JPH0429279A - 電子写真印刷装置における定着装置 - Google Patents
電子写真印刷装置における定着装置Info
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- JPH0429279A JPH0429279A JP13575790A JP13575790A JPH0429279A JP H0429279 A JPH0429279 A JP H0429279A JP 13575790 A JP13575790 A JP 13575790A JP 13575790 A JP13575790 A JP 13575790A JP H0429279 A JPH0429279 A JP H0429279A
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Landscapes
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電子写真印刷装置における定着装置のオイル塗
布機構の改良に関するものである。
布機構の改良に関するものである。
第5図、第6図、第7図、第8図を用いて従来技術の問
題点を示す。第5図に示す離型剤として用いるものは、
シリコンオイルを含浸したペーパ2を圧接ローラ3によ
り、加熱ローラ4に押付けるとともに巻取りローラ5に
より順次巻取ってシリコンオイルを供給するものである
。第6図に示すものは、シリコンオイル1が充填されて
いる容器6にフェルト7の一端を浸し、フェルト7の他
端を加熱ローラ4の表面に接触させたものである。第7
図、第8図に示すものは、時開61−294474に開
示しである、シリコンオイル1を内部に納めた芯金8の
外周に直接ブラシ9を巻着したものである。
題点を示す。第5図に示す離型剤として用いるものは、
シリコンオイルを含浸したペーパ2を圧接ローラ3によ
り、加熱ローラ4に押付けるとともに巻取りローラ5に
より順次巻取ってシリコンオイルを供給するものである
。第6図に示すものは、シリコンオイル1が充填されて
いる容器6にフェルト7の一端を浸し、フェルト7の他
端を加熱ローラ4の表面に接触させたものである。第7
図、第8図に示すものは、時開61−294474に開
示しである、シリコンオイル1を内部に納めた芯金8の
外周に直接ブラシ9を巻着したものである。
次に上記した従来技術の問題点を示すと、第5図に示し
た含浸ペーパ2巻取り方式によると、配設スペースが拡
大するとともに、コストが上昇してしまうという欠点と
、含浸量が微少な量である為、高速の印刷機に用いると
、加熱ローラ4にオフセットが生じ易くなってしまうと
いう欠点があった。第6図に示したフェルト7の毛細管
現象を利用したものは、加熱ローラ4上の汚れがフェル
ト7に付着し易いため、フェルト7の目づまりを起こし
て、オイルの塗布量が除々に減少してしまうという欠点
と、毛細管現象によってしみ出してくるシリコンオイル
の量を規制することができないため、印刷用紙にオイル
汚れが生ずることもあるという欠点があった。第7図と
第8図に示した方式のものは、芯金8とブラシ9の間に
オイル規制部材がない為、第9図に示すように、加熱ロ
ーラ4を加熱した状態の印刷待機時間が長時間続くと、
加熱されて粘度の落ちたシリコンオイル1がしみ出して
きて、印刷用紙にオイル汚れを生ずるという欠点があっ
た。また、時開61−109084には、フェルト部材
によりオイル保持材を2重に持つタイプのものが示され
てはいるが、フェルト部材はトナーの捕集効率が良いた
めフェルトが汚九で目づまりを起こし、第10図に示す
ように、印刷枚数が多くなるにつれてオイルの塗布量は
減少し、やがてはオイルを塗布できなくなるという欠点
を有していた。また、フェルト部材をオイル規制部材に
用いると、装置が長期間印刷待機モードになると、熱に
より粘度の下がったシリコンオイルが規制部材であるフ
ェルト内に多量に保持され、印刷開始−枚目に前記多量
のシリコンオイルが一度に塗布されるため、オイル汚れ
が生ずるという欠点もあった。従って、いずれの場合に
おいても、装置のコストを上げずに長期間安定してオイ
ルの塗布を行うことができないという欠点が従来技術に
はあった。
た含浸ペーパ2巻取り方式によると、配設スペースが拡
大するとともに、コストが上昇してしまうという欠点と
、含浸量が微少な量である為、高速の印刷機に用いると
、加熱ローラ4にオフセットが生じ易くなってしまうと
