JPH04293128A - エキスパートシステム - Google Patents

エキスパートシステム

Info

Publication number
JPH04293128A
JPH04293128A JP3081961A JP8196191A JPH04293128A JP H04293128 A JPH04293128 A JP H04293128A JP 3081961 A JP3081961 A JP 3081961A JP 8196191 A JP8196191 A JP 8196191A JP H04293128 A JPH04293128 A JP H04293128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rule
knowledge
rules
order
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3081961A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukari Saitou
斎藤 由香梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3081961A priority Critical patent/JPH04293128A/ja
Publication of JPH04293128A publication Critical patent/JPH04293128A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Executing Special Programs (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専門家が作成した知識
により推論を行なうエキスパートシステムに関する。
【0002】このシステムでは作成された知識にルール
群が記述され、それらルールをルール群単位で実行する
ことにより、推論が行なわれる。
【0003】
【従来の技術】ルールa(属性Aがa1ならば、処理P
を実行して属性Aの値をa2にする),ルールb(属性
Aがa1ならば、処理Qを実行する)からなるルール群
が知識に記述されていたときに、ルールa,ルールbが
その順で実行されると、処理Pのみが実行される。
【0004】また、ルールa,ルールbが逆の順で実行
されると、処理Qが実行されてから処理Pが実行される
【0005】すなわち、ルールの適用順序で処理内容が
異なる場合が生じ、場合によっては期待した推論結果が
得られない。
【0006】そこで、ルールb,ルールaの順で推論を
行なうべきときには、この順でルールa,bを検索させ
る推論制御の情報がシステム設計者によって付加される
【0007】あるいは、”ルールbを調べた後に実行す
る”という条件がシステム設計者によりルールaへ追加
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、ルー
ルの実行順序を決定する推論制御の情報をシステム設計
者が入力していたので、知識の作成作業に時間,労力が
費やされていた。
【0009】本発明は上記従来の事情に鑑みてなされた
ものである、その目的は、知識の作成作業をより容易に
しかも迅速に行なうことが可能となるエキスパートシス
テムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるエキスパートシステムは以下のよう
に構成されている。
【0011】図1では第1発明の構成が説明されており
、同図のシステムは、ルール群の記述が含まれる知識を
入力に従って作成する知識作成手段10と、作成された
知識に記述のルール群よりルールを逐次取り出してルー
ル間の関連性からルール実行の順序を決定するルール実
行順序決定手段12と、作成された知識に記述の各ルー
ルを決定された順序に従いルール群単位で逐次実行する
ルール実行手段14と、を有する。
【0012】また、図2では第2発明の構成が説明され
ており、同図のシステムは、ルール群の記述が含まれる
知識を入力に従って作成する知識作成手段10と、作成
された知識に記述のルール群よりルールを逐次取り出し
てルール間の関連性からルール実行の順序を決定するル
ール実行順序決定手段12と、作成された知識に記述の
各ルールを決定された順序に従いルール群単位で逐次実
行するルール実行手段14と、作成された知識の内容を
入力に応じて修正する知識修正手段16と、ルール実行
の順序が決定されているルールのいずれかに関する記述
が知識の修正で変更されたか否かを判断するルール記述
変更判断手段18と、ルールに関する記述の変更が確認
されたときに該変更に応じてルール実行の前記順序を更
