成するスイツチレバーである。
1図は部分断面図を示す。1は筒状のフレーム、
2が該フレーム内に設けた有底筒状の外鍋、Hは
該外鍋の内底部に設けた被調理(炊飯)物を加熱
する加熱手段で、リング状のシーズヒーター3が
用いられている。4は前記フレーム1と外鍋2の
上部周縁を固定するフレームカバー、5は前記外
鍋1内に収脱自在に設けた被調理物を収容する内
鍋、6は前記外鍋2の低面中央部に設けられ常時
上方に突出する如く附勢した感熱体、7は一側を
前記フレーム1に枢着して開閉自在に設けた蓋体
で、上板8と下板9とから構成される。10は前
記外鍋2の外側壁に取付けられ常時内鍋5の外側
壁に弾接すべく附勢されたサーミスター等の温度
検出素子、11はフレーム1の下部に固定した裏
枠、12は押圧操作により炊飯スイツチ13を閉
成するスイツチレバーである。
第2図はブロツク図を示す。Aは内鍋5、Bは
前記温度検出素子10によつて被調理物の温度を
検出する温度検出手段、Cは前記温度検出手段B
の出力に基づき沸騰開始温度まで急激に加熱する
加熱量増加手段で、その手段の実行中に調理量を
検出する量判定手段dを設けている。Eは前記量
判定手段dによる調理量に基づいて沸騰時に吹き
溢れを生じない程度の加熱量に設定し安定した沸
騰状態を保持する加熱量制御手段、Fは加熱量制
御手段Eによる沸騰開始時より計時し所定時間後
(約30分)に出力信号を発する沸騰時間の計時手
段、Gは前記計時手段Fの出力信号に基づき一定
の加熱量だけ減少する加熱量減少手段で、この一
定量の減少の結果、加熱量は被調理物を沸騰温度
付近に維持する値となる。即ち、各部が溶解しな
い程度で且被調理物の仕上がりが良好な範囲にな
るべく設定する。
前記温度検出素子10によつて被調理物の温度を
検出する温度検出手段、Cは前記温度検出手段B
の出力に基づき沸騰開始温度まで急激に加熱する
加熱量増加手段で、その手段の実行中に調理量を
検出する量判定手段dを設けている。Eは前記量
判定手段dによる調理量に基づいて沸騰時に吹き
溢れを生じない程度の加熱量に設定し安定した沸
騰状態を保持する加熱量制御手段、Fは加熱量制
御手段Eによる沸騰開始時より計時し所定時間後
(約30分)に出力信号を発する沸騰時間の計時手
段、Gは前記計時手段Fの出力信号に基づき一定
の加熱量だけ減少する加熱量減少手段で、この一
定量の減少の結果、加熱量は被調理物を沸騰温度
付近に維持する値となる。即ち、各部が溶解しな
い程度で且被調理物の仕上がりが良好な範囲にな
るべく設定する。
次に第3図に示すフローチヤート及び第4図に
示す被調理物温度と加熱量の特性図を含めて本発
明の動作を説明する。
示す被調理物温度と加熱量の特性図を含めて本発
明の動作を説明する。
始めに、内鍋5内に適量の水と米を入れて外鍋
2内に収容し蓋体7を施蓋すると共にスイツチレ
バー12を操作して炊飯スイツチ13を閉成す
る。温度検出手段Bは被調理(炊飯)物が低温度
であることを検出しシーズヒーター3が全加熱量
(約800W)発熱するため被調理物の温度は第4図
の様に急激に上昇し糊化温度(約60〜70℃)以下
で吸水が最も良好な温度T1(約40℃)に達する
と、一定時間シーズヒーター3の加熱を止め吸水
動作を行なう。この加熱停止後、一定時間(t1=
約3分)経過すると、再び、シーズヒーター3を
全加熱量で発熱せしめ被調理物が温度T2(約70
℃)から温度T3(約85℃)間を経過する時間(t2)
を検出して量判定手段dにより被調理物の量を判
定する。
2内に収容し蓋体7を施蓋すると共にスイツチレ
バー12を操作して炊飯スイツチ13を閉成す
る。温度検出手段Bは被調理(炊飯)物が低温度
であることを検出しシーズヒーター3が全加熱量
(約800W)発熱するため被調理物の温度は第4図
の様に急激に上昇し糊化温度(約60〜70℃)以下
で吸水が最も良好な温度T1(約40℃)に達する
と、一定時間シーズヒーター3の加熱を止め吸水
動作を行なう。この加熱停止後、一定時間(t1=
約3分)経過すると、再び、シーズヒーター3を
全加熱量で発熱せしめ被調理物が温度T2(約70
℃)から温度T3(約85℃)間を経過する時間(t2)
を検出して量判定手段dにより被調理物の量を判
定する。
その後、沸騰温度(約100℃)に達すると、加
熱量制御手段Eにより調理量に応じて加熱量
(W0)だけ低下し吹き溢れを生じない程度で安定
した沸騰状態を保持する加熱量(W1)にする。
即ち調理量の多い場合は低下する加熱量(W0)
を小さく設定し、調理量の少ない場合は大きく設
定して吹き溢れを防止し沸騰状態を保持する。こ
こで、計時手段Fは加熱量制御手段Eによる沸騰
開始時より計時動作を行ない所定時間後(t3=約
30分)に加熱量減少手段Gを作動せしめて一定の
加熱量(ΔW=何れの場合でも一律に約50W程
度)を減少し、沸騰状態を維持する沸騰温度付近
の温度とする加熱量(W2)に設定する。
熱量制御手段Eにより調理量に応じて加熱量
(W0)だけ低下し吹き溢れを生じない程度で安定
した沸騰状態を保持する加熱量(W1)にする。
即ち調理量の多い場合は低下する加熱量(W0)
を小さく設定し、調理量の少ない場合は大きく設
定して吹き溢れを防止し沸騰状態を保持する。こ
こで、計時手段Fは加熱量制御手段Eによる沸騰
開始時より計時動作を行ない所定時間後(t3=約
30分)に加熱量減少手段Gを作動せしめて一定の
加熱量(ΔW=何れの場合でも一律に約50W程
度)を減少し、沸騰状態を維持する沸騰温度付近
の温度とする加熱量(W2)に設定する。
因みに上述の減少せしめる加熱量(ΔW)は沸
騰状態を保持する加熱量(W1)がどの様な値で
あつたとしても一定の加熱量(ΔW)だけ減少せ
しめる。
騰状態を保持する加熱量(W1)がどの様な値で
あつたとしても一定の加熱量(ΔW)だけ減少せ
しめる。
(ヘ) 発明の効果
以上述べたように本発明によれば、水炊き或い
は湯炊きの様に長時間沸騰状態を維持するものに
あつては、沸騰時に適当な加熱量に低下せしめて
安定した沸騰状態を継続せしめ吹き溢れを防止す
る。特に沸騰開始後の所定時間経過後の加熱量の
減少時において、この減少せしめる加熱量は、減
少後の加熱量が被調理物の温度を沸騰温度付近に
維持する値に設定しているために、減少後は本体
各部の温度が低下し溶解等の危険な状態となら
ず、且被調理物は極端に温度低下しないために仕
上げを良好な状態に保つことができる。
は湯炊きの様に長時間沸騰状態を維持するものに
あつては、沸騰時に適当な加熱量に低下せしめて
安定した沸騰状態を継続せしめ吹き溢れを防止す
る。特に沸騰開始後の所定時間経過後の加熱量の
減少時において、この減少せしめる加熱量は、減
少後の加熱量が被調理物の温度を沸騰温度付近に
維持する値に設定しているために、減少後は本体
各部の温度が低下し溶解等の危険な状態となら
ず、且被調理物は極端に温度低下しないために仕