いう欠点があった。第6図に示したフェルト7の毛細管
現象を利用したものは、加熱ローラ4上の汚れがフェル
ト7に付着し易いため、フェルト7の目づまりを起こし
て、オイルの塗布量が除々に減少してしまうという欠点
と、毛細管現象によってしみ出してくるシリコンオイル
の量を規制することができないため、印刷用紙にオイル
汚れが生ずることもあるという欠点があった。第7図と
第8図に示した方式のものは、芯金8とブラシ9の間に
オイル規制部材がない為、第9図に示すように、加熱ロ
ーラ4を加熱した状態の印刷待機時間が長時間続くと、
加熱されて粘度の落ちたシリコンオイル1がしみ出して
きて、印刷用紙にオイル汚れを生ずるという欠点があっ
た。また、時開61−109084には、フェルト部材
によりオイル保持材を2重に持つタイプのものが示され
てはいるが、フェルト部材はトナーの捕集効率が良いた
めフェルトが汚九で目づまりを起こし、第10図に示す
ように、印刷枚数が多くなるにつれてオイルの塗布量は
減少し、やがてはオイルを塗布できなくなるという欠点
を有していた。また、フェルト部材をオイル規制部材に
用いると、装置が長期間印刷待機モードになると、熱に
より粘度の下がったシリコンオイルが規制部材であるフ
ェルト内に多量に保持され、印刷開始−枚目に前記多量
のシリコンオイルが一度に塗布されるため、オイル汚れ
が生ずるという欠点もあった。従って、いずれの場合に
おいても、装置のコストを上げずに長期間安定してオイ
ルの塗布を行うことができないという欠点が従来技術に
はあった。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、この
種の装置のコストを上げずに長期間安定したオイルの塗
布を行うことのできる定着機を提供することにある。
種の装置のコストを上げずに長期間安定したオイルの塗
布を行うことのできる定着機を提供することにある。
本発明は、加熱ローラの表面に接触するオイル塗布ロー
ラの表面をブラシ状にし、かつそのローラの芯金と前記
ブラシとの間にオイル規制層を設け、かつそのローラを
加熱ローラにて従動回転させることによって、加熱ロー
ラ等の汚れがオイル塗布ローラに目づまりすることなく
長期間にわたって所定のオイル塗布量を持続させること
ができかつ長時間印刷待機時間があってもオイル汚れ等
を用紙に出させることのないように、定着装置に用いる
オイル塗布ローラを工夫したものである〔発明の実施例
〕 第1図はこの発明の一実施例である定着用オイル塗布ロ
ーラ17の断面図を示している。第2図は前記実施例に
おけるオイル塗布ローラ17の芯金8上の小孔の大きさ
と位置関係を示した図である。第3図は、本発明の一実
施例を示した定着装置の概略図である。第4図は本発明
における定着装置を用いた場合の印刷頁数と、累積オイ
ル塗布量を示した図である。以下、図示実施例によりこ
の発明を説明する。すなわち、オイル塗布ローラ17は
、第1図に示すように芯金8上にオイル規制層12を固
定し、更にその上にオイル塗布層13を固定してあり、
/h孔のあいた芯金8内部にシリコンオイル1を内封し
である。前記芯金8には、熱伝導性を良くして内部の高
粘度シリコンオイル1をすみやかに低粘度化し、パワー
オン直後の印刷開始時においても、シリコンオイル1を
すみやかに均等に塗布することができるように、熱伝導
率の良い物質を厚さ1〜2mにするのが良いが、本実施
例においては前記芯金8にアルミパイプ(A6063)
を用い、厚さ1rmとし、メンテナンスの周期を伸ばす
ためにオイル1の封入量を100gとし、芯金8の直径
をΦ32とした。
ラの表面をブラシ状にし、かつそのローラの芯金と前記
ブラシとの間にオイル規制層を設け、かつそのローラを
加熱ローラにて従動回転させることによって、加熱ロー
ラ等の汚れがオイル塗布ローラに目づまりすることなく
長期間にわたって所定のオイル塗布量を持続させること
ができかつ長時間印刷待機時間があってもオイル汚れ等
を用紙に出させることのないように、定着装置に用いる
オイル塗布ローラを工夫したものである〔発明の実施例
〕 第1図はこの発明の一実施例である定着用オイル塗布ロ
ーラ17の断面図を示している。第2図は前記実施例に
おけるオイル塗布ローラ17の芯金8上の小孔の大きさ
と位置関係を示した図である。第3図は、本発明の一実
施例を示した定着装置の概略図である。第4図は本発明
における定着装置を用いた場合の印刷頁数と、累積オイ