新するルール実行順序更新手段20と、を有する。
【0013】さらに、図3では第3発明の構成が説明さ
れており、同図のシステムは、ルール群の記述が含まれ
る知識を入力に従って作成する知識作成手段10と、作
成された知識に記述のルール群からルールを逐次取り出
して各ルールを分類するルール分類手段22と、作成さ
れた知識に記述の各ルールを分類順に逐次実行するルー
ル実行手段24と、を有する。
【0014】
【作用】第1の発明においては、知識(専門家が作成)
が調べられてルールの適用順序を決定する推論制御の情
報(推論制御知識)が自動的に生成される。
【0015】また第2の発明においては、知識が修正さ
れた場合でルールに関する記述が変更されたときに、こ
れに応じて推論制御の情報が自動更新される。
【0016】そして第3の発明においては、知識のルー
ルを分類した推論制御の情報が自動的に生成される。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかるエキス
パートシステムの好適な実施例を説明する。
【0018】図4では実施例の構成が説明されており、
専門家は知識エディタ42を使用して知識ベース44を
作成する。
【0019】そして、制御知識抽出部46は作成された
知識ベース44の内容を調べ、推論制御知識を生成する
【0020】また推論エンジン50は知識ベース44,
ワーキングメモリ52を用いて推論を行ない、その際に
推論制御知識48を参照する。
【0021】さらに、ユーザ54はユーザインタフェー
ス56を介してシステムと会話し、推論結果を取得する
【0022】図5では本実施例の概略的な作用が説明さ
れており、専門家40が知識ベース44を作成すると、
制御知識抽出部46に知識ベース44から推論制御知識
48が自動的に生成され(ステップ500)、この推論
制御知識48が登録される(ステップ502)。
【0023】その後、知識ベース44とワーキングメモ
リ52の内容が突き合わされ、推論制御知識48に従っ
て推論が行なわれる(ステップ504)。
【0024】図6では推論の処理手順が説明されており
、推論の終了状態でないことが確認されると(ステップ
600でNO)、現在の状態に適用するルール群が知識
ベース44に存在しているか否かが判断される(ステッ
プ602)。
【0025】その際にルール群の存在が確認されると(
ステップ602でYES)、存在の確認されたルール群
が知識ベース44から取り出され、このルール群の推論
が行なわれる(ステップ604)。
【0026】以上の処理は推論終了の状態となったとき
(ステップ600でYES)、あるいは現在の状態に適
用するルール群が知識ベース44に存在しなくなったと
き(ステップ602でNO)に、終了する。
【0027】図7ではルール実行の作用が説明されてお
り、知識ベース44からルール群のルール全てを取り出
していないことが確認されると(ステップ700でNO
)、このルール群に属するルールが取り出される(ステ
ップ702)。
【0028】そして、取り出されたルールの条件部(の
条件)が成立するか否かが判断され(ステップ704)
、条件不成立のときには(ステップ704でNO)、知
識ベース44からルール群のルール全てを取り出したか
否かの判断(ステップ700)、次ルールの取り出し(
ステップ702)が行なわれる。
【0029】また、条件部の条件成立が確認されたとき
には(ステップ704でYES)、帰結部が実行され(
ステップ706)、知識ベース44からルール群のルー
ル全てを取り出したか否かの判断(ステップ700)、
次ルールの取り出し(ステップ702)が行なわれる。
【0030】その後、現在のルール群からルールを全て
取り出したことが確認されると(ステップ700でYE
S)、処理が終了する。
【0031】ここで、 [ルール1]条件部:属性Aの値がa1帰結部:処理X
を行なう  属性Aの値をa2にする[ルール2]条件
部:属性Aの値がa1帰結部:処理Yを行なう のルール群αが記述されていた場合において、ルール1
が先に実行されたときには、属性Aの値がa2に書替え
られてしまうので、ルール2の条件部が条件不成立とな
る。
【0032】本実施例ではこのルール2の条件部で条件
を成立させるために、図8の処理が行なわれる。
【0033】その処理は知識ベース44が作成されたと
きに開始され、全てのルール群が調べられたか否かが最
初に判断される(ステップ800)。
【0034】このときに全てのルール群を調べたことが
確認されると処理が終了するが(ステップ800でYE
S)、全てのルール群を調べていないことが確認される
と(ステップ800でNO)、知識ベース44から次の
ルール群が取り出され(ステップ802)、そのルール
群から全てのルールが逐次取り出される(ステップ80