上げを良好な状態に保つことができる。
第1図は本発明の実施例を示す電気調理器の部
分断面図、第2図は同じくブロツク図、第3図は
フローチヤート図、第4図は被調理物温度と加熱
量の特性図を示すものである。 A……シーズヒーター3による加熱手段、B…
…温度検出手段、C……加熱量増加手段、E……
加熱量制御手段、F……計時手段、G……加熱量
減少手段。
分断面図、第2図は同じくブロツク図、第3図は
フローチヤート図、第4図は被調理物温度と加熱
量の特性図を示すものである。 A……シーズヒーター3による加熱手段、B…
…温度検出手段、C……加熱量増加手段、E……
加熱量制御手段、F……計時手段、G……加熱量
減少手段。
Claims (1)
- 1 被調理物を加熱する加熱手段と、被調理物の
温度を検出する温度検出手段と、被調理物が沸騰
開始後沸騰状態を維持するように前記加熱手段の
加熱量を減少して制御する加熱量制御手段と、沸
騰開始時より計時し所定時間後に前記加熱手段の
加熱量をさらに減少し、被調理物の温度を沸騰温
度付近に維持する加熱量減少手段とからなること
を特徴とする電気調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13239683A JPS6021716A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13239683A JPS6021716A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021716A JPS6021716A (ja) | 1985-02-04 |
JPH0429368B2 true JPH0429368B2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=15080407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13239683A Granted JPS6021716A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 電気調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021716A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8925429B2 (en) | 2008-01-17 | 2015-01-06 | Wagic, Inc. | Radial foldout tool |
USD723276S1 (en) | 2013-03-15 | 2015-03-03 | Wagic, Inc. | Post lock tool holder for L-shaped wrenches |
US9120208B2 (en) | 2009-10-05 | 2015-09-01 | WAGIC, Inc | Handled ratcheting tool with a flip out handle |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP13239683A patent/JPS6021716A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8925429B2 (en) | 2008-01-17 | 2015-01-06 | Wagic, Inc. | Radial foldout tool |
US9120208B2 (en) | 2009-10-05 | 2015-09-01 | WAGIC, Inc | Handled ratcheting tool with a flip out handle |
USD723276S1 (en) | 2013-03-15 | 2015-03-03 | Wagic, Inc. | Post lock tool holder for L-shaped wrenches |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6021716A (ja) | 1985-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0429368B2 (ja) | ||
JPH0324211B2 (ja) | ||
JPH04322616A (ja) | 電気炊飯ジャー | |
JPH061087Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0789989B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP2844014B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH0632017Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JP3298092B2 (ja) | ジャー炊飯器 | |
JPH028727B2 (ja) | ||
JPH0221822A (ja) | 電気調理器 | |
JP2844013B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP4023403B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH07110263B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JP3034166B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS608629A (ja) | 自動加熱調理器 | |
JPH11146834A (ja) | 保温調理容器 | |
JP2995982B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP2870079B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH0124490B2 (ja) | ||
JPS61222421A (ja) | 調理器 | |
JP2852236B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH0324208B2 (ja) | ||
JPS61222418A (ja) | 調理器の沸騰検知装置 | |
JPH0655182B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPH0441008B2 (ja) |