ル塗布量を示した図である。以下、図示実施例によりこ
の発明を説明する。すなわち、オイル塗布ローラ17は
、第1図に示すように芯金8上にオイル規制層12を固
定し、更にその上にオイル塗布層13を固定してあり、
/h孔のあいた芯金8内部にシリコンオイル1を内封し
である。前記芯金8には、熱伝導性を良くして内部の高
粘度シリコンオイル1をすみやかに低粘度化し、パワー
オン直後の印刷開始時においても、シリコンオイル1を
すみやかに均等に塗布することができるように、熱伝導
率の良い物質を厚さ1〜2mにするのが良いが、本実施
例においては前記芯金8にアルミパイプ(A6063)
を用い、厚さ1rmとし、メンテナンスの周期を伸ばす
ためにオイル1の封入量を100gとし、芯金8の直径
をΦ32とした。
また、第2図に示すように装置が許容している最大用紙
幅をQとすると、オイル規制層12とオイル塗布層13
が仮に前記最大用紙幅pと同程度の長さである場合、又
は芯金8上に設けられた小孔の範囲を最大用紙幅Qより
も広くすると、用紙を多量に通紙した場合シリコンオイ
ル1が未通紙側の端部に飽和状態となってたまり、やが
ては前記ローラ17端部よりしみ出して、オイル汚れが
発生する場合があった。当社の実験においては、最大用
紙幅Qよりも15nn以上余分に、オイル規制層12と
オイル塗布層13を設ければオイル汚れの発生は妨げる
ことが判った。本実施例においては、最大用紙幅Qより
も両端に20mmたけ余分にオイル規制層12とオイル
塗布層13を設けた。オイル塗布ローラ17のオイル塗
布量は、オイル規制御2の材質と、芯金8上に設けられ
た小孔の大きさと数と、シリコンオイル1の粘度と、加
熱ローラの制御温度とによって決まる。
幅をQとすると、オイル規制層12とオイル塗布層13
が仮に前記最大用紙幅pと同程度の長さである場合、又
は芯金8上に設けられた小孔の範囲を最大用紙幅Qより
も広くすると、用紙を多量に通紙した場合シリコンオイ
ル1が未通紙側の端部に飽和状態となってたまり、やが
ては前記ローラ17端部よりしみ出して、オイル汚れが
発生する場合があった。当社の実験においては、最大用
紙幅Qよりも15nn以上余分に、オイル規制層12と
オイル塗布層13を設ければオイル汚れの発生は妨げる
ことが判った。本実施例においては、最大用紙幅Qより
も両端に20mmたけ余分にオイル規制層12とオイル
塗布層13を設けた。オイル塗布ローラ17のオイル塗
布量は、オイル規制御2の材質と、芯金8上に設けられ
た小孔の大きさと数と、シリコンオイル1の粘度と、加
熱ローラの制御温度とによって決まる。
本実施例においては、加熱ローラ4表面におけるトナー
の汚れ(オフセット)を防止する目的と、加熱ローラ4
と用紙21を剥離する目的から、オイル塗布量を0.0
9■/A41枚とし、また、加熱ローラ4制御温度を1
80〜190℃と設定した。設定条件内における当社の
実験においては、まずシリコンオイル1の粘度をパラメ
ータに実験を行った結果、オイル規制層の材質、及び芯
金8の小孔の大きさにかかわらず、粘度が4万C8以下
ではオイル汚れが生じ、粘度が10万6S以上ではオイ
ル塗布ムラが生じる結果となった。次に、オイル規制層
12として耐熱性不織布の材質についてであるが、当社
の実験においてはノーメックスペーパが最も均一にオイ
ル規制できる結果となった。更に、シリコンオイル1の
粘度を4万〜10万C8の範囲に固定し、かつオイル規
制部材12をノーメックスペーパとして、芯金8に設け
られた小孔の大きさと数をパラメータに実験を行った結
果、装置が許容する最大用紙幅をA4サイズとすると、
小孔の大きさがφ0.8〜φ1.2で、かつ穴数が10
〜20個であることが最適にシリコンオイル1を塗布す
る条件であることが判った。
の汚れ(オフセット)を防止する目的と、加熱ローラ4
と用紙21を剥離する目的から、オイル塗布量を0.0
9■/A41枚とし、また、加熱ローラ4制御温度を1
80〜190℃と設定した。設定条件内における当社の
実験においては、まずシリコンオイル1の粘度をパラメ
ータに実験を行った結果、オイル規制層の材質、及び芯
金8の小孔の大きさにかかわらず、粘度が4万C8以下
ではオイル汚れが生じ、粘度が10万6S以上ではオイ
ル塗布ムラが生じる結果となった。次に、オイル規制層
12として耐熱性不織布の材質についてであるが、当社
の実験においてはノーメックスペーパが最も均一にオイ
ル規制できる結果となった。更に、シリコンオイル1の