4,806)。
【0035】そしてルールが取り出される毎に、条件部
の属性名がリストの条件部部分に記録され(ステップ8
08)、帰結部に属性名の書かれていることが確認され
ると(ステップ10でYES)、帰結部の効果(属性名
)がリストの帰結部部分に記録される(ステップ812
)。
【0036】このようにして帰結部の効果がリストの帰
結部部分に記録されたとき(ステップ812)、あるい
は、取り出されたルールの帰結部に属性名が書かれてい
なかったとき(ステップ810でNO)には、ルール群
から全てのルールが取り出されたか否かが再び判断され
る(ステップ804)。
【0037】その後、ルール群から全てのルールが取り
出されたことが確認されると(ステップ804でYES
)、まず、全てのリストデータを調べたか否かが判断さ
れ(ステップ814)、全てのリストデータを調べてい
ないことが確認されると(ステップ814でNO)、最
初のリストデータが取り出される(ステップ816)。
【0038】次いで、帰結部部分に属性名が書かれてい
るか否かが判断され(ステップ818)、属性名が書か
れていないとき(ステップ818でNO)には、全ての
リストデータを調べているか否かが再び判断される(ス
テップ814でNO)。
【0039】また、帰結部部分に属性名が書かれていた
とき(ステップ818でYES)には、その属性名が他
のリストデータの条件部部分に書かれているか否かが判
断され(ステップ820)、属性名が他のリストデータ
の条件部に書かれているとき(ステップ820でYES
)には両ルール名と属性名とが図9のように現在のルー
ル群と対応して記録される(ステップ822)。
【0040】さらに属性名が他のリストデータの条件部
部分に書かれていなかったとき(ステップ820でNO
),ルール名の記録が行なわれれたとき(ステップ82
2)には、全てのリストデータを調べたか否かが再び判
断される(ステップ814)。
【0041】そして、全てのリストデータを調べたこと
が確認されると(ステップ814でYES)、全てのル
ール群を調べたか否かが再び判断され(ステップ800
)、全てのルール群を調べたことが確認されると(ステ
ップ800でYES)、処理が終了する。
【0042】以上の処理で得られた図9の表は推論制御
知識48として保存される(同図においては、ルール群
αに関しルール2,ルール1の順でルール1,2を実行
することが表されており、その根拠として属性Aが示さ
れている)。
【0043】図10ではこの推論制御知識48を用いた
推論の手順が説明されており、推論制御知識48が参照
されてルールの実行順序が推論制御知識48のリスト内
容に示されるものへ修正されてから(ステップ1000
)、その順序で、図7と同様に、各ルールが逐次実行さ
れる(ステップ1002,1004,1006,100
8)。
【0044】次に、専門家40が知識ベース44のルー
ル編集(ルールを追加,削除,修正)を行なった場合に
ついて説明する。
【0045】この場合には図11の処理が制御知識抽出
部46で開始され、新たなルールが入力されたときには
図12の処理が起動される(ステップ1100)。
【0046】また、既存ルールの削除を指示する入力が
確認されたときには図13の処理が起動され(ステップ
1102)、既存ルールの修正を指示する入力が確認さ
れたときには図14の処理が起動される(ステップ11
04)。
【0047】図12においては、追加されたルールの属
するルール群から全てのルールが取り出され(ステップ
1200)、新たなルールの帰結部(これに記述した属
性)と他の既存ルールの条件部との一致が判断される(
ステップ1202)。
【0048】その際に両者の一致が確認されると(ステ
ップ1202でYES)、一致確認された既存ルールの
次へ新たなルールが挿入されるように、推論制御知識4
8(順序表_図9参照)の内容が変更される(ステップ
1204)。
【0049】この追加が行なわれたとき(ステップ12
04)、または、新たなルールの帰結部が他の既存ルー
ルの条件部と一致しなかったとき(ステップ1202で
NO)には、新たなルールの条件部(これに記述した属
性)と他の既存ルールの帰結部との一致が判断される(
ステップ1206)。
【0050】そのときに両者の一致が確認されると(ス
テップ1206でYES)、一致確認された既存ルール
の次へ新たなルールが挿入されるように、推論制御知識
48(順序表_図9参照)の内容が変更される(ステッ
プ1208)。
【0051】この追加が行なわれたとき(ステップ12
08)、または、新たなルールの条件部が他の既存ルー
ルの帰結部と一致しなかったとき(ステップ1202で
NO)には、処理が終了する。
【0052】また図13においては、削除対象のルール