粘度を4万〜10万C8の範囲に固定し、かつオイル規
制部材12をノーメックスペーパとして、芯金8に設け
られた小孔の大きさと数をパラメータに実験を行った結
果、装置が許容する最大用紙幅をA4サイズとすると、
小孔の大きさがφ0.8〜φ1.2で、かつ穴数が10
〜20個であることが最適にシリコンオイル1を塗布す
る条件であることが判った。
第3図は本発明の一実施例である。加熱ローラ4は図示
せぬ押付機構と回転機構により加圧ローラ10に押付け
られ回転し、用紙21上に転写されたトナー像を定着す
る。加熱ローラ4は、温度センサ18により180〜1
90℃に制御されている。また、加熱ローラ4表面はト
ナーと離型性を得るために、PFA樹脂にてコーティン
グされている。用紙21は、入口側ペーパガイド19上
を通り、加熱ローラ4と加圧ローラ10によって定着搬
送され1分離爪14によって加熱ローラから剥離され、
出口側ペーパガイド2oを通り排出される。定着時に生
じたトナーによる汚れ(オフセット)を除去するために
、シリコンゴム等でできたクリーニングローラ16をス
プリング15を介して加熱ローラ4に押付けて、加熱ロ
ーラ4をクリーニングする。オイル塗布ローラ17は、
前記クリーニングローラ17よりも下流側に配し、図示
せぬ機構により、前記加熱ローラ4上に平行に、かつ従
動してオイル塗布ローラ17が回転するように配設され
ている。
せぬ押付機構と回転機構により加圧ローラ10に押付け
られ回転し、用紙21上に転写されたトナー像を定着す
る。加熱ローラ4は、温度センサ18により180〜1
90℃に制御されている。また、加熱ローラ4表面はト
ナーと離型性を得るために、PFA樹脂にてコーティン
グされている。用紙21は、入口側ペーパガイド19上
を通り、加熱ローラ4と加圧ローラ10によって定着搬
送され1分離爪14によって加熱ローラから剥離され、
出口側ペーパガイド2oを通り排出される。定着時に生
じたトナーによる汚れ(オフセット)を除去するために
、シリコンゴム等でできたクリーニングローラ16をス
プリング15を介して加熱ローラ4に押付けて、加熱ロ
ーラ4をクリーニングする。オイル塗布ローラ17は、
前記クリーニングローラ17よりも下流側に配し、図示
せぬ機構により、前記加熱ローラ4上に平行に、かつ従
動してオイル塗布ローラ17が回転するように配設され
ている。
本装置においては、パワーオン直後から、オイル塗布ロ
ーラ17は加熱ローラ4によって加熱され、芯金8内部
のシリコンオイル1の粘度が下がり、オイル規制層12
に芯金8に設けられた小孔を通してしみ出してきて飽和
状態となる。次に。
ーラ17は加熱ローラ4によって加熱され、芯金8内部
のシリコンオイル1の粘度が下がり、オイル規制層12
に芯金8に設けられた小孔を通してしみ出してきて飽和
状態となる。次に。
印刷が開始されると、加熱ローラ4とオイル塗布層であ
るブラシを介して表面張力および重力により、前記加熱
ローラ4にオイルが塗布される。第3図に示した定着装
置においては、第2図に示す如く、芯金8にφ1の穴を
15設け、かつシリコンオイルlの粘度を6万C8とし
た。
るブラシを介して表面張力および重力により、前記加熱
ローラ4にオイルが塗布される。第3図に示した定着装
置においては、第2図に示す如く、芯金8にφ1の穴を
15設け、かつシリコンオイルlの粘度を6万C8とし
た。
次に、第4図を用いて、実際に印刷した場合においての
、印刷枚数と累積オイル塗布量との関係を示す。100
万枚連続印刷において、シリコンオイル1の塗布量は内
封されたシリコンオイル1のほぼ60%まで、一定に塗
布することが確認された。
、印刷枚数と累積オイル塗布量との関係を示す。100
万枚連続印刷において、シリコンオイル1の塗布量は内
封されたシリコンオイル1のほぼ60%まで、一定に塗
布することが確認された。
また、100万枚印刷後でも、オイル塗布ローラ17は
、ブラシ表面にトナー、及び紙粉等の汚れや目づまり等
は発生しなかった。また、オイル塗布ローラ17におい
ては、オイル塗布層として用いたブラシの長さ(パイル
長)を3mm+とじたが、当社の実験においてはパイル
長が2〜4mであり、かつ、加熱ローラ4に従動して回
転させることが、トナーや紙粉に対しても汚れにくいこ
とが判明した。
、ブラシ表面にトナー、及び紙粉等の汚れや目づまり等
は発生しなかった。また、オイル塗布ローラ17におい
ては、オイル塗布層として用いたブラシの長さ(パイル
長)を3mm+とじたが、当社の実験においてはパイル