が推論制御知識48(順序表)に記録されているか否か
が判断され(ステップ1300)、そのルールが推論制
御知識48で記録されていたとき(ステップ1300で
YES)には、このルールの根拠となった属性の項目が
推論制御知識48から削除される(ステップ1302)
【0053】そして図14においては、対象のルールX
の属するルール群の部分が推論制御知識48から取り出
され(ステップ1400)、そのルールXがこれに記述
されていなかったとき(ステップ1402でNO)には
、図12の追加処理が行なわれる。
【0054】また、そのルールXが取り出しの部分に記
述されていたとき(ステップ1402でYES)には、
前後のルールY,Z及び根拠となる属性Pが取り出され
(ステップ1404)、ルールXの帰結部が変更された
か否かが判断される(ステップ1406)。
【0055】このときにルールXの帰結部変更が確認さ
れると(ステップ1406でYES)、属性Pが変更さ
れたか否かが判断され(ステップ1408)、変更され
たとき(ステップ1408でYES)には、属性Pの値
が変更されたか否かが判断される(ステップ1410)
【0056】その際に属性Pの値変更が確認されると(
ステップ1410でYES)、前ルールYの存在有無が
判断され(ステップ1412)、ルールYが存在しない
場合(ステップ1412でNO)には、図12の追加処
理が行なわれる。
【0057】また、ルールYの存在が確認された(ステ
ップ1412でYES)場合には、ルールX,Yが削除
される(ステップ1414)。
【0058】そのルール削除が行なわれたとき(ステッ
プ1414),ルールXの帰結部が変更されなかったと
き(ステップ1406でNO),属性Pが変更されなか
ったとき(ステップ1408でNO),属性Pの値が変
更されなかったとき(ステップ1410でNO)には、
ルールXの条件部が変更されたか否かが判断される(ス
テップ1416)。
【0059】このときにルールXの条件部を変更してい
ないことが確認された場合(ステップ1416でNO)
には、処理が終了する。
【0060】また、その変更が確認されると(ステップ
1416でYES)、ルールXの条件部の属性が属性P
と一致するか否かが判断され(ステップ1418)、一
致していないことが確認された場合(ステップ1418
でNO)には処理が終了し、一致していることが確認さ
れた場合(ステップ1418でYES)には属性Pの値
が変更されたか否かが判断される(ステップ1420)
【0061】このときに属性Pの値が変更されない(属
性Pを別の属性に変更した)ことが確認されたとき(ス
テップ1420でNO)には処理が終了するが、変更さ
れたことが確認されたとき(ステップ1420でYES
)には、後ルールZが存在しているか否かが判断される
(ステップ1422)。
【0062】その際に後ルールZの存在が確認されなか
った場合(ステップ1422でNO)には図12の追加
処理が行なわれるが、ルールZの存在が確認された場合
(ステップ1422でYES)においては、ルールXの
条件部とルールZの帰結部が一致しなくなるので、ルー
ルX,Zが削除され(ステップ1424)、処理が終了
する。
【0063】次に、以下のルール群(ルール群β)を記
述した知識ベースが作成されたときの作用について説明
する。
【0064】[ルール3]条件部:値B>1帰結部:処
理Pを行ない  値B=B−0.1[ルール4]条件部
:値C=1 帰結部:処理Qを行ない  値C=0 [ルール5]条件部:値B=1 帰結部:処理Rを行ない  ルール群γを実行する[ル
ール6]条件部:値B=1 帰結部:処理Sを行ない  ルール群Δを実行する
【0
065】これらのうち、ルール3(タイプ1)は条件が
成立する限り何回でも実行でき、ルール4(タイプ2)
は条件判定を1回行なうだけで良い。
【0066】また、ルール5,6(タイプ3)は条件部
が全く同一で、帰結部が異なる。したがって、いずれか
を選んで実行することが必要となる。
【0067】そこで、ルール3,4,5,6はタイプ別
に実行される。これを図15,16,17により説明す
る。
【0068】図15ではルール3のように繰り返し実行
が可能なタイプ1のものを推論する手順が説明されてお
り、ルールの存在が確認されると(ステップ1500で
NO)、存在を確認したルールが取り出される(ステッ
プ1502)。
【0069】そして、条件部が成立するか否かが判断さ
れ(ステップ1504)、条件部の成立が確認されると
(ステップ1504でYES)、帰結部が実行される(
ステップ1506)。
【0070】この帰結部の実行(ステップ1506)は
条件部が不成立となるまで繰り返され、条件部が不成立
となると(ステップ1504でNO)、ルールの存在確
認(ステップ1500)が行なわれる。