長が2〜4mであり、かつ、加熱ローラ4に従動して回
転させることが、トナーや紙粉に対しても汚れにくいこ
とが判明した。
従って、オイル塗布ローラ17を用いた定着装置におい
ては、オイル塗布ローラに長期間めずまりを生ぜず、か
つ、長期間印刷待機時間があってもオイル汚れ等が発生
せずに、長期間所定のオイル供給量を保つことのできる
定着装置を提供することが可能となった。
ては、オイル塗布ローラに長期間めずまりを生ぜず、か
つ、長期間印刷待機時間があってもオイル汚れ等が発生
せずに、長期間所定のオイル供給量を保つことのできる
定着装置を提供することが可能となった。
また、本発明は、加熱ローラを使用する定着装置に適用
したものについて説明したが、本発明は定着装置に用い
られるベルト状の回転体(定着ベルト)のオイル塗布部
材としても適用できる。
したものについて説明したが、本発明は定着装置に用い
られるベルト状の回転体(定着ベルト)のオイル塗布部
材としても適用できる。
本発明実施例においては、オイル規制層に用いる耐熱性
不織布にノーメックスペーパを用いたが、他の耐熱性ペ
ーパを用いてもほぼ同様の効果が得ら九る。また、本発
明実施例においては、オイル塗布層に用いる耐熱性ブラ
シ材にPPS材を用いたが、ほかの耐熱性ブラシ材を用
いても、はぼ同様の効果が得られる。
不織布にノーメックスペーパを用いたが、他の耐熱性ペ
ーパを用いてもほぼ同様の効果が得ら九る。また、本発
明実施例においては、オイル塗布層に用いる耐熱性ブラ
シ材にPPS材を用いたが、ほかの耐熱性ブラシ材を用
いても、はぼ同様の効果が得られる。
本発明によれば、加熱ローラの表面に接触するオイル塗
布ローラのオイル塗布層である表面をブラシ状にし、か
つ前記オイル塗布ローラにオイル規制層として耐熱性不
織布を用い、かつ前記オイル塗布ローラを加熱ローラに
従動回転させることによって、加熱ローラ等の汚れがオ
イル塗布ローラに目づまりすることなく長期間にわたっ
て所定のオイル量を塗布することができ、かつ長時間印
刷待機時間があってもオイル汚れ等が発生しない、安価
で信頼性の高い定着装置を提供することができる。
布ローラのオイル塗布層である表面をブラシ状にし、か
つ前記オイル塗布ローラにオイル規制層として耐熱性不
織布を用い、かつ前記オイル塗布ローラを加熱ローラに
従動回転させることによって、加熱ローラ等の汚れがオ
イル塗布ローラに目づまりすることなく長期間にわたっ
て所定のオイル量を塗布することができ、かつ長時間印
刷待機時間があってもオイル汚れ等が発生しない、安価
で信頼性の高い定着装置を提供することができる。
第1図は本発明になる電子写真印刷装置におけるオイル
塗布ローラの一実施例を示す縦断面図、第2図は前記オ
イル塗布ローラの下穴位置展開図、第3図は本発明にお
ける定着装置の一実施例を示す概略図、第4図は本発明
におけるオイル塗布ローラの一実施例における印刷枚数
と累積オイル塗布量を示すグラフ、第5図は従来技術に
おける巻取リウェブ方式を示す概略図、第6図は従来技
術におけるフェルト毛細管現象を利用した概略図、第7
図は従来技術におけるブラシタイプのオイル塗布ローラ
の一実施例を示す縦断面図、第8図は従来技術における
定着装置の概略図、第9図は従来技術における定着装置
の印刷待機時間と累積オイル塗布量のグラフ、第10図
は従来技術における印刷枚数と累積オイル塗布量を示し
たグラフである。図において、1はシリコンオイル、2
はオイル含浸ペーパ、3は圧接ローラ、4は加熱ローラ
、5は巻取りローラ、7はフェルト、8は芯金、9はブ
ラシ、10は加圧ローラ、11はヒータランプ、12は
オイル規制層、13はオイル塗布層、14は分離爪、1
5はスプリング、16はクリーニングローラ、17はオ
イル塗布ローラ、18は温度センサ、19は入口側ペー
パガイド、20は出口側ペーパガイド、21は用紙であ
る。 特許出願人の名称 日立工機株式会社 ゲ f 図 茅 図 1ゴ 1穴&償展PA図(I/f、) 芽 う 口 を 図 卯層′j枚数(にP) 第5図 第6(21 芋 ワ 図 pp刷侍檄時間(Hl) 芽 f。 図 fp刷販軟CkP)
塗布ローラの一実施例を示す縦断面図、第2図は前記オ
イル塗布ローラの下穴位置展開図、第3図は本発明にお
ける定着装置の一実施例を示す概略図、第4図は本発明
におけるオイル塗布ローラの一実施例における印刷枚数
と累積オイル塗布量を示すグラフ、第5図は従来技術に
おける巻取リウェブ方式を示す概略図、第6図は従来技