【0071】図16ではルール4のように条件判定が1
回行なわれるタイプ2(競合解消が不要なタイプ)のも
のを推論する手順が示されており、ルールの存在が確認
されると(ステップ1600でNO)、存在を確認した
ルールが取り出される(ステップ1602)。
【0072】そして、条件部が成立するか否かが判断さ
れ(ステップ1604でYES)、条件部の成立が確認
されると(ステップ1604でYES)、帰結部が実行
され(ステップ1606)。
【0073】帰結部が実行されると(ステップ1606
)、ルールの存在確認(ステップ1600)が行なわれ
、条件部が不成立のとき(ステップ1604でNO)に
もルール存在の確認(ステップ1600)に戻る。
【0074】図17では、ルール5,6のように条件が
成立するものから実行対象となるものを選択することが
必要となるタイプ3(競合解消が必要となるタイプ)を
推論する手順が示されている。
【0075】図17において、ルールの存在が確認され
ると(ステップ1700でNO)、そのルールが取り出
され(ステップ1702)、条件部が成立するか否かが
判断される(ステップ1704)。
【0076】このときに条件部の不成立が確認されると
(ステップ1704でNO)、ルールの存在確認(ステ
ップ1700)へ直ちに戻り、条件部の成立が確認され
ると(ステップ1704でYES)、ルール名の記録(
ステップ1706)を行なってからルールの存在確認(
ステップ1700)に戻る。
【0077】そして、ルールが存在しなくなったことが
確認されると(ステップ1700でYES)、条件部が
成立したルールの記録有無が判断され(ステップ170
8)、条件部が成立したルールが記録されていなかった
場合(ステップ1708でNO)には、推論の失敗とな
って処理が終了する。
【0078】また、条件部が成立したルールが記録され
ていた場合(ステップ1708でYES)には、実行す
べきルールが競合解消の戦略に基づいて選択され(ステ
ップ1710)、選択されたルールが実行される(ステ
ップ1712)。
【0079】以上のタイプ1,2,3のルールは図18
で示される手順に従って分類されている。
【0080】同図において、全てのルール群を調べてか
否かが最初に判断され(ステップ1800)、全てのル
ール群を調べ終ったとき(ステップ1800でYES)
には処理が終了する。
【0081】そして、全てのルールを調べ終っていない
ことが確認されると(ステップ1800でNO)、ルー
ル群が取り出される(ステップ1802)。
【0082】次に、このルール群に属する全てのルール
を調べたか否かが判断され(ステップ1804)、全て
のルールを調べてないとき(ステップ1804でNO)
には、現在のルール群からルールが取り出される(ステ
ップ1806)。
【0083】さらに、そのルールの帰結部を実行したと
きに条件部が成立するか否かが判断され(ステップ18
08)、条件の成立することが確認されると(ステップ
1808でYES)、このときのルールがタイプ1とし
て記録される(ステップ1810)。
【0084】また、取り出されたルールの帰結部を実行
しても条件部が成立しないことが確認されたときには(
ステップ1808でNO)、次に適用するルール群が帰
結部に書かれているか否かが判断される(ステップ18
12)。
【0085】このときに、次に適用するルール群が書か
れていなかったことが確認されると(ステップ1812
でNO)、そのルールがタイプ2として記録され(ステ
ップ1814)、書かれていたことが確認されると(ス
テップ1812でYES)、そのルールがタイプ3とし
て記録される(ステップ1816)。
【0086】これらの処理(ステップ1814・・・1
816)は全てのルールを調べ終るまで繰り返され、全
てのルールが取り出されると(ステップ1804でYE
S)、次のルール群が取り出される(ステップ1800
,1802)。
【0087】図19では以上の処理で作成された推論制
御知識48の内容が説明されており、図20ではこれを
用いた推論の手順が説明されている。
【0088】図20において、推論の終了した状態か否
かが最初に判断され(ステップ2000)、推論が終了
した状態でないことが確認されると(ステップ2000
でNO)、適用可能なルール群が存在しているか否かが
判断される(ステップ2002)。
【0089】このときに適用可能なルール群の存在が確
認されると(ステップ2002でYES)、各ルールの
タイプ(1,2,3)が順に調べられ(ステップ200
4,2008,2012)、存在の確認されたルールが
タイプ順に逐次実行される(ステップ2006,201
0,2014)。
【0090】以上説明したように本実施例によれば、専
門家40が知識(44)を作成したときにルールの適用
順序を決定する推論制御知識48が生成され、また、専
門家40が知識(44)を変更したときにその推論制御
知識48が更新され、さらに、知識が作成されると繰り
返しや競合解消の有無に応じてルールが推論戦略別に分
類され、その分類に従ってルールが適用されるので、推
論制御知識48の編集作業を自動化することが可能とな
り、しかも、推論制御の内容を意識することなく専門家
40が知識を記述できる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、知
識の作成時にルールの適用順序を決定する情報が自動的
に生成され、また、その情報が知識の変更時に自動更新
され、さらに、知識の作成時にルールが推論戦略別に分
類されて推論時にルールが分類順に適用されるので、知
識を効率的に作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の原理説明図である。
【図2】第2発明の原理説明図である。
【図3】第3発明の原理説明図である。
【図4】実施例の構成説明図である。
【図5】実施例の概略作用を説明するフローチャートで
ある。
【図6】推論の作用を説明するフローチャートである。
【図7】ルール実行作用を説明するフローチャートであ
る。
【図8】推論制御知識の作成手順を説明するフローチャ
ートである。
【図9】推論制御知識の内容説明図である。
【図10】推論の手順を説明するフローチャートである
【図11】知識変更時の判断処理を説明するフローチャ
ートである。
【図12】ルール追加時の処理を説明するフローチャー
トである。
【図13】ルール削除時の処理を説明するフローチャー
トである。
【図14】ルール修正時の処理を説明するフローチャー
トである。
【図15】タイプ1のルールの推論手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図16】タイプ2のルールの推論手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図17】タイプ3のルールの推論手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】ルールの分類手順を説明するフローチャート
である。
【図19】タイプ別に分類された推論制御知識の説明図
である。
【図20】タイプ別に分類されたルールの適用手順を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
40 専門家 42 知識エディタ 44 知識ベース 46 制御知識抽出部 48 推論制御知識 50 推論エンジン 52 ワーキングメモリ 54 ユーザ 56 ユーザインタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ルール群の記述が含まれる知識を入力
    に従って作成する知識作成手段(10)と、作成された
    知識に記述のルール群よりルールを逐次取り出してルー
    ル間の関連性からルール実行の順序を決定するルール実
    行順序決定手段(12)と、作成された知識に記述の各
    ルールを決定された順序に従いルール群単位で逐次実行
    するルール実行手段(14)と、を有する、ことを特徴
    としたエキスパートシステム。
  2. 【請求項2】  ルール群の記述が含まれる知識を入力
    に従って作成する知識作成手段(10)と、作成された
    知識に記述のルール群よりルールを逐次取り出してルー
    ル間の関連性からルール実行の順序を決定するルール実
    行順序決定手段(12)と、作成された知識に記述の各
    ルールを決定された順序に従いルール群単位で逐次実行
    するルール実行手段(14)と、作成された知識の内容
    を入力に応じて修正する知識修正手段(16)と、ルー
    ル実行の順序が決定されているルールのいずれかに関す
    る記述が知識の修正で変更されたか否かを判断するルー
    ル記述変更判断手段(18)と、ルールに関する記述の
    変更が確認されたときに該変更に応じてルール実行の前
    記順序を更新するルール実行順序更新手段(20)と、
    を有する、ことを特徴としたエキスパートシステム。
  3. 【請求項3】  ルール群の記述が含まれる知識を入力
    に従って作成する知識作成手段(10)と、作成された
    知識に記述のルール群からルールを逐次取り出して各ル
    ールを分類するルール分類手段(22)と、作成された
    知識に記述の各ルールを分類順に逐次実行するルール実
    行手段(24)と、を有する、ことを特徴としたエキス
    パートシステム。