術におけるフェルト毛細管現象を利用した概略図、第7
図は従来技術におけるブラシタイプのオイル塗布ローラ
の一実施例を示す縦断面図、第8図は従来技術における
定着装置の概略図、第9図は従来技術における定着装置
の印刷待機時間と累積オイル塗布量のグラフ、第10図
は従来技術における印刷枚数と累積オイル塗布量を示し
たグラフである。図において、1はシリコンオイル、2
はオイル含浸ペーパ、3は圧接ローラ、4は加熱ローラ
、5は巻取りローラ、7はフェルト、8は芯金、9はブ
ラシ、10は加圧ローラ、11はヒータランプ、12は
オイル規制層、13はオイル塗布層、14は分離爪、1
5はスプリング、16はクリーニングローラ、17はオ
イル塗布ローラ、18は温度センサ、19は入口側ペー
パガイド、20は出口側ペーパガイド、21は用紙であ
る。 特許出願人の名称 日立工機株式会社 ゲ f 図 茅 図 1ゴ 1穴&償展PA図(I/f、) 芽 う 口 を 図 卯層′j枚数(にP) 第5図 第6(21 芋 ワ 図 pp刷侍檄時間(Hl) 芽 f。 図 fp刷販軟CkP)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、加熱ローラと加圧ローラを有し、この両ローラ間に
トナー像を担持した支持体を通過させることによって該
トナー像を支持体上に定着する定着装置において、小孔
の開いた中空芯部材の内部に高粘度のオイルを収納し、
かつ外周部にオイル規制層として耐熱性不織布を用い、
かつ前記オイル規制層の外周部にオイル塗布層として耐
熱性繊維から成るブラシを設けたオイル塗布ローラを、
前記加熱ローラ上に平行に接触させ、前記加熱ローラに
従動して回転させることを特徴とする電子写真印刷装置
における定着装置。 2、請求項1記載のオイル塗布ローラにおいて、芯部材
内部に収納したオイルの粘度を4万CS〜10万CSと
したことを特徴とする定着装置。 3、請求項1記載のオイル塗布のローラにおいて、オイ
ル規制層に用いる耐熱性規制部材として、ノーメックス
ペーパを用いたことを特徴とする定着装置。 4、請求項1記載のオイル塗布ローラにおいて、オイル
塗布層として用いる耐熱性ブラシのパイル長を2〜4m
mとしたことを特徴とする定着装置。 5、請求項1記載のオイル塗布ローラにおいて、前記ロ
ーラ芯部材上に設けられたた小孔の穴位置範囲は、最大
用紙幅lよりも内側に設け、かつ、前記穴位置範囲より
も、外側にオイル規制層及びオイル塗布層を15mm以
上余分に設けたことを特徴とする電子写真印刷装置にお
ける定着装置。 6、請求項1記載のオイル塗布ローラにおいて、芯部材
にアルミパイプを用いたことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13575790A JPH0429279A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 電子写真印刷装置における定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13575790A JPH0429279A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 電子写真印刷装置における定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429279A true JPH0429279A (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=15159151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13575790A Pending JPH0429279A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 電子写真印刷装置における定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0429279A (ja) |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP13575790A patent/JPH0429279A/ja active Pending
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