JP3081961A 1991-03-20 1991-03-20 エキスパートシステム Withdrawn JPH04293128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3081961A JPH04293128A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 エキスパートシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3081961A JPH04293128A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 エキスパートシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04293128A true JPH04293128A (ja) 1992-10-16

Family

ID=13761102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3081961A Withdrawn JPH04293128A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 エキスパートシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04293128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009090944A1 (ja) * 2008-01-17 2009-07-23 Nec Corporation ルールベース管理システム、ルールベース管理方法およびルールベース管理用プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009090944A1 (ja) * 2008-01-17 2009-07-23 Nec Corporation ルールベース管理システム、ルールベース管理方法およびルールベース管理用プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6407753B1 (en) System and method for integrating entities via user-interactive rule-based matching and difference reconciliation
JP3765949B2 (ja) オブジェクト指向ソフトウェア開発支援装置および開発支援方法
JP4141556B2 (ja) 構造化文書管理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体
JPH02264329A (ja) プログラム自動生成装置
US6980941B2 (en) Method and computer program product for realizing a system specification which is described in a system description language
JP2000029674A (ja) アプリケ―ションソフトウェア構成方法
JPH07219754A (ja) 画面遷移図を用いた要求定義支援装置
JPH04293128A (ja) エキスパートシステム
US20050165827A1 (en) Systems and methods for customizing objects
JPH0528088A (ja) ハードウエア構成情報の自動作成方法
JP3235287B2 (ja) 画像編集装置
JPH0667871A (ja) プログラム自動更新方式
JPH09204449A (ja) 部品表作成処理装置
JPH0816448A (ja) データ群のデータ削除方法
JP3104586B2 (ja) 設計支援方法
JP3557896B2 (ja) 制御設計用コンフィギュレーションツール
JP3102222B2 (ja) 知識獲得方法及びその実施装置
JP2009080536A (ja) 部品表編集装置、編集プログラム、編集システムおよび編集方法
JPH1153411A (ja) 回路図エディタ
JP3722854B2 (ja) データ編集装置
JP2523963B2 (ja) 知識管理装置
JPH11219444A (ja) シナリオ編集装置
JPH09212354A (ja) 視覚プログラミングシステム
JPH07262063A (ja) ファイル管理装置
JP2003263541A (ja) シナリオ編集装置およびその処